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2019-12-05 令和元年第4回定例会(第2日) 名簿
2019-12-05 令和元年第4回定例会(第2日) 本文

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  1. 古賀市議会 2019-12-05
    2019-12-05 令和元年第4回定例会(第2日) 本文


    取得元: 古賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-09
    2019年12月05日:令和元年第4回定例会(第2日) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                       午前9時30分開議                       〔出席議員19名〕 ◯議長(結城 弘明君) おはようございます。  これより本会議を再開いたします。            ────────────・────・────────────   日程第1.諸報告 2 ◯議長(結城 弘明君) 日程第1、諸報告をいたします。  突然の訃報が飛び込んでまいりました。皆さん御存じのように、古賀西小学校出身中村哲先生が、活動中のアフガニスタンにおいて武装集団による銃撃で非業の死を遂げられたとの報道に、耳を疑ったところであります。残念でありますが、今や現実として受けとめなければなりません。御承知のとおり、中村先生は30年を超える長きにわたり、現地の医療活動を初め、住民の貧困からの脱却を実現するなど、数々の功績を残され、世界に誇れる人物であります。  思いがかなわなかった本人はもとより、皆様方の無念に思いをはせ、痛惜の念を禁じ得ません。よって、古賀市議会として、その哀悼の意を表し、全員で黙祷をささげたいと思います。  皆さん、御起立お願いいたします。一同、黙祷。                        〔一同黙祷〕 3 ◯議長(結城 弘明君) お直りください。御着席をお願いいたします。  ここで、市長から哀悼の意を表したいという旨の申し出があっておりますので、これを受けることにいたします。  市長。 4 ◯市長(田辺 一城君) 市議会本会議の場をおかりしまして、結城議長初め、議員の皆様のお取り計らいをいただき、一言御挨拶の場をいただけますことに、まず感謝を申し上げます。  アフガニスタン、パキスタンでの支援活動に長年取り組んでこられた国際NGOペシャワール会現地代表中村哲様の御逝去の報に接し、謹んで哀悼の意を表します。中村様は、古賀西小学校の卒業生でいらっしゃるなど、古賀市との御縁が深く、大変驚くとともに、多大なる御功績に深甚なる敬意を表します。  中村様は、古賀西小学校の創立50周年記念誌で、「海岸に面して松林に囲まれた校舎は素敵でした。」「自然への興味が昆虫採集や山歩きとなり、その延長に今の生き方が築かれたのは事実のようです。」とつづられ、古賀や周辺地域を歩き、遊び、暮らした子ども時代の日々がその後の人生に大きな影響を与えたことを振り返られておられます。  2006年には、先輩として母校古賀西小学校を訪れ、子どもたち水路づくり体験活動の機会をつくってくださいました。今、子どもたちは毎年募金を集め、ペシャワール会に寄附をしております。  2016年には、古賀市で、「今、平和を考える」と題して講演をしていただきました。医療だけでなく、食料支援かんがい事業など、幅広い分野で支援を続けてこられた御経験に裏打ちをされた中村様の言葉に、私も心を揺さぶられました。  個人的な話ですが、福岡高校の同窓生であり、2018年の創立100周年記念事業で御挨拶をさせていただいた際の優しい笑顔が今も鮮明に思い出されます。古賀市におられる同級生や御友人の方からも、子どものころから優しい人だったとのお声が寄せられております。
     謹んでお悔やみを申し上げますとともに、心から御冥福をお祈りいたします。古賀市長田辺一城。  ありがとうございました。 5 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。            ────────────・────・────────────   日程第2.報告第7号 専決処分の報告について(交通事故に係る損害賠償について) 6 ◯議長(結城 弘明君) 日程第2、報告第7号専決処分の報告についてを議題といたします。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。質疑ございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。            ────────────・────・────────────   日程第3.第67号議案 専決処分について(道路管理瑕疵に係る損害賠償について) 8 ◯議長(結城 弘明君) これより議案審議に入ります。  日程第3、第67号議案道路管理瑕疵に係る損害賠償についてを議題といたします。  これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告はございません。質疑ございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 9 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第67号議案は、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 10 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。  直ちに討論、採決に入ります。採決は押しボタンにより行います。  第67号議案道路管理瑕疵に係る損害賠償について専決処分につき承認を求める件についての討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 11 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 12 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。  第67号議案専決処分につき承認を求める件について、賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 15 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕 16 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。  よって、第67号議案専決処分につき承認を求める件は、承認することに決定いたしました。            ────────────・────・────────────   日程第4.第68号議案 古賀市職員の分限に関する条例等の一部を改正する条例の制定について        第69号議案 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の              制定について        第70号議案 古賀市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について        第71号議案 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関す              る条例の一部を改正する条例の制定について        第72号議案 古賀市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について 17 ◯議長(結城 弘明君) 次、日程第4、第68号議案古賀市職員の分限に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてから、第72号議案古賀水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてまでの5議案を一括して議題といたします。  これより一括して大綱質疑に入りますが、ただいまのところ通告はございません。質疑ございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 18 ◯議長(結城 弘明君) 大綱質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております第68号議案から第72号議案までの5議案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。各委員長におかれましては、最終日の本会議において審査結果の報告を願います。            ────────────・────・────────────   日程第5.第73号議案 平成31年度古賀市一般会計補正予算(第3号)について        第74号議案 平成31年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について        第75号議案 平成31年度古賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について        第76号議案 平成31年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第3号)について        第77号議案 平成31年度古賀市水道事業会計補正予算(第2号)について        第78号議案 平成31年度古賀市下水道事業会計補正予算(第2号)について 19 ◯議長(結城 弘明君) 次、日程第5、第73号議案平成31年度古賀市一般会計補正予算(第3号)についてから、第78号議案平成31年度古賀市下水道事業会計補正予算(第2号)についてまでの6議案を一括して議題といたします。  これより一括して大綱質疑に入ります。質疑の通告はありますので、発言を許します。  まず、奴間健司議員。 20 ◯議員(1番 奴間 健司君) おはようございます。  それでは、第73号議案平成31年度古賀市一般会計補正予算(第3号)について大綱質疑いたします。  この補正予算の中の債務負担行為補正について市長の答弁を求めます。具体的な内容は、第5次総合計画策定業務委託料、令和2年度から令和3年度まで、委託に要する経費の総額というものであります。以下、答弁を求めます。  1、2019年度当初予算には、第5次総合計画関連の予算は含まれていますか。含まれているとしたら、どういうものですか。なぜこの時期の債務負担行為の追加なのでしょうか。  2、第5次総合計画策定に当たり、どのような成果物をめざしていますか。従来のような冊子を作成しますか。  3、コンサルタント委託の基本的な考え方、委託の範囲をどう考えていますか。人材育成を織り込んだ委託をめざしますか。  4、まち・ひと・しごと創生総合戦略策定業務委託、2019年度当初予算で847万円ですが、これとの関係をどう考えていますか。  5、2020年度には、対話集会審議会が予定されていますが、ファシリテーター委託は予定していますか。  以上、答弁を求めます。 21 ◯議長(結城 弘明君) 総務部長。 22 ◯総務部長(吉村 博文君) 奴間議員の第73号議案に対する質問にお答えいたします。  1点目についてお答えいたします。  平成31年度当初予算における第5次総合計画関連予算は、2款1項6目14事業の総合振興計画管理事務費普通旅費10万円を計上してございます。この時期の債務負担行為の追加につきましては、第5次古賀市総合計画策定方針におきまして、議案上程スケジュールを従来よりも3カ月前倒しするなど、全体的に前倒しの策定スケジュールとなり、今年度中に公募型プロポーザルによる委託業者選定の手続を完了し、来年度当初から委託業務を円滑に開始するためです。  2点目についてお答えいたします。  現時点では、調査結果報告書や基本構想の冊子及び関連データ成果物として想定しており、従来のような冊子を作成することも検討しております。  3点目についてお答えいたします。  コンサルタント委託の基本的な考え方及び委託の範囲につきましては、総合計画策定における全行程において、専門的な見地から助言、支援等を必要とする部分について委託する予定です。職員の人材育成につきましては、そもそも、総合計画策定過程は、全庁的に職員が知恵を絞り、汗をかくという点で人材育成的要素を含んでおりますが、これを織り込んだ委託とするかなど、仕様の詳細につきましては、現在、検討しているところでございます。  4点目についてお答えいたします。  まち・ひと・しごと創生総合戦略策定業務委託で得られる成果物につきましては、第5次総合計画策定業務委託においても活用する予定であります。  5点目についてお答えいたします。  ファシリテーター委託など、仕様の詳細については、現在、検討しているところでございます。 23 ◯議長(結城 弘明君) 奴間議員。 24 ◯議員(1番 奴間 健司君) 今回、債務負担行為の追加という補正であります。ちょっと入り口の議論なんですが、市長に、そもそもなぜこの時期に債務負担行為なのかということに関連して答弁を求めたいと思うんです。  これ、言うまでもないんですが、債務負担行為というのは、契約等で発生する債務の負担を設定する行為であり、予算の内容の一部として議会の議決によって設定される。ただ、歳出予算には含まれていない。それはなぜかと言えば、現時点で歳出の予定額が確定していないからである。したがって、ちょっと確認したいのは、現実に現金支出が必要となった場合は、改めて歳出予算に計上しなければならないとなっておりますので、金額が出てくるのは来年度、2020年度の予算案として示し、議決を受けて確定する。認められなければできないということになる。基本中の基本なんですが、それで間違いないか、認識をまずお尋ねしときたい。  あわせて、債務負担行為を利用するケースが全国的にふえてるそうですが、当然、将来の支出を伴うものであり、現時点で金額が示されていないし、詳細も示されていませんので、財政運営上行政運営上、適正な運用が求められていると言われておりますので、今回の提案に当たっては、大変、将来の古賀市の重要な計画づくりでありますので、どのような適正な運用を心がけておられるのか。  2点、市長の答弁を求めときたいと思います。 25 ◯議長(結城 弘明君) 総務部長。 26 ◯総務部長(吉村 博文君) 債務負担行為ということで、補正で上がっております。今回承認いただければ、3月までに公募型プロポーザル方式入札等を行いまして、業者選定まで行う予定としてございます。奴間議員言われましたように、当初予算の審議は、当然3月定例会となります。その承認をもって、初めて新年度の予算が使えるということで、そこで初めて実行できるという状況になると考えてございます。  それから、適正な運用というところについては、少し意味合いがわからないんですが、とりあえず言えるのは、適正な運用に努めてまいりたいと考えてございます。 27 ◯議長(結城 弘明君) 奴間議員。 28 ◯議員(1番 奴間 健司君) 答弁ではっきりしたんですが、今年度中にプロポーザルコンサルタントを選定したいために債務負担行為の補正というのが理由のようです。しかし、その金額はどの程度なのか、プロポーザルというのはどういう内容なのかは、現時点ではわかりません。しかし、選定したといっても、来年3月議会で予算が議決されなければ、それは執行できないということになります。  そこで、端的にお尋ねするんですが、今回の補正において、債務負担行為の追加ではなく、来年度当初予算に計上をし、金額、その中身の大体の見込み、当初予算に計上して議会の審議を受け、議決を受ける。それからプロポーザルをして、業者を選定する。これが一番明瞭なですね、明白な審議内容だと思うんです。  なぜそういう選択をせずに、今年度中に選定をすることを優先して債務負担行為の補正にしたのか、その理由が、そんなに、来年度4月1日から即刻やるのかどうか、ちょっとそこのところは疑問であります。  もう一つの道があります。補正予算で、現在、第5次の予算は、答弁であったように、たった10万しか計上してません。旅費です。今回、必要な経費を補正予算で計上し、その上でプロポーザルをして業者を選定するという方法も、極めて明快な選択肢です。なぜ、その方法をとらずに債務負担行為の追加にしたのか。  2点疑問でありますので、明快な答弁を求めます。 29 ◯議長(結城 弘明君) 総務部長。 30 ◯総務部長(吉村 博文君) お答えいたします。今回、債務負担行為を補正でお願いしているわけですが、奴間議員言われましたように、4月から即刻やりたいと。もうそのとおりでございます。今年度中に公募型プロポーザルによって業者を選定しまして、4月から即刻業務を開始したいという、その理由でございます。  あと、もう一点、今年度の補正での対応はということなんですが、執行部といたしましては、このやり方が一番適正かというところで、今回、補正として上げさせていただいているところでございます。 31 ◯議長(結城 弘明君) 奴間議員。 32 ◯議員(1番 奴間 健司君) ちょっと何かしどろもどろな答弁になってますね。部長御自身、何かそんな顔をされております。ちょっと明快に答えていただきたいんですけどね。別に揚げ足とろうとしているんじゃないんですよ。来年度当初予算でしっかり議論して、プロポーザルをして、業者選定するという方法、これは極めて正常なやり方じゃないでしょうか。
     急ぎたいと言うんであれば、なぜこの時期、この議会で補正予算を組んで議決を受けた上で、プロポーザルをし、選定する。その道を選ばなかった理由については、このやり方が適正だと思ってますというのは答弁になってないんですよ。何でこの時点で委託費も含めて補正予算を計上し、提案し、議決を受けて、そうすればプロポーザル年度内にできるわけですね。なぜ、それをとらなかったのかっていう質問に対して、現在提案してるものが適正ですからというのは答弁じゃないんですよ。説明になってないんですね。  ちょっとこれは、市長どうですか。黙ってないで、市長の見解も聞かしていただきたいんですよ。なぜならばですね、市長、いいですか、ちょっとこっち向いてください。なぜならばですね、今年度予算には早々と、まち・ひと・しごと創生総合戦略の委託費は847万円もしっかり計上されているわけですね。じゃあ、この金額と比べて、また、同程度なのか、これ以下なのか、それ以上なのか、それもわからない中で、さっき適正な運用っていうのは何言っているかわからんって総務部長おっしゃいましたけど、将来、財政負担が発生するかもわからないんで、こんな二重にコンサルにまたお金かけるのかなという心配があります。まち・ひと・しごとに847万円もかけてて、また、総合計画のコンサル委託にどの程度かけるのかもわからずに、債務負担行為について議決を求められてもですね、やっぱきちんとした説明がないとわからないわけです。  もう一度、これは市長にきちんと認識をお尋ねしたいんですが、なぜ来年度当初予算ではだめだったのか。もう一つは、なぜ補正予算で必要経費を計上して、議決の上でプロポーザルをする道を選べなかったのか、選ばなかったのか。明快な答弁をお願いしたいんですね。どうですか。 33 ◯議長(結城 弘明君) 市長。 34 ◯市長(田辺 一城君) まずですね、本来ですね、これ第5次総合計画策定方針でですね、お示しを既にしておりますとおり、全体のスケジュールの中で、議会の上程時期を12月から9月にずらしています。前倒しさせました。それは、皆様に少しでも早く、きちんとですね、上程させていただくべきだという判断になります。で、それによって、この策定作業がですね、圧迫されることがあってはならないということで、しっかりと令和2年度4月、今、議員御指摘いただいた、もう令和2年度になったところから、きちんと確保してですね、スピード感持って入っていけるようにということで、今年度中に債務負担行為の設定によって、まずお願いをするということが妥当だと判断をしております。で、来年度、2、3月の定例会においてですね、おっしゃっていただいたように予算計上さしていただきますけれども、そのときにですね、しっかり皆様にも御説明をしてですね、適正性のある運用であるということが御納得、御理解いただけるような内容にして御提案をさしていただくつもりであります。 35 ◯議長(結城 弘明君) 総務部長。 36 ◯総務部長(吉村 博文君) 今回、補正予算として、歳出として組まなかったかということでありますが、当然ながら、新年度からスタートするということで、新年度の当初予算で当然間に合うと考えてございます。ということから、今回は、債務負担行為の補正のみを今回お願いしているところでございます。 37 ◯議長(結城 弘明君) 奴間議員。 38 ◯議員(1番 奴間 健司君) 議会の上程時期を早めたことは結構なことなんですが、私は、これ、ずばり申し上げますが、市長の御認識の中に、第5次の策定はもう今年度から着手してるということを強調されますが、実は策定方針が決まったのがちょっと後手後手になって、ことしの5月末だったんですね。5月末ですよ。つまり、今年度当初予算に間に合わなかったのが現実です。だから、恐らく、今回、補正を組まなかった理由は、委託費についての見積もりといいますか、が組めずに、とりあえず債務負担行為だけしておこうというのが優先されたと推察しています。  これは非常に、私としては、審議するのに困るのは、どの程度の金額なのか、どういう委託内容なのかが見えないわけですね、この時点で。それで、これは議決をもって債務負担行為補正ですから、議決対象なんですよ、これ。だから非常にね、中身がないまま、それだけとりあえず決めてくれというのは、どうもちょっと合点がいかないんです。  で、その理由は、プロポーザルするためには債務負担行為の議決をもらっとかないと、できないんですか。これ、ちょっと明快にお答えください。債務負担行為を議決もらっとかないとプロポーザルはできないんですか。その理由というのは明快に言っていただかないと、ちょっと納得いかないんですけど、いかがでしょうか。 39 ◯議長(結城 弘明君) 大綱質疑でございますので、明瞭に、簡単に説明を願います。  総務部長。 40 ◯総務部長(吉村 博文君) お答えいたします。債務負担行為の補正の議決をいただいていないと、当然、今年度中の入札等契約等はできないこととなってございます。 41 ◯議長(結城 弘明君) 奴間議員。 42 ◯議員(1番 奴間 健司君) 残余はですね、残された疑問点は特別委員会でしっかりお尋ねしますが、プロポーザルするためには債務負担行為の議決がなければできないという根拠はどこにあるのかというのをちょっと聞いときたいんです。  私はですね、金額の問題もさることながら、やっぱりファシリテーター要請や、ファシリテーターの活用というのは当然含まれるべきだと思うんですが、さっき答弁では、検討中という答弁でした。はっきりしてないんですよ。私、それも含めてね、やっぱりきちんと確定してからやっても、私は間に合うと。つまり、現時点で考えれば、来年度当初予算に金額、予算見込額、内容、工程、きちんと提示して、議会で審議を受け、議決を受ける道が、私は最善の策であるというふうに思っております。  そういう意味で、ちょっと大綱質疑としては最後に聞いときたいんですが、債務負担行為の議決を受けとかないとプロポーザルはできないという根拠はどこにあるのか、明快な答弁を最後にお聞きしときたいと思います。 43 ◯議長(結城 弘明君) 総務部長。 44 ◯総務部長(吉村 博文君) お答えいたします。債務負担行為の補正が承認いただけないということであれば、もちろんプロポーザルはできるんですが、業者との契約ができないということになります。 45 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告者の大綱質疑は終わりました。ほかに質疑はございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 46 ◯議長(結城 弘明君) 大綱質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第73号議案から第78号議案までの6議案については、委員会条例第6条の規定により、補正予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、今会期中の審査といたしたいと思いますが、異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 47 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、第73号議案から第78号議案までの6議案は、補正予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、今会期中の審査とすることに決定いたしました。  ただいま設置されました補正予算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長を除く全議員を指名いたします。  ここで暫時休憩いたします。                       午前10時01分休憩            ………………………………………………………………………………                       午前10時20分再開                       〔出席議員19名〕 48 ◯議長(結城 弘明君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  ただいま休憩中に補正予算審査特別委員会の委員長及び副委員長の互選をお願いしておりましたので、その結果を報告願います。  事務局長。 49 ◯事務局長(渋田 倫男君) それでは報告いたします。  補正予算審査特別委員会委員長、森本義征議員、副委員長、内場恭子議員。  以上のとおりであります。 50 ◯議長(結城 弘明君) 委員長におかれましては、最終日の本会議において審査結果の報告を願います。            ────────────・────・────────────   日程第6.第79号議案 古賀市介護予防支援センターの指定管理者の指定について 51 ◯議長(結城 弘明君) 次、日程第6、第79号議案古賀市介護予防支援センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより大綱質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。質疑ございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 52 ◯議長(結城 弘明君) 大綱質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております第79号議案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。  委員長におかれましては、最終日の本会議において審査結果の報告を願います。            ────────────・────・────────────   日程第7.第80号議案 町の区域の設定について        第81号議案 市道路線の認定について 53 ◯議長(結城 弘明君) 日程第7、第80号議案町の区域の設定について及び第81号議案市道路線の認定についての2議案を一括して議題といたします。  これより一括して大綱質疑に入ります。質疑の通告がありますので、発言を許します。  吉住長敏議員。 54 ◯議員(9番 吉住 長敏君) それでは、第80号議案町の区域の設定について大綱質疑を行います。  市の元気のバックボーン工業団地の某菓子メーカーは、工場本部が2カ所ありまして、同社からは先ごろ、周辺の三田浦古墳のことにつきまして、近くの公園にその由緒などを標示してほしいと古賀市に対し熱心な要望がなされております。企業が立地したその地域の歴史に、温故知新といいますか、愛着を持つ、そのような実例を踏まえまして、本議案、310年前の「筑前国続風土記」でももろもろ記されております玄望園区域につきまして、1967年から69年の3カ年かけた玄望園みかん組合の農業構造改善事業による約38ヘクタールの土地利用が半世紀ぶりに生まれ変わろうとしている折、議案の賛否の判断材料とするため、次の3点をお尋ねします。  1、事業施工区域内の公園は、当初の造成計画どおりに施工されますか。  2、あるとすれば、公園の名称に且ノ原、湯釜、田倉、いずれかの地名を採用する検討の余地はありますか。  3点目、同公園に、本事業の経緯、概要、旧地名や地名を表記した記念碑もしくは標識などは設置される予定でしょうか。 55 ◯議長(結城 弘明君) 建設産業部長。 56 ◯建設産業部長(河北 吉昭君) 吉住議員の御質問、町の区域の設定についてお答えいたします。  1点目についてお答えいたします。1号公園は、おおむね当初の造成計画どおりに施工されております。  2点目についてお答えします。古賀市玄望園土地区画整理事業地内の公園は、玄望園1号公園、玄望園2号公園という名称で古賀市に帰属される予定でありまして、既に公園名を記した公園柱が設置されているところでございます。  3点目についてお答えします。古賀市玄望園土地区画整理組合からの当該区画整理事業に係る記念碑等の設置についての相談は、今のところあっておりません。 57 ◯議長(結城 弘明君) 吉住議員。 58 ◯議員(9番 吉住 長敏君) ざっとお聞きしますが、名称はもう既に標柱があるということでございます。私もきのう現場に行ったんでございますが、工事中なので入ることを控えました。何という名称でしょうかというのが1点目です。今の話では1号、2号公園という名称なのかなと思いましたが、そんなさりげない名称じゃなくて、ちゃんとゆかりのある名称をすべきじゃないかなと思いますが、これは一般質問じゃございませんが、一応、大綱質疑でございますので、どうなのかお聞きします。  それからですね、大まかな点なんでございますが、これは教育委員会の管轄になろうかと思いますが、いわゆる歴史書にですね、300年以上前の「筑前国続風土記」ということに、今の玄望園に関する地名のことなどが詳しく、ごらんのとおり記載されています。これは、いわゆる価値ある文化遺産ではないかなと思うんですね。で、これは、文化財保護法の精神に照らしましてもね、これを保存していく、この地が、現地が利用される、活用されるようにしていくのは、行政指導、教育委員会としても、非常に前向きに捉えるべき事柄ではないかと思いますが、その所見につきまして、最後にお尋ねします。 59 ◯議長(結城 弘明君) 建設産業部長。 60 ◯建設産業部長(河北 吉昭君) 今のところ、玄望園1号公園、玄望園2号公園ということで、帰属を受ける予定であります。で、この1号公園、2号公園につきましても、字名は田倉となっておりまして、この田倉という字名は、池の名前にもなっております。で、調整池の横に田倉池っていう地名が残るようになっております。区画整理組合の理事長とも話しましたけど、やっぱり昭和40年代から始まったミカン園でありまして、開発を思い立ってから約30年がたったということで、どうしてもやっぱり玄望園の名前を残したいという強い思いがあったのではないかと思っております。 61 ◯議長(結城 弘明君) 教育部長。 62 ◯教育部長(青谷  昇君) 2点目の御質問にお答えいたします。古賀市では現在、文化芸術振興計画を策定しておりまして、その中にも市の文化、また、歴史的価値などを今後に伝えていくということは、当然、市の方針として掲げておりますので、そういったことの、今後、情報発信のあり方も含めまして、どういう方向で残していくか、活用していくかということは、総合的に検討はしていきたいというふうには思っております。 63 ◯議長(結城 弘明君) 以上で通告者の大綱質疑は終わりました。ほかに質疑ございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 64 ◯議長(結城 弘明君) 大綱質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第80号議案及び第81号議案の2議案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。委員長におかれましては、最終日の本会議において審査結果の報告を願います。            ────────────・────・──────────── 65 ◯議長(結城 弘明君) 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。                       午前10時29分散会            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 古賀市議会...