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平成12年第2回定例会(第3日目) 議事日程・名簿 開催日:2000-06-08
平成12年第2回定例会(第3日目) 本文 開催日:2000-06-08

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  1. 石岡市議会 2000-06-08
    平成12年第2回定例会(第3日目) 本文 開催日:2000-06-08


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 平成12年6月8日(木曜日)                   午前10時15分開議 ◯議長(海老澤通弘君) ただいまの出席議員数は21名です。定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き本日の会議を開きます。  初めに、8番・小吹武男君から、発言したい旨の申し出がありますので、これを許します。  8番・小吹君。                  〔8番・小吹武男君登壇〕 2 ◯8番(小吹武男君) 8番・小吹です。きのうの私の一般質問におきまして、発言に不適当な点がございましたので、議長においてお取り計らいをお願いしたいと思います。 3 ◯議長(海老澤通弘君) この際、お諮りいたします。8番・小吹武男君から、昨日の本会議における発言について、会議規則第65条の規定により、発言における不適当な部分を取り消したい旨の申し出がございました。この取り消しを許可することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 4 ◯議長(海老澤通弘君) ご異議なしと認めます。よって、8番・小吹武男君からの発言の取り消し申し出を許可することに決しました。  さらにお諮りいたします。ただいま取り消しを許可いたしました発言における不適当な部分につきましては、後刻、会議録を調査の上、議長において措置したいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 5 ◯議長(海老澤通弘君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  次に、本日の議事日程はお手元に配付いたしました議事日程表のとおりであります。  これより議事日程に入ります。            ───────────────────────  日程第1 一般質問 6 ◯議長(海老澤通弘君) 日程第1、一般質問。  これより前回に引き続き市政一般に関する質問を行います。質問は通告の順にこれを許します。  24番・小池 清君。
                    〔24番・小池 清君登壇〕 7 ◯24番(小池 清君) 24番の小池でございます。通告に従いまして質問をしたいと思います。  第1点目は、県道紅葉線交通緩和策についてでありますが、県道紅葉線高浜地区混雑状況等につきましては、かつて鬼沢市長時代から、石岡市が中核都市、20万都市を目指して、道路網の整備等を進める中で、355から高浜台を通りまして田伏に抜ける線、これは土地改良を絡めたりなんかしてつぶれまして、その後、いろいろと提案等もございまして、それがありましたけれども、いずれにしても、6号バイパスの関連並びにそれ以外関係も含めてなかなか進まっておりません。  その間に、当然、市街化調整区域内の道路網の整備等になりますと、経済部所管がございますが、いわゆる神立方面からの関係もありまして、平和橋を通りまして、もちろん平和橋も付け替えになっておりますが、平和橋を通りまして、高浜街道、いわゆる田伏に抜ける線が、科学万博に絡めて、今の福祉会館、これも科学万博に絡んでの関連事業で、考古学センターをあそこにつくろうというような問題もございました。もちろん、それにあわせて、三村の農免道路、千代田側から今通っております、これも整備しようということで、調整区域内ですから、都市計画関係では進められない。経済部所管で進まったという経過、もちろん、これが開通になりますと、当然、高浜街道を含めて混雑しますので、この緩和策、これらも種々論議をされてきたんですが、なかなか進まないというようなこともあって、現実には、平和橋のところの、いわゆる神立からの道路が開通になってしまっているという現況の中で、大変にまた混雑がしてきております。  そういうようなことで、対応の段階で、一昨年になりますが、石岡市の市街地整備基本計画の中で、石岡市の市街地を取り巻く循環道整備、この循環道の中で、工業団地を通りましてぐるっと回る形の中で、これもいろいろ種々論議があったわけですが、今回、循環道整備の中で、平和橋から常磐線をまたいで、跨線橋でまたいで、いわゆる堤防上を通って、高砂屋さんを抜けて、いわゆる工業団地、今の村・六線を経由して回るという形の循環道の整備というようなことで、今、今度の計画、計画はまだ実施計画に入れませんが、構想として、位置づけとしては、一応循環道整備というようなことで、今、俎上に上がってきておりますし、もちろん、今回の総合計画の議決がないと決定等にはなってまいりませんが、そういうような状況であるわけです。  しかし、この路線が、都市計画の中で位置づけがされましても、村・六線の、いわゆる開通で常磐線の跨線橋をまたぐ、いわゆる荒金のところも平成元年に開通になったわけですが、しかし、その前段、10年ぐらい前からやはり計画が進められた、ようやく10年以上経過して跨線橋ができて、八郷方面から355につながっているというような現況でもあるわけです。  いずれにしても、計画がなされて、いわゆる構想から計画になされて実施計画に入るまでの相当の年月がかかります。今回も、いわゆる昨日も、もちろんこの議会のたびに6号バイパス問題等の絡みの中でたくさん議論がされますが、遅々として進んでおりません。ですので、私は、やはりこの際、県道紅葉線の今どうしても、当面大変困りますので、本当の数年で実現可能、いわゆる抜け道的な考え方ででも結構でございまして、交通緩和になっていくという段階で、執行部の方にお考え方をお聞きして、実現方に向けて、すぐ動き出していただきたいというような願いを込めながら、ここで質問したいわけですが、その前段に、終日交通量調査をやればよかったんですが、当然、交通、県道であっても歩道もない、通学路にも皆さん大変困っている。そういうようなものから、今、県道の高浜の藤森稲荷下の踏切、ここのところに交通監視員の方が、子供たちの交通安全を願って監視をしております。もちろん、高浜神社のわきの高浜三差路のところにもございます。こういう方々の協力も得まして、交通量の調査を時間帯でちょっとしていただきましたので、それらを参考にして私の提言を申し述べ、それから建設部、担当では市長と、それから企画部長というようなことで、企画段階で私はやっていただきたいなと思ったんですが、どうも具体的なことになりますと、建設部長がというようなことでございますので、市長でも建設部長でも結構でございますので、納得のいく答弁が返れば、1回で私は結構でございますので、ご答弁をお願いをしたいと思います。  5月に入りまして、高浜の愛郷橋の三差路のところで、午前7時から8時までの間に、986台、約1,000台、1時間で通ってまいります。もちろんこれは、愛郷橋を渡って出島方面に若干と、それから、主に神立方面から土浦方面に抜ける勤めの方の車を含めてそうですが、三差路から愛郷橋を渡って入ってくる車が557台、それからいづみ荘方面から狭い道路を、高崎方面からいづみ荘のところの、高浜で下道と言っておりますが、あの下の狭い道路のところを入ってくるのが429台、約1,000台、986、これが7時から8時までに愛郷橋を渡って向こうに入っております。当然そういうようなものから、これは1分間ではかりましても、1分間で16台ございますから、ほとんど渋滞、まあ、少し動いているというような状態で朝方はあそこがあります。その間に、子供たちが通学、もちろん高浜駅利用の高校生、通勤者を含めて、自転車、車等の問題もありますので、どうしてもこの交通緩和策を考えなくちゃならないんではないかなというふうに思います。  それから、逆に愛郷橋を渡りまして、三差路のところから、やはり愛郷橋のところから入るのが845台、これらが高崎方面を含めて355、いわゆる精神病院の下を通りまして355に抜けていく車が、やはりそこは845台流れております。愛郷橋を渡ってきまして、前にあそこにおまんじゅう屋さんがございましたが、三差路から石岡方面の方に流れる車が420台、これもやはり1分間に上り、あそこの段階で上り・下りという言い方はおかしいんですが、石岡方面に行くのも15台、1分間に通ってまいります。  このような状況でございますので、どうしてももう一本、何らかの形で通過車両をやはりつくらなくてはならないんではないか。今度は高浜の藤森稲荷の下のところ、いわゆる三村方面から水田の中を通りまして、北根本の集落の中を通る車、それから、常磐線のわきをすり上がりまして、約300メーターほど踏切のところに上がっていく車が約400台、あそこへ上がってまいります。もちろん、これは当然あの三差路のところと並行しておりますので、三差路のところでダブってきておりますけれども、これらが入って、やはり学校の下を含めて小学校の通学、それから城南中の関川方面、それから一部、三村方面からの子供たちの歩道のないところにひしめいていくというような状況が今醸し出されていることであります。  これは、今後とも、若干ありましても、減りはしないであろう。といいますのは、玉里村との関連、それから石岡でも、いわゆる市長が霞ヶ浦二橋問題で協議会をつくっておりまして、働きかけをしておりますが、いわゆる八木の地先から馬場山線に抜けまして、玉里から霞ヶ浦二橋、1本かかりましても、小川方面から向こう、馬場山線から宍倉を通りまして、向こう、大原方面に行く道路が、仮に1本県道ができたとしても、やはり玉里方面からの車は入り込んでくるだろう。というのは、この線は、県が昨年、2,000億の歳入欠陥を起こしておりますし、県自体が新規事業は当面手をつけない。もちろん、霞ヶ浦二橋問題での玉里村と、それから石岡市の八木地先、これを結ぶ線の架橋が、これが新規事業でございますので、現実には一昨年の11月に調査費を若干つける予定だったものがつぶれております。特に昨年、そういうような現状が財政問題から出ましたので、昨年も見送りになっておりますので、多分、ここ数年、霞ヶ浦二橋問題での調査費はついてこないだろう。  仮に調査費がついたにしても、百里基地との関連、道路の整備段階でどういうふうになってくるか。これは、きのうの一般質問等でも出ておりましたけれども、市長サイドの問題を含めて、関係市町村と、いわゆる道路網の整備の中で、出島方面からも当然入ってまいりますので、これらの問題を相当強くやっても、百里基地の民間共用年度までには間に合わないというようなことがありますので、当面、高浜地区の県道の込んだ状況も、これが緩和できないまま推移するだろうというふうに私は見ております。これは、私が見るのではなくて、大方道路関係者すべてがこう見ておりますので、どうにもならないなと思っております。  ですので、2年ないし3カ年かかりましても、簡単にやるという言い方はおかしいんですが、何らかの方策ということになりますと、前の議会でも、その前の議会から申し上げておりますが、高浜の高砂屋さんから、いわゆる市道15号の延長線上、355から、いわゆる高砂屋さんまで来ておりますが、これは、市長もご案内のように、今の農協さんでやっております乳業会社のところから、東田中の和田の前を通りまして、高浜台に抜けてくる付け替え道路のものがつぶれました。そのかわりに、今のいわゆる運動公園のところから高砂屋さんのところの道路をかわりにやむを得ずつくって、もちろん高浜台地問題がだめになりました関係上、当時、水資源開発公団に霞ヶ浦の水位35センチ上げるということから、高浜地区の場合には、霞ヶ浦との接点でございまして、恋瀬川のつけ根ですから、当然、県土木で水資源開発公団が手をつけてくれないところを陳情等を重ねて、やはり水位上昇があれば当然影響があるので、あの無堤地区のところに、愛郷橋まで堤防をつくっていただいた水資源公団に、かわりに高砂屋さんから15号線で延長線で延長して、堤防上を道路にする。これは9メーターですから、天端をとってあるわけですね。  あのところで、普通は後から、これも公団の方に水位差の問題がございましたが、陳情等をし、要請もし、それから常磐線まで延長をして築堤をしていただいた。ですから、この上の堤防の天端というのは4メーターほかございません。あの下側が9メーターあるのは、道路にするということが前提で堤防になっておるわけですね。それがありますので、ちょうど常磐線の下側、今の恋瀬川の鉄橋ですが、その手前に、いわゆるガードがございます、鉄橋がございます。これは高浜駅から三村の浅間下まで鉄橋が四つあったわけです。当然、今の新川がございますが、これは、恋瀬川がはんらんをしたときに、鉄道を守るために、溢水時、いわゆる大雨が降った場合に水が抜けるように、堤防を、いわゆる鉄道を浸食しない形で鉄橋をつくって、水抜きにつくってあります。  ですから、今でも関川前の方にあります新川という先には鉄橋がございますが、これは昭和63年には天の川が決壊しましたけれども、しかし、そういうようなことで、鉄道を守るのに溢水時に抜いてあるところがございまして、高浜駅の近くにも、今の恋瀬川本流から高浜駅側に約40メーターぐらい、厳密には50あるかどうか、実測しませんからわかりませんが、鉄橋がございます。その下は2メーター50ぐらいありますので、車が、普通乗用車ならば楽に通れます。ですので、いわゆる石岡市の循環道整備、市街地を取り巻く循環道の整備をやると言いましても、これは気の長い話でございますので、行政がやっても、いわゆる総合計画ないしはそれ以外の関連道路整備でやりますと、大変時間がかかります。極端な言い方をすると、常磐線、跨線橋をまたぐなんていうことをやっていますが、私、20年も30年もかかっちゃうじゃないかと思います。  ですから、最終的には、行政が信用されないというのは、議員まで信用されなくなってまいります、何を言っているんだということで。ですので、緩和策として、暫定的に処理できるということになりますと、常磐線の下をまたぐ問題、平和橋のところからの中央から馬場山線が向こう、見地方面にせり上がってまいりますが、あれから来まして、約50メーターか70メーターで右折をしまして、常磐線の下をくぐりまして、常磐線から、いわゆる愛郷橋まで副堤防、副堤防が堤防の手前側に、あそこは地盤が悪かった関係がありますが、沈下等がしないように、公団等と折衝をして30メーター副堤防をとっております。  副堤防を併用しますと道路になりますので、もちろん愛郷橋のところでは堤防の上を道路にするということでして、本当のつけ根のところの改良、県道を一部改良しますと、県では、欠陥道路になって、交通事故ができたときに県の責任になるから、余り手をつけたくないというのが腹の中にありまして、最終的にどのように、周辺に住んでいる方、通過する方々が困ると言っても、いわゆる縦割り行政の中での縄張り、こういうふうなものから一歩踏み出そうとしないんですが、しかし、でも、今は、分権時代に入りまして、やはり皆さん本当に考えて、どれが一番いいのであるかということを推し進めるならば、壁そのものは私は簡単に破れると思います。  というのは、何百メーターもしようというのでなくて、本当の10メーターか20メーターで愛郷橋のつけ根のところも済みますので、この辺について、前に私は、本会議でこういうような問題をやることよりは、委員会で細かく詰めた方がいいと思いまして、委員会等でもいろいろ建設委員のときに話をしてあるんですが、ただ、建設部も、何年かたつと、何年もたたないで人がかわってしまう。かわるというと、文書は残っておるんですが、やはり議員も、改選のたびに所管委員会がかわりますと、所管委員会以外は傍聴ですので、余り出ていって発言できませんので、勢い、細かい問題についても、一般質問等で触れるということになりますが、一応どんな細かい問題でもこれからふえてくると思うんですが、私は、やる気があれば、目をどこに向けているか。住民サイドといいましても、やはり口先だけなくて、本当に困っているところをやっていこうとする目のつけどころをきちっとつけておけば、県の段階も、市の段階も踏み出せるんではないかと思いますので、この辺については、私は今提言を具体的に申し上げたんですけれども、市街地整備基本計画の中で、いわゆる三村の平和橋のところと中津川の間から常磐線をまたいで、跨線橋にして愛郷橋までにつなげる線、これを実現させるのに何年ぐらい予定しておるのか。  私が今、乗用車だけに限定をして、乗用車のみでも、一部、堤防沿い、それから一部、堤防上の天端併用、しかし、これは、天端併用と言うんだけど、本当は道路にするのにつくってある堤防ですから、それがもう15年もたっても、結局一つも進まない。あの上が、ほこりが出てどうにもならないというのは、これも口が酸っぱくなるほど言われて、これまでに防じん舗装だけ市がやったのが2回、防じん舗装だと大体半年でだめになるんですね。  今、ですから、この夏になると、また皆さんがそろそろ文句を言い始まりました。また、洗濯物も干せないだとか、いろいろ何でそのできないのかな。私は、必ず執行部が、議員というのは、二つ仕事がありますよと。税金を取られる立場、皆さんの立場にいるので、いろんな問題点、これを提言してやっていただくように指摘をしてやりますよというと同時に、皆さんの出した税金が議決されたとおり、また間違いなく、一銭の無駄もなく、やはり公正明朗に使われているかということもあるんだから、その辺の仕事をしているので、どんどん言ってください。言っているんだけど、どうもやらねえ部分があるんだよという。こんな基本的なことをいつも言っているんですが、なかなかわかってくれる場合とわかってくれない場合があるんですが、執行部に整備基本計画の中で、跨線橋は、もちろん総合計画が議会で議決されてからという答弁が来ると思うんですが、議決されるのはもう目に見えておりますので、一応どういうふうなこと、何年ぐらいやっぱり予定しておるのかなというような問題。  それと、例えば平和橋から、今度は跨線橋をやるとえらい金がかかりますので、何十億とね。やはり下側を暫定的に、高浜の市街地の交通混雑の緩和策として、これは、いわゆる鉄橋の下側をくぐるというのは、やはり土浦地区でも、それ以外のところでもあっちこっちにあります。土浦にも数カ所ございますが、こういうようなことで対応をしておるんですが、これをやろうとすればどれぐらいでできるのかなという、交通車両、どのぐらいの台数が今あそこを通っておって、どのぐらいの子供たちと、どのぐらいの通勤者の問題と、もちろん高浜駅を利用して、通勤・通学のために利用している方々の台数等についても若干把握しておりますが、それはさておきまして、今回は混雑緩和策でございますので、この2点について、まずお伺いをいたしたいと思います。  それから、これも執行部、毎度皆様おなじみのなんていう浪花節があったんですが、毎度おなじみになっているんですが、高浜台の区画整理ですが、これは昭和63年から始まっておりますね。平成4年のときに、減歩率が39.8%から何とか49.8%に落ちつけて、再度同意書のもらい直しをしておりますが、それがまたいろいろ問題がありまして、今度は50%台になってきた。50%台になったというのは、一昨年の、ちょうどもう2年になりますね、いわゆる上野遺跡の問題から、大体上野遺跡の本調査をやるのに約4億円かかるんだなんていう話が一般質問段階で出てまいりまして、膨大なお金ですが、これも全部行政責任、いわゆる行政指導でもって区画整理をやろうとしたわけですけれども、もちろん行政が勝手に市街化区域に線引きをやったわけでございますので、放置されておりましたので。いずれにいたしましても、そういうようなことから、今年度も予算がついておりません。事務上の予算は本当の若干で、予算がついていないというのは、やりませんということですから。これはどのように変化をしてきておるのか。  毎年毎年、市長の施政方針演説では、石岡市にまだ20万想定になって、総合計画を46年にやりまして、市街化区域、この中には、もちろん工業、準工地帯もございますが、未利用地がまだ7カ所もある。これがある限り、用途関係をいじれない。例えば北部地区問題、それから三村の地区の神立駅周辺に近いところの問題も、一時期は、三村と関川の一部を含めて、もちろん制度が変わりまして、50町以上まとまれば開発区域が認められる云々問題が県であったんですが、いずれにいたしましても、こういうようなことが全部つぶれてまいりました。どんなうまいことを言ったって、人口をふやす手だてを考えておりませんからね。今のままでいいですよと放置しておけば、結局今、5万3,000人でここは足踏みをずっとしておりますが、この経済状況の中ですが、やっぱり足踏みのまま。口でいろんなことを、施政方針でいろいろやったって、実際問題として、数字の上でどうにもならんというような感じがする。もちろん、それが響いて、いわゆる財政の問題にまで、歳入問題えらい問題が出ておるわけですが、大変横道にまたそれていっておりますが、またここで一つ議長にお願いして、一般質問の本題からあんまり横道に行ったときには、質問者よ、少しは問題整理しなさいよとひとつ注意をお願いしたいと思うんですが。  一応今、区画整理問題等について、未利用地解消という、石岡市の総合計画に基づいて進めているところが、現実にはこのまま放置すれば、もう嫌になって、いわゆる宮部台じゃないですが、もうやらないよと。地権者が、やらないと言ったんじゃ格好悪いから、中止だと地権者にお願いをして、こんな状況にしておくのが現実でしょう。どうも無駄遣い、まあ、何千万という金をもうつぎ込んじゃった。地権者は嫌になっちゃった。これはやっぱり周知の遺跡がある。周知の遺跡を本格調査するときに、すべて地権者にかぶってくるので、そんな問題まで公共減歩に入れられないから、もうしようがないよといったようなことから、やはり宮部台については、もうやめたという、中止だという。それは困るよというようなことで、政策的とは言わないよね。執行部の方が、そっちにお願いをして、そうやっておっつけておくのが現実だと思うんですね。  私は、平成4年段階でも、市長がかわった段階で、県道を取り入れると言ったときに、県道を高浜台に入れるから壊れたので、今回は入れないよという形で区画整理をやっていきましょうという地権者の総意でもってスタートして、いわゆる準備会を発足して進んでいったんですね。それが、今回は、何か知らないけど、話があっちこっちへ行っちゃいまして、教育委員会の方が今度、口は出すけど、金は出さないというようなことでやりましたので、こうなんで、発掘費はどこから出るんだというような、本格調査をやると言ったのに。やると言ったのは教育委員会。どこから出るんだという言った。教育委員会、やると言ったけど、金出さないと言うんですね。それで、暗礁に乗り上げております。  教育委員会としての考え方、やはり文化財の保護という立場から、上野遺跡については、本格調査はやりたいとするならば、どういう方法で、いつですね。そろそろ地権者の方々も、もうどうせ市長部局の方は、自分らから、やめたと言うと、どうも今の経済情勢から考えみて格好悪いから、地権者の方から、やめたと言ってもらうのを待っているんだか何か、その辺はわかりませんが、いずれにいたしましても、そろそろしびれを切らしてきております。結果的に損をするのは、損という言い方はおかしいんですけれども、だまされたと思うのは、10年以上も費やし、それからまた、いろんな問題が現実にはたくさんございます。その辺について、一応教育委員会と区画整理担当の方で、通告して、内部で協議したんでしょうから、大体答えはわかるんですけれども、でなくて、一歩踏み込んで、どういうふうにするんですかということで、やはり私は、今後の方向等を含めて、一応ご答弁をお願いをいたします。  それから第3点目に、第2保育所のこの隣の用地取得問題について、大変に気になりますので、お尋ねをしたいと思うんですが、そもそも石岡市の公共用地取得についてはいろいろございました。遠く言いますと、先長くなりますから、時間がなくなってしまいますので申し上げませんけれども、一応今の福祉会館のところが、県で科学博覧会をやろうとするときに、大きな事業をやる場合に必ず関連事業を引っ張り込んできて、石岡市がよくなるためにやっていきましょうというのが、これから地方分権で若干違うんですが、これまでのやり方、手法というのはそうであったわけです。科学万博のときも、石岡で、つくばでやるので、何にもメリットがないので、よしというので、当時の市長を先頭に、何かいろいろと折衝等をして、たまたま国道のすぐ近くであるので、科学万博に来た方々に寄っていただこうというようなものから、当然石岡市が歴史の里関係があったので、あそこに埋蔵文化財センター、これをやろうということで、あの取得に入ったわけです。  もちろん、それと土浦方面が混雑しますので、先ほどちょっと触れましたが、平和橋から上がってくる道路、大原地区を農免道路改修関係でやってきて、石岡市は一応平和橋の架け替え、今の平和橋よりずっと200メーターぐらい下だったんですが、今のところに持ってきまして、あれから舟塚山のわきを抜けて高浜街道に抜こうと。これで、いわゆる三村地区を含めた、あの周辺の交通の緩和策をやろうということで、科学万博に絡んで二つ取り上げたんですが、それが市長選挙をやっていたりなんかしているうちに変わって、今の福祉会館になってしまったんですが、埋文センターがつぶれまして。  あのときなんかも大変慌てまして、私の記憶ですと、高浜地区のところの平和橋から上がる道路をやろうとするときも、大体暮れの28日、御用納めをやっちゃってから29日の日に地権者会議を持ったというふうに記憶しておるんですが、そういうふうな切迫した中で進められた。慌てたもので、福祉会館のところを公図で買っちゃったんですね。ですから、裏側は1間ぐらいあるんですが、あれ、今、1メーターぐらいしかないでしょうね。ですから、いまだに確認がとれない。水路敷についてもしかり。それがあったので、百条委員会も設置されまして、公共全部ひっくるめて、トラック1台分の書類まで調べて、議会でもって百条の委員会まで設置していろいろやりました、取得問題に問題ありとして。  それがありましたんで、それから、今の雇用促進住宅のところの問題も、いろいろと百条委員会で問題がありました、用地取得に絡んで。ですから、地籍調査が終わって確定しているところについては、公図上問題ない。しかし、地籍調査が済んでいないところについては実測、当然関係地主全部立ち会った中で、公共用地取得については実測でやるということが、これまで石岡のやり方については、そういうような方向で来たというふうに私は認識しております。  しかし、今回、第2保育所の用地取得については、売買契約に至る前段は実測で買うということでの内諾等のやはり内部で協議がなされて、そんな文書もあるやに聞いておるんですけれども、この辺が事実かどうか、実測で買うということが事実かどうかを確認をしたいと思います。  それから、立ち会いを求めてやったとするならば、関係者は立ち会いをやったのでしょうから、日にちの問題と、当然公道に接続した部分もありますので、建設部では、だれが出ていって道路問題について立ち会いをしたのか、関係地主だけだったのか。この辺についてお伺いをしたいと思います。  それから、実測の図面があれば、お示しを議長にお願いをしていただきたいと思います。もちろん、これは、市の方では建設だと思うんですが、もちろん隣が公共用地、保育所もあったですから、そちらの担当も出ていったと思うんですが、どういうふうなことでポイント杭の確認をしていったか、実測をどういうふうにしたのかをまず第1点、お願いをしたいと思います。  それに、平成11年の3月25日に、市長ヒアリング関係がありまして、平成14年に統合をして、13年度に増改築工事をやって、12年度は実施設計云々ということのようですけれども、幼児施設の場合に幼児施設設置協議会がございます。協議会の考え方、もちろん今の、いわゆる第1保育所を利用している方々、あの周辺の方々を含めて、第1保育所が設置されたには設置された理由がありますし、定員数もございます。今、やはりご婦人の方々も全部働きに出ておりますので、男女雇用均等法の名のもとで、今、大変に安心して子供を育てながら働くということが基本でございますので、統合して、まとめて結局大きくなることばかりがどうなのかなという。ゼロ歳児童保育の問題を含めて、もっともっと内容の充実の問題を含めてあるわけです。  そうすると、幼児施設設置協議会の段階で、これまでの経緯を含めて、今回、統合するとするならば、その辺の問題を内部で、担当者も含めて、もちろん福祉部長も、将来の石岡の子供たちの保育というような問題が各場所にこうたくさんあるわけですけれども、それらがどうなのかなという。現実は少子化ですから、少なくなってきているんであるけれども、まとめちゃうことばかりが果たしていいのかなというふうな問題がどのように論議されてきたのか。どの辺の考えからどう出てくるのか、私はわかりませんけれども、やはりこの辺について、いつ幼児施設設置協議会の皆さん方に意見を聞き、説明をし、将来の動向等の問題を含めて、もちろん統合の問題になりますと、今、幼稚園の問題と保育園の問題はこれまで分離したんですが、これからは一緒でもいいんではないか。  もちろんこれは、ですから、ゼロ歳児保育の問題も幼稚園がやっていく。時間延長の問題もあります。そういうようなものを市民の方々が納得し、もちろんそれを要求する若いお母さん方が今後の問題を含めてどうなのかなということまで踏み込んで、今回来ているのかな。確かにこのわきの第1保育所は、広げるのも結構でございましょうし、私ややぶさかではありませんが、しかし、でも、ゼロ歳児の問題まで含めると、交通が極めて多い、煩雑な中で、うるさい中で、結局幼児の本当のゼロ歳児の問題まで、保育園問題を踏み込んでくるというとどうなのかなという。  第1保育所等の関連の中で、どのように論議がされて、周辺の設置協議会の皆さん方と詰めているのかなというようなことがありますので、設置協議会をいつごろ開いて、どういうふうな内容の論議をし、今後の石岡の、いわゆる少子化対策の中でのよりいい環境の中で、いい子供たちが育ってもらうためにどうあればいいのかなと、地域全体の配分の中でどうなのかなというような問題もやはり論議されてしかるべきだというふうに考えております。  これは用地取得の問題とはちょっと違うんですが、しかし、関連をして、この辺の、いわゆる施設の設置協議会での皆さん方の考え方等もありますので、これも、福祉部長はどのように考えておるのかなと。どうも何か統合の建設とか、そういうようなことばかり先に行っちゃって、肝心かなめのところがどうなっていたのかなというふうに私は思いますので、この辺についても、納得のいくようにご説明を願えれば幸いだと思います。  第1回、以上であります。 8 ◯議長(海老澤通弘君) ただいま24番・小池清君からの要求のありました資料は、議会としてこれを要求したいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 9 ◯議長(海老澤通弘君) ご異議なしと認め、さよう決しました。執行部には、速やかに資料を提出されるよう求めます。  建設部長・鈴木君。                 〔建設部長・鈴木 寛君登壇〕 10 ◯建設部長(鈴木 寛君) お答え申し上げます。  ただいまご質問ございました県道紅葉線交通緩和策における常磐線をくぐる線の整備の件でございます。  ただいま小池議員の方からご質疑がございましたように、高浜地内での交通状況、私ども、平成10年3月に策定しました道路整備プログラムにおける中での交通量調査を行ってきてございます。場所については、高浜中央の丁字路でございまして、時間は午前7時から午後5時、12時間の通行量調査でございますが、この調査における交差点の通過車両の日常数が1万3,427台を数えている状況でございます。この台数につきましては、現在もほとんど変化をしていないというような状況にあるようでございます。特に朝夕の交通ラッシュ時の車両通過は、これの約70%がこの時間帯に集中しているというようなことを私どもは見込んでございます。  このような時間帯につきましては、先ほどもご指摘がございましたように、児童・生徒の登下校時の時間帯とふくそうする時間帯でもございます。そのため、児童・生徒の登下校の際の交通安全確保の問題があるわけでございます。ご指摘がございましたように、一部の箇所に交通指導員により交通安全の誘導を図っていただいているような状況でもございます。このような高浜地内での、特に県道紅葉線の玉里方面から中央丁字路に至る部分での交通状況でございます。そういう中で、新たなその対応策として、私ども、これまでも県に対しまして、ご指摘がございましたような所橋から常磐線を越えて、現在、事業を進めております県道石岡・田伏・土浦線の中津川バイパスへの接続ということで、協議、要望を進めているわけでございます。しかし、これもご指摘がございましたように、まだまだ計画が実施の俎上に上がるまでには、かなりの時間を要するということもご指摘のとおりでございます。そのため、応急的な対応として、高浜地内での交通緩和策を講じなければならないということで、これも含めまして、現在、土浦土木との協議を行ってきているわけでございます。  ご提案がございましたように、所橋から愛郷橋までの恋瀬川の堤防を利用した道路につきましても、現在、土木の河川課との方の協議の中で、これらについての取り扱いについても、協議をしているのが実情でございます。  現在の河川管理の状況から申し上げますと、ここを市で占用する。そして、ここを道路として認定して、道路として供用するというような形もとれるわけでございます。この部分での管理については、河川の堤防の管理と道路の管理ということになりますと、石岡市と茨城県が双方で管理をするという問題がございます。これらが順調に整備されれば、一部分でも交通緩和策が図れるのではないというふうに考えているわけでございます。  ご承知のように、今後、愛郷橋の一部の架け替え工事、道路の拡張工事等も進んでいるわけでございます。その際に、その部分まででも築堤の一部改修も行われるわけでございますので、そういう際での道路部分での一部応急的な道路の供用も可能ではないかという部分を含めて、現在、協議をさせていただいているわけでございます。  そういうことで、応急的な道路計画と基本的に将来の中での道路交通体系で、先ほどご指摘がありましたような道路整備、二本立てで進めていかざるを得ないだろうというふうに考えているわけでございます。さらに、ただいまもご指摘がありました常磐線をくぐる、いわゆる一般自動車、乗用車を対象とした道路につきましても、今後、河川課及び土浦土木と、さらにJRとの協議を進めて、できる限り応急的な部分での対応を図っていけるよう協議をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 11 ◯議長(海老澤通弘君) 参事・比気君。        〔参事都市整備担当兼6号バイパス推進室長・比気茂美君登壇〕 12 ◯参事都市整備担当兼6号バイパス推進室長(比気茂美君) お答えを申し上げます。  2項目目の高浜台の土地区画整理事業についてご質問の、どのように進めるのか、それから、今後の方向をどういうふうにするのかというような内容でございましたので、ご答弁を申し上げたいと思います。  ご存じのように、高浜のこの区画整理事業は、地元の高浜台の土地区画整理組合の設立準備委員会、これが中心になりまして、私どもも協力をいたしまして、今、事業を進めている状況であります。そのような中で、いろいろ議員さんも今、問題点のお話がありましたけど、当然この中で、我々は平成8年度に、これらの事業についての資金計画を地元の委員さんに示して、協議を現在までに進めてきておったわけでございます。  そのような中で、先ほども出ましたけど、埋蔵文化財の問題、これが大きな問題になったわけですが、その後、内部の協議の中でも、今年に入りまして、2月ではございましたが、助役を先頭にしまして、これらの埋蔵文化財の費用負担等の問題についても協議をしてございます。これらについては、担当の教育委員会の方からお話があろうかと思いますが、私の事務局の方としましては、その後、一番問題になっております資金計画、これらについての見直しが必要じゃないかということは、先ほど申しましたように、平成8年度に最終的にお示しした資金計画で、減歩率等も含めて協議をしておったわけでございますが、現在、いろんな社会情勢の中で変わってきておりますので、これらについて、今年に入りましてから、2月、それから3月、地元の先ほど申しました委員さんの代表の方、それから設計をしていただく業者の方、それから私どもと、3者交えまして、これらの資金計画の見直しを今している状況でございます。  そのような中で、今後、私どもが一日でも早くこれらの方向性、それらを出していきたいというように考えている次第でございます。  以上でございます。 13 ◯議長(海老澤通弘君) 教育長・藤城君。                 〔教育長・藤城 陽君登壇〕 14 ◯教育長(藤城 陽君) 高浜台区画整理事業のその後につきまして、教育委員会としてのご答弁を申し上げます。  ただいま比気参事の方からもご答弁がございましたが、現在は、確認調査をもとにいたしまして、区画整理課と今後の本調査の進め方について協議を進めておりますが、その中で、本調査の時期につきましては、土地区画整理組合が設立され、事業認可を得、市の補助金、負担金が確定した時期から進めていきたいと考えており、今後、事業主体でございます高浜台整理組合設立準備委員会と協議を行っていきたいと考えております。  以上でございます。 15 ◯議長(海老澤通弘君) 福祉部長・今泉君。                 〔福祉部長・今泉 正君登壇〕 16 ◯福祉部長(今泉 正君) 第2保育所の用地取得について、ご答弁をさせていただきたいと思います。  初めに、実測により購入をするというような内諾を得ているということについてでありますが、確かに実測により売買の契約を結ぶというようなことで進めてまいりました。ただ、この実測のことでありますが、市道の新設事業が昭和53年ぐらいにあったわけでありますが、そのときに、茨城県知事より、当用地につきまして、市の職員、当時、建設部担当職員が嘱託を受けまして、嘱託登記により地籍の訂正等が行われた図面が見つかりましたので、それの復元によって購入をしたというようなことでございます。  それから次に、立ち会いの問題でありますが、市の道路課等に立ち会いを求めたかということでありますが、これにつきましては、市道側にコンクリート境界杭が入っておりましたので、あえて建設部の立ち会いは求めず、民間地主3名の方に立ち会いを求め、それぞれ承諾を得ているものでございます。実測図面等については、後ほど提出をしたいと思います。  次に、幼児施設設置協議会でありますが、これにつきましては、6月5日に第1回の委員会を持たせていただきました。この用地の取得でありますが、基本的には、第2保育所の運動場拡張ということでの取得をしてあるわけですが、将来的に統廃合をする場合の敷地確保というようなことも含めて用地取得をしたわけでございます。  幼児施設設置協議会では、まあ、第1回目でありますので、基本的にまだ統廃合等についての結論は得ておりませんが、中の雰囲気といいますか、第1回目の雰囲気の中では、統廃合することには問題はないのではないか。ただ、現在、石岡市立保育所の方は、60名定員の2保育所があるわけでありますが、それを単に統合をして120名にするというようなことではなく、でき得れば近くでの民間施設等にも定数増を求めながら、統廃合する場合の定数は求めた方がいいのではないかというようなご意見が出され、今後、民間保育所等との協議もする予定になっております。ちょっと日にちは忘れましたが、今月21日ぐらいに、また民間保育所の所長さん方との協議を進めながらやっていきたいと思っておるわけであります。  特に統廃合を考えた理由といたしまして、市立でありますと、第1保育所が、定数60名のところ、平成12年で32名が措置人員であります。それで第2保育所については、定数60名中のところ、措置人員が57名と、第2保育所の方は、ほぼ定数と同じような措置をしているわけでありますが、第1保育所が、特に道路網といいますか、交通状況といいますか、一方通行であるとか、そういうことも含めまして、なかなか園児数が少ない、園児割が行われているということであります。  それともう一つ、町の中でありますが、民間でありますが、明照保育園が、定数45に対しまして、現在、措置数が21名というようなことになっております。そのようなことから、第1保育所と明照保育園、合わせますと現在は53名の措置をしているわけでありますが、そのようなことから、第1保育所を廃止をして、第2保育所側へ統合をしても、現在の園児数とか園児の措置状況、それから通園状況等について、多少支障は出ることとは思いますが、それほどの支障はなくいくものだというふうに考え、このような方向を打ち出したものでございます。  以上でございます。 17 ◯議長(海老澤通弘君) 市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 18 ◯市長(木村芳城君) お答えを申し上げます。  県道紅葉線高浜地区交通緩和策につきまして、部長の方から答弁をいたさせたわけでございますが、私も、この件につきましては、ご指摘のような点につきましては、十分に理解をしているところでございます。そのような観点から、今年度から北根本の現道路でありますけれども、拡幅等々の整備に入る調査をしているわけでございます。予算をお認めいただきまして、早急に入らさせていただいているわけでございます。  そういう中で、高浜地区に新しい組織をつくりながら、いろいろなご意見を聞いて進めていこうというようなことも聞いております。そういう点をご意見をちょうだいをいたしまして、ご指摘の市道15号線を利用して、高浜、高砂さんの方から堤防を利用しての状況も今後考えていきたく、県、関係機関に要望書並びにお力添えをしていただくように、私もしていきたいと、このように考えております。  特にご指摘の、昔からの2番ガードといいますか、あの地下の2メーター50の幅等々についている現の場所等々を含めて、今後とも検討させていくように、建設部の方に指示してまいりたいと思っております。  以上です。 19 ◯議長(海老澤通弘君) 暫時休憩いたします。約10分程度といたします。                   午前11時16分休憩            ───────────────────────                   午前11時30分再開 20 ◯議長(海老澤通弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど議会として要求いたしました第2保育所隣接地の実測図については、お手元に配付いたしましたとおり提出されておりますので、ご査収願います。  市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 21 ◯市長(木村芳城君) 先ほどの答弁の中で、「ガード下2メーター50の幅」と申し上げましたが、高さでありますので、ご訂正をお願いいたします。 22 ◯議長(海老澤通弘君) 24番・小池 清君。 23 ◯24番(小池 清君) 再質問をしたいと思います。  ただいま市長の方から訂正がございまして、了解をいたしました。  これは、前からいろんな問題を含めて、一応県道問題でございますが、申し上げておきましたので、今回、今年度予算で平和橋から中津川に向かっての中間から、高浜駅に向かう土地改良区内の農道の整備なんですが、これは認められておりますので、当然年次計画で整備がされると思うんですが、私は、それはそれで結構だと思うんです。しかし、逆にこれを整備することによって、ますます高浜の、いわゆる踏切の小学校の下の藤森稲荷と言いますが、この下のところの踏切がますます込みますね。混雑が顕著になってまいります。これは年々ふえてきておるんですね。これはデータ的にも出してありますが、細かい数字等については、一般質問ですから触れませんけれども、私は、どうしても暫定的に、ですから、跨線、常磐線の鉄橋の下を乗用車は楽に、それから小型も通れますので、くぐって、あそこで2つに分ければ、高浜の町内も込みませんし、逆に言うと、駅の方に入るのにも、この駅は、堤防の方から市でもって買っている土地もございますので、利用しますと、狭い踏切を渡って駅に入ったり、高浜の中を通ったりする車が、堤防沿いに堤防上を入っていけますので、やっていただきたいということを含めて、提案を申し上げたわけなんですね。  全部担当がかわっちゃいますけど、やはりもともと基本的に、愛郷橋から、いわゆる高砂屋さんまでは道路にするのにつくってある堤防ですからね、道路併用するについて。たまたま今、愛郷橋の架け替えの問題がちょっと出ましたが、愛郷橋の架け替えをやりますと、自動的にあの下が愛郷橋から下流側になりますが、50メーターの点にはすに、あそこに仮橋が架かるんですよね。そうなりますと、なおさら今度は暫定的に高浜駅利用の方々の問題等も既に平沢部長の段階から、詰めに入れということで、いろいろ提案もしておるわけですよ。  ところが、執行部の方が、建設部長がかわったり、それから市長の方が、いわゆる違う方に目が向いたりするというと、その辺の論議がぷつっと途切れて、やはり議会に答弁だけしておけばいいやになるわけです。私どもも、やはりそのときそのときで、毎回同じことをというわけにいきませんので、今回もたまたま余りにもひどくなってきたので、やはりこれは申し上げておるわけなので、いわゆる県道問題を愛郷橋の付け替え問題が始まりますと、これも長くなりますので、特に議運でもって時間制限されちゃいましたので、私は私のところの会派の代表に時間制限をお願いをして、1時間で結構ですなんて言っていませんよ。ところが、これは決められちゃいましたのでね。議員が自分の口にチャックを引くなんて、そんなばかなことをね、一般質問をするということは私の議員としての権利ですから、いろいろ市民の立場に立って、この方がいい、あの方がいい、こうやらなくちゃいけないんではないですかと提言していくのは本会議ですから。細かい問題については委員会です。しかし、委員会は分かれますから、所管以外については余り入れません。  そのようなことを申し上げておりますので、これはひとつ市長の方から、今年度、平和橋と中津川のところから高浜駅に向かって、年次計画で道路が拡幅できるということですから、それに合わせて、私は、左側に曲がって、高浜の踏切を渡って入るとますます込みますので、右側のところにひとつ副堤防がある。常磐線から愛郷橋までが、たまたま副堤防は30メーターぐらいあります。あれは、いわゆる堤防に利用できる、あるいは道路に併用できませんので、堤防のわきに30メーター副堤防で結局押さえにとってあるわけなんです。これも要望をして。県の土木はやりませんよ。河川なんだけど、県の土木課は、お金がないから、予算とれないからやらないんですよ。それを水資源開発公団に折衝をして、当時、要求をして、で、公団の方が、じゃ、やりましょうということで、今できているのが現実のところなんですね。  これは、駅前の方々も含めて、全部その辺は承知しておるわけです。何でこういうふうになっているかと。その前は、市長も、ご案内のとおり、あんたも議員としてここに出てきて、一雨降れば、駅から愛郷橋までが水浸しになって、市長、写真まで撮ってきて、ここで、あのときの写真にあるんだけどね。やっぱりこれだってあるんでしょうよ。どうするんだって言ってね。ですから、その一連の継続、流れの中であるわけですから、ひとつこれは、答弁は結構です。そういうようなわけで、付け替えの問題を含めて、愛郷橋問題まで含めますと長くなりますが、一応これは要望をして、そういうような前向きでひとつとらえるということなので、終わりたいと思います。
     それから、高浜台の問題は、私、がっかりしたんですよ。いろいろ会合を持って話ししていますと、参事になってから出てくると、状況が違ったから、状況が違ったからって。今度、減歩率がふえるんですよ、協議したって。今まで坪20万で認めて、いわゆる公共減歩率の問題、費用負担の問題も含めて、造成費、保留地処分、20万ちょっとに見られた。不景気になっちゃったら見られないんで、それで見直しをやるというので、今度保留地処分単価が下がるんですよ。保留地処分の単価が、いわゆるにそれによって工事費もやる。そこに今度、組合が設立認可されれば、3億円近いお金が、若干それは教育委員会でも市の方でも出すんでしょうが、本格調査、史跡をやるというと、そのお金もかぶるんですよ。減歩率50%なんかじゃ、とてもじゃないが、できないということが出たときに、もう地権者の中は既に嫌気が差してきているんですよ。行政指導で10年以上もやっていて、最終的に、もっとかかるぞ。最初は、39.8%の減歩率でやるんだ。それでスタートしているわけです、皆さん、了解をして。  ところが、市長になって、いわゆる道路問題が絡んだりして50%になり、今度また周知の遺跡、周知の遺跡って前からあるんですよ。これをやるのに、教育委員会で何をやったかといったら、周知の遺跡ではないところを掘って、何にもないから大丈夫だと認可したら、周知の遺跡、結局掘りましょうということになって、そうなってくると、何億というお金がかかるんです。結局今度は地権者にかぶせるんでしょうよ、だって。政策的に全部ふやしてきたんだから、昨年の9月の段階で、そろそろ市長に政治的決断で石岡市独自の埋蔵文化財についての考え方を出しなさいよと。ここがたまたま市の学校用地だから、全部市でもって出す。市の行政指導でやる区画整理等の問題については、一銭も出さん。あげくの果てに、後からかぶせて、もっとお金を出せ。そうなったらできないでしょうよ。じゃ、石岡市の未利用地の解消問題はどうなりますか。  それがあるので、今、話を聞いていたら、今年の2月に協議をやったと言うんです。資金計画の、いわゆる計画のやり直しだと。資金計画のやり直しというのは、面積が減歩率をふやすという部分ですよ。何のことはないでしょう。じゃ、この不景気の段階でどうするんだということになって、みんなそろそろ嫌気が差してきている。平成4年段階で私は言ったでしょう。減歩率をふやしてくるということをやるということは、じゃ、この計画をぶっ壊すんですかって、市長に。予算委員会でさんざんやったでしょう。あんた、荷物しょってきてまとまってきているけど、結局、区画整理組合設立でやろうとしていることを壊すんですかとまでやったでしょう。えらい議論したでしょうよ。そのときは気がつかなかったんです、草間課長も、あんた、行ってきて、県まで行ってね。  まあ、これまた時間がなくなる、やめますが、いずれにいたしましても、これも真剣に、自分の問題として、市の将来の問題として、市の活性化の問題として、やはり高浜駅周辺の問題、これからどうあればいいかというのは、全体の問題を含めながら皆さん考えてやっておるわけですから、やはりこの辺についても、ただ単に行政サイドの縦割り行政の中で物を考えてみてもらっては困りますので、市長、ひとつこの辺も、たまたま今、建設部の担当サイドの方が教育委員会と協議したって、教育委員会は文化課だけが、だれが銭を出してくれたやつを掘ればいいんだぐらいの調子ですから。地権者は今だって怒っていますよ、我々の土地に入るんじゃないと言って。教育委員会が結局金で買うんだったら立入禁止だってやっている。そこから、埋蔵文化財だか何が何だかわからないものがどこかへ流れちゃっていて、たまたま行ったら、表面にあったからって、それが、いわゆる新聞発表になってえらい騒ぎになった。  それが発端で、結局、埋蔵文化財の発掘をやろうとしているんでしょう、本格調査を。それ全部、地権者にまたかぶってきますよ。自分の土地に工作物もできない、自分の土地に入ることもできない。だれかが入ってきて、勝手なことをやっちゃっている。それがどこかに流れて、最終的には今度は土地が減っちゃうんだ。こんなばかなことやっていられますかと言ってる人がありますよ。だけど、そうもいかんでしょう。いろいろ説得もしています。将来のためにどうあるかということ、やっぱり市街化区域ですから、既に遺産相続をして、市街化区域ですが、膨大な土地を若干売って相続した方もあります。これは調整区域にされるとなったらどうなるんでしょう。市街化区域ですから、宅地並みで結局税金を払って継承したんです。どうなっちゃってくるんですか。市というのは、何をやっているんですかとなっているんですね。  だから、小言になりますけれども、その辺を切実にとらえて、ひとつこの問題について、もう一度、じゃ、資金計画の問題をどういうふうに分担しようとしておるのか。これは内々ですから言えないということであれば、それはそれで結構ですけれども、ひとつこの辺について、まあ、参事の方ではちょっと無理だと思うので、これは市長と助役、昨年の9月段階では、そろそろ決断の時期は市長だと私は言っていますので、とにかく市長のこの辺についての見解もひとつ賜りたいと思います。  それから、保育所の用地取得問題について、私は、実測をするということが前提で、土地売買契約書がなされておりますので、実測図面があったら出してくれと言ったんですね。こんなの、昭和53年の8月22日の法務局に出した、嘱託をされて出した錯誤の訂正、これは公図でしょう。公図で買っているんでしょう。売買契約書も含めて、土地売買承諾書も含めて、公図で買いますってどこに書いてあるんですか。  今回、買うについて、ですから、前段に私は、立ち会いがだれとだれがしたんですかと。あそこは公道名があるんですね。杭が入っているんですよね。杭が入っていると言うんだけど、じゃ、だれとだれが、杭が入っている、どういうふうに確認をして、当然確認をしたんですが、実測は簡単でしょう、杭が入っているんなら。確認をして、何で実測やらないんですか。境界がわからないんならできない、できないからできない、わからないものについて結局実測ではかるということになれば大変ですね。だから公図で買っちゃった。いよいよこれはやるとき大変だから公図でやった。  それは前轍がありますね。今の福祉会館のところがね、当時、埋蔵文化財センターをつくろうとしてやったところが、それをやってしまって、えらい問題が残りました。だから、一応実測基本、地籍調査等が終わって、確認のできているところについては、公図がはっきりしていますね。これ、公図じゃないでしょうよ。公図というのは、登記されているものが公図でしょう。だって、公図と等しきものだということになると、また問題があるんですね。公図で買うということになってないでしょうよ、いろいろあるので。くぼ地であるし、向こうが、反対側の方が傾斜地で、それでやぶになっていましてね。水田だよ。水田でなくて、元水田だったんだけどね。ずっと箕輪池の方もずーっとやっていて、上の方になっていたんですけど、あそこ、ここのところがおんどまりなんですけどね。ここは篠塚山と言って松山だったんですけど、あれから少し上まで、谷津田の一番ずっと先ですから、傾斜地になっているんです。あんたも、市役所長いからわかっているんでしょうよ。  そういうようなところなんで、私は、実測図を出してください。実測図なんて簡単でしょう、だって。境界はわかっているんだもの。実測図を出してくださいということなんです。土地売買承諾書についても、実測で売買しますよとやっているんでしょう。これは実測じゃないでしょう。そうなっているのに、そうやらないでやって金で買ってしまったということは虚偽ですか。財務基準関係はどうなってきますか。これは議長に再度要求をします。これについては、実測図でないというふうに私は思います。再度実測図の提示を求めます。  たまたま3分前で、よろしくお願いしますと言いました。議長、これは重大な問題ですので、3回60分とありますけど、問題によっては、質問の時間延長させてください。まだ私、2回目ですよ。極めて重大な内容を含んでおります。というのは、先ほどから言っているでしょう。前轍を踏まないよう。前轍があるんです。いまだにこの議会でも論議があったでしょう。何かあけろとか、水路がどうのとか、道路がどうの、その水路、道路はやっていますけど、とんでもないですよ、あれ、逆に。反対側の福祉会館なんて、反対側の道路、あれを見てごらんなさいよ、道路なんですよ。水路というのは、水が流れるところじゃない、道路の方。これだって、通れるような状況になってないよ。こういうようなことがあるので、土地を取得する場合には。  今回も、ですから、消防署の跡地についても、水路について、どうしても水路は置きたかったんだが、市でもって取得したかったんだが、隣接地主の同意関係がどうしても、公共用地の場合でも、払い下げの場合には出てまいります。片方の方が少しでも欲しいということになったから、水路敷ですら隣接地主が取得しています。その上に立って買収がされています。今回は何ですか、こんないいあんばいな。こんないいあんばいな書類を出して、実測図だなんて私は認めません。再度実測図の提示を求めます。  質問は1分になりましたので、2回目の質問は以上で終わっておきます。3回目の質問を要求します。 24 ◯議長(海老澤通弘君) 暫時休憩いたします。午後1時より再開します。                   午前11時48分休憩            ───────────────────────                   午後 1時03分再開 25 ◯議長(海老澤通弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。24番・小池 清君から要求のあった第2保育所隣接地の用地購入に当たり、財務規則に基づいて添付した実測図については、議会としてこれを要求したい思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長(海老澤通弘君) ご異議なしと認め、さよう決しました。執行部においては、速やかに資料を提出されるよう求めます。  福祉部長・今泉君。                 〔福祉部長・今泉 正君登壇〕 27 ◯福祉部長(今泉 正君) ご答弁申し上げます。  先ほど第1回目の資料提出要求に基づきまして提出させていただきました地籍測量図、これは実測図であります。これに基づきまして復元をしたというようなことで、ご理解をいただきたいと思います。 28 ◯議長(海老澤通弘君) 市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 29 ◯市長(木村芳城君) 高浜台区画整理事業につきまして、ご答弁を申し上げる次第であります。  この件につきましては、高浜での関係者でできております高浜台土地区画整理組合設立準備委員会の皆様とご協議をして、これから進めてまいりたいと思っております。  以上です。 30 ◯議長(海老澤通弘君) 24番・小池 清君。 31 ◯24番(小池 清君) ただいま議長に要求しまして、石岡市の財務規則に基づいて、土地の境界等の関係、159条によって、いわゆる所有する場合に云々がございます。これに基づいてやっていただきたいということであるわけですから、今回、ただいま部長の答弁では極めて詭弁である。昭和53年のこれは何月何日にやったかについても、明示がございませんで、役所の方で錯誤の訂正をした。これについて、じゃあ、これに基づいて測量したら、イ・ロ・ハ・ニ・ホ・ヘ・トまではかりまして、完全に確認して、これで間違いないということであるという証明もなければ何にもございません、復元をしたということで。ですので、これは、後ほど現時点で、53年の錯誤訂正の地籍のものでなくて、立ち会いを求めてやったとするならば、そのやった時点の実測図、これは実測図ではありません、どういう詭弁を使っても。53の錯誤訂正をやったという書類の写しだけです。こういう詭弁な答弁はありません。売買契約前、売買契約後でも結構ですが、その時点で、じゃ、ここに、時間がありませんから読み上げませんけれども、資料がございますけれども、それに基づいて実測したらどうだというやつを出しますか、じゃ。  再度議長にお願いをいたします。財務規則に基づいての実測図、これを再度要求をして、当然もう時間がございませんので、部長の今の答弁を私は詭弁であると思いますので、すりかえているだけにすぎない。20年も前にはかったものを出しただけです。登記されたものでも何でもありません。財務規則をよろしくお願いしたいと思います。  要求して終わります。 32 ◯議長(海老澤通弘君) 1番・國司 進君。                  〔1番・國司 進君登壇〕 33 ◯1番(國司 進君) 1番・國司でございます。まず初めに、先日、6月4日、日曜日に行われました空き缶回収と環境美化運動の実施につきましては、市長をはじめ執行部の方々、特に職員の方々には、休日を返上されまして働きになられましたこと、深く敬意を表するところでございます。  それでは、通告の順に従いまして質問に入りたいと思います。  初めに、行政改革が叫ばれている折から、行政組織の簡素化、合理化、効率的な運営について、2点ほどお伺いをいたします。  そこで、まず1点目ですが、当市の諮問機関及び附属機関等の見直しについて質問をいたします。  一つ目として、当市における諮問機関及び附属機関である審議会、調査会と称する委員会等は、当市に何団体ほどあるのか、お伺いをいたします。  また、この各団体の構成人員数は何名くらいで構成されているのか、二つ目としてお伺いをいたします。  三つ目に、構成メンバーとしてどのように人選され、どのような方々がなっておられるのか、お伺いをいたします。  四つ目として、ここ二、三年の年間活動日数などどのくらいなのか、お伺いをいたします。  最後、五つ目として、活動内容、また実績等の状況はどうなっているのか、まず1点目としてお尋ねをいたします。  ここで、議長にお計らいをお願いいたします。これらの関係の資料につきまして、できれば一覧表にして資料の提示をお願いしたいと存じますが、よろしくご配慮のほどお願いいたします。  2点目ですが、教育委員会の中のスポーツ振興課がありますが、2年ほど前、体育館より教育委員会の方の本庁舎の中に移動しました。移動するに当たりまして、どのような経緯があったのか、また、移動してからどのようなメリットがあったのか、また反対に、デメリットなどはなかったのか。私にはデメリットの部分しか見えてこないんです。この市長の行った施策について、お伺いをいたします。この件につきましては、市長のお考えもお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  昨今は、時間をお金で買う時代でございます。できるだけ簡明なお答えを願って、時間を短縮したいと思いますので、よろしくお願いを申し上げまして、とりあえず1回目の質問を終わります。 34 ◯議長(海老澤通弘君) 教育次長・草間君。                 〔教育次長・草間 暁君登壇〕 35 ◯教育次長(草間 暁君) 2点目のスポーツ振興課の体育館から教育委員会本庁舎に移動してのメリット、デメリットについて、お答えを申し上げます。  スポーツ振興課につきましては、平成9年4月に行政改革の中での組織機構の見直しがございまして、その中で、社教体育課から運動公園体育館にスポーツ振興課として独立をしたわけでございます。  活動としましては、スポーツの振興や各種事業を実施し、体育を通した市民の健康増進と体位の向上、各種スポーツの普及を進めてまいりました。そういう中で、平成10年8月に教育委員会が本庁舎から現在の庁舎へ移転するに当たりまして、スポーツ振興課も体育館から教育委員会の本庁舎に移転をしてまいりました。そういう中で、スポーツの振興の組織の明確化や教委組織としての意思の確認の迅速化が図られておりますけれども、一方では、施設管理面におきまして、事務局と体育館等が離れているために、即座に対応ができない等の不便さが認められているところでございます。  以上です。 36 ◯議長(海老澤通弘君) 総務部長・金子君。                 〔総務部長・金子重夫君登壇〕 37 ◯総務部長(金子重夫君) 諮問機関、附属機関の見直しにつきまして、答弁をさせていただきます。  石岡市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例に掲げております諮問機関を含めた附属機関の数でございますが、44機関ございます。  各部ごとの内訳を申し上げますと、企画部で4機関、総務部で6機関、市民部で1機関、福祉部で8機関、経済部で4機関、農業委員会で1機関、建設部で4機関、教育委員会で16機関となっております。  構成人員につきましては、5名から30名の委員でございます。委員数につきましては、10名以内が16機関、20名以内が20機関、30名以内が8機関となっております。  委員につきましては、議会からの推薦、それから団体からの推薦、専門的知識を有する方、それから市民の代表などから構成されてございます。  年間の数の状況でございますが、11年度につきましては、44機関の延べ開催回数は83回となってございます。  それから、開催に当たりましては、定期的に開催されている機関、それから審議に応じて開催される機関、事業が一時終了した機関などがありました。  以上でございます。 38 ◯議長(海老澤通弘君) 市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 39 ◯市長(木村芳城君) 行政機構の簡素化の中で、教育委員会の体育館から教育委員会の本庁に移動した組織替え、この点についてご質問がございましたが、平成10年の8月に、こちらの方へ来てスポーツの振興を図っているわけでございます。私も、体育館を使うことが多いわけでありますので、十分に把握をしているわけでございます。私といたしましては、今のままで進めてまいりたいと、このように考えております。特に教育内部の事務の連絡、文書の決裁等が即座にできるようになってきているところを見ております。  それから、他の課、特にこの教育委員会の中の問題といたしましては、その内部の調整がいろんな面で対応できると、そういうふうに伺っております。  また、各種文書の受け取り、発送、そういうものが迅速にうまいことできておりますので、私といたしましては、この件につきましては進めてまいりたいと、このように考えております。  以上です。 40 ◯議長(海老澤通弘君) ただいま1番・國司 進君から要求のありました資料は、議会としてこれを要求いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 41 ◯議長(海老澤通弘君) ご異議なしと認め、さよう決しました。執行部には、資料を提出されるよう求めます。  1番・國司 進君。 42 ◯1番(國司 進君) 2回目の質問に入ります。  まず1点目ですが、ただいま金子部長の方から答弁をいただきましたので、ある程度理解をいたしました。諮問機関及び附属機関と称する団体が44機関ということでございました。  また、このほかに、それに付随する下部組織がふえますと、72団体と私は聞いております。こういう機関が設置されたときには、それなりの目的もあり、それなりのまた効果もあったと思います。  現状においては、必要のなくなった委員会、また、活発に活動されていない委員会等があるのではないでしょうか。また、委員会の名称は変わっていても、同じような活動をしているという委員会もあると聞き及びます。また、この構成メンバーにつきましても、同じような顔ぶれで、まるで金太郎あめのようだと陰口を言う人もおります。  また、先輩議員の寺内議員の方からも、時折質問が出ておりますけれども、人選等につきましてもどのようになされているのかわかりませんが、石岡市にもそれほど人材がいないわけではないと思いますので、広く市民に公募して、いろいろな各層または広い階層からの意見を聞いた方が、市の活性化につながるのではないかと思います。ちょうど間もなく任期が満了する委員会も数多くあるようでございますので、この辺で交通整理をして、所期の目的を達したものについては廃止するなり、また統合するなり、見直しをする時期に来ているのではないかと思いますが、執行部の今後の取り組みと市長のまたお考えをお伺いをいたします。  次に2点目ですが、スポーツ振興課の移動によって、スポーツ振興の多少のメリットはあったようですが、私には、デメリットの部分がはるかに多いように思われます。少なくとも市民サイド、利用者側は非常に困惑をしている話をよく耳にします。この市の体育施設の社教申請窓口が4カ所もあるというのは、市長、ご存じでしょうか。大もとはこの教育委員会で、教育長の許可なんでしょうけれども、学校の校庭を借りるのに、月曜日から土曜日、学校長の管理下で、学校が窓口でございます。日曜日の校庭開放、これはスポーツ振興課が窓口になっております。柏原工業団地内の体育施設、これは柏原工業団地内の管理事務所が窓口、また、総合運動公園の体育施設は体育館が窓口と、みんなばらばらなんです。  前回の予算委員の折にも、戸井田議員から質問がありましたように、ある人が体育施設を借りに行ったら、窓口をたらい回しにされたという苦情を言っていた人がいたと。私も、何人かからそういったことを聞いております。こう言うと、一般の方々にはちょっとわかりにくいと思います。少なくともスポーツ振興課が教育委員会の中の本庁舎に移動してから、窓口業務の利便性が悪くなり、苦情が出ているというのがこの現状で、実情でございます。こうした市民サービスに支障を来しているということはいかがなものなのか。そこで、このスポーツ振興課を体育館の方へ戻せないものか、執行部の方の見解をお伺いしたいと思います。  実際に社教申請手続に来るのは、ほとんどの方がお母さん方でございます。今どきですから、お母さん方も働いております。手続に来るのに休暇をとるか、または早退しなければ手続がとれないというのも現状でございます。スポーツ振興課の窓口業務が、土曜、日曜、祝祭日、できない部分を体育協会の職員にカバーしていただき、また体育館は、月曜日が休館日ですから、スポーツ振興課がカバーすれば、お互いに助かるのではないかと思うんですが、いかがでしょう。本来であれば、この窓口業務が土曜、日曜、祝祭日に受け付けができれば、利用者としては一番助かるわけでございます。  また、再来年度8月には、茨城県でインターハイが開催され、石岡市も、ウエイトリフティングの会場に体育館が充てられると思います。その会場に市の職員が一人もいないというのも、これもおかしなものではないでしょうか。県の方では準備室もできまして、既にインターハイに対して対応していると聞いております。市長として教育機関の中の本庁舎に移動させたのは、何か思惑があったとは思いますが、今日の現状を見た場合、市長としてどのようにお考えなのかをお伺いをいたしまして、2回目の質問を終わります。 43 ◯議長(海老澤通弘君) 総務部長・金子君。                 〔総務部長・金子重夫君登壇〕 44 ◯総務部長(金子重夫君) お答えいたします。  附属機関の見直しにおきましては、委員の人選につきましては、広く市民の皆様が参加できるように心がけていくことが必要かと思います。公募制を取り入れたり、一般市民の皆さんに参画をいただき、一人の委員が多くの委員会を兼ねることを避けることが必要であろうかと思います。  また、人選につきましては、団体の推薦というような中で生じてしまうことがありますので、依頼の方法を工夫した見直し、それから、類似機関の整理統合及び廃止が可能であるかの検討、それから、委員数が適正であるかの検討などが必要であるというふうに考えてございます。それによりまして、審議のしやすい運営や経費等の削減が図られるというふうなことがあろうかと思います。  以上でございます。 45 ◯議長(海老澤通弘君) 教育次長・草間君。                 〔教育次長・草間 暁君登壇〕 46 ◯教育次長(草間 暁君) 各スポーツ施設の受付業務につきまして、お答えを申し上げたいと思います。  この件につきましては、3月の予算委員会の中でもご質問が出ておりまして、そういう中で教育委員会といたしましては、コンピュータの導入を含めて、受付業務のどこでも受け付けができるような形で、今後検討してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 47 ◯議長(海老澤通弘君) 市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 48 ◯市長(木村芳城君) お答えを申し上げます。  行革の中でとらえていかなければならない1項目だとも認識をしております。委員会、審議会のあり方等におかれましても、十分に精査をして進めていかなければならない。そういう時期が来ているわけでありますので、積極的に進めるように各部長を通して精査させていきたいと、このように考えております。  次に、貸し出し業務につきましては、ただいま次長の方から答弁いたしました競技関係の件につきましては、一元化をするようにするのが、これはもうご指摘のとおりであります。早急にすべきだろうというふうに、私の方からも指導してまいりたいと思っております。  また、体協との関係等々におかれましても、十分に精査をしながら、ともに十分に活動、活躍ができるようなシステムをつくっていかなければならないと、このように考えているところであります。
     本庁と各出先機関との連絡においては、教育委員会ばかりでなくて、ほかの部署につきましても、十分に連絡をともにして、住民サービスの向上に努めていかなきゃならないというようなことを、私の方からもいろいろと指導してまいりたいと考えております。  以上です。 49 ◯議長(海老澤通弘君) 1番・國司 進君。 50 ◯1番(國司 進君) 簡単になりますが、金子部長は、行政改革の手腕を買われて、今のポジションにいるかと思いますので、できることから早急に行政改革に当たっていただきたいと思います。  また、ただいま市長または執行部からも前向きな考えで対処するというふうなことでございますので、できれば早急に市民サイドに立って考えていただきたいと思います。  これで、以上、終わります。 51 ◯議長(海老澤通弘君) 21番・吉田 寛君。                 〔21番・吉田 寛君登壇〕 52 ◯21番(吉田 寛君) 21番の吉田でございます。さきに通告をしております2点について、通告の順に質問をいたします。  1点目は、6号バイパスの進捗状況と事業推進についてであります。6号バイパスについては、ここ数年、議会のたびに同僚議員が質問をしております。問題点を絞って質問をいたしますので、ご答弁の方もよろしくお願いいたします。  3月の末に、営農センターにおいて、中津川地区住民及び地権者に、6号バイパスの説明会を開催されておりますが、この説明会の内容について。  次に、6号バイパスの路線変更を求めている地区住民は欠席であったと仄聞をしておりますが、その状況についてをお伺いいたします。  次に、平成12年の6号バイパスの事業の内容について、担当部長にそれぞれお伺いをいたします。  2点目として、泉橋の架け替え工事について、この工事は、平成8年に泉橋西側の土地・建物の補償問題が解決をしまして、事業が順調に進んでおります。仮橋の工事、泉橋の架け替え工事にこれから入るわけでございますが、その手順について担当部長にお伺いをいたします。  次に、平成11年の6月に、泉町地域住民より、泉橋架け替え工事並びに関連道路の整備について、市長に要望が提出されていると思いますが、その後、この対応について市長にお伺いをいたします。  以上で第1回目の質問を終わります。 53 ◯議長(海老澤通弘君) 参事・比気君。        〔参事都市整備担当兼6号バイパス推進室長・比気茂美君登壇〕 54 ◯参事都市整備担当兼6号バイパス推進室長(比気茂美君) お答えを申し上げます。  まず第1点目の国道6号千代田・石岡バイパスの件について、お答えを申し上げたいと思います。  ご質問の、去る3月29日に、この地権者、関係者、これは中津川の集落住民全員と、それから隣集落の北根本の正副の区長、この方々188名に個人通知を差し上げまして、皆様方の3月の定例会に私の方から発表しました今までの6号国道の経過、それから今後の状況、それから路線の関係、これらをご説明申し上げましたけど、これらの内容と全く同じ内容で、この方々にグリーンパレス石岡において説明会を実施したわけでございます。実際に参加された方は53名でございました。  そのような中で、今お話しにありました、路線変更を求める会の方からの問題が質問にありましたけれど、この29日の前日、この路線変更を求める会の代表の方々4名が、市の方にお見えになりまして、29日に説明会を行うことに対して、欠席をいたしますというような形で、24名の名簿を添付して、出席の拒否があったわけでございます。そのような中で、一応、その後の対応については、現在、この代表の方々を含めて話し合いを今持っているような状況でございます。  それから、第2点目の平成12年度の事業でございますが、今、私どもが建設省の常陸工事事務所の方とお話し合いをしている中では、賛成をとられているところは、もう埋蔵文化財の表面調査、それから試掘調査、これら等を実施しているわけですが、まだ同意をもらっていない地権者の方がおります。それらの方の同意を今、埋蔵文化財の調査の同意をお願いをしに訪問をして歩っているところでございます。  このような形で同意が得られれば、今年中にこの埋蔵文化財の表面調査、それから試掘調査、これらをぜひ進めていきたい。これらの理由は、建設省も都市計画決定の段階で附帯意見がついてございますので、これを慎重に遵守したいというような考えのもとに、この事前に埋蔵文化財の調査はぜひやっていきたいというような形をとっていただいております。また、12年度中には、地元の皆さんに設計の説明会を開きたいというような考えを持っておるようでございます。そうしますと、当然、幅杭の設置、さらには用地測量等に入っていけるんじゃないかというような考えを私どもも持っておるわけでございます。  以上が6号バイパスの状況でございます。  続きまして、泉橋の架け替えの件でございますが、今後の手順でございますが、ご存じのように、現在、工事に入る前の準備工事ですか、これが終わりまして、現在、JRとの協定を今年の2月10日に県の方で結んだようでございます。ただ、今、仮橋の工事がちょっとおくれているのは、JRの方の関係でおくれておりますが、6月中には仮橋工事の発注を行いたいというふうな考えでいるようでございます。  今後、これらを進めまして、当然12年度中には仮橋の設置をしまして、今の橋ですね、旧橋の撤去工事、それから新しい橋の一部の下部工事、これらに12年度中には入っていきたい。それから、13年度に入りまして、今度は本格的に新しい本橋の方の下部工事、それから上部工事、これらを13年度中にはやっていきたい。14年度には、これらの上部工事を完了させ、この工事の後片づけをしまして工事を完了させたいというような形で、今の考え方では、平成14年の夏場ころまでに、工事等については一応目安をつけたい。その後、橋の前後の取りつけの道路が少しあるわけですが、これらの取りつけ道路の改良工事を進めまして、全体の完了は平成14年の秋ころを予定しているようでございます。以上のような状況でございます。  それからもう一つは、泉橋の架け替え対策委員会、ご質問の中でありましたが、この皆さんから要望書が出されているわけですが、これらについては、私どもも県の土木事務所の方と協議をしてございます。それで、一つは、泉橋の景観等の問題が出ておるわけですが、これらについては、当然その要望に従って景観には配慮し、詳細設計に入っていきたいというような考えを持っております。  ただ、一つ、橋の欄干の両わきには、JRの架線が通るわけですが、これはかなりの高圧の架線でございますので、今の規定の中では、両方に防護柵を設けなければならないというような形が出ましたので、この防護柵は何でもかんでもつけなきゃならないというような形になってきたようでございます。  それから、歩道につきましては、当然この歩道道路については、車道部分が10メーターあって、両わきに歩道部分が3メーターの広さであるわけでございます。当然これらの道路は、歩道部分は歩行者が歩くのみになるわけですが、自転車等の通れる場所のスペースも、車道部分が10メーターありますので、両肩のところを自転車が通行できるようなスペースがとれるんじゃないかというような形で、今お話し合いをしているところでございます。  続きまして、街灯の件につきましては、当然この美観や防犯、交通安全に配慮するという要望でございますので、私どももそれを強く要望いたしまして、照明灯については、現在、本橋の両わき4カ所、これらにつけていただくというような考えを持っております。当然これはグレードアップした、今までつけてある街灯があるわけですが、それらと調合をして、なるべくグレードアップされた二灯式のあれをお願いしたいというふうな形で、今申し入れをしております。  それから、最後の緑化等についての要望についてでございますが、これらは、前には桜の木が植えられてあって、緑化の問題があったわけですが、私どもは、なるべく木が植えられる場所、これらについては、植栽をお願いし、県の土木の方も、それらに向けて設計を組んでいただいている状況です。ただ、張り出しの歩道状況になりますので、線路側については、この植栽がちょっと難しくなるのではないかというような考えを持っております。  それからもう一つは、橋の両側に小公園的な整備をという要望もあるわけですが、これらの小公園の設置については、今の設計の中では、ちょっとスペースがないということで、ちょっと難しいというような状況でございます。  それから、先ほどの6号バイパスのお話の中で、先般、毎年行っているわけですが、6号バイパス関係市町村によりまして、期成会ができておるわけですが、その期成会の中でも、常陸工事事務所の所長さんの方が来賓として出席をいただいておったわけですが、その中でも、今後の工事の日程、これらについては、先ほど申しました12年度の事業はぜひやっていきたい。  それからもう一つ、この所長さんの期成会での話の中では、平成13年度、これらについては、一部の用地買収を着手するように、私どもは計画をしていくというようなお話があったわけでございます。  以上でございます。 55 ◯議長(海老澤通弘君) 市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 56 ◯市長(木村芳城君) 泉橋の対策委員会から要望が出ていることにつきまして、ただいま参事の方から答弁をさせたわけでございますが、私といたしましても、土浦土木事務所と十分にこの件につきましては詰めて、進捗状況を見ながら、今後ともご要望に沿って進めてまいりたいと、このように考えているところでございます。 57 ◯議長(海老澤通弘君) 21番・吉田 寛君。 58 ◯21番(吉田 寛君) 2回目の質問をいたします。  第1点のただいま部長の答弁によると、路線変更を求める中津川地区住民の方は、出席を拒否されたとのことでございますが、このような中で話し合いに応ずるのはなかなか厳しいようであります。路線変更を求める会より、5項目の要望が出ていると思いますが、地域住民の要望は要望として誠意を持って対応するべきであると思います。都市計画が決定されておりますので、路線の変更は難しいと思いますが、5項目の中には、市役所内部で解決できる項目もあります。  内容を朗読します。荒野耕一さん宅においては、家を新築するに当たり、平成5年10月に市の都市計画課に行き、バイパスにかかるかどうか確認に行ったところ、多分大丈夫でしょうと言われ、確認申請も出して、許可になって家を建てたことです。ここに来て、バイパスにかかりますと言われても納得できません。この項であります。  この件については、我々議員の方にも、平成8年11月にこのような要望書が出ております。関係者の納得できないような事情もよくわかります。私も、木材業を営業いたしておりますので、建築のことについてはよくわかります。荒野さんの家の大黒柱から鴨居までケヤキの銘木であります。棟梁として精魂込めた建築をした家であります。関係者が納得できないのもよくわかります。  この件については、市役所内部の問題で、市役所内で解決できるわけでありますが、なぜもっと早く解決できなかったのか。市民として、もっと誠意を持って丁重に対応すべきであったと思われるわけでございますが、担当部長、市長のご答弁をお願いいたします。  次に、平成12年度の事業でございますが、埋蔵文化財の調査測量のようでございますが、6号バイパスの事業費は特別会計でどのくらいかかるかわかりませんが、昨日、同僚議員の質問にもありましたが、平成12年度の百里民間空港の運輸省の予算は1億円であります。平成18年度の開港に向けて事業が順調に進んでおります。石川から東大橋までは、高規格道路として事業認可もおりておりますが、この事業に入れるのはいつごろになるのか、その見通しについて担当部長にお伺いをいたします。  次に、泉橋の架け替え工事について、2回目の質問というよりは要望いたします。  ただいま担当部長、市長の答弁で了解いたしました。この道路は、交通量も多く、地域住民の生活道路にもなっておりますので、地域住民に迷惑がかからないよう工事を進めるよう要望いたします。  2点目について、泉町地区住民の要望でございますが、ただいま担当部長、市長の答弁で了解いたしました。  以上、質問いたします。 59 ◯議長(海老澤通弘君) 参事・比気君。        〔参事都市整備担当兼6号バイパス推進室長・比気茂美君登壇〕 60 ◯参事都市整備担当兼6号バイパス推進室長(比気茂美君) お答え申し上げます。  まず第1点目の、要するに5項目の要望があったというふうな話の中で、議員さんの方の要望は、多分各議員さんに提出された要望かなというような感じでおります。ただ、建築確認、これらについては、私どもの方も地権者の方から聞いておりますので、なぜもっと早く対応ができなかったかというようなご質問かと思います。これらにつきましては、私ども現在の担当としましては、地権者の心情と申しますか、そういうのを考えますと、その地権者の気持ちも十分に察しをしているところでございます。そのような中で、私どもは、なるべくこの地権者の方と話し合いをして、今までの誤解というか、そういうものを解いていただいて、この6号バイパスが一日でも早く完成できるよう、今後とも粘り強く交渉していきたいというように考えておる次第でございます。  それから、先ほどの高規格になった道路、これは、事業がいつころから入れるのかなというようなご質問もあったわけですが、先ほど申しましたように、本年度は埋蔵文化財の残りの部分の調査、それから、13年度は一部用地買収というようなことまでは、今の建設省から私どもも聞いておるわけですが、その先のスケジュール等、これらについてはまだ発表になってございません。ただ、私どもも、長くかかっている道路でございますので、なるべく早くこの用地買収を済ませまして、即工事着手というような形に入ってもらいたいというような形で、今後も建設省と話し合いをしていきたいというふうに考えておる次第でございます。  以上でございます。 61 ◯議長(海老澤通弘君) 市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 62 ◯市長(木村芳城君) 6号バイパスの進捗状況についての中で、荒野氏の建築確認申請についてご質問があったわけでございますが、この件につきましては、平成5年10月25日に荒野氏から建築確認の申請書が提出されたときに、市の担当において、路線がかからないとの指導があったということを聞いておりますが、その件につきまして担当者にいろいろと聞いておりましたが、正確な記憶がないとのことであります。しかし、地権者に今日までこのような誤解を招くような認識を持たせたことについては大変申しわけなく思っております。 63 ◯議長(海老澤通弘君) 21番・吉田 寛君。 64 ◯21番(吉田 寛君) 3回目の質問をいたします。  平成18年には、百里民間空港が開港になるわけでございます。その開港に向けて、6号バイパスの事業を推進するには、この中津川地区住民との話し合いを避けては通れないと思うわけでございます。荒野さんの件を解決するのが、その手順でないかと思うわけでございます。市役所内部の問題でもあり、これについては市長の責任でもあると思います。それが行政不信となり、感情的になっているようにも思われますので、市長は誠意を持ってこの解決に当たるべきであると思いますが、市長の決意のほどをお伺いいたしまして、第3回目の質問を終わります。 65 ◯議長(海老澤通弘君) 市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 66 ◯市長(木村芳城君) ご指摘の荒野さんの建築確認申請につきましては、ただいま答弁をいたしましたように、誤解を招くような認識を持たせて今日まで来たことに対しまして大変申しわけなく思っている次第であります。  以上です。 67 ◯議長(海老澤通弘君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 1時55分休憩            ───────────────────────                   午後 2時11分再開 68 ◯議長(海老澤通弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  10番・戸井田和之君。                 〔10番・戸井田和之君登壇〕 69 ◯10番(戸井田和之君) 10番・戸井田でございます。  私は、平成3年4月に石岡市議会議員に当選して以来、はや今年で10年目を迎えるに当たりました。これもひとえに市民の皆様のおかげと、皆々様のご指導、ご協力によるものと確信しているところと感じているところでございます。この場をおかりしまして、改めて衷心より御礼申し上げる次第でございます。  私は、市民の方々に「人にやさしく、自然にやさしく、自分たちの町は自分たちの手で」をモットーに、市民の皆様への約束、公約として4本の大きな約束を掲げてまいりました。  一つに、挙げまして「人にやさしい教育」、二つに「高齢者や弱者にやさしい福祉」、3点目に「自然にやさしい住居環境」、そして4点目に「夢の実現に向かって」と掲げてまいりました。そして、中核の約束として13本を掲げ、さらに詳細に43本の公約を掲げてやってまいりました。一般質問、議案質疑、常任委員会、予算委員会、決算委員会、特別委員会などの質問、質疑、提案、指摘など、また活動などにより、市民の方をはじめ、皆様のご指導、ご協力により議員として活動してまいりました。  この中には、予算化されたもの、事業が推進されたもの、事業の見直しがされたもの、また、現在においてまだまだ実現が不可能なもの、公約が果たせない事業などが山積しております。この中で38本の公約の実現ができました。残り6本になります公約をやっていきたいと思いますので、一般質問を通して、市政のあり方に対して質問をさせていただきたいと思いますので、ご答弁をよろしくお願いしたいと思います。  まず第1点目の石岡市民全体の情報収集・生涯学習をする拠点の場でもある図書館の整備方針と市民・全国との情報発信・収集の拠点施設整備の必要性についてであります。  私は、人にやさしい教育の中で、教育施設の整備・充実を公約として掲げ、その中で図書館の本やビデオをふやし、施設の整備・充実を掲げております。そして、別の観点から、石岡市のPRを進めるために、観光資源を活用し、石岡市のおまつりや常陸風土記の丘を核とした誘客活動や宣伝活動を推進することを掲げております。また、これに付随して、現在、最も普及率が加速しているパソコンを利用したインターネットを通じてのホームページなどによる石岡市の情報の発信・収集基地施設の整備を公約として掲げてまいりました。  これまでの一般質問、予算・決算委員会などで取り上げてまいりました図書館においては、市民の教育環境の施設整備・充実のためには、本やビデオやCDをふやすために、蔵書の購入費を増額する必要性や、市民や他市町村の利用可能による利用者の増大に伴い、施設利用者の不便さがあり、学習室などがいっぱいになり、利用ができない生徒や市民がいることや、本を置くスペースの手狭さから、せっかくの市民財産でもある本を図書館に蔵書できず、担当者のご苦労により再利用などが図られているが、一部廃棄にしている状況など、また、利用者の利便を図るため、情報ネットワークを組むことにより、一層の利用拡大を図られてきたことなど、そして、この図書館をいち早く移転もしくは増改修・改築が必要ではないかと訴えてまいりました。また、観光資源、観光施設を通じた石岡市のPR、情報を発信するために、石岡市のおまつりや常陸風土記の丘など、現在にも増して観光行政の見直し、事業の推進を図るべきではないかと提言させていただきました。  また、パソコンを利用したインターネットを通じてのホームページなどによる石岡市の情報の発信・収集基地施設の整備を提言させていただいており、そのための石岡市の広報のあり方、所管の問題、情報公開制度の早急なる石岡市の対応と、情報という一つの意味を大切にしたもののアカウンタビリティー、いわゆる説明責任の明確さの必要性を訴えてまいりました。  また、議会においても、市民への情報発信を推進するために、市役所1階と3階ロビーへのテレビモニターの設置による傍聴者への配慮や、議会だより、「石岡市報」の石岡市駅構内への設置、配布をすることにより、通勤者、通学者、来訪者への広報活動や、また、パソコン設置による本会議、予算・決算・特別委員会の会議録検索システム導入により、まだまだ市役所内部でのLANによる会議録検索ではありますが、議員はもとより、市長をはじめ、市役所の職員全体が議会においての発言や議決事項が検索でき、情報の公有化が図られてきたところでもあります。  平成12年度の当初予算において可決されておる中心市街地活性化のための石岡市まちかど情報センターの新設の事業が推進されていると推察しておりますが、現在、現代社会の中では、これほど情報が大切にされている中で、石岡市ではどうなっているのでしょうか。確かに、先ほどから述べておりますが、パソコンを通じてのイントラネットによる情報の伝達方法の必要性と、従来から大切にされていた人と人とが接することにより、情報が伝え、伝えられる心の関係をどのようにとらえ、選択していかなければならないのか考えていかなければならないと感じているところでもあります。そして、それが現在の時代の真っただ中ではないでしょうか。  このような中で、教育委員会所管の図書館、経済部所管の観光施設、企画部所管で事業が推進されている石岡市まちかど情報センター、ホームページ、総務部所管の情報公開制度と、今回は取りやめましたが、他の部分においても、情報の共有化、提供という点では、どこでも同じではないかと感じる次第であります。  このような観点から幾つか質問させていただきたいと思います。  まず第1点目に、市長にお伺いさせていただきたいと思いますが、現在を取り巻く高度情報化時代の中で、石岡市としてはどのように対応していかなければならないのか。そして、情報の発信・収集の拠点施設整備をどのようにお考えになっているのか、市長にお伺いさせていただきたいと思います。  2点目に、これも市長にお伺いさせていただきたい思いますが、図書館の現況について触れさせていただきましたが、この生涯学習、情報収集・発信拠点の場でもある図書館の整備方針は、どうとらえ、どうお考えになっているのか、お伺いさせていただきたいと思います。  3点目に、教育長もしくは教育次長にお伺いしたいと思いますが、現在の図書館の状況はどのようになっているのか。ここ数年、施設利用者の伸びが大きく見受けられますが、利用者の推移などについてお答えをいただきたいと思います。  4点目に、経済部担当参事にお伺いしたいと思いますが、観光対策に伴う石岡市の情報の提供・発信が、石岡市のPRにつながる最も重要視される課題ではないかと感じているところでもあります。石岡市の観光資源でもある石岡のおまつり、風土記の丘、国分寺、国分尼寺、霞ヶ浦など、情報の提供・発信が現在にも増して力を入れる必要性があろうかと思いますが、どう対策をとられていくのか、担当参事にお伺いさせていただきたいと思います。  5点目に、企画部長にお伺いしたいと思いますが、現在、中心市街地活性化のため、そして情報の発信・収集の拠点づくりのために、石岡市まちかど情報センターの新設の事業が推進されていると思いますが、事業の進捗状況、施設の内容、すなわち、どのような施設になり、市民が利用できる場になるのか。また、石岡市のホームページ事業が、情報システム課から秘書広報課に移管となったわけでありますが、更新状況、そして各部においての掲載の基準、取りまとめの状況はどうなっているのか、企画部長にお伺いしたいと思います。  6点目に、総務部長にお伺いしたいと思いますが、情報公開制度がスタートして、まだ日が浅いわけでありますが、情報公開の申請などの状況はどのような現況にあるのか。また、総務部において、各部の情報調整などはどのようにされているのか、総務部長にお伺いさせていただきたいと思います。  7点目に、市長もしくは助役にお伺いしたいと思いますが、各所管にとらわれず、全庁挙げての情報システムネットワークづくりを急がなければならないと感ずるわけでありますが、どのような施策をとられていくのか、お伺いさせていただきたいと思います。  2点目に通告しました、学校教育における教育環境の充実を図るために、教育費の父母負担の軽減と学級運営経費のあり方について、そして少子化の取り組みについてであります。  現在、石岡市においても、高齢化・少子化時代を迎え、将来の石岡市の展望は厳しい状況下にあると思われます。私は、このような状況を踏まえ、これまでも高齢化・少子化の問題には、高齢者や弱者にやさしい福祉を基本として進める一方、人にやさしい教育という中で、少子化対策の一環で、生徒・父母・先生の教育環境の充実ということで、保育園や幼稚園への助成金や補助金、公費の増額などを訴えてまいりました。その結果、十分とは申し上げられませんが、微力ながら保育が受けられる補助面への増設などにより、通園時の父母負担の軽減が図られたのではないかと感じているところでもあります。  私も、同じ世代の子供を持つ親の立場から、市民の同環境の方々から、いろいろな相談・指摘・苦情を聞かされます。学校に通学する児童・生徒の問題や学校での問題、家庭での問題など、さまざまな案件が寄せられます。その中でもよく挙げられるのが、子供一人にかかる教育費の問題であります。  現在、子供が大学を卒業するまでにかかる教育費は、一人当たり1,500万円から2,000万円ぐらいかかると言われております。学費から生活費、そして入試のために中学生ぐらいから通い始める学習塾、家庭教師など、さまざまな教育費がかかると言われております。そのような中で、公費で負担して、教育費の父母負担の軽減を図るのはなかなか厳しい状況下にあるのではないかと感じている次第でもあります。  先日、市内の福祉施設において、高齢者の方々とお話をする機会がありまして、お会いしたところ、そこはふれあいの里だったんですが、その方々は、今度ふれあいの里をお手伝いになられる方々でして、一人の方が、このような福祉施設ができて、私たちは大変喜んでいる。介護施設や相談窓口、運動施設、おふろ、カラオケができる場所など、本当に感謝しているが、自分たちは先がちょっと少ないんだよな、ちょっともったいないかなと言われておりました。そして、幾らぐらいこの施設にはかかっているのかと聞かれましたので、約30億円ぐらいかかっているとお答えしたところ、そんなにかかっているのかと大変驚いておられました。そうしますと、もう一人の方が、「実は戸井田さん、うちには孫が一人しかいないんだ。今現在はすごく教育費がかかるみたいで、子供を一人育てるのにも大変らしいから、こういう高齢施設にかけるお金を子供らに使ってやった方がよっぽどいいんじゃないか」と、そういうふうに市民の方に言われました。私も、そのとおりとは同感はしたのですが、その場では、高齢化社会に対応するのも大切なことですからと、それ以上の言葉は続けませんでした。  私も、それからよく考えてみました。果たしてこれからの日本の福祉はどうなるのか。高齢者に対する福祉の重要性は必要不可欠でもありますし、福祉行政の手厚い予算化は増加傾向にもあります。我が石岡市にとっても、福祉に占める予算配分はかなりのパーセンテージを持っていると思われます。一概に教育費と民生費だけで比較することは正しいとは言えないと思いますが、平成11年度一般会計当初予算で比較すると、全体での構成比、民生費は全体の29.3%、教育費においては10.7%であり、約20%の開きがあります。これはふれあいの里整備事業が含まれていたことであり、本年度、12年度当初予算においては約10%の開きにはとどまっているようでありますが、これらを比較してみても、相当の開きがあるのではないかと感じる次第でもあります。  福祉行政に後退があってはならないと考えるわけでありますが、これらの中において、見直しできるものは、時間を費やしてでも見直しをする必要性があるのではないかと感じているところでもあります。これからは、行政が音頭を取り、社会で支えなければならないものを考えなければならず、これからの時代は高齢化対策ばかりでなく、少子化対策に対しての重みを加えていく社会の仕組みづくりが、行政がとるべき姿であり、重要視されるべきではないかと考えている次第でもございます。
     現在、石岡市においても、教育委員会の所管する少子化対策、福祉部が所管する少子化対策など、さまざまな事業に携われているわけでありますが、教育費の父母負担の軽減につながる施策が、子を持つ親のために全体的に反映されているのでしょうか。私は、一部の方々への教育費の軽減がされているようにしか思えないわけであります。  一つの例を挙げれば、学用品、校外活動費、新入学の児童・生徒への学用品の補助、そして修学旅行費、学校給食費、通学用品、遠距離通学費、児童手当、入学祝金など、援助金や奨励金、手当などは、一部の該当者しか教育費の軽減が図られず、全体の子を持つ市民には軽減がされていない状況にあるのではないかと考える次第でもあります。  市長は常々、幼児教育、学校教育のことは任せておけと明言されております。市長の公約の中にもありますように、学校教育の充実、教育費の父母負担の軽減とされておりますが、果たしてどこまで市長の公約が実現されているのでしょうか。限られた財源の中で、市政を預かる責任ある立場の市長は、予算の配分などあらゆる面に精通されているとは思われますが、この少子化対策、教育費の父母負担の軽減についてどのようにとらえられているのでしょうか。  また、市内小・中学校の学級運営経費及び学校管理運営経費についてでありますが、小学校の学校運営経費は、建物修繕、施設整備工事、施設用備品など、平成12年当初予算においては、市内9小学校全部で1億3,390万円であります。学級運営経費は全校で388万円となっております。中学校においては、学校運営管理経費は6,804万円、学級運営経費は計上されておりませんが、この学校運営経費及び学校管理運営経費はどのような人によって支出されているのでしょうか。  先日、市内のPTAの役員の方々のお話では、PTAの会費から学校の備品などの購入をしているというお話を聞いたわけでありますが、予算がないため、そのようなことをしなければならないという現状であるということでありますが、このようなことがあり得ることなのでしょうか。予算がないため、父母負担をしていかなければならないということは、父母負担を軽減させていくということと全く反比例しているのではないかと感ずる次第でもあります。こういう観点から何点か質問させていただきたいと思います。  1点目に、市長にお伺いさせていただきますが、市長の公約の中にもあるように、学校教育の充実、教育費の父母負担の軽減とされておりますが、果たしてどこまでその公約が実現されているのでしょうか。そして、この子を持つ父母が教育費にかかわる問題をどうとらえ、市長は施策を推進していくのか。そして、高齢化対策、少子化対策についてもどのようなお考え方をお持ちでいるのか、お伺いさせていただきたいと思います。  2点目に、教育長もしくは教育次長にお伺いさせていただきたいと思いますが、小学校においての学級運営経費、中学校においての進路指導対策費補助金など、今まで父母が負担していたものであり、これらを軽減するために、公費において負担することにより、父母負担の軽減が図られた一つの例であり、大変喜ばしいことであると感じております。これらを補助した経費、対策費は、どのように各学校に配分されており、どのような指導を目的として使われているのか、お伺いさせていただきたいと思います。  3点目に、教育次長にお伺いさせていただきたいと思いますが、PTAの会費から学校の備品などの購入をしているというような話を聞いたわけでありますが、予算措置がされないためにこういうことが起こり得るようなことなのか。これらが起こっている状況ならば、これらの実態についてお伺いさせていただきたいと思います。そして、学校管理運営経費の各小・中学校への予算配分はどのようにされているのか、お伺いさせていただきたいと思います。  4点目に、教育長、福祉部長にお伺いさせていただきたいと思いますが、少子化対策において、教育委員会、福祉部の2所管において、どのような内部調整をされ、少子化対策に取り組まれているのか。また、事業が推進されているのか、お伺いさせていただきたいと思います。  5点目に、市内の公共バスと福祉バスの問題でございますが、学校行事への市のバスの貸し出しは、現在のところできないというふうになっておりますが、福祉関係のバスを考えるのであれば、高齢者ばかりではなく、少子化を考えれば、児童に対してのバスの貸し出しがあってもいいと私は考えておりますが、なぜ学校行事、また子供たちの行事に関しては市のバスが利用できないのか、お伺いさせていただきたいと思います。  次に、3点目に通告しております市民の健康保持増進を確保するために、がん検診・人間ドック・健康診査など個人負担の軽減を図り、公費負担の増額をする必要性についてであります。  現在、石岡市において、健康診査の部分だけでとらえると、母子保健事業においては、乳幼児健康診査の受診者並びに受診率は、数値においては概ね高い比率を占めており、片や、成人保健事業、国民健康保険事業においての健康診査の受診者並びに受診率は、乳幼児健康診査の数値とはかけ離れている状況にあります。  国民健康保険に加入している方々に対しては、現在、人間ドックを受ける場合には、一人1万8,000円を補助しており、本人負担額は約1万7,700円から2万1,900円であり、脳ドック検診においては、市の方から1万2,500円助成しており、個人負担額は1万2,500円でもあります。また、保健センターにおいて、成人保健係が事業が進められております健康診査での総合健診、基本健康診査、婦人診査、結核診査、がん検診などが実施されております。  これらにおいての個人負担額は、徴収額として全額を公費負担している健診と、個人から約500円から1,000円を徴収しているものがあります。国民健康保険で行っている人間ドック、脳ドックの平成11年度の受診実績を見てみますと、190件、1万8,000円で、補助分342万円が当初予定であったにもかかわらず、176件の受診者しかありませんでした。また、脳ドックにおいては、平成11年当初予算では、50件、1万2,500円、補助分62万5,000円が計上されてあったにもかかわらず、35件の実績しかございませんでした。成人保健係での健康診査においての受診者、基本健康診査は43.7%、肺がん検診は21.9%、胃がん検診は10.9%、大腸がん検診は9.7%、子宮がん検診は9.6%など、受診率は過去の年度の推移を見てみても横ばいであり、この受診率も思慮しなければならないと感じている次第でもあります。現在の石岡市が、国民健康保険特別会計、老人保健特別会計においての予算計上額は、医療費の増大により厳しい財政状況にあり、この健康保持増進を進め、医療費を抑制させるためには重要な施策ではないかと考える次第であります。私は、これらの健康診査の負担額を軽減し、公費補助負担を増額し、市民の受診率を上げるための努力をすべきだと考える次第であります。  その理由として、例えばがん検診をすることにより、がんの早期発見ができて、がんが早期に治療できれば、市民の健康保持増進につながることでもあり、医療費などの抑制につながるのではないかと考えている次第でもございます。  また、市民が健診を受診する場所や日時などの検討を加えるべきではないかと考える次第であります。現在、人間ドック、脳ドックなどは、各病院、クニリック、メディカルセンターなどで行われておりますので、日時の変更は厳しい状況にあるのではないと考えますが、基本健診やがん検診などは、場所においては、各地区公民館や、ふれあいセンターや、ふれあいの里で行われているようで、改善点が見られれておることで、大変よいことであると私は考えております。担当者のご苦労に改めて敬意を表する次第でもあります。市民の要望の中には、この健診を受ける時間を仕事を終わった後の時間にしてくれれば受診をできるとか、休日の土曜日とか日曜日、祭日にしてくれないかという要望が多いわけでありますが、このような改善はできないものなのか。見直しができるのであれば、受診率のアップにつながるのではないかと考える次第であります。  こういった観点から何点か質問させていただきたいと思います。  まず第1点目に、市長にお伺いしたいと思いますが、現在の石岡市が、国民健康保険特別会計、老人保健特別会計においての予算計上額は、医療費の増大により厳しい財政状況にあり、この健康保持増進を進め、医療費を抑制させるためには、個人負担を軽減させることが重要な施策ではないかと考える次第でありますが、市長はどのようなお考えをお持ちでいるのか、お伺いさせていただきたいと思います。  第2点目に、福祉部長にお伺いしたいと思いますが、現在、国民健康保険で行っている人間ドック、脳ドックの平成11年度の受診実績を見ると、受診率が低いため、事業の推進目標が達成されない状況をどうとらえ、これらの事業を推進していくのか。また、個人負担額を軽減した場合、受診率の増加を見込めるものなのかどうか、お伺いさせていただきたいと思います。そして、他市町村の個人負担額の例などあれば、お答えをいただきたいと思います。  3点目に、福祉部担当参事にお伺いさせていただきたいと思いますが、保健センターにおいて、成人保健係が事業を進められております健康診査では、総合健診、基本健康診査、婦人診査、がん検診などが実施されております。これらにおいて個人負担額は、徴収額として全額を公費負担しているものと、個人負担額を500円から1,000円に徴収をしているものがあります。この徴収基準はどのように決められているのか。また、他市の状況を見てみると、個人負担を徴収しないという例もありますが、これらはどう把握されているのか、お伺いさせていただきたいと思います。  4点目に、同じく福祉部担当参事にお伺いしたいと思いますが、健診の時間、場所、曜日などの見直しができるものなのか、私は検討を加える必要があろうかと思いますが、また、受診率の増を図るためには、どのような努力をされているのか、お伺いさせていただきたいと思います。  以上で第1回目の質問を終わります。 70 ◯議長(海老澤通弘君) 教育次長・草間君。                 〔教育次長・草間 暁君登壇〕 71 ◯教育次長(草間 暁君) 教育委員会関係のご質問にお答え申し上げます。  最初に、現在の図書館の状況はどのようになっているかというようなことでございますけれども、図書館は、ご存じのように昭和55年に開館以来、20年が経過をしております。そういう中で施設の老朽化も進んでおりまして、また、床面積が約1,500平方メートルで、蔵書数も飽和状態にあるとともに、学習コーナーも30席しか確保できず、フリースペースもとりづらいのが現状でございます。また、図書の適正配置や分野別配置にも支障が出ておりまして、利用者の皆様にご不便をかけていることと思われます。しかし、今後とも、図書館の使命でございます、迅速に、正確に情報を提供できるよう工夫を重ねてまいりたいと思います。  次に、図書館の利用者の推移でございますけれども、平成6年の年間利用者数は約4万9,000人でございましたけれども、年々増加しておりまして、平成11年の利用者は約10万8,000人と、この5年間で倍増しております。市民の学習意欲の高まりなど、図書館利用に対する潜在的な要因や、広域開放、学校連携など、運営上の対応により増加傾向にあると推察をしております。  続きまして、2点目の学級運営経費、進路指導対策費補助金の配分及び目的について、お答えを申し上げます。  小学校における学級運営費につきましては、各小学校において、従来、学級費として保護者から徴収していたものでございます。担任がそのクラスの中で必要な物品、主なものといたしまして画用紙、色画用紙、マジックインキ、模造紙などを購入しておりました。平成11年度より、この学級費につきまして、児童一人当たり月額100円を各クラスの人数に応じて、各学校へ配当しております。平成12年度の予算で申し上げますと、9小学校で、先ほど議員ご指摘ありましたように、388万8,000円を予算化をしております。  次に、中学校の進路対策費補助金でございますけれども、従来は、進路対策費または卒業対策費といたしまして、3学年PTA委員会が中心になって父母より徴収をしておりました。これにつきましても、平成11年度より、父母負担の軽減を図るため、県立・私立高校の入試及び事前相談等における旅費、高校説明会等における経費、就職する生徒の職場訪問における経費、このようなものを補助対象といたしまして、一つの学校につきまして30万円を補助金として交付をしているところでございます。  次に、3点目のPTA会費から学校備品などの購入の実態について、お答えを申し上げます。  平成11年度の決算で、私どもの方で調べた中の実態をご報告させていただきたいと思います。  小学校9校中3校におきまして、PTA会費より、コンピュータソフト、ビデオデッキ、カーテン、ファンヒーター等を購入、また、式典台、ミシン等の修理をしております。また、後援会費より、3校が、ヘルスメータ、メッセージボード、賞状盆等を購入し、ガラス、トイレ、パソコン等の修理をしております。  次に、中学校の実態でございますけれども、4校中1校が、PTA会費で、消毒ノズルを購入し、噴霧器を修理しております。また、後援会費で2校が、卓球台、バレーボールネット、トランシーバ、豆トラ耕運機等を購入し、楽器、卓球台、ミシン、ガラス等を修理しております。  本来、このようなものにつきましては、市費において修理、購入すべきものでございます。このようなものにPTA会費を充当していたことにつきましては非常に遺憾なことと思いますので、今後、PTAの会費、後援会会費の使い方については、このようなことがないよう、各学校を指導していきたいというふうに考えております。  次に、学校管理運営経費の各小学校への予算配分の方法でございますけれども、建物・備品修繕を除く消耗品や体育奨励費などの需用費、図書購入費、教材費等につきましては、各学校のクラス割で配分をし、修繕料、備品購入等につきましては、学校割で配分をしております。12年度の配当でございますけれども、小学校で学校管理運営経費予算額1億3,390万5,000円のうち2,569万9,000円を、中学校では予算額6,804万1,000円のうち1,552万9,000円をそれぞれ各学校に配当しております。  以上です。 72 ◯議長(海老澤通弘君) 参事・大和田君。              〔参事商工観光担当・大和田 澄男君登壇〕 73 ◯参事商工観光担当(大和田 澄男君) 1項目目の4点目でございました市民・全国との情報発信・収集の拠点施設の整備の必要性についての中で、観光の振興として、情報発信・収集にどのように対応するのかについてご質問をいただきました。ご答弁させていただきたいというふうに思います。  私ども、視察研修をする場合、あるいは旅行等をする場合も、その行き先を検討する場合に、最近ではインターネットを通じたホームページを活用するわけでございます。そして、その行き先を決定した後も、その町の情報を取り入れ、より意義深い研修ができるような手だてをするようになってきているところでございます。  今まさに情報化時代でございまして、例えばではございますけれども、石岡にある全国一の飼育数を誇るダチョウ牧場、あるいは白ゴマの生産地として石岡市がテレビ放映された経過があったわけでありますし、あるいはまた、国衙跡の推定地の関係がマスコミで報道されますと、その後の問い合わせがかなりあるわけでございます。まさに情報化時代を感じさせられるわけでございます。そういう観点で、観光対策としての情報発信・収集についての提言を含めてご質問をいただいたわけであります。  ご指摘をいただいた情報の発信・収集についての考え方でございますが、私ども、観光の振興は、観光協会を通じて、その対策をしているところであります。今年度開催されました観光協会の総会で、観光協会の充実を図るため、ホームページを立ち上げることを今年度事業として決定をさせていただいたところであります。現在、その準備を進めているところでございまして、今年度中には立ち上げたいというふうに思っているところでございます。  石岡には、ご指摘をいただきましたような国分寺、国分尼寺、国衙跡がありますし、古代の遺跡や史跡もあります。古代史跡を復元した風土記の丘、そして霞ヶ浦をはじめとするすばらしい自然環境があるわけであります。そして、石岡のおまつりもあるわけでございます。これらを紹介するホームページを立ち上げることにより、石岡市の観光対策をして、その宣伝活動をしていきたいというふうに思っているところであります。  以上です。 74 ◯議長(海老澤通弘君) 企画部長・浅野君。                 〔企画部長・浅野昌二郎君登壇〕 75 ◯企画部長(浅野昌二郎君) お答えを申し上げます。  初めに、まちかど情報センター整備事業の進捗状況と施設の内容ということでご質問をいただきました。  まちかど情報センターにつきましては、市中心部の空き店舗を活用して、市街地への交流人口をふやそうということを基本にしまして、広域的な地域情報の発信基地ということで、整備をするということを目的としております。この施設づくりにつきましては、市民参加型の施設づくりということを目指しております。  現在、設計の発注を終わりまして、設計の作業に入っております。設計段階で設計者の方にも入っていただきまして、市民団体から、この施設活用についてのいろいろご意見をいただいて、それを設計の中に生かしていくというような形で設計作業を進めております。  施設は、現在、五つのエリアを考えております。この施設につきましては、建物をお借りする面積が161平米ということで、敷地面積が186平米ということです。この建物・敷地の中に、今考えておりますのは、府中六井の広場ということで、石岡の歴史シンボルの六井をイメージしたものを配置して、市民の方の待ち合わせや休憩のできる一角にしたいということ。  それから2つ目に、市民サロンということで、だれでも気軽に立ち寄れるような場所、お茶が飲め、仲間とくつろげるようなサロン的な場所をつくっていきたいということです。  それから、情報発信エリアということで、これがまちかど情報センターの中の中核の場所になります。石岡市の行政情報ですとか、周辺の市町村、こういったもののニュースが得られるようなものにしていきたいということです。  周辺の市町村の方については、企画の担当者で、会議を持っております新治地方圏整備研究会という企画担当者の会議がありますが、そういった中で、この施設のご説明を申し上げて、協力をお願いしているところです。  それから、この場所には70インチの大型スクリーンを配置しまして、市の案内ビデオですとか、これは教育委員会の生涯学習課の方の事業になりますが、子供放送局、こういったものを実施していく。それから、市のイベントなどの中継をやっていくことを検討中でございます。  それから、インターネットも配置しまして、だれでもそのインターネットを活用して、情報が得られるようなものも考えていくということです。  それから、まちづくり談義室ということで、まちづくりを考える団体や市民の集う会議室を設置する。こういうことで、OHPやスライド、あるいはパソコンなどを活用した高品位の会議といいますか、そういったシステムを目指して、ここから市民の方の自由で豊かな発想のまちづくりプランが生まれてくることが期待されるゾーンということで考えております。  最後に、事務エリアということで、情報センターを管理する事務局と、それから身障者用のトイレ、コピーコーナーなどを設置しまして、また、市役所の窓口機能ということも順次検討して設けていきたいというふうに考えています。  それから、この活用についての経過ですが、内部の各課とのミーティングを4月中に実施しております。また、庁議の方でも、これを活用して、役所機能を何か盛り込んでいただくことを各部にも検討をお願いしているところです。  それから、市民参加型の施設活用を展開していくということで、商工会議所、それから商店街、市民会議などから、事業に対する提案もいただいております。  それから、市民アンケートを現在実施中で、今後、要望や課題を整理していくということになっております。  それから、NTTとの情報処理部門からアドバイスを受けておりまして、情報システムの検討も行っております。  それから、事業の予算化されておりますもので、一種の紹介ビデオ、いしおか古都物語ということで、ロータリークラブへ委託をしまして、これは4月から撮影が始まっております。  それから、まちかど情報センターを拠点としたウオークラリーですとか歴史探訪、こういったものも市民団体が現在企画をしている段階でございます。  こういったことで、この施設の整備を進めてきたというふうに考えております。  次に、ホームページの事業で、更新状況と各部においての掲載基準、それから取りまとめの状況ということでございますが、5月よりホームページの担当所管が、情報システム課から秘書広報課の方へ移管をいたしまして、その後の更新状況ですが、秘書広報課に移管される以前と変わりなく対処しております。広報紙の情報取りまとめをしていることもありまして、以前に比べますと、掲載情報の収集が容易になっているというような状況になっています。  それから、掲載基準につきましては、公序良俗に反すると思われる情報については掲載しない。それから、公正・中立の立場ということで、政治思想ですとか宗教、営利目的、それから特定の個人情報ということは掲載しない。それから、ホームページ利用者にとって、有益で楽しめる情報掲載を心がけるということでやっております。  それから、取りまとめの状況ですが、情報取りまとめについては、所管が変わりましても、以前と変わりなく情報掲載希望の担当課職員が、ホームページを担当しています、今回、秘書広報課ですが、秘書広報課、それから企画課の職員のもとへ情報を持っていきまして、更新業務を実施しているところです。  今後の方針としまして、このホームページ作成技術、こういったものをなるべく多く習得する者を養成していきたいということで、ワーキングチームを発足させ、それぞれの部署の情報は、それぞれの部の職員がホームページの掲載、それから更新業務、こういうものが実施できるような体制を目指して、こういったワーキングチームを発足させる準備をしているところでございます。  それから次に、公用バスと福祉バスの活用について、学校の行事に活用していないのはなぜかというご質問でございました。  石岡市の公用バス、それから福祉バスについては、それぞれ使用の規定が決められております。初めに、福祉バスは福祉目的ということで、ご案内のとおりでございます。それから、市の公用バス、これは中型バスとマイクロバスということで、中型バスは40人乗り、マイクロバスは15人乗りということですが、この使用規定は、使用内規をちょっと読み上げてみますと、市の執行機関及び議会が、その職務を遂行するために使用する。それから二つ目に、地方自治法202条の3に基づく審議会、協議会、それから市が関係する公共団体等が使用する。ただし、所管部課長が同乗するということを条件づけております。その他市長が必要と認めた場合という規定もございます。こういったことで現在活用をしておりますが、学校につきましては、13校ということで、すべて対応していくと、公用バスの活用に支障を来すのではないかということで、学校の行事につきましては、予算の中でバス代を予算化しておりまして、それで民間バスの活用で対応をお願いしているという状況です。そういった状況で学校の方の対応をしております。  以上でございます。 76 ◯議長(海老澤通弘君) 総務部長・金子君。                 〔総務部長・金子重夫君登壇〕 77 ◯総務部長(金子重夫君) 情報公開などの状況につきまして、お答えをさせていただきます。  情報公開条例の制定に当たりまして、市民の方々には「広報いしおか」への掲載やパンフレットの配布をいたしまして、周知をしてきたところでございますが、情報の公開請求につきまして、現在のところ、まだ請求がない状況でございます。  総務課の隣に設置してあります情報公開コーナーでの情報提供につきましては、16件ほどありました。各部におきます調整につきましては、情報公開に当たりまして、スムーズな情報公開や情報提供ができるよう各課との打ち合わせを行っているところでございます。また、情報提供といたしまして、観光物などを情報公開コーナーで情報提供ができるよう各課から周知をいたしているところでもございます。  それから、情報の請求に係る公開をするかどうかの調整が必要な場合におきまして、庁内の各部長などで組織をいたします石岡市情報公開調整委員会で審議をすることになってございます。  以上でございます。 78 ◯議長(海老澤通弘君) 助役・阿部君。                  〔助役・阿部 聖君登壇〕 79 ◯助役(阿部 聖君) 情報システムネットワークづくりのための施策についてお答えいたします。  まず一つとしましては、情報システムネットワークの構築、それから、その効果を最大限に引き出すためには、何といいましても、その要員の養成が必要かと思います。そのために、コンピュータの操作研修を実施しまして、より一層職員の資質を高めるということで、行政事務のシステム化を推進をしてまいります。  それから二つ目としましては、庁内のネットワーク、それから、インターネットなどを利用しました情報システム化を推進する中で、やはり個人情報の保護にこれを留意しながら、各所管を超えました情報化の可能なデータにつきましては、情報のオープン化を図ったいきたいと、このように考えております。  それから三つ目としましては、例えば図書館の本の情報、あるいは公共施設の予約状況、こういうものなど、どの公共施設においても入手ができるような情報端末の設置を含むシステムづくり、こういうようなものを進めるとともに、やはりこれからは、近隣自治体、そういうふうなものを取り込んで、図書館の情報とか、あるいは公共施設の情報、こういうようなものを相互に利用できる、そういうふうな情報システムネットワークづくりが今後必要かと、このように考えております。  以上でございます。 80 ◯議長(海老澤通弘君) 教育長・藤城君。                 〔教育長・藤城 陽君登壇〕 81 ◯教育長(藤城 陽君) 少子化対策の教育委員会、福祉部との内部調整というようなご質問にご答弁を申し上げます。  現在のところ、教育委員会と福祉部との内部調整のための会議は行っておりません。しかしながら、少子化対策の中で、安心して子育てができる教育環境を実現する、子育てや家庭の大切さについて理解を深める、教育に伴う経済的負担の軽減を図る、地域で子育てを支援する環境を整備するなど共通な課題がたくさんございます。現在のところ、教育委員会、福祉部がそれぞれ、あるいは連携を図りながら推進しておりますが、今後はさらに協議・調整をいたしながら、少子化対策について推進を図っていかなければならないと考えております。  以上でございます。 82 ◯議長(海老澤通弘君) 福祉部長・今泉君。                 〔福祉部長・今泉 正君登壇〕 83 ◯福祉部長(今泉 正君) お答え申し上げます。  初めに、2項目の4点で、先ほど教育長さんの方からもご答弁がありましたが、福祉部と教育委員会における少子化対策での内部協議ということでありますが、内部協議といっても、それほど深い協議を持っているわけではございませんが、国民健康保険が予算づけをしながら、市民歩く会等を行っております。これらの中では、青少年を育てる市民の会等への委託事業といいますか、そういうことも含めて行っておりますので、青少年センター等との打ち合わせ等は行っているところでございます。  それから、生涯学習事業、これは教育委員会が主管してやっているものでありますが、これらの中での計画とか実績報告等において、児童館、児童センター、これらの行事等についての報告、計画等について、協議といいますか、報告等を行っているところでございます。  それから、学童保育、児童クラブのあれでありますが、これについては、小学校4校でやっていただいているわけでありますが、これについては、学級長といいますか、これが私、福祉部長がなっておりまして、主任といいますか、そういう方が各小学校の教頭先生等に行っていただいているということから、それらについて、多少といいますか、一部分の打ち合わせ、内部協議というようなものがされております。  さらに、昨年度につきましては、子育て支援の特別交付金、これの交付があったわけでありますが、これの交付方法等について、昨年度は、これについては何度か打ち合わせを行い、現在、交付しているような交付要項等をつくって実施したものであります。  なお、子供にやさしいまちづくり推進会議というものが私どもの方の所管でありますが、これにつきましては、この会議の中へは、教育長さん等にも構成メンバーとして入っていただいているところがあります。さらに、これは教育委員会の方が主管でありますが、青少年問題協議会等への参加、私自身が参加をするというようなことではやっております。
     それから、3項目の2点で、日帰り人間ドック、脳ドック等についてのご質問でありますが、現在、人間ドックについては、国民健康保険加入者について7医療機関で行っているところであります。これらの検診料につきましては、3万5,700円から3万9,900円というようなことになっております。これらの補助額は、先ほど議員ご指摘のとおり、1万8,000円でありますので、個人負担が1万7,700円から2万1,900円、約5割弱が補助というようなことになっている状況にあります。さらに、脳ドックについては2医療機関で行っており、これは、2医療機関とも検診料につきましては2万5,000円、補助額が1万2,500円でありますので、これについては5割の補助というようなことになっております。  これにつきまして、お尋ねでありますのは、これらの補助金額を引き上げることによって、受診率の伸びが見られるかというようなことでありますが、実際の問題として、これを実施してみないとどういう実績が出るかというのは、ちょっと正確にはつかめないところでありますが、負担が少なくなれば、それだけ受診がしやすくなるというようなことから、実績がふえるのではないかというふうに思っております。これらについては、平成13年度以降の予算の中で、補助率のアップといいますか、補助額のアップ等について反映させていきたいというふうに考えているところでございます。  それから、これら人間ドック、脳ドック等についての、他市町村といいますか、これらの状況ということでありますが、市について、9市を調査させていただきましたが、補助額はまちまちでありますが、9市調べさせていただいた中で、日立市については、優良家庭のみを全額補助でやっているということで、それ以外の家庭についてはやっていないということがありますが、いずれにいたしましても、健康優良家庭について全額補助、その他が6割補助であるとか、ひたちなか市のように、実施された方全員に7割の補助を出しているというようなところ、それから金額的には、この調査の中では竜ヶ崎市が一番低かったわけですが、それでも2万3,000円というようなことで、石岡市よりは5,000円多い補助額というようなことになっております。  それから、隣接の千代田町、八郷町、霞ヶ浦町、玉里村さん等を調査させていただきましたが、これにつきましても、人間ドックについては、八郷町、霞ヶ浦町さんが2万円の補助ということで、石岡市よりは2,000円ほど多い補助額ということになっております。玉里村さんについては、石岡よりも若干低いところはありますが、概ね石岡市よりは、実施しているところでは、補助率が高いというような状況にあります。  それから、脳ドックでありますが、これにつきましてもそれぞれまちまちでありますが、率で補助をしているところ、水戸市、日立市、ひたちなか市、水戸市が6割、日立、ひたちなか市が7割というようなこと、それから土浦市等では、石岡と同じ5割というようなことになっておりますが、いずれにいたしましても、金額で実施しているところ等においても、竜ヶ崎市が2万円、取手市さんが1万5,000円というようなことで、石岡市よりは高い状況であります。近隣市町村においても、脳ドックの補助については、石岡市よりもすべて高い補助額になっております。そういうことから、13年度予算の中では、補助額のアップを反映させていきたいというふうに考えます。  以上です。 84 ◯議長(海老澤通弘君) 参事・山口君。             〔参事兼保健センター所長・山口由夫君登壇〕 85 ◯参事兼保健センター所長(山口由夫君) 保健センターで行っております検診関係について、お答えを申し上げます。  まず最初に、検診費用にかかわる個人負担金の基準というようなご質問をいただきましたが、これにつきましては、老人保健法第51条1項の規定に基づいて負担をしていただいているものでございます。この規定の中では、私どもの方で行っている基本健康診査、歯周病疾患検診、骨粗鬆症検診、この3項目について規定があるわけでございます。国が示している規定は、徴収基準は、基本健康診査について1,300円、当市においては、1,000円ほど個人負担をいただいております。それから、昨年度から市内の医療機関でも検診が受けられるようなシステムにしまして、この場合は3,000円ほど徴収してもよいということになっておりますが、当市におきましては、1,300円ほど負担していただいております。それから、歯周疾患検診ですが、1,300円という基準があるわけですが、当市においては無料ということです。それから、骨粗鬆症検診、1,500円の基準ですが、当市においては無料ということです。なお、これらの費用負担の設定につきましては、がん検診も含めてですが、土浦保健所管内9市町村を参考にしまして、設定をしているところでございます。  基本健康診査について申し上げますと、当市の1,000円というのは、9市町村のうち、1,000円以上取っているところが土浦市外2市町村で、石岡を上回る市町村が3、それから石岡と同額が3、石岡を下回るところが3、こういうようなことで、中位程度のご負担をいただいているところでございます。なお、70歳以上の方、それと生保世帯については無料ということでやっております。  それから、健診率をアップ、引き上げるために貴重なご提起をいただきましたが、今年度から、医療機関における基本健康診査の際に、結核検診も受けられるようにということで実施をしているところでございます。さらに魅力ある健診というようなことで、市民の方々に受けていただこうとことで、今年度から、腹部の超音波検診、エコー検診も加えて実施をしているところでございます。  それから、平日以外の曜日では、数少ない実施ではございますけれども、土曜日が2回、日曜日が2回、健診を取り入れて実施をしているところでございます。なお、健診率の動向については、議員さんご指摘のような数字になっておるところでございます。  それから、今後の対応としまして、健診は私どもの方で委託して実施しているものですから、相手方もあるわけでございますけれども、保健センターの事業運営については、健康づくり推進協議会、保健センター運営会というのがございますので、十分そちらの方にも、こういった内容についてご検討をしていただけるよう諮ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 86 ◯議長(海老澤通弘君) 市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 87 ◯市長(木村芳城君) 戸井田議員のご質問にお答えを申し上げます。  第1点目の情報の発信・収集の拠点施設につきまして、ご答弁を申し上げる次第であります。  21世紀の高度情報化社会に対応するため、情報通信技術の活用は不可欠であります。そういう点で、市民生活の質的向上と地域産業の活性化、また地方分権の進む状況下の広域連携と地域の自立、市民主体のまちづくりなど、どれをとっても的確な、迅速な情報と発信と受信を求められているのが現状であります。  当市におきましても、広域情報化が進む中におきまして、情報のネットワーク化、市民に開放された情報拠点が必要なことは言うまでもありません。その際には、特にトータルなデータ管理とセキュリティシステムをあわせ持つことが必要条件であります。これらを踏まえた条件と拠点の整備が課題と言われております。これらを視野に入れまして、今、石岡市では、高度情報化への対応と検討を進めているところでございます。まちかど情報センターはそのための一つの布石と言える施設で、多くの市民が気楽に情報ネットワークの端末に触れられる情報を共有し、また地域や団体、個人の独自の情報を発信できるオープンな情報の拠点であるというふうに認識をしているところであります。  この施設の特徴といたしましては、団体や個人の生の情報、いわゆる1次情報と、編集、集約、そして2次情報とが同時に受け、発信できるという点であります。人と人とが直接触れて交換をする情報とコンピューターなどの機器を通して交わるデジタルな情報、総合的にバランスよく扱えるものであるというふうに思っております。  このような理由に基づきまして、地域情報化の第一歩といたしまして、まちかど情報センターの運営内容を検討しながら、地方分権に向けた情報のオープンスペースを目指して準備をしているところであります。  2点目の教育関係におかれますものは、また、高度情報化への対応と同時に、図書館の状況もご質問があったわけでございますが、次長の方から答弁をいたしましたように、大変狭隘しているのも事実であります。そのようなことを今後踏まえまして、迅速に、正確に情報を提供できるような工夫を重ねてまいらなければなりませんので、社会情勢を的確に把握しながら、やさしい、開かれた図書館のあり方などを研究しながら、今後ともご指摘のようなことを含めて検討してまいりたいと思っております。  次に、教育費、これはご指摘のように学級経営費並びに学級経費等を含めて、先ほど次長の方からも答弁がありましたように、私といたしましても、教育にかかる費用につきましては、少子化対策の第一歩であるというふうに認識をして、これからもご意見をちょうだいをいたしながら進めてまいりたいというふうに考えております。特に父母負担の軽減につきましては、十分にご意見をちょうだいいたし、また関係機関の皆様方の声を聞いて予算化してまいりたいと、このように考えております。  その中で、特に少子化対策の中でご質問を受けました事柄でございますが、今、幼稚園におかれましても、教育時間の終了後も、園児を預かるための預かり保育事業を展開しているところが多々あるわけでございます。そのような点で補助金を出しておりますので、今後とも、その時間外保育等につきましてもPRに努めてまいりたいと思っております。  また、12年度より幼稚園就園奨励費補助金の交付要項に従いまして、範囲を1世帯から二人以上就園している場合は、二人目以降についての単価が引き上げられ、経済的負担の一層の軽減を図っていることに、当市も一緒にこれに該当をさせて補助をしているところでもあります。  また、園児一人当たりの3歳児につきましては1,000円、4歳児から5歳児につきましては2,000円を各幼稚園の園長を通しまして交付をしているような状況でございますので、こういうことを含めて、他市町村等も調査しながら、少子化対策についての策として今後とも進めてまいりたい、こういうふうに考えているところであります。  続きまして、3点目の福祉関係の中で、健康維持増進を図るためのいろいろな施策等を進めているわけでございます。特にご指摘のように、各保険税がいろいろと出てきているわけでございます。そういう中でやはり必要なのは、疾病の早期発見、早期治療が欠くことのできない条件であるというふうには認識しております。そういう中で、健診、検査にかかる自己負担額を引き下げることは、健診機会の拡大が図られ、早期発見につながるわけでございますので、健診率向上を図る上からも、これまでの経過、他市町村の状況を踏まえて、前向きに、特に13年度の予算の中で、予算をつけるときに当たりまして検討をしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 88 ◯議長(海老澤通弘君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 3時23分休憩            ───────────────────────                   午後 3時45分再開 89 ◯議長(海老澤通弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  10番・戸井田和之君。                 〔10番・戸井田和之君登壇〕 90 ◯10番(戸井田和之君) 2回目の質問に入りたいと思います。  今回、私の一般質問で取り上げました3つのテーマでありましたが、私の公約の積み残しというか、6本の中での質問をさせていただきました。ほとんどにおいて、市長をはじめ執行部の答弁により、前向きな答弁が出たわけでありますので、その部分に関しては、2回目の質問は避けたいと思いますが、若干何点か質問をさせていただきたいと思います。  まず1点目の情報の収集、また発信の拠点施設の整備の必要性ということで、実際、先ほどからも質問させていただいておりますが、この高度情報時代という流れの中で、大変パコソンに頼ったり、インターネットを通じての情報の収集、また発信というものが多く叫ばれております。  その中で、石岡市でも、情報センターなどにより、今、拠点づくりの初段階というか、初めての意気込みが見られてきたわけなんですが、しかし、まだまだ市民の方々には、情報センターで何ができるのか、また情報というものの収集のするすべ、また、発信をするすべというものが、まだまだ深く理解が得られない状況にあるのではないかなと、そういうふうに感じている次第でもあります。  そして、この中で、特に今回、図書館ということでテーマにさせていただきましたが、先ほど教育次長の方から、現在の図書館の状況等、答弁があったわけなんですが、実質、平成6年のときには年間の利用者が約4万9,000人、それが、平成11年、約5年から6年たったとき、約倍、もう10万人を超えようとしておると。その中で図書館が整備されてから約20年の期間がたち、もう手狭になり、内容等不便な部分が市民からすごく要望があるわけですね。そういう部分にきちんと対応をして、図書館というのは、生涯学習の場でもありますし、また情報の収集、そういうところでは一番大切な施設ではないかと思うんですね。  予算委員会、決算委員会等でも質問させていただいておりますが、実質、あそこを利用される方、本当に不便に思っております。そういうところをいち早く整備、移転もしくは増改築、私は、もう図書館のあそこの立地条件では無理かなというふうに考えております。そういうことを考えれば、現在どうなっておるかわかりませんが、神栄の跡地の方に高度化利用の図書館を建てたり、また、今は点在する図書館が出ているそうであります。中央図書館というものを設けて、各地区に中学校学区とか、そういうものに対しても、図書館の整備が他の市町村ではもう実際段階に入っている状況でもありますので、私は今回、第4次総合計画見直し案のときには、ぜひともこの図書館の整備を図るということが、必要性があろうかと思いますので、この点については、市長もしくは助役の答弁を賜りたいと思います。  そして次に、経済部所管であります観光施設、また、おまつりや常陸風土記の丘、霞ヶ浦や国分寺、国分尼寺を使っての観光の拠点、誘客活動をするためにも、やはりこの情報ネットワーク、そして先ほど参事の答弁でありますと、今年中には観光協会の方でもホームページを開設して、広く情報の発信をして、PR活動に努めていきたいというふうに答弁いただいておりますので、ぜひとも早急に進めていただきたい。そして、この中で、石岡市の持っているホームページとのリンク、いわゆる専門用語で大変申しわけございませんが、石岡市のホームページの中に、観光協会というものを一つ文言を載せるだけで、すぐ観光協会のホームページも開ける。そしてまた、観光協会のページを見て、石岡市というものの項目をクリックというか、項目を押すだけで、すぐ石岡市のものがまた見られる。そういうものの両方の情報のネットワークのシステムづくりが必要ではないかなと考えます。  また、これにもっともっと入れてもらいたいものが、先ほど國司議員の方からも質問がありましたが、公共施設、体育施設などの予約システムなどを入れることにより、予約が可能な状況になり、市民の方々に、より一層の利便が図られるのかなと思いますので、ぜひともこの部分に関しても、教育委員会をはじめ考えていただきたいと思っております。  つくば市の情報センターが今年の4月ですか、先月開設されまして、もうつくばでは各地区の公民館から全部、35施設をネットワークで組みまして、いつでも、どこでも、そこに行くだけで予約ができるとか、市の税情報、また農業者などの気象情報ですか、そういうものがいち早くわかる。農作物にいろいろ危険性があるような天候、そういうときに、いち早くそういうものでのインターネットを通じての気象情報が得られるというふうに、先進的な取り組みがされております。私は、そういうものがもっともっとできれば、より一層情報のありがたさ、また情報の収集の仕方、発信の仕方ができると思いますので、ここら辺についても全庁的な取り組みをできるかどうか、それについてもいま一度ご答弁をちょうだいしたいと思います。  一つの例を挙げますと、鹿児島県の垂水市ですか、ちょっと過疎化ではありますが、人口約2万人のところにやはり情報センターが建ちました。それも、田んぼというか、畑の農耕地のど真ん中に建っているような状況でありまして、そこに人口2万人のところ、年間約1万1,000人もの方々が利用されていると聞いております。小学校、中学校の生徒・児童からはじめ、大人、高齢者まで、いろいろな分野にわたって、何が自分たちで情報の収集ができるかということを進めております。  また、一つに、メールアドレスという一つの名前ですね、パソコンを使うときの。それを市民の方々に無料でアドレスを分けている。そして、そこに行けば、いつでも利用できる状況があり、大変利用率がいいというふうに聞いておりますが、そういうふうに金銭をかけなくても、一つのテーマというか、一つのアイデアを出し合いながら、市民が使いやすい場所の拠点づくりが必要ではないかなと思っております。今回、情報センター、七千何十万円ですか、そういうものをかけて新設するわけでありますが、予算を投じてやれば、お客さんが来る、利用者がふえるということじゃなくて、一つ一つのアイデアを出し合いながらやっていただけたらなと思っております。  私は、一つに考えますが、あそこにパソコンというか、インターネットに対しての機械が、現在のところでは2台ぐらいしか入らないというような感じでございますが、できればそこに5台でも10台でも入って不便がないように、そのような整備を進めていただきたいと思っております。この点についても、市長は、いつも意見を拝聴しながら進めていくというような姿勢が見られますので、そこら辺についても、市長のお考え方をいま一度お伺いさせていただきたいと思います。  次に、総務部長の方にお伺いさせていただきました情報公開制度に対して、まだ日が浅いわけでありますが、2カ月がたって3カ月ぐらいでありますが、その中で実際には、情報の公開の申請が0件であったということなので、これ以上は質問してもしようがありませんが、昨日の新聞等の報道によると、県の方では、去年は年間約5,600件、そして一昨年が2,200件ということなので、約倍ぐらいにその情報公開の申請がふえておるということなので、そういうときに、石岡市も年々申請がふえてくるのかなという感じはしておるわけなんですが、そこら辺に対しての対応を十分努められたいと、そういうふうに要望をしておきたいと思います。  次に、学校教育における教育費の父母負担軽減についてでございますが、実質、私は先ほど申し上げましたとおり、石岡市では、民生費と教育費を比較するのは、私は本当に正しいとは申し上げません。しかし、余りにも教育費に対する予算措置、予算配分が、私は手薄、少な過ぎるのではないのかなというふうに感じております。民生費が占める割合は約30%、特別会計まで入れると、ほとんどが民生費、福祉費の予算につぎ込まれる。その片や、教育費は10%前後でとどまり、なかなか子供たち、そして幼稚園──保育園は福祉部でありますが、幼稚園の方に対しての予算が手薄くなってしまう。そういうような状況があると思いますので、いま一度、私はこれらに対してきちんと予算の配分をつけるべきだと思うんですね。  先ほどPTAの役員の方々から、PTA会費を学校の備品に充てているというふうな状況が教育次長の方から答弁がありましたが、実質、私も調べさせていただきまして、この後援会の決算書を資料として集めたわけなんですが、ひどいものですよね。中学校の名前は挙げませんが、一つの中学校の経費などでは、先ほどバスのことも聞きましたが、校外の試合の経費とか、バス代に年間で80万円もが、父兄がPTA会費、または後援会費を集めて、ここから支出しているわけですよ。それと、もっとひどいのは校舎内外の修理、これがPTA会費でなぜ支出されなくちゃならないのか。学校の先生方はおっしゃるそうです。教育委員会の上の方が予算をつけてくれないから、どうしようもないんだと。カーテンも買えないと言うんですよ。そして、カーテンのクリーニング代も、PTAのこの会費から出しているなんて、こんなばかなことは、私はないと思うんですよ。片や、大変失礼な言葉になりますが、建設部とか福祉部とか何百万、何千万という金がどっとどっとと出ているわけですよ。  ところが、この教育費に関しては、鉛筆1本、画用紙1枚だって、今まで予算措置しなかったんでしょう。全部学級費とか、そういうものに頼って、父兄に頼らざるを得なかったわけでしょう。父兄の方は出しますよ。自分たちの子供大切ですから、金が足りないと言えば、じゃあ、うちの方で集めましょう。それはおかしいと思うんですよ。それで、一番悪いというのは、学校の先生方がなれ合いになっちゃっている。どうせ教育委員会に予算つけてくれと言ったってつけてくれないんだから、じゃあ、PTAの方から、ちょっと今年はカーテン足りないとか、あそこのタイル壊れちゃったから、PTAの方で直してくれと。こんなばかなことないでしょう。それで、パソコン買ってくれとか、ミシン買ってくれとか。もう一つおもしろいのは、校庭の砂、校庭の砂をPTA会費で入れてやっているんですよ。そんなばかな話、私はないと思いますよ。それをなぜ公費できちんと負担をして、父母負担の軽減を図らないのか。  私は、一つに思うんですよ。一々何々が壊れちゃったから、何々が足りないからといって、予算要求を学校側からさせないで、仮に13校でしょう。13校だったら100万なら100万、200万なら200万でもいいですよ。自由に使えと。授業でも何でもいいから、自分たちの好きに使え。壊れているところがあったら、自分で自由に使える金をやって、そのかわり、使っちゃいけない金というのを決めなくちゃならないですよ。仮に市長、1校100万円だって1,300万円でしょう。そうすれば、学校の先生方だって余裕を持って生徒方への指導もできるし、この予算がないから何にもできないなんていうのはおかしいと思うんですよ。  それと、PTA会費の方からもっとおかしいのが、餞別費なんかが出ているんですね、学校の先生方に、退職せされる方々に。この餞別というのは、大変お世話になったということで、父兄、父母の方々が出されるというような気持ちはわかりますけど、実質そういうのは、学校の先生方が、これは受け取れませんよと。それが本来の学校教育というか、子供たちを教える者の立場ではないかなと私は思うんですよ。学校の先生方は大変ご苦労されて、私の方からもがんがん言うと、ちょっと失礼にもなるかもしれませんが、実質、そういう基本的なところ、そういうところをやるべきだと思うんですよ。これは、教育長と市長にきちんとした答弁をいただきたいんですよ。  なぜPTA会費で、そういう学校のガラスを買ったり、砂を入れたり、バス代を払ったり、タクシー代を払ったり、それと入学式とか卒業式の補助までPTAがやらなくちゃならないですね。なぜこういうことになるのか、私はわからないんですよ。もっともっとありますよ、これ。ここで言うと大変失礼なことになりますが、モップをPTA会費で買ってやるなんてね。あとシーツ。おもしろいのは、ここの保健衛生費なんていうのがPTAの教育援助費から出るんですよ。保健室の薬代まで出しているんですよ。こんなことないでしょう。生徒がけがしたときとか、生徒が具合いが悪くなったときの保健室でしょう。また、心の相談窓口でしょう、今、保健室というのは。そういうところのシーツを買ってやったり、医薬品を買ってやるなんていうのは、私はまず考えられないんで、ここら辺はきちんとした公費の負担、それで、PTAが自主に活動するものでありますから、その部分に関しては、私は支出するべきではないと思うんですよ、これは独自の運営ですから。  また、PTAの後援会というのは、お子さんが卒業しちゃった方が、それでも学校が大変だからといって、一生懸命そこに会員としてなって、会費を何口も何口も納めて、学校がよくなればとやっていることなので、私はこの活動に関しては批判はしないんですが、市のあり方、市の考え方は、私は批判せざるを得ないと思うんです。ですから、その部分に関して、教育長、市長、いま一度答弁をいただきたいと思います。  それと、学校行事に対してのバス、市の公用バス、そして福祉バスがなぜ貸せないのかということで、先ほど企画部長の方からは、公用バスの使用内規の中での使用許可の範囲ということで、大変これは難しいのかなという気はするんですが、片や、一方、福祉バスの方なんですが、福祉バスの方は、先ほどご答弁ちょうだいできなかったんで、私の方で今、内規を調べてきましたんで、この使用範囲の中には、石岡市福祉バス使用規程、この中には、対象として、老人クラブ、また老人福祉の事業の実施に必要があるとき、二つ目に、心身障害者の福祉事業の実施に必要があるとき、3点目に、母子世帯の福祉事業の実施に必要があるときと、そしてその他、市長が、社会福祉事業の振興上、特に必要と認めたときとあるんですが、実質、私も、このバスの運行、実際、運行日数はどのくらいあったのかということで、資料を請求させていただいて調べさせていただいたんですが、運行日数、福祉バスの場合には、年間132日間、管財バスの場合には130日間というふうに、まだまだ余裕はあろうかと思うんですよ。  ただ、しかし、学校行事に貸し出しをしたときに、これはとめどもなくというか、大変な量になり、バスが足りなくなってしまうというような感じは私もわかるんですが、しかし、この学校行事に対してのバスの貸し出しというのはやるべきだなと私は思うんです。ただ、車の借上料として、小学校には252万円、中学校には234万円、平成11年度ベースですが、これがバスの借上料として、バスとかタクシーなんですね、今。その借上料として出されておりますが、1校1校分に考えると全然足りないわけですよね。だから、足りないから、後援会とかPTAの会費から、そこにぶっ込むというか、足りない分を一生懸命やるんですね。だったら、きちんとこういうところも年間幾ら学校の行事でバスとか、そういうものを使うときにかかるのかというものをきちんと教育委員会の方から調べた方がいいと思うんですよ。各小・中学校から予算要求が出てくるものじゃなくて、実質はどんなにかかるんだから、どのくらいの補助をしなくちゃならないと。そういうものを考えて予算の配分をしなければ、父母負担の軽減には私はつながらないと思いますので、ここら辺について、いま一度ご答弁をちょうだいしたいと、そう思います。  それと、教育長と福祉部長にお伺いしました、少子化対策について、どういうような内部協議をしているんだと、そして内部調整をして少子化対策で取り組んでいるんだという質問に対して、教育長の方は、今までやっていないと。福祉部長の方は、いろいろ青少年センターとか青少年問題協議会とか、そういうものを通じてやっていると言っていますが、この間も言いましたけれども、青少年問題協議会なんか一回も開かれないわけですよね。まあ、何回も言うと失礼になりますが、そういうところで、協議がきちんと少子化対策に取り組みができているのかどうか、私はわかりませんので、いま一度きちんと福祉部所管でやるものと教育委員会所管でやるものは、私はわかります。しかし、もうちょっと調整というか、それをしながら取り組みをしていかないと、これからもっともっと少子化時代が来るし、まだ少子化時代というものは、直せるというか、手を入れられるんですね。高齢化社会というものは、もうこれ以上、手を入れることができないというふうに言われておりますので、少子化対策に私は、なお一層取り組む必要性があろうかと思いますので、ここら辺については、市長もしくは助役でも結構ですので、答弁をちょうだいしたいと思います。  時間もあれですので、次に、3点目に質問をさせていただきました、健康保持増進をするたのがん検診や人間ドック、また脳ドックへの補助金、助成金をふやすべきだというふうな質問をさせていただきましたところ、市長の方から、平成13年度に国民健康保険で行っている人間ドックとか脳ドックに関しては、きちんと見直しをして、アップをしていくと。いろいろな例を挙げていただきましたが、石岡市が今低いような状況であると。ほかでは、全額負担もしくは7割負担、また2万3,000円とか2万円とか、大変この助成金、個人負担を軽減させるためには、公費負担の増を図ってやっている市町村があるようですので、石岡市もそれに倣うというよりも、それらのトップを切るような感覚で、この医療費を抑制することによって、健全財政、厳しい財政状況をいかに健全にしていくかということを考えていただきたい。そして、その助かった部分を、また市民福祉向上のために違うところに回せるような、また事業づくりができるように、重ねてお願いをしておきたいと思います。  以上であります。 91 ◯議長(海老澤通弘君) 市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 92 ◯市長(木村芳城君) 第1点目の情報発信・収集等につきまして、その中で、図書館の件でございますが、私、就任以来、図書館の状況の中で、広域開放、特に美野里町、八郷町等におかれましては、図書館という充実した、当初、充実まではいかなくても、ある図書館をご利用いただきたいと、こういうようなこととか、学校との連携などにも相当利用させていただいております。そういう点で、図書館協議会、図書館資料策定委員会、委員会活動の中では大変多い方に入っております。そういう中での活動から見てもわかるように、第3次総合計画の中では、社会教育の充実に載せてありますけれども、図書館の整備等につきましても、第4次総合計画の中に載せて十分にさせていただきたいというふうに思っているところであります。  まちかど情報センターの中での駐車場の整備でございますが、これにつきましても、近くを十分に把握しながら何とか確保できるように努力してまいりたいというふうに考えております。  次が、2点目の学校教育のことで、教育環境整備の充実ということを私は時々お話をしているわけでございますので、今、いろいろとご指摘がありましたようなことを含めますと、本当にこの時代、多岐にわたっていろいろと要るわけでございますので、従前のような予算の要求の仕方だとか、予算の対応だとか、そういうようなことについても、十分に教育委員会の方で協議をして、特に財政、私も含めて、早い時期に協議をしていきたいということを指導していきたいと思っております。  次が、少子化対策につきましては、幼稚園、保育園、限られた期間であります、それから、小学校も中学校も限られた時間の中で、年数の中で対応していかなければならないことでありますから、そこを逃がしてしまえば、青少年の問題だとか、いろいろな状態に入ってくるわけでありますので、幼・保、小・中、こういう点を見ていかなければならないことが多いわけでございますので、そういう時期を逃がしてしまっては少子化対策になりませんので、十分にその時点を考えて、これから予算の中、また、そういうご要望を聞きながら進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 93 ◯議長(海老澤通弘君) 教育長・藤城君。                  〔教育長・藤城 陽君登壇〕 94 ◯教育長(藤城 陽君) ご答弁申し上げます。  1点目は、PTA会費、後援会費の支出についてでございますが、今ご指摘ございましたように、本来、PTAの会員の活動もしくは児童・生徒の活動について使用すべきものと私は考えております。今、ご指摘があったように、物品の購入もしくは修繕等に使用している部分については、十分学校側に指導してまいりたいと思います。特に餞別については、学校の先生方同士も廃止しているという部分でございます。これについても、また十分注意をしてまいりたいと思います。  もう1点、バス代につきましては、事前に調査をしているんですが、まだ不十分な部分もしくは予定外に出る部分もございますが、さらに十分な調査をしまして、予算化に努力していきたいと思います。  以上です。 95 ◯議長(海老澤通弘君) 市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 96 ◯市長(木村芳城君) 答弁漏れがありまして、大変失礼いたしました。  先ほどのまちかど情報センターの駐車場のことを答弁させていただきましたが、活用の面をご指摘いただいております。その活用の面につきましては、市民の参加を得て施設づくりを進めてまいりたいと、こう考えておりますし、スペースの関係で機能も限られておりますが、市民の方々が活用できるよう、できるだけの配慮をして情報センターを活用してまいりたいと思っております。  以上です。 97 ◯議長(海老澤通弘君) 10番・戸井田和之君。 98 ◯10番(戸井田和之君) 3回目の質問に入りたいと思いますが、時間があれですので。  図書館につきましては、市長の方から前向きな答弁をいただきまして、第4次総合計画ですか、そこに整備の方針を入れていくということなので、図書館、今、どこの図書館でも、豪華なものがどこでも立ち上がりますよね。私は、そういう豪華なものに予算を投じるのではなくて、中身のものに投じていただきたいと思うんですよ。外見は、そんな格好よくなくたっていいと思うんですよ、私は。ほんと鉄骨づくりで周りなんかは打ちっ放しでも結構だと思いますし、外見にとらわれないで、中身を整備していただいて、もし整備をするのであれば、中身に予算を投じていただきたい。そして、よそから今、広域的な利用も図られておりますので、どこからでも来られるようなものにしていただきたいし、少・中・高生、また生徒・児童が使いやすいような学習室の整備をきちんと図るとか、視聴覚室を図るとか、そういう中身をやっていただきたいと思いますので、ここ2年、3年でできるものではないと思いますが、近い将来、5年、10年を考えた中で、その図書館をすばらしい施設にしていただいて、一つの情報ネットワークの拠点、そして収集・発信の拠点にしていただきたいと、そう思いますので、これはさらに要望をしておきたいと思います。  それと、まちかど情報センターの話で、私は聞かなかったんですが、駐車場のことに関しましては、私は逆に発想するんですよ。駐車場がないんだったらば、駐車場の確保が困難であるんであれば、駐車場を利用しないでもできるような施設ができないものなのか。とりあえず、最初のターゲットというか、利用者の範囲というのが、まず、目的を学生に置くとか、また高齢者に置くとか、そういうもので、あそこの中心市街地、駅前のところを通って帰れるような、そして情報センターに立ち寄って利用できるような雰囲気を最初につくらなきゃならないと思うんですよ。駐車場がないから、あそこの施設は利用者が少ないんだというマイナスの観点に立つと、どうしても足踏みしてしまうものもあるし、ですから、一つ一つ知恵を出し合って、アイデアを出し合ってやらないと、せっかくつくったものがお荷物になってしまっては、私はしようがないと思うので、これは、企画部が担当して、また市民の方の意見を数多くちょうだいしてできる施設なのでありますから、一つの物事にとらわれるのでなくて、何でもそこではできるんだという感覚で、どこでも使えますね。経済部でも今度、観光協会が主催か何かで、写真のフォトコンテストとかいろいろやるようですが、そういう経済部が中に入って使ってもいいし、また、福祉部がいろいろな保育園とか、教育委員会で幼稚園とか、そういう生徒たちの絵を飾ったり、そういうもので、そういう父兄たちが今度見に来るような施設とか、そういう本当の情報を集めたり、情報を発信したりという簡単なことがどこの部署でもできると思うんですよ。建設部であれば、山王川でもどこでも、下水道でもいいですが、どうしてこういう下水道ができるんだとかいうようなパネルを設置するとか、私はいろいろアイデアを出せばできると思うので、また市民部では、交通安全の対策の啓蒙活動とか、そういうものに対しても私はできると思うので、この情報センターを一つの何でもできるんだというようなものにとらえて、一つにとらわれないでやっていただきたいと、そういうふうに思いますので、私の考え方にどうなのか、市長に質問させていただきたいと思います。  それと教育費の父母負担の軽減の問題でありますが、教育長の方から、注意して指導していきたいということなので、進めていただきたいと思うんですね。それと、指導するというか、教育委員会の方できちんとした対応をとってから、今度はどれだけ足りないんだったら、これだけの予算をつけるからというふうに前向きにいかないと、何か今までやってきたことが、おまえたち、悪いだろうというような指導という立場じゃなくて、今までは大変な苦労があったと思うんで、そこの改善をする、校長会とか教頭会があるんでしょうから、またPTAの役員のP連とか、そういう集まりの中でいろいろな話を出していただきたいと思うんですよ。なかなか言えないと言うんですよね。何で私たちが出さなきゃならないんだというのは言えないと。ただ、おかしいじゃないかという意見が多々あるもんで、お願いしたいと思います。  それとバス代とかタクシー代、これが父兄の送迎とか、いろいろな問題があるわけですよ。今までは親御さんが、部活なら部活の子供たちが遠征に行くのに、みんなで乗っけて、5人乗っけたら乗っけて行けたときもあったらしいんですが、結局、事故があったときに、じゃあ、だれが責任を持つんだとか、そういうことで難しいというふうに父兄方は言っているわけですよ。ですから、そういう部分をちゃんと見きわめていただいて、やっていただきたいと、そう思います。これは、答弁は結構でございます。  そして、最後になりますが、この健診、保健、ドックとか、そういうものに対して、きちんとした助成額のアップを図っていただいて、受診率をふやすことによって、市民が健康の保持増進ができて、早く病気が発見されれば、早く治して、がんとか、そういうことにならないように、この助成をすることが、私は最も重要な施策だと思いますので、切に要望しまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 99 ◯議長(海老澤通弘君) 市長・木村君。                  〔市長・木村芳城君登壇〕 100 ◯市長(木村芳城君) まちかど情報センターの活用という中で、ご指摘をいただきました。特に今、情報を一番持っている者からいけば若者、その若者は、やはり高校生等々から判断すれば、県立が3校、理容学校、それから宮下にある学校等があるわけであります。そういう生徒を含めてセンターを利用してもらう。特に石岡二高生があそこを通過するところでありますから、寄っていただくと。こういうような状況をこれからもつくり上げ、センターの活用を十分に整えてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 101 ◯議長(海老澤通弘君) 本日の一般質問はこの程度にいたしたいと思います。  以上で本日の議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。  次回は、明6月9日定刻から会議を開き、引き続き市政一般に関する質問を行います。                   午後 3時45分散会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...