春日市議会 2020-09-09
令和2年総務文教委員会 本文 2020-09-09
1: 開議 午前10時00分
──── ─ ──── ─ ────
◯委員長(高橋裕子君) 全員出席であります。ただいまから
総務文教委員会を開議いたします。
本日の議題はお手元の次第のとおりであります。
これより教育部の審査を行います。
なお、委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答形式で簡潔明瞭な発言を行ってください。
では初めに、第63号議案「令和2年度春日市
一般会計補正予算(第6号)」を議題といたします。
説明員の説明を求めます。神田教育部長。
2: ◯教育部長(神田芳樹君) おはようございます。教育部です。どうぞよろしくお願いします。
今回の補正予算につきましては、全庁的に、
会計年度任用職員の前歴換算に伴う補正予算が計上されておりますが、教育部の説明におきましては、前歴換算以外の事由で予算が異動したものについては、先日配付させていただいておりますこちらのA4横の
会計年度任用職員関係と表題にある資料を参照しますので、どうぞよろしくお願いします。
それでは、順次、担当課長が説明いたします。
3: ◯委員長(高橋裕子君) 高田文化財課長。
4: ◯文化財課長(高田勘治君) 令和2年度春日市
一般会計補正予算(第6号)について説明します。
こちらの補正予算書の22ページをお開きください。
5: ◯委員長(高橋裕子君) どうぞ。
6: ◯文化財課長(高田勘治君) 歳入です。16款2項6目
教育費県補助金です。1節
社会教育費県補助金の説明欄の1行目、
史跡等総合活用事業費県補助金です。大土居天神山両水城跡整備に関する樹木伐採及び発掘調査に関する補助金です。
続いてその下、
埋蔵文化財調査事業費県補助金です。
国史跡須玖岡本遺跡確認調査及び市内の確認、
試掘調査に関する補助金です。
ただいま説明しました二つの補助金については、いずれも当初予算編成費には県から次年度の補助の実施は未定とのことでしたが、今年度に入り、改めて補助可能との連絡があり、補助申請をいたしました。7月に福岡県から、令和2年度福岡県
文化財保護事業補助金の交付決定通知があったため、今回増額計上するものです。
なお、補助率は県の補助対象経費に引き直された経費の15%となっております。いずれの補助金も歳出予算を伴うものではございません。既に本年度計上しております対象経費の財源に充当されます。
7: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
8:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、同じページ、説明欄一番下の行、
スクールソーシャルワーカー配置事業県補助金です。これは、県の補助金交付要綱が年度の途中で発出され、本年度も補助事業が実施されることとなったことを受け、補正予算として計上するものです。補助は定額で、中学校6校を合わせて補正予算で計上している額の140万円が上限額となります。
6目は以上で、これで歳入補正予算の説明を終わります。
9: ◯委員長(高橋裕子君) 歳入に関して質疑をお受けします。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
10: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、歳出のほうの説明に移ってください。藤井教務課長。
11: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、歳出についてでございます。補正予算書の61ページをお開きください。
12: ◯委員長(高橋裕子君) どうぞ。
13: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 10款1項1目教育委員会費、説明欄一番上の丸、
教育委員会委員費でございます。これは
新型コロナウイルス感染防止を理由として研修会等が中止になったことに伴い、教育委員旅費を減額するものでございます。
1目の説明は以上でございます。
14: ◯委員長(高橋裕子君) 1目質疑はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
15: ◯委員長(高橋裕子君) ないようです。続いてお願いいたします。藤井教務課長。
16: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、2目事務局費、説明欄上から2段目、教育長費でございます。こちらにつきましても教育委員旅費と同様に、
新型コロナウイルス感染防止を理由として研修会等が中止になったことに伴い、教育長旅費を減額するものでございます。
17: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
18:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に同じページ、一つ下の丸、事務局事務費です。内容は3点あり、2点が
学校教育課該当分、1点が教務課該当分になります。
学校教育課該当分の1点目は、この欄の3行目、5行目、8行目の
会計年度任用職員の報酬・給料・地域手当でございます。
配付している資料、
会計年度任用職員関係のナンバー1を御覧ください。
これは、前歴換算のほか、
学校教育課職員の業務負担の軽減を図るため、本年6月1日から使送業務などを担う
会計年度任用職員の勤務形態を1日5時間勤務からフルタイム勤務へ切り替えたことなどに伴い計上したものです。この勤務形態の変更に伴い、支出予算課目が報酬から給料に変更となるため報酬の執行残を減額いたしました。また、新たに給料と地域手当を計上する必要がありますが、就学援助事務の見直しにより、1月から3月までの3か月間、雇用を予定していた事務補助の
会計年度任用職員の給料と地域手当が不要となりましたので、この不要となる額と使送業務等を担う職員分との差額について増額計上しております。
学校教育課の2点目は、この欄一番下の行の
小中学校コピー機賃借料で、入札による執行残になります。
以上です。
19: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長。
20: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、同じ説明欄上の需用費、印刷費についてでございます。
新型コロナウイルス感染症対応のための業務、
家庭学習特別支援事業として、6月2日、5日、市内の全小中学生を対象に図書カードの配付を行いました。これに際し、臨時的に封筒を1万1,434枚使用したことから、年度末までに必要となる封筒の印刷費の不足分を増額補正するものであります。
以上です。
21: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
22:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、一つ下の丸、外国語指導費です。内容は会計年度職員の報酬に関するもので、配布資料のナンバー2を御覧ください。
前歴換算のほか、
新型コロナウイルス感染症拡大を受けた臨時休校による授業時数の減を補うため、本年度は学校の夏季休業期間を短縮しております。これに伴い、
外国語活動指導員の年間雇用日数が増える見込みのため増額補正を行うものです。
以上です。
23: ◯委員長(高橋裕子君)
市場地域教育課主幹。
24:
◯地域教育課主幹(市場結実君) 次に、説明欄その下の段、
家庭学習特別支援事業費です。
新型コロナウイルス感染症対策として、市内小中学生を対象に1人2,000円分の図書カードを配付いたしましたが、配付対象者が確定したこと、配付方法を郵送から手渡しへ変更したことから、
図書カード購入費としての消耗品費及び郵便料を減額するものです。
以上です。
25: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
26:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、同じページ、一番下の丸、教育相談費、事務局から次の62ページ、一番上の丸、
教育支援センター事業費、二つ目の丸、不
登校特別対策事業費については、三つの事業費全て内容は同じで、
会計年度任用職員の給料と地域手当の前歴換算による増額補正でございます。
次に、三つ目の丸、
担任サポート事業費です。内容は、配慮を要する児童生徒の支援に当たる
特別支援教育支援員の報酬と、海外からの転入等のため日本語の語学力が不足している児童生徒の支援に当たる日本語指導員の報酬になります。配付資料はナンバー3が該当箇所です。
特別支援教育支援員については当初予算で45人分を計上していましたが、特別支援学級の数が予算編成時の想定以上になったこと、学級運営の状況などを踏まえ、前歴換算に加えて7人分を増額し、計上するものです。日本語指導員については、前歴換算のほか、夏季休業期間の短縮に伴い年間雇用日数を増やすために増額するものです。
次に、一つ下の丸、
特別支援教育事業費については、前歴換算に伴う増額補正となります。
以上です。
27: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長。
28: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、説明欄その下の段、
人権教育事業費でございます。
筑紫地区人権教育研究交流推進委員会助成金につきましては、学校現場における感染予防対策と臨時休校等に伴う学校再開後の教育課程の実施を最優先とすることから、当該委員会が本年度活動休止することに伴い、助成金の辞退を申し出られたことにより減額補正を行うものでございます。
2目の説明は以上でございます。
29: ◯委員長(高橋裕子君) 2目の質疑お受けします。質疑はありませんか。岩切委員。
30: ◯委員(岩切幹嘉君) 61ページの事務局事務費の一番下のほうの需用費の印刷費ですが、
小中学校図書カードの封筒の印刷ということでしたけども、もともとの封筒の購入費用は別の項目にあるんですか、それとも一緒になってるんですか。
31: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長。
32: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 教育委員会として、もともと封筒を使う予定の分、年間の分も想定して予算を組んでおったところでございますが、もともと在庫としては持っておりました。この在庫の分を今回、本来であれば、今年度、他の様々な
教育委員会関係の目的で使うものを、郵送では行いませんでしたが、図書カードを配付するに当たってそれぞれ封筒の中に図書カードを入れてお渡しするということで、1万1,434枚、これを使ったことで年度末までに必要となる封筒を今後準備する必要があるということで、今回補正を上げさせていただいているものでございます。
33: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。
34: ◯委員(岩切幹嘉君) では、ただ単に印刷費ですか、それとも不足する封筒も入ってるのか。ちょっとその辺が分かりにくい。
35: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長。
36: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 年度当初におきまして、まず在庫として一定量の封筒を持っております。ただ、これが年度内にそれを使っていく中で減少していく、また年度を越していくに当たっては、必要な分を確保しておく必要がある。その分の年度当初の段階でまず確保していた分がございますが、その分を使って、今回この1万1,434枚を使わせていただきました。それで、年度末に向けて、そこで大きく使わせていただきましたので、必要となる分を新たに購入させていただくために補正を組ませていただいたところです。
37: ◯委員長(高橋裕子君) 聞いてることが違う……。岩切委員。
38: ◯委員(岩切幹嘉君) ここの項目の印刷費というのは、封筒の購入費も全く入ってなくて……。
(「封筒代込みなのかって聞いてる」と発言する者あり)
39: ◯委員長(高橋裕子君) そういうことを聞いてる。印刷費ってあるから、封筒の印刷費なのか。その辺を。藤井教務課長。
40: ◯委員(岩切幹嘉君) 入ってるのか、入ってないのかだけでいいですか。
41: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 封筒代込みでございます。申し訳ありません。
42: ◯委員長(高橋裕子君) 封筒代も込み。岩切委員。
43: ◯委員(岩切幹嘉君) そういう場合、普通印刷費という項目に入れ込んでもいいんですか。購入した費用は費用で、印刷費は印刷費という別のじゃなくて、印刷費の中に封筒も購入できるということで、そういう解釈ですか。
44: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長。
45: ◯教務課長(藤井謙一郎君) いわゆる封筒の形にして、印刷物を納品していただくというふうな形で印刷費として発注させていただいているところです。
46: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。
47: ◯委員(岩切幹嘉君) 分かりやすく言うと、封筒に印刷したのが一つの商品で、これは印刷費という中に入るということですね。
48: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長。
49: ◯教務課長(藤井謙一郎君) すいません。私の説明が本当に不十分で申し訳ありません。既製の封筒を使うというふうな形ではなくて、いわゆる教育委員会用にということで、元の紙のところから印刷して、それを封筒の形にして納品していただくというふうなことで、込みでさせていただいています。すみません。
50: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。
51: ◯委員(岩切幹嘉君) どんな内容ですか。封筒があって、どんな内容を印刷してらっしゃるのか。
52: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長。
53: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 市の封筒でございますので、いわゆる市から発送しているというのが分かるように、封筒の右下の辺りにですね、市の教育委員会の担当部署の担当所管であるとか、電話番号を記載しております。
54: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。
55: ◯委員(岩切幹嘉君) 今回は図書カードの配付だから、上にそれが分かるようなことじゃなくて、何でも使えるように、図書カード以外のも使えるように、そういう印刷の内容ということの解釈でいいですか。
今回、図書カードを配付するために印刷費って上げてるから、印刷も、図書カードを何とかと印刷が入ってるのかなと思って。
56: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長。
57: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 今回、図書カードを入れさせていただいた封筒につきましては、もともと既に作っておった封筒でございますので、いわゆる図書カード用に新たに作ったものではございませんので、そういった明記した物ではない。ただし、市からお渡ししたものですよということを明らかにするために、既製の封筒ではなくて印刷されてる封筒を使わせていただいたところです。
58: ◯委員(岩切幹嘉君) 分かりました。
59: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。
60: ◯委員(西川文代君) 62ページの上から3番目の三つ目の丸の
担任サポート事業費ですけれども、本当にですね、特別な支援を要する児童生徒が多くなっているということでの、プラス7人分の人件費ということですけれども、今のですね、特別な支援を要する児童生徒の状況、どういう形で令和元年度と比較してちょっと足りない状況になってるのか、そこら辺りが分かりましたら教えてください。
61: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
62:
◯学校教育課長(今福保幸君) 先に学級数で申し上げますと、今年の5月1日現在の特別支援学級の数というのが、小学校が58、中学校が19の計77学級です。昨年度の同日ではですね、小学校が49、中学校16の65学級でございます。数としては、小学校が9学級、中学校が3学級増えて、計12学級増えているような状況です。
63: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。
64: ◯委員(西川文代君) 分かりました。そうしますと、小学校が9、中学校が3で12学級増えている中で、今回の予算に関しては7人分ということでしたが、というふうに説明を受けたかと思いますが、これで十分に足りるんでしょうか。12学級増えてますが、そこら辺りの考え方を教えてください。
65: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
66:
◯学校教育課長(今福保幸君) 12学級増えてるんですけど、クラスの数というのはもちろんあるんですが、学級の状況というのもございます。やはり教室から出ていってしまうとかですね、それから、隣の子にちょっかいを出すとかいうことになると、それに対応しないとクラス運営ができなくなりますので、そういったところに重点的につけていっているという形になります。
67: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。
68: ◯委員(西川文代君) やっぱり本当学校の現場って大変かと思うんですね。なかなか先生方も、大変でも自分が何とかしなくちゃいけないと思ってらっしゃる先生が多いみたいで、頑張らなきゃ、頑張らなきゃということでですね。だから、やっぱりそこはですね、どういう状況なのかしっかり確認をしてですね、十分であればいいですけれども、そこら辺は十分、7人で大丈夫というところできちっと現場の意見を聴かれたというところでよろしいですかね。
69: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
70:
◯学校教育課長(今福保幸君) 学校の要望というのはもちろんあるんですけれども、職員が現場を確認して、昨年度の配置数から減らしているとことかもあったもんですから、そういった状況を加味して配置する学校を決めております。
以上です。
71: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
72: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、説明のほうに移ってください。
今福学校教育課長。
73:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に64ページをお開きください。
2項1目の学校管理費です。説明欄一番上の丸、
学校保健事業費で、
新型コロナウイルス感染症対策として本年度はプールの使用を中止したため、
プール水質検査料が不要となり、この執行残を減額するものです。
以上です。
74: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長。
75: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、その下の段、小学校管理費(事務局)でございます。給料及び職員手当等につきましては
会計年度任用職員の人件費に係るもので、前歴加算による増額のほか、学校の休業期間短縮により任用日数が増えたことによるものでございます。
教務課関連につきましては、
会計年度任用職員関係の別添の表の4に記載しております
学校事務補佐職員につきまして、学校の休業期間短縮により任用日数が増えたことによる分を増しております。
76: ◯委員長(高橋裕子君)
市場地域教育課主幹。
77:
◯地域教育課主幹(市場結実君) 同じ説明欄、報酬、
会計年度任用職員です。別資料のナンバー5の小学校の学校司書となります。前歴換算に加え、学校の夏季休業期間の短縮により任用日数を増やしたことによる増額です。
以上です。
78: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
79:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、同じ小学校管理費の
学校教育課該当分です。内容は2点ございます。予算の該当科目は、この欄の下から3行目の
充電保管庫設置と一番下の行の
教育用ICT機器です。この二つの予算については中学校も関連がございます。
次の65ページ、二つ目の丸、中学校管理費、事務局の下から3行目の
充電保管庫設置、一番下の行の
教育用ICT機器、この2点についても、補正予算計上の主旨、内容、予算科目の合成は小学校と同じですので、配付している資料に沿って併せて説明したいと思います。よろしいでしょうか。
80: ◯委員長(高橋裕子君) お願いします。
81:
◯学校教育課長(今福保幸君) それでは、配付しておりますA4横の9月
補正予算説明資料を御覧ください。
充電保管庫設置については、資料左側の枠囲い、6月補正予算の米印のところに記載していますように、木製で箱型のものを製作して電源タップを取り付けるという簡易で安価なものを想定し、14節工事請負費として計上していたものです。
しかし、その後、執行に向けて準備する中で、資料右側の枠囲い、9月補正予算の米印のところに記載しているように、
タブレット型パソコンはフル充電となった後に節電しなければバッテリーの寿命が短くなってしまうため、その保護のためのタイマー機能が必要なことが分かりました。また、教室の電源の容量から、全台数を一度に充電することはできませんが、既製品の
タブレット端末保管庫は、収納するタブレット端末を複数のグループに振り分け充電する機能も有しており、コンセントの抜き差しの手間が不要になります。さらに、既製品の充電保管庫は以前よりも安価な製品が供給されるようになっております。これらのことなどから、備品として購入するよう方針を変更し、14節工事請負費から17節備品購入費に予算全額を組み替え、不足額について増額しようとするものでございます。
この充電保管庫の額としては、資料右側1)のとこにお示ししていますように、小学校が6,343万3,000円、中学校が2,529万1,000円、合わせて8,872万4,000円を見積もっています。加えて、資料右枠の2)にお示ししていますように、この充電保管庫のほか、
タブレット型パソコンとして小学校532台分の2,803万7,000円、中学校356台分の1,876万2,000円を見積もっています。
6月補正予算では、まず児童生徒用として、パソコン教室の既存のパソコンを含めて児童生徒1人1台相当となる不足台数を算出し、計上しておりましたが、全国的に
GIGAスクール構想が急速に進められていく中で、タブレットの活用とそれによる学びの充実を図るため、実質的な児童生徒1人1台環境の確立は不可欠であると考え、小中学校それぞれ240台を購入しようとするものです。さらに、児童生徒のICT教育を担う教師用のタブレットの確保も急務であると考え、学級数に相当する台数、小中学校合わせて408台分の購入に要する経費を計上しております。
以上のように、1)の充電保管庫、2)のタブレット端末を合わせまして、右枠の下のところにお示ししているとおり、17節備品購入費の
教育用ICT機器として、小学校9,147万円、中学校4,405万3,000円を計上するものです。なお、充電保管庫については財源として補助率2分の1の国庫補助金があり、補助要綱の発出後、次の定例会で計上を予定しております。
また、
タブレット型パソコンをはじめとする教育ICT等環境整備については、複数の臨時会と定例会で補正予算を計上しており、整理をした資料を作成し、配付をしております。後ほど御確認ください。こちらの教育ICT等環境整備状況、経常的経費を除くというA4横の表になります。
10款2項1目及び10款3項1目中学校管理費(事務局)の14節、17節については以上です。
82: ◯委員長(高橋裕子君) ただいまの説明に対して質疑をお受けします。質疑ありませんか。岩切委員。
83: ◯委員(岩切幹嘉君) この9月
補正予算説明資料の中ですが、6月の補正予算が9月で補正されたこの充電の保管庫ですね。金額にして約2,500万ぐらいの経費アップになってます。これは補助対象になっているといえどもですね、これに取り替えなくちゃいけなかった理由として、バッテリー保護のためタイマー機能が必要とありますが、もしタイマー機能というのがなかったら具体的にどういう不具合とか、どういう支障が生じるのかというのをもうちょっと詳しく教えてください。
84: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
85:
◯学校教育課長(今福保幸君) バッテリーの寿命が短くなって、バッテリーを取り替えなきゃいけなくなる。その期間がずっと短くなるというふうに製品を納入している業者から説明を受けております。
86: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。
87: ◯委員(岩切幹嘉君) ということは、経費的に見て、取り替えなかったら、コストとかいろいろ考えた場合に金額的にこっちのほうがいいということですか。それとも安全性とか、例えば何か支障があれば。そこは別にないんですか。その説明聞きよったら。
88: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
89:
◯学校教育課長(今福保幸君) バッテリーの交換はかなりの経費を要します。台数も多うございますので、しっかりしたタイマー機能をつけたほうがコスト的には安いというふうに判断をしたものでございます。
90: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。
91: ◯委員(岩切幹嘉君) 例えば、そういうバッテリー機能がなかった場合に、バッテリー自体の金額というのはある程度算出はされてるんですか。
92: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
93:
◯学校教育課長(今福保幸君) 修理という形になるんですけれども、通常は修理に出すと、工賃だけで5,000円以上取られて、それにバッテリーの部品代というのが加わってくるので、1万円は超えると、確実にということですので、こちらのほうが安価だと判断をしております。
1万台以上の台数がありますので、できるだけ故障とかがないように長く使っていきたいというふうに思っております。
94: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。
95: ◯委員(岩切幹嘉君) では、その最初の情報としては、ここまではなかったということですね。最初はこれで行けると思ってたら、どうも問題が、タイマー機能がついてないとそういうことが、後で何か確認して補正に至ったということですかね。
96: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
97:
◯学校教育課長(今福保幸君) そのとおりでございます。製作したものにタイマーを買って取り付けるというのも考えたんですが、そうするともう金額的にそんなに変わらなくなりますので、そうすれば、振り分け機能とか既製品のほうが優れてますので、価格が変わらないのであればもう既製品を買ったほうがいいというふうに判断したものでございます。
98: ◯委員(岩切幹嘉君) 分かりました。
99: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。迫委員。
100: ◯副委員長(迫 賢二君) それにちょっと付随して。この振り分け充電機能というのは、どんな感じなんですか。思い浮かべられないもんで。
101: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
102:
◯学校教育課長(今福保幸君) 充電保管庫は40台の端末を収納することができます。例えばそれを四つのグループに分けて、Aグループ10台、Bグループ10台、Cグループ10台、Dグループ10台というふうに振り分けまして、まずAから充電を始めて、Aグループの充電が終われば次Bグループに切り替えて、C、Dというふうにずっと切り替えていって、充電が終われば電源が落ちるという機能を持っております。
103: ◯委員長(高橋裕子君) 迫委員。
104: ◯副委員長(迫 賢二君) 結局、充電をしっぱなしにすることがバッテリーを悪くするということなんですかね。
105: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
106:
◯学校教育課長(今福保幸君) そのとおりでございます。
107: ◯副委員長(迫 賢二君) なるほど。分かりました。
108:
◯学校教育課長(今福保幸君) フル充電になったらその時点で充電をやめないと、タブレットのバッテリーの寿命がどんどん短くなっていくというふうに説明を受けております。
109: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。
110: ◯委員(西川文代君) ちょっと予算的なこと、金額の件ですけれども、この充電保管庫に関しては国庫補助金が2分の1出るというふうに捉えてて、そこは間違いないですか。
111: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
112:
◯学校教育課長(今福保幸君) 詳細はですね、補助要綱を見ないといけないんですが、国から来てる説明資料では補助率2分の1というふうに示されております。
113: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。
114: ◯委員(西川文代君) そしたら、ちょっと次はタブレット端末の件ですけれども、これは小中学校、児童用、生徒用、教師用ということですけれども、それ全て同じ金額のタブレットというふうでよろしいですか。
115: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
116:
◯学校教育課長(今福保幸君) はい。同じ仕様のもので想定をしております。
117: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。
118: ◯委員(西村澄子君) ちょっとですね、計算してみたんですけれども、1台ですね、税込だと思いますけれども、5万2,000幾らかになるかと思うんですけれども、たしか国のほうが1台当たり4万5,000円という上限があったと思いますが、それにはみ出しているという、ちょっとそれよりも高いという形で捉えてよろしいですか。
119: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
120:
◯学校教育課長(今福保幸君) 国が設定している4万5,000円の価格に含まれているのは、タブレットの本体と管理ツールと呼ばれるソフトですね。ログインとか、盗難されたときの機能停止とか、そういった管理をするためのツール。ここまでが国の助成対象で、開封して展開する費用だとか、最初の設定する費用というのは含まれておりません。だから4万5,000円に税別7,000円、これが設定費、それと台数にもよるんですが、大体1学校10万円ぐらいの搬入・展開費用というのが必要となってきます。
以上です。
121: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。
122: ◯委員(西川文代君) 確認ですけれども、その税抜7,000円ですか、税抜7,000円の分がそれは市の持ち出しになるということですね。国庫補助の対象にならないということですか。
123: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
124:
◯学校教育課長(今福保幸君) 補助金の枠対象外になります。
125: ◯委員(西村澄子君) 分かりました。
126: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。川崎委員。
127: ◯委員(川崎英彦君) タブレット端末の購入なんですけど、今度は小学校で240、中学校で240ということ、実質的な1人1台ということなんですけど、これは前に手当した240台はそのまま置いて、新しく今回1人1台として用意するという理解でよろしいですか。
128: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
129:
◯学校教育課長(今福保幸君) 説明の中で申し上げましたとおり、既存のパソコン、デスクトップとかノートパソコンとか、そういうものも全部入れて1人1台相当で算出しておりましたが、やはりそれじゃいかんだろうということで、実質的に1人1台になるように、全員にタブレットが行き渡るように購入するものでございます。パソコン教室のパソコンについては、今後、整理をしていくと。どういうふうにするかというのはですね、検討していくようになります。
130: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。
131: ◯委員(川崎英彦君) すみません、確認ですけど、児童用のデスクトップとかあったんですかね。
132: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
133:
◯学校教育課長(今福保幸君) パソコン教室に置いているものですので、デスクトップも当然ございます。
134: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。
135: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございます。そうすると、この240台、もともとは計算の中に入れていた240台、今少し説明に言われましたけど、活用は、当然もう購入しようとする計画を立てた時点で、残った物の活用も含めてですね、検討されていると思うんですけど、それはどういうふうに活用すればいいと考えてらっしゃいますか。
136: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
137:
◯学校教育課長(今福保幸君) 今度購入するのは、クロームブックといわれるOSがグーグルが提供しているものになります。かなり使い勝手が違うところもあります。ソフトウエアを入れない形になりますので、だから逆に、ウィンドウズで特定のソフトを使わなきゃいけないときはパソコン教室のパソコンを使わなきゃいけないのかなと。特に中学校のほうはですね、特定のソフトで授業をする場合があるようですので、今後のクロームブックのほうも準備、ソフトのほうはそういう特殊なものもですね、提供されていくとは思いますが、今の中でウィンドウズしかないということになれば、そちらを活用せざるを得ないのかなと考えております。
138: ◯委員(川崎英彦君) 分かりました。ありがとうございます。
139: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西村委員。
140: ◯委員(西村澄子君) すいません、64ページです。小学校の管理費の事務局ということで、今回、
会計年度任用職員、学校事務補佐の職員が夏季休業中のために高額というか、増になられていると思うんですけど、例えば学校が休校中はその方たちは出勤されてたんでしょうか。
141: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長。
142: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 学校休校中につきましては、この
学校事務補佐職員は出勤にはなってない状況でございます。
143: ◯委員長(高橋裕子君) 西村委員。
144: ◯委員(西村澄子君) ということは、そのときは出勤になってなくて、そのときに金額は発生されませんよね。それから精査して、今回、夏季休業中の増ということになるんですか。これとは別になるんですか。
145: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長。
146: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 勤務の内容におきまして、在宅勤務、いわゆる自宅においても勤務できる部分については在宅勤務期間ということで、いわゆる出勤扱いというふうな形を取っておる分もございますので、そういった分も、いわゆる完全に出勤ではない状態の分につきましては減額となってまいりますが、在宅で勤務していた部分につきましては、いわゆる勤務したと同等の勤務日数として換算させていただいております。
147: ◯委員長(高橋裕子君) 西村委員。
148: ◯委員(西村澄子君) では、確認ですけど、休校中に当たっても在宅勤務中であっても、勤務ですかね、費用というか、そういう給料は発生しているということなんですね。
149: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長。
150: ◯教務課長(藤井謙一郎君) そうですね。実際に在宅勤務というふうな形でこちらのほうから指定した分につきましては、いわゆる勤務扱いというような形で、いわゆる給料、費用は発生しているというふうな形になっております。
151: ◯委員長(高橋裕子君) 西村委員。
152: ◯委員(西村澄子君) ということは、今回この計上されていることは、あくまでも夏季休業中で夏休みが増になったというか、短くなったということによっての金額のみということになるんですね。
153: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長。
154: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 今おっしゃられますとおり、今回の夏休みの期間が変更になったことに伴う分の増額分でございます。
155: ◯委員(西村澄子君) ありがとうございます。
156: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
157: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、続いての説明をお願いいたします。
2目教育振興費から。2目ですかね。
今福学校教育課長。
158:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、2目の教育振興費になります。同じページ、一つ下の丸、教育振興費、小学校事務局です。内容は、負担金、補助及び交付金で修学旅行等における3密回避のための追加経費に対し助成を行おうとするものです。
具体的には、3密対策としてバスの台数や宿泊する部屋数の増を行ったときに追加で必要となる経費を助成対象として想定しております。
2目は以上です。
159: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長……。2目は以上ね。じゃあ、2目で切ろう。
西川委員。
160: ◯委員(西川文代君) ただいま修学旅行……。いいですか。
161: ◯委員長(高橋裕子君) いいですよ。
162: ◯委員(西川文代君) 今、御説明いただきました修学旅行等感染症対策補助金の件ですけれども、1,021万ということでですね、一応、小学校の修学旅行で、もう実施するという形になっている学校がありましたら教えてください。
163: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
164:
◯学校教育課長(今福保幸君) 今のところですね、中止とか延期するという学校は、報告は上がっておりません。予定どおり実施ということでございます。ちなみに、天神山小学校が今日出発しております。
165: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。
166: ◯委員(西川文代君) そうしますと……、よろしいですか。
167: ◯委員長(高橋裕子君) いいですよ。
168: ◯委員(西川文代君) いいですか。12小学校全て、小学校は行うということですか。
169: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
170:
◯学校教育課長(今福保幸君) 感染症拡大の状況はずっと見ておかなきゃいけないと思っておりますが、落ち着いている状況であれば、今と変わらないレベルであれば実施することになります。
171: ◯委員長(高橋裕子君) いいですか。
172: ◯委員(西川文代君) はい。
173: ◯委員長(高橋裕子君) 迫委員。
174: ◯副委員長(迫 賢二君) すみません、それに関連してですね、何と言いますかね、これはあくまでも修学旅行という形になってますけど、5年生がするやつがあるじゃないですか。自然教室。あれもバスを増やしたりとかする、予算とは関係ないですよね。
175: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
176:
◯学校教育課長(今福保幸君) その分も想定して含まれております。修学旅行等の「等」がそこに該当するところです。メインは、修学旅行が一番経費的にはかかりますので、修学旅行というふうに名称をつけておりますが、「等」のところに社会科見学だとか自然教室だとか、そういったもののバスの台数の増というのを含めております。
以上です。
177: ◯副委員長(迫 賢二君) ありがとうございます。
178: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
179: ◯委員長(高橋裕子君) それでは、次に移ってください。
今福学校教育課長。
180:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、65ページを御覧ください。
3項1目の学校管理費になります。説明欄一番上の丸、
学校保健事業費で、
新型コロナウイルス感染症対策として今年度は小学校と同様にプールの使用を中止したため、
プール水質検査料が不要となり、この執行残を減額するものです。
以上です。
181: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長。
182: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、説明欄下の段、中学校管理費(事務局)でございます。給料及び職員手当等につきましては、
会計年度任用職員関係の別添の表6に記載しております中学校校務員でございます。前歴加算のほかに、学校の休業期間短縮により任用日数が増えたことによる分も補正増しております。
以上です。
183: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
184:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、同じ中学校管理費の
学校教育課該当分です。
説明欄の下から3行目の
充電保管庫設置と一番下の行の
教育用ICT機器で、先ほど小学校分と併せて説明したとおりでございます。
1目は以上です。
185: ◯委員長(高橋裕子君) 1目質疑ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
186: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、続いての説明をお願いいたします。
今福学校教育課長。
187:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、2目の教育振興費になります。同じページ、一つ下の丸、教育振興費(中学校事務局)です。
内容は大きく3点ございます。1点目はこの欄の3行目の
会計年度任用職員の報酬で、前歴換算により増額計上するものです。2点目は、この欄の5行目の楽器搬送手数料、7行目の会場使用料、8行目の車借り上げ料で、
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、本年度の春日市立中学校吹奏楽部合同演奏会及び春日市立中学校合同合唱祭を中止したため、この三つの予算が不要となり、執行残を減額するものでございます。
3点目は、欄の一番下の行の負担金、補助及び交付金で、小学校と同様に、修学旅行等における3密回避のための追加経費に対し、助成を行おうとするものでございます。
2目は以上です。
188: ◯委員長(高橋裕子君) 2目質疑ございますか。西川委員。
189: ◯委員(西川文代君) 今のところですけど、65ページの下から一番目の丸のところですが、会場使用料が91万6,000円ということですけど、合同演奏会とか合同合唱祭ですかね、中止したということですけど、通常はどちらで行われての91万……。
190: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
191:
◯学校教育課長(今福保幸君) 会場は、ふれあい文化センターを想定しておりました。
192: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。
193: ◯委員(西川文代君) ふれあい文化センター等をこうやって学校教育に使用する場合というのは、多分、通常の金額と全く同じなんでしょうか。それとも減免があるんでしょうか。
194: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
195:
◯学校教育課長(今福保幸君) すみません、ちょっと手元に資料を持ち合わせてない……。
(「通常どおり」と発言する者あり)
通常どおりということでございます。
196: ◯委員(西川文代君) 分かりました。
197: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
198: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、では、続いての説明をお願いいたします。三丸地域教育課長。
199: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 66ページをお開きください。
10款4項1目社会教育総務費です。説明欄一番上の丸、社会教育総務事務費、こちらは
会計年度任用職員の前歴換算による増額でございます。
次の丸、星の館管理費です。星の館管理運営委託料になります。
星の館は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2月28日から5月21日まで臨時休館をしておりました。今回の補正は、休館期間中の業務内容等を事業者と協議し、精査した結果、4月分の委託料の一部を減額するものです。4月分の委託料につきましては、通常開館時と休館中に行う業務とを比較して算出し、人件費に相当する分の一部を減額しております。減じた額は月額委託料の約3割でございます。
なお、5月につきましても引き続き休館をしておりましたが、緊急事態宣言解除後の開館に向けた準備等を行っており、5月22日からは再開しておりますので、減額は行っておりません。
そして、次の段、次の丸、家庭教育基盤形成事業費です。子育て講演会講師謝金及び託児謝金です。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、例年1月末から2月初旬に行っている入学説明会での講師を派遣した子育て講演会を中止し、説明会全体の所要時間の短縮を図ります。また、講演会に伴う託児につきましても行わないこととしたため、減額するものです。
なお、講師による講演は中止いたしましたが、事業の重要性を鑑み、紙面等により家庭教育の重要性に関する情報提供を行ってまいります。
その下の段、学校施設開放事業費です。学校開放施設管理業務委託料になります。この業務は、放課後子ども教室事業等で学校施設を使用する際に施設管理業務を行うものです。新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、当初利用を計画していた団体に今後の実施について確認したところ、活動内容を変更するなど施設使用の回数は少なくなることを確認しましたので、執行見込み残額を減額するものです。
次の丸、放課後子ども教室事業費です。こちらは
会計年度任用職員の前歴換算による増額です。
1目は以上です。
200: ◯委員長(高橋裕子君) 1目質疑ありますか。岩切委員。
201: ◯委員(岩切幹嘉君) 66ページの説明欄の3番目ですけども、家庭教育基盤形成事業費の中の講師謝金の減額ですけども、主催者側の都合というか、中止にした場合、講師さんがスケジュールを押さえているという関係で、謝金の保障とかいうのは、問題は別に起こってないんですか。
202: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。
203: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) こちらの講師につきましては、実施を決定してから講師をお願いするものですので、現在のところ、既にお願いしているところはございません。
204: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。藤井委員。
205: ◯委員(藤井俊雄君) 66ページの上から二つ目の丸の星の館管理費の減額の件ですが、ほかのスポーツ施設等の指定管理の部分では、支援費について、減額ではなく増額、休んだことによって増額をしているところがあるんですが、この分については、休んで、協議により減額ということになっておりますが、その辺はもう少し詳しく説明していただきたいと思うんですが。管理会社については、人件費をやっぱり年間でですね、雇ってる人に払ったりしてるんではないかと思うので、その辺の差がどうなのかなと思うんですが、いかがでしょうか。
206: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。
207: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) スポーツセンター、文化施設につきましては、指定管理で収入が発生いたします。星の館につきましては、使用料等を含んでいませんし、こちらは指定管理ではなく委託業務になっておりますので事業者への収入がございません。ですので、他の指定管理については、その収入と人件費相当の経費にかかる費用を相殺して、増額で算出しているかと思いますが、星の館については、もうこちらのほうで事業を、休館することにより実質的にそちらで勤務をする、業務をすることがありませんので、経常経費等の部分については、委託料を通常お支払いしますけれども、人件費分は通常時と休館時の業務内容等を事業者のほうと相談させていただき、今回減額するというふうになっております。
208: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井委員。
209: ◯委員(藤井俊雄君) その辺、協議でですね、先方が納得されてることであればそれはそれとして構わないのかもしれませんが、委託してる企業としては、年間を通してですね、人を雇ったということもあると思うんでですね、雇われている人にとっては、収入減ということで生活にもかかってくるかという部分もあるかと思うんでですね。難しいところもあるかと思いますが、今後は、ちょっとある意味、平等性を欠くこともあるのかなという気もしますので、今後また同じような対応も必要なのかなという気がするということで、ちょっと申し上げておきます。
以上です。
210: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
211: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、次の説明をお願いいたします。三丸地域教育課長。
212: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) それでは、同じ66ページ、下から二つ目の丸になります。
10款4項2目公民館費でございます。下から二つ目の丸、弥生の里児童画大賞展事業費です。委託料です。チラシ等の入札業務を行った執行残でございます。
その次の丸、中央公民館費です。67ページに続けて記載をしております。使用料及び賃借料の減額です。受講生が地域活動を開始するきっかけとなる実践につなぐ講座として昨年度から実施しています、みんなで春をつくろう学級の実施に伴う施設使用料になります。本年度も5月から実施をする予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために事業見直しを行い、9月から実施することにより、施設を使用する回数が少なくなったため執行見込み残を減額するものです。
2目は以上です。
213: ◯委員長(高橋裕子君) 2目質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
214: ◯委員長(高橋裕子君) ないようです。続いての説明をお願いいたします。高田文化財課長。
215: ◯文化財課長(高田勘治君) 同じく67ページ、10款4項4目文化財保護費です。説明欄下から二つ目の丸、文化財総務事務費です。説明欄の3行目、
会計年度任用職員の給料と、その下の行、
会計年度任用職員の職員手当、地域手当と時間外勤務手当につきましては、
会計年度任用職員の前歴換算に伴う増額です。
続けて、同じ説明欄の下から3行目、職員旅費と一番下の行、世界考古学会議大会出席負担金です。これは本年7月にチェコ共和国のプラハで開催が予定されておりました世界考古学会議第9回大会が世界的なコロナ禍の影響で次年度に延期となったことから、計上しておりました出席を予定していた職員1人分の旅費と大会への出席負担金を減額補正するものです。
次に、67ページ、説明欄の最後の丸、奴国の丘歴史資料館事業費です。
次のページ、68ページをお開きください。
説明欄の2行目、
会計年度任用職員給料とその下の行、
会計年度任用職員の地域手当につきましては、
会計年度任用職員の前歴換算に伴う増額です。
続けて、同じ説明欄の一番下の行、奴国の丘フェスタ実行委員会補助金です。これは本年度開催予定の第10回奴国の丘フェスタが新型コロナ感染症対策の観点から来年度に延期されたため、主催者であります同実行委員会への補助金の支出を見送り、当初予算に計上しております補助金の全額を減額補正するものです。
4目の説明は以上です。
216: ◯委員長(高橋裕子君) 4目質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
217: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、続いての説明をお願いいたします。
市場地域教育課主幹。
218:
◯地域教育課主幹(市場結実君) 同じく68ページ、7目の図書館費、説明欄の一番下の段、読書のまちづくり推進費です。
新型コロナウイルス感染症対策のため、市民図書館の出入口2か所にサーマルカメラを設置し、パソコン上に来館者の体温、表面温度を表示します。複数の人が同時に通過しても測定が可能であり、設定温度より高い場合には警告音と色で分かるようになっています。運用につきましては、市民図書館指定管理者と協議し、対応マニュアル等を定めて設置する予定としております。
今後とも、日本図書館協会策定の図書館における
新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドラインに沿って十分な感染症対策を講じ、市民が安心して利用できる環境を整え、図書館サービスを実施してまいります。
7目の説明は以上です。
219: ◯委員長(高橋裕子君) ただいまの説明に対し、質疑はございますか。西村委員。
220: ◯委員(西村澄子君) 今の件です。図書館にサーマルカメラを対応しているということでしたけど、今の御説明の中で、対応マニュアルを作成されたということでしたけど、今後いろいろなところで増やしていくということですので、その対応マニュアルを共有するというようなことになってるんでしょうか。
221: ◯委員長(高橋裕子君) 市場主幹。
222:
◯地域教育課主幹(市場結実君) すいません、今後定める予定で、今の段階ではまだ出来上がってはいないのですが、全庁的に導入する施設もございますので、その辺りは共有化していきたいというふうには考えております。
223: ◯委員(西村澄子君) お願いします。
224: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。
225: ◯委員(岩切幹嘉君) 今のカメラのことですけど、複数の人が来た場合、熱を測る。該当者がいた場合、これは音声で反応するんですか。該当者がいた場合の反応は。
226: ◯委員長(高橋裕子君) 市場主幹。
227:
◯地域教育課主幹(市場結実君) 警告音ですね。音とあと画面上の色で表示がされるというふうになっております。
228: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。
229: ◯委員(岩切幹嘉君) いろんなイベントがほかの場所だったらいいんでしょうけども、図書館の場所で、急に音声が出てきたりとかいうのは大丈夫なのかなと。
230: ◯委員長(高橋裕子君) 市場主幹。
231:
◯地域教育課主幹(市場結実君) パソコン上に表示されるんですが、それがカメラの設置場所からケーブルで事務室のほうまでそれを引いてきまして、事務室のほう、もしくはカウンターの奥のほうで対応ができるような形で、入口のところでってことにはしないように考えております。
232: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。
233: ◯委員(岩切幹嘉君) 分かりました。では、図書館利用している方々にはほぼ気づかれないというか、迷惑にならないというか、そこ辺は大丈夫ですかね。
234: ◯委員長(高橋裕子君) 市場主幹。
235:
◯地域教育課主幹(市場結実君) 今回の設置につきましては、利用者の方に迷惑というかですね、安心して使っていただけるような形で、カメラそのものを設置していることは表示が当然必要かとは思うんですけれども、そのことで、例えばとがめるとかですね、そういった形にはもちろんならないように。一般的にこういった対策をして利用していただいていますというところで、どちらかというとむしろ安心感を与えるような形で運用していきたいというふうには考えております。
236: ◯委員(岩切幹嘉君) 分かりました。
237: ◯委員長(高橋裕子君) いいですか。
238: ◯委員(岩切幹嘉君) はい。
239: ◯委員長(高橋裕子君) では、ここまででちょっと暫時休憩いたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前10時57分
再開 午前11時02分
──── ─ ──── ─ ────
240: ◯委員長(高橋裕子君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
それでは、続いての説明をお願いいたします。藤井教務課長。
241: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、引き続きまして補正予算書の69ページを御覧いただいてよろしいでしょうか。
242: ◯委員長(高橋裕子君) どうぞ。
243: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 10款5項4目学校給食費、説明欄の一番下の段、小学校給食管理費(事務局)でございます。教務課関連の会計年度職員の前歴加算による増額補正を行うものでございます。
続きまして、補正予算書70ページをお開きください。
説明欄の下の段、中学校給食管理費(事務局)でございます。こちらも教務課関連の
会計年度任用職員の前歴加算による増額補正を行うものでございます。
4目の説明は以上でございます。あわせて、歳出の説明は以上です。
244: ◯委員長(高橋裕子君) ただいまの説明に対し、質疑をお受けします。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
245: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、以上で第63号議案の審査を終了いたします。
次に、第75号議案「財産の取得について」を議題といたします。
説明員の説明を求めます。
今福学校教育課長。
246:
◯学校教育課長(今福保幸君) それでは、第75号議案について説明をいたします。議案書は23ページ、議案の要旨は10ページの中段になります。別にお配りしております第75号議案説明資料に沿って説明したいと思います。よろしいでしょうか。
247: ◯委員長(高橋裕子君) はい。
248:
◯学校教育課長(今福保幸君) それでは、第75号議案「財産の取得について」説明資料を御覧ください。
まず、1の提案理由でございます。
タブレット型パソコン、春日市立小中学校用を取得するに当たり、予定価格2,000万円以上の動産の買入れに該当するため、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により市議会の議決を求めるものでございます。
取得する財産につきましては、2(1)のところ、小中学校の
GIGAスクール構想関連の
タブレット型パソコン9,180台で、さきの6月定例会で予算の御議決をいただいたものでございます。
次に、(2)の取得の方法とその理由でございます。取得方法は、ア1)のところに記載のとおり、公募型プロポーザルによる随意契約で、2)に記載のとおり、校内情報通信ネットワーク環境整備と一括で発注を行っております。
この理由といたしましては、次のイのところにお示ししておりますように、まず、1)児童生徒1人1台相当端末の導入に当たっては、大規模なインターネット利用環境となるため、授業においてストレスなくインターネットを利用できる環境の構築、セキュリティー環境の構築、加えて、2)の市職員、学校教職員の負担が少ない効率的な運用などを検討する必要があり、金額を競う競争入札よりも事業者からの提案を受けた比較検討が可能なプロポーザル方式が適切と判断したものでございます。
また、3)校内情報通信ネットワーク環境整備とタブレット端末の設定は連携して行う必要があること。本事業で活用する国庫補助金の一部は令和元年度繰越予算の補助事業であり、国の予算は明許繰越ができないものとなることから、年度内に事業が完了できるよう、校内情報通信ネットワーク環境整備とタブレット端末の購入等を一括で発注することといたしました。また、この公募型プロポーザル方式による選考と一括発注については、8月26日の議会閉会中の委員会においても報告をさせていただいたところでございます。閉会中の委員会のときに配付した資料等を再び配付をしております。後ほど御確認ください。
以上のように、発注方法については、安定的、効率的かつ効果的なICT環境の構築について事業者からの提案を受け比較検討を行うことができる公募型プロポーザルによる選考方法を採用し、地方自治法施行令第167条の2第1項第2号の規定により、「契約でその性質または目的が競争入札に適しないものをするとき」として、随意契約の方法により相手方の選定を行っております。
なお、参加者の募集及び選考については、ウのところの1)、市ホームページに掲載して、令和2年7月27日から一般公募を開始し、8月3日に参加表明書等の提出を、8月12日に企画提案書及び見積書の提出を受け、さらに8月18日にプレゼンテーション方式で面接審査を実施し、選考を行っております。
次に、
タブレット型パソコンの取得価格につきましては、(3)記載のとおりでございます。1台当たりに換算しますと、5万21円になります。
契約の相手方については、(4)のとおり、西日本電信電話株式会社福岡支店でございます。
第75号議案の説明は以上です。
249: ◯委員長(高橋裕子君) 説明が終わりました。これより質疑をお受けします。質疑はありませんか。迫委員。
250: ◯副委員長(迫 賢二君) 夏休み前から届いている前のやつ、たしか内田洋行だったですよね。
251: ◯委員長(高橋裕子君)
今福学校教育課長。
252:
◯学校教育課長(今福保幸君) そのとおりでございます。
253: ◯委員長(高橋裕子君) 迫委員。
254: ◯副委員長(迫 賢二君) 今度また相手方が違うんですけど、その物は一緒とさっき答弁ありましたね。間違いないですか。
255: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
256:
◯学校教育課長(今福保幸君) 前回導入したのと同一仕様で仕様書に定めておりましたが、事業者からの提案は同じ機種でございました。同じメーカー、同じ機種で提案を受けております。
257: ◯委員長(高橋裕子君) 迫委員。
258: ◯副委員長(迫 賢二君) それで、前の機種はたしか夏休み前に届いた、夏休み中に初期設定か何かされて、今使える状態かどうか分かりませんけど、そういう形にしまして、今度また届きましたら、今度は新しいところに初期設定とかそういうことをされるという形でよろしいですよね。別に問題ないですよね。
259: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
260:
◯学校教育課長(今福保幸君) そのとおりでございます。
261: ◯副委員長(迫 賢二君) 分かりました。
262: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。岩切委員。
263: ◯委員(岩切幹嘉君) 今回の財産の取得について、本来、契約は競争入札が望ましいと思うんですが、大枠、随意契約の理由は御説明があったんですが、今回プロポーザルによる随意契約の中で、本市としては主にどういうところに視点を置いて、主にどういうところを選定の基準に置いてされたのか、ちょっとお願いしたい。
264: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
265:
◯学校教育課長(今福保幸君) まず第一にあるのは、ちゃんと期限に間に合わせることができるのかというところがございます。端末の調達も大量ですが、校内情報通信ネットワークですね。実はほかの事業者から聞いたところでは、全国の学校で工事が行われるので、基幹ケーブルが地球2周半するくらいの長さが必要になると。だから、そういう資材調達がちゃんとできるのか。それと、きちっとですね、機械を入れて、設定までやらないといけないので、そういったところができるか、そういう能力があるかというところ。
それと、その後の機器活用についても一定提案をさせるようにしてましたので、そういったところも含めて事業者を選定しております。安定的にですね、まず機械を、タブレットを運用できるか、期限までに入れられるか、そういったところで選定を行ったところでございます。
266: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。
267: ◯委員(岩切幹嘉君) 逆に言ったら、競争入札にした場合のデメリットがこういうところにあるというふうなことでよろしいですか。
268: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
269:
◯学校教育課長(今福保幸君) 国がタブレットに関しては4万5,000円という補助枠を示していますので、各メーカーがそれに合わせて製品を提供しております。だから、競争入札にしてもそんなに価格は変わらないんじゃないかというところで考えておりました。まずは、価格がいくら安くても期限までに納入できないと大変なことになりますので、そういったところを考えて、公募型プロポーザルという方針を取ったところでございます。
270: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。
271: ◯委員(西川文代君) 今ですね、選考の基準として、やはり期限内にというところを重要視したということで御説明いただきましたが、もしですね、仮に、仕事ってやっぱり締切りって重要だと思うんですけど、これが守れなかった場合とかいう場合は、契約の仕方の中にそういうことっていうのは何かきちっと一文明記しておくとか、そういうのはありますか。
272: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
273:
◯学校教育課長(今福保幸君) 契約書については、財政課契約検査担当が作成したひな形がございますが、そこには当然、受注者の責に帰すべき理由によって完了が遅延すれば違約金が発生するという条項はございます。
274: ◯委員(西川文代君) 分かりました。
275: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。川崎委員。
276: ◯委員(川崎英彦君) その理由の2番目に効率的な運用というふうにあるんですけど、タブレットを支給してもですね、それをどういうふうに活用していくかということが重要になってくると思うんですが、この運用というのは、そういった先生のスキルアップだったりとか、いろんな授業のやり方をサポートするようなものまで含まれてるんですか。
277: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
278:
◯学校教育課長(今福保幸君) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・活用というところはですね、この運用の中には含まれておりません。いわゆる補修的なもの、トラブルなく機械が動くというところでございます。あと、別途ですね、初期研修については今回の仕様に入れてますので、初歩的な機械の操作方法については、納入後に事業者のほうから学校の先生向けにやっていただくようになっております。
279: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。
280: ◯委員(川崎英彦君) 今回、NTTとか西日本電信とか、正式名称電信電話株式会社という大手がですね、プロバイダーの大手が受けてますので、大容量の通信に対してもですね、不安がないのかなというふうに思うんですけど、これ、一般的な光回線じゃなくて、特別に学校用の何か大規模回線みたいなものがあるんですかね。そういったものを用意されてるんですか。
281: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
282:
◯学校教育課長(今福保幸君) インターネット回線については、これ前回の定例会で通信料として上げておりましたが、通常の光回線を利用するということでございます。
校内の回線については、光が出始めた頃の10(テン)・100(ヒャク)ベースというんですかね、電話ベースのもので、非常に細い回線になってます。だから、ここに一度に端末をつなぐと情報が渋滞を起こして、タブレットが思うように動かなかったり、固まったりしてしまったりすることになりますが、それを光回線は10ギガにするというのが国の仕様で、枝線は1ギガ、そういうふうに更新していきます。能力がないところはですね。ですので、そこは張り替えをするということでございます。
283: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。
284: ◯委員(川崎英彦君) ごめんなさい、数字はちょっと僕も不得手でよく分からないんですけど、つまり、全ての生徒が一気に使っても大丈夫なようにはなってるということですか。それとも、時間帯によって使い分けして、スケジュールを組んでやるというふうな感じになるんですか。
285: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
286:
◯学校教育課長(今福保幸君) 学校の授業の計画にはよりますけども、全校一斉に使うことはあまりないんじゃないかと思いますが、それでも大丈夫なようになっております。かなり回線が太いので。ということでございます。
287: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。
288: ◯委員(西川文代君) 今回のですね、取得方法を公募型プロポーザルによる随意契約にしたところの理由ですね。市や学校の職員の負担が小さいような形を目指していきたいというふうでしたが、学校の職員の方の負担というのはすごく理解できるんですけど、この
GIGAスクール構想を実施するに当たって、こういう導入とかにおいて、市の職員の負担というところはどういうふうなところが出てくる可能性があるからこういう形を取られたんでしょうか。
289: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
290:
◯学校教育課長(今福保幸君) 何かインターネットつながらないとか、マシンが動かないとかトラブルがあれば、まず学校の職員で対応しようすると思うんですが、そこで対応できなければ必ず教育委員会のほうに連絡があって、こちらで対応するということになります。
台数が少なければそれでいいんですけれども、今度もう1万台を超える台数が入っていて、それがもう頻繁に入ってくれば通常業務に支障が出ますので、学校も当然困る、学校教育課の職員も困るということになるので、そういうところをきちっと整理をしたいということでございます。
291: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。
292: ◯委員(西川文代君) 確認です。おっしゃることは本当によく分かるんですけど、そういう場合に市の職員のほうに負担がかからない形で、そういう提案がこのプロポーザルであるということですかね。
293: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
294:
◯学校教育課長(今福保幸君) 今回の見積金額の中には含まれてませんが、こういったことをしたほうがいいですよというのは提案を受けています。
295: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。
296: ◯委員(西川文代君) では、そういう追加のサービスというかですね、アフターフォローのそういう部分を考えてということですかね。
297: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
298:
◯学校教育課長(今福保幸君) その部分も、評価のメインではありませんけどですね、そこも見させていただいてます。
299: ◯委員(西川文代君) 分かりました。
300: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
301: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので。神田教育部長。
302: ◯教育部長(神田芳樹君) 先ほど今副課長の発言の中で、・・・・に関する発言があったと思いますけれども、取消しをお願いしていただけたらと思いますが。よろしいでしょうか。
303: ◯委員長(高橋裕子君) 皆さん、よろしいですね。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
304: ◯委員長(高橋裕子君) じゃあ、その部分は取消しをいたします。
ほかにありませんか。神田教育部長。
305: ◯教育部長(神田芳樹君) 議案ではございませんけれども、2点御報告がありますので、順次、担当課長が申し上げます。
306: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸地域教育課長。
307: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 地域教育課から、令和3年成人式の実施について、現在のところで決定している事項のみ報告をさせていただきます。
今年度の成人式ですけれども、令和3年1月11日月曜日、成人の日に、会場は以前お伝えしましたとおり、クローバープラザのアリーナ棟大ホールで実施する予定です。現在、新成人による実行委員会も設置し、実施内容等を検討しているところです。
対象者は5月1日現在の人数で1,335人です。例年、7割、75%程度の参加がありますので、約1,000人の参加が見込まれているところです。こちらにつきまして、今年度実施に当たりましては、コロナウイルス感染症の拡大防止のため3密を避けること、また、今回会場となっておりますクローバープラザの利用制限が、現在のところ収容人数の2分の1ということで、1,116人収容可能ですけれども、558人が2分の1となります。こちらを踏まえまして、成人式の式典を1月11日午前の部、午後の部と2回に分けて実施することといたします。
このことにつきましては、教育委員会会議でも御説明し、同意をいただいております。また、実行委員にも聴いたところ、やはり成人式式典は行いたい、2部制であっても行いたいという意見もありましたので、こういうことに決めております。
なお、教育委員会会議では、実施に当たって消毒のための時間を十分に確保するなど、感染予防対策を講じるようにという御意見をいただいておりますので、これを真摯に受け止めまして、今後、安全な実施に向けて実施内容等を検討してまいります。
詳細につきましては、また委員会の中でも報告をさせていただきます。
以上です。
308: ◯委員長(高橋裕子君) 委員の皆さん、何かお聞きになりたいこと。迫委員。
309: ◯副委員長(迫 賢二君) まだいろいろ決められるということですけど、午前と午後ということで分けられるということですけどね、やっぱり着物の貸付とか着付とか、何かいろいろあるじゃないですか。ですから、その辺で午前呼ぶ人、午後呼ぶ人って分けたほうがいいんじゃないかなと老婆心ながら思うんですけど、その辺はもう考えてらっしゃいますよね。
310: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。
311: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 今時点ではですね、3中学校ごとに分けようと思ってます。500人程度になるように中学校の参加者数をしていきたいと思います。広報等を行う場合はですね、そちらで参加する中学校名を出して広報しますし、個別に御案内も早めに出したいなというふうに考えております。
312: ◯委員長(高橋裕子君) 西村委員。
313: ◯委員(西村澄子君) その件について。どれぐらいをめどに出されるつもりですかね、その広報は。
314: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。
315: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 2部制とあと時間につきましては、本日議会のほうにも報告をいたしましたので、この議会終了後、もしくは内部のほうの決定事項をもって2部制と開始時間については広報しようというふうには考えております。
316: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。
317: ◯委員(川崎英彦君) 成人が18歳になってるんですけど、この間、最初は20歳でやるというか、御案内いただきましたけど、将来的に、18歳が成人ですから、どこかのタイミングで成人式は18でというふうになってくると思うんです。そういうふうな御検討はされていますか。
318: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。
319: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 18歳成人に関しましては2022年からですので、来年度、令和4年の成人式からになりますが、現在のところは20歳でというふうに決定をしていますので、今現在18歳にということでは検討は始めておりません。
320: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
321: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、続いての報告を。高田文化財課長。
322: ◯文化財課長(高田勘治君) 文化財課から、大変恐縮ですが、令和2年度考古企画展、春日市の遺跡から出土した木製品の紹介をさせていただきます。本日お配りしていますチラシを御覧いただけますでしょうか。
令和2年10月3日から11月3日まで、奴国の丘歴史資料館特別展示室にて開催をいたします。発掘調査におきまして、有機物であります木製品が出土するということはめったにございませんが、低地、例えば泥炭層などから木製品が出土することがございます。木製品は当時の人々の生活を考える上で大変貴重な資料でして、非常に保存も難しいということで、ふだんは特別収蔵庫に保管されております資料などもですね、今回の展示で見ることができるということで公開を予定しております。
文化財課からの説明は以上です。
323: ◯委員長(高橋裕子君) 質疑はありますか。川崎委員。
324: ◯委員(川崎英彦君) 御案内ありがとうございます。とても興味がある、いつもですね、展示会とか行かせていただいて、時代背景とかがですね、テキストの中に漏れてて、あんまりよく比較ができないんですよね。何年前のものなのかとかいうのは、明確に比較でぽんぽんぽんと出されると非常に興味をそそるんだろうなと思うんですけど、今回そういうふうなことは御検討されていますか。
325: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。
326: ◯文化財課長(高田勘治君) 今、委員から御意見いただいたものを参考にして、まだこれからですね、工夫はできると思いますので、参考にしながら検討したいと思います。ありがとうございます。
327: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。
328: ◯委員(川崎英彦君) とてもいい企画なので、ぜひいろんな世代が集まれるように、よろしくお願いします。
329: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
330: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですね。それでは、神田教育部長。
331: ◯教育部長(神田芳樹君) 教育部からの説明及び報告は以上でございます。
332: ◯委員長(高橋裕子君) それでは、教育部の審査及び報告事項を終了いたします。
ここで執行部の方が退席されますので、暫時休憩いたします。
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休憩 午前11時25分
再開 午前11時26分
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333: ◯委員長(高橋裕子君) 引き続き、委員会を再開します。
以上で本日予定されておりました日程は全て終了いたしました。次回の委員会は9月17日木曜日午前10時から、付託議案の採決及び委員長報告案の調整となっております。
その他、委員から何かございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
334: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、以上で本日の
総務文教委員会を散会いたします。お疲れさまでした。
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散会 午前11時26分...