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令和4年第2回定例会(第3日目) 議事日程・名簿 開催日:2022-06-14
令和4年第2回定例会(第3日目) 本文 開催日:2022-06-14

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  1. 石岡市議会 2022-06-14
    令和4年第2回定例会(第3日目) 本文 開催日:2022-06-14


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 令和4年6月14日(火曜日)                   午前10時00分開議 ◯議長(菱沼和幸君) おはようございます。ただいまの出席議員数は20名でございます。定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き本日の会議を開きます。  この際、日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  地方自治法第121条の規定に基づき、選挙管理委員会書記長・武石君の出席を求めておりますので、ご報告申し上げます。  次に、本日の議事日程は、議事日程表のとおりでございます。  これより議事日程に入ります。             ──────────────────────  日程第1 一般質問 2 ◯議長(菱沼和幸君) 日程第1、一般質問。これより前回に引き続き市政一般に関する質問を行います。  3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 3 ◯3番(新田 茜君) おはようございます。議席番号3番・新田 茜です。今期定例会におきましては3項目通告をしておりますので、一問一答方式で順に伺ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、質問項目1、石岡市における婦人科がん検診の状況と検診受診率向上の取組についてを伺ってまいります。  国立研究がんセンターの調査によりますと、国民の2人に1人ががんにかかるとされておりまして、生涯でがんのために亡くなる確率は、男性が4人に1人、そして、女性が6人に1人と言われております。そして、その中でも女性特有のがんである乳がんについては、がん罹患数が1位、そして子宮がんは5位であります。そして、死亡数で見ますと、乳がんは4位といった状況でございます。そういった中でありながら、罹患していた場合、早期発見にも大きくつながる検診の受診率は先進国の中でも非常に低いと言われておりまして、茨城県は全国平均受診率をどちらのがん検診も下回っていると、そういったデータも出されておりました。  そこで、石岡市の現状と取組についてを伺います。  まず、1として、石岡市における婦人科がん検診の状況について、こちらはここ数年のコロナ禍により、検診控えとか受診控えが増加していることも考えられますので、コロナ前の状況も併せてお聞きしたいと思います。過去5年間の推移についてお伺いをいたします。 4 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部理事・豊崎君。 5 ◯保健福祉部理事兼健康増進担当(豊崎康弘君) ご答弁申し上げます。石岡市の女性のがん検診ですが、集団検診と医療機関検診で実施しております。集団検診は年間14日間で、そのうち土曜日は2日間となっております。また、令和元年度から、新型コロナウイルス感染症対策として人数制限をして実施しております。医療機関検診は県医師会との契約により県内の協力医療機関で実施することができ、子宮がん検診は104医療機関、乳がん検診は37医療機関で検診が可能となっております。  初めに、子宮がん検診の受診率でございますが、平成29年度は受診者数1,936人で、受診率は10.9%、平成30年度は受診者数2,120人で12.0%、令和元年度は受診者数2,195人で12.4%、令和2年度は受診者数1,601人で9.1%、令和3年度は受診者数1,977人で11.2%でございます。
     次に、乳がん検診の受診率につきましては、平成29年度の受診者数2,109人で受診率は12.7%、平成30年度は受診者数2,168人で13.1%、令和元年度は受診者数2,319人で14.0%、令和2年度は受診者数1,583人で9.5%、令和3年度は受診者数1,843人で11.1%でございます。  以上です。 6 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 7 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。こちらはあくまで市が把握できている市での検診、集団検診等、指定医療機関での個別検診を受けた方の数字ということでございました。やはりコロナ禍になって、検診受診者がぐっと減っているのかなということが分かりました。  私も個人的に調べてみたのですけれども、令和元年度の国民生活基準調査結果を見ますと、都道府県別での検診受診率のランキングが出されておりました。茨城県は乳がんの検診の受診率が47都道府県中30位でありました。そして、子宮がんは同じく47都道府県中36位でございました。これ、さらに茨城県内でも見てみました。こちらは令和2年度のものでございましたけれども、石岡市は県内44市町村中の中で乳がん検診の受診率は38位、そして、子宮頸がんについては44市町村中39位でありました。茨城県としても全国から比べて低い状況でありますのに、さらにその中でも石岡市は低く、県内の中でもワーストの上位でございました。  冒頭にも述べましたけれども、乳がんについては日本人女性がかかるがんの中で最も多く、年間9万人、約11人に1人がかかるとされております。先ほども言いましたように、罹患数の順位はトップでございます。そして、死亡リスクも女性がんの死亡数の中では4番目、年間約1万5,000人、約70人に1人が亡くなると言われております。子宮がんにおいても、乳がんに比べますと低くはなりますが、それでも罹患数の順位は全体の5番目、年間約3万人、そして、30人に1人がかかるとされており、年間約7,000人近くの方々が亡くなっているということでございました。また、30代までに子宮を失って妊娠ができなくなるという方も年間約1,000人ほどいるそうでございます。この乳がんや子宮がんは初期の段階ではほとんど自覚症状がないようでありますけれども、データからも分かるように、女性であれば誰もがかかり得るとても身近な病気でございます。ただ、いずれのがんとも比較的治りやすいとされるがんのようで、早期に発見ができれば適切な治療で治るというふうに言われております。そういったことから、罹患した際に早期発見につながるための検診が果たす役割というものは非常に大きいと思います。  そこで、検診受診率向上のための取組についてを伺います。質問項目1の2でありますが、今現在で石岡市が実施している検診受診率向上の取組についてをお伺いいたします。 8 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部理事・豊崎君。 9 ◯保健福祉部理事兼健康増進担当(豊崎康弘君) ご答弁申し上げます。まず、1つ目ですが、子宮がん・乳がんクーポン事業というのを行ってございます。平成24年度から開始いたしております。子宮がんは20歳、乳がんは40歳の女性に無料クーポンを発行し受診を勧奨する事業でございます。新型コロナ対策として、令和2年度から前年度未検診の分も対象としております。有効期限が1年から2年に延びたということになります。なお、令和3年度のクーポン使用者は、子宮がん43名、乳がん100名となっております。  次に、受診方法についてでございますが、令和3年度から女性のがん医療機関検診の受診券の発行方法が改善され、窓口に申請に来なくても電話や電子申請での発行が可能になっております。来年度は対象者を選定して医療機関受診券の個別通知を行っていきたいと考えております。  3点目として、子宮頸がん予防ワクチンと子宮頸がん検診の取組についてでございます。  子宮頸がん予防ワクチンの積極的勧奨が令和4年4月から再開されました。それに伴い、子宮頸がん予防ワクチンの勧奨の際に、子宮頸がん検診勧奨を併せて個別通知を実施したいというふうに思ってございます。  以上です。 10 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 11 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。今理事のお答えの中にもありましたけれども、国の方針により子宮頸がんの予防ワクチンの積極的勧奨が再開されたということで、これ、予防ワクチンと検診を組み合わせることで、将来子宮頸がんはなくなるがんというふうに言われておりますので、こちらはセットでの勧奨通知、非常に大事であると思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。  それと、先ほどお答えいただきました子宮頸がんと乳がんの無料クーポンでありますけれども、子宮がんが20歳の方で乳がんが40歳の方が無料になるということで、クーポン発行の対象者の受診者に関しては、先ほど令和3年度は子宮頸がんが43名で乳がん100名ということでございました。これ、クーポンを利用されていない未検診者への対応については現在どのようにされているのか、お伺いをいたします。 12 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部理事・豊崎君。 13 ◯保健福祉部理事兼健康増進担当(豊崎康弘君) 無料クーポン事業の未検診者への対応についてご答弁いたします。子宮がん検診は20歳時が対象となり、初めてのがん検診となりますので、できるだけ医療機関での検診をお勧めしております。また、無料クーポンを送付した方で未検診者へは同年内に1回、個別通知をしてございます。また、乳がん検診は40歳時が対象となり、ほかのがん検診、胃がん、肺がん、大腸がんもできるようになる年齢でございますので、総合健診、地区検診の受診勧奨に併せて年2回、個別通知をしております。  以上です。 14 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 15 ◯3番(新田 茜君) 未検診者へは年に1回個別通知を出しているということでお答えいただきました。これはぜひ今後も続けていただきたいというふうに思います。  それと併せて、こちらは要望でございますけれども、現在は国の事業である無料クーポンの発行、先ほどもありましたけれども、子宮頸がんが20歳で乳がんが40歳ということで今勧奨の実施をしているということであります。これ、特定の病気にかかりやすいと言われる年齢を後発年齢というふうに言います。子宮頸がんは発症は20代から増えるそうですが、その発症のピーク、後発年齢は30代後半と言われておりまして、乳がんについては20代後半から増え始めて30代でさらに急増しまして、ピークである後発年齢は40代後半というふうに言われているそうでございます。このクーポン配布対象の年齢から期間が空きますので、その期間にも定期的に検診に行きましょうといった勧奨をぜひすべきだと思いますけれども、まずは乳がん、そして、子宮頸がんの後発年齢をターゲットとした個人通知といいますか、そういった受診の勧奨を実施していただきたいというふうに要望させていただきますが、その点についてお考えをお伺いいたします。 16 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部理事・豊崎君。 17 ◯保健福祉部理事兼健康増進担当(豊崎康弘君) お答えいたします。早期発見・早期治療のために検診をしてございます。先ほど議員からご指摘もあったとおり、茨城県が検診率が低い、その中でも石岡市はまたワーストのほうということでございますので、何かの取組をしなければ、このままの状況が続くものというふうに考えます。そういった意味では、今指摘がございましたように、がん後発年齢、こういった方を対象に、どのような周知ができるか検討をしながら対応策を考えてまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 18 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 19 ◯3番(新田 茜君) ぜひよろしくお願いいたします。水戸市では既に実施しているということで、後発年齢期の方々への個別通知による受診勧奨によって、2つのがん検診とも受診率が実施前の2倍になったというお話もありました。今朝の茨城新聞にも出ておりましたけれども、今後は国の無料クーポン事業とは別で、市独自で後発年齢期の女性に無料クーポンの配布をすることが決まったということで新聞に載っておりました。特に子宮がんについては無料クーポン配布年齢、20歳でありますので、その関心とか危機感というものが少し低いかもしれません。どちらかというと乳がんは死亡リスクも高いですし、芸能人とか有名な方が亡くなるというニュースが結構ありますので、そういった意味でも認識にも違いがあるのかなと思います。実際にいただいたデータを見ますと、無料クーポンの利用率、特に子宮頸がんについてはコロナ前でも10%に満たないという年もありますし、毎年大体乳がんの半分以下の割合なのかなと思いますので、市としてもぜひ、まずは検診受診の勧奨をしっかりというか、そこは必ずやっていただきたいなというふうに思います。  そして、この項目の最後に谷島市長にお伺いをしたいと思います。先日、同僚議員からも健康診断の受診率の低さについての指摘がありましたけれども、私からは婦人科系のがん検診の受診率向上の取組について、その強化をどのようにお考えか、市長にお伺いいたします。 20 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 21 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。議員ご指摘のとおり、受診率の低さ、非常に私も驚いているところでございます。婦人科がん検診の受診率向上によりまして、女性の健康を守ることは子育て支援や少子化対策にもつながる重要な事業であることと認識しております。社会状況やライフスタイルに対応した検診を受けやすい環境への取組を進めてまいりたいと考えております。本当に石岡市としても積極的勧奨を行いまして、検診受診率、これを上げるような取組を進めていきたいと。そして、健康寿命の長いまちづくりを進めてまいりたいと思っております。 22 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 23 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。先ほども述べましたけれども、水戸市はかなり積極的に取り組んで、効果も出しております。先ほど紹介した後発年齢期をターゲットとした個別通知以外にも、小学校の保護者や成人式の参加者、また幼児健診や育児相談で来所する方へ、必ずと言っていいほど検診のチラシとかパンフレットをお渡ししたり、あとは、集団検診については土日の夜間に検診を実施していると。それと、毎年、今コロナ禍でやっておりませんでしたけれども、民間事業者と連携してピンクリボンキャンペーンで啓発活動をしております。これ、私もコロナ前に参加させていただきましたけれども、水戸市長も参加して自ら啓発活動をされておりまして、参加者には若い方や子どもたちも多くおりましたので、意識づくりにつながったというふうに感じました。さらには、集団接種会場に水戸市は託児サービスを導入しておりまして、検診の勧奨だけでなく、先ほど市長もおっしゃっておりましたけれども、検診を受けやすい環境の整備というものもしております。非常に積極的に様々な取組をしておりますので、ぜひ水戸市、参考にしていただいて、石岡市でもすぐにできることは実施していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  続いて、2項目目の石岡市の子育て支援についてを伺ってまいります。  本年度、令和4年度より基本構想と基本計画から構成された市のまちづくりに関する最上位計画である石岡市総合計画が示されました。そして、今後10年間のまちづくりを進める中での目指すべき将来像「誰もが輝く未来へ共に創る石岡市」が掲げられました。そして、市長任期と連動した期間内に何をやるかということを明確に示した基本計画では、その将来像を実現するための具体的な取組として、今年度重点的に行うリーディングプロジェクトが示されております。そのリーディングプロジェクトの中の輝く「ひと」プロジェクト1として子育て支援が組み込まれております。そこには本年度の子育て支援に関する主な事業が紹介されております。このリーディングプロジェクトには5つのプロジェクトがございまして、そこからさらに細かく分野分けがされております。そして、全てのプロジェクトに、本年度の主要事業の中で新たに取り組まれる新規事業が載ってございます。ただ、子育て支援については、医療対策・子育て支援ということで一くくりになっていて、そこには継続事業と拡充のみで、新規事業はございませんでした。  そこで、改めて石岡市の子育て支援の考え方について伺います。  まず、1の子育て支援の必要性について、こちらはスケールが大きいかもしれませんけれども、根本的な部分、なぜ子育て支援が必要であるのか、石岡市としてのお考えをお聞きしたいと思います。 24 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・門脇君。 25 ◯市長公室長(門脇 孝君) ご答弁申し上げます。子どもを持つ共働き家庭や子育ての悩みや不安を抱え、子育てに孤立を感じる保護者が安心して子どもを育てられるよう、求められる支援や対策を講じていくことは非常に重要であると考えてございます。新しい総合計画の基本計画では、共に育つために誰もが住んでみたいまち、住み続けたいまちとして、結婚への支援や安心して子どもを産み育てられる環境整備を進め、子育て世帯に魅力的なまちづくりを目指すために、政策目標の1つである子育て・教育・学びにおいて4つの基本施策を掲げ、事業を展開しているところでございます。  以前の総合計画である石岡かがやきビジョンにおいては、基本施策として子育て環境の充実の1つのみだったわけでございますが、これを細分化し体系的に推進の強化を図るため、結婚・出産支援の充実、乳幼児期支援の充実、子育て家庭支援の充実、個別の事情を踏まえた子ども・家庭支援の充実の4つに増やしたところでございます。また、昨年度のリーディングプロジェクトにありました結婚子育て応援プロジェクトについては、新たな総合計画による分類によって再整理をいたしまして、輝くひとプロジェクトに内包されているところとなってございます。  以上でございます。 26 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 27 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。細かく必要性についてお答えをいただきました。  なぜこんなにも全国各地で子育て支援が必要とされて取り組まれているのかということを考えますと、私としては、やはり一番は、年々進み深刻化している少子化であるとか人口減少、そこに歯止めをかけるために必要であるというふうに思っております。実際、人口が増えている自治体のほとんどが子育て支援が手厚い自治体でありますし、移住をする条件として子育て支援の充実を挙げる方が非常に多くいらっしゃいます。  同じ質問になりますけれども、これ、市長にもお聞きしたいと思います。谷島市長としては、子育て支援の必要性について、どういったお考えをお持ちなのか、お伺いをいたします。 28 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 29 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。子育て支援の必要性についてお答えいたします。これからの市を担っていく子どもを産み育てていく子育て家庭を支援していくことは、市としてとても大切なことであると思っております。新たな総合計画では、先ほど市長公室長より答弁しましたとおり、子育て支援施策を体系的に推進の強化を図ることができるよう基本施策を大幅に増やしたところであり、子育て家庭が安心して子育てができ、ずっと市に住み続けてもらえるよう、結婚への支援や子どもを産み育てることができる環境整備を進めるなど子育て環境の充実を図り、子育て世代に魅力的なまちづくりを目指しているところでございます。子どもを産み育てやすいまちという魅力のあるまちづくりを進めることで、移住の推進や転出抑制につながっていくものと考えておりまして、人口減少や少子化が進む石岡市において、子育て支援の必要性は非常に高いと考えておるところでございます。これにつきましては、しっかり全庁的に様々な施策を連携して取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 30 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 31 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。私もそのとおりだというふうに思います。  先ほど触れたリーディングプロジェクトでの子育て支援は医療と一くくりになっているよと私は言いましたけれども、本年度は大幅に増やしたということで、その部分以外にも4つの基本施策に関連して子育て支援が含まれているというお答えでありました。やはり、子育て支援が充実している自治体は、人口を増やすための大きな武器として大々的にアピールをしていると思います。それはまちを知ってもらうためのワードとしてもかなり有効であると思いますし、実際浸透しやすいというふうに思います。PRするにも最適な部分でありますし、実際に今住まれている方にとっても安心して子育てができて、充実した支援があることで住んでいてよかったなというふうに思える大きな理由になると思います。その必要性については今お答えいただきましたけれども、私も同じ認識であります。  では、実際にその認識と展開している石岡市の子育て支援がきちんとリンクしているのかどうか、伺ってまいりたいと思います。  2の部分に移りますけれども、今現在石岡市が実施している子育て支援の目玉の施策について、どういったものがあるのか、まずお伺いをいたします。 32 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 33 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。令和4年度リーディングプロジェクトにおける子育て支援の主な施策としまして、子育て世代への包括的な支援を実施する子育て世代包括支援センター事業や民間保育施設の定員増を目指した保育施設等整備支援事業、こども休日診療の開設等を行っているところでございます。また、少子化対策の強化及び市への定住促進を目的としまして、住居費及び引っ越し費用の一部を助成する子育て世帯新婚世帯市民生活支援補助金事業、さらにすくすく赤ちゃんクーポン事業による紙おむつ支給により子育て世帯の経済的負担を軽減するなど、安心して子育てができる環境を整えているところでございます。 34 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 35 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございました。目玉施策についてお答えいただきました。今お答えいただいた事業、何年も前から実施しているものもありますし、また、ここ数年で実施されたものもあると思いますが、全体的に見た手応えとしてはいかがでしょうか。その効果は出ていると感じているのか、その成果をどのように見ているのか、お伺いいたします。 36 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 37 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。それぞれの施策でございますけれども、こちらにつきましての人口減少対応と移住定住等における効果検証は大変難しいところではございますが、それぞれの施策の展開によりまして、子どもを産み育てやすい環境整備を図り、子育て世代に魅力的なまちづくりを目指しているところであります。  なお、施策利用者の声といたしましては、おむつクーポンや新婚世帯助成があり、大変助かっているといった声を多くいただいているところでございます。 38 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 39 ◯3番(新田 茜君) 検証は非常に難しいということでありました。  これも市長にお伺いしたいと思います。先ほど、子育て支援の必要性についてもお答えいただきました。そして、今部長より、石岡市の子育て支援に対する手応え、成果をお答えいただきました。谷島市長としては、現在の石岡市の子育て支援で十分であるというふうに感じているのか、その部分について市長にお答えをいただきたいと思います。 40 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 41 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。子育て支援、先ほど保健福祉部長のほうからご答弁ありました内容でございます。しかしながら、アピールという面ではちょっと足りないのかなと思っております。子育て支援、足りるということはないのかなと。本当に今、特にコロナ禍で非常に大変な生活、あるいは様々な物価上昇によりまして厳しい生活をされているご家庭もあるということですので、子育て支援というものは足りるということはないと思っております。しっかりとどういうところに子育て支援の手を伸ばしていくか、考えながらやっていきたいなと思っているところでございます。 42 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 43 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございました。子育て支援については足りるということはないということですが、でも市長自身もまだ足りてないと感じている部分があるということでお答えいただきました。少子化、人口減少の対策として、子育て支援というものは今や必要不可欠であると思います。本当にほかの自治体のまねでもいいから、もっともっと充実させていかなければならないのではないかなというふうに思っております。  県のホームページから見たデータでありますけれども、令和4年1月1日時点での直近1年間の人口増減数、こちらが出ておりました。石岡市は928人減ということで出ておりまして、人数だけで見ますと県内44市町村中40位ということで、1年間の人口増減数ワースト5位でございました。こういった現象を回避するためにも、子育て支援の充実というものは必要であるというふうに思います。目に見えて分かる結果というものもありますので、効果を感じられる取組を、市長の持つアイデアというものをどんどん出していただいて、本当に思い切った施策を展開していただきたいというふうに思います。  これ、実際に、昨年の末あたりから今年の春の間で、私の知人が、全部で3世帯なんですが、石岡から隣の小美玉市に家を建てるということで石岡から引っ越しました。その理由を伺ったところ、小美玉市のほうが支援とか子育て支援がよかったからというふうに答えられました。実際、本当にそうなのかどうか、私は細かく調べていないので分からないんですけれども、隣のまちであっても、というか隣のまちだからこそ移住先の候補となりますし、さらには子育て支援が理由で転出をしてしまうということがあります。そういった意味でも、石岡市は子育て支援がちょっとまだ弱いのかなと。近隣に比べてもちょっと弱いんじゃないかという部分を感じるところが多くありましたので、今回このような質問をさせていただきました。  どうか石岡市も、子育てするなら石岡市というふうに言えるような取組を、これは来年度以降になると思いますけれども、さらなる充実に期待をいたします。市長、よろしくお願いいたします。  では、次に関連した部分、2項目目の3に入らせていただきます。昨年提案した子育て支援の進捗について伺います。  1)のICTを活用した子育て支援について。こちらは昨年度、令和3年度の第1回定例会で取り上げさせていただきました。電子母子手帳について、より機能が充実したものにグレードアップしてはいかがですかといった旨の質問をさせていただきました。現在石岡市が導入しているのはドコモさんとミラボさんが開発したアプリで、平成31年4月から導入していることだと思いますが、昨年伺ったときは令和3年1月時点での登録状況が224件ということでございましたが、1年たって現在の登録状況について、まず伺います。 44 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部理事・豊崎君。 45 ◯保健福祉部理事兼健康増進担当(豊崎康弘君) 令和4年5月末の登録者数ですが、ゼロ歳から5歳の方を対象といたしまして286人、率として11.3%でございます。  以上です。 46 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 47 ◯3番(新田 茜君) 昨年が224で現在が286ということで、昨年も市民の方々にあまり浸透していない状況ですということで部長からお答えがありましたけれども、1年たってもそんなに変化はないのかなというふうに感じました。昨年から、私、提案させていただきましたが、何かグレードアップをする検討を含め、また、今現在実施しているものを浸透させるための新たな取組など、何かされたのかお伺いをいたします。 48 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部理事・豊崎君。 49 ◯保健福祉部理事兼健康増進担当(豊崎康弘君) お答えいたします。ご自身のスマートフォンを利用して子どもの写真や体重や身長など日々の成長記録を残せることから、従来の紙ベースの母子手帳と併用してもらえるように、電子母子手帳につきましては保健師による自宅への赤ちゃん訪問時の際にパンフレットをお渡しし、活用している状況でございます。前回のときに、あまり周知をしていなかったということがございますので、現在のところ、このパンフレットをお渡しして活用の協力をお願いしているという状況でございます。  しかし、現在ですが、ICTを活用した子育て支援関連のツールが多数存在しておりますので、個人ごとに使いやすいツールをご自身でダウンロードしている方もいらっしゃるというようなこともお伺いをしているところでございます。  以上です。 50 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 51 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。浸透させるための新たな取組としてパンフレット配布をしているということで、私自身、見たところ、あまりホームページ以外での周知というものが見られなかったのでお聞きをいたしました。自分で調べたところ、子育てガイドブック「てとて」というガイドブックには紹介はされておりましたけれども、ポータルサイトのほうには見当たらなかったような気がしたのでお聞きしました。本年度は市の公式LINEもできますので、同じタイミングでグレードアップさせて、さらに便利になるように検討していただきたいなと思います。  昨年の質問の中でも触れましたが、有料の母子手帳アプリについては、実際導入している自治体に聞きましたところ、年間五、六十万ほどで導入できるというお話を聞きましたので、そういった金額で便利な機能がかなり増えますので、ぜひ今後も検討していただきたいと思います。  それと同じ関連でありますが、ICTを活用ということでLINEを活用した子育てサポートというものを導入している自治体も数多くあります。これは子育てのアドバイスとか必要な情報をタイムリーにLINEで配信するというそうで、妊娠期は毎日配信、そして、子どもを産んだ後の子育て期は生後100日までは毎日配信、そして101日目からは3日に1回、1歳児からは週1回、そして2歳児からは月2回ということで、もちろんLINE機能自体にチャットボットの機能もあるので非常に使いやすいということで、メルマガよりも何倍も需要があるそうでございます。これ、千葉県の松戸市とか北海道の苫小牧市、また神奈川県の相模原市が積極的に内容の公開をしておりますので、ぜひ参考にしていただきたいなと思います。これ、利用者のアンケート結果から、利用者満足度が91.7%というふうに載っていて非常に反響を呼んでいるということでありますので、先ほども述べましたように、石岡市の公式LINEが導入されますので、ぜひ同じタイミングで検討をしていただけるとよいのかなというふうに思います。その公式LINEについては、現在進捗はいかがなのか伺います。 52 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・門脇君。 53 ◯市長公室長(門脇 孝君) ご答弁申し上げます。本年9月を目途に石岡市の公式LINEの開設に向け準備を進めてございます。LINEは幅広い年代で使用されているアプリで、子育て世帯の方々も気軽に利用できる有効な情報発信ツールと認識してございます。これを活用いたしまして、今後様々な市政情報を積極的に発信してまいりたいと考えてございます。
     現在の進捗といたしましては、本年4月末に秘書広聴課を中心としまして庁内関係部署と連携しましたプロジェクトチームを立ち上げ、LINEの導入機能の検討を実施してございます。また、並行して、委託業務の発注について手続を進めているという状況でございます。8月末までに導入の調整を完了させ、9月のイベントシーズンの情報発信に活用するとともに、多くのユーザーの獲得を目指してまいりたいと思ってございます。なお、9月の導入後も随時活用方法について継続して検証をいたしまして、市民の皆様の利便性を高め、より満足していただけるものとしてまいりたいと考えてございます。  議員ご案内の松戸市における「まつどDE子育てLINE」を活用した子育て情報の発信は、令和2年度の妊娠期利用者アンケートに基づく利用者満足度が91.7%と非常に高く、市民の皆様に大変喜ばれていると伺ってございます。運用体制やシステムの構築など、先進事例の調査検証を進め、保健福祉部など子育て情報の担当部署と連携いたしながら、石岡市でも同様の取組が実現できるよう進めてまいりたいと思ってございます。  以上です。 54 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 55 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。現在公式LINEについては、プロジェクトチーム内で機能とか内容を検討しているということでありました。ぜひ、LINE機能も子育て支援を充実させた内容にしていただければというふうに思います。こういった支援に関しては、補助金を設置したりとか、助成制度を設けるよりもハードルは少し低いのかなというふうに思いますので、ぜひ検討項目に追加していただけるようにお願いをいたします。  続きまして、2)の第3子以降の給食費無料化事業についてを伺います。こちらにつきましては令和2年の第2回定例会と令和3年の第2回定例会で、公立の小学校以外に通う子どもたちも対象にしていただき制度を拡充してほしいといった質問をさせていただきました。さらに1年が経過しまして、現在の状況、進捗はいかがなのか伺います。 56 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・吉澤君。 57 ◯教育部長(吉澤房江君) ご答弁申し上げます。昨年度の一般質問にてご提案、ご要望いただきました条件等の拡大につきましては、引き続き県内を中心に他自治体の状況等の調査研究をしてまいりました。その中で、石岡市と同様に、市立小学校の第3子以降の給食費を免除する自治体で、県立等の特別支援学校、それから、私立の小学校に通うお子さんの給食費を該当させている自治体は引き続きございませんでした。一方、第3子以降に限らず、完全無償化を実施している自治体の中で、特別支援学校や私立の小学校等へ通う児童の保護者に対し補助金という形で交付している自治体としては大子町が確認できております。また、今年度から完全無償化を開始した潮来市も、同様の補助制度を実施していることが確認できております。  そのような状況の中で、当市で実施している小学校の第3子以降の対象者の調査のほうを、特別支援学校に通うお子さんに関しての、推計の部分もございますけれども、調査いたしますと、対象者は少数で限定的でございます。また、特別支援学校の児童の場合につきましては茨城県の特別支援教育就学奨励費補助金、こちらの中で、給食費に対しても補助が出ているということを確認しております。ですので、現段階としましては、今後の無償化の対象者、こちらを拡充する際、そういったときに併せて特別支援学校とかの小学校・中学校に通うお子さんの保護者に対しての補助、こちらも検討させていただきたいと考えております。 58 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 59 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございました。私が提案をさせていただいてから2年ほど経過しまして、その間にいろいろ検討していただいたと。また、今部長からもありましたように、ほかの自治体、いろいろ調べていただいたということで、ご努力いただきました担当の皆様に感謝いたします。なかなか今のお答えの中で、対象者がごくごく少数であるということから、そのための制度設定は現状では難しいというお話でありました。2年間検討していただいての結果ということで、これは理解するしかないわけでありますが、何度も質問をさせていただいた中で感じたのは、この事業自体は前市長時代に始まった事業ではありますが、市長が代わりまして谷島市長が就任されてから、谷島市長はSDGsの観点から、誰一人取り残さないというお話を所信のほうでも、また計画の中でも掲げておりましたので、こういった部分については、当たり前のように公立に通う子どもたちといって引き継ぐのではなく、第3子以降に限定せず、拡充できる方法はないかとか、どうしたら可能かという検討ぐらいは市長自ら提案して対応をしていただきたかったなというふうに思います。現実的に誰一人取り残さないということは非常に難しいことだと思います。それでもしっかりと検討はしたよと、言葉だけじゃない、そのプロセスというものが大事だと思いますので、そういった細かい点に焦点を当てることで、将来SDGsが目指す誰一人取り残さないということに生かされるし、そこにつながると思いますので、そういったお考えでよろしくお願いしたいというふうに思います。  それでは、次に移ります。質問項目の3項目目に入らせていただきます。柏原野球公園のテニスコートの整備についてを伺います。  柏原野球公園のテニスコートでございますけれども、こちらは平成10年に石岡運動公園とともに柏原野球公園の機能向上のため整備がなされまして、現在の8面のテニスコートが新たに整備されました。当時では県内でも非常に珍しいということで、非常に立派なテニスコートができたと大きな話題になったそうでございます。そこから25年近くたちまして、そのような当時では珍しかったコートも、現在は経年劣化による傷みが目立つ状態となっております。その柏原野球公園のテニスコートについてを伺ってまいりたいと思います。  まず、1のテニスコートの利用状況について伺いたいと思います。こちらもコロナ禍を挟んでおりますので、比較ができるように、コロナ前の状況も含めて、利用状況についてお伺いをいたします。 60 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・吉澤君。 61 ◯教育部長(吉澤房江君) お答えいたします。石岡市が管轄するテニスコートは柏原野球公園内に8面、八郷総合運動公園に4面ございます。過去5年間の利用状況でございますが、柏原野球公園のテニスコートにつきましては、平成29年度4万4,636人、平成30年度4万8,796人、令和元年度4万3,185人、令和2年度2万1,168人、令和3年度2万4,215人でございます。同じく八郷総合運動公園のテニスコートにつきましては、平成29年度6,089人、平成30年度4,034人、令和元年度3,208人、令和2年度1,973人、令和3年度2,851人でございます。 62 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 63 ◯3番(新田 茜君) こちらも平成30年の第4回定例会の中で同じような質問をさせていただきました。今、石岡市が管理するテニスコートということで部長からありましたけれども、柏原と八郷の総合運動公園ということでお答えをいただきました。利用者に関しては、コロナ禍でこそ利用人数、コロナ前の半分程度でありますが、柏原のテニスコートについては平成30年度は5万人近い利用者であったということで、本当に毎年多くの方が利用されているということが分かりました。使用されているのは主にスクールとか教室、サークルのようなことでの使用はもちろんであると思いますが、子どもたちがメインの中体連、中学生のソフトテニス大会とか高体連、高校生のソフトテニス県南大会も行われているかなというふうに思います。私も年に数回、大会を見学させていただきますけれども、やはり年々コートの劣化が目立つように思います。これだけの利用者がありますので、さらにその傷みというものも短期間で増すかなというふうに考えます。  2の部分に入ります。2のコートの整備でありますけれども、傷みのある部分の対応について、これまでの整備状況と今後の整備について伺います。 64 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・吉澤君。 65 ◯教育部長(吉澤房江君) お答えいたします。整備状況と今後の整備についてでございますが、平成30年度にコート1面分の部分修繕と支柱修繕を実施し、令和元年度にコート2面の部分修繕と音響設備の修繕を実施しております。令和2年度にはコート6面の部分修繕と音響設備の修繕、また防風ネットの修繕を実施しております。令和3年度はコート4面の部分修繕と防風ネットの修繕を実施しております。今年度、令和4年度においては既に拡声機の修繕を実施いたしまして、今後さらに5面分のコートの部分修繕を実施する予定となっております。 66 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 67 ◯3番(新田 茜君) 部分的な補修は毎年していただいておりまして、本年度も行っていただけるということでございました。柏原に関しては人工芝のオムニコートでありますので、使用頻度が高い分、傷みというものが目立つと思います。今現在も、先ほどお答えいただきました、既に部分補修をしていただいているところは、継ぎはぎみたいな感じになっていて、めくれてしまったりとか、そこがくぼんでしまっている部分があって、もしそこにつまずいてしまうとけがのおそれもありますので、そういったところも考慮していただきたいと。また、例えばめくれたり、くぼんでいる部分にボールが飛んできた場合は、ボールが違うほうにバウンドしてしまうという可能性もあるので、正式な大会をやるには、場合によってはそのコートが使用できなくなるということも考えられますので、今後大規模な修繕というものも必要になってくるのかなというふうに考えます。コートの張り替え等の大規模修繕について、これは1コート大体約1,000万ほどするといったお話も伺いましたけれども、一気にとはいかなくても、例えば年間に何コートかとか、特に傷みの激しい部分の張り替えですとか、そういった大規模な修繕についてのお考えはいかがか、お伺いいたします。 68 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・吉澤君。 69 ◯教育部長(吉澤房江君) お答えいたします。オムニコート全面の施設工事は費用が高額となるため、これまでコートの修繕につきましては部分修繕で対応してまいりました。現在、議員からご指摘ございましたような全面の改修とか張り替えについての具体的な修繕計画は、申し訳ございませんが、現段階ではございません。ただ、部分修繕だけでは限界があることも認識しておりますので、利用者の安全確保の観点から、コートの全面改修を含めた計画的な修繕計画を進める必要があると考えております。 70 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 71 ◯3番(新田 茜君) 現段階では計画はないということでありました。石岡市のスポーツ施設個別計画の中では、柏原野球公園についてはどういった計画になっているのか伺います。 72 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・吉澤君。 73 ◯教育部長(吉澤房江君) お答えいたします。柏原野球公園につきましては、平成8年から10年頃にかけて改修工事を実施しております。その後20年以上が経過していることとなりますので、今後の改修工事を含めた施設の維持管理について、財源を確保し、計画的な対策を進めていく必要がございます。  お尋ねの個別施設計画の中ですが、柏原野球公園の大規模改修につきましては、今後、八郷総合運動公園、石岡運動公園の次に実施する予定となっております。 74 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 75 ◯3番(新田 茜君) 石岡市のスポーツ施設の施設別での利用者グラフというものを見ますと、柏原のテニスコートは年間利用者数1、2の数でありまして、石岡運動公園と同じぐらいの利用者というふうになっておりました。  ここで、最後、谷島市長にお伺いをしたいと思います。今部長よりお答えいただいたのは全体的な計画でございました。具体的にテニスコートとか野球場というふうには触れられておりません。今後、部長の答弁からは、財源含め計画的な対策を進めていくということでありましたけれども、今後の整備・修繕について、市長のお考えをお伺いいたします。 76 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 77 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。本市では、スポーツを通じて健康と健全な心身の発展・発達を図り、明るく豊かな生活に寄与するため多くのスポーツ施設を設置しておりますが、築後30年以上経過しているものが多く、改修が必要な時期を迎えている状況でございます。  スポーツ施設の修繕改修につきましては、令和元年9月に策定した石岡市スポーツ施設個別施設計画に基づき実施しているところでございますが、石岡小学校温水プールの緊急修繕、八郷総合運動公園プールの漏水など、策定時の想定になかった対応が増えてきていることから、この計画につきましても、優先度、財源などを含めて、改めて早急に施設計画の検証及び見直しをする必要があると考えているところでございます。一方、今年度は4月1日より、公共施設の相互利用ということで、5市町でのスポーツ施設の相互利用、そういったものも進めまして、市民の皆様への利便性向上に努めているところでございます。  議員ご指摘の柏原野球公園テニスコートにつきましては、年間利用者が多いスポーツ施設であるため、利用者の安全確保が最優先であると認識してございますことから、利用者の要望を尊重し、適切なテニスコートの維持管理ができるよう担当部署に指示してまいります。 78 ◯議長(菱沼和幸君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 79 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございました。現在、石岡市が管理するテニスコートは柏原と八郷総合公園の2か所ということで、今期定例会にも八郷の運動公園のほうのテニスコートに屋根付きのベンチ設置ということで請願が出されております。もちろん、ここ数年の夏場の暑さを考えますと、最悪死に至る危険性ありますので、休憩等で使用するのに屋根は必要と思います。利用者のことを考えても、そこにも要望にお応えいただきたいなと思いますが、併せて柏原テニスコートについても、けがにつながる危険性がありますので、そちらは、どっちが先とかどちらが先ということではなく、どちらも非常に大事ですので、しっかり対応をしていただきたいと思います。今後も応急的な部分修繕は素早く対応をお願いしますが、それをずっと毎年続けて対応していくのではなく、ある程度規模の大きい修繕を視野に入れての対応をお願いいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 80 ◯議長(菱沼和幸君) 暫時休憩といたします。10分程度といたします。                   午前10時59分休憩             ──────────────────────                   午前11時10分再開 81 ◯議長(菱沼和幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の質問者に移ります。  21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 82 ◯21番(高野 要君) 21番・高野でございます。  通告に従いまして4点ほど、まず、通告の1点目でございます。石岡地域医療計画についての改定した計画の内容についてでございます。  この問題については、私も今まで何度も質問してまいりました。まだこの問題をやっているのかと思う方もいるかもしれません。ただ、私も、同じ問題で市長をやり玉に上げて喜んでいるわけではないんです。大きな選挙において、これだけ大きな公約を掲げ、言葉を悪く言えば頓挫したわけでありますので、市長に政治家としてけじめをつけてほしいだけなんです。市民の方にきちっと説明をしてほしい。私はそれだけです。人としての道を歩んでほしいという、それだけの私の思いであります。大抵の出来事は時間が解決してくれるということはあるでしょうし、政治家の言動に関しても、時間とともに風化するということは実際にあるかと思います。でも、私は本当にそれでいいのかなと思うわけです。それは谷島市長の選挙公約、市民との約束であったからであります。それで今回も、何度も何度もなりますが、この市長のけじめの問題を引き続き伺おうと思っていたわけでございますが、その前に確認しなければならないことがありますので、まずその点からお伺いをしたいと思います。  言うまでもなく、石岡医療計画は今年4月に改定が行われたわけでございます。この改訂版では、当然のことながら、当初の計画では病院の再編統合と民間医療機関への病床の再配分が書かれていたわけであります。書かれていた第5章が丸々削除され、その代わりに第4章の中に行政が担う対策に関わる取組として、体制の維持、体制の発展、人材の育成、医療ニーズの把握と情報発信という4本の取組の柱が示されたわけであります。しかし、その4本の柱が示されたページの直前に、基本理念の実現のために必要な医療対策というものが示されておりまして、13項目の対策が書かれております。その一番初めの項目を見て、私は驚いたわけであります。驚きました。そこには医療資源の集約化や医師を呼び込める医療機関、すなわち中核病院の整備と書かれているわけです。この項目は当初の医療計画の中で、具体的な対策の一、二年で行う短期的な対策の冒頭に挙げられていたのと同じだと思うわけであります。最初の医療計画のときは、当然公立病院をやろうと思っていたわけですから、医療機関、中核病院の整備というのは公立病院を指していたかと思いますが、それが今回改定した新しい計画にも引き続き掲載されているわけでございます。ですから、冒頭申し上げたように、私は、市長が病院を諦めたと。もうできないんだと。私の頭の中には100年待ってもできないというふうに思っているわけでございます。ですから、市長にくどくどと、けじめをつけろとうるさく言ってきたわけですが、今回の医療計画を見ると、市長は公立病院を諦めていないのかもしれないと。私の臆測ですが、私は思ったわけです。そうなると、大変申し訳ないことを言ってきたなというふうに思うわけです。  そこで、まず最初に、この基本理念の実現のために必要な医療対策の、冒頭に書かれている中核病院等の整備というのは、具体的に言うと一体何を指しているのか。市長はまだ公立病院を諦めていないということなのか。まず、その点についてお伺いをいたします。 83 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部理事・豊崎君。 84 ◯保健福祉部理事兼健康増進担当(豊崎康弘君) お答えいたします。現計画第4章に記載してある基本理念の実現のために必要な医療対策は石岡地域全体で取り組む必要があるため、行政だけではなく、医師会や医療機関が取り組むものとして考える対策を例示したものでございます。医療資源の集約化や医師を呼び込める医療機関、中核病院等の整備につきましては、行政だけではなく、医療機関が取り組む対策として想定しており、民間の医療機関同士の再編統合等が考えられます。  以上です。 85 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 86 ◯21番(高野 要君) 何を言っているか分からないんです。中身ないでしょう、これ。ただ質問されたから、おざなり的に答えておこうと。中身ないでしょう、これ。こんな答弁でいいんですか、こんな大事な問題を。朗々と並べればいいという問題ではないんですよ。大変な問題ですよ、これ。私の中では。ですから、私は今、本当に病院を諦めてないのかということも聞いているわけです。諦めていないなら諦めていないできっちり言ってもらえばいい。そういう答弁しかできないということ自体が、継続してこういうことをやっている執行部、市長に問題があるということです。税金の無駄遣いです。この前も言いました。中身がない。何もない。ただ何かやっていないと市民の皆さんに指摘される。申し訳ない。申し訳なさがあるんだったら、早くけじめをつけなさいということですよ。けじめというのは悪い言葉ではない。よけりゃよい、悪いは悪いで、皆さんにきちっと報告するということです。よく自分の子どもに言いませんか、駄目ですよ、きちっとしなければと。それが行政ができない。それで、ぐたぐたぐたぐた何かを並べながら、大勢の人数で何かやっているうちに何か出てくるだろうと。こんなものは出てこない。中身がないんだから。  ということで、まだ答弁をいただいていないのが、公立病院は諦めていないのかということですが、公立病院、どうなんですか、諦めていないんですか。公立病院をつくるんですか。できたら喜びますよ、市民はきっと。先ほど言ったように、頓挫でしょう。他力でこういうことをやっているから、こういう結果が生まれるんです。自力でやっていれば、周りがどういうことがあっても、潰れたりおかしくなることはないんです。人任せ何任せ。利だけを得ようとするからこういうことになるんです。ここで、公立病院、どうなんですか。まだ諦めてないんですか。この文言からいくと諦めていないでしょう。諦めているんですか。答えられないんだったら答えられないと答えてくださいよ、次に行きますから。 87 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部理事・豊崎君。 88 ◯保健福祉部理事兼健康増進担当(豊崎康弘君) お答えいたします。議員ご指摘のとおり、第1回の医療計画につきましては公立病院を中心としたものとなってございますが、今回その第5章を削ってございます。今後のこともあるかとは思いますが、現時点では公立病院の設置は厳しいものというふうに思ってございます。以上です。 89 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 90 ◯21番(高野 要君) そういうことなんですよ。厳しいんじゃないんです。できないんです。じゃ、市民の方にきちっとけじめができたじゃないですか。厳しいんですと。やはり駄目は駄目、いいはいいできちっと私はしていけば、それで新たに違った道が開けてくると思うんですよ。  それで、市長に言いたいですけど、これを職員にやらせているあなたには問題がある。職員はできないことを知っていて一生懸命模索しているんですよ。何にもないものを。中身があるものを模索するのであれば結果が出ます。中身のないものに結果なんていつまでやっていたって出てこないんです。私は市長にそのようなことを本当に言いたいですね。市長、よく考えろよと。自分じゃないんだよ、部下を考えろと。自分でやったことだから。自分が大変な思いするのは仕方ない。しかし、部下は違う。あなたに言われてやっているんですよ。職員みんなそうです。ですから、やはりいろんなことをやっている中で失敗もあれば成功もある。失敗したときは失敗したでいいんですよ。素直に皆さんに話をし、報告をし、違った道で行きますということかなと私は思います。今お話を聞きましてちょっとがっかりしましたけど、これからも市長には政治家としてのけじめのつけ方、これからも伺っていきたいと。今回もこれから質問をしてまいります。  つい先日、市長は消防の特殊勤務手当の問題に関して、消防長のほか消防職員を処分しました。つい先日のことであります。その評価はいろいろあるだろうと思いますけど、私はあれはあれで1つのけじめなんだろうなと思うわけです。けじめです、市長。ですけど、市長は公立病院に関しては一向にけじめをつけない。部下に任せて他人事です。市民に説明をしない。人の失敗に対してはですよ。この消防、失敗か何か分かりません。処分してけじめをつける。即早い。自分の政治責任についてはけじめをつけない。これは市長として市民不在ですよと、そういうことになるのではないかと私は思うわけです。組織で起きた問題にけじめをつける。自分の問題にもけじめをつける。それこそ職員だって市民だって谷島市長についていこうよと。谷島市長はすばらしいという気に私はなるんじゃないかと思います。私もそうなります。やはり人にばかりけじめをつけさせて、自分はけじめをつけられない。これでは誰もついていけない、来なくなっちゃうんじゃないですか。私の見解ですが、そのように思います。  そこで2問目ですが、伺います。市長の公立病院についての総括、けじめのつけ方、特に市民への説明をどう考えているのかを市長にお伺いします。公立病院についての総括、けじめのつけ方、特に市民への説明をどう考えているのかをお伺いいたします。 91 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 92 ◯市長(谷島洋司君) 市長の選挙公約、市長選挙につきましては、地域に必要な医療体制を整備する上で、病床確保の必要性のほか、公立病院整備等については有効な手段の1つとして訴えてまいったところでございます。その後、残念ながら、病院の再編統合の公立化は提案が撤回されまして、実現不可能となりましたが、今後も地域に必要な医療体制の整備のために、公立・民間にこだわらず、課題を個別に解決していくことを基本に必要な対策を検討するとともに、行政としてできる対応をしっかり考えてまいりたいと思っているところでございます。 93 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 94 ◯21番(高野 要君) それだけ今ここで、議場で言えるんだったら、それを細分化して市民に伝えたらいいんじゃないですか。先ほど言いましたけど、公立もと。どうして公立ができるんですか。  じゃ、市長にお伺いします。これから公立の病院、医師会病院はなくなりました。民間の病院に移りました。石岡市で公立病院をつくるとき、どのようにしたらできるのかをお伺いします。できるわけないんですよ。答弁しますか。 95 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 96 ◯市長(谷島洋司君) 今議員ご指摘のように、再編統合という今回の医療計画でなければ、公的病院は難しいなと考えているところでございます。 97 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 98 ◯21番(高野 要君) ちゃんと答弁できるじゃないですか。そのとおりなんですよ。私は何度も何度も求めてきたのはそこですよ。ですから、市長、やはり本当に市民を考えていくことが必要なんじゃないですか。もうここへ来たら理屈とかなんかじゃないですよ。医療問題も絶対逼迫しているので、皆さん待っている部分もあると思うので、ですから公立病院とかそういったことにあまり特化せずに、今石岡が求めているもの、それをしっかりとやるべきじゃないですか。ちゃんと今日は答弁できたじゃないですか。  ただ、市長が、私はかたくなに公立病院に関する問題を市民に説明しない、総括しない理由が私には理解できないんです。市民にです。私にではないです。今回計画が改定されたわけですが、改定前の計画も含め、市長がこの2年間で達成できたもの、聞かずに終わろうかなと思ったんですが、この2年間で達成できたもの、市民に胸を張ってこれはできましたと言えるもの、あったらお伺いをいたします。 99 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 100 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。私、市長就任のときにまず真っ先にお答えした、お話ししたのがコロナウイルス対策ということでお話をさせていただきました。この2年間、コロナ対策に打ち込んできたところでございます。まだそのほか公約につきましては道半ばのところもあると思いますので、残された任期の中でしっかりその公約を果たしてまいりたいと思っているところでございます。 101 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 102 ◯21番(高野 要君) 市長、そうやって立派に言えること、あるじゃないですか。胸を張って言えることが。コロナ対策。忘れているかもしれないけど、病院の緊急診療、そういったこともできたじゃないですか。そういったことが本来の私は地域医療だと思うんですね。そういったことに胸を張ってくださいよ。もう公立病院は忘れて、そういったことにやはり特化して職員と一緒にやっていけば、本来の、それが今、産科、小児科、そういった当初の目的、そういったものに結びついていくのではないかなと思います。この問題は大変な問題だと思いますけど、しっかりと、何かあまりこだわらないで行ってくれたらいいんじゃないかなと。私が一番危惧しているのは、市長はいいですよ、職員に押しつけるだけですから。職員がかわいそうですよ。一生懸命何か模索している。部長もそうですけど、最近私と会っても明るくない。私と会うのが嫌なのか何か分からないですけど、一生懸命何か考えているんだと思いますよ。ですから、市長、その辺のところを一回ゼロベースにして、もう一度やられたらいいのかなと思います。今、本当に胸を張って言えること、コロナ、これを言っていただきまして私もほっとしているところです。そして、一日も早く市民に報告してあげてください。そうすると、皆さんは、じゃあ、市長、次のことを考えてくれよ、みんな待っているぞと言ってくれるかもしれませんよ。みんなはそれを期待しているんだと思うんです。最後は優しい言葉でしょう。これが私の本来の気持ちです。けじめです。よろしくお願いをいたします。  次に、職員をパワハラから守る方策についてを伺います。次に、職員をパワハラ等から守る方策についてであります。前回の一般質問に出していたんですが、時間がなくてできませんでしたので、今回質問をさせていただきます。  当市役所、いろんな理由でメンタル面のダメージを受けて療養休暇を取っている職員というのは相当程度いるんじゃないかと思います。原因は様々あると思うんですが、職場の上司によるパワハラ以外で多いのは、やはりハードなクレームを寄せてくる個人や団体、そういう際の過度な要求への対応じゃないかと思います。伺うところ、当市にも暴力団等による不当要求に対しては対応予測というのがあるとのことでありますが、私が伺いたいのは、そういう明らかに反社会的勢力関係の団体とかそういうものじゃなく、もっと普通の個人や団体等によるハードなクレーム、過度な要求が来た場合にどのように職員を守るのかということでございます。実際はっきりと反社会的勢力であれば、今は総務部に法令遵守統括官という肩書の方がおられまして、対応方針も明確になっているからいいんですが、実際の対応は大変だと思います。ただ、市役所では対応できない問題など、いわゆる無理難題を言われた場合、それを説明しようとすると、怒鳴られる、怒られる。こういう場合、対応に出た職員は本当に困ると思う。ただ、そういう個人や団体の方も、真剣に話を聞きに来たり、私もそうですけど、要望したり、苦情を言ってきているのかもしれません。よく考えてみると、私もそういう一人かもしれません。真剣であればこそ、場合によっては言葉が荒くなってしまうことがあるわけです。ただ、それを受ける側では、それが心の負担になることもあるかもしれません。本当に難しいバランスだと思います。でも、難しいからといって、そういうものを放置してしまったのでは、1人の職員の方に全部がのしかかってしまって、やがては療養休暇に追い込まれたりしてしまったりする危険性があるわけです。  市長は昨年の夏、職場におけるパワハラを撲滅するよう職員に訓示していると思います。もちろん職場内のパワハラ対策も大切です。この後伺うつもりでありますが、まず一般的な個人や団体等によるハードなクレーム、過度な要求に遭遇して、大きな心の負担というか、緊張状態を強いられている職員に対して、その職場、また総務部としてはどういうフォローが考えられるのか、またどういう体制づくりが考えられるのかを、まずはお伺いしたいと思います。 103 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。
    104 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) 職員のフォロー体制についてご答弁申し上げます。議員ご指摘のとおり、不当要求とまでは至らなくても、いわゆるハードクレーム、あるいは過度とも受け取れるような要求への対応を職員が強いられるケースがあることは認識してございます。窓口対応中など、突発的に対応を迫られる場合につきましては、その状況を確認しましたら、必要に応じまして複数人での対応を心がけておりまして、上席者が対応者をサポートすることで、窓口に見えた方のご理解をいただき、場を収めるような体制を進めているところでございます。  また、組織として対応する場合につきましては、先ほど議員からもございましたとおり、不当要求行為等対応規則を基本として取り組んでおります。複数人で組織的な対応を図る、応対状況の記録を取る、また、長時間にわたる執拗なクレームにつきましてはあらかじめ時間を区切るなど、職員の安全及び公務の円滑かつ適正な執行を確保するための体制を取っているところでございます。  そういったクレームなどに組織として対応するためには、まず担当課内、担当部内での情報共有や協議を行いまして、必要に応じて関係部局や全庁的な対応へとケースに応じて範囲を広げていく必要があると考えてございます。総務部といたしましても、担当部からの相談に応じまして法制的な観点からフォローを行うとともに、令和3年度から任期付職員といたしまして法令遵守統括官兼危機管理担当を任用してございまして、定期的な庁内の巡回ですとか、個別の事案に専門的知見を生かして取り組んでいるところでございます。また、職員向けの研修などを引き続き開催いたしまして、現場や窓口での対応で職員が困惑してしまわないよう、職員の意識統一を図っているところでございます。  このハードクレームによりまして職員の心の負担が大きくなってしまった場合は、産業医による面談を実施するなど心のケアも行っているところでございます。今後につきましては、専門性の高い心理面でのカウンセラーなどに相談できる環境を構築し、より職員の負担が軽減できる体制を検討してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 105 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 106 ◯21番(高野 要君) あまり答弁が長いものですから、私、分からない部分があったんですが、1つ、今述べたこと、私、全て覚えておりませんけれども、1つ、そのようなマニュアル、ただマニュアルにしておかないで、きちっと対応していただければと思います。私も行って大きな声になるときもあるかもしれませんので、そのときはご注意をしていただければと思うところでございます。  次に、職場内における職員によるパワハラ等についてですが、かねて総務部のほうでも研修や相談体制の整備ということは行ってきていると思うんですが、しかし、何人かの職員に伺ったりするところでは、今でも職場内でのパワハラが根絶されたとは言えない状況が続いているようです。さっき申し上げたように、市長は職員に対してパワハラ根絶の訓示をしたり、職場におけるハラスメントの防止等に関する要綱をつくったりはしておりますし、要項第6条には苦情相談への対応として総務の対応についても定めているようでございます。  そこで、まず伺いますが、市役所内部におけるこの要綱の取扱い、市役所の職員がこの要綱を活用できるよう、周知や啓発はどのようにしているのでしょうか。ハラスメントを発生させないために、まずは市役所として、市役所の職員は昇格などがあります。初めて管理職となる方もいらっしゃるでしょう。その都度、市役所内ではパワハラ根絶のため全体に知らせ、防止をまず図るということは当然必要と思います。また、この要綱第6条に基づく相談というのは、昨年度、令和3年度は何件ぐらい寄せられたのか。個人に関する話ではないでしょうから、それぞれどのような内容の相談があったのでしょうか。さらに、第6条第3項第5号によれば、相談員、これは総務課長と総務課長補佐のようでありますが、相談員はハラスメント等を行った者に対する必要な措置を行うと書かれております。また、同条同項の第6号によると、相談員は再発防止に向けた措置を講じなければならないとのことでありますが、相談件数のうち、何件について第5号及び第6号の必要な措置を講じたのか。また、それはどのような措置だったのか。さらにその措置によって、そのハラスメントは本当に解決できたのかどうかをお伺いいたします。 107 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・武石君。 108 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(武石 誠君) ご答弁申し上げます。議員ご指摘のとおり、令和3年4月1日から、パワーハラスメントに加え、セクシュアルハラスメント、モラルハラスメント、マタニティー等ハラスメントを包括いたしました石岡市職場におけるハラスメントの防止等に関する要綱を策定してございます。その周知や啓発といたしましては、要綱のほか、ハラスメントの具体例や相談窓口についてのパンフレット等を用いまして周知を図りますとともに、管理職においてはハラスメントをしないという宣誓書を署名させて提出を求めるなど、ハラスメントを防止する対策を講じているところでございます。この周知につきましては制定当時に実施したところでございますけれども、長い期間にわたってしまいますと、これの効果が薄れてしまうということもあると思いますので、これについては一定の期間を置いて、改め改め周知をしてまいりたいというふうに考えてございます。  続きまして、相談の件数でございます。毎年度数件程度の報告を受けている状況でございますけれども、令和3年度につきましては8件ほどの相談を受けてございます。相談の内容の主なものといたしましては、やはり上司との折り合いがよくないですとか、上司から厳しい指導を受けているなどでございますけれども、これらの個別具体的な内容につきましては、相談者の意向等もございますので、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。  続きまして、要綱における必要な措置でございますけれども、相談者の意向を踏まえながら対応を行っているところでございます。先ほど申し上げました8件の相談につきましては、行為者とされる職員に直接注意をいたしましたり、あるいはそういった行為者の上司に注意を促しましたり、配置替え等により環境を変えるなどの対策を取らせていただき、それぞれの状況に応じた対応を図っているところでございます。また、ハラスメント防止に向けた取組といたしまして、定期的、これは2年に1度でございますけれども、研修を実施いたしまして、ハラスメントに対する意識の共有を図っているところでございます。さらに管理職になった最初の研修、これは自治研で行うものでございますけれども、こちらのプログラムにおいて、職場のハラスメント防止についての研修を受講させ、ハラスメントの特徴や傾向、管理職として身につけるべき能力を習得し、職場で実践できるよう取り組んでいるところでございます。  最後に、ハラスメントは本当に解決できたのかという点でございますけれども、相談を受けまして、状況に応じた対応を行ってはございますけれども、全てが解決したというふうには申し上げられない部分もあるというふうに認識してございます。今後、そのフォロー体制も含めまして、引き続き継続した対応を図ってまいりたいというふうに考えてございます。  ハラスメントは基本的に相手が不快に感じるか否かで判断される部分が多く、加害側がそんなつもりではないと言いましても、被害側が不快と思えばハラスメントになる可能性が高くなります。所属内における日頃のコミュニケーションによりまして、意思疎通を図ることで風通しのよい職場をつくっていく必要もあろうかと思っております。いずれにいたしましても、多様化するニーズに対応していくためには、職員への負担が増加する傾向がございますので、その負担を少しでも軽減し、働きやすい職場環境をつくっていくため、引き続き対策を講じてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 109 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 110 ◯21番(高野 要君) 総務部長の言う暴力団のような反社会的勢力ではなくて、普通の個人の方や団体から度を越したクレーム等があったときは、それを受けた職員が1人で背負わなくてもいいような体制、きちんと組織として対応ができる体制というものを、ぜひとも確立していただきたいと思います。  それから、職場におけるパワハラの問題なんですが、私が伺うところでは、総務の相談窓口へ話をしても結局状況は何も変わらない。そういうことが続くと、相談した当人にとって要綱の存在が逆にあだになっちゃうと。最初はうちの上司は駄目だと思って相談したのが、要綱があるのに何もできないというので、うちの市役所は組織自体が駄目なんだみたいな評価になってしまう。そういうことが、この市役所で最近目につく転職、先日も若い方がお会いしましたら辞めていったようです。そしてそれが、転職先が同じ行政の国や県庁などに転職していってしまう原因の1つになっているんじゃないかと私は思います。まずは、先ほどもお話ししたとおり、この要綱の必要性、存在のみをしっかり市役所内でお知らせし、第一には市役所はハラスメントを発生させないこと、万が一発生したとしても、こうした要綱をしっかり活用できるような状況をつくることが必要なのではないかと思います。  話は変わりますが、石岡市の職員の処分に当たっては石岡市職員分限懲戒等審査会というのがあるようです。この審査会の委員は副市長、各部長、消防長が構成員となっており、要綱第7条には、自己または親族の一身上に関する事案についてはその議事に参与することができないとありますが、例えば今回のようなパワハラに関して、処分の対象として挙げられた場合、つまりは自分の部下に当たる、または自分の懇意にしている職員が対象だったとしたら、この内部だけの審査で果たして適正な判断が下されるのでしょうか。私には無理な気がいたします。恐らくほとんどの職員は顔見知りかと思います。仲間です。情けも湧くでしょう。相談に乗ることもあるかと思います。その状況下で内部だけで判断するのは公正な判断なのか。外部の目もあることかと思います。必要に応じて、私は弁護士などから法的な意見や助言も必要ではないかと思うわけであります。まずはハラスメントを発生させないこと。発生した場合には、公正・適正な判断を下せる対応を取ることが必要ではないかと思います。  話は戻りますが、職員が退職していく、ほかの行政職へ転職する、そういう負のスパイラルを断ち切るためにも、私はやはり、1、管理職に登用する際の条件や昇任試験の内容を見直すこと、2、パワハラをした場合の再教育制度の確立をすること、そして、3、改善が見られない場合にはそういう人を配置替えできるような、部下を持たせないエキスパート職のようなものを研究することなどしかないんじゃないかと私は思います。実際に誰がやってもやることは難しいかと思うんですが、総務部の皆さんには、とにかく職員がみんなで夢を持って生きがいを感じながら仕事ができて、その仕事が本当に実現できれば私は最高であると思います。仮に実現できなかったとしても、みんなで頑張ったことを誇りにしつつ、次のチャレンジに取り組んでいけるような、そういう職場づくりを目指していただきたいと思うところです。私も、政策に関しては今までどおり市長と議論を戦わせることはあるでしょうけど、そのようなよりよい市役所の環境づくりにはできるだけ協力をしていきたいと思っております。ぜひ総務の皆さんをはじめ執行部の皆さん方には、石岡市役所の職場環境がほかからうらやましがられるようなすばらしい環境になるよう努力していただきたいと思います。この問題については終わります。  次に3項目目、水稲に関わる病害虫の防除への補助金創設についてです。2項目目、水稲に係る病虫害の防除への補助金創設についてでございます。私も水田は随分やっておりまして、この4月、5月は早朝から田んぼに行って、1日中真っ黒になって働いてまいりました。皆さんもよくご存じでしょうけれども、おいしいお米を作るため、農業者の皆さんはそれこそ大変な努力をされています。しかし、時の天候や環境によって収穫量や品質が大きく左右されてしまうのが農業なわけであります。そのような中、お米にとっての大敵の1つ、病害虫については、近年温暖化の影響によって発生時期が早くなったり、発生量の増加や発生地域の拡大が見られております。当然、農家はどこでも農薬等の散布によって病害虫の防除をして、少しでも品質のいいおいしいお米を作りたい、それによってこの地域のお米を皆さんには味わっていただきたい、そう思っているわけであります。しかし、聞くところでは、隣接している市のお米と石岡市のお米の1等米の割合を比べてみると、隣接市は約9割、石岡市は7割だということです。それだけの差が出てしまうのはなぜか。作り方もあるでしょうが、農家の方に伺いますと、その原因の1つに病害虫防除に対する行政側の姿勢、対応があったようであります。聞きますと、隣接の市では農業者の団体が行う病虫害防除に対し経費の30%を補助している。また、県南地域の自治体を見ても、薬剤費の10%から30%、50%などと、補助率に差はありますが、補助金の制度を持っている自治体が幾つかあるわけです。さきの第1回定例会で示された総合計画の基本計画でも、当然農業の振興は基本施策に上げられておりますし、その成果指数は市内における農業生産額を令和元年度の161億7,000万円より増加させることとなっております。また、水稲の病害虫防除を拡大実施することで市内産米の品質が向上し、農家の収入アップにつながっていけば、将来的に新規就農者など担い手の確保にもつながっていくこともあろうかと私は考えております。そのような観点から、石岡において、水稲の病害虫防除に関する補助金を早急に創設するお考えはあるのかどうか、部長、市長にお伺いいたします。 111 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部長・塩畑君。 112 ◯産業戦略部長(塩畑浩行君) 水稲に関わる病害虫の防除への補助金創設についてご答弁申し上げます。水稲については、市内における農業産出額や作付面積等において大きな割合を占めております。そのような中、米の価格は、新型コロナウイルス感染症の影響から、外食産業の停滞により下落しているほか、当市におきましては品質の低下によってさらに下落傾向にありまして、議員ご指摘のとおり、他市と比較しましても1等米比率が低い状況にございます。そのため、取引価格の下落対策として売れる米づくりが必要となっており、収量重視から品質重視への転換による高品質米生産を関係機関と推進しているところでございます。高品質な米の生産のためには、議員からご指摘のありました病害虫防除が重要であると認識してございます。そのため、病害虫防除に関する補助につきましては今後さらに検討を重ねるとともに、関係団体と連携をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 113 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 114 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。水稲の病害虫防除をしっかりと行うことは、部長答弁にもありましたが、米の品質の向上になると認識しております。また、米価が低迷する中、生産性向上のための農地の集約化やスマート農業を取り入れた米の生産も必要になっていると感じているところでございます。引き続き、市の総合計画の成果指標達成に向けた支援策を検討してまいりたいと考えております。 115 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 116 ◯21番(高野 要君) それで、以前の石岡市では病害虫防除のための補助金を交付していたように思いますが、過去に病虫害防除に補助金を交付していたことはあるのか。過去に補助金を交付していたならば、それをなぜやめたのか、理由は様々あるかと思います。しかし、昨今は耕作放棄地も問題となり、市としても補助金を交付するなど、解消に向けて取り組んでいることとは思いますが、補助金をもらえるから耕作放棄地を取得して農業続けるばかりの人ばかりではないはずであります。  耕作放棄地は病虫害の温床となります。しかし、隣の田んぼが耕作放棄地では、自分の所有でない限り、むやみに手を出すことはできないわけであります。十年一昔と言いますが、以前補助金を出していたときと時世はまた変化していることとは思いますが、自分のところは自分で守っていかなければならない、これは事実であります。ましてや以前と違い、耕作放棄地は増えている状況です。他市では、コロナによる物価高騰に対してのようですが、補正予算で補助金を交付するところもあるようです。そういった病虫害ばかりではなく、そういった対応もなされているようでございます。私も農業者でございますけれども、他市同様に石岡市の農業を守るための方策を、病害虫ばかりではなくご検討いただければと思いますが、市としての見解を、先ほどお伺いしたんですが、再度市長にお伺いをいたします。 117 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部長・塩畑君。 118 ◯産業戦略部長(塩畑浩行君) ご答弁申し上げます。初めに、過去の病害虫防除補助金についてでございますが、平成17年度までは水稲病害虫防除事業補助金といたしまして農薬購入額の2分の1を予算の範囲内で補助をしてございましたが、旧石岡市と八郷町の合併時の事業調整の結果に基づきまして、平成18年度より補助金が廃止をされているところでございます。  議員ご指摘のとおり、耕作放棄地が増加している中で、そのような場所が病害虫の温床となっており、その防除は重要であると認識をしているところでございます。また、昨今の燃油高騰や物価の高騰などによりまして、農業を取り巻く環境は大変厳しい状況にございます。本市の農業を守るためには、認定農業者など、市の農業を中心となって支えていただいている農業者等に対しまして、市として支援ができるよう取り組んでまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 119 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 120 ◯21番(高野 要君) 分かりました。ひとつよろしくお願いいたします。  次に、最後になります、市道沿線の除草及び街路樹の管理についてをお伺いいたします。  市道沿いの雑草につきましては、全ての市道ではないまでも、主要な市道については市が業者に委託をして除草を実施しているかと思います。しかし、市道が水田に面している場合ですと、田んぼをやっている方々が、先ほど伺った病虫害のこともあって除草をしますから、そういう場所は市はやらないというのが通例になっているようです。確かに農家の方々のほうで除草の必要はあるわけですし、市内全てを実施するには、市でも膨大な経費が必要になることも分かっております。そこで、市に全部やれと言う気はないんですが、ただ、結果を見れば、農家の方々に市の土地、市の財産の除草をやってもらっているわけです。しかも、今までそういうことをしていた農業者の皆さん、今までは何も言わないでやってきたようですが、農業者の皆さんも高齢化しておりまして、なかなか今までのようなわけにはいかないという状況もあるようです。そういった中で、高い45度以上ののり等々もあります。そういうことから、私としても何かいい方法はないかと思っているわけであります。お金を払ってやるとかそういうことじゃないんです。市としての対応のお考えをお伺いいたします。 121 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鈴木君。 122 ◯都市建設部長(鈴木正人君) ご答弁申し上げます。水田に面する市道ののり面の除草は、議員おっしゃるとおり、農家の方にご協力をいただいており大変感謝しているところでございます。水田などの農地につきましては、耕作放棄地や農家の高齢化などにより除草が行われていない土地も見受けられるようになってまいりました。私どもといたしましては先進地事例の調査を進めるとともに、有効的な方策について検討を進めてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 123 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 124 ◯21番(高野 要君) 今すぐにということでもないんですが、何かいい方法があればお考えをいただきたい。先進地、そういったところの聞き取り、そういったこともしてみてください。農家のそういった人たちは今どんどんどんどん高齢化していますので、私もそうですが、非常に大変でありますので、早急な対応をお願いしたいところでございます。  最後になります。街路樹について伺います。  現在、石岡市の市道の中には、沿線に街路樹を植えている路線があるかと思います。この植栽管理について、石岡市としてばかにならないお金がかかっているんじゃないかと思います。この街路樹については一定の役割があることは承知しております。一般的に景観、環境、交通安全、防災、それぞれの効果が上げられているのでありますが、植栽管理にかなりのお金がかかっていると思います。そこで私は、現在植えられている植栽の2本に1本とは言いませんが、間引きをすることで、街路樹の効果は残しつつ経費を削減できるんじゃないかと思っているわけです。下世話な考えでございますが、いかがでしょうか、お伺いをいたします。 125 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鈴木君。 126 ◯都市建設部長(鈴木正人君) ご答弁申し上げます。議員おっしゃるとおり、年度により差異はございますが、700万から900万程度の維持管理の支出がございます。また、害虫や落ち葉などの苦情も寄せられておるところでございます。その反面、桜の開花を心待ちにしている市民も多くいると思います。  議員ご提案の件でございますが、街路樹が植栽されている市道沿線の方の意見や市民の感情を慎重に判断するとともに、植栽をして年月が経過しており、倒木の危険も伴っておりますので、経費の面と併せ、樹木医など専門家と調査研究をしてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 127 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 128 ◯21番(高野 要君) そうですよね。桜の木とか切ったら、本当に皆さんがっかりしちゃいますから。  1本の道路を造ると、管理する費用は絶対にこれはかかります。これはつくったらつくっただけ増えます、減ることはありませんと私は思います。つくったら管理する。管理しないとすれば、道路がなくなったときだけです。しかし、道路がなくなるということはめったにありません。ここで石岡市の除草や街路時の管理だけでなく、修繕なども含め、道路管理に要する費用というのは年間どのぐらいかかっているのでしょうか。また、そのうち除草や街路樹の管理は幾らかかっているのかをお伺いをいたします。 129 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鈴木君。 130 ◯都市建設部長(鈴木正人君) ご答弁申し上げます。道路管理に要する費用でございますが、決算ベースで、令和3年度が1億2,137万2,274円、令和2年度が1億2,480万1,291円、令和元年度が1億3,840万9,671円でございます。また、そのうち除草は、令和3年度が5,784万6,635円、令和2年度が5,695万9,780円、令和元年度が5,475万6,340円でございます。  次に、街路樹でございますが、令和3年度が804万9,250円、令和2年度が678万1,060円、令和元年度が932万3,950円でございます。  以上でございます。 131 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 132 ◯21番(高野 要君) びっくりしました。管理というのはかかるんですけど、つまり年間の管理にかかる費用のうち、修繕以外でこれだけの費用がかかっているわけです。先ほども申しましたが、自然に管理費が減ることはないわけです。増えることはあってもないわけです。そうなると、除草や街路樹管理に費用がかかってしまえば、道路自体の管理が回らなくなってしまう。本来の道路ですね。  今回私がこのような質問をした経緯として、市の財政推計を見ても今後の急激な増収は見込めません。厳しい財政運営となることが予想されています。適切な行政サービスを維持していくためにも、健全な財政運営というものは、市だけではなく議会としても考えるべきであると私は思っております。使えるお金が増えないとすれば、節約を考えるしかないのです。これは当然のことです。今回の街路樹についても1つの例示であるかもしれませんが、少しでも健全な財政運営につなげられればと思い質問をいたしました。市として健全な行政サービスを続けられるよう、様々な視点から検討を重ねてもらいたいと思います。市としての見解があればお伺いをいたします。 133 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鈴木君。 134 ◯都市建設部長(鈴木正人君) ご答弁申し上げます。費用対効果を見極めながら、さらに創意工夫を行いながら、効率的・効果的な事業展開に努めてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 135 ◯21番(高野 要君) 以上で私の質問を終わります。 136 ◯議長(菱沼和幸君) 暫時休憩といたします。午後1時30分から会議を開きます。                   午後 0時07分休憩             ──────────────────────                   午後 1時30分再開 137 ◯議長(菱沼和幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の質問者に移ります。  9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 138 ◯9番(玉造由美君) 9番・公明党の玉造由美でございます。通告に従いまして質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  質問項目第1の男子用トイレへのサニタリーボックス設置についてでございます。  1、高齢化社会などの様々な要因からか、近年、前立腺がんや膀胱がんを患う方が多くなっています。それらの病気により、また、それ以外の方でも尿漏れパッドを使用されている方が増えてきているようでございます。そのような尿漏れパッドを使用している皆様方が安心して外出できるよう、また、社会復帰支援のためにも、庁舎などの公共施設や学校、学校におきましては教職員用のトイレなど、男子用トイレの個室にサニタリーボックスを設置することは大変重要なことと考えますが、当市の現状をお伺いいたします。 139 ◯議長(菱沼和幸君) 財務部長・佐谷戸君。 140 ◯財務部長(佐谷戸美紀君) 私からは、初めに、本庁におけます男性用個室トイレ内のサニタリーボックスの設置状況につきましてご答弁申し上げます。  本庁には、庁舎内に7か所、屋外に1か所の男性用トイレがございまして、計8か所の男性用トイレ内に男性用個室トイレが全部で20室ございます。現在、サニタリーボックスを設置している男性用個室トイレはありませんが、男性の方もご利用できます計4か所の多目的トイレがありますが、その4か所のトイレにはサニタリーボックスを設置している状況でございます。  以上です。 141 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・吉澤君。 142 ◯教育部長(吉澤房江君) 私からは、市内小中学校における教職員男性用個室トイレのサニタリーボックスの設置状況についてご答弁申し上げます。  市内小中学校24校において教職員用男子トイレの個室の総数は40室ございます。うち、サニタリーボックスが設置してあるのが3校、個室の総数は3室でございます。  以上でございます。 143 ◯議長(菱沼和幸君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 144 ◯9番(玉造由美君) ありがとうございます。  多目的トイレには設置をしてあるということの状況をただいま伺いました。多目的トイレは、現在では障がいのあるなしに関わらず利用できる、また、男女どちらでも利用できるというようなトイレとの理解がされています。そういうところでございますので、サニタリーボックスがそこに設置されているということは常識的なことというふうに思いますので、これまで多目的トイレに未設置の箇所があれば早急に設置をお願いしたいと思います。  また、男子用トイレの個室のドアのところに大きめの「サニタリーボックスあります」というような表示をしていただければ、利用される方がそれを一目で見て安心して利用できる。一目で安心感を与えられるよう配慮していただきたいと思いますが、この男子用トイレへのサニタリーボックス設置については埼玉県の新聞へ男性の方からの手記が掲載されたのが始まりで、現在では全国で設置する自治体が広がっております。そこで、他市の状況等をお伺いいたします。 145 ◯議長(菱沼和幸君) 財務部長・佐谷戸君。 146 ◯財務部長(佐谷戸美紀君) ご答弁申し上げます。近隣市におけます男性用個室トイレのサニタリーボックスの設置状況でございますが、近隣の土浦市、つくば市、かすみがうら市、小美玉市、笠間市、桜川市におきましては、現在、いずれの市においても設置はされていない状況でございます。  なお、一部の市におきましては、先ほど議員さんもおっしゃっておりましたが、多目的トイレに設置してある状況がございました。今後のこともお聞きしましたところ、現時点では男性用個室トイレ内に設置するかどうかについては未定とのことでございました。  以上でございます。 147 ◯議長(菱沼和幸君) 9番・玉造由美君。
                     〔9番・玉造由美君登壇〕 148 ◯9番(玉造由美君) ありがとうございます。  ただいま、近隣の市町村にはそういった設置がされていないというようなことでございましたが、そうであるならば、なおさら石岡市におきましては早急に全ての男子用トイレ個室にサニタリーボックスを設置していただきまして、そういう尿漏れパッドなどを使用している方でも安心して外出できるよう、また、社会復帰支援にもつながりますように、ぜひ設置に向けてお考えいただけますよう、設置に向けてのお考えをお伺いいたします。 149 ◯議長(菱沼和幸君) 財務部長・佐谷戸君。 150 ◯財務部長(佐谷戸美紀君) ご答弁申し上げます。議員ご指摘のように、前立腺がんや膀胱がんなどの疾病によりまして尿漏れパッド等を使用している方が来庁時に安心してご利用いただけますよう細やかな配慮といたしまして、また、衛生面の観点からも、まずは本庁におきましては各階にある男性用トイレ、屋外トイレのそれぞれ1か所の個室、計8室にサニタリーボックスを設置してまいりたいと考えております。  また、先ほど議員さんからもご発言がありましたが、サニタリーボックスの設置に当たりましては、必要とする方に分かりやすいような表示を心がけてまいりたいと存じます。  以上でございます。 151 ◯議長(菱沼和幸君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 152 ◯9番(玉造由美君) ありがとうございます。  そのようにして、そのような尿漏れパッドなどを使っている方も安心して外出できるよう、また、社会復帰支援につながるよう、設置のほうをよろしくお願いしたいと思います。  また、市内の全公共施設、学校の教職員トイレ、また、石岡駅のトイレですとか、管理しているそういった男子用トイレ個室などを改めて調査していただきまして、設置に向けて検討をお願いしたいと思います。それに加えまして、市内の大型ショッピング施設ですとか商工業事業主の方にもそういったことを検討していただいて、石岡市ぐるみ、全域で取り組んでいけますようお声かけをお願いしたいと思います。  最後に、市長のお考えをお伺いいたします。 153 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 154 ◯市長(谷島洋司君) お答えします。男性が利用できるサニタリーボックスを設置することにより公共施設などを利用する市民の方が外出先でも困らずに行動できることが期待されますので、必要な箇所について、施設の状況を踏まえ、設置に向けて取り組むよう各部署に指示してまいりたいと考えております。 155 ◯議長(菱沼和幸君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 156 ◯9番(玉造由美君) ありがとうございます。  質問項目第2の投票率アップに向け、有権者が投票しやすい投票環境の整備について質問させていただきます。  1、有権者の高齢化などにより投票に行くことが困難になったり、少しの段差や投票所内の移動などもつえが必要になり、少しのことでも大変なんだよとの声をよく聞くようになりました。そこで、投票率アップに向け、有権者の皆様がどなたでも、高齢者の方も障がいのある方も投票しやすい投票環境を整えていくことが大変重要になってきています。  現在、石岡市内52か所ある各地区投票所や期日前投票所の安全な駐車場の確保、車椅子などの配置、段差への配慮について、また、履物など、そのまま入場できるか、スリッパなどに交換する必要があるかなど、現状についてお伺いいたします。 157 ◯議長(菱沼和幸君) 選挙管理委員会書記長・武石君。 158 ◯選挙管理委員会書記長(武石 誠君) 投票所の投票環境の現在につきましてご答弁申し上げます。  初めに、安全な駐車場についてでございますけれども、全52か所全ての投票所に安全な駐車場があるとは申し上げられない状況にあることは認識してございます。このことにつきましては今後とも施設の管理者と協議をし、安全な駐車場の確保に努めてまいりたいと考えております。  次に、車椅子の配置につきましては、投票所からの要望により配置している投票所、これはつまり車椅子を必要とされておられる有権者がおられるところということでございますけれども、これが5か所ございまして、その他あらかじめ施設に備え付けてある投票所が4か所、計9か所の投票所に配置されております。  段差への配慮についてでございますが、段差のある投票所が32か所ございまして、うち、スロープで対応している投票所が12か所ございます。  投票所での履物の履き替えにつきましては、40か所の投票所で履き替えが不要、40か所が土足対応となってございます。残り12か所の投票所につきましては、投票所が畳になっている場合ですとか、または施設管理者との協議により履物のお履き替えをお願いしているものがございます。  以上でございます。 159 ◯議長(菱沼和幸君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 160 ◯9番(玉造由美君) ありがとうございます。  駐車場のほうはスペースの問題もありますけれども、車を回すというようなところで、やはり余裕のある駐車場の確保はこれからも改善していっていただきたいと思います。  また、車椅子などは、現在は地区からの要望と備付けのものということで、9か所ということでございましたが、本当にこれからはやっぱりフロアの平らなところでも車椅子があったほうがいいというような方、高齢者の方も、また、あるいはけがをされている方とかもいるかと思いますので、そういった車椅子は配置できるようにしていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。  また、段差につきましては、なかなかスロープもすぐにはつけられない状況だと思いますので、また、履物の交換ということで、52か所中40か所でそのまま入れるというような対応でございますので、残りのところもなかなか難しいところもあるかとは思いますけれども、対応ができれば安心して投票ができるようになれると思いますので、これから間近に参議院選挙も控えておりますし、県議会議員の選挙や、また、来年の4月には統一地方選挙も予定されておりますことから、改善できるところは早急に改善していただきたいと思いますが、お考えをお伺いいたします。 161 ◯議長(菱沼和幸君) 選挙管理委員会書記長・武石君。 162 ◯選挙管理委員会書記長(武石 誠君) 投票環境の改善についてでございますけれども、投票所につきましては、議員ご案内のとおり、私ども石岡市で管理している投票所、それから、地元の方々の管理で石岡市がお借りしているもの、様々ございまして、投票環境の画一的な整備というのにはなかなか難しい点もございますけれども、皆様に快適なと申しますか、安全な投票をしていただけるよう環境改善に努めてまいりたいと考えてございます。 163 ◯議長(菱沼和幸君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 164 ◯9番(玉造由美君) ありがとうございます。  また、高齢化も進んでおりますので、高齢者の方がつえをついてまでは行きたくないなんていうようなことを言われないように配慮して、つえをつけば歩けるという方は堂々と投票に来ていただけるように、最大限のそういった方の理解とご配慮をお願いしたいと思います。  次に、投票率アップに向け、高齢者をはじめ、障がいをお持ちの方や若年層でもおけがをされた方など、移動手段のない有権者の皆様の投票に向け、車での送迎、巡回バスなど、移動支援などができるとよいと思いますが、お考えをお伺いいたします。 165 ◯議長(菱沼和幸君) 選挙管理委員会書記長・武石君。 166 ◯選挙管理委員会書記長(武石 誠君) 移動手段のない高齢者、それから、障がい者の皆様に対する移動支援につきましてご答弁を申し上げます。  移動手段のない方々への移動支援につきましては、他自治体の事例として巡回バスなどの運行を実施している自治体もございますが、どのような方を対象とすべきか、また、対象となる方を遺漏なく送迎できるかなど、選挙の公平、公正の観点から課題について研究を進めてまいりたいというふうに考えてございます。  なお、外出が困難な方への投票に関する支援といたしまして、既存の制度でございますけれども、郵便による投票制度がございます。障害者手帳の障がい種別、等級で一定程度以上の方ですとか、介護保険の介護度が5の認定を受けていらっしゃる方が郵便で投票することができる制度がございますので、こちらについてもより一層周知に努めまして投票率の向上に努めてまいりたいと考えてございます。 167 ◯議長(菱沼和幸君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 168 ◯9番(玉造由美君) ありがとうございます。  少しでも多くの方に投票していただけるような環境づくりは大変重要なことと思います。日立市などにおきましては、車による移動期日前投票所の取組を行っています。車による移動期日前投票所ということは石岡でも行っていない状況だと思うんですけれども、この日立市で行われている取組について石岡市でも導入をしてはどうかと思いますが、その点についてお伺いをいたします。 169 ◯議長(菱沼和幸君) 選挙管理委員会書記長・武石君。 170 ◯選挙管理委員会書記長(武石 誠君) 移動期日前投票所の取組につきましてご答弁を申し上げます。  移動期日前投票所につきましては近年増加している取組でございまして、昨年の衆議院議員総選挙におきましては、全国で59の自治体で取り組まれた状況でございます。取組事例といたしまして、議員さんがおっしゃっていただいた日立市の事例、または投票所が廃止された代替として実施している事例、または学校などの施設内で実施している事例などがございます。こちらについても投票の機会の増加につながる取組であると考えてございますので、今後とも研究を進めてまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 171 ◯議長(菱沼和幸君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 172 ◯9番(玉造由美君) ありがとうございます。  他自治体でそういった移動期日前投票所の取組を行っていて、今そういった投票所を統合させているということがありますので、その代わりにこういった車による移動期日前投票所の取組を全国でも50か所以上で行っているということでございますので、石岡市におきましてもそういったものの導入を検討していっていただきたいと思います。  次に、3、投票率アップに向けた石岡市の今年度の具体的な取組についてお伺いをいたします。 173 ◯議長(菱沼和幸君) 選挙管理委員会書記長・武石君。 174 ◯選挙管理委員会書記長(武石 誠君) 今年度の投票率アップに向けた取組についてご答弁を申し上げます。  本年度予定されている第26回参議院議員通常選挙につきましては、石岡駅周辺での横断幕の掲示ですとか、市内施設へのポスター掲示のほか、市報やホームページ等を活用し、積極的にPRに努めてまいりたいと考えてございます。  また、常時実施している選挙の啓発といたしまして、出前講座の開催ですとか、市内小中学校、高校、特別支援学校への投票所用品の貸出しを実施しておりまして、選挙制度への理解の促進、または啓発を図っているところでございます。そのほか、成人式での選挙啓発ですとか、学生の立会人の募集等を通じまして若い世代から選挙への関心を持っていただき、投票率の向上につながる取組を進めているところでございます。  以上でございます。 175 ◯議長(菱沼和幸君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 176 ◯9番(玉造由美君) ありがとうございます。  続きまして、期日前投票者数が毎回のように増加している状況がございます。その増加に対する取組についてお伺いをいたします。 177 ◯議長(菱沼和幸君) 選挙管理委員会書記長・武石君。 178 ◯選挙管理委員会書記長(武石 誠君) 期日前投票につきましては、新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、投票日当日の投票所の密を避けるため、期日前投票の推進の取組を進めていく必要があると考えてございます。  また、スムーズな投票につなげていくため、前回選挙における混雑具合をホームページなどでご案内し、比較的混雑をしていないときにスムーズに投票できるようにしてまいりたいというふうに考えてございます。  そのほか、期日前投票の期間中にイベント等がある際には、期日前投票に足を運んでいただけるよう、積極的にPRを実施してまいりたいと考えてございます。  以上です。 179 ◯議長(菱沼和幸君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 180 ◯9番(玉造由美君) ありがとうございます。  私どもも土曜日に期日前投票に行くというようなことがこれまで多い状況がありましたし、また、平日は期日前投票期間におきましてもなかなか行けないということがありますので、土日にということを心がけておりますと、そういった土日の混雑が期日前投票であるにもかかわらず、すごく混雑するというような状況があります。また、以前は大型商業施設内に期日前投票所が開設されていましたけれども、現在ではそこもなくなってしまいましたので、これまで4か所あったところが3か所になっているということもありますので、先ほどの車による移動期日前投票所というものが石岡で導入できるのであれば、そういった大型商業施設の駐車場をお借りして期日前投票所の開設をされてみてはどうかご提案したいと思います。これにつきましてのお考えがあれば、お伺いをいたします。 181 ◯議長(菱沼和幸君) 選挙管理委員会書記長・武石君。 182 ◯選挙管理委員会書記長(武石 誠君) ご答弁申し上げます。商業施設の駐車場の利用でございますけれども、これについては施設の選定ですとか、それから、その施設のご理解、ご了解をいただくことはもとより、開設する場所が安全に投票していただける場所であるかということ等も検討していく必要があると考えてございます。  いずれにいたしましても、移動期日前投票所につきましては、投票の機会の増加につながる取組でございますので、移動の支援などとともに研究を進めてまいりたいと考えてございます。  以上です。 183 ◯議長(菱沼和幸君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 184 ◯9番(玉造由美君) ありがとうございます。  私もこれまで期日前投票所が移動式でできるというようなことはできると思っていませんでしたけれども、本当にこういう高齢化の時代でもありますので、そういったものの検討をしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  最後に、投票率アップに向け、期日前投票者の増加や高齢化社会にあってどなたでも投票しやすい投票所にしていく必要があることから、投票環境の充実に向けての市長のお考えをお伺いいたします。 185 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 186 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。この投票率の向上につきましては、より多くの市民が政治参加をすることにつながります。それは強いてはまちづくりを自分事と捉えているということであり、私は大変重要なことだと考えております。議員からご提案がありました期日前投票につきましては、投票率のアップのため、積極的に取組を進めていく必要があると考えております。市内投票所の投票環境の充実につきましては、輝く未来をともにつくっていくため、非常に重要な課題であると考えております。誰もが投票しやすい環境づくりを積極的に進めてまいりたいと考えております。 187 ◯議長(菱沼和幸君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 188 ◯9番(玉造由美君) ありがとうございます。  大事な取組になってくると思いますので、ぜひとも積極的に真剣に取り組んでいただきたいと思います。  以上で私の質問を終わりにいたします。ありがとうございました。 189 ◯議長(菱沼和幸君) 次の質問者に移ります。  15番・関口忠男君。                 〔15番・関口忠男君登壇〕 190 ◯15番(関口忠男君) 15番・関口忠男でございます。通告に従いまして、3項目、一問一答方式で行いますので、よろしく答弁のほうをお願いいたします。  まず最初に、いばらきフラワーパークの渋滞について。  いばらきフラワーパークがリニューアルオープンしてから1年が過ぎまして、ゴールデンウイーク、そして、春のバラと、渋滞が多く見られ、相当にぎわっておりました。一方で、この渋滞により地域住民や観光客などに迷惑をかけていると。昨年の定例会、3回ほどこれについて一般質問をしておりますが、その後どうなっているのか、進捗についてお尋ねをいたします。
     まず、7号線、県道7号線からフラワーパークに誘導する新設道路について、その後どのような検討をされたのか、お伺いをいたします。 191 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鈴木君。 192 ◯都市建設部長(鈴木正人君) ご答弁申し上げます。県道7号線からフラワーパーク方面へ向かう道路新設の検討でございますけれども、現在、主軸となる幹線道路の整備としまして上曽トンネルの整備や上林・上曽線の整備などを進めているところでございます。こちらの道路が完成することで交通の利便性の向上が見込まれているところでございます。まずはこちらの主軸となる幹線道路の整備を進めていき、併せて周辺地域も含めた幹線道路などについて道路状況の現状と課題等を把握し、新たな道路整備の必要性について引き続き調査、研究してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 193 ◯議長(菱沼和幸君) 15番・関口忠男君。                 〔15番・関口忠男君登壇〕 194 ◯15番(関口忠男君) 上曽トンネルが整備されてからでは遅いんですよね。その前に検討して、路線のルートをつくりまして事業化に向けて進まないと、トンネルが開通してからでは遅いですよ。その点、再度検討していただきたいと思います。同じことを聞いても返事は変わらないと思うので、上曽トンネルが開通する前に7号線からのルートは決めていただきたいと、このように思います。  続いて、フルーツラインですか、フラワーパークの前の渋滞対策、これについて伺います。  この前の質問では、答弁の中で、ほかの場所を拠点としてシャトルバスによる送迎を行う、または近隣地権者への協力を求め、駐車場の拡張をするなどの答弁がありましたが、それらについてどのような対策が取られたのか、また、県との協議内容の進捗についてお伺いをいたします。 195 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部長・塩畑君。 196 ◯産業戦略部長(塩畑浩行君) ご答弁申し上げます。駐車場の拡張につきましては、近隣地権者への協力を求め、特別支援学校駐車場を土日、祝日、臨時駐車場として借用することができたところでございます。  また、県との協議の進捗状況ですが、本年2月に県道路維持課、土浦土木事務所、観光物産課、指定管理者と来場者増加の対応や出入口を中心とした渋滞対策について協議を行いました。結果といたしまして、短期的、中期的、長期的な対策に向けた計画のスケジュールを各関係機関と共有することとなり、その中で現地の交通量調査や来場者のナンバープレート調査などを行い、来場者の把握が必要との意見があり、ゴールデンウイーク中に調査を実施したところでございます。  以上でございます。 197 ◯議長(菱沼和幸君) 15番・関口忠男君。                 〔15番・関口忠男君登壇〕 198 ◯15番(関口忠男君) 今の部長の答弁ですと、特別支援学校の協力が得られたと。県との協議の中でそういう成果は見られたんですけど、それで渋滞対策にはなっていなかったんですよね。私も春バラのときにフラワーパークの前を通ったんですけど、やはりかなり渋滞が起きていたと。それも平日、休日、両方ですね。やはり同じような状態でありました。これからまた秋のバラのシーズン、また冬のイルミネーションと渋滞が予想されますので、そのときに特別支援学校の駐車場を借りただけではあまり成果がなかった。ですから、この秋バラ、イルミネーションの対策はどのように考えておりますか。お伺いをいたします。 199 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部長・塩畑君。 200 ◯産業戦略部長(塩畑浩行君) ご答弁申し上げます。今後の渋滞の緩和対策でございますが、本年4月から運行を開始した観光周遊バスなどの公共交通機関の利用促進を図り、ホームページやSNS等での周知を行い、渋滞緩和に向け対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 201 ◯議長(菱沼和幸君) 15番・関口忠男君。                 〔15番・関口忠男君登壇〕 202 ◯15番(関口忠男君) 今の答弁では、このフラワーパークに来る方の駐車場も確保できていないし、渋滞対策も全然進んでいないですよね。多分また秋冬のシーズンには渋滞がやっぱり発生すると思うわけであります。  そこで、私は、あそこのフラワーパークの前の道路に対しまして右折ライン、左折ラインを県と協議して整備していただきたいということを前から言っているんですけど、それについての答弁は今なかったんですよね、一切。そういった協議はしなかったのかなと思うんですが、フラワーパークのすぐ隣の田んぼとか畑とかがありますし、そこを駐車場として拡張する。こういったことをやはり市長も昨年ですか、フラワーパークは市の観光の拠点であると、そこまで言っているんですから、ぜひ駐車場の拡張、これも進めていただきたい。左折ライン、右折ラインも必要だと思います。あそこを通過する一般の方に大変迷惑がかかるんですね、その時期は。迂回路もない状態なので、その点、市長にフラワーパークの渋滞対策、これについて考えをいただきたいと思います。 203 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 204 ◯市長(谷島洋司君) お答えします。これまでも部長から答弁がありましたように、すぐにできる対策とともに抜本的な改善策のための調査を行ってまいりました。渋滞緩和に向けまして駐車場の拡張を進めるよう検討をしているところでございます。  いずれにしましても、いばらきフラワーパークにつきましては、周辺観光の核として重要な施設であると認識しております。今後も渋滞情報の把握に努めながら、県や指定管理者と連携、調整を図ってまいりたいと考えております。 205 ◯議長(菱沼和幸君) 15番・関口忠男君。                 〔15番・関口忠男君登壇〕 206 ◯15番(関口忠男君) 市長、右折、左折ラインも検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。  次に、2項目目に入ります。産業戦略部への名称変更について、これについて伺います。  今年の4月から経済部から産業戦略部と名称変更になりましたが、産業戦略部となり各課において従来と何が変わったのか、どのように変わったのか、まずお伺いをいたします。 207 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部長・塩畑君。 208 ◯産業戦略部長(塩畑浩行君) ご答弁申し上げます。経済部から産業戦略部への変更につきましては、地方創生の時代の中で地域の特性を生かした産業、経済の振興を図ることで経営感覚を持ちながら戦略的に取り組んでいるところでございます。  今回、商工課と観光課を商工観光課として統合したことによりまして、商工業及び観光の振興を効率的で効果的な人員配置により一体的に取り組み、商工観光の振興を図っております。  また、農政課では、農産物のブランド戦略を強化しており、昨年度、皇室献上富有柿を「紫峰煌」としてブランド化を行いましたが、本年度はさらに販売方法の見直しなどを行うとともに、効果的なPRを行ってまいります。さらに、6次化商品の開発支援を行うことで市内農産物の知名度向上を目指してまいります。  そして、新たに設置をいたしました産業プロモーション課でございますが、企業誘致及び農産物、特産物の販路拡大や観光プロモーションで当市の魅力を情報発信してまいりたいと考えております。  以上でございます。 209 ◯議長(菱沼和幸君) 15番・関口忠男君。                 〔15番・関口忠男君登壇〕 210 ◯15番(関口忠男君) 農政課のブランド化や6次産業化、商工観光課の効率的な人員配置をしている。その中で産業プロモーション課が新設されたことが一番大きいと思います。しかし、産業プロモーション課は一体何をやっているのか。企業誘致に関すること、産業プロモーションに関することは今聞いたから分かりますが、具体的にどのようなことを行っているのか、お伺いをいたします。 211 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部理事・廣瀬君。 212 ◯産業戦略部理事兼産業プロモーション担当(廣瀬政和君) 産業プロモーション課についてご答弁申し上げます。  産業プロモーション課は、市内産業の持続可能な振興のため、積極的なプロモーション活動により農産物や特産品の販路拡大や観光プロモーションにより知名度向上を図ることを目的としております。  具体的な取組としては、戦略的な情報発信、企業誘致の推進、農産物、特産品のプロモーション、観光プロモーションの4つの柱で展開してまいります。また、産業戦略部内をはじめ、関係部署と連携して当市の魅力を市内外へ発信してまいります。 213 ◯議長(菱沼和幸君) 15番・関口忠男君。                 〔15番・関口忠男君登壇〕 214 ◯15番(関口忠男君) 名前が変わっただけで、中身は全然変わっていないんじゃないですかね。何か今聞いていると、戦略的な情報発信、企業誘致の推進、農産物、特産品のプロモーション、観光プロモーション、この4つの柱で展開する。  それでは、戦略的な情報発信、これについて従来とどこが違うのか、お伺いをいたします。全然聞いている範囲では違いが分からないんですけど、その点、お願いします。 215 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部理事・廣瀬君。 216 ◯産業戦略部理事兼産業プロモーション担当(廣瀬政和君) 戦略的な情報発信についてご答弁申し上げます。  戦略的な情報発信につきましては、首都圏を中心に観光資源や市産品のPRを行い、本市の知名度向上とイメージアップを図ってまいります。具体的には、既存のPR動画の活用や新規PR動画の制作を行い、各種メディアやSNSでの情報発信のほか、インスタグラムなど、新たなツールを活用してまいります。また、茨城県のアンテナショップ「IBARAKI sense」において、お祭りや季節のフルーツなど、旬の情報を戦略的に発信できればと考えてございます。 217 ◯議長(菱沼和幸君) 15番・関口忠男君。                 〔15番・関口忠男君登壇〕 218 ◯15番(関口忠男君) 情報発信が主なのかなと今思ったんですけど、いろいろ工夫していただきまして進めていただきたいと。後で成果が出るんでしょうから、そのときにはまた話をしていただきたいと思います。  それでは、企業誘致、これの推進についてはどのように推進していくのか、お伺いをいたします。 219 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部理事・廣瀬君。 220 ◯産業戦略部理事兼産業プロモーション担当(廣瀬政和君) 企業誘致の進め方についてご答弁申し上げます。  企業誘致につきましては、柏原工業団地などの増設の検討や農業法人の誘致などを進めてまいります。具体的には、平成29年度、30年度に実施しました企業誘致可能性調査では市内での立地を希望する企業があったことから、再度、企業へのアンケート調査を行うとともに、柏原工業団地周辺や東大橋地区の未利用地活用の検討をしてまいります。そのほか、現在操業している企業との連携を密にし、企業が困っていることや要望についてご用聞き的な役割をすることで他市にはないサービスを展開してまいります。  また、農業法人の誘致につきましては、農業法人がどのようなことを求めているかなどの情報をまとめ、県との連携により進めてまいります。 221 ◯議長(菱沼和幸君) 15番・関口忠男君。                 〔15番・関口忠男君登壇〕 222 ◯15番(関口忠男君) 現在操業している企業とのつながりを強くして、ほかの市にはないサービスを提供すると、そういう話ですけど、これは企業が企業を呼び寄せる効果としては期待できるかなと。ぜひそれらについては進めていただきたいと思います。  続いて、農産物、特産品、観光のプロモーションについてどのように展開していくのか、お伺いをいたします。 223 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部理事・廣瀬君。 224 ◯産業戦略部理事兼産業プロモーション担当(廣瀬政和君) プロモーション活動についてご答弁申し上げます。  農産物、特産品のプロモーションにつきましては、農産物、特産品を厳選し、民間企業を中心とした営業活動を実施するとともに、効果的なキャンペーン等を行い、販路拡大や販売促進につなげてまいります。具体的には、石岡セレクト認証品販売会や民間事業者と連携したイベントの開催のほか、茨城県のアンテナショップ「IBARAKI sense」などで販売を進めてまいります。  次に、観光プロモーションにつきましては、来年度、21年ぶりに茨城県で実施される茨城デスティネーションキャンペーンに向けて県と連携して観光会社などに対しプロモーション活動を行ってまいります。なお、今年はその一環としてプレイベントが開催される年となることから、いばらきフラワーパークを中心としたプロモーション活動ができればと考えてございます。そのほか、国内外へのプロモーション活動につきましても県と連携して行ってまいります。 225 ◯議長(菱沼和幸君) 15番・関口忠男君。                 〔15番・関口忠男君登壇〕 226 ◯15番(関口忠男君) 農産物、特産品、これについては銀座マルシェとか、今までと変わらないやり方なのかなと思いますけど、観光のプロモーションについては21年ぶりに実施されるデスティネーションキャンペーンというのを初めて聞いたんですが、具体的にどういうことなのか説明していただきたいと思います。 227 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部理事・廣瀬君。 228 ◯産業戦略部理事兼産業プロモーション担当(廣瀬政和君) デスティネーションキャンペーンについてご答弁申し上げます。  これはJRグループ6社、JR北海道から九州まで6社と地方公共団体、県、市町村及び地元関係事業者が一体となって開催地で魅力的な観光資源の紹介、イベント開催やおもてなしの取組についてJRグループ6社の宣伝媒体を活用した集中的な宣伝を全国で実施する国内最大規模の観光キャンペーンです。茨城県での開催は平成14年以来21年ぶり3回目、秋の開催は初めてとなります。  なお、コロナの終息後に実施される大型キャンペーンとなることを見据え、これをきっかけに観光需要の回復及び県内経済の活性化を目指しておるものでございます。  主なスケジュールとしましては、今年度、令和4年10月から12月がプレデスティネーションキャンペーン、来年、令和5年10月から12月が本番のデスティネーションキャンペーンとなります。最後に令和6年10月から12月がアフターデスティネーションキャンペーンとなって終了いたします。 229 ◯議長(菱沼和幸君) 15番・関口忠男君。                 〔15番・関口忠男君登壇〕 230 ◯15番(関口忠男君) よく分かりました。21年前にも茨城県でやっていたということですよね。それが今回21年ぶりに茨城県にその事業が来たと、そういうことでございますので、これはやはり好機と捉えまして、石岡市としての目玉商品を作って全国に発信していただきたいと思います。  先ほどプロモーションの内容を聞きましたが、従来の商工課、観光課が行ってきたことと先ほどのプロモーションの話は、戻りますけど、変わりがないように感じます。何が違うのかなと思うんですが、産業プロモーション課と商工観光課の線引き、これはどのようにされているのか、お伺いをいたします。 231 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部理事・廣瀬君。 232 ◯産業戦略部理事兼産業プロモーション担当(廣瀬政和君) 商工観光課との線引きについてご答弁申し上げます。  昨年まで商工課が実施してきました石岡セレクト事業につきましては、認証までが商工観光課の事業となりまして、販売などにつきましては産業プロモーション課が担当となります。観光につきましては、昨年まで実施してきた観光PRにつきましては商工観光課が実施しまして、新しいPRについては産業プロモーション課が担当します。具体的には、農産物や特産品について企業などからの要望を農政課や商工観光課へつなぐなど、企業と各課をつなぐ窓口となってまいります。今年、柏原工業団地の企業から石岡で薬草を作ってほしいとの要望があり、農政課を通してJAを紹介するなど、橋渡しを実施してございます。 233 ◯議長(菱沼和幸君) 15番・関口忠男君。                 〔15番・関口忠男君登壇〕 234 ◯15番(関口忠男君) 分かりました。理解いたしました。  そのプロモーション課ですが、何事もスタートダッシュ、これが必要だと思います。そこで、この4月から始まったわけですが、2か月でどのような成果があったのか、実施した事業についてお伺いをいたします。 235 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部理事・廣瀬君。 236 ◯産業戦略部理事兼産業プロモーション担当(廣瀬政和君) 実施した事業についてご答弁申し上げます。  農産物、特産品のプロモーションとしまして、いばらきフラワーパーク駐車場直売所内に石岡セレクト認証品専用ブースを設置し、認証品の売上げ向上を図ったことや、先月、5月20日に市役所本庁舎メロディアスホールにて石岡セレクト認証品販売会を開催いたしました。現在、茨城県のアンテナショップ「IBARAKI sense」において農産物のプロモーションを行うため、関係機関と調整を進めているところでございます。  次に、観光プロモーションとしましては、つくばエクスプレスの秋葉原駅デジタルサイネージや車内モニターでの映像を流す調整や都内の観光情報センター、東京シティアイでのプロモーション活動を行うため、関係機関と調整を進めているところでございます。  次に、企業誘致の推進に係る事業としましては、企業訪問を行い、今後の連携やアンケート調査等への協力依頼、金融機関からの企業誘致に係る聞き取り調査などを実施してございます。このほか、県や民間の関係機関等を訪問し、今後の産業プロモーションの推進に向けて意見交換会を実施したほか、効果的な情報発信に向けた情報収集などを進めているところでございます。 237 ◯議長(菱沼和幸君) 15番・関口忠男君。                 〔15番・関口忠男君登壇〕 238 ◯15番(関口忠男君) 新たに新設された産業プロモーション課、新設されて始めると何でも大変だと思いますが、市を豊かにしていただきたいと、大いに励んでいただきたいと思います。  次に、観光協会法人化についてお伺いをいたします。  私の友人に観光協会の会員がおりまして、観光協会を法人化する動きがあるとのことを聞いております。そこで、昨年度の予算書を見たところ、観光協会法人化調査委託料が計上されていましたので、どのような調査を行ったのか、お伺いをいたします。 239 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部長・塩畑君。 240 ◯産業戦略部長(塩畑浩行君) ご答弁申し上げます。石岡市観光協会の法人化の可能性を検討するため、観光協会を法人化している事例等の調査を行い、法人化のメリット、デメリットや法人化に際しての留意点、法人化することで今後可能となる事業等を整理し、石岡市にふさわしい観光協会の在り方の方向性を示すことを目的として調査を実施いたしました。  その結果といたしまして、候補となる組織形態は一般社団法人と株式会社が候補となりました。具体的には、法人化のメリットとして、責任の所在が明確になることや社会的な信用度が向上することになり、管理体制の整理により収益事業の取組が円滑になるとの結果が出ております。一方、デメリットとして、安定的に経営を行っていくためには組織の管理を適切に行う必要があるとの結果が出ております。特に組織を継続的に維持していくために運営資金の継続的な確保をしていく必要があるなどの結果が出ているところでございます。
     以上でございます。 241 ◯議長(菱沼和幸君) 15番・関口忠男君。                 〔15番・関口忠男君登壇〕 242 ◯15番(関口忠男君) 調査しまして、メリット、デメリット、それらも調査したと。社団法人化、株式会社の形態にしたいと、そういう話ですが、今年の予算にはこの調査費が計上されていないんですよね。今年はない中でどのような調査を行うのか、今年のスケジュール、これについてお伺いをいたします。 243 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部長・塩畑君。 244 ◯産業戦略部長(塩畑浩行君) ご答弁いたします。本年度につきましては、石岡市観光協会法人化の設立に向けて、昨年度の調査結果を踏まえまして正副会長や理事会の意見を聞きながら、事業や運営管理形態の方向性と機能、体制の方向性を検討していき、観光協会内に法人設立準備会を組織いたしまして、観光協会会員の合意形成を図りつつ、事業計画等を策定していく予定となってございます。  以上でございます。 245 ◯議長(菱沼和幸君) 15番・関口忠男君。                 〔15番・関口忠男君登壇〕 246 ◯15番(関口忠男君) 私なりに調べたんですけど、法人化について。近隣市町村ではほとんど法人化されております。そして、隣接している市町村では、つくば市、土浦市、笠間市、小美玉市が法人化され、それももう10年以上前に法人化されているんですよ。石岡市はなぜこれまで法人化してこなかったのか。今さらなのかなと思うんですけど、法人化するに当たってのスケジュール、今後のスケジュールについて迅速に進めていただきたいと思うんですけど、ここまで話が決まればですね。スケジュールについてお伺いをいたします。 247 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部長・塩畑君。 248 ◯産業戦略部長(塩畑浩行君) ご答弁いたします。法人化された観光協会が設立直後から円滑に機能するように進めるため、1年目に当たる本年度は収益基盤の構築、関係者の意見聴取を行います。2年目に当たる令和5年度につきましては、石岡市観光協会内での方向性の協議、承認を行い、事業調整、法人運営役員の検討、募集調整、予算調整を行ってまいります。令和5年度中に設立事務局を設置し、法人化準備を行い、令和6年4月に法人設立を目指してまいりたいと考えております。  以上でございます。 249 ◯議長(菱沼和幸君) 15番・関口忠男君。                 〔15番・関口忠男君登壇〕 250 ◯15番(関口忠男君) 先ほど話しました協会の会員である友人、聞きましたら、もう数年前から観光協会の中で協議、検討されてきたんですけど、そのたび、いろんな不都合が出てきまして、様々な理由があったんでしょうが、遅れてきたと、法人化が。そこで、今、部長答弁で令和6年度には発足になるよという話でございますので、そのスケジュールのとおり令和6年度にはぜひ設立できるよう努力していただきたいと。できるでしょうから、よろしくお願いいたします。  最後に、産業プロモーション課の新設、観光協会の法人化、次々に新しいことを行っているわけですね、市長として。市長はこの事業を行うことによってどのようなメリットを考えているのか。市に対してのいろんな期待はあるでしょうが、私も市長に期待しているところがありますので、市長の考えを最後に聞いて終わりたいと思います。よろしくお願いします。 251 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 252 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。まず、産業プロモーション課を新設した目的でございますが、担当理事が答弁したとおりでございますが、私としましては、石岡市の魅力を戦略的、この戦略的というのは、例えばターゲットを絞っていく、あるいは観光客が経済効果を生む。そういった観光収入アップにつながるような戦略的、そういったものを発信していくこと、そして、市産品や観光資源のほか、企業誘致においても市のメリットを説明するなど、産業プロモーション課には情報発信するだけではなくて、積極的に市の売り込みを行ってもらいたいと考えております。  次に、石岡市観光協会の法人化を行うことのメリットでございますが、石岡市観光協会を法人化することにより、より幅広い活動が可能となります。例えば観光のおもてなし、その観光のおもてなし力をアップする。そして、交流人口の増加を呼び込むと。増加を進めていく。石岡市にとってメリットとなると考えております。今後も、観光協会と協働、連携の下で観光振興を進めてまいりたいと考えているところでございます。  今までになかった新しいチャレンジをしていくためには、それぞれの組織の強化が必要だと考えております。私としましては、積極的に市の産業振興のために様々な取組を進めてまいりたいと考えております。 253 ◯議長(菱沼和幸君) 15番・関口忠男君。                 〔15番・関口忠男君登壇〕 254 ◯15番(関口忠男君) 市長については、考えはよく聞かせていただきました。今後、ますます進めていただきたいと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。 255 ◯議長(菱沼和幸君) 暫時休憩といたします。10分程度といたします。                   午後 2時34分休憩             ──────────────────────                   午後 2時46分再開 256 ◯議長(菱沼和幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の質問者に移ります。  1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 257 ◯1番(鈴木康仁君) 1番・鈴木康仁でございます。  まずはさきの定例会においてリトルベビーハンドブックをお願いしたところ、速やかに対応していただいたこと、まずもってありがとうございます。  さて、本日は3項目について一問一答方式で質問させていただきます。  まず、1点目は、グリーンスローモビリティの実証調査事業及び導入についてです。  グリーンスローモビリティの導入実験には、昨年度も南台で中型バスの電気バスを使った実証実験でかなり好評を得たと思うんですけれども、今年度、第2弾として実証実験、どのようなものを考えているのか、概要についてお伺いいたします。 258 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鈴木君。 259 ◯都市建設部長(鈴木正人君) 今年度の実証調査事業の概要についてご答弁申し上げます。  初めに、事業の目的でございますが、地域内の移動制約者に対し買物などの外出機会を生み出し、地域公共交通の活性化を図るとともに、移動制約者の行動範囲を広げていくこととしてございます。  次に、事業の概要でございますが、今回の実証運行におきましては都市構造再編集中支援事業交付金を活用してまいりますので、石岡駅西側の石岡駅集中再編支援事業計画区域内における石岡駅や商業施設、公共施設を周回することを予定してございます。  運行形態といたしましては、定時刻に設置バス停を経由し、乗車料金は無料となります。ルート上での自由乗降につきましては、交通量や安全の確保などとの兼ね合いもございますので、試験走行を行った上で決定してまいりたいと考えてございます。  実施期間につきましては、9月下旬から12月頃にかけまして3ルート程度を設定いたしまして3か月程度の実証運行を予定しており、運行の委託先としては市内のバス業者を予定してございます。  また、車両につきましては、8人乗りのバス型の電気自動車の借り上げを予定してございます。併せて、現在、電動カートメーカーと実験への車両の提供を協議しており、カート型車両を併用し、利用者の感想を伺ってまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 260 ◯議長(菱沼和幸君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 261 ◯1番(鈴木康仁君) ただいま部長答弁でもありましたように、移動制限者の外出の機会の創出や地域活性のためにも早期の導入が望まれるところでございます。そのため、今年度の実証調査を受けて本格導入までの検討する課題、そして、今回の実証実験が終わった後のスケジュールがある程度概算でも分かっていれば、ご答弁願いたいと思います。  そして、また、今回、8人乗りという説明がありましたけど、8人乗りのカートの大きさというものが分かれば、教えていただきたいと思います。 262 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鈴木君。 263 ◯都市建設部長(鈴木正人君) ご答弁申し上げます。8人乗りのバス型電気自動車でございますが、昨年度につきましては10人乗りの乗客8名でございました。今回につきましては、8人乗りで乗車6人を予定してございます。  続きまして、スケジュールでございますが、グリーンスローモビリティの本格導入につきましては、昨年度及び今年度実施する実証調査の結果を精査するとともに、来年度につきましても実証調査を実施していく上で検討してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 264 ◯議長(菱沼和幸君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 265 ◯1番(鈴木康仁君) 今回のカート、8人乗り、ちょっと大きさ的に部長の説明がよく分からなかったんですけれども、昨年度の南台のルートで使ったバスは、私が感じるには市街地で使うには、旧市街地では非常に大きい、もう少し小型で運転する方もハードルを上げずにもっと運転しやすいようなボディーサイズが市街地には合っているんじゃないかと私個人的には思います。  そして、今回の試験はバス会社の連携でということを今お伺いしたところですけれども、本格導入に当たっては各地域で行っている中で地元の企業さんからドライバーを1日単位で派遣していただいて、その代わり事業所の社名をカートにつけてやっているようなところもあるようです。やはり財政がいろいろとこれを導入する場合にかかってくる中で、そういった民間企業との協力、そういうのは考えていくのかどうか、お伺いいたします。 266 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鈴木君。 267 ◯都市建設部長(鈴木正人君) ご答弁申し上げます。先ほどのバスの件でございますけれども、大きさなんですけれども、昨年度のバス運行よりも若干小さいというようなことでございまして、市街地を通るには昨年よりはよろしいのかなというふうに考えてございます。  続きまして、グリーンスローモビリティ事業における民間企業との事業連携についてご答弁申し上げます。  移動が制約される方への移動手段の提供につきましては、どの自治体でも課題がありますが、事業を実施する上でどうしても事業効果、費用対効果を検討せざるを得ません。今後もグリーンスローモビリティ事業の本格実施の検討をしていく上で、ボランティアの方々がドライバーとしてご協力いただけるのであれば非常に心強いです。しかし、一方で、お客様を乗せて走る上で料金を取る制度としますとドライバーの2種免許の保有は必要不可欠となってございます。今後の制度設計の中で市民との協働の観点からご協力をいただけるところにはボランティアの参画も視野に入れ、事業内容を検討してまいりたいと考えてございます。その中で協力いただいた企業の名前を車両に掲示したり、ホームページに周知するなどして、官民連携しながら事業展開していければと考えてございます。  以上でございます。 268 ◯議長(菱沼和幸君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 269 ◯1番(鈴木康仁君) 以前、委員会で視察に行った輪島市のスローモビリティも商工会議所でしたか、女性の方とか、もう定年されて第一線を引かれた方が運転しておりました。やはり料金を取らず無償ということで2種免許が要らないようにやっていたんですけれども、ぜひ担当課には、試験だけで終わってしまってはしようがないので、導入試験と実証実験と同じスケジュールで、例えば民間企業にそういったときに協力してもらえるのかとか、そういうものも一緒になって調査をしていくことで、実証実験が終わって、ある程度集計で目的や問題点や課題が出てきたら時間をかけずに対応できると思いますので、ぜひその辺、同時進行で進めていただければと思います。  続いての質問に移らせていただきます。2項目目、街路灯整備についてお伺いします。  街路灯整備は市で幾つかの種類で管理しているかと思うんですけれども、今、石岡市が管理する街路灯、道路灯、どのぐらいあるのか、お伺いいたします。 270 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鶴井君。 271 ◯生活環境部長(鶴井重則君) 私からは、生活環境部で管理しております街路灯についてご答弁申し上げます。  何基あるのかということでございます。生活環境部で管理しております街路灯でございますけれども、令和4年4月現在でございますけれども、石岡地区が880基、八郷地区が849基、合計で1,729基管理している状況でございます。  以上でございます。 272 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鈴木君。 273 ◯都市建設部長(鈴木正人君) ご答弁申し上げます。都市建設部で管理しております街路灯の数でございますが、令和4年4月現在、石岡地区が188基、八郷地区が69基、合計で257基でございます。  以上でございます。 274 ◯議長(菱沼和幸君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 275 ◯1番(鈴木康仁君) 今、生活環境部と道路建設課で個数が示されたわけですけれども、種類はどのように担当部で分かれているんですか。何が生活環境で何が道路か、もう一度ご説明をお願いいたします。 276 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鶴井君。 277 ◯生活環境部長(鶴井重則君) 生活環境部で取り扱っております街路灯につきましてご答弁申し上げます。  生活環境部で管理しております街路灯でございますけれども、石岡市街路灯設置要綱、こちらに基づきまして設置しているものでございます。設置基準におきましては3つほどございまして、1つとしまして、市、県等が管理する道路のうち通学路として使用するものにおいて付近の防犯灯及び街路灯、その他の照明設備からおおむね50メートル以上離れている箇所、2つ目としまして、駅舎及びバスターミナル付近で安全上支障を来す箇所、また、3つ目といたしまして、災害時に市民の安全が損なわれる危険がある箇所、これらの設置基準に基づきまして設置、管理しているものでございます。  以上でございます。 278 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鈴木君。 279 ◯都市建設部長(鈴木正人君) 都市建設部で管理しております街路灯についてご答弁申し上げます。  都市建設部で管理しております街路灯でございますが、道路構造令に基づき、交差点や夜間の交通上特に危険な場所に設置している道路照明でございます。  以上でございます。 280 ◯議長(菱沼和幸君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 281 ◯1番(鈴木康仁君) ただいまの説明を受けて、種類とか、どういうところにどこの担当課がつけているのかが大体見えてきました。  それでは、今、この2種類の街灯を足すと約2,000基ですかね。2,000基があるところだと思うんですけれども、今後その2,000基、2,000灯を増やしていくとか増設するような予定があるのか。また、年間で大体平均何個ずつぐらい増やしていっているのか、お伺いいたします。 282 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鶴井君。 283 ◯生活環境部長(鶴井重則君) ご答弁申し上げます。街路灯の整備でございますけれども、令和3年度、昨年度は新設が15基、新設しております。また、そのほか、修繕、交換等が69基、整備状況としては84基、昨年度整備しておる状況でございます。  また、今年度の整備でございますけれども、令和4年度でございますが、新設、修繕、交換、合わせまして100基程度、こちらを今年度予定している状況でございます。  以上でございます。 284 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鈴木君。 285 ◯都市建設部長(鈴木正人君) ご答弁申し上げます。交差点などの道路照明につきましては、地元からの要望や相談があれば現地を調査し、道路構造令に基づき対応してまいりたいと考えてございます。昨年につきましては1基というふうに記憶してございます。  以上でございます。 286 ◯議長(菱沼和幸君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕
    287 ◯1番(鈴木康仁君) 都市建設部のほうは1基ということで、生活環境のほうで100基、そのうち交換が約7割ですか、占めているような状況だと思うんですけれども、この新設というのは何となく要望だったり、新しい生活環境とか地理的なものが変わっての増設だと思うんですけれども、交換がこれだけあるというのはどういった交換なんですかね。教えていただければと思います。 288 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鶴井君。 289 ◯生活環境部長(鶴井重則君) ご答弁申し上げます。交換の内容としましては、従来のいわゆる一般的な電灯からLEDの電灯に交換という形で省電力化しているものが主なものでございます。  以上でございます。 290 ◯議長(菱沼和幸君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 291 ◯1番(鈴木康仁君) 分かりました。私が住んでいる地域でもぐっとLEDになって明るくなったと。そのような交換ならば理解いたしました。  それでは、3)のほうに移らせていただきます。現在、各商店街、地区で管理している街路灯、この維持管理についてお伺いします。  市で管理する街路灯については説明をいただきました。冒頭申し上げたとおり、街路灯には各商店街や各地区が管理しているものも別にあると思います。これらのものは設置した地元商店街、そして、また、各地区が維持管理を行っていますが、これらの商店街や地区を管理する街路灯の維持管理に対して市の補助は実施しているのか、また、実施する気はあるのか、説明をお願いいたします。 292 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鶴井君。 293 ◯生活環境部長(鶴井重則君) ご答弁申し上げます。生活環境部では、自治会等で管理しております防犯灯に対する補助事業を実施しておるところでございます。自治会等で管理する防犯灯に係る補助金といたしましてはLED防犯灯補助金がございます。この補助金はLED防犯灯の新設や取替えに際し、その必要経費の2分の1を補助するものでございます。新設や交換等の条件によりまして1灯当たりの限度額、こちらが1万から3万という種類がございます。また、防犯灯の電気料、こちらに関しましてはコミュニティー活動補助金を充当することが可能でございます。コミュニティー活動補助金でございますけれども、区長が滞在しております自治会等におきまして1世帯当たり500円、こちらを限度に事業費の3分の2を補助しているものでございます。  補助の内容につきましては以上でございます。 294 ◯議長(菱沼和幸君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 295 ◯1番(鈴木康仁君) 地区や自治会防犯灯についての補助金の説明は今部長が説明していただいたので理解いたしました。例えば旧市街地に多く見られる各商店街が維持管理をしている街灯については支援策としてどのようなものがあるのか、教えていただければと思います。 296 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鶴井君。 297 ◯生活環境部長(鶴井重則君) ご答弁申し上げます。ただいまご説明させていただきました各地区の自治会の補助事業でございますけれども、生活環境部で所管する補助金といたしましては、こちらは自治会等を対象とするものとなってございます。現時点では商店街が管理する防犯灯は対象となっていない、そういう状況でございます。  以上でございます。 298 ◯議長(菱沼和幸君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 299 ◯1番(鈴木康仁君) 商店街が管理するものについては今のところないということで、実は私も商店街に加入している組合員なんですけれども、なかなか今の社会情勢のせいか、店舗が減って商店街を維持する組合員も少なくなってきたり、脱退するような状況が続いて会員数が減っているんですね。組合で電気代とかを払っていく中で、じゃ、組合を解散したときにどうするのかとか、組合を抜けた商店の前の街路灯を消したほうがいいのかとか、例えば街路灯が犬の散歩のおしっことかで元のところが腐って危険にさらされても、組合員が少なくて組合費がないからなかなか交換できない危険な状況があったり、そういった問題、うちの組合だけじゃなくて、各商店街が維持している街灯で多々あると思うんですね。そのようなことに対する支援策、または対応策というお考えがあればお聞かせ願えればと思います。 300 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鶴井君。 301 ◯生活環境部長(鶴井重則君) ご答弁申し上げます。全国、商店街、鈴木議員がおっしゃったように、組合を抜けたりとか、そういった状況により街路灯の取扱いについては大分危惧しているということは承知しております。先進事例等を調査した中では、そういった街路灯がその地区において防犯灯の機能を果たしているというようなところにおいては市のほうでも助成等があると確認はしておるところです。今後はそういった中で、地区でそういった街路灯が防犯灯の役目をなしている、また、地域としてどういったふうな将来的な取扱いができるのか、そちらを相談しながら、また、調査をしながら、よりよい改善策を見つけていきたい、そういうふうに考えているところでございます。  以上でございます。 302 ◯議長(菱沼和幸君) ここで、先ほどの答弁で都市建設部・鈴木君から答弁の訂正がございますので、これを許します。  都市建設部長・鈴木君。 303 ◯都市建設部長(鈴木正人君) 先ほど、街路灯、昨年の設置数を1基と答弁させていただきましたが、正しくは2基でございます。訂正して、お詫び申し上げます。 304 ◯議長(菱沼和幸君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 305 ◯1番(鈴木康仁君) ありがとうございます。  本当にすぐ支援してほしいとか、そういったことではないんですね。全国的に本当に商店街が管理している物件で危険なものもあれば、商店街が破綻したせいで、解散したせいで街路灯を消して治安が守れなくなってしまったとか、駅を降りたらば真っ暗な道だとか、決してこの石岡は防犯灯一つとっても数は多くないほうだと思います。ただ、市街地には高校もありますし、専門学校もありますし、そういったところに通う子どもたちも多いですので、これは早急に市として今後維持できなくなった場合や倒壊のおそれがある物件に対しての何らかの考えを早めに検討していかなければならない時代になったんじゃないかと私は思いますので、それを検討していただきたいと思いますが、市長、いかがでしょうか、お考えのほうを教えていただきたいと思います。 306 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 307 ◯市長(谷島洋司君) ご答弁申し上げます。商店街が設置、管理する街路灯、自治会等が設置、管理する防犯灯でございますが、本当に私もその維持管理が課題となっていることは承知しております。市といたしましては、そうした状況を少しでも改善できるよう先進事例等を調査、研究してまいりますとともに、効果的な施策を検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 308 ◯議長(菱沼和幸君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 309 ◯1番(鈴木康仁君) ありがとうございます。  本当にこれは大切なことです。もしあれだったらば、うちの組合だけでも、私が加入している組合だけでも一回電気を消してみて、市長や担当の部長にその状況を見せて、ついているのとついていないのとの違いを実際に見てもらうことも可能だと思いますので、ぜひよろしくお願いします。  それでは、3つ目の最後の質問に入らせていただきます。こちらはさきの定例会でも質問しておりますので、さくさくと進めたいと思います。  青少年のスポーツ育成及び支援についてでございます。  さきの定例会でも青少年のスポーツ育成について質問させていただきました。そのときにもお話しさせていただきましたが、私自身、子どもの頃、野球を通じて得た学びや経験、何物にも代え難いものとなっております。今回、改めて青少年スポーツについて、市の考えについて、教育長にも先日はお伺いしたんですけど、教育長ともう一回、あと、新しい部長に聞かせていただければと思います。 310 ◯議長(菱沼和幸君) 教育長・児島君。 311 ◯教育長(児島裕治君) ご答弁申し上げます。心身の発達段階における青少年が健全に成長するためには、今、鈴木議員がおっしゃったとおり、スポーツ活動の果たす役割、これは極めて大きいものがあるというふうに考えてございます。  青少年のスポーツ育成の考えにつきまして、昨年度末に改正いたしました石岡市教育大綱を踏まえて大きく3点ございます。  1点目といたしましては、活動の拠点となるスポーツ施設の環境の整備でございまして、青少年がよりよい環境でスポーツに打ち込めるよう、今年度は柏原野球公園テニスコートの修繕などを含めまして、その他各施設の環境設備の充実に努めてまいります。  2点目といたしましては、スポーツ少年団との連携でございます。地域の青少年スポーツの振興を支えていただいているスポーツ少年団との連携、支援といたしまして、市のスポーツ施設を使用する場合の減免措置などを行ってございます。スポーツに親しみやすい環境を整備していくことでスポーツの普及を図ってまいりたいというふうに考えてございます。  3点目につきましては、スポーツ指導者の確保とサポート体制の強化でございます。近年、課題となっております部活動の地域化などもございます。指導者の育成、確保がますます重要となることから、今後、関係団体等の協力を仰ぎながら充実をさせていきたいというふうに考えてございます。  これらの取組をより一層推進することで青少年健全育成に資するスポーツの振興に積極的に取り組んでいきたいと、そういうふうに考えてございます。  以上でございます。 312 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・吉澤君。 313 ◯教育部長(吉澤房江君) 教育長の後ということで恐縮でございますが、教育長のほうからも申し上げたように、スポーツ施設の環境整備、それから、スポーツ少年団との連携、指導者の育成等、大変重要なものと考えております。午前中、新田議員のほうからもテニスコートということでの整備に関してご指摘等をいただいております。その中でもありましたように、石岡のスポーツ施設関連、大変大きな改修とか、そういった時期となっております。財源の問題等もありますが、利用者の方の安全性などの確保のために計画的に進めていけるよう努めていきたいと思います。  また、今、教育長からありましたように、教職員の働き方改革の話題とともにということにはなっておりますけれども、部活動の地域化、こちらも今後重要な問題となっております。青少年スポーツの中で部活動の占める割合というのも重要なものがございますので、これをこの地域の中で進めていくためには指導者の育成というものが非常に大事なものとなってくるかと感じておりますので、こちらに関しましても学校現場などと、それから、スポーツ少年団、スポーツ団体と関係機関の協力を仰ぎながら進めていければと考えております。  以上です。 314 ◯議長(菱沼和幸君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 315 ◯1番(鈴木康仁君) ありがとうございました。  突然振ってしまったようになってしまったかもしれませんけど、それでは、さきの定例会で施設の環境についていろいろなことを指摘させていただきました。あれから時間はまだそうそうたっていないですけれども、何か進展があれば教えていただきたいと思います。スポーツ環境の状況についてご説明をお願いいたします。 316 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・吉澤君。 317 ◯教育部長(吉澤房江君) お答えいたします。前回、3月の定例会の中でご指摘いただいた後の整備、スポーツ施設の整備に関してでございますが、今年度に入りまして、4月、5月に行った整備状況についてお答えをいたします。  各グラウンドについてですけれども、八郷総合運動公園多目的広場の2面、それから、石岡運動公園多目的広場2面、柏原野球公園野球場の1面、こちらにつきましては土の補充と整備のほうを実施してございます。八郷総合運動公園につきましては、多目的広場のバックネット下のコンクリート部分、こちらの塗装を実施してございます。染谷野球場につきましては、ベンチ内の土砂の撤去を実施してございます。備品の設置についてですが、八郷総合運動公園芝生広場に4人がけベンチを6基、得点板を2基設置してございます。 318 ◯議長(菱沼和幸君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 319 ◯1番(鈴木康仁君) 本当にさきの定例会から時間がない中、いろいろ対応していただいたこと、本当に感謝いたします。  午前中、先輩議員がテニスコートについてもいろいろ質問をしていました。その中で、やっぱり大規模改修について、スポーツ施設に関しては本当に野球場一つ、テニスコート一つとっても大がかりにかかることが多いですよね。私、3月の定例会で施設の利用状況を聞いた中で利用頻度が低いような施設も多々あったかと思うんですけれども、やはりそういう修繕をやるためにも、無駄とは言わないんですけれども、やっぱり削減しなくちゃならない部分があると思うんです。そういったものの今年度の計画とか方向性がもう定まっているならば、教えていただきたいと思います。 320 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・吉澤君。 321 ◯教育部長(吉澤房江君) お答えいたします。さきの3月の一般質問の際にも部長のほうからお答えしておりますが、現在、小井戸運動広場、こちらにつきまして返還する方向で進めてございます。令和3年度に地権者へ説明を実施しておりまして、おおむね了解を得てございます。ただ、返還に当たっての原状復旧に関しましてご要望等もいただいておりますので、こちらについて現在調整中でございます。調整等つきましたら早期に返還できますよう原状復旧に係る予算要求などをしてまいりたいと考えております。 322 ◯議長(菱沼和幸君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 323 ◯1番(鈴木康仁君) 了解いたしました。ただ、原状復旧で返すにしても時間やあれをかけるのではなくて、本当に地主さんのほうと話し合ってスピード感を持った対応が必要だと思います。年度をまたげばどんどんどんどん地代がかかってしまいますし、その地代で直せるものがほかにあるかもしれません。そして、午前中、先輩議員の質問の中で市長が隣接市町村と相互利用のことについて触れていました。私は石岡市がスポーツ推進基本理念というのを以前に上げていて、誰もがいつでもどこでもいつまでもスポーツに親しめる石岡とうたっているんですけれども、これはきれいごとで、決して今の状況はそれに程遠いと思っています。その中で、やはりもう一度しっかりと何を残して何を削るべきか、そして、利用頻度の多いものは大規模修繕も速やかにしなくちゃならないし、ここは部分補修でいいとか、そういう現状の把握をしっかりしないと、数を持っていても使えない場所が何個もあったり、そういうことというのは市にとってもイメージ自体よくないと思います。造って造りっ放しではいけませんので、やはり誰もが使える状況を維持するためにやっぱり間引きするところは間引きしなくちゃならない、精査しなくちゃならないと思いますので、ぜひ教育長と部長には、大変でしょうけれども、そういったものをぜひ見直していただければなと思います。いろいろな事業計画とかプランがあったりするのは石岡市は分かっていますけれども、決してそのとおり進まないのが石岡市なものですから、大きくかじを切ってもいい時期だと私は個人的には思いますので、よろしくお願いします。  3番目、市の青少年のスポーツ支援について伺ってまいります。  こちらは具体的に上げれば減免の措置についてですね。さきの定例会で質問させていただきました。あのとき、3月末で切れる減免措置があったと思うんですけれども、その後の進展状況を教えていただければと思います。 324 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・吉澤君。 325 ◯教育部長(吉澤房江君) お答えいたします。さきの3月の一般質問の際にもお答えしておりましたように、スポーツ少年団の使用料の減免措置につきましては一旦3月31日をもって終了となっておりました。こちらにつきまして継続を求める要望等の声もいただいておりましたことから、再検討をさせていただきまして、近年、コロナウイルス感染症によって青少年のスポーツの機会が減少している状況もございます。スポーツをする機会を増やしたり、また、確保したり、それと保護者の負担軽減、こちらも目的としましてスポーツ少年団への使用料の減免、こちらについては復活する方向で現在事務手続のほうを進めております。その方向性としましては、元のとおり使用料の4分の1とする減免措置のほうを考えてございます。こちらにつきましては時期が来ましたらまたご報告のほうをさせていただきたいと思います。 326 ◯議長(菱沼和幸君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 327 ◯1番(鈴木康仁君) 現在検討中ではあるけれども、前向きに導入の方向で進んでいると私は解釈しました。そして、やはり子どもがスポーツをしたいときに大人の財布の事情でやめさせるなんていう世知辛い世の中は私は嫌なんです。なので、ぜひスポーツをしたい子どもたちが親に遠慮することなくできるような環境をつくるためにも、ぜひそれを導入していただきたいと思います。  そして、加えて、今、使用料だけで、照明とか空調は入っていないんですけれども、その辺もやはり夜球場を使うには絶対照明はついていますので、その辺も含めて子どもたちに石岡市は少しぐらい手を広げてもいいと思いますので、ご検討のほどよろしくお願いします。  最後に、市長、本当に子どもたちが自信を持ってスポーツをして、このまちから、今度、スケボー場も将来的にはできると思うんですけれども、オリンピック選手が出るようなまちにしたいと、夢見るようなそういう環境にしたいと思うんですけれども、市長の青少年のスポーツに関する思いについていただきたいと思います。 328 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 329 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。青少年を健全に育成するためには、スポーツの果たす役割は極めて大きいものと考えております。先ほど議員からありました、オリンピック選手を石岡市から輩出する。非常に夢のあることだと思っております。そういったためにもスポーツ施設の充実を図り、また、青少年スポーツやスポーツ少年団への支援を充実させ、スポーツを通じた青少年の健全育成に生かせるよう積極的に努めてまいりたいと思います。 330 ◯議長(菱沼和幸君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 331 ◯1番(鈴木康仁君) 市長からすばらしい言葉をいただきました。ぜひ形にしていただきたいと思います。  以上で私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 332 ◯議長(菱沼和幸君) 本日の一般質問はこの程度にいたしたいと思います。  以上で本日の議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。  次回は、明6月15日定刻午前10時から会議を開き、引き続き市政一般に関する質問を行います。  お疲れさまでした。                   午後 3時27分散会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...