根室市議会 > 2019-05-30 >
05月30日-01号

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  1. 根室市議会 2019-05-30
    05月30日-01号


    取得元: 根室市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-29
    令和 元年  5月緊急議会     令和元年根室市議会5月緊急議会会議録              令和元年5月30日(木曜日)午前10時0分開会〇議事日程 日程第1 議案第46号 日程第2 議案第47号 日程第3 決議案第1号〇出席議員(17名)  8番   議   長   本 田 俊 治 君  5番   副 議 長   遠 藤 輝 宣 君  1番   議   員   鈴 木 一 彦 君  2番     〃     橋 本 竜 一 君  3番     〃     久 保 浩 昭 君  4番     〃     冨 川   歩 君  6番     〃     野 潟 龍 彦 君  7番     〃     足 立 計 昌 君  9番     〃     五十嵐   寛 君  10番     〃     田 塚 不二男 君  11番     〃     滑 川 義 幸 君  12番     〃     工 藤 勝 代 君  13番     〃     小 沼 ゆ み 君  14番     〃     千 葉 智 人 君  15番     〃     波 多 雄 志 君  16番     〃     久保田   陽 君  17番     〃     壷 田 重 夫 君〇出席を求めた者  市        長   石 垣 雅 敏 君  教 育 委 員 会教育長   寺 脇 文 康 君  代 表 監 査 委 員   中 本   明 君  農 業 委 員 会 会 長   佐 藤 幸 男 君  選挙管理委員会委員長   水 見 信 一 君〇委任を受けた説明員  副    市    長   竹 本 勝 哉 君  総 合 政 策 部 長   金 田 真 司 君  北 方 領 土 対策参事   織 田 敏 史 君  北 方 領 土 対 策 監   谷 内 紀 夫 君  総  務  部  長   大 島 裕 司 君  市 民 福 祉 部 長   齋 藤 博 士 君  水 産 経 済 部 長   藤 田 隆 人 君  建 設 水 道 部 長   斉 藤 貴 志 君  会 計  管  理 者   三 浦 良 和 君  病 院  事  務 長   加美山 勝 政 君  消    防    長   鈴 木 敏 一 君  総  務  課  長   飯 島 拓 也 君  介 護 福 祉 課 長   福 田 光 夫 君  消 防 本 部 次長   吾 妻 秀 一 君  消 防 本 部 警防課長   小 松 幸 浩 君  総 務 課 総 務 主 査   前 田 純 志 君  教  育  部  長   園 田 達 弥 君  学 校 教 育 指導参事   山 谷 良 雄 君  監 査 委 員 事務局長   泉   博 文 君  農 業 委員会事務局長   鵜 飼 豪 生 君〇出席事務局職員  議 会 事 務 局 長   石 橋 直 巳 君  議 会 事 務 局 次 長   白 川 哲 也 君  議会事務局議会総務主査  佐 藤 優 子 君  議 会 事務局議会担当   宮 崎 留理子 君  議 会 事務局議会担当   川 村 崇 征 君──────────────────────── ○議長(本田俊治君)  おはようございます。 本日は休会の日でありますが、議事の都合により、ただいまから令和元年根室市議会5月緊急議会を開会いたします。 今緊急議会議会期間は、本日5月30日の1日間といたします。 これより本日の会議を開きます。 はじめに、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に、3番久保浩昭君、10番田塚不二男君を指名いたします。 ここで事務局長から諸般の報告をさせます。 ◎議会事務局長石橋直巳君)  御報告申し上げます。 はじめに、会議の出席状況でありますが、ただいまの出席は17名であります。 本日の議事日程並びに諸般の報告は、お手元に御配付のとおりでありますので、朗読を省略いたします。 なお、本日付をもちまして議員提案決議案1件並びに議長提案の報告1件の追加議案がございましたので、お手元に御配付しております。 以上で報告を終わります。 ○議長(本田俊治君)  議事に入る前に、市長から行政報告について発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 石垣市長。 ◎市長(石垣雅敏君)  おはようございます。 議長の許可をいただきましたので、鉄道網確保対策に関し3点について御報告を申し上げます。 1点目は、JR北海道に対する緊急的かつ臨時的な支援についてであります。 JR北海道の路線見直し問題をめぐっては、国、道をはじめ北海道市長会町村会などで構成する関係6者会議において、国による支援の継続や地域負担あり方など2年後の法改正を視野に入れつつ協議が進められております。 本年度においては、花咲線を含む8線区の定時制や利便性、快適性の向上など利用促進に資する地域独自の支援が見込まれており、先般北海道から沿線の市町村に対し実施についての提案がありました。市といたしましては、これら関係6者による議論等を踏まえ緊急的な支援の必要性について同意するとともに、引き続き道や北海道市長会と連携して国に対し主体的かつ実効ある対応を求めてまいる方針であります。 なお、支援内容については、詳細が決まり次第、所要の予算措置を含め改めてお示しをしたいと考えております。 2点目は、花咲線存続に向けたブランド再構築の取り組みについてであります。 先週5月24日、国内で最も歴史ある総合広告賞審議会が行われ、有識者による審査の結果、根室市の取り組みが入賞し、エリア別で第1位の北海道地区広告賞に選ばれました。今回の入賞は、全国1,424のエントリーのうち、根室市はローカル線をめぐる社会的な課題に対し広く関心を集めた点から評価をいただいたところであります。 また、5月21日には、第59回全北海道広告協会賞審査会が行われ、道内129のエントリー作品のうち根室市の地球探索鉄道花咲線取り組みポスター企画宣伝活動ウエブ企画の3つの部門においてそれぞれ第1位となる優秀賞に選ばれたほか、フィルム動画の部門において優秀賞に準じた奨励賞に入賞いたしました。 総合広告賞については来る7月1日、東京都内において、全北海道広告協会賞は同月3日、札幌市内においてそれぞれ表彰式が行われる予定であります。 JR花咲線維持存続に向けては、昨年10月から乗客数や利用状況変化等を踏まえて情報発信あり方を見直し、ブランド形成を考えた地球探索鉄道としての魅力づくりをはじめ、花咲線を追体験できるウエブムービーによる話題づくり花咲線の応援の輪を広げたクラウドファンディング型ふるさと納税の戦略的な活用など再構築の取り組みを進めてまいりました。このたび先駆的な事例として注目いただいたことは、ブランド再構築に向けて後押しとなるものであり、花咲線のさらなる利用促進にも期待を寄せているところであります。 3点目は、交通政策推進体制についてであります。 6月1日付で道職員の派遣を受けて総合政策部に主幹を置き、地域交通に関する調整機能を強化することといたしました。 鉄道網確保対策に当たっては広域的な対応も求められておりますので、市といたしましては引き続き北海道と連携を図りながら花咲線のさらなる認知度向上と活性化につなげてまいりたいと考えております。 以上であります。 ○議長(本田俊治君)  ただいまから議事に入ります。 それでは、日程第1、議案第46号を議題といたします。 本案について提出者の説明を求めます。 市民福祉部長。 ◎市民福祉部長齋藤博士君)  議案1ページをお開き願います。 議案第46号根室介護保険条例等の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。 第1条、根室市介護保険条例の一部改正につきましては、本年10月の消費税率引き上げによる低所得者介護保険料の軽減を図るため、介護保険法施行令及び介護負担国庫負担金算定等に関する政令の一部が改正されたことに伴い、当市の令和元年度から令和2年度までにおける第1段階から第3段階の介護保険料率を改正するため、本案を提出するものでございます。 本案の提出に当たっては、5月14日開催の介護保険事業運営委員会に諮問し、翌15日に本提案内容で答申を受けたことを申し添えるものでございます。 改正する条文につきましては、第6条中、「平成32年度」を「令和2年度」に改め、同条第2項を第5項とし、条文中の「前項」を「前各項」に改め、同条第1項の次に第1段階から第3段階までの介護保険料額を定めた第2項から第4項を加えるものでございます。 5ページ目をお開き願います。 今回の保険料率は、令和2年度以降の完全実施時における軽減幅の半分の水準で設定しており、国の基準と現行の介護保険料率バランス等を考慮し、第1段階と第3段階は基準どおりとし、第2段階につきましては特例により平成24年度から国の基準より低く設定された経緯を踏まえ、完全実施時の料定率0.5と現行の0.63の中間値0.565で設定しているところでございます。 なお、このたびの改正により平成31年度末の第1号被保険者、いわゆる65歳以上の方々は8,676人で、第1段階から第3段階の被保険者数は3,407人となっておりますことから、全体の約4割の方々がこの軽減の対象となるものでございます。 1ページ目にお戻りください。 第2条、根室市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正につきましては、附則、ただし書き中、「平成33年3月31日」を「令和3年3月31日」に改めるものであります。 全体を通して根室市介護保険条例等の一部を改正する条例の附則といたしまして、この条例は公布の日から施行し、平成31年4月1日から適用するものでございます。 また、附則の2項といたしまして、この条例による改正後の根室市介護保険条例第6条第2項、第3項及び第4項の規定につきましては、令和元年度以降の年度分の介護保険料に適用し、平成30年度以前の保険料につきましては、なお従前の例によるものでございます。 なお、改正に係る条例新旧対照表につきましては、2ページから4ページに添付してございますので、御参照をお願いをいたします。 以上で説明を終わります。よろしく御審議願います。 ○議長(本田俊治君)  本案について質疑を行います。 御発言ありませんか。 橋本君。 ◆(橋本竜一君)  おはようございます。 今回提案された議案については我々の会派としても賛成でありますが、何点か確認の意味を含めて質疑をさせていただければと思います。 今回の議案について、あくまでも令和元年度及び令和2年度の保険料の条例を改正するということなんですが、一方で今回の条例改正案に示されている金額はあくまでも令和元年度の金額のみが条例改正に示されているところでございます。一方で5ページの説明資料を見ると、令和2年度の保険料率見込みとして示されているところでございますが、ここら辺についての説明をあわせてお願いいたします。 ○議長(本田俊治君)  市民福祉部長。 ◎市民福祉部長齋藤博士君)  ただいまの御質問でございますが、この関係につきましては平成26年度以降の社会保障と税の一体改革による社会保障の充実の項目でございまして、今回消費税が10月から上がるということで、低所得高齢者介護保険料のさらなる軽減強化ということで当初予算から国のほうで見られてきたところでございまして、平成26年度以降消費税が10%に導入された段階において軽減するということになってございまして、その中で示された部分が令和2年度のところに、今5ページに列記しておりますけども、参考として載せたところでございます。 ○議長(本田俊治君)  橋本君。 ◆(橋本竜一君)  つまり令和2年度の保険料率については、改めて議論、検討をするという理解の仕方でよろしいでしょうか。 ○議長(本田俊治君)  市民福祉部長。 ◎市民福祉部長齋藤博士君)  先ほども御答弁申し上げましたが、今回の条例につきましては10月からの消費税引き上げに伴う低所得者負担軽減として国の通知に準拠したものでございまして、令和2年度以降の負担軽減完全実施につきましては今後の法律の改正をもって議論と検討が必要だというふうに考えてございます。 ○議長(本田俊治君)  橋本君。 ◆(橋本竜一君)  ありがとうございます。 ただそうはいっても、要するに今回の条例の改正の中身は先ほど御説明いただいたとおり、令和2年度の保険料を幾らにするのかという見込みを先に立てて、その半分の額を今回の、今回のというか、今年度の保険料の算定に使ったということだと思います。つまりこの第2段階、国がどれだけ引き下げたかというと、根室市の場合は特例とっていますのであれですけれども、国の基準は第2段階では今年度は本当は0.125を引き下げる、そして令和2年度では0.25を引き下げる、第2段階で0.25倍に引き下げるという予定になっています。ところが、根室市の場合は、今年度は0.065、そして未定、予定ではありますが、令和2年度は0.13ということで引き下げ幅が国よりも低く設定をしているところだというふうにして思います。それは最初に御説明あったとおり、恐らく国基準とのバランスをとるため第2段階を令和2年度には国基準を同額にするという意図からこのような設定の仕方になったと思うんですが、なぜ国基準と同額にするのかについて教えてください。 ○議長(本田俊治君)  市民福祉部長。 ◎市民福祉部長齋藤博士君)  各自治体に対しましても調査いたしましたけども、国の判断基準といたしましては現在の税率から今国が法律の中で10分の1.25の部分の減じた部分ということで改正がされております。その部分で今の現状の部分で次に予定されている部分の半分の部分を参考値として今上げられておりますので、当市といたしましても国の基準の2分の1という部分を勘案いたしまして、その率で0.565というような形にさせていただきました。 ○議長(本田俊治君)  橋本君。
    ◆(橋本竜一君)  私の質問は、なぜ来年度、令和2年度の見込み国基準と同額にしなければならないのですかということを質問したんですけれども、いいですか、そしたら。 ○議長(本田俊治君)  市民福祉部長。 ◎市民福祉部長齋藤博士君)  先ほども御答弁申し上げましたけども、今基準につきまして、令和2年度の部分につきましては国のほうでまだ法律の改正がなされておりませんので、今年度と同様の10分の1.25というような条文がございましたら、その部分については検討も必要かと思っております。 ○議長(本田俊治君)  橋本君。 ◆(橋本竜一君)  もし本当は例えば国が示すとおり0.125の場合を引き下げるとなると、本来第2段階の標準保険料は年額で2万6,000円で済んだと思うんですよね。それが今回は要するにそこまで引き下げをしなかったので年額で第2段階で2万9,100円ということになったというふうにして思います。 何でこういう質問しているかというと、要するに特例をとっているのはこの第2段階だけじゃないですよね、根室の場合。今回の条例改正に示されていない第4段階、そしていわゆる中間から高所得に至る第6段階、第8段階か、についても根室市の特例をしています。つまりこれまで根室市がやってきたのは第2段階と第4段階の低所得層保険料引き下げるかわりに、国基準より引き下げるかわりに中間から高所得層保険料を高く設定をしていたということになろうと思います。つまり今回の改正でもし国基準と同額に低所得層をそこまで下げなかったとすると、つまり高く取っている第6段階、第8段階の保険料を余分に取っていることになるのではないかということを心配するわけであります。 第6期計画の期間中は、結局のところサービス経費がそこまで伸びなかったということもあって、最終的にこの3年間の中で介護基金を積み増しをしてきたという経過があったというふうに認識をしています。平成30年度はどうだったのかということはちょっと私今把握をしておりませんが、恐らくは基金取り崩ししていないですよね。そうした状況も踏まえた中で来年度の保険料をどのように考えるのかということをこれらも含めてしっかりとした全体的な総合的な考えのもと来年度に向けて検討をするべきだというふうにして思いますが、この点について考え方を伺います。 ○議長(本田俊治君)  市民福祉部長。 ◎市民福祉部長齋藤博士君)  今御意見ございましたように、検討しなければならないと思っておりますが、ただ平成30年度からスタートいたしました第7期の介護保険事業計画、これらの算定におきましてはこの3年間における支出見込み額を含め勘案して介護保険料率介護保険料、今は4,300円でございますけども、それは決定してございます。その4,300円にするためには、基金を活用させていただいて、この3年間で約1億4,500万円投入して4,300円に抑えて、全道最低の金額に抑えているところでございます。 今回、今提案された部分の検討しなければならないという部分を引き上げております、第6段階、第8段階と。これらの部分については、第8期の部分では検討しなければならないと思っておりますが、第7期の計画につきましてはあらかじめ国が低所得者負担軽減を図るという部分の第1段階から第3段階の部分については実施は、これは見込んで7期計画の策定をしてございますけども、今御提案された第6段階、第8段階につきましては7期につきましてはその支出見込み額を計上してございませんので、第8期の部分で検討させていただきたいというふうに考えてございます。 ○議長(本田俊治君)  橋本君。 ◆(橋本竜一君)  今回の国の軽減対策をどう捉えるかだというふうにして思うんです。消費税の増税を財源とするという是非については、私たちは共産党ですので、いろんな考え方ございます。ただ、それを外したとしても、要するに消費税によって支出がふえる、そのうちごく一部だけれども保険税の軽減でそれを補っていこうというのが国の基本的な考え方だというふうにして思います。 根室市の今回の引き下げ幅は、恐らく国が示した基準額よりも低い段階で抑えているというふうにして思っています。ただ、介護保険全体の財政の中で本当に基金をどんどん取り崩しても基金も全くないというような環境であればその財政運営上どうしようもないのかなという部分もあるんですが、現状の全体的な財政運営の中で市民の生活や経済状況などをしっかりと踏まえた中で、たとえ7期計画の期間中であったとしてもしっかりとその保険料考え方、捉え方というものを改めて検討し直すということが必要なのかなというふうにして私は思っておりますので、こうした点を踏まえて今後の介護保険事業運営委員会等でもあわせて議論していただければというふうにして思います。この点は意見のみで終わります。ありがとうございます。 ○議長(本田俊治君)  ほかに御発言ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(本田俊治君)  ほかに御発言なければ、本案について原案のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(本田俊治君)  御異議なしと認めます。 したがって、本案については原案のとおり可決されました。 次に、日程第2、議案第47号を議題といたします。 本案について提出者の説明を求めます。 消防長。 ◎消防長鈴木敏一君)  議案8ページをお開き願います。 議案第47号財産の取得について説明いたします。 本案は、説明欄に記載のとおり、昭和62年に導入し31年が経過している消防ポンプ車北翔号の更新に当たり水槽付消防ポンプ自動車(Ⅱ型)の取得について、議会の承認を得るため提案するものであります。 財産名称及び数量、取得価格、取得先につきましてはそれぞれ記載のとおりでありますが、去る4月2日に指名競争入札を実施し、その結果に基づき、同日、物品購入に係る仮契約を締結するところであります。 よって、本財産取得につきまして、地方自治法第96条第1項第8号及び根室市財産条例第2条の規定により議会の議決を求めるものであります。 なお、次ページに説明資料を添付しておりますので、御参照願います。 以上で説明を終わります。よろしく御審議願います。 ○議長(本田俊治君)  本案について質疑を行います。 御発言ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(本田俊治君)  別に御発言もなければ、本案については原案のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(本田俊治君)  御異議なしと認めます。 したがって、本案については原案のとおり可決されました。 それでは次に、日程第3、決議案第1号を議題といたします。 本案について提出者の説明を求めます。 議会運営委員会委員長滑川義幸君。 滑川君。 ◆(滑川義幸君)  おはようございます。 ただいま上程になりました決議案第1号丸山穂高衆議院議員の言動に対する厳重抗議と国としての今後の対応及び一刻も早い北方領土問題の平和的解決を求める決議でありますが、皆さんのお手元に御配付のとおりでございますが、ここで朗読をさせていただきます。 決議案第1号丸山穂高衆議院議員の言動に対する厳重抗議と国としての今後の対応及び一刻も早い北方領土問題の平和的解決を求める決議。 令和元年、第1回目となる北方四島交流訪問(ビザなし訪問)に参加した丸山穂高衆議院議員が、国後島において元島民である訪問団の団長に対し、戦争でこの島を取り返すのは賛成か等という質問を執拗に繰り返し行った。それは旧ソ連軍の侵攻によって強制的に島を追われ想像を絶する苛酷な経験をしてきた元島民の方々に対して余りに思慮のない言動である。 また、日本国民と四島に暮らすロシア人住民との交流を進め、両国の友好と信頼の醸成を図り、北方領土問題の解決に向けた環境づくりを進める四島交流の意義を否定するものである。 根室市は、国民の総意のもとに一日も早い北方領土返還の実現を熱望し、全国の先頭に立って返還運動に取り組むとともに、北方四島の隣接地域としてこれまで住民同士の交流や人道支援医療支援などに努めてきた。丸山衆議院議員の言動は、元島民をはじめ多くの根室市民、そして全国の返還運動関係者の思いを踏みにじる行為であり、強い憤りを覚える。衆議院の沖縄及び北方問題に関する特別委員会委員でもある国会議員が、過去の戦争を教訓として恒久平和を誓った平和主義に反する発言をしたことは断じて許されない。これらの言動は、北方領土問題の解決と平和条約締結のために大切な日ロ両国の信頼関係を損なうものである。よって、丸山衆議院議員においては、国会議員としての職を自ら辞するべきであり、根室市議会として厳重に抗議する。 また、国を代表して参加する国会議員については、今後厳正な人選とともに責任ある行動をとるよう、国として必要な対策を講じるよう要望する。 終戦時に北方四島に居住していた1万7,291人の元島民は、ことし3月には5,913人まで減少し、その平均年齢は84歳を超えた。今回の問題が今後の四島交流をはじめ自由訪問北方墓参などの事業並びに日ロ関係に影響を及ぼすことのないよう政府としても必要な対策をとるとともに、何よりも一刻も早い北方領土問題の平和的解決に向けて外交交渉を強力に推し進めることを強く求める。 本決議案につきましては、全議員の御賛同をよろしくお願いを申し上げます。 以上で決議案第1号についての提案説明といたします。 ○議長(本田俊治君)  本案について質疑を行います。 御発言ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(本田俊治君)  別に御発言もなければ、本案については起立により採決を行います。 本案について原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(本田俊治君)  全議員起立であります。 よって、本案は全議員の総意により可決いたします。 次に、報告第4号については、地方自治法及び根室市議会会議規則の規定に基づき議員の派遣を決定したものであります。既に議案で御配付のとおり御報告申し上げます。 以上で5月緊急議会の日程は全て終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 大変御苦労さまでした。         午前10時28分 休会    上記会議の記録に相違ないことを証し、ここに署名する。       令和元年5月30日           議  長 本 田 俊 治           署名議員 久 保 浩 昭             〃   田 塚 不二男...