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  1. 春日市議会 2021-03-19
    令和3年第1回定例会(第6日) 本文 2021-03-19


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前10時00分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯議長(松尾徳晴君) おはようございます。9番白水祥太郎議員から、本日の会議を欠席する旨の届出があっております。定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしております議事日程第6号のとおりであります。                ──── ─ ──── ─ ────  ┌───────────────────────────┐  │日程第1 総務文教委員会審査結果報告、質疑、討論、採決│  └───────────────────────────┘ 2: ◯議長(松尾徳晴君) 日程第1、第5号議案、第6号議案及び第22号議案を一括議題といたします。  総務文教委員会の審査結果の報告を求めます。  総務文教委員長高橋裕子議員。 3: ◯総務文教委員長高橋裕子君)〔登壇〕 総務文教委員会委員長高橋裕子です。  本定例会において付託を受けております議案のうち、さきに議決した、補正予算議案を除く議案3件について、審査結果の報告をいたします。  初めに、第5号議案「春日市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について」であります。  本案は、効果的かつ効率的な行財政運営に資するため、職員の定数を見直すものであります。  審査の過程で、今回の職員定数の変更により職員の業務に影響はないのかとの質疑が出され、執行部から、今後を見据えた変更であり、影響はないと考えているとの説明がなされました。  それに対して、今後も業務量と職員数のバランスを検討していただきたいとの意見が出されました。  採決の結果、全員が原案を可決することに賛成いたしております。  次に、第6号議案「春日市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定について」であります。  本案は、固定資産の価格に係る不服審査の手続における利便性の向上等を図るため、審査申出書への押印を不要とすること等に関し、所要の規定の整備を図るものであります。
     審査の過程で、押印廃止の手続はこれで完了かとの質疑が出され、執行部から、条例については完了する、規則や要綱等については、年度末に特例規則の制定により一括して廃止する予定であるとの説明がなされました。  採決の結果、全員が原案を可決することに賛成いたしております。  次に、第22号議案「財産の取得について」であります。  本案は、令和3年度中学校教師用指導書を取得するに当たり、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、市議会の議決が求められたものであります。  採決の結果、全員が原案に同意することに賛成いたしております。  以上で、総務文教委員会の審査結果の報告を終わります。 4: ◯議長(松尾徳晴君) ただいまの総務文教委員長の報告に対し、まず初めに質疑に入ります。  第5号議案、第6号議案及び第22号議案に対して、質疑の通告はありませんでした。  これをもって、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。  第5号議案、第6号議案及び第22号議案に対して、討論の通告はありませんでした。  これをもって、討論を終結いたします。  直ちに採決に入ります。  第5号議案「春日市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について」、総務文教委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 5: ◯議長(松尾徳晴君) 全員賛成であります。よって、第5号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第6号議案「春日市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定について」、総務文教委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 6: ◯議長(松尾徳晴君) 全員賛成であります。よって、第6号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第22号議案「財産の取得について」、総務文教委員長の報告は同意であります。  本議案について、同意することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 7: ◯議長(松尾徳晴君) 全員賛成であります。よって、第22号議案については同意することに決定いたしました。                ──── ─ ──── ─ ────  ┌───────────────────────────┐  │日程第2 市民厚生委員会審査結果報告、質疑、討論、採決│  └───────────────────────────┘ 8: ◯議長(松尾徳晴君) 日程第2、第1号議案を議題といたします。  ここで、地方自治法第117条の規定により、7番飯田浩昭議員には退席をお願いいたします。                   〔飯田浩昭議員退場〕 9: ◯議長(松尾徳晴君) 市民厚生委員会の審査結果の報告を求めます。  市民厚生委員長内野明浩議員。 10: ◯市民厚生委員長内野明浩君)〔登壇〕 市民厚生委員会委員長内野明浩です。  本定例会において付託を受けました議案のうち、さきに議決した補正予算議案を除く、人事案件4件、条例案件2件、予算案件3件について、審査結果の報告をいたします。  初めに、第1号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」であります。  本案は、人権擁護委員任期満了に伴い、引き続き、飯田浩昭氏を委員の候補者として推薦することについて、市議会の意見が求められたものであります。  採決の結果、全員賛成により原案に同意することにいたしております。 11: ◯議長(松尾徳晴君) ただいまの市民厚生委員長の報告に対し、まず初めに質疑に入ります。  第1号議案に対して、質疑の通告はありませんでした。  これをもって、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。  第1号議案に対して、討論の通告はありませんでした。  これをもって討論を終結いたします。  直ちに採決に入ります。  第1号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」、市民厚生委員長の報告は同意であります。  本議案について、同意することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 12: ◯議長(松尾徳晴君) 全員賛成であります。  よって、第1号議案については同意することに決定いたしました。  それでは、ここで、飯田浩昭議員の除斥を解除いたします。                   〔飯田浩昭議員入場〕                ──── ─ ──── ─ ────  ┌───────────────────────────┐  │日程第3 市民厚生委員会審査結果報告、質疑、討論、採決│  └───────────────────────────┘ 13: ◯議長(松尾徳晴君) 日程第3、第2号議案から第4号議案まで、第7号議案、第8号議案及び第17号議案から第19号議案までを一括議題といたします。  市民厚生委員会の審査結果の報告を求めます。  市民厚生委員長内野明浩議員。 14: ◯市民厚生委員長内野明浩君)〔登壇〕 市民厚生委員会委員長内野明浩です。続けて報告させていただきます。  次に、第2号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」であります。  本案は、人権擁護委員任期満了に伴い、引き続き、松里裕三子氏を委員の候補者として推薦することについて、市議会の意見が求められたものであります。  採決の結果、全員賛成により原案に同意することにいたしております。  次に、第3号議案及び第4号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」であります。  これら2議案は、人権擁護委員任期満了に伴い、その後任委員の候補者として、井上善宏氏を、同じく溝口一孝氏を推薦することについて、市議会の意見が求められたものであります。  採決の結果、第3号議案及び第4号議案について、全員賛成により原案に同意することにいたしております。  次に、第7号議案「春日市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」であります。  改正の内容は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴い、所要の規定の整備を図るものであります。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第8号議案「春日市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」であります。  改正の内容は、令和3年度から令和5年度までの間における介護保険給付等に対応するため、第1号被保険者の保険料の額を改定するとともに、介護保険法施行令の一部改正等に伴い、所要の規定の整備を図るものであります。  改正後の保険料の額は、現行の額と比較して2.6%の引上げとなっております。  これは3年前の3.6%の引上げと比べて抑えられたものであります。  なお引き続き、保険料第1段階から第3段階までの被保険者を対象に、令和元年度から消費税引上げ財源による国、県、市の公費投入により、介護保険料の低所得者軽減強化を行っております。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第17号議案「令和3年度春日市国民健康保険事業特別会計予算について」であります。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ96億4,546万円となり、前年度比で1億9,025万2,000円、率にして1.9%の減となっております。  審査の過程で、事業費納付金について、委員から、一般被保険者医療給付費分が減額になった要因は何かとの質疑が出され、執行部から、新型コロナウイルス感染症の影響による受診控え等を反映した推計方法を県が採用したことに伴う保険給付費の減少などであるとの説明を受けました。  また、委員から、特定健診受診率の推移はどうかとの質疑が出され、執行部から、今年度はまだ出ていないが、昨年度は28%であった。令和3年度は1.2%の上昇を見込んでいるとの説明を受けました。  また、委員から、歳入は保険税率を上げないことが大切である。また、県支出金のうち、特別交付金を増やすべきである。そのためには、保健事業の取組と成果にかかってくると考えるがとの質疑が出され、執行部から、歳入増のためには大きく二つあり、税率改定と収納率の向上、また、交付金の増加である。交付金の増は、保健事業の取組が重要であるが、健康スポーツ課国保医療課で所管がまたがるため、健康推進部として一体的に取り組んでいきたいとの説明を受けました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第18号議案「令和3年度春日市後期高齢者医療事業特別会計予算について」であります。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ15億498万9,000円となり、前年度比で5,901万9,000円、率にして4.1%の増となっております。  審査の過程で、委員から、広域連合納付金が増額になった要因は何かとの質疑が出され、執行部から、保険基盤安定負担金保険料負担金事務費負担金の増額によるものであるとの説明を受けました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第19号議案「令和3年度春日市介護保険事業特別会計予算について」であります。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ73億5,193万3,000円となり、前年度比で4億115万2,000円、率にして5.8%の増となっております。  審査の過程において、介護給付費準備基金について、委員から、令和2年度及び令和3年度の決算額をそれぞれ約8億9,000万円及び8億8,800万円と見込んでいるが、思ったほど減っていない要因は何かとの質疑が出され、執行部から、令和2年度は、給付費の実績が見込額を下回り、基金の取崩額が抑えられた。令和3年度は、令和2年度の実績を考慮した予算としたことで、基金の取崩しを微減に見込んでいるとの説明を受けました。  また、委員から、令和3年度から始まる第8期介護保険事業計画に基づき、要支援者等の自立支援、重度化防止への取組体制の強化として新たに実施される、介護予防事業地域ケア会議とはどのようなものかとの質疑が出され、執行部から、低体力者向けの転ばん塾やおたっしゃ塾に参加している高齢者に対して、本人の状況確認を行い、適切な支援につなげていくものであるとの説明を受けました。  また、委員から、これまで以上に介護予防の役割は重要だと考えるが、自分に合った介護予防をできる体制づくりとして計画されている地域リハビリテーション活動支援事業は、これまでの地域を拡大して実施されるのかとの質疑が出され、執行部から、基本的には、第7期からの取組を継続する。介護予防保健事業の一体的な取組の中で、改善できる部分は改善しながら進めていくとの説明を受けました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  以上で、市民厚生委員会の審査結果の報告を終わります。 15: ◯議長(松尾徳晴君) ただいまの市民厚生委員長の報告に対し、まず初めに質疑に入ります。  第2号議案から第4号議案まで、第7号議案、第8号議案及び第17号議案から第19号議案までに対して、質疑の通告はありませんでした。  これをもって、質疑を終結いたします。  次に、討論をお受けいたします。討論の通告がありますので、発言を許します。  1番、吉居恭子議員。 16: ◯1番(吉居恭子君)〔登壇〕 1番、日本共産党吉居恭子です。  私は、第8号議案「春日市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」、反対の立場で討論を行います。
     この議案は、3年に1度の介護保険料改定に当たり、保険料を値上げするものです。  介護保険制度は平成12年に開始され、それまで措置制度の下で、その9割に負担がなかった高齢者福祉サービスが有料化され、40歳以上の国民は保険料を負担することになりました。  制度開始時の第1号被保険者の保険料の基準額は2,828円でしたが、今度の改定で5,950円と2.1倍以上に膨れ上がり、年額にすれば7万1,400円という額になります。  また、第1号保険者中心的生活の糧である年金額の引下げ、さらには、後期高齢者医療費窓口負担の増額、介護保険料利用者負担増など、生活に使える金額は減るばかりです。  厚労省の平成30年度の厚生年金保険国民年金事業の概況のデータによると、厚生年金平均年金月額は14万3,761円です。男女別で見ると、男性の平均年金月額16万3,840円に対し、女性は10万2,558円です。75歳以上の女性の独り暮らしであれば、後期高齢者医療保険料は1万2,520円。軽減後の介護保険料は4万9,980円で、合わせると月額5,221円となり、年金からこれを引くと、収入は9万7,349円となります。さらに、国民年金受給者では、基礎年金平均年金月額は5万5,708円です。  このように、日本の高齢者の3人に2人は住民税非課税という状況です。非課税の意味するところは、その所得が生活を維持する最低限の金額だからであり、そうした高齢者からは、保険料も利用料も取るべきではないというのが本来の考え方ではないでしょうか。  今後、高齢化社会がさらに進行するに伴い、介護需要は増加し、現在の仕組みのままでは、介護保険制度は行き詰まってしまいます。  財政負担を国民と地方自治体に転嫁してきた国の責任が問われており、現在25%の国の負担を元の50%に戻すことが求められます。  地方自治体においても、負担能力を超えている保険料を抑えるために、一般財源を投入し、高齢者を支えている自治体もあります。  保険料を据え置くための施策もなく、料金の引上げを行うこの議案には反対です。  なお、第19号議案「春日市介護保険事業特別会計予算について」も、介護保険料の値上げが含まれているものであるため、反対といたします。 17: ◯議長(松尾徳晴君) 15番、船久保信昭議員。 18: ◯15番(船久保信昭君)〔登壇〕 15番、翔春会、船久保信昭です。  私は、第8号議案「春日市介護保険条例の一部を改定する条例の制定について」に賛成の立場で討論をさせていただきます。  令和22年に向け、春日市の総人口は緩やかに減少傾向にありますが、逆に、高齢者数は令和22年度までに伸び続けることが予想されております。  また、65歳から74歳までの前期高齢者数は、令和4年度以降に一旦は緩やかに減少しますが、75歳以上の後期高齢者増加傾向にあります。  介護保険サービスの提供に係る諸費用、いわゆる総給付費等の令和3年度から令和5年度までの推計は、この3年間のみでなく、団塊の世代が全て75歳以上の後期高齢者となる令和7年度、また、団塊ジュニア世代が65歳以上となる令和22年度までを視野に入れた計算になります。  令和3年度から令和5年度の3年間の総給付費等の23%は、65歳以上の第1号被保険者で賄うことになっております。  春日市では、住み慣れた高齢者の皆様が安心して暮らしていくために、様々な介護保険サービス介護予防事業が展開されております。  令和2年4月に、市内2か所目となる24時間365日対応可能な、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所、6月には市内6か所目となる小規模多機能型居宅介護事業所、先月には、特別養護老人ホームグレイシャス春日もオープンし、多くの春日市民が入所されたと聞いております。  また、この4月には、春日市東地域包括支援センターもオープンする予定です。  高齢者数の増加に伴い、要介護等認定者数も増加することが予想される今、その生活を支えるための介護保険サービスをはじめとする社会資源の整備を進める必要もあり、その結果として、総給付費等増加傾向にあります。  今後の3か年の平均給付額は、令和2年度の給付見込額と比べて115.5%の伸びが見込まれておりますが、本来、計算上で3.45%増にすべき保険料の改定を本条例案に示されている2.6%増に抑えるため、介護給付費準備基金からの取崩しを予定しております。  この準備基金は、総給付費等増加傾向にあることを考慮して、高齢者の保険料の負担が急激に増えないように、今後を見据えて計画的に活用していくものであります。  このような状況の中で、将来にわたり、安心して住み慣れた春日市で生活していくためには、応分の負担が必要と考えます。  将来の安定的な介護保険事業の運営、また、急激な保険料の負担増を起こさないためにも、今回提案されております本条例案について賛成するものであります。  皆様、御賛同のほどよろしくお願いいたします。 19: ◯議長(松尾徳晴君) 以上で、通告による討論を終わります。  これをもって、討論を終結いたします。  直ちに採決に入ります。  第2号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」、市民厚生委員長の報告は同意であります。  本議案について、同意することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 20: ◯議長(松尾徳晴君) 全員賛成であります。  よって、第2号議案については同意することに決定いたしました。  次に、第3号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」、市民厚生委員長の報告は同意であります。  本議案について、同意することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 21: ◯議長(松尾徳晴君) 全員賛成であります。  よって、第3号議案については同意することに決定いたしました。  次に、第4号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」、市民厚生委員長の報告は同意であります。  本議案について、同意することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 22: ◯議長(松尾徳晴君) 全員賛成であります。  よって、第4号議案については同意することに決定いたしました。  次に、第7号議案「春日市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 23: ◯議長(松尾徳晴君) 全員賛成であります。  よって、第7号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第8号議案「春日市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 24: ◯議長(松尾徳晴君) 賛成多数であります。  よって、第8号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第17号議案「令和3年度春日市国民健康保険事業特別会計予算について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 25: ◯議長(松尾徳晴君) 全員賛成であります。  よって、第17号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第18号議案「令和3年度春日市後期高齢者医療事業特別会計予算について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 26: ◯議長(松尾徳晴君) 全員賛成であります。  よって、第18号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第19号議案「令和3年度春日市介護保険事業特別会計予算について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 27: ◯議長(松尾徳晴君) 賛成多数であります。  よって、第19号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。                ──── ─ ──── ─ ────  ┌───────────────────────────┐  │日程第4 地域建設委員会審査結果報告、質疑、討論、採決│  └───────────────────────────┘ 28: ◯議長(松尾徳晴君) 日程第4、第9号議案、第20号議案及び第23号議案を一括議題といたします。  地域建設委員会の審査結果の報告を求めます。  地域建設委員長岩渕穣議員。 29: ◯地域建設委員長(岩渕 穣君)〔登壇〕 地域建設委員会委員長の岩渕穣でございます。  本定例会において付託を受けました議案のうち、さきに議決した補正予算議案を除く議案3件について、審査結果の報告をいたします。  初めに、第9号議案「春日市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について」であります。  開発行為により市に帰属した施設を小倉第2緑地として適正な管理を図ること、上白水緑地の廃止、白水大池公園管理棟会議室有料公園施設と位置づけること等に関し、所要の規定の整備を図るものであります。  審査の過程において、委員から、上白水緑地の廃止に関し、土地の境界についての質疑が出され、執行部から、隣接地との境界は、のり面の途中部分となる。売却の際は問題が起きないよう、重要事項等の説明を行いたいとの回答を受けました。  また、委員から、有料公園施設の使用料が、使用者のうち市民等以外の者が半数を超える場合は、2倍の使用料徴収となる規程について質疑が出され、執行部から、春日市スポーツセンター条例等でも同じ措置が適用されており、他自治体でも同様である。使用者が市民等であるかの事実確認方法については、再度検討したいとの回答を受けました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決する事にいたしております。  次に、第20号議案「令和3年度春日市下水道事業会計予算について」であります。  本案は、地方公営企業法第24条第2項の規定により、令和3年度春日市下水道事業会計の当初予算を調製したので、地方自治法第96条第1項第2号の規定により、市議会の議決を求められたものであります。  予算は、収益的収入の予定額が23億5,931万8,000円、収益的支出の予定額が18億4,845万4,000円、資本的収入の予定額が11億631万2,000円、資本的支出の予定額が21億572万3,000円となっております。  なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億9,941万1,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額6,223万円、減債積立金3億8,801万3,000円、過年度分損益勘定留保資金4億6,974万円及び当年度分損益勘定留保資金7,942万8,000円で補填するものであります。  また、令和3年度の主要な事業としては、ストックマネジメント計画に基づく汚水管路点検業務が3,000万円、汚水管路改築工事が1億円、雨水管渠改築工事が2,200万円、小倉第1雨水幹線改良工事が6,000万円、小倉第3雨水貯留施設築造工事が5億3,510万円などとなっております。  審査の過程において、委員から、年間有収水量を令和2年度当初予算と比べ2.3%の増加で見込んだ根拠についての質疑が出され、執行部から、新型コロナウイルス感染症の関係での、令和2年度中の増加見込み分と、長期休館中の春日市総合スポーツセンター温水プールが令和3年6月頃に再開予定のため、その水量分を加算して見込んでいるとの回答を受けました。  また、委員から、小倉第3雨水貯留施設築造工事の進捗についての質疑が出され、執行部から、令和2年9月に工事請負契約を締結し、同年11月中旬から現地の工事を実施している。完了予定は令和4年3月末であるとの回答を受けました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第23号議案「市道路線の認定について」であります。  本案は、道路法第8条第1項の規定により市道路線を認定するに当たり、同条第2項の規定により、市議会の議決を求められたものであります。  採決の結果、全員賛成により承認することにいたしております。  以上で、地域建設委員会の審査結果の報告を終わります。 30: ◯議長(松尾徳晴君) ただいまの地域建設委員長の報告に対し、まず初めに質疑に入ります。  第9号議案、第20号議案及び第23号議案に対して、質疑の通告はありませんでした。  これをもって、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。
     第9号議案、第20号議案及び第23号議案に対して、討論の通告はありませんでした。  これをもって、討論を終結いたします。  直ちに採決に入ります。  第9号議案「春日市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について」、地域建設委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 31: ◯議長(松尾徳晴君) 全員賛成であります。  よって、第9号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第20号議案「令和3年度春日市下水道事業会計予算について」、地域建設委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 32: ◯議長(松尾徳晴君) 全員賛成であります。  よって、第20号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第23号議案「市道路線の認定について」、地域建設委員長の報告は承認であります。  本議案について承認することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 33: ◯議長(松尾徳晴君) 全員賛成であります。  よって、第23号議案については承認することに決定いたしました。                ──── ─ ──── ─ ────  ┌─────────────────────────────┐  │日程第5 予算審査特別委員会審査結果報告、質疑、討論、採決│  └─────────────────────────────┘ 34: ◯議長(松尾徳晴君) 日程第5、第16号議案、第21号議案及び第27号議案を一括議題といたします。  予算審査特別委員会の審査結果の報告を求めます。  予算審査特別委員長、北田織議員。 35: ◯予算審査特別委員長(北田 織君)〔登壇〕 予算審査特別委員会委員長の北田織でございます。  本定例会において付託を受けております予算案件3件について、審査結果の報告をいたします。  初めに、第16号議案「令和3年度春日市一般会計予算について」であります。  令和3年度一般会計予算の総額は、対前年度比3.6%減の344億373万5,000円となっております。  予算の概要でありますが、歳入では、まず、自主財源の要である市税は、対前年度比5.6%減の125億4,188万5,000円となっております。  これは、個人市民税については、新型コロナウイルスの影響による個人所得等の減を見込み、2億8,125万8,000円の減を、法人市民税についても1億6,476万5,000円の減を見込んでいます。  また、固定資産税については、評価替えの年となるため、例年であれば増収が見込まれるところですが、新型コロナ対策として、固定資産税の据置き及び軽減措置が実施されることから、2億8,683万4,000円の減を見込んだためであります。  なお、軽減に伴う減収分については、地方特例交付金にて財源措置されることとなっています。  次に、地方交付税と臨時財政対策債との合計である実質的な地方交付税は、地方交付税は減、臨時財政対策債は増となり、総額は対前年度比11.4%増の57億1,278万円となっております。  次に、市債は、対前年度比4.4%減の26億7,680万円で、4年ぶりの減額となっております。  これは、市営住宅建設事業費の減に伴う、起債額の減額及び小中学校の大規模改修等に伴う起債額の皆減が主な要因であります。  また、令和3年度末の市債現在高は283億1,574万1,000円となり、2年連続で増加する見込みであります。  次に、歳出であります。  歳出を性質別に分類した場合、まず、義務的経費については、対前年度比0.1%減の184億7,687万2,000円となっております。  これは、人件費については、会計年度任用職員の総数が減ったことによる給料等の減により3,885万9,000円の減を、公債費については、償還元金及び利子の減により4,202万8,000円の減を、また、扶助費については、障がい者関係給付費の増などにより5,992万7,000円の増を見込んだためであります。  なお、扶助費については9年連続の増加であり、歳出予算の3割を超える非常に高い割合となっております。  次に、投資的経費については、対前年度比33.3%減の33億605万4,000円となり、2年ぶりに減となっております。  これは、小学校施設整備事業及び欽修市営住宅をはじめとする、市営住宅建て替え事業費の減が主な要因であります。  次に、その他の経費については、対前年度比3.3%増の126億2,080万9,000円となっております。  これは、都市緑地保全等基金をはじめとする積立金の増が主な要因であります。  以上が、令和3年度春日市一般会計予算の概要であります。  委員会では、予算書、予算に関する説明書等に基づき、各事業の新規や継続の区分、目的、必要性、変更内容等について執行部に説明を求め、慎重に審査を行いました。  審査の過程で特に議論となったのは次のとおりであります。  まず、国の地方財政計画について、地域デジタル社会推進費が令和3年度は2,000億円の予算が計上されているが、当初予算の中ではこれを活用した計画はあるのかとの質疑が出され、地域デジタル社会推進費というのは、例えば光ファイバーの整備であり、春日市の環境では、特別そういうものに公費を投入して、しないといけないというふうには考えていないため、予算は計上していないとの回答を受けております。  また、緊急防災・減災事業費について、事業期間を5年間延長するとなっているが、本市において、この利活用に関して当初予算に計上しているものはあるかとの質疑が出され、この分については、特に当初予算では計上していないとの回答を受けております。  また、公共施設をはじめとするインフラの老朽化や様々な災害が起こっている状況に対し、国が今後、地方にとって使いやすい交付金を出す代わりに、計画をしっかりつくるようにとなっている。3年から5年スパンの防災の計画が、本市には今はないということだが、計画を立てて交付金を活用し、市民の命を守る、また、財政の平準化、そういったものも図らないといけないと思うがどうかとの質疑が出され、国の補助事業については、できるものは使っていきたいと考えている。計画については、総合計画をつくる際に、併せて国が示した指針にのっとって、国土強靱化地域計画を作成しており、それを基に、今後どのような計画をつくれば補助対象になるのかという部分も見極めながら、その他の計画をつくり、老朽化対策を進めていきたいと考えているとの回答を受けております。  次に、歳出の経営企画部関係では、LED照明賃借料(昇町保育所、ふれあい文化センター)について、6年リースということだが、トータルでどれぐらいのコスト削減になるのかとの質疑が出され、6年間で約2,000万円削減の見込みになっているとの回答を受けております。  また、市制50周年記念事業費について、他市町村は10年区切りの記念事業をしているが、春日市は40周年は行わなかった。どのような計画で50周年記念事業をしているのか、60周年はしない、今後100年までしないということかとの質疑が出され、今回は50年で半世紀という大きな節目なので、事業を実施させていただきたい。60周年については、そのときの市民の盛り上がりなども考慮しながら判断することになるとは思うとの回答を受けております。  また、職員のプロジェクトチームは、どういう形を想定しているのかとの質疑が出され、この庁内プロジェクトチームは既に先行して立ち上げており、若手職員を中心に、各部にまたがるような職員構成で、事業内容の検討を始めているとの回答を受けております。  次に、総務部関係では、人件費について、初任給でいくと国家公務員と同額なのだが、ラスパイレス指数としては100と捉えていいのかとの質疑が出され、本市のラスパレス指数は、令和2年度は99.8、令和元年度は99.9で、約100ではあるが、初任給だけの比較ではない、ラスパイレス指数は、職員の年齢構成や学歴、役職の年齢といったような構成で比較をされるものであるとの回答を受けております。  また、職員研修費について、令和2年度は試行で研修枠という予算があった。令和3年度はコロナ禍ということもあり、研修は難しいと思うが、この制度自体は継続していくのかとの質疑が出され、当初予算編成時に、各所管から要求があった金額のほぼ全額を認め、当初予算に計上している。執行については、令和2年度は研修会が中止されたり、行きたい視察に行けなかったりというふうなことがあったが、新型コロナウイルスの感染状況を見ながら、可能な限り研修を実施していきたいと考えているとの回答を受けております。  また、旅費もかからず、時間も2時間程度で受けることができるZoomを活用したオンラインでの研修もあるが、そういったものの活用は考えているかとの質疑が出され、市町村職員研修所の研修も一部Zoomによるオンライン形式に切り替わったものもある。様々な研修機関でも、そういう形での研修があっているため、現在も可能な限り、積極的に参加をしているとの回答を受けております。  次に、地域生活部関係では、防犯灯費について、ふれあい文化センター等の照明のLED化はリースでする形になっているが、防犯灯においてその検討はとの質疑が出され、防犯灯については、自治会が設置をしているため、リースでは考えていないとの回答を受けております。  また、LED化によって経費削減の効果が出ているのであれば、小出しにせずに、一気にやってしまったほうがいいのではと思うがどうかとの質疑がなされ、現在66%まできたため、早期の全灯LED化を目指して、今回、予算を約6割増額させていただいたとの回答を受けております。  また、大体何年間で100%LED化するという計画になっているのかとの質疑が出され、令和3年度を含めて、3年間ほどで100%に届くのではないかと考えているとの回答を受けております。  また、災害対策総務事務費について、ハザードマップは市民の早めの災害対策に必要なものであるが、今回の改訂で大きく前回と変わるところはどこかとの質疑が出され、前回作成の浸水ハザードマップの基礎資料としている災害浸水履歴が現在の状況を反映していない部分が出てきたため、直近10年間の災害浸水履歴に基づき改訂するとの回答を受けております。  また、改訂した浸水ハザードマップの全戸配布の際は、古いものから新しいものに確実に更新してもらえるよう、特に高齢者に対する周知は徹底してほしいとの要望が出されました。  また、まちづくり支援センター事業費について、耐震診断業務に600万円もの金額をかけるのではなく、新築の予算のほうに入れたほうがいいという気がするが、そういう発想はないのかとの質疑が出され、ぶどうの庭に、現在の施設をそのまま継続して使用したいという強い思いがあるため、まずは耐震診断を行い、その結果によって、その後、協議をしていきたいと考えているとの回答を受けております。  次に、教育部関係では、教育振興費(小学校事務局)について、水泳授業スポーツ施設プール活用事業は、大谷小学校のプールの改修時だけ温水プールを使うのではなく、今後は学校のプールの代わりに温水プールを使うという可能性も含めて、大谷小学校からやってみるという考え方かとの質疑が出され、大谷小学校がプールの改修時期であること、温水プールが近くにあることから、まずは大谷小学校で試行してみる。大谷小学校での事業の効果や課題を検証して、その後の方針について検討していきたいとの回答を受けております。  また、文化財総務事務費について、名誉館長への謝金は年間で10万円となっているが、どういう方で、どのような仕事内容かとの質疑が出され、名誉館長については文化財専門委員を想定しており、マスコミや学会等での奴国や本市文化財の紹介などに対する謝金である。候補としては、福岡大学の武末純一名誉教授を現在想定している。  武末先生は、長年にわたり本市の文化財専門委員を務めてあり、本市文化財にも十分精通され、須玖岡本遺跡の保存活用の推進を図る上で、よりどころ的な存在である。考古学会はもちろんマスコミ等に対しても、知名度、発信力ともに高い人物であるとの回答を受けております。  また、読書のまちづくり推進費について、去年は電子書籍が800タイトルくらいあるということだったが、今回の新規事業では、タイトル数としてはどのくらいを予定しているのか、また、将来的には、どのくらいの規模を考えているのかとの質疑が出され、令和3年度は200タイトルの購入を予定しており、加えて、指定管理者も指定管理料の中で予算化する予定である。その後については、次期の指定管理の業務の中でも検討していきたいと考えているとの回答を受けております。  次に、健康推進部関係では、老人福祉費(成年後見制度利用促進事業費)について、認知症により判断ができないような状況になった場合、本人の相談や要望などはなかなか聞き取れなくなってくると思うが、そういう方に対しては、どのように成年後見制度利用につなげるのかとの質疑が出され、認知症が重く、全く判断ができない状態になっている場合は、基本的には関係する介護職員、医療職員など、それぞれ関わっている職員等が総合的に協議をしながら支援をしていくという形になるとの回答を受けております。  また、家族が遠方にいて、地域の人のほうがよくその方のことを分かっているという場合があると思うが、その場合はどうかとの質疑が出され、後見人自体はあくまで家庭裁判所が選任するものであり、後見人が支援をするに当たって、近所の人の力を借りるということもできる。成年後見制度利用促進事業では、そういう場合をチームとして受け止め、どういうふうな形で進めていったらいいかといった話合いをする場をつくりたいということであるとの回答を受けております。  また、高齢者の保健事業介護予防の一体的な実施事業費について、データ分析を行うということだが、春日市全体としてデータの分析、解析をするのか、もしくは中学校区など地域を分けて、その地域の特色、課題の発見などをするようなものなのかとの質疑が出され、地域別の見える課題がないかという分析も含めたデータ分析になっている。今、予定しているのは、検診受診者と未受診者の医療費と介護費の比較、いきいきプラザにあるいきいきルームの利用者と未利用者の医療費及び疾患の比較、市が保有しているデータを突き合わせた形で、地域別や年齢別でデータを解析し、アプローチをしていくとの回答を受けております。  また、医師会などと連携強化を図るということだが、通常の業務が非常に忙しい中、高齢者の健康づくりの施策にどう具体的に関われるのかとの質問が出され、筑紫医師会、筑紫薬剤師会、筑紫歯科医師会から委員に出ていただいている健康づくり推進協議会において、様々な計画案などの審議をしてもらっているが、その中で、高齢者の保健事業介護予防の一体的な実施についても、事業内容について、昨年から説明をしている。今後は、事業を始めるに当たっての様々な意見を、その中でいただいていこうと考えているとの回答を受けております。  また、データの調査分析をする際、個人情報の取扱いはどうなっているのかとの質疑が出され、分析するに当たっては、九州大学の協力を得る形になるため、一定の個人情報を外部に出すことになるが、記号化しており、市の内部でしか結びつかないような形でのデータ提供となるとの回答を受けております。  また、西野球場管理費について、西野球場の整備について、全ての課題の解決には至ってはいないが、大筋のところでは、全ての利用団体がその方向性で動いているという認識でいいのかとの質疑が出され、外野フェンスの撤去や、外野の照明の撤去については、各団体には認識してもらっており、今後、その状況でどのように使っていくか、実施設計をする中で団体から様々な提案をもらい、設計の中に織り込めるところは織り込んで進めていきたいと考えているとの回答を受けております。  また、借地解消に向け、鑑定により算出された価格での用地交渉を地権者と行う際、交渉が不調に終わることも考えられるが、その場合はどうするのかとの質疑が出され、まずは誠心誠意お願いをしていくというのが前提だが、万が一の際は、他の公共事業の用地取得のやり方を参考に進めていきたいとの回答を受けております。  次に、福祉支援部関係では、産婦健康診査業務について、産後鬱の予防と新生児への虐待予防を図るために新たに始める事業ということだが、そういう方々が増加傾向にあるという背景があるのかとの質疑が出され、産後鬱の方は増加傾向にあると見ている。産後健診の際は鬱の検査も行うため、産婦人科から結果が戻ってき次第、保健師などが訪問や電話で支援につなげていくとの回答を受けております。  また、産後ケア事業について、受入れを行う施設は市外かとの質疑が出され、受入れを行う施設としては、普通の産婦人科や助産所等を予定しており、市が契約をしている産婦人科等を利用された場合は、市が委託料として病院に支払うが、契約外のところを利用された場合は、一旦立て替えておいてもらい、後で償還払いという形になる。ただし、本人負担分はある。また、委託料は上限があるため、上限額以上かかる場合の差額については本人負担となるとの回答を受けております。  次に、都市整備部関係では、道路LED照明灯賃借料について、市民から見たら市道も県道も同じであるが、県道についてもLED化を市と同じように推進しているのかとの質疑が出され、県も予算の範囲内でLED化を進めているとの回答を受けております。  また、コミュニティバス事業費について、全国で危険な場所にあるバス停の調査が進んでいると思うが、本市のコミュニティバスのバス停についても、そういった調査は行われたのかとの質疑が出され、バス停設置の際は、警察とも十分協議を行った上で、交通安全の確保及び周辺住民への影響を考えた位置に設置しているため、調査は行っていないとの回答を受けております。  また、旧バス停から新バス停へは具体的にどういう点を改善して更新するのかとの質疑が出され、市民の方々の声を生かし、文字の色を黒字に変更することで見やすくしたり、車道側からもバス停が分かるように、裏側にバス停の名称を取り付けたりといった改善を行っているとの回答を受けております。  また、児童遊園施設維持補修費及び児童遊園管理費について、現在、市内には何か所児童遊園があるのか、また、増えていっているのかとの質疑が出され、児童遊園は現在65か所あり、開発行為に伴う帰属で児童遊園が生じた場合にのみ増えているとの回答を受けております。  また、公園等巡回指導員が児童遊園も適宜巡回しているとのことだが、65か所の児童遊園に毎月、何かしら目が届いているということで間違いないかとの質疑が出され、公園等巡回指導員は、ため池における釣りなどの不法行為に対し注意を行うことなどを目的としているが、1日に一定の時間を取って主な公園、児童遊園を見て回っている。毎日何か所というのは決まっていないが、大まかに言えば、一月以内で全部見て回るようなイメージであるとの回答を受けております。  次に、市民部関係では、社会保障・税番号制度事務費について、計画に基づいた来年度発行するマイナンバーカードの枚数と交付率の見込みはとの質疑が出され、来年度は、2階の交付窓口を一つ増設し、4窓口体制で対応を行う。平日は約1,575枚、休日は約400枚で、一月約2,000枚を想定しているが、最大2,500枚交付が可能になる体制を整えている。交付率については、令和3年2月末時点で28.9%であり、市のマイナンバーカード交付円滑化計画では、令和4年3月末で交付率68.9%としているとの回答を受けております。  また、生活困窮者自立支援事業費について、くらしサポート「よりそい」の相談員の方は、過重労働に近い形で健康状態が心配である。国の交付金を有効に活用し、増員等適宜対応し、ぜひ効果的な事業を継続してほしいが、いかがかとの質疑が出され、相談員の方は、まさに寄り添って、真摯に聞いていただいている。健康状態も気になるところであり、社会福祉協議会の状況を踏まえながら、国庫の活用も含め考えていきたいとの回答を受けております。  採決の結果、賛成17名、反対1名の賛成多数により、原案を可決することにいたしております。  なお、第16号議案「令和3年度一般会計予算について」は、附帯決議案が提出されました。  質疑討論を経て、採決の結果、賛成5名、反対13名の賛成少数により、附帯決議案を否決することにいたしております。  次に、第21号議案「令和3年度春日市一般会計補正予算(第1号)について」であります。  本案は、歳入歳出予算の総額を、7億5,481万1,000円増額し、351億5,854万6,000円に補正するものであります。  補正の主な内容は、新型コロナウイルス予防接種に関するものであります。  委員会では、補正の内容について執行部に説明を求め、補正予算書を基に慎重に審査を行いました。  採決の結果、賛成17名、反対1名の賛成多数により、原案を可決することにいたしております。  次に、第27号議案「令和3年度春日市一般会計補正予算(第2号)について」であります。  本案は、歳入歳出予算の総額を、2,020万1,000円増額し、351億7,874万7,000円に補正するものであります。  補正の主な内容は、福岡県知事の辞職に伴い実施される県知事選挙費等に関するものであります。  委員会では、補正の内容について執行部に説明を求め、補正予算書を基に、慎重に審査を行いました。  採決の結果、全員賛成により、原案を可決することにいたしております。  以上で、予算審査特別委員会の審査結果の報告を終わります。 36: ◯議長(松尾徳晴君) ただいまの予算審査特別委員長の報告に対し、まず初めに質疑に入ります。  第16号議案、第21号議案及び第27号議案に対して、質疑の通告はありませんでした。  これをもって質疑を終結いたします。
     次に、討論をお受けいたします。  討論の通告がありますので、発言を許します。  1番、吉居恭子議員。 37: ◯1番(吉居恭子君)〔登壇〕 1番、日本共産党吉居恭子です。  私は、第16号議案「令和3年度春日市一般会計予算について」、反対の立場で討論を行います。  令和3年度の国の基本的な予算規模を示す一般会計の総額は、106兆6,097億円と令和2年度予算を上回り、当初予算としては過去最高額となりました。  昨年より続くコロナ危機の下で、政治には、暮らしと営業を支えることが求められていますが、予算には、持続化給付金や家賃支援給付金などの再支給は盛り込まれませんでした。患者の減少による経営危機の下で、最前線で奮闘する医療機関の減収補填も計上されていません。  また、通常の予備費5,000億円とは別枠で、新型コロナ感染症対策予備費として5兆円が計上されています。  財務省は当初予算で措置できない予期せぬ事態に対処するためと説明しますが、コロナ対策と掲げれば、国会審議を経ずに何にでも使える予算です。  今回、最大の伸び幅を示しているのが、7年連続で最高額を更新する軍事費です。名目上は、増加率1.16%、5兆3,235億円ですが、デジタル庁などに振り替えた187億円を含めると増加率14.9%、5兆3,422億円となります。  高齢化に伴う社会保障費の伸び率が、前年度比0.42%ですので、現政権が国民の命と暮らしをどう守ろうとしているのかが問われる予算編成となっています。  また、菅政権が目玉とする脱炭素関連では、福島原発事故から10年経過しても事故処理のめどが立たないのに、原子力技術開発支援12億円や原子力産業基盤強化12億5,000万円など、原発推進の予算となっています。  歳入では、令和3年度の税収を57兆4,480億円と見積もり、令和2年度当初時点から6兆650億円の減収です。その他の収入は5兆5,647億円で、不足する43兆5,070億円については国債を発行、歳入に占める国債の割合、公債依存度は40.9%となりました。  多くの国民が要求する消費税減税は盛り込まれない一方、デジタル化促進の投資減税や研究開発減税の拡充など、大企業向け減税が盛り込まれています。  さて、令和3年度春日市一般会計予算の総額は、委員長報告のとおり、対前年度比3.6%減の344億373万5,000円です。  歳入の減は、新型コロナウイルス感染症の影響による個人市民税、法人市民税の減が見込まれ、評価替えの年である固定資産税も新型コロナ対策としての据置きや軽減措置などで減を見込んだ予算です。  また、主な歳出の減は、市営住宅の建て替えや小中学校の大規模改修に関連したものです。  歳出では、直近10年間の災害浸水履歴に基づく浸水ハザードマップの改訂、高齢者の権利擁護についての包括的相談対応や成年後見人支援など、機能担保のための成年後見人制度利用促進事業など、市民にとって大事な政策が進みます。  生活困窮者自立支援事業では、相談支援員を3名から4名に増やし、相談や家計改善支援、子どもの学習、生活支援事業を拡充、子ども医療費でも通院分の助成を中学校までに拡大となっています。  また、これまで市庁舎だけで行っていた期日前投票所を、次期衆院選挙からふれあい文化センターにも設置するなど、市民にとって待たれていた事業も次々と実現します。  しかしながら、国の令和3年度予算と同じく、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少し、生活困難に陥った市民の生活のための春日市独自の抜本的な支援策は見当たりません。  売上げが前年の30%以上減少した事業者は、分かっているだけでも2,400件。雇用は維持されていても仕事がなく、僅かの収入しかない非正規労働の休業者、コロナで収入が減少し、臨時給付金の追加給付対象となったひとり親世帯、社会福祉協議会への相談や貸付金の利用人数の増など、多くの市民が生活に困窮している状況を把握しているにもかかわらず、国や県の施策を待ち、本市独自の支援策を講じないというのは、市民の負託を受け、住民の危機に対して責任を持っているとは言えない姿勢と思います。  また、全世帯の約10%近くを占める独居高齢者で、本年度、そのうちの7世帯で孤独死が確認されたことなど、この1年を超える新型コロナウイルス感染症による市民生活への影響は顕著です。  春日市に住んでいてよかったと思えるような、新型コロナウイルス感染症対応の支援策が待たれています。  次に、年額400万円を上回る同和団体への補助金についてですが、近隣市について調査をしましたところ、いずれも本市と近い金額だったので驚きました。なぜ同和地区が存在しない本市で、現存する地域と同程度の多額の補助金を支出しなければならないのか、私には到底納得できません。  次に、西野球場管理費の7,190万3,000円です。そのうち5,204万5,000円は、西野球場とその隣接地を一体的に整備し、スポーツ施設建設をするための設計業務3,465万円、除草業務990万円及び測量業務1,640万5,000円です。  市の意向で、西鉄が所有していた日之出住宅跡地の本掘調査を行わせないまま、本市所有の平田台の春日運動公園との交換を約束した上に、交換に際しても、生活ごみなど廃棄物の撤去が行われたかどうかの確認もないまま、設計業務に入ろうとしています。  また、交換した土地及び借地解消を予定する土地代を含めると、総額20億円を超える大事業であるにもかかわらず、ナイター設備もなく、交換の大きな理由の一つである借地解消のめども立たない点など、何のための土地交換だったのか、市民への説明責任が問われる事業への予算が計上されています。  出来上がったばかりの第6次春日市総合計画を見ると、第3章の基本目標、5の3、持続可能で市民から信頼される行政経営には、第5次までの総合計画には書かれていなかった透明性、公平性の高い行政運営という言葉が新しく明記されています。とてもすばらしいことで、ぜひ実行することを求めます。  次に、小中学校の少人数学級についてです。  計画には大賛成ですが、学級が増え担任をする先生が増えるのに、学校の先生の数は変わらないというのでは、誰かが二役をしなければならないということで、どう考えても無理があるように思います。  また、コロナ対応で、例年にも増して負担をかけている先生方に、大きな人員確保もなく、緩やかな学級編制と、教科担任制という新しい制度を導入して、さらなる負担増を強いるのは本末転倒だと思います。  先生方は、子どもたちのためならと、どうしても無理をしてしまいます。本市が子どもたちの教育を本気で考えているというのなら、先生方の負担を減らし、伸び伸びと学級運営、学校運営ができるような人員配置をする予算を立てるべきと思います。  様々述べさせていただきましたが、以上の理由から、私はこの議案に反対いたします。  皆様の御賛同をお願いいたします。 38: ◯議長(松尾徳晴君) 12番、原克巳議員。 39: ◯12番(原 克巳君)〔登壇〕 12番、公明党の原克巳でございます。  私は、第16号議案「令和3年度春日市一般会計予算について」、賛成の立場から討論を行います。  今のコロナ禍にあって、産後間もない女性の産後鬱などが問題となっておりますが、令和3年度春日市一般会計予算においては、子育て支援として、産後ケア事業、産婦健診事業などが盛り込まれ、より一層、母親に寄り添った支援体制の拡充が期待されるものとなっております。  また、高齢化の進展とともに、8050問題やダブルケア等の問題も表面化しておりますが、本予算においては、高齢者支援として、高齢者の保健事業介護予防の一体的な実施事業、東地域包括支援センター運営事業など、地域で暮らす高齢者等を介護、福祉、健康、生活困窮などの面で、総合的に支える体制の整備が期待されるものとなっております。  そのほか、医療的ケア児等を自宅で看護している御家族を支えるレスパイト事業や、発達に課題がある子どものために、福祉と教育を連携させた発達支援室事業の創設など、困り事を抱えた市民にしっかりと寄り添いながら、喫緊に対応すべき課題を重視した重要な施策が盛り込まれております。  また、公共施設や交通インフラの整備についても、将来を見据えた計画的な投資的経費の計上がうかがえる予算となっております。  これらのことから、本予算は、市民生活の安定や質の向上に配慮された予算編成であり、住みよさを重視した重要な施策が盛り込まれていると考えております。  以上、令和3年度春日市一般会計予算について、ここに賛成の意を表明するものであります。 40: ◯議長(松尾徳晴君) 5番、米丸貴浩議員。 41: ◯5番(米丸貴浩君)〔登壇〕 5番、創政会の米丸貴浩です。  私は、第16号議案「令和3年度春日市一般会計予算」に対して、賛成の立場から討論を行います。  新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、国の内外を問わず社会経済活動が停滞しており、令和3年度春日市一般会計予算は、何よりも市税の大幅な減収が見込まれます。  この減収分をどのように措置していくのかという課題に対して、歳入面では、国が示した令和3年度地方財政計画を的確に把握し、同計画をはじめとする政府の見通しを踏まえ、本市の実情を加味した上で、主に臨時財政対策債の増額により、一般財源の確保が図られております。  その一方で、借金に依存する予算とならぬよう、市債は例年に比べ発行額が抑制されており、世代間負担の公平性、財政規律の確保に対して配慮がなされているものと考えております。  次に、この厳しい歳入の状況を受けて、歳出面では、市民の生活水準の維持のためには欠かせないものとはいえ、膨張を続けるこの扶助費についても、増加幅が最小限に抑えられております。  これはしっかりとした精査と、財源を捻出するための編成上の工夫がなされている結果であると言えます。  また、ただ単に歳出を抑制するだけではなく、例えば、新規事業として産後ケア事業や産婦健康診査事業などが盛り込まれ、安心して子育てができ、子どもがすくすくと成長できるまち、地方創生に取り組む、春日市の姿勢が明確に示されるなど、本市の課題に対する新たな施策も考慮されております。  特に、子どもの発達に関する支援の充実を図るため、発達障がいの早期発見、相談、検査、経過観察、所属機関支援及び保護者支援を強化し、福祉部門と教育委員会の緊密な連携、協働体制を構築する子ども発達支援室の整備、また、在宅で自立した生活が送れる高齢者の増加を目標に、高齢者の健康状態やフレイル状態、生活状況等の包括的な把握を行い、高齢による心身機能の低下防止と、生活習慣病等の重症化予防を行う、高齢者の保健事業介護予防の一体的な実施の取組への予算計上は評価できるものであります。  いずれの事業も、所管委員会にて実施した行政視察報告や執行部と同じ方向性を持って、これまで重ねてきた議論が予算化されたものであり、その期待は大変大きなものであります。  以上のことから、令和3年度春日市一般会計予算については、コロナ禍において、安易に予算が増大することがないよう配慮しつつ、本市のさらなる魅力向上に向けた、新たな事業にも目配りした内容にもなっていると判断されますので、私はここに賛成の意を表明するものであります。  御賛同のほど、どうかよろしくお願いいたします。 42: ◯議長(松尾徳晴君) 15番、船久保信昭議員。 43: ◯15番(船久保信昭君)〔登壇〕 15番、翔春会の船久保信昭です。  私は、第16号議案「令和3年度春日市一般会計予算について」、賛成の立場で討論をさせていただきます。  令和2年3月13日に成立した新型コロナウイルス感染症対策の特別措置法に基づき、安倍前総理大臣は、令和2年4月7日に福岡県を含む7都道府県に緊急事態宣言を行い、4月16日にその対象を全国に拡大しました。  また、2回目の緊急事態宣言は皆様の記憶に新しく、本年1月8日から、千葉、東京及び名古屋圏の1都3県に発令されましたが、1月16日より福岡県も対象地域に追加され、福岡県の解除はつい先日の2月28日でした。  緊急事態宣言による感染抑止や財政による支援措置など、国を挙げた様々な対策、努力がなされています。  しかしながら、いまだに完全な終息が見えない新型コロナウイルス感染症は、市民の生活に大きな影響を及ぼしていることが実態であります。  また、春日市の財政へも例外でなく、令和3年度一般会計予算は、前年度比3.6%減の344億373万5,000円となっております。  市税の減収が見込まれる中、新規の子育て支援や高齢者の支援の施策なども盛り込み、限られた財源の中で、幅広い層への支援を拡大していることなどを考慮すると、妥当な予算であると考えております。  歳入では、地方財政計画をはじめとする政府の見通しを踏まえ、本市の実情を加味した上で、市税、地方交付税などが適切に算出されております。  また、市債で臨時財政対策債が増額となっていますが、借入れを行う事業は、財政措置の有利なものに限定するという基本的な方針が堅持されており、世代間負担の公平性と、財政規律の確保に配慮されております。  歳出では、例年どおり、様々な財政需要の均衡が図られた内容となっております。  投資的経費では、全国の市町村が抱える地域共通の課題である公共施設の老朽化、長寿命化対策を先送りすることなく、市債や国庫補助を対象に効果的に活用し、市民の負担を最小限に抑えることに努めながら、計画的に対応していく内容となっております。  事務的経費では扶助費が増額になっていますが、これは、障がい者関係経費の増加が続く見込みであることなどを的確に反映されたためであり、市民生活の安定、向上の基礎形成に寄与するものと考えます。  そのほか、新規事業で注目されるものに、さきの賛成討論でも述べられました、安心して子どもを産み育てられるような子育て支援策として、産後ケア事業、産婦健康診査事業や県発達支援室の設置などがあり、また、高齢者支援施策では、高齢者の相談窓口のさらなる充実のために、地域包括支援センターの増設などがあります。  これら幅広い層の支援を通じて、本市の将来都市像「住みよさ発見 市民都市かすが」を実現するために、住みよさを重視した施策を実施することになっております。  一方で、那珂川宇美線整備事業、長浜太宰府線整備事業、市営住宅建替事業、西鉄春日原駅周辺事業、連続立体交差事業などの継続事業についても、着実な進捗に向けて取り組む内容となっております。  以上のことから、令和3年度春日市一般会計予算は、現在、また、将来に向けての課題に的確に対応しており、全世代にわたる市民の幸せの実現に向けて、均衡の取れた内容になっているものであります。  最後に、令和2年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響により、今後も事業の軌道修正が必要になるなど、歳入歳出の様々な分野に影響が生じることが想定されております。  国難と言える時代において、執行部として難しい判断を迫られることもあるかと思いますが、市民の生活の影響を最小限に抑えるべく、必要な措置を最優先、かつ、臨機応変に講じていただけることを期待しております。  以上のことから、今回提案されております、第16号議案「令和3年度春日市一般会計予算」に賛成するものであります。  皆様、御賛同のほどよろしくお願いいたします。 44: ◯議長(松尾徳晴君) 以上で、通告による討論を終わります。  これをもって、討論を終結いたします。  直ちに採決に入ります。  第16号議案「令和3年度春日市一般会計予算について」、予算審査特別委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 45: ◯議長(松尾徳晴君) 賛成多数であります。  よって、第16号議案については、原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第21号議案「令和3年度春日市一般会計補正予算(第1号)について」、予算審査特別委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 46: ◯議長(松尾徳晴君) 全員賛成であります。  よって、第21号議案については、原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第27号議案「令和3年度春日市一般会計補正予算(第2号)について」、予算審査特別委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 47: ◯議長(松尾徳晴君) 全員賛成であります。  よって、第27号議案については、原案のとおり可決することに決定いたしました。                ──── ─ ──── ─ ────  ┌──────────────────────────┐  │日程第6 議会閉会中における各委員会の調査事件の付託│
     └──────────────────────────┘ 48: ◯議長(松尾徳晴君) 日程第6、議会閉会中における各委員会の調査事件の付託についてを議題といたします。  各委員長から、地方自治法第109条第8項の規定に基づき、お手元に配付しておりますとおりに、議会閉会中における各委員会の調査事件の付託の申出があっております。  お諮りいたします。  各委員長から申出のとおりに、議会閉会中の調査に付することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 49: ◯議長(松尾徳晴君) 御異議なしと認めます。  よって、議会閉会中における各委員会の調査事件につきましては、お手元に配付いたしておりますとおりに付託することに決定いたしました。                ──── ─ ──── ─ ────  ┌──────────┐  │日程第7 議席の変更│  └──────────┘ 50: ◯議長(松尾徳晴君) 日程第7、議席の変更についてを議題といたします。  お諮りいたします。  議員の所属会派の異動に伴い、春日市議会会議規則第4条第3項の規定により、議席の一部を変更いたします。  3番岩渕穣議員を5番に、4番松尾徳晴議員を7番に、5番米丸貴浩議員を10番に、6番川崎英彦議員を9番に、7番飯田浩昭議員を4番に、9番白水祥太郎議員を3番に、10番内野明浩議員を6番にそれぞれ変更いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 51: ◯議長(松尾徳晴君) 御異議なしと認めます。  よって、3番岩渕穣議員を5番に、4番松尾徳晴議員を7番に、5番米丸貴浩議員を10番に、6番川崎英彦議員を9番に、7番飯田浩昭議員を4番に、9番白水祥太郎議員を3番に、10番内野明浩議員を6番に、それぞれ議席を変更することに決定いたしました。  以上をもちまして、今期定例会の日程を全て終了いたしました。  これにて、令和3年第1回春日市議会定例会を閉会いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 閉会 午前11時38分  地方自治法第123条第2項及び春日市議会会議規則第88条の規定により下記に署名する。                              令和3年3月19日                   春日市議会議長      松 尾 徳 晴                   会議録署名議員(13番)  高 橋 裕 子                   会議録署名議員(14番)  野 口 明 美...