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02月17日-01号

  • "浄化槽事業特別会計予算"(/)
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  1. 宮古市議会 2014-02-17
    02月17日-01号


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    平成26年  3月 定例会       平成26年3月宮古市議会定例会会議録第1号第1号平成26年2月17日(月曜日)-----------------------------------議事日程第1号 諸報告 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 平成26年度宮古市経営方針について 日程第4 平成26年度宮古市教育行政方針について 日程第5 報告第1号 高浜地区東日本大震災復興団地工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について 日程第6 報告第2号 金浜地区東日本大震災復興団地工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について 日程第7 報告第3号 赤前地区(赤前上地区)東日本大震災復興団地工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について 日程第8 報告第4号 赤前地区(釜ヶ沢地区)東日本大震災復興団地工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について 日程第9 報告第5号 公用車の事故に関する専決処分について 日程第10 議案第1号 平成26年度宮古市一般会計予算 日程第11 議案第2号 平成26年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計予算 日程第12 議案第3号 平成26年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計予算 日程第13 議案第4号 平成26年度宮古市後期高齢者医療特別会計予算 日程第14 議案第5号 平成26年度宮古市介護保険事業特別会計予算 日程第15 議案第6号 平成26年度宮古市介護保険サービス事業勘定特別会計予算 日程第16 議案第7号 平成26年度宮古市農業集落排水事業特別会計予算 日程第17 議案第8号 平成26年度宮古市漁業集落排水事業特別会計予算 日程第18 議案第9号 平成26年度宮古市浄化槽事業特別会計予算 日程第19 議案第10号 平成26年度宮古市魚市場事業特別会計予算 日程第20 議案第11号 平成26年度宮古市墓地事業特別会計予算 日程第21 議案第12号 平成26年度宮古市川井地域バス事業特別会計予算 日程第22 議案第13号 平成26年度宮古市山口財産区特別会計予算 日程第23 議案第14号 平成26年度宮古市千徳財産区特別会計予算 日程第24 議案第15号 平成26年度宮古市重茂財産区特別会計予算 日程第25 議案第16号 平成26年度宮古市刈屋財産区特別会計予算 日程第26 議案第17号 平成26年度宮古市水道事業会計予算 日程第27 議案第18号 平成26年度宮古市下水道事業会計予算 日程第28 議案第19号 宮古市職員定数条例の一部を改正する条例 日程第29 議案第20号 宮古市津波遺構保存基金条例 日程第30 議案第21号 宮古市手数料条例の一部を改正する条例 日程第31 議案第22号 宮古市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例 日程第32 議案第23号 宮古市都市下水路条例の一部を改正する条例 日程第33 議案第24号 宮古市高齢者コミュニティセンター条例の一部を改正する条例 日程第34 議案第25号 消費税率及び地方消費税率の引上げに伴う関係条例の整備に関する条例 日程第35 予算等特別委員会の設置について 日程第36 議案第26号 宮古市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 日程第37 議案第27号 宮古市営住宅条例の一部を改正する条例 日程第38 議案第28号 宮古市火葬場条例の一部を改正する条例 日程第39 議案第29号 宮古市下水道条例等の一部を改正する条例 日程第40 議案第30号 重茂里地区東日本大震災復興団地造成(2期)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて 日程第41 議案第31号 仲組(立浜)漁港災害復旧(23災214号他)工事、仲組(立浜)漁港災害復旧(作業施設用地)工事及び仲組(立浜)漁港災害復旧(臨港道路)工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについて 日程第42 議案第32号 平成25年度災害公営住宅和見町住宅新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて 日程第43 議案第33号 平成25年度災害公営住宅黒田町住宅新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて 日程第44 議案第34号 平成25年度災害公営住宅西ヶ丘住宅新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて 日程第45 議案第35号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて 日程第46 議案第36号 市道路線の廃止について 日程第47 議案第37号 市道路線の認定について 日程第48 陳情第4号 放射性物質に汚染された農林業系副産物の焼却処理に関する陳情(経済常任委員会委員長報告) 日程第49 請願第15号 要支援者への予防給付を市町村事業とすること等についての意見書提出に関する請願 日程第50 請願第16号 放射性物質に汚染された農林業系副産物の焼却処理に関する請願 日程第51 陳情第5号 宮古清掃センター焼却炉からの放射性物質漏出に関する陳情-----------------------------------本日の会議に付した事件 上記日程のとおり出席議員(26名)    1番   高屋敷吉蔵君      2番   加藤俊郎君    3番   竹花邦彦君       4番   佐々木 勝君    5番   長門孝則君       6番   落合久三君    7番   茂市敏之君       8番   須賀原チエ子君   10番   坂本悦夫君      11番   田中 尚君   12番   橋本久夫君      13番   松本尚美君   14番   中里榮輝君      15番   坂下正明君   16番   中嶋 榮君      17番   伊藤 清君   18番   横田有平君      19番   藤原光昭君   20番   工藤小百合君     21番   高橋秀正君   23番   崎尾 誠君      24番   古舘章秀君   25番   内舘勝則君      26番   北村 進君   27番   佐々木重勝君     28番   前川昌登君欠席議員(1名)    9番   近江勝定君-----------------------------------説明のための出席者   市長        山本正徳君   副市長       山口公正君   副市長       名越一郎君   教育委員長     坂下昭弘君   教育長       伊藤晃二君   総務企画部長兼上下水道部長                               坂下 昇君   総務課長      山根正敬君   企画課長      山崎政典君   復興推進課長    滝澤 肇君   財政課長      野崎仁也君   契約検査課長    山本克明君   市民生活部長    熊谷立行君   総合窓口課長    箱石憲市君   保健福祉部長    中村吉徳君   福祉課長      上居勝弘君   産業振興部長    佐藤日出海君   産業支援センター所長        水産課長      伊藤孝雄君             中嶋良彦君   都市整備部長    高峯聡一郎君  建設課長      太長根 浩君   都市計画課長    盛合光成君   建築住宅課長    中洞 悟君   経営課長      飯岡健志君   危機管理監     下澤邦彦君   田老総合事務所長  中坪清見君   新里総合事務所長  山口 勉君   川井総合事務所長  櫻野甚一君   教育部長      佐藤廣昭君   教育委員会総務課長 中嶋 巧君-----------------------------------議会事務局出席者   事務局長      中村俊政    次長        佐々木純子   主任        高村 学 △開議      午前10時00分 開議 ○議長(前川昌登君) おはようございます。 あの平成23年3月定例会最終日の3月11日、東日本大震災から3年が経過しようとしております。震災では多くのとうとい人命と財産が失われました。ここに多くの犠牲者の方々に改めて黙祷をささげ、ご冥福をお祈りしたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。 それでは全員起立願います。 黙祷。 黙祷を終わります。ありがとうございました。 ただいままでの出席は25名でございます。定足数に達しておりますので、これより平成26年3月宮古市議会定例会を開会します。----------------------------------- △諸報告 ○議長(前川昌登君) 会議に入る前に諸報告を行います。 宮古市監査委員から、地方自治法第199条第9項及び第235条の2第3項の規定により、定期監査及び一般会計、各特別会計、各企業会計の例月出納検査等の結果報告の提出がありましたので、配付目録のとおりお手元に配付しておりますので、ご了承願います。 これで諸報告を終わります。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(前川昌登君) それでは、これより本日の会議を開きます。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、16番、中嶋榮君、17番、伊藤清君を指名します。----------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(前川昌登君) 日程第2、会期の決定を議題とします。 本定例会の会期については、議会運営委員会に諮問しておりますので、議会運営委員会委員長の報告を求めます。 松本尚美君。     〔13番 松本尚美君登壇〕 ◆13番(松本尚美君) 議会運営委員会の報告を申し上げます。 本定例会の会期等につきまして、去る2月14日午前9時から議会運営委員会を開催し、説明員として総務企画部長、総務課長の出席を求め、協議をいたしました。 今議会に上程が予定されます案件は、専決処分の報告5件、議案75件、請願2件、継続審査を含む陳情2件の合計84件であります。そのほか、一般質問、各常任委員会及び予算等特別委員会が予定されております。 したがって、これらの議案等に係る審議予定は、お手元に配付しました会期日程表のとおり、本定例会の会期は本日から3月13日までの25日間とすべきものと決定したところであります。 以上、報告といたします。 ○議長(前川昌登君) お諮りします。 議会運営委員会委員長の報告は、本日から3月13日までの25日間であります。委員長の報告のとおりとしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月13日までの25日間と決定しました。----------------------------------- △日程第3 平成26年度宮古市経営方針について ○議長(前川昌登君) 日程第3、平成26年度宮古市経営方針について市長の説明を求めます。 山本市長。     〔市長 山本正徳君登壇〕 ◎市長(山本正徳君) おはようございます。 平成26年3月市議会定例会が開催されるに当たり、宮古市経営方針について私の所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 未曽有の災害をもたらした東日本大震災から間もなく3年がたとうといたしております。この間、震災からの復興を最重要課題として市政に取り組んでまいりました。必ずや復興をなし遂げるという強い決意のもと、市民、市議会議員の皆様、そして職員派遣をいただいております全国各地の自治体を初め、多くの皆様のご支援、ご協力をいただきながら復興への歩みを進めてまいりました。 特にも生活の再建や産業の復旧に不可欠な、住まいの再建、生産基盤やインフラなどの整備に取り組んできたところであります。 一方、大量に発生いたしました災害廃棄物は、その処理を岩手県に委託し、県内外の自治体のご支援のもと、平成25年度内に撤去、処理される運びとなっております。改めまして関係各位に感謝を申し上げます。 さて、宮古市東日本大震災復興計画では、25年度で復旧期を終え、平成26年度から次のステージである再生期に移ります。引き続き「すまいと暮らしの再建」「産業・経済復興」「安全な地域づくり」の3つを復興の柱に据え、震災前の活力の再生に力を注いでまいります。 また、平成26年度には宮古市総合計画後期基本計画を策定いたします。震災からの復旧はもとより、復興に向けた取り組みの指針としても重要であることから、市復興計画との整合性を図り、定住促進の視点を入れ込み、市民の参画と協働による今後のまちづくりについての議論を踏まえ、策定をしてまいります。 平成26年度におきましても、引き続き震災からの復興が最重要課題であり、3つの柱の各施策に基づき、復興に向けた取り組みを見える形でさらに加速させるとともに、宮古市総合計画の将来像に掲げる「『森・川・海』とひとが共生する安らぎのまち」の実現を目指してまいります。 私は、市長就任以来、市民との対話を重視し、「公正・公平・公開」を信条に掲げ、これまで議員各位や市民、各種団体等の皆様と意見を交換してまいりました。施策を進めるに当たり、特に重要と考えておりましたのが「産業立市」と「教育立市」であります。今後も官民一体となった連携のもと、新しいマニフェストに掲げる施策を進めるとともに、課題解決に向けて取り組んでまいります。 本市が震災から復興し、さらに発展していくため、復興に向けた3つの柱の各施策に基づく取り組みを推進してまいります。これらを着実に推進する上で前提となる都市基盤づくりの方針に基づき、まちづくりを推進しているところであります。 減災の考え方に基づく多重防災型まちづくりの構築につきましては、防潮堤等の整備を行う海岸保全施設による防災対策、安全な場所への移転や地盤の面的かさ上げ、建物の強化、避難道路の整備などを行うハードによる防災対策、円滑な避難方法、用途規制、防災教育、情報提供などのソフトによる防災対策を適切に組み合わせたまちづくりを進めてまいります。 安心と活力を生み出す土地利用の促進につきましては、土地利用のあり方について検討し、安心して暮らすことのできる住環境の確保と経済に活力を生み出すための産業基盤の集積を図る土地利用を進めてまいります。 地域の復興を支える災害に強い交通網の形成につきましては、道路や鉄道、バスなど地域の復興の基礎となる総合的な交通ネットワークの強化、充実を図るとともに、災害に強い交通網を形成してまいります。 市民生活を支える公共施設の復興と防災力の強化につきましては、産業振興施設や文教施設、保健・医療・社会福祉施設など市民の安全で快適な生活を支える公共施設の早期復旧整備を図ってまいります。 また、本市における全庁的な公共施設の再配置の計画策定とあわせ、災害に強い拠点施設としての市庁舎のあり方について検討を進めるとともに、安全性の高い避難路、避難場所の整備などによる防災力の強化を図ってまいります。 また、復興計画全体を先導し、全ての市民が復興を実感できるよう、「すまいの再建プロジェクト」「みなとまち産業振興プロジェクト」「森・川・海の再生可能エネルギープロジェクト」「防災のまち協働プロジェクト」「災害記憶の伝承プロジェクト」の5つを重点プロジェクトとして優先的に検討、実施してまいりました。 特にも「森・川・海の再生可能エネルギープロジェクト」では、震災時に必要なエネルギーを提供できる体制づくりや多様な自然エネルギー資源を活用する施策を推進いたします。その具体事業でありますスマートコミュニティ事業及びブルーチャレンジプロジェクト事業につきましては、引き続き事業者の取り組みを積極的に支援してまいります。 「災害記憶の伝承プロジェクト」につきましては、国の支援により整備する「たろう観光ホテル」など、津波遺構の利活用について検討を進め、防災教育や災害の記憶伝承に取り組んでまいります。また、震災記録誌第1集の概要版を作成するとともに、第2集の作成に向けて資料の収集、整理を行ってまいります。 それでは、新年度予算の概要につきまして説明をさせていただきます。 平成26年度からは、復興計画における震災以前の活力を取り戻す取り組みを行う再生期に入ります。発災直後から進めてきた災害廃棄物の処理が平成25年度で終了し、被災者の生活再建にかかわる防災集団移転促進事業災害公営住宅整備事業都市再生区画整理事業におきましては、これまでの計画策定や設計、用地取得という工事前の準備的な段階から本格的な整備の段階に移行してまいります。また、被災公共施設の復旧整備を進めるなど、復旧・復興を加速してまいります。 平成26年度の予算につきましては、復旧・復興を重点的に進める予算編成を行った結果、新年度の一般会計当初予算総額は511億7,700万円で、このうち、通常分が292億3,528万5,000円、震災対応分が219億4,171万5,000円の計上となっております。 また、国民健康保険事業勘定特別会計80億5,269万8,000円、介護保険事業特別会計68億7,323万9,000円の計上などにより、特別会計当初予算総額は165億6,380万6,000円となります。水道及び下水道事業に係る公営企業会計当初予算総額は64億3,172万3,000円で、全ての会計を合わせた予算の総額は741億7,252万9,000円となるものであります。 次に、新年度における施策の推進につきまして、復興計画に掲げる3つの柱の各施策と総合計画7つの基本施策に沿って、主な施策の内容について申し上げさせていただきます。 「すまいと暮らしの再建」につきましては、応急仮設住宅等での暮らしを余儀なくされている被災者の方々が一刻でも早く恒久的な住まいを確保し、震災前の暮らしを取り戻すための事業を推進してまいります。また、既存の国・県の支援制度に加え、市単独の支援により、被災者の住まいの再建を進めてまいります。 災害公営住宅につきましては、高浜と近内地区は平成25年度内に、平成26年度には中心市街地ほか、鍬ヶ崎、崎山、赤前、重茂、田老地区での完成を見込んでおります。そのほかの地区につきましても、順次整備をしてまいります。 被災者の自宅の再建に当たりましては、引き続き住宅の新築購入費用やそれに伴う借り入れ等に対し、県とともに補助を行うことにより、住宅の早期再建が図られるよう支援をしてまいります。 また、被災者台帳システムを活用した情報の一元的な管理を進めるとともに、公的支援制度に関する情報発信、相談会の開催など、積極的に取り組んでまいります。 被災した津軽石保育所、田老保育所につきましては、建物の設計に着手し、早期復旧に向けて取り組んでまいります。 教育につきましては、児童・生徒の教育機会均等のため、就学援助や通学支援等はもとより、宮古市奨学資金制度を拡充し、支援の充実を図ってまいります。 生涯学習施設につきましては、鍬ヶ崎公民館、津軽石公民館の設計に着手するとともに、児童・生徒の運動環境や市民の皆様のスポーツ環境を改善するため、先行して田老野球場の整備に着手するほか、宮古運動公園の早期復旧に取り組んでまいります。 市民文化会館につきましては、災害復旧工事を継続して実施し、年内のオープンを目指して取り組んでまいります。 次に、「産業・経済復興」につきましては、地域経済の再生を図るため、各産業の再建に向けた取り組みを進めてまいります。 農業振興につきましては、被災農地の復旧事業を実施しており、津軽石・赤前地区の一部と摂待地区等において平成26年度の完成を予定いたしております。 林業振興につきましては、地域木材利用住宅促進補助金を活用した地域材の利用促進と森林整備の推進を図ってまいります。 水産振興につきましては、引き続き、漁船、養殖施設、共同利用施設、サケ・マス種苗生産施設、水産加工場及び荷さばき施設の再建に向けた支援を行い、生産から流通加工までの一体的な復興を推進してまいります。また、魚市場の拡張整備に取り組むとともに、鍬ヶ崎地区の水産加工施設用地を整備し、水産業の活性化を図ってまいります。 特にも第1次産業で復興・再生の取り組みを進めるためには、生産者の再建支援とともに、新規就農者を初めとする担い手の確保・育成支援を強化していかなければなりません。市独自の担い手育成対策について継続して取り組んでまいります。 企業誘致につきましては、国の津波・原子力災害被災地雇用創出企業立地補助金を活用し、工場等を新増設する企業の取り組みを支援してまいります。 商業振興につきましては、中小企業者が復旧・復興のために借り入れた資金の利子等を補助し、事業者の負担軽減を図り、市内経済の早期回復に努めてまいります。 観光振興につきましては、震災により減少した観光客の回復を図るため、国が取り組んでいるみちのく潮風トレイルの整備と歩調を合わせ、月山展望台等、関連施設の環境整備を進めてまいります。 また、三陸復興国立公園協会、三陸ジオパーク推進協議会などの広域的な取り組みに積極的に参画し、効果的な誘客対策に取り組んでまいります。 次に、「安全な地域づくり」につきましては、地区復興まちづくり計画に基づき、取り組みを進めてまいります。 防災集団移転促進事業につきましては、計画をしている5地区、11団地全てにおいて造成工事に着手をしております。既に造成工事が完了いたしました崎山地区は分譲を実施しているほか、平成26年度は高浜・金浜地区、法之脇地区及び赤前地区、平成27年度には田老地区での造成工事完成を目指し、より一層の事業進捗を図ってまいります。 都市再生区画整理事業につきましては、田老地区と鍬ヶ崎・光岸地地区において、平成26年度から本格的な造成工事に着手し、平成27年度内の工事完成を目指して事業を進めてまいります。また、全ての工事が完了する前でも完成した区画から順次引き渡しを行い、地区内で少しでも早く住まいを再建できるよう取り組んでまいります。 道路整備につきましては、国・県が実施をいたします三陸沿岸道路、宮古盛岡横断道路、一般国道340号、特にも押角トンネル及び立丸峠トンネル、主要地方道重茂半島線の事業推進を支援するとともに、早期完成を要望してまいります。また、復興まちづくりにおける面的整備と一体的な道路、孤立集落解消のための道路整備に取り組んでまいります。 津波復興拠点整備事業につきましては、市内2カ所を計画いたしております。このうち津軽石地区では、津軽石小学校東側に被災した公共施設の再配置を行うこととし、平成26年度に造成工事に着手をいたします。また、中心市街地地区では、JR宮古駅南側に防災拠点施設を中心とした公共施設の集約を検討し、事業化に向け取り組んでまいります。 浸水対策につきましては、地震により地盤沈下した新川町、藤原地区の雨水処理・排水対策といたしまして、ポンプ施設を整備してまいります。 公共交通の確保と充実につきましては、壊滅的な被害を受けたJR山田線宮古・釜石間の早期復旧に向けて、沿線市町や関係機関等と連携して粘り強く取り組んでまいります。 また、平成25年度に策定する宮古市公共交通ビジョンに基づき、復興後の新しいまちの形に合わせた持続可能な公共交通体系の構築に取り組んでまいります。 次に、総合計画における「三陸沿岸地域の拠点都市としての基盤形成」につきましては、国道や県道などの幹線道路網と接続する主な市道の整備を図るとともに、産業関連施設、観光地等を結ぶ市道、病院や学校などの施設を結ぶ市道、災害時に国道や県道の代替となる市道などが機能的に結びついた市内道路網の整備を図ってまいります。 特にも市道北部環状線につきましては、近内地区から山口地区までの区間において、工事着手に向けて事業を進めてまいります。 また、利用状況に合った道路幅員の確保や、歩道や街灯などを整備するとともに、適切な維持管理を図ってまいります。 携帯電話不感地域の解消につきましては、川井・夏屋地区におきまして、国の補助事業を活用した基地局を整備し、携帯電話の通話エリアの拡大を図ってまいります。 次に、「活力に満ちた産業振興都市づくり」につきましては、産業支援体制を充実し、産業間連携や6次産業化に応じた農林水商工観連携を推進してまいります。 農業振興につきましては、推進品目であるピーマン、キュウリのほか、川井地域における主要品目であるシソ、ソバなどの生産拡大に引き続き取り組んでまいります。 深刻化する鳥獣による被害防止につきましては、電気牧柵や鹿等の侵入を防ぐ防護柵の導入を支援するとともに、実践的な活動を担う鳥獣被害対策実施隊を設置し、総合的な取り組みを強化してまいります。 林業振興におきましては、シイタケ生産現場において、依然として原子力発電所事故に伴う風評被害による価格下落とほだ木の需要が逼迫をしていることから、生産設備の復旧と生産量増大に向けた補助制度を継続し、生産意欲の維持向上に努めてまいります。 水産振興につきましては、水揚げ増大と加工原魚の確保を図るため、官民一体となった廻来船誘致運動を積極的に展開してまいります。 雇用対策につきましては、県の基金事業を活用した緊急雇用創出事業を引き続き実施するとともに、資格取得訓練業務の委託、資格取得費用の補助、再就職支援セミナーの開催などを行い、就業の支援に努めてまいります。 商業観光につきましては、商業振興対策事業費補助金や成功店モデル創出・波及事業により、主体的に活動する商業者等を支援してまいります。 昨年9月に日本ジオパークに認定をされました三陸ジオパークの活用につきまして、市民への周知やガイド育成など、世界ジオパーク認定に向けて取り組んでまいります。 また、浄土ヶ浜におきましては、国と連携して第一駐車場付近の再整備を進めており、本年7月には新しい姿でお客様をお迎えすることができるようになります。 港湾振興につきましては、各種補助制度を生かした貨物集荷のポートセールスを行うとともに、客船誘致等にも努めてまいります。 なお、本年5月に「ぱしふぃっくびいなす」、7月には「にっぽん丸」の宮古港寄港が決定しており、「飛鳥Ⅱ」の誘致に向けましても積極的に取り組んでまいります。 次に、「安全で快適な生活環境づくり」につきましては、防災危機管理体制の充実強化を図るとともに、高齢者に重点を置いた交通安全、防犯対策、環境衛生の充実、循環型社会の形成に取り組んでまいります。 防災対策につきましては、緊急告知防災ラジオの導入により災害情報の即時伝達体制の強化を図るとともに、津波避難計画の策定等、総合的な防災対策を進めてまいります。 また、災害時に円滑な応急対策が実施できるよう、北海道苫小牧市との間で災害時総合援助協定の締結を進めてまいります。 消防団につきましては、被災した消防屯所の復旧を進めるとともに、団員の確保と活動環境の向上に努めてまいります。 安全な消費生活の確保につきましては、市民の消費生活の安心・安全を守るために、平成25年度に設置をした宮古市消費生活センターを核として、引き続き消費生活トラブル相談への対応や注意喚起情報の提供を行い、消費者保護の充実に取り組んでまいります。 上水道事業につきましては、安全・安心な水を提供するため、老朽管を更新するための調査設計を実施するとともに、公共下水道事業では、復興事業の進捗に合わせながら順次整備を進めてまいります。 市営の宮古市墓園につきましては、現在地での区画増設に向けて用地取得や測量設計などを実施し、整備を進めてまいります。 次に、「健康でふれあいのある地域づくり」につきましては、新たに策定いたします第2次いきいき健康宮古21プラン及び第2次宮古市食育推進計画、宮古市歯と口腔の健康づくり基本計画に基づき、生涯を通じて全ての人が生き生きと健康に暮らすまちを基本理念とし、互いに支え合い、住みなれた地域で自分の健康は自分でつくり、安心して生活できる「いきいき健康都市」を目指してまいります。 また、震災から間もなく3年を迎え、それに伴い起こり得る健康課題への対応など、被災された方々への心身の健康づくりを推進するとともに、高齢者が住みなれた地域で生き生きと暮らすことができるよう介護予防事業の拡充を図り、地域包括支援センターを中心とした総合的な支援をしてまいります。 インフルエンザ予防接種費用の助成につきましては、高齢者と1歳から中学3年生までを対象とするとともに、風疹予防接種を希望する夫婦などへの助成を実施してまいります。 医師等養成奨学資金制度を継続するとともに、診療所における医師体制の充実を図ってまいります。 子育て支援につきましては、民間の認定こども園整備を支援するなど、子ども・子育て支援新制度に向けた体制の充実を図ってまいります。 また、国民健康保険につきましては、被災者の医療費の一部負担金免除を本年12月まで延長するなど、引き続き加入者の医療の確保と健康増進の維持に努めてまいります。 次に、「交流と連携による地域づくり」につきましては、まちづくりの主体である地域自治組織、市民活動団体等に対する補助等の支援を実施することにより、震災から復興への取り組みを含めた市民活動の再生や活性化を図ってまいります。特に災害公営住宅を含めた被災地域のコミュニティの再構築に引き続き取り組んでまいります。あわせて、地域の課題解決のため、市民と行政が協働で行う提案事業を引き続き実施してまいります。 男女共同参画につきましては、意識の醸成や理念の浸透とともに、参画機会の拡大、団体等の活動の促進や相談事業に取り組んでまいります。 地域間交流につきましては、地域の個性や魅力を高めながら、近隣市町村及び姉妹都市等との連携、交流を推進してまいります。 次に、「個性を生かし未来を拓くひとづくり」につきましては、市民が生涯を通じて学び続けることができる生涯学習環境の充実や社会を生き抜くための生きる力を育む学校教育の充実のほか、スポーツ・レクリエーション、文化の振興を図ってまいります。 この詳細につきましては、後ほど宮古市教育行政方針で教育委員長から説明をさせていただきます。 次に、「新しいまちにふさわしい行財政運営の推進」につきましては、市民主権、市民自治のさらなる発展のために、自治基本条例に基づく参画と協働のまちづくりを進めてまいります。 行財政運営の効率化につきましては、平成25年度に作成する宮古市公共施設白書で明らかになった現有施設の実態を踏まえて、安全で快適な生活環境を支える公共施設の再配置、施設の機能集約、複合化、加えて管理運営の効率化を図るため、宮古市公共施設再配置計画基本計画の策定に向けて取り組んでまいります。 以上、平成26年度宮古市経営方針について説明をさせていただきました。 震災以降、この3年間で復旧・復興への道筋は整いつつあります。住まいの再建では、災害公営住宅などの工事に着手し、復興のつち音が聞こえてきております。今後、水産加工場などの水産施設、商店街及び事業所などの本設が進んでまいります。 また、津波からの防災性を高めるとともに、復興を先導する拠点市街地を形成するための津波防災拠点整備事業のさらなる加速を図ってまいります。このように見える形で一歩ずつではありますが、一つ一つ着実に取り組んでまいります。 さらに、本市では、宮古市、田老町、新里村の3市町村合併に伴い、地方自治法の規定に基づく地域自治区及び地域協議会を設置いたしてきております。また、宮古市と川井村との合併に伴い、川井地域も同様でございます。これらの設置を定める宮古市地域自治区条例及び宮古市地域創造基金の実施期間を定める宮古市地域創造基金取扱要綱が平成26年度末をもって失効いたします。以後の取り扱いにつきましては、今後の各地域の振興を見据え、各地域協議会の意見等を踏まえ協議をしてまいりたいと考えております。 私は、宮古市のあるべき姿として「安定した仕事を持って、子どもを幸せに育てられるまち」を掲げております。この実現のため、そして必ず復興をなし遂げるため、改革と挑戦の姿勢のもと、宮古市総合計画、復興計画を着実に実施し、三陸沿岸の中心都市「宮古」のまちづくりに全力で取り組んでまいる所存でございます。 「君子、時中す」。そのときその場にふさわしい手を打ち、あらゆる課題を克服し、進歩向上を図ってまいる所存でございます。 今議会には、平成26年度当初予算とともに、関係議案等いずれも宮古市の経営上、重要な案件を提出しております。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げ、経営方針の説明とさせていただきます。 大変ご清聴ありがとうございました。 ○議長(前川昌登君) これで宮古市経営方針についての説明を終わります。----------------------------------- △日程第4 平成26年度宮古市教育行政方針について ○議長(前川昌登君) 日程第4、平成26年度宮古市教育行政方針について教育委員会委員長の説明を求めます。 坂下教育委員長。     〔教育委員長 坂下昭弘君登壇〕 ◎教育委員長(坂下昭弘君) おはようございます。 それでは、平成26年宮古市議会3月定例会の開会に当たり、平成26年度の教育行政方針について申し上げます。 昨年度は、引き続き東日本大震災からの教育環境の再建について、最優先に取り組んでまいりました。一歩ずつではありますが、着実に復興への歩みを進めているところであります。 復旧・復興関連以外の教育行政の推進につきましては、宮古市総合計画における教育の基本施策である「生涯学習の推進」「学校教育の充実」「スポーツ・レクリエーションの振興」「文化の振興」を着実に進めてまいります。 また、「読書まち宮古」を一層推進するため、市民、特にも子供たちが読書に親しむ環境の充実を図ってまいります。 一方、東日本大震災の発生から3年を迎えようとしていることから、子供たちの心身のケアについては、これまで以上にきめ細かいケアに努めるとともに、生きる力に必要な確かな学力、豊かな心、健やかな体を育む取り組みを進めてまいります。 加えて、社会情勢や教育環境の変化などにより、従来にも増して教育委員会の果たすべき役割と責任が一層重要となっていることを認識するとともに、政策決定における透明性の確保と説明責任を果たすため、教育委員会議の審議内容の公開、周知に努めるほか、広報誌「教育委員会だより」を活用して、教育に関する情報の積極的な提供を図ってまいります。 以上の基本方針を踏まえ、平成26年度の教育施策の大要について申し上げます。 「生涯学習の推進」につきましては、関係機関や団体等と連携、協働し、市民が「いつでも・どこでも・誰でも」自分にふさわしい方法で、自由に学習機会を選択し、学習成果を生かすことができる環境づくりを進めてまいります。 推進体制の充実につきましては、宮古市生涯学習推進本部を中心とした全庁的な生涯学習推進体制を充実し、各種施策を実施するとともに、市民の自主的、自発的な学習活動を支援するため、生涯学習情報の発信や相談体制の充実を図り、学習内容に応じた適切な指導者や生涯学習ボランティアの派遣、紹介を行ってまいります。 被災した生涯学習施設の整備につきましては、鍬ヶ崎公民館と津軽石公民館の復旧事業を進めてまいります。 青少年の学習活動の支援につきましては、家庭、地域、学校と連携した体験学習や創作活動など、世代間交流を図る事業等を実施してまいります。 成人の学習活動の支援につきましては、高等教育機関や各種団体等と連携を図るとともに、みやこ市民カレッジニュースでの情報提供、高齢者が生きがいのある生活を楽しむための社会経験者大学の開設、学習成果の発表の機会としての公民館まつりや音楽芸能発表会等を実施してまいります。 家庭教育の支援につきましては、子供の発達段階に応じた各種講座の開設や親子が一緒に楽しめるイベントの実施など、各種の学習機会を提供してまいります。 地域コミュニティの再生支援につきましては、子供の安全な居場所を確保するための放課後子ども教室、地域で子供の学びを支援する学校支援地域本部事業を実施してまいります。 「読書まち宮古」の推進につきましては、宮古市子ども読書活動推進計画の基本方針「子どもたちが読書に親しむ環境づくり」に基づき、幼児期の心と言葉を育むブックスタート事業を継続実施するほか、市立図書館の図書の整備とともに、おはなし会等の開催を通じて、読書に親しむ機会の充実を図ってまいります。 また、移動図書館を運行して遠隔地や仮設住宅等の利用者への巡回貸し出しを実施することにより、市民の読書活動を支援してまいります。 「学校教育の充実」につきましては、生きる力を育む教育の一層の推進を図るとともに、児童・生徒の生きる力を育む目的で各種団体等が実施する事業についても、教育振興基金事業補助金制度により支援してまいります。 確かな学力を育む教育の推進につきましては、学力検査を小学校全学年と中学校1、2年生で実施して実態の分析を行うほか、中学校が連携して学力向上に向けての取り組みを行う中学校学力向上ネットワーク事業を実施してまいります。 豊かな心を育む教育の推進につきましては、道徳などで地域教材を開発し活用することにより、ふるさとに自信と誇りを持てる宮古市民を育成してまいります。 また、「読書まち宮古」の一層の推進を図るため、全ての小・中学校の図書標準充足率100%を維持するとともに、子ども読書活動支援事業で子ども読書活動支援員及び学校図書館支援員を増員することにより、学校、地域ボランティア及び市立図書館と連携した魅力ある学校図書館づくりを進めてまいります。 さらに、新里地区の4小学校と川井地域の5小学校がそれぞれ行っている交流学習、四つ葉の学校とつつじの学校を引き続き実施してまいります。 健やかな体を育む教育の推進につきましては、児童・生徒の体力向上のため、地域の指導者の活用や複数の中学校が合同で練習等を行う宮古・JHSパワーアップ作戦により、部活動の充実を図ってまいります。 特別支援教育の充実につきましては、障害のある児童・生徒の自立や社会参加に必要な力を培うため、引き続き特別支援教育支援員を配置するとともに、こども発達支援センターと連携しながら適切な支援に努めてまいります。 相談・支援体制の充実につきましては、不登校やいじめ等に関する教育相談体制の充実を図るほか、震災及び被災生活によるストレス等からくる児童・生徒の心身のケアについても、県が配置するスクールカウンセラーと密接な連携を図るとともに、指導主事、こども発達支援センター職員及び教育相談員で構成する子どものこころのケア学校支援チームが、教師、児童・生徒及び保護者に対する相談活動や学校での取り組みの支援を行い、より細やかなケアに努めてまいります。 教育環境の充実につきましては、教育の機会均等のため、就学支援や通学支援のほか、奨学金制度については平成26年4月から貸付額の増額と返済期間を延長することにより、高校や大学等への進学に対する支援の充実を図ってまいります。また、東日本大震災教育支援金制度により、東日本大震災で保護者を亡くした児童・生徒を継続して支援してまいります。 学校の適正配置につきましては、平成25年度に策定した宮古市立小・中学校適正配置実施計画に基づき、本年4月に鵜磯小学校及び千鶏小学校が重茂小学校に統合となるほか、川井地域及び新里地域の児童の教育環境改善のため、小学校の適正配置を進めてまいります。 学校施設につきましては、平成25年度で市内全ての小・中学校の校舎耐震化工事が完了したことから、今年度は非構造部材の耐震化に向けた調査を実施してまいります。 また、老朽化した山口小学校プール改築工事を実施するほか、赤前小学校屋内運動場及び第二中学校校舎の屋根改修工事を実施するなど、児童・生徒が安全で快適に学べる学校施設の整備を推進してまいります。 「スポーツ・レクリエーションの振興」につきましては、市民が明るく豊かで活力に満ちた生活を営むことができるよう、いつでも、どこでも気軽にスポーツ・レクリエーションに親しめる環境づくりを進めてまいります。 また、平成28年にいわて国体が開催されることから、希望郷いわて国体宮古市実行委員会を中心として、市民総参加のもと、大会成功に向けた取り組みと機運の醸成を図ってまいります。 推進体制の充実につきましては、財団法人宮古市体育協会、宮古市スポーツ推進委員、関係団体等と連携、協働により、各種大会の開催を支援するとともに、指導者の育成に努めてまいります。また、ニュースポーツ講習会の開催などを通じて、生涯スポーツの推進を図ってまいります。 活動機会の提供につきましては、学校施設開放事業により身近に活動できる場の提供を図るとともに、各種スポーツ・レクリエーション団体への支援を行ってまいります。 また、スポーツチャレンジ事業の開催などを通じて、子供たちが自由に運動できる場や機会の提供を行ってまいります。 選手の育成強化につきましては、スポーツ選手育成強化支援事業を継続実施するとともに、いわて国体の開催に対応するため、宮古市開催競技に対する支援充実を図ってまいります。 スポーツ環境の整備につきましては、被災したリアスハーバー宮古の浮き桟橋施設や田老野球場について、災害復旧事業に着手するとともに、宮古運動公園につきましても赤前地区での整備を目指してまいります。 また、小山田テニスコートの改修工事を行うほか、ほかの体育施設につきましても、適正な維持管理に努め、利用者の利便性向上に努めてまいります。 「文化の振興」につきましては、市民の心の癒しと安らぎのため、芸術文化の鑑賞の機会を提供するとともに、市民文化会館の復旧整備を行います。また、宮古の文化遺産を後世に伝えるため、文化財の調査研究と保存、活用を行うとともに、復興に伴う埋蔵文化財の発掘調査を重点的に実施してまいります。 芸術文化の推進につきましては、被災した宮古市民文化会館の年内供用開始を目指し復旧整備を行い、市民の文化活動の一層の推進を図ってまいります。 また、芸術文化活動の振興のため、宮古市芸術文化協会や宮古市郷土芸能団体連絡協議会への支援を行うとともに、民族芸能の伝承活動の推進を図ってまいります。 文化財の保護と活用につきましては、貴重な文化財を後世に伝えていくため、ふるさと博物館企画展、古代の鉄づくり体験講座、チョウセンアカシジミ観察会等を実施し、文化財の学習機会を提供してまいります。 また、北上山地民俗資料館では、国指定重要有形民俗文化財を初めとする有形民俗資料の展示、公開、保存、整理を行うとともに、民俗資料の体験的活用を目的とした小国分館を公開し、企画展等を開催してまいります。 埋蔵文化財につきましては、震災復興に伴う発掘調査を重点的に実施するとともに、調査内容を市民に周知するため、遺跡調査報告会を開催してまいります。 国指定史跡崎山貝塚につきましては、縄文の森公園整備事業として、史跡公園の園地整備及び出張所、公民館と展示収蔵施設を一体化した複合施設の建設を行ってまいります。 また、史跡の積極的な活用を図るため、縄文まつりや体験学習授業を実施してまいります。 市史の継承につきましては、川井地区等の近世資料を収集、整理するとともに、東日本大震災の記憶伝承プロジェクト事業として「東日本大震災宮古市の記録(第2巻)」の刊行に向け、震災資料の収集、調査を行ってまいります。 以上、平成26年度の教育行政方針について申し上げました。 今年度も引き続き、東日本大震災からの教育環境の再建と子供たちの生きる力を育む取り組みを一層推進するなど、各種施策に取り組んでまいりますので、議員各位と市民の皆様のご理解とご協力を賜りますよう心からのお願いを申し上げます。 以上で終了いたします。 ○議長(前川昌登君) これで宮古市教育行政方針についての説明を終わります。-----------------------------------
    △日程第5 報告第1号 高浜地区東日本大震災復興団地工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について △日程第6 報告第2号 金浜地区東日本大震災復興団地工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について △日程第7 報告第3号 赤前地区(赤前上地区)東日本大震災復興団地工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について △日程第8 報告第4号 赤前地区(釜ヶ沢地区)東日本大震災復興団地工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について ○議長(前川昌登君) 日程第5、報告第1号 高浜地区東日本大震災復興団地工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分についてから日程第8、報告第4号 赤前地区(釜ヶ沢地区)東日本大震災復興団地工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分についてまでの4件は、同じ都市整備部にかかわる案件でございますので、一括議題とします。 内容の説明を求めます。 高峯都市整備部長。     〔都市整備部長 高峯聡一郎君登壇〕 ◎都市整備部長(高峯聡一郎君) お手元の報告第1号をごらんください。 報告第1号 高浜地区東日本大震災復興団地工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について説明いたします。 本報告は、平成25年12月4日に議会の議決を経ました高浜地区東日本大震災復興団地工事の請負に関し、その契約金額の変更について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定に基づき専決処分をしたことから、同条第2項の規定により報告するものでございます。 専決処分をした日は平成26年1月28日、変更前の契約金額は6億631万2,000円、変更後の契約金額は6億1,045万7,040円です。これは414万5,040円の増額となります。 契約金額の変更理由は、高浜地区東日本大震災復興団地工事において、工事請負契約締結後における単価適用年月変更の運用基準に基づき契約金額を変更したものです。 平成26年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 変更の概要につきまして説明いたしますので、裏面の報告1-2ページをお開き願います。 工事名は、高浜地区東日本大震災復興団地工事。 工事場所、工期、請負者につきましては、昨年12月4日の市議会定例会にて議決をいただきましたとおりで、変更はございません。 変更内容は、工事請負契約締結後における単価適用年月変更の運用基準に基づき、設計単価を平成25年10月適用のものから同年12月適用のものに変更したもので、具体的には、軽油の単価が1リットル当たり121円から128円に、ガソリンの単価が1リットル当たり141円から148円に、鉄筋工の単価が1t当たり6万6,000円から7万円に、鉄筋コンクリート用棒鋼が1t当たり5万5,200円から6万950円にそれぞれ変更したことによるものです。 なお、数量、図面及び仕様書に変更はございません。 次に、変更の内訳について説明申し上げます。 対象資材等の数量は、軽油は39万8,679リットルで279万474円の増額です。ガソリンは148リットルで1,036円の増額です。鉄筋工は0.2tで800円の増額です。鉄筋コンクリート用棒鋼は0.01tで57円の増額です。 対象資材等の価格は、変更前が4,826万9,951円、変更後が5,106万2,318円となり、279万2,367円の増額となります。 対象資材等以外の価格と全体の諸経費、消費税等は、変更前が5億5,804万2,049円、変更後が5億5,939万4,722円となり、135万2,673円の増額となります。 契約額は、変更前が6億631万2,000円、変更後が6億1,045万7,040円となり、414万5,040円の増額となります。 変更内容は以上でございます。 続きまして、お手元の報告第2号をごらんください。 報告第2号 金浜地区東日本大震災復興団地工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について説明いたします。 本報告は、平成25年12月4日に議会の議決を経ました金浜地区東日本大震災復興団地工事の請負に関し、その契約金額の変更について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定に基づき専決処分をしたことから、同条第2項の規定により報告するものでございます。 専決処分をした日は平成26年1月28日、変更前の契約金額は7億3,375万2,000円、変更後の契約金額は7億3,839万600円です。これは463万8,600円の増額となります。 契約金額の変更理由は、金浜地区東日本大震災復興団地工事において、工事請負契約締結後における単価適用年月変更の運用基準に基づき契約金額を変更したものです。 平成26年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 変更の概要につきまして説明いたしますので、裏面の報告2-2ページをお開き願います。 工事名は、金浜地区東日本大震災復興団地工事。 工事場所、工期、請負者につきましては、昨年12月4日の市議会定例会にて議決をいただきましたとおりで、変更はございません。 変更内容は、工事請負契約締結後における単価適用年月変更の運用基準に基づき、設計単価を平成25年10月適用のものから同年12月適用のものに変更したもので、具体的には、軽油の単価が1リットル当たり121円から128円に、ガソリンの単価が1リットル当たり141円から148円に、鉄筋工の単価が1t当たり6万6,000円から7万円に、鉄筋コンクリート用棒鋼が1t当たり5万5,200円から6万950円にそれぞれ変更したことによるものです。 なお、数量、図面及び仕様書に変更はございません。 次に、変更の内訳についてご説明申し上げます。 対象資材等の数量は、軽油は41万8,089リットルで292万6,330円の増額です。ガソリンは269リットルで1,883円の増額です。鉄筋工は49.703tで19万8,792円の増額です。鉄筋コンクリート用棒鋼は0.084tで483円の増額です。 対象資材等の価格は、変更前が5,390万6,341円、変更後が5,703万3,829円となり、312万7,488円の増額となります。 対象資材等以外の価格と全体の諸経費、消費税等は、変更前が6億7,984万5,659円、変更後が6億8,135万6,771円となり、151万1,112円の増額となります。 契約額は、変更前が7億3,375万2,000円、変更後が7億3,839万600円となり、463万8,600円の増額となります。 変更内容は以上でございます。 続きまして、お手元の報告第3号をごらんください。 報告第3号 赤前地区(赤前上地区)東日本大震災復興団地工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について説明いたします。 本報告は、平成25年12月13日に議会の議決を経ました赤前地区(赤前上地区)東日本大震災復興団地工事の請負に関し、その契約金額の変更について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定に基づき専決処分をしたことから、同条第2項の規定により報告するものでございます。 専決処分をした日は平成26年1月30日、変更前の契約金額は2億5,189万9,200円、変更後の契約金額は2億5,238万880円です。これは48万1,680円の増額となります。 契約金額の変更理由は、赤前地区(赤前上地区)東日本大震災復興団地工事において、工事請負契約締結後における単価適用年月変更の運用基準に基づき契約金額を変更したものです。 平成26年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 変更の概要につきまして説明いたしますので、裏面の報告3-2ページをお開き願います。 工事名は、赤前地区(赤前上地区)東日本大震災復興団地工事。 工事場所、工期、請負者につきましては、昨年12月13日の市議会定例会にて議決をいただきましたとおりで、変更はございません。 変更内容は、工事請負契約締結後における単価適用年月変更の運用基準に基づき、設計単価を平成25年10月適用のものから同年12月適用のものに変更したもので、具体的には、軽油の単価が1リットル当たり121円から128円に、ガソリンの単価が1リットル当たり141円から148円にそれぞれ変更したことによるものです。 なお、数量、図面及び仕様書に変更はございません。 次に、変更の内訳について説明申し上げます。 対象資材等の数量は、軽油は4万4,658リットルで31万2,598円の増額です。ガソリンは91リットルで637円の増額です。 対象資材等の価格は、変更前が541万6,309円、変更後が572万9,544円となり、31万3,235円の増額となります。 対象資材等以外の価格と全体の諸経費、消費税等は、変更前が2億4,648万2,891円、変更後が2億4,665万1,336円となり、16万8,445円の増額となります。 契約額は、変更前が2億5,189万9,200円、変更後が2億5,238万880円となり、48万1,680円の増額となります。 変更内容は以上でございます。 最後に、お手元の報告第4号をごらんください。 報告第4号 赤前地区(釜ヶ沢地区)東日本大震災復興団地工事の請負契約の契約金額の変更に係る専決処分について説明いたします。 本報告は、平成25年12月13日に議会の議決を経ました赤前地区(釜ヶ沢地区)東日本大震災復興団地工事の請負に関し、その契約金額の変更について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定に基づき専決処分をしたことから、同条第2項の規定により報告するものでございます。 専決処分をした日は平成26年1月30日、変更前の契約金額は1億9,429万2,000円、変更後の契約金額は1億9,501万3,440円です。これは72万1,440円の増額となります。 契約金額の変更理由は、赤前地区(釜ヶ沢地区)東日本大震災復興団地工事において、工事請負契約締結後における単価適用年月変更の運用基準に基づき契約金額を変更したものです。 平成26年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 変更の概要につきまして説明いたしますので、裏面の報告4-2ページをお開き願います。 工事名は、赤前地区(釜ヶ沢地区)東日本大震災復興団地工事。 工事場所、工期、請負者につきましては、昨年12月13日の市議会定例会にて議決をいただきましたとおりで、変更はございません。 変更内容は、工事請負契約締結後における単価適用年月変更の運用基準に基づき、設計単価を平成25年10月適用のものから同年12月適用のものに変更したもので、具体的には、軽油の単価が1リットル当たり121円から128円に、ガソリンの単価が1リットル当たり141円から148円にそれぞれ変更したことによるものです。 なお、数量、図面及び仕様書に変更はございません。 次に、変更の内訳について説明申し上げます。 対象資材等の数量は、軽油は6万6,405リットルで46万4,651円の増額です。ガソリンは100リットルで700円の増額です。 対象資材等の価格は、変更前が804万5,929円、変更後が851万1,280円となり、46万5,351円の増額となります。 対象資材等以外の価格と全体の諸経費、消費税等は、変更前が1億8,624万6,071円、変更後が1億8,650万2,160円となり、25万6,089円の増額となります。 契約額は、変更前が1億9,429万2,000円、変更後が1億9,501万3,440円となり、72万1,440円の増額となります。 変更内容は以上でございます。 以上、ご報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 本件については議会が委任している事項でございますが、何かございますか。 高橋秀正君。 ◆21番(高橋秀正君) 高橋です。 議案には賛成なんですが、ちょっと私の認識不足かもしれませんが、教えてほしいんですが、報告1号、報告2号の裏面なんですが、鉄筋工と鉄筋コンクリート用棒鋼、200kgあるいは10kg、片一方は49t幾ら、84kgという、この分けている関係を教えてください。 ○議長(前川昌登君) 盛合都市計画課長。 ◎都市計画課長(盛合光成君) お答えいたします。 この鉄筋工、一番下の欄の鉄筋コンクリート用棒鋼でございますが、これは全てが価格が上がっているわけではなくて、ある特定のものだけが上がっているというふうに聞いております。それで、こういうふうな形で上げているということです。 ○議長(前川昌登君) ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) なければ、本件はこれで終わります。----------------------------------- △日程第9 報告第5号 公用車の事故に関する専決処分について ○議長(前川昌登君) 日程第9、報告第5号 公用車の事故に関する専決処分についてを議題とします。 内容の説明を求めます。 佐藤教育部長。     〔教育部長 佐藤廣昭君登壇〕 ◎教育部長(佐藤廣昭君) 公用車の事故に関する専決処分について、読み上げて報告いたします。 報告第5号 公用車の事故に関する専決処分について。 公用車の事故に関する損害賠償に関し、その損害賠償の額の決定及びこれに伴う和解について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定に基づき、次のとおり専決処分したから、同条第2項の規定により報告する。 1、専決処分した年月日。 平成26年2月3日。 2、損害賠償の相手方。 記載のとおりでございます。 3、損害賠償の額。 8万2,530円。 4、和解の内容。 (1)本件事故に関し宮古市は、損害賠償金として相手方に対し上記金額を支払う。 (2)上記金額のほか、宮古市及び相手方は、本件に関し、裁判上または裁判外において、一切異議、請求の申し立てをしないものとする。 5、損害賠償の原因。 平成25年12月4日午後3時35分ごろ、市道女遊戸1号線起点付近の下り坂を走行中、相手方の大型バスと対向したため、公用車を左側に幅寄せし走行しようとした際、左側のり面に乗り上げ、車両が大型バス側に傾き接触し、右サイドパネルを損傷させたものであります。 平成26年2月17日、宮古市長、山本正徳。 なお、車両の運転に際しましては、道路交通法規の遵守や安全運転の励行を徹底いたしまして、今後とも交通事故の防止に努めてまいります。 以上、報告いたします。 失礼いたしました。お配りの報告のほうの年月日が狂っておりまして、26年でございます。失礼いたしました。 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 本件については議会が委任している事項でございますが、何かございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) なければ、本件はこれで終わります。----------------------------------- △日程第10 議案第1号 平成26年度宮古市一般会計予算 △日程第11 議案第2号 平成26年度宮古市国民健康保険事業勘定特別会計予算 △日程第12 議案第3号 平成26年度宮古市国民健康保険診療施設勘定特別会計予算 △日程第13 議案第4号 平成26年度宮古市後期高齢者医療特別会計予算 △日程第14 議案第5号 平成26年度宮古市介護保険事業特別会計予算 △日程第15 議案第6号 平成26年度宮古市介護保険サービス事業勘定特別会計予算 △日程第16 議案第7号 平成26年度宮古市農業集落排水事業特別会計予算 △日程第17 議案第8号 平成26年度宮古市漁業集落排水事業特別会計予算 △日程第18 議案第9号 平成26年度宮古市浄化槽事業特別会計予算 △日程第19 議案第10号 平成26年度宮古市魚市場事業特別会計予算 △日程第20 議案第11号 平成26年度宮古市墓地事業特別会計予算 △日程第21 議案第12号 平成26年度宮古市川井地域バス事業特別会計予算 △日程第22 議案第13号 平成26年度宮古市山口財産区特別会計予算 △日程第23 議案第14号 平成26年度宮古市千徳財産区特別会計予算 △日程第24 議案第15号 平成26年度宮古市重茂財産区特別会計予算 △日程第25 議案第16号 平成26年度宮古市刈屋財産区特別会計予算 △日程第26 議案第17号 平成26年度宮古市水道事業会計予算 △日程第27 議案第18号 平成26年度宮古市下水道事業会計予算 △日程第28 議案第19号 宮古市職員定数条例の一部を改正する条例 △日程第29 議案第20号 宮古市津波遺構保存基金条例 △日程第30 議案第21号 宮古市手数料条例の一部を改正する条例 △日程第31 議案第22号 宮古市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例 △日程第32 議案第23号 宮古市都市下水路条例の一部を改正する条例 △日程第33 議案第24号 宮古市高齢者コミュニティセンター条例の一部を改正する条例 △日程第34 議案第25号 消費税率及び地方消費税率の引上げに伴う関係条例の整備に関する条例 ○議長(前川昌登君) 日程第10、議案第1号 平成26年度宮古市一般会計予算から日程第34、議案第25号 消費税率及び地方消費税率の引上げに伴う関係条例の整備に関する条例までの25件について、一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 坂下総務企画部長。     〔総務企画部長兼上下水道部長 坂下 昇君登壇〕 ◎総務企画部長兼上下水道部長(坂下昇君) ただいま提案になりました議案第1号から議案第18号までの平成26年度宮古市一般会計ほか各特別会計及び公営企業会計の予算につきまして、その概要をお手元の平成26年度予算に関する説明資料によりご説明申し上げますので、1ページをお開き願います。 表、第1表の平成26年度の予算集計表の(B)欄をごらん願います。 最初に、(1)一般会計の平成26年度当初予算額は511億7,700万円で、25年度当初予算額と比較し343億800万円、40.1%の減額となるものでございます。 なお、一般会計歳入歳出予算の内容につきましては、後ほどご説明いたします。 次に、(2)は15の特別会計の当初予算総額で、165億6,380万6,000円を計上するものでございます。 最初に、国民健康保険事業勘定特別会計予算は、保険給付費後期高齢者支援金及び介護納付金の減額などにより、80億5,269万8,000円を計上するものでございます。 次に、国民健康保険診療施設勘定特別会計予算は6億387万円を計上するものでございます。 後期高齢者医療特別会計予算は5億5,369万9,000円を計上するものでございます。 介護保険事業特別会計予算は、介護サービス給付費の増額などにより、68億7,323万9,000円を計上するものでございます。 介護保険サービス事業勘定特別会計予算は920万1,000円を計上するものでございます。 農業集落排水事業特別会計予算は3,036万2,000円、漁業集落排水事業特別会計予算は6,122万3,000円、浄化槽事業特別会計予算は2億8,915万4,000円を計上するものでございます。 魚市場事業特別会計予算は5,499万円を計上するものでございます。 墓地事業特別会計予算は、墓地拡張事業費の計上により、1,959万円を計上するものでございます。 川井地域バス事業特別会計予算は1,391万4,000円を計上するものでございます。 山口財産区特別会計予算は26万5,000円、千徳財産区特別会計予算は26万5,000円、重茂財産区特別会計予算は6万5,000円、刈屋財産区特別会計予算は127万1,000円を計上するものでございます。 以上が特別会計予算でございます。 次に、(3)の公営企業会計は2つの企業会計で64億3,172万3,000円を計上するものでございます。 最初に、水道事業会計予算は、水道施設の災害復旧事業費や老朽管更新事業費などの増額により、30億6,117万9,000円を計上するものでございます。 次に、下水道事業会計予算は、浸水対策事業費などの増額により、33億7,054万4,000円を計上するものでございます。 以上、一般会計、特別会計及び公営企業会計を合わせまして18会計の平成26年度当初予算の総額は、741億7,252万9,000円を計上するものでございます。 次に、2ページをお開き願います。 この表は一般会計の歳入の款別の予算を掲げております。表の中央の平成26年度の予算額をごらん願います。 1款市税49億8,585万7,000円は、収入見込みにより計上するものでございます。 次の2款地方贈与税2億5,300万円から10款地方交付税160億57万5,000円までは、それぞれ国の地方財政計画などに基づいて計上するものでございます。 11款交通安全対策特別交付金900万円から13款使用料及び手数料3億3,317万5,000円までは、収入見込みを計上するものでございます。 14款国庫支出金94億2,448万6,000円及び15款県支出金49億3,545万2,000円は、各事務事業に充当いたします収入見込みを計上するものでございます。 16款財産収入8億6,683万9,000円は、震災関連事業に係る土地売り払いなどの収入見込みを計上するものでございます。 17款寄附金は整理科目でございます。 18款繰入金は各基金からの繰り入れで、94億6,552万円を計上するものでございます。 19款繰越金は整理科目でございます。 20款諸収入7億7,655万8,000円は、収入見込みを計上するものでございます。 21款市債は31億3,060万円で、投資的経費に充当いたします市債のほか、臨時財政対策債を計上するものでございます。 以上が一般会計歳入の概要でございます。 次に、3ページをごらん願います。 この表は一般会計の歳出の款別の予算額を掲げております。中央の平成26年度の予算額をごらん願います。 1款議会費は2億6,639万円で、主なものは、議員報酬及び職員の人件費でございます。 2款総務費は142億1,411万6,000円で、主なものは、徴税、戸籍、選挙等事務経費のほか、都市再生区画整理事業費や防災集団移転促進事業費、被災者住宅再建支援事業費、復興業務に当たる派遣職員費及び仮設住宅の管理費など、震災対応経費を計上するものでございます。 3款民生費は87億9,184万1,000円で、主なものは、児童手当給付費、生活保護費、保育所等運営費、国保、介護保険などの特別会計に対する繰出金、後期高齢者医療広域連合に対する負担金などのほか、災害弔慰金や災害援護資金貸付金など、震災対応経費を計上するものでございます。 4款衛生費は22億7,468万6,000円で、主なものは、各種健康診査及び予防接種の経費や清掃に係る宮古地区広域行政組合負担金などのほか、被災者の健康相談や訪問指導経費、放射能対策事業費など、震災対応経費を計上するものでございます。 5款労働費は3億4,902万円で、主なものは、労働者の生活資金等預託金に加え、東日本大震災に伴う雇用環境の悪化に対する緊急対策として震災復興緊急雇用対策事業費を計上するものでございます。 6款農林水産業費は15億1,500万6,000円で、主なものは、農林水産業振興事業費、国土調査事業費、特別会計の農業及び漁業集落排水事業、魚市場事業への繰出金などのほか、復興住宅地域木材利用促進事業費、水産業共同利用施設復興整備事業費や漁業集落防災機能強化事業費など、震災対応経費を計上するものでございます。 7款商工費は10億3,390万8,000円で、主なものは、商工業及び観光の振興事業費、中小企業振興対策預託金などのほか、震災復興中小企業者支援事業費や観光宣伝事業費など、震災対応経費を計上するものでございます。 8款土木費は53億6,057万7,000円で、主なものは、道路整備事業費、土地区画整理事業費及び公営住宅整備事業費などのほか、復興地域道路整備事業費、災害公営住宅整備事業費及び下水道会計の復興事業に係る繰出金など、震災対応経費を計上するものでございます。 9款消防費は14億9,549万7,000円で、主なものは、宮古地区広域行政組合負担金や消防ポンプ自動車整備費、各分団の運営費などのほか、防災ラジオ導入事業費、津波避難計画等策定事業費や仮設消防屯所設置事業費など、震災対応経費を計上するものでございます。 10款教育費は35億3,497万1,000円で、主なものは、小・中学校を初めとした各教育施設の管理運営費、小学校校舎の改築費などのほか、被災児童・生徒に対する就学援助事業費や教育支援金事業費、復興関連発掘調査事業費、復興関連埋蔵文化財収蔵施設整備事業費などの震災対応経費を計上するものでございます。 11款災害復旧費は82億5,090万7,000円で、主なものは、漁港や保育所、市民文化会館、消防防災施設などの災害復旧事業費を計上するものでございます。 12款公債費は40億4,008万円で、長期債元利償還金を計上するものでございます。 13款諸支出金は整理科目でございます。 14款予備費は5,000万円を計上するものでございます。 以上が一般会計歳出の概要でございます。 平成26年度の当初予算は、復興計画における震災以前の活力を取り戻す取り組みを行う再生期に入ることから、復旧・復興を重点的に進める予算編成を行ったところでございます。 以上が平成26年度一般会計並びに各特別会計及び公営企業会計の予算の概要でございます。 次に、予算に関連いたします条例案の概要をご説明いたします。 議案集(1)の2分冊の1、19-1ページをお開き願います。 議案第19号 宮古市職員定数条例の一部を改正する条例でございますが、東日本大震災からの復興事業の進捗に伴い、市長の事務部局の職員の定数を増加しようとするものでございます。 次に、20-1ページをお開き願います。 議案第20号 宮古市津波遺構保存基金条例でございますが、東日本大震災による津波遺構を保存及び活用する経費に充てるため、津波遺構保存基金を設置しようとするものでございます。 次に、21-1ページをお開き願います。 議案第21号 宮古市手数料条例の一部を改正する条例でございますが、岩石及び砂利の採取計画の認可申請等に係る手数料並びに低炭素建築物新築等計画の認定申請等に係る手数料の額を改正するとともに、新たに国土調査成果及び公共基準点成果の交付に係る手数料を徴収するため、手数料の額を定めるほか、所要の整備をしようとするものでございます。 次に、22-1ページをお開き願います。 議案第22号 宮古市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例でございますが、道路法施行令の改正並びに消費税率及び地方消費税率の引き上げに伴い占用料の額を改定するとともに、道路法の改正に伴う所要の改正をしようとするものでございます。 次に、23-1ページをお開き願います。 議案第23号 宮古市都市下水路条例の一部を改正する条例でございますが、道路法施行令の改正並びに消費税率及び地方消費税率の引き上げに伴い占用料の額を改定しようとするものでございます。 次に、24-1ページをお開き願います。 議案第24号 宮古市高齢者コミュニティセンター条例の一部を改正する条例でございますが、田老高齢者コミュニティセンターを廃止するとともに、消費税率及び地方消費税率の引き上げに伴い使用料の額を改定しようとするものでございます。 次に、25-1ページをお開き願います。 議案第25号 消費税率及び地方消費税率の引上げに伴う関係条例の整備に関する条例でございますが、消費税率及び地方消費税率の引き上げに伴い使用料等の額を改定するとともに、所要の整備をしようとするものでございます。 以上が予算に関連いたします条例案の概要でございますが、議案第1号から議案第18号までの各会計予算とあわせまして、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案の説明とさせていただきます。 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 △資料 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。----------------------------------- △日程第35 予算等特別委員会の設置について ○議長(前川昌登君) 日程第35、予算等特別委員会の設置についてを議題とします。 お諮りします。 ただいま提案になりました議案第1号 平成26年度宮古市一般会計予算から議案第25号 消費税率及び地方消費税率の引上げに伴う関係条例の整備に関する条例までの25件については、議長を除く議員全員で構成する予算等特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、本件につきましては、議長を除く議員全員で構成する予算等特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することになりました。 正副委員長互選のため、暫時休憩します。     午前11時41分 休憩     午後1時00分 再開 ○議長(前川昌登君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中に予算等特別委員会を開き、正副委員長の互選を行った結果、委員長に茂市敏之君、副委員長に佐々木勝君が選任されましたので、報告します。----------------------------------- △日程第36 議案第26号 宮古市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(前川昌登君) 日程第36、議案第26号 宮古市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 坂下総務企画部長。     〔総務企画部長兼上下水道部長 坂下 昇君登壇〕 ◎総務企画部長兼上下水道部長(坂下昇君) 議案集(1)の2分冊の2、26-1ページをお開き願います。 議案第26号 宮古市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、大規模災害からの復興に関する法律が平成25年6月に制定されたことに伴い、今後発生が懸念される大規模災害に備え、迅速に地方公共団体の復興計画の作成が可能となるよう本法律に基づく職員派遣が規定されたことから、当該職員に対して災害派遣手当を支給する改正を行うとともに、所要の整備をしようとするものでございます。 なお、現在、宮古市に派遣されている職員につきましては、東日本大震災に係る復旧事業に従事するため地方自治法の規定に基づき派遣されておりますことから、災害対策基本法の規定により災害派遣手当を支給しているものでございます。 次に、附則でございますが、この条例の施行日を公布の日からとするものでございます。 以上が条例案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 平成26年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、大規模災害からの復興に関する法律の施行に伴い、災害派遣手当の支給の対象となる職員の範囲を拡大するとともに、所要の整備をしようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 これより議案第26号に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 質疑はないようですので、これから討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第37 議案第27号 宮古市営住宅条例の一部を改正する条例 ○議長(前川昌登君) 日程第37、議案第27号 宮古市営住宅条例の一部を改正する条例を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 高峯都市整備部長。     〔都市整備部長 高峯聡一郎君登壇〕 ◎都市整備部長(高峯聡一郎君) 議案集(1)、2分冊の2の27-1ページをお開き願います。 議案第27号 宮古市営住宅条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本案は、高浜地区及び近内地区において災害公営住宅を設置することから、新たな住宅を条例に定めるとともに、福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律(平成25年法律第12号)の施行に伴う所要の整備を行うことについて、議会の議決を求めるものでございます。 改正案の内容についてご説明いたします。 第6条は、福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律(平成25年法律第12号)の施行に伴い、第20条を第29条に改正するものでございます。 別表は、高浜地区及び近内地区において設置する災害公営住宅を新たに規定するものでございます。 この条例は、公布の日から起算して3カ月を超えない範囲において規則で定める日から施行いたしますが、表の1の項の改正部分は、公布の日から施行するものでございます。 以上が条例案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 平成26年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、高浜災害住宅及び近内災害住宅を設置するとともに、所要の整備をしようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 よろしくご審議くださるようお願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 これより議案第27号に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 質疑はないようですので、これから討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 討論はないようですので、直ちにお諮りいたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第38 議案第28号 宮古市火葬場条例の一部を改正する条例 ○議長(前川昌登君) 日程第38、議案第28号 宮古市火葬場条例の一部を改正する条例を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 中坪田老総合事務所長。     〔田老総合事務所長 中坪清見君登壇〕 ◎田老総合事務所長(中坪清見君) 議案集(1)、2分冊の2、28-1ページをお開き願います。 議案第28号 宮古市火葬場条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本条例案は、老朽化に伴う故障により使用できなくなっている宮古市田老火葬場を廃止しようとするものでございます。 改正の内容につきましては、第2条の宮古市田老火葬場の名称及び位置を削除するとともに、第6条別表に定める使用料のうち、宮古市田老火葬場に係る分を削除するものでございます。 なお、改正条例の施行日は、公布の日からとするものでございます。 以上が条例改正の主な内容ですが、議案の朗読は省略させていただきます。 平成26年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、宮古市田老火葬場を廃止しようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 これより議案第28号に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 質疑はないようですので、これから討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第39 議案第29号 宮古市下水道条例等の一部を改正する条例 ○議長(前川昌登君) 日程第39、議案第29号 宮古市下水道条例等の一部を改正する条例を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 坂下上下水道部長。     〔総務企画部長兼上下水道部長 坂下 昇君登壇〕 ◎総務企画部長兼上下水道部長(坂下昇君) 議案集(1)の2分冊の2、29-1ページをお開き願います。 議案第29号 宮古市下水道条例等の一部を改正する条例についてご説明いたします。 本案は、公共下水道集落排水処理施設及び市営浄化槽の使用の態様の変更に係る届け出を義務づけるとともに、当該届け出義務を怠ったものに対する罰則を設けようとするものでございます。 今回の改正は、全国的な事例として水道水以外の水を下水道管へ排出するに当たり、その量を過少に見せるなど不正な事例が見受けられたことから、国土交通省より適正な下水道料金の確保を図る観点からも必要な措置を講ずるよう通知があったことによるものでございます。 それでは、条例案の内容についてご説明いたします。 本条例案は、改正の対象となる宮古市下水道条例、宮古市集落排水処理施設条例及び宮古市営浄化槽条例について、一括して改正しようとするものでございます。 第1条から第3条までそれぞれの条例を改正するものでありますが、公共下水道、集落排水処理施設及び市営浄化槽の使用者が、水道水以外の水を排除することとなったとき、水道水以外の水を使用するための設備の変更など使用の態様の変更があったときは、遅滞なくその旨を市長に届け出ることを義務づけるとともに、当該届け出を怠った場合などについて、5万円以下の過料に処するとするものでございます。 なお、29-2ページになりますが、第3条の宮古市営浄化槽条例につきましては、当該条例の規定に基づく市長の命令に違反した場合、5万円以下の過料に処する包括的な規定があることから、罰則規定の改正は行わないものでございます。 次に、附則でございますが、この条例の施行日を平成26年4月1日からとするものでございます。 以上が条例案の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 平成26年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、公共下水道、集落排水処理施設及び市営浄化槽の使用の態様変更に係る届け出を義務づけるとともに、当該届け出義務を怠った者に対する罰則を設けようとするものである。これが、この条例案を提出する理由でございます。 よろしくご審議くださるようお願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 これより議案第29号に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 質疑はないようですので、これから討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第40 議案第30号 重茂里地区東日本大震災復興団地造成(2期)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて ○議長(前川昌登君) 日程第40、議案第30号 重茂里地区東日本大震災復興団地造成(2期)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 佐藤産業振興部長。     〔産業振興部長 佐藤日出海君登壇〕 ◎産業振興部長(佐藤日出海君) 議案集(1)の2分冊の2、30-1ページをお開き願います。 議案第30号 重茂里地区東日本大震災復興団地造成(2期)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてご説明申し上げます。 この議案は、漁業集落防災機能強化事業で行う重茂里地区東日本大震災復興団地造成(2期)工事の請負契約の締結に当たり、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第5号及び宮古市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(平成17年宮古市条例第52号)第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 工事名は、重茂里地区東日本大震災復興団地造成(2期)工事です。 工事場所は、宮古市重茂第1地割地内です。 契約金額は、1億9,907万6,400円です。 請負者は、住所、宮古市刈屋第10地割5番地1、名称、株式会社小山田組、代表取締役、高橋良一でございます。 この工事の入札は、1月28日、指名競争入札で行った結果、1社が応札し、株式会社小山田組に落札となったものです。落札率は99.99%、完成は平成26年11月4日を予定しております。 次に、工事の概要についてご説明いたしますので、30-2ページをお開き願います。 主な工事内容につきましてご説明いたします。 団地の造成区画数は16区画で、80坪2区画、100坪3区画、150坪6区画、210坪5区画と災害公営住宅用地331坪を造成いたします。 工事の種類は、掘削工(土砂)3,320立方メートル、掘削工(軟岩)1,890立方メートル、盛り土工20立方メートル、残土処理工5,190立方メートル、のり面工300㎡、擁壁工395mです。 団地内道路として、幅員7.0mの道路157.3m、幅員6.0mの道路439m、また、防火水槽1基、水道管623m、下水道管412mを整備いたします。 別紙の資料1で位置図と資料2で土地利用計画図を添付しておりますので、ご参照願います。 以上が本議案に係る工事の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 30-1ページにお戻り願います。 平成26年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、重茂里地区東日本大震災復興団地造成(2期)工事の請負契約を締結しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 これより議案第30号に対する質疑を行います。 高橋秀正君。 ◆21番(高橋秀正君) 高橋です。 議案には賛成なんですが、漁集には賛成なんですが、教えてください。30-2ページなんですが、まず下のほう、水道管623m、これは何ぼの径のやつを入れるのか、下水管は何ぼの径を入れるんだか教えてください。 ○議長(前川昌登君) 伊藤水産課長。 ◎水産課長(伊藤孝雄君) 大変申しわけございません。今それらに対する資料をちょっと持ち合わせておりませんので、後ほど報告させていただきたいと思います。 ○議長(前川昌登君) 高橋秀正君。 ◆21番(高橋秀正君) 資料がないということなんですが、上下水道課長は資料を持っていませんか。 ○議長(前川昌登君) 飯岡経営課長。 ◎経営課長(飯岡健志君) 水道課のほうとは協議してある資料はあるかとは思いますが、すみません、経営課長としては持ってございません。 ○議長(前川昌登君) 高橋秀正君。 ◆21番(高橋秀正君) もう一つ、下水管を布設するということになっていますが、ここには処理する施設が書かれていません。これは入っていないんですか、入っているんですか。 ○議長(前川昌登君) 伊藤水産課長。 ◎水産課長(伊藤孝雄君) 汚水排水の設備工事に関しましては、別途発注予定でございます。 ○議長(前川昌登君) 高橋秀正君。 ◆21番(高橋秀正君) 別途発注ということなんですが、本当にこういうところは、浄化槽の工事というのは、機械、電気設備、全部こうあるんですが、かなりの工期がかかると。言ってみれば、土工事が終わってからの掘削初め、コンクリ打ちから始まって、工期がかかるということなんで、これは一体的にやったほうがいいと。 何でこういう話をするかといいますと、金浜の場合も、もう流す先は決めてやっていると。だけれども、私はその案には今反対しているんですが、こういうのはやっぱり一体的にやらないと、造成工事ができました、先ほどの市長の経営方針ではありませんが、順次入居させるということなんですが、入居がおくれてくる心配があるということなんで、こういうのは最初からやっておくべきだと思います。そして、ましてや我々に説明する工事概要等々も吟味してやっていただくようにお願いをいたして、この件は終わります。 ○議長(前川昌登君) ほかに。 横田有平君。 ◆18番(横田有平君) いろいろ当局では一生懸命頑張っていただいているようでございますけれども、今お話の件ですが、例えばこれから、ここには書いていませんけれども、電気とか電話とか、いわゆる住宅を建てるまでの最終的な施設というのは、これが完了してからやるのか同時進行なのかわかりませんけれども、最終的にそういうのが全部入居できる状況までいくというのはいつごろになるのか、その辺をお伺いしたいと思います。 ○議長(前川昌登君) 伊藤水産課長。 ◎水産課長(伊藤孝雄君) お答えいたします。 当該工事の工期が11月4日までということになっております。合併浄化槽等の工事も8月ごろに発注いたします。最終的に住宅を建築できるようになるのは、27年1月を目標にしているところでございます。     〔「よろしくお願いします」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) 聞くたびに初めて知ることがあるんですけれども、下水道管で汚水処理という話が出ていましたね。下水道管を設置して、今は合併処理浄化槽を設置するんだというお話でしたね。合併処理浄化槽は何人槽が設計されているんですか。事業費は幾らぐらいですか。 ○議長(前川昌登君) 伊藤水産課長。 ◎水産課長(伊藤孝雄君) 150人槽を予定しております。     〔「事業費」と呼ぶ者あり〕 ◎水産課長(伊藤孝雄君) 事業費につきましては、約3,800万円程度というふうに今現在は見積もっております。 ○議長(前川昌登君) 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) わかりました。 これは維持管理は市設置型という理解ですか。それとも、そこに生活をされる方が維持管理をしていくということになりますか。 ○議長(前川昌登君) 伊藤水産課長。 ◎水産課長(伊藤孝雄君) これは市のほうで維持管理を図っていきたいというふうに思っております。 ○議長(前川昌登君) 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) その前提になるのは、あくまでも使用料については今の市設置型の浄化槽の使用料とイコールという理解ですか。いわゆる負担金も含めてです。 ○議長(前川昌登君) 伊藤水産課長。 ◎水産課長(伊藤孝雄君) はい、そのように考えております。 ○議長(前川昌登君) 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) そうしますと、合併処理浄化槽の特別会計といいますか、会計の範疇で処理をするということですね。そうすると、例えばこの集合処理、150人槽を設置して3,500万かかりますよと。一方で、今、市設置型というのは個別設置ですね。1世帯というか1戸ごとに設置していますね。この経済比較は。あとは、今年度の維持管理にどういう、早い話、人がいなくなると割高になっていきますよね。そこは経済比較はされていますか。 ○議長(前川昌登君) 伊藤水産課長。 ◎水産課長(伊藤孝雄君) 恐れ入ります。今ちょっと手元にそういった経済比較等の資料がございませんので、後ほどお知らせしたいと思います。 ○議長(前川昌登君) 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) 手元にないというのは、比較はちゃんとしているということですか。それと、将来のスパン、ロングスパンでの維持管理のコスト、そこはどうなんですか。 ○議長(前川昌登君) 伊藤水産課長。 ◎水産課長(伊藤孝雄君) 恐れ入ります。経済比較等については詳しくは行っておりません。 ○議長(前川昌登君) 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) その理由はどういうことでしょうか。経済比較をしない理由です。 ○議長(前川昌登君) 伊藤水産課長。 ◎水産課長(伊藤孝雄君) 漁集で16世帯、それから災害公営で4世帯ということで、20世帯の入居を予定してございます。ある程度まとまった戸数が確保できておりますので、合併浄化槽を市の設置型でいきたいというふうに考えたものでございます。 ○議長(前川昌登君) 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) 単純に20世帯を今市設置型の浄化槽の単価で掛け算して、およそ幾らになりますか、人槽算定の問題がありますが。 あと、最初の質問で抜けている部分なんですが、いわゆる負担金がどのような形になるんですか。 ○議長(前川昌登君) 飯岡経営課長。 ◎経営課長(飯岡健志君) この事業によって完成した浄化槽は、あくまで産業振興部所管から我々の上下水道部生活排水課等に引き継がれた時点で負担金というふうに考えることになろうかというふうに今思っておりますが、ただ被災された方々の事業でもあるということですので、その辺を踏まえながら負担金については考えていきたいというふうに今の時点では思います。 ○議長(前川昌登君) 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) ますますちょっと疑問に感じますね。まず、経済比較をしない理由も何かはっきりしないというか、経済比較をしていないということ自体がまずポイントですね。それから、将来のやっぱり維持管理がどういうふうになっていくのか、それから今の負担金をどうするのか。これは過去にも言いましたけれども、浄化槽を設置して負担金を払って被災をしている方がいらっしゃる。その方が高台に自力で再建して浄化槽を設置すると、新たに負担金をいただく。ここははっきりお答えになっているんですね。私は、いや、そうではなくて、一回負担したものは、少なくとも市が責任を持って浄化槽を掘り起こして設置するか、するほうがまず得策だとは言いませんよ。でも、そこはやっぱり考える必要があるんじゃないですかという指摘をさせていただきました。まだ上下水道部に移管していないので、移管してから考えるという話ですが、これはやっぱり全庁的にどうするかという部分はしっかり私は統一すべきだというふうに思います。これは先々、早いか遅いかの違いで、いずれ課題検討しなきゃならないわけですよね。 それと、やはり将来の使用戸数が減っていくという前提にあるというのは、私は、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、減っていくという推定をした場合にはやはり過大になっている、過剰な設備になる可能性も否定できないんですよ。ですから、イニシャルコスト3,500万ということで今お答えがありましたけれども、20世帯で3,500万を割っていくとどうなんですか、これは。7人槽計算にしても、個別でやったほうが私は将来の維持管理も含めて適切ではないのかなというふうに思われるんですが、検討していないということですから、これ以上聞きようがないんですが、上下水道部長、やっぱりこれははっきり早く、そしてこの事業をいわゆる150人槽でやるかどうか含めて、私は検討を始めるべきだというふうに思いますが。 ○議長(前川昌登君) 坂下上下水道部長。 ◎総務企画部長兼上下水道部長(坂下昇君) ご指摘のとおり、この処理施設につきましては別途発注の予定ということでございますので、ご指摘の点、十分検討してまいりたいというふうに思います。 ○議長(前川昌登君) ほかに質疑はございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) なければ、これから討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 討論もないようですので、本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第41 議案第31号 仲組(立浜)漁港災害復旧(23災214号他)工事、仲組(立浜)漁港災害復旧(作業施設用地)工事及び仲組(立浜)漁港災害復旧(臨港道路)工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについて ○議長(前川昌登君) 日程第41、議案第31号 仲組(立浜)漁港災害復旧(23災214号他)工事、仲組(立浜)漁港災害復旧(作業施設用地)工事及び仲組(立浜)漁港災害復旧(臨港道路)工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 佐藤産業振興部長。     〔産業振興部長 佐藤日出海君登壇〕 ◎産業振興部長(佐藤日出海君) 議案集(1)の2分冊の2、31-1ページをお開き願います。 議案第31号 仲組(立浜)漁港災害復旧(23災214号他)工事、仲組(立浜)漁港災害復旧(作業施設用地)工事及び仲組(立浜)漁港災害復旧(臨港道路)工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについてご説明申し上げます。 この議案は、平成24年12月5日に工事請負契約締結の議会議決、そして平成25年1月22日に工事請負契約後における単価適用年月変更の運用基準に基づく契約金額変更の議会議決をいただきました仲組(立浜)漁港災害復旧(23災214号他)工事、仲組(立浜)漁港災害復旧(作業施設用地)工事及び仲組(立浜)漁港災害復旧(臨港道路)工事の請負契約の締結に関し、その一部を変更するため、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第5号及び宮古市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(平成17年宮古市条例第52号)第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 変更内容は、契約金額の3億5,536万2,000円に4,190万円を増額し、3億9,726万2,000円とするものでございます。 次に、変更の概要につきましてご説明いたしますので、31-2ページをお開き願います。 初めに、仲組(立浜)漁港災害復旧(23災214号他)工事の工期の変更についてご説明いたします。 本工事は、立浜の漁港での23災214号、275号、330号の合併工事でございますが、275号の沖防波堤工事及び330号の防波堤工事で潜水士などの作業者、クレーン船等が不足している状況となっており、残工事量に対する工事日数の算定を行いました結果、当初工期内での完成が困難であることから、当初の平成26年3月11日までの工期を平成26年12月11日まで9カ月延長するものでございます。 お手元の参考資料の記載が12月12日となっておりますが、11月11日の誤りでございますので、訂正しておわび申し上げます。 31-6ページと7ページに、275号防波堤、沖防波堤工事の平面図と標準断面図、31-8ページと9ページに、330号防波堤工事の平面図と標準断面図を添付しておりますので、ご参照願います。 31-2ページにお戻り願います。 作業施設用地工事及び臨港道路の工期につきましては、変更はございません。 また、3工事とも、工事場所及び請負者につきましては、変更はございません。 次に、契約金額の変更につきましてご説明いたします。 今回の契約金額の変更は、3つの工事につきまして、それぞれ請負額、スライド額、消費税が変更となるものでございます。 初めに、23災214号他工事の契約金額の変更についてご説明いたします。 請負額につきましては、214号物揚げ場工事、物揚げ場護岸工事の完成に伴う数量の精査により、177万7,386円の増額となりました。 31-4ページと5ページに、214号物揚げ場、物揚げ場護岸工事の平面図と標準断面図を添付しておりますので、ご参照願います。 31-2ページにお戻り願います。 次に、スライド額につきましてご説明いたします。 スライド額につきましては、請負者から工事請負契約書第25条第6項に規定されているインフレスライド条項に基づく請負代金金額変更の請求があったことから、このインフレスライド条項の適用により、3,773万6,970円の増額となりました。 次に、消費税につきましてご説明いたします。 消費税の税率の取り扱いにつきましては、消費税及び地方消費税の税率改正に伴う経過措置により、平成25年9月30日以前に契約したもので、その引き渡しが平成26年4月1日以降になる場合は、従前の契約分についての税率は5%ですが、契約変更による増額分についての税率は8%となっております。本工事の引き渡しは平成26年4月1日以降であり、契約変更による増額分の税率は8%となります。変更契約による増額分は、請負額の177万7,386円の減額及びスライド額の3,773万6,970円の増額の合計額である3,595万9,584円です。これに8%を乗じた金額287万6,766円が増額分の消費税となります。 請負額、スライド額、消費税の変更額の合計は3,883万6,350円で、これに伴い契約金額を変更前の3億4,737万4,650円から3億8,621万1,000円に変更するものでございます。 次に、作業施設用地工事の契約金額の変更につきましてご説明いたします。 請負額につきましては、現場精査に伴い舗装面積が770㎡から879㎡に増加したことにより、110万8,028円の増額となりました。 スライド額につきましては、先ほどと同様にインフレスライド条項が適用されたことにより、156万211円の増額となりました。 消費税につきましては、本工事の引き渡しは平成26年3月30日以前で、契約変更による増額分の税率は5%となります。変更契約による増額分は、請負額の110万8,028円の増額及びスライド額の156万211円の増額の合計額である266万8,239円です。これに5%を乗じた金額13万3,411円が増額分の消費税となります。 請負額、スライド額、消費税の変更額の合計は280万1,650円で、これに伴い契約金額を変更前の718万9,350円から999万1,000円に変更するものでございます。 31-10ページと11ページに、作業施設用地工事の平面図と塗装工一般図を添付しておりますので、ご参照願います。 たびたび恐縮ですが、31-2ページにお戻り願います。 最後に、臨港道路工事の契約金額の変更につきましてご説明いたします。 請負額につきましては、現場精査に伴い舗装面積が57㎡から64㎡に、復旧延長がL4.6mからL4.85mに増加したことにより、11万3,915円の増額となりました。 スライド額につきましては、先ほどと同様にインフレスライド条項が適用されたことにより、13万5,609円の増額となりました。 消費税につきましては、本工事の引き渡しは平成26年3月31日以前で、契約変更による増額分についての税率は5%となります。変更契約による増額分は、請負額の11万3,915円の増額及びスライド額の13万5,609円の増額の合計額である24万9,524円です。これに5%を乗じた金額1万2,476円が増額分の消費税となります。 請負額、スライド額、消費税の変更額の合計は26万2,000円で、これに伴い契約金額を変更前の79万8,000円から106万円に変更するものでございます。 3つの工事の変更額の合計は4,190万円で、これに伴い契約金額を変更前の3億5,536万2,000円から3億9,726万2,000円に変更するものでございます。 31-12ページと13ページに、臨港道路工事の平面図と標準断面図を添付しておりますので、ご参照願います。 以上が本議案に係る変更の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 31-1ページにお戻り願います。 平成26年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、仲組(立浜)漁港災害復旧(23災214号他)工事、仲組(立浜)漁港災害復旧(作業施設用地)工事及び仲組(立浜)漁港災害復旧(臨港道路)工事において、現場精査による設計変更及びインフレスライド条項の適用に伴い、契約金額を変更しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 これより議案第31号に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 質疑はないようですので、これから討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第42 議案第32号 平成25年度災害公営住宅和見町住宅新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて ○議長(前川昌登君) 日程第42、議案第32号 平成25年度災害公営住宅和見町住宅新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 高峯都市整備部長。     〔都市整備部長 高峯聡一郎君登壇〕 ◎都市整備部長(高峯聡一郎君) 議案集(1)、2分冊の2の32-1ページをお開き願います。 議案第32号 平成25年度災害公営住宅和見町住宅新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてご説明申し上げます。 この議案は、平成25年度災害公営住宅和見町住宅新築(建築)工事の請負契約の締結に当たり、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第5号及び宮古市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(平成17年宮古市条例第52号)第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 工事名は、平成25年度災害公営住宅和見町住宅新築(建築)工事。 工事場所は、宮古市和見町地内。 契約金額は、4億7,385万円。 請負者は、住所、宮古市舘合町4番19号、名称、眞木建設株式会社、代表取締役、眞木修二です。 この工事は、2月4日、指名競争入札を行った結果、4社が応札し、眞木建設株式会社が落札したものです。落札率は99.6%、工期は平成26年2月18日から平成27年3月14日までとなっております。 なお、関連工事の電気設備工事につきましては、2月10日、指名競争入札により、株式会社ユアテック宮古営業所が6,026万4,000円で落札いたしました。 また、機械設備工事につきましても、2月10日、指名競争入札により、株式会社小成良治商店が5,464万8,000円で落札いたしました。 次に、工事の概要についてご説明申し上げますので、32-2ページをお開き願います。 工事場所は、宮古市和見町地内です。 工事内容は、RC造5階建ての災害公営住宅1棟23戸、延べ床面積1,916.72㎡を建築する工事です。 地業工は、オールケーシング工法、場所打ちくい基礎、直径1,000から1,800mmが20本です。鉄筋工は、鉄筋加工組み立て196tです。コンクリート工は、普通コンクリート1,710立方メートルです。エレベーター設置工は、定員9名が1基となっております。型枠工は、普通合板及び打ち放し合板1万325㎡です。建具工は、木製引き戸が162カ所、木製開き戸が6カ所、金属建具は、窓が87カ所、玄関ドアが23カ所です。内装工は、床がフローリング一部ビニール床シート1,342㎡、壁がビニールクロス張り2,980㎡、天井がビニールクロス張り1,199㎡です。雑工は、ユニットバス23カ所となっております。 そのほか、参考資料として、工事請負契約内容、位置図、配置図、平面図及び立面図を添えておりますので、ご参照願います。 以上が本議案に係る建築工事の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 平成26年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、平成25年度災害公営住宅和見町住宅新築(建築)工事の請負契約を締結しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 よろしくご審議くださるようお願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 これより議案第32号に対する質疑を行います。 田中尚君。 ◆11番(田中尚君) 11番、田中です。 参考資料のほうでちょっと質疑をさせていただきたいと思いますが、内装工、壁、ビニールクロス、天井、ビニールクロスということで、実は以前の議会におきましては、木造の議論があった際に、確かにRCではつくるけれども、できるだけ内部において木材を使うようにしたいというふうな説明があったように私は記憶をしているんですが、次に出てくる議案、それからその次の議案も違いが何かというと、ビニールクロスが石こうボードに変わったぐらいなものなんですが、この辺のいわば内装工にかかわる部分の仕様、これは従来の答弁と説明と食い違っているというふうに私は思って説明を受けているんですが、どうしてそうなっているのかお答えをいただきます。 ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) お答えいたします。 以前、田中議員さんからのご質問なり意見というのが、地域産材を活用した木材の活用方法という部分がございました。その件に関しましては、今から発注する部分であれば、重茂、あと日の出の住宅、田老高台というのは残ってございます。その辺には使ってまいりたい。ただ、地域産材をどのように活用するかというのは、前回の1月の議会でも出されましたので、現在、農林課、宮古地方振興局、同林務とうちのほうで協議、検討、意見交換を行っておりまして、地域産材の活用方法というのを供給体制の構築から受注も含めて検討はしているところでございます。ただ、この内装に関して木材を使うという部分というのは、検討は必要な部分がございますが、これは全て使うというような形には考えてはございません。 以上です。 ○議長(前川昌登君) 田中尚君。 ◆11番(田中尚君) 今の課長の答弁の部分で、私が話をした部分は地域材の有効活用という部分ではそのとおりなんですが、実は一般質問等でこの復興住宅の整備のあり方ということで、特に災害公営住宅をどういうふうな工法で整備するのかということの際に、できれば戸建てというお話があって、それと並行して、実はどうしても面積の確保が難しいということからRCになりますが、できるだけフローリングですか、床とか、つまり内部において木材を活用していきたい、そういう形で戸建ての木材住宅という部分のいわばRCに伴う改善点をそういう形で考えていますというのは、たしか一般質問で私がやったんじゃないですよ、これは。そういう答弁を以前に市長がおっしゃっていた、あるいは都市整備部長か知りませんが、という記憶があったから私は聞いているんです。今後活用しますということになると、じゃ、あのときの受け答え、答弁は何だったんだというふうなことになりまして、そこをちょっと私は確認をしたくて聞いております。 これはなかなかこういう設計も含めてだと思うんですが、比較的外部にも出しちゃうわけですよね。そのときに市のほうで、以前の議会でお答えになった条件が伴ったような建築物を整備しますよというしっかりした整備方針がないと、こういう形が出てくるのかなと思っております。 これは指摘されたからこれからやりますということも、もちろんやらないよりはいいわけでありますけれども、今までの議論の経過を考えると、その辺は一体どうなんだろうかな、我々議員の一般質問、それからそれに伴う当局の答弁、そういったものが議場のときだけのやりとりで、あとはなかなか具体化されない。こういうことをやっぱり繰り返すと、私は議会のやり取りというもの自体が何か耐えられなくなってくると思うんですね。そういう意味で聞いておりますので、これはどうでしょうか、政策的な部分ですので、市長からお答えいただきたいと思います。 ○議長(前川昌登君) 山本市長。 ◎市長(山本正徳君) 田中議員おっしゃるのはもっともだというふうに思っております。私としても可能な限り地域産材を使うように指示は出しながらやらせてもらっているところでありますが、さまざまな問題がありまして、なかなかできないでいる部分もございます。ただ、引き続き地域産材を使いながら、そして公営住宅あるいは個々の住宅もそういうような方法で進むように、これからも頑張っていきたいというふうに思っております。 ○議長(前川昌登君) 田中尚君。 ◆11番(田中尚君) なかなかやっぱり困難な部分をどうやって一つ一つ突破していくのかという部分では、私は、以前には一つの今の縦割り行政の中ではなかなかうまくいかないんじゃないですかということも指摘をいたしましたし、今、私が問題にしているのは、以前の市のいわば災害公営住宅の整備方針に当たっての説明と実際に出てきた中身が違うという意味で、そこの違いを改めて伺っているわけでありまして、そこは先ほどの建築住宅課長の答弁ですと、気持ちはわからないではないですが、私の質問に対する答弁にはなっていないんですね。つまり、これでいきますと言ったのが、そうなっていない。それは、これこれこういうわけでそうです、ただし以前にそういうふうなやりとりがありましたので、今後の整備に当たってはこうしますというふうにならないと、私はやっぱり答弁になっていないと思うんですが、どうでしょうか。
    ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) 大変申しわけございません。設計もいろいろ進んでいまして、これは建築確認等が出たのは、以前秋ごろに出て、それを確認申請とれて12月に補正予算とってという部分がございましたので、できる部分というのは変えていきたいなとは考えますが、一つ、内装部分が木造だけを希望しているものではないのかなという感覚がございます。内装に使うよりは、今後木造建築をやる場合、災害公営住宅にかかわらず低層で木造建築を全面的に押し出していって、木材の利用なりを図っていくべきものかなとは考えております。 以上です。 ○議長(前川昌登君) 田中尚君。 ◆11番(田中尚君) いわゆるRCは、人間のいわば居住環境とすれば、健康によくないとか、さまざまな指摘も一方ではされておりまして、やはり木材住宅だよね、ただしRCだと、さまざまな意味で建築コストの関係とか、あるいは敷地の問題とかということになって、5階、6階になりますよ、しかし、そういう中にあっても、できるだけ木材を生かしていくようにしていきたいということだったので、しっかりとそれが実現できるように私はしていただきたい。決意はあるんだけれども困難がいろいろある。じゃ、その困難がどういう困難なのか一つ一つ議会のほうに説明もしながら、それがクリアできる困難なのかそうでないのか、やはりしっかりと前に進めるようなお話を私は期待したいということであります。 以上です。 ○議長(前川昌登君) 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) すみません。所管の委員会には質疑等々、説明はされているとは思うんですが、ちょっと確認なんですが、この後の黒田町、それから西ヶ丘、どの時点でお聞きすればいいかなというふうには思っていたんですけれども、まず、和見住宅の5階建て23戸、これは23戸に戸数を決めた理由は何でしょうか。 ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) 敷地が約500坪ぐらいの狭い場所でございますので、その部分を本来であれば全部5階までいくべきなんですけれども、裏に住宅地がございまして、日影規制というのは建築確認上出てきます。したがって、後ろのほうを3階なりというような形で階数を下げてございますので、結果として23戸ということになってございます。 ○議長(前川昌登君) 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) なるほど、日影規制ね、わかりました。参考図面の立面図を今見ているんですけれども、日影規制で、向かって右端、東側から見た部分でいけばいわゆる右側の部分が一番低くて、3階になっていますよね。どうでもいいことかもしれませんが、これが4階部分の一部に入ると日影規制をクリアできないという理解でしょうか。わかりました。 それから、もう一つは、くいなんですけれども、次が説明されていないので次と比較して聞くのは変なんですが、地質調査上、また構造的にも重さは多少コンクリートの立米数等で違うとは思うんですけれども、工法が違う理由、これは恐らくその場所の地質調査の結果というふうに考えられますが、ちなみに、例えば黒田町と和見では地質の違いはどういった違いがありますか。 ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) 和見の場合は、現場打ちのオールケーシング工法というのを使ってございますが、途中にちょっとかたい部分がございまして、その部分、何ていいますか、越していきたいという部分がございました。あと、黒田町に関しましては、深さが非常に深いので、結局、ケーシングがないもので、土をオーガーで掘って鉄筋を組んだものを沈めていって現場打ちのコンクリートをやると。和見の場合は、ケーシングのままで鉄筋を組み立てたものとコンクリートの現場打ちをする。ついでに申し上げますと、西ヶ丘の場合は、つくったコンクリートぐい、これをプレボーリングの部分でございますが、オーガーで掘りまして、そして既成コンクリートぐいを押し込んでいくという、全て振動が少ない方法をとってございます。あと経済比較して、こういう方法で選定はしてございます。 ○議長(前川昌登君) 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) トータルの事業費を見ても相違がないので、コスト的にも同じぐらいなのかな。無振動というか低振動といいますか、少ないということで理解はいたしました。 あと、各階の平面図がないので、ちょっとわからないので確認なんですが、3LDKの場合に和室を準備する、3LDKであってもいわゆる畳がない、その区別の理由はどういった理由でしょうか。3LDKの場合ですね。 ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) 3LDKの和室。     〔「畳」と呼ぶ者あり〕 ◎建築住宅課長(中洞悟君) うちのほうの標準というか基本設計の標準の中で、3LDKに和室を1室設けるという考えでございます。 ○議長(前川昌登君) 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) なるほど、そうすると、和見住宅には記載をしていないというだけですね。ほかは書いてあってここにないので、ないのかなというふうには思ったんですが。 ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) 和見住宅には3LDKがございません。2Kと2LDK。     〔「了解です」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) ほかに質疑は。 高橋秀正君。 ◆21番(高橋秀正君) 先ほど部長の説明で、機械工事は別だよ、電気工事も別だよというお話がありました。それを受けまして、建築工事がもとなんで、それにあわせてちょっとお聞きしたいんですが、3つともそうなんですが、受水槽を設けているということで、それに関してちょっとお聞きしたいと。市営住宅の使用料は災害公営住宅の場合どのように変わったんでしたか。 ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) 市営住宅使用料は災害公営住宅も市営住宅も同じでございます。ただ、入居要件が収入分位第4位、15万8,000円以上の方も入れると。その部分より下の部分に低廉化事業を使ったもの、10万4,000円より下のものに低減化を使ったもので、低所得者に対しては軽減措置を図っていくというものでございます。 ○議長(前川昌登君) 高橋秀正君。 ◆21番(高橋秀正君) 要するに、市営住宅と違って、災害公営住宅は弱者のために家賃の低廉化を図っているということであります。 そこで、この公営住宅には太陽光がつけられていますよね。その太陽光の発電能力は。 ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) 太陽光に関しましては、CO2削減という部分のみの補助要件追加策の部分がございますので、共益部分とか集会部分にしか使えないというのが災害公営住宅の太陽光のものでございます、加算の部分が。そして、最低の部分でございますが、3kWでございます。それに、和見と黒田町には蓄電池を配置してございます。 ○議長(前川昌登君) 高橋秀正君。 ◆21番(高橋秀正君) 3kWの太陽光。 そこで、ちょっとお聞きしますが、受水槽に入るポンプの仕様はどういう仕様なんですか。 ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) 和見で申し上げますと、まず受水槽が有効の容量が7.2立方メートル、あと加圧給水ポンプユニットが200Vの50でございます。 ◆21番(高橋秀正君) 単位と送水能力を教えてください。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) 180リットル/minの1.1kWの2台ということになってございます。 ○議長(前川昌登君) 高橋秀正君。 ◆21番(高橋秀正君) 1.1kW2台、1.1kWというのは、言ってみれば10mしか押し上げないというポンプだよね。間違えてないのか。4階までは16mあるんだけれども、こんな屋上まで行かないようなポンプをつけて大丈夫なの。 ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) もう一回申し上げます。32A掛ける50Aの180リットル/min掛ける37m掛ける1.1kW2台ということになってございます。37mの予定でございます。 ○議長(前川昌登君) 高橋秀正君。 ◆21番(高橋秀正君) 37mではわかると。そこで、和見、黒田町、西ヶ丘も全部そうなんですが、仮に和見は、上水道の本管は何キロの水圧がありますか。 ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) 長根配水系でございます。配水池は66mほどございます。この部分は平均約6キロ、0.6MPaございます。 ○議長(前川昌登君) 高橋秀正君。 ◆21番(高橋秀正君) わかりました。私の考えを言いますと、要するに37m上げるポンプだったと。それが長根の山から下りてくる水は60mまで自然に上がると。黙っていても上がっていくのに、受水槽を何で設けるのかと。おかしいんでないかと。無駄なことをしているんでないかと。どうですか。 ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) 12月の議会で補正予算を取る時点で建設常任委員会に説明をいたしまして、今のようなご指摘を受けました。高橋議員さんおっしゃるとおりでございます。 その部分を改善するため、和見、黒田町、今後行います鍬ヶ崎、あと田老、日の出の配水系統から八紘台、あと長根、これはいろいろ違いますので、全ての場所で24時間の平均の動水圧、あと最少動水圧を調査していただきました。それに基づいて、現在、この形で設計を発注はいたしますが、黒田町と和見につきましては設計変更したいと考えております。受水槽をなくして、直圧直結で行いたいと。これは現在、水道事業者と協議中でございます。 西ヶ丘におきましては、50ミリの本管がございまして、端末のドレーンがすぐそこにございます。それから直圧でとるというのが少し難しいところがございますので、直接の加圧ポンプなりというような方法を現在設計中でございますので、それに基づいて変更をかけてまいりたいと考えております。 あと、鍬ヶ崎は八紘台、これは70mほどございます。そうしますと、今設計中でございますが、その部分は圧は議員さんおっしゃるとおり非常に高いものがございますので、受水槽というのは必要がないものと考えてございます。そういうような形で現在設計変更、変な話なんですが、時間の関係上、受水槽のままで発注いたしました。即受水槽を購入しては困りますので、その部分を契約者とお話をしながら、それを減額しながら今配管の設計を組み、水道事業者と協議、検討、調整中でございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 高橋秀正君。 ◆21番(高橋秀正君) 委員会でも指摘したのを前向きに検討してくれると、変更するということなんで、それは了としますが、本当に無駄なことをしてはだめだと。言ってみれば、市営住宅の使用料も弱者に配慮していると、それなのに受水槽を設ければ、受水槽の手前で水道事業者はお金を取るわけですよね。そうすると、中の人がどうやって分けるのかと、そういう問題もあります。その人の負担を、23戸のうち誰が親分なんだか知らないけれども、どうやって分けるんだと。ましてや受水槽の掃除代、水質検査の手間、そういうのもかかると。弱者に料金的には配慮しているといいますが、手はかかるようなことをやっていると。ぜひ見直していただきたいと。山口もそうなんですが、中里団地の上のほうの3階建て等々も、高いところにあるのに受水槽なんか設けていないと。ぜひ弱者に配慮するような変更をお願いして、終わります。 ○議長(前川昌登君) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) なければ、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 討論はないようですので、直ちにお諮りします。 本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第43 議案第33号 平成25年度災害公営住宅黒田町住宅新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて ○議長(前川昌登君) 日程第43、議案第33号 平成25年度災害公営住宅黒田町住宅新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 高峯都市整備部長。     〔都市整備部長 高峯聡一郎君登壇〕 ◎都市整備部長(高峯聡一郎君) 議案集(1)の2分冊の2、33-1ページをお開き願います。 議案第33号 平成25年度災害公営住宅黒田町住宅新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてご説明申し上げます。 この議案は、平成25年度災害公営住宅黒田町住宅新築(建築)工事の請負契約の締結に当たり、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第5号及び宮古市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(平成17年宮古市条例第52号)第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 工事名は、平成25年度災害公営住宅黒田町住宅新築(建築)工事。 工事場所は、宮古市黒田町地内。 契約金額は、4億9,356万円。 請負者は、住所、宮古市黒田町2番15号、名称、佐々勇建設株式会社、代表取締役、佐々木保です。 この工事は、2月4日、指名競争入札を行った結果、2社が応札し、佐々勇建設株式会社が落札したものです。落札率は97.96%、工期は平成26年2月18日から平成27日3月14日までとなっております。 なお、関連工事の電気設備工事につきましては、2月10日、指名競争入札により、株式会社村山電機が5,508万円で落札いたしました。 また、機械設備工事につきましても、2月10日、指名競争入札により、株式会社伊藤住宅設備が6,426万円で落札いたしました。 次に、工事の概要についてご説明申し上げますので、33-2ページをお開き願います。 工事場所は、宮古市黒田町地内です。 工事内容は、RC造5階建ての災害公営住宅1棟24戸、延べ床面積1,914.05㎡を建築する工事です。 地業工は、アースドリル拡頭拡底工法、場所打ちコンクリート拡頭拡底くい、直径1,200から1,500mmが17本です。鉄筋工は、鉄筋加工組み立て180tです。コンクリート工は、普通コンクリート1,560立方メートルです。エレベーター設置工は、定員9名が1基となっております。型枠工は、普通合板及び打ち放し合板1万229㎡です。建具工は、木製引き戸が200カ所、金属建具は、窓が84カ所、玄関ドアが24カ所です。内装工は、床がフローリング一部ビニール床シート1,070㎡、8戸の3DKに設置する畳が48枚、壁がビニールクロス張り2,465㎡、天井が化粧石こうボード張り1,138㎡です。雑工は、ユニットバス24カ所となっております。 そのほか、参考資料として、工事請負契約内容、位置図、配置図、平面図及び立面図を添えておりますので、ご参照願います。 以上が本議案に係る建築工事の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 平成26年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、平成25年度災害公営住宅黒田町住宅新築(建築)工事の請負契約を締結しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 よろしくご審議くださるようお願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 これより議案第33号に対する質疑を行います。 田中尚君。 ◆11番(田中尚君) 議案の中身につきましては異議ないわけありますが、初歩的な部分でお答えをいただきます。 ここの用地は当然購入なさっているのかなということを確認したいんですが、相手が相手ですので、何か売りたくない方だという認識が私にありますので、もしかしたら借地かなという思いもありますので、そこの土地はどうなっているのかお答えをお願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) 購入いたしました。 ○議長(前川昌登君) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) なければ、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第44 議案第34号 平成25年度災害公営住宅西ヶ丘住宅新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて ○議長(前川昌登君) 日程第44、議案第34号 平成25年度災害公営住宅西ヶ丘住宅新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 高峯都市整備部長。     〔都市整備部長 高峯聡一郎君登壇〕 ◎都市整備部長(高峯聡一郎君) 議案集(1)の2分冊の2、34-1ページをお開き願います。 議案第34号 平成25年度災害公営住宅西ヶ丘住宅新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてご説明申し上げます。 この議案は、平成25年度災害公営住宅西ヶ丘住宅新築(建築)工事の請負契約の締結に当たり、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第5号及び宮古市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(平成17年宮古市条例第52号)第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 工事名は、平成25年度災害公営住宅西ヶ丘住宅新築(建築)工事。 工事場所は、宮古市西ヶ丘1丁目地内。 契約金額は、3億9,290万4,000円。 請負者は、住所、宮古市実田2丁目6番5号、名称、株式会社本間組岩手営業所、所長、岡野利和です。 この工事は、2月4日、指名競争入札を行った結果、4社が応札し、株式会社本間組岩手営業所が落札したものです。落札率は99.78%、工期は平成26年2月18日から平成27年2月17日までとなっております。 なお、関連工事の電気設備工事につきましては、2月10日、指名競争入札により、有限会社旭電気工業が5,261万7,600円で落札いたしました。 また、機械設備工事につきましても、2月10日、指名競争入札により、株式会社菊地建設が6,901万2,000円で落札いたしました。 次に、工事の概要についてご説明申し上げますので、34-2ページをお開き願います。 工事場所は、宮古市西ヶ丘1丁目地内です。 工事内容は、RC造4階建ての災害公営住宅1棟24戸、延べ床面積1,699.59㎡を建築する工事です。 地業工は、プレボーリング先端根固め工法、コンクリート節ぐい、直径400から600mmが47本です。鉄筋工は、鉄筋加工組み立て180tです。コンクリート工は、普通コンクリート1,316立方メートルです。エレベーター設置工は、定員9名が1基となっております。型枠工は、普通合板及び打ち放し合板9,389㎡です。建具工は、木製引き戸が204カ所、金属建具は、窓が83カ所、玄関ドアが24カ所です。内装工は、床がフローリング一部ビニール床シート991㎡、12戸の3DKに設置する畳が72枚、壁がビニールクロス張り2,465㎡、天井が化粧石こうボード張り1,030㎡です。雑工は、ユニットバス24カ所となっております。 そのほか、参考資料として、工事請負契約内容、位置図、配置図、平面図及び立面図を添えておりますので、ご参照願います。 以上が本議案に係る建築工事の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 平成26年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、平成25年度災害公営住宅西ヶ丘住宅新築(建築)工事の請負契約を締結しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 よろしくご審議くださるようお願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 これより議案第34号に対する質疑を行います。 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) 参考までにちょっと教えていただきたいんですけれども、今回の3件の戸数は、23、24、24、ほぼ戸数では同規模で、床面積が今の西ヶ丘が大体200㎡ぐらい小さいのかな。ただ、内容を見ますと、鉄筋を180t使って、今回の西ヶ丘はコンクリートが1,316立方メートルということで、小さいですから当然少ないんだと思います。ただ、鉄筋を同等使ってコンクリートの量を減らしているのか、それとも鉄筋が過大なのか、その辺の分析はどうされていますか。要するに、平米単価が違う、坪単価でもいいんですけれども、建築単価は西ヶ丘が一番安いんですよね。その辺は設計をされた業者が違うんだろうとは思うんですけれども、構造的な考え方は違いますか。 ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) 黒田町と和見は1階をピロティー方式にしてございます。黒田町は480坪ぐらい、あと和見が500坪、西ヶ丘はすごく広くて900坪ほどございますので、土地の有効利用等必要がない、土地が多いくらいでございますので、ピロティーを使っていないということで、下の部分の柱とか、そういう部分が黒田と和見は割高になっているというものでございます。 ○議長(前川昌登君) 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) わかりました。 それから、基本的な部分なんですけれども、建築にしても土木にしてもその他の業種についても、隣接する土地、家屋、建物ですね、対する影響を与えた場合の対応という部分は原則どういうふうになっておりますか。 ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) 1回、説明会等をしてございますが、今後、業者さんが決まって、現場に乗り込む前も説明会を行います。あと近隣の方々にもご説明をして、まず家屋調査をして、それによってそういう家屋等が何かの障害があった場合には、補償はしていかなければならないものとは考えております。 ○議長(前川昌登君) 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) この補償の部分なんですけれども、これは業者がそういった保険なり何かで対応するということが基本ですか。 ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) はい、そのとおりです。 ○議長(前川昌登君) 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) わかりました。今後は十分、特にも町の中は当然に近接する部分も、また土地が狭いということ、あとはそのほかにもいろんな影響を与えるんでしょうね、騒音を含めて。そういったことで、町なかほど大変かなというふうには思われますが、もう一つ確認なんですけれども、この西ヶ丘住宅の予定地は、以前は下水道といいますか、西ヶ丘地区の下水処理場の施設があった。そこに施設があるということで、当然に地業工事の中でのくい打ち工事がされて、その上に処理施設がのっかっていたということだと思います。この解体をするに当たって、そのくいを撤去する、またはその建物を解体するといったときに、これは中洞課長のほうの発注ではないとは思うんですが、発注ですか。そうすると、解体する場合、また今回、和見にはないと思いますが、黒田町、今後の部分なんですが、そういったところの解体する場合の調査という部分は、じゃ、西ヶ丘に限って、西ヶ丘は家屋調査はしていましたか。 ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) 解体工事、アート工業さんがやったんですが、その場合、周囲の調査ということでしょうか。一番近くに1軒あるんですけれども、その部分というのは一応中を見て調査はしてはおります。周りも調査はしております。現在、それに対して、どうも本人からはやっぱりいろいろな部分は来てございますが、今、詳細を調査中でございます。 ○議長(前川昌登君) 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) ぜひ今後も、特に町なかはそういったリスクが高いし、数が多い少ないにしても、近接の部分はリスクをしょうということですから、業者任せではなくて、そういった業者が保険に入って対応するということが原則なんでしょうけれども、よろしくお願いをしたいのと、もう一つちょっと疑問だったのは、西ヶ丘の下水道のくいの径とか、構造計算上といいますか、荷重、N値も含めて、そういった部分で使えなかったのかなというふうには思っていましたが、あれは何か無理くり撤去するという必要があったのかどうかというのは非常に疑問なんですけれども、それは何らかの利用というものは検討した結果ですか。 ○議長(前川昌登君) 中洞建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(中洞悟君) 前にコミュニティプラントの部分の設計図等はございまして、それを調べてみたんですが、位置的なものとか、そういうのがございます。ただ、あのくいを全ては取れませんでした、結果的に。ただ、それは記録等を残しておきまして、届け出をするという形でございます。そして今度のくいは、その部分のあいている部分に対してくいを持っていくという形での設計になってございます。位置的なものは合いませんでした。 ○議長(前川昌登君) ほかに質疑はございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) なければ、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 討論はないようですので、直ちにお諮りします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第45 議案第35号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて ○議長(前川昌登君) 日程第45、議案第35号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 坂下総務企画部長。     〔総務企画部長兼上下水道部長 坂下 昇君登壇〕 ◎総務企画部長兼上下水道部長(坂下昇君) 議案集(1)の2分冊の2、35-1ページをお開き願います。 議案第35号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてご説明いたします。 岩手県市町村総合事務組合は、組織する団体の数の増減もしくは共同処理する事務の変更または規約の変更については組織する団体の協議により行うこととなっておりますが、その協議に際しては、地方自治法(昭和22年法律第67号)第290条の規定により、各構成団体の議会の議決を経ることになっております。 本案は、第1に、平成26年3月31日をもって解散する岩手中部広域水道企業団を同日をもって岩手県市町村総合事務組合から脱退させること、第2に、平成26年4月1日に岩手中部水道企業団を組合に加入させ、岩手中部水道企業団に係る常勤の職員に係る退職手当の支給に関する事務及び議会の議員その他非常勤の職員に係る災害補償に係る事務を岩手県市町村総合事務組合において共同処理すること、第3に、以上のことに伴い、岩手県市町村総合事務組合規約において所要の整備をしようとするものでございます。 以上が議案提出の主な内容でございますが、議案の朗読は省略させていただきます。 平成26年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、岩手中部広域水道企業団を岩手県市町村総合事務組合から脱退させ、並びに岩手中部水道企業団を同組合に加入させ、同企業団に係る常勤の職員に係る退職手当の支給に関する事務及び議会の議員その他非常勤の職員に係る災害補償に関する事務を同組合において共同処理するとともに、岩手県市町村総合事務組合規約の一部を変更することについて関係団体と協議しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 よろしくご審議くださるようお願いいたします。 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 これより議案第35号に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 質疑はないようですので、これから討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第46 議案第36号 市道路線の廃止について △日程第47 議案第37号 市道路線の認定について
    ○議長(前川昌登君) 日程第46、議案第36号 市道路線の廃止について及び日程第47、議案第37号 市道路線の認定については関連がございますので、一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 高峯都市整備部長。     〔都市整備部長 高峯聡一郎君登壇〕 ◎都市整備部長(高峯聡一郎君) 議案の内容の関係上、37号、その次に36号の順番でご説明させていただきます。 議案集(1)、2分冊の2の37-1ページをお開き願います。 議案第37号 市道路線の認定についてご説明いたします。 本案は、田老地区3路線、宮古地区1路線……。 すみません、失礼いたしました。順番どおり、議案集36、37の順番でご説明させていただきます。 議案集(1)、2分冊の2の36-1ページをお開き願います。 議案第36号 市道路線の廃止についてご説明いたします。 本案は、田老地区の2路線で、田老・野中地区に予定されている大規模太陽光発電事業候補地内にかかる市道であることから廃止するもので、道路法(昭和27年法律第180号)第10条第3項の規定において準用する同法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 内容についてご説明いたします。 市街地37号線は、宮古市田老字向山65番1地先を起点とし、宮古市田老字向山90番2地先を終点とする延長246.1m、幅員は2から3mの路線です。 市街地38号線は、宮古市田老字向山43番1地先を起点とし、宮古市田老字向山92番1地先を終点とする延長263.2m、幅員は1.5から2.2mの路線です。 資料として、36-2ページに廃止図面、36-3ページに位置図を添付しておりますので、ご参照願います。 なお、議案の朗読は省略させていただきます。 平成26年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、市道路線として廃止しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 以上、議案第36号を説明申し上げました。 続きまして、議案集(1)、2分冊の2の37-1ページをお開き願います。 議案第37号 市道路線の認定についてご説明いたします。 本案は、田老地区3路線、宮古地区1路線、重茂地区1路線について市道路線として認定を行うために、道路法(昭和27年法律第180号)第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 内容についてご説明いたします。 初めに、田老地区3路線についてですが、市街地37号線及び市街地38号線は、先ほどの廃止路線のうち、大規模太陽光発電事業候補地から外れる部分であります。また、このエリアは、土地利用計画において農地復旧エリアに位置づけられております。市街地37号線は、宮古市田老字向山88番2地先を起点とし、宮古市田老字向山90番2地先を終点とする延長71m、幅員は2mの路線です。市街地38号線は、宮古市田老字向山95番1地先を起点とし、宮古市田老字向山92番1地先を終点とする延長80m、幅員は1.5mの路線です。 資料として、37-2ページに認定図面、37-3ページに位置図を添付しておりますので、ご参照願います。 次に、摂待団地線は、摂待地区東日本大震災復興団地造成による団地内道路であります。摂待団地線は、宮古市田老字上摂待17番1地先を起点とし、宮古市田老字上摂待24番1地先を終点とする延長121.7m、幅員5mの路線です。 資料として、37-4ページに認定図面、37-5ページに位置図を添付しておりますので、ご参照願います。 次に、宮古地区の1路線についてですが、横川橋線は、2級河川近内川河川改修工事に附帯する橋梁かけかえ工事に係る岩手県と宮古市の間で結ばれた基本協定により認定する路線であります。横川橋線は、宮古市近内第6地割175番地先を起点とし、宮古市近内第9地割64番2地先を終点とする延長24.3m、幅員6.2mの路線です。 資料として、37-6ページに認定図面、37-7ページに位置図を添付しておりますので、ご参照願います。 次に、重茂地区の1路線についてですが、千鶏団地線は、千鶏地区東日本大震災復興団地造成による団地内道路であります。千鶏団地線は、宮古市重茂第11地割21番5地先を起点とし、宮古市重茂第11地割101番地先を終点とする延長59.6m、幅員5mの路線です。 資料として、37-8ページに認定図面、37-9ページに位置図を添付しておりますので、ご参照願います。 なお、議案の朗読は省略させていただきます。 平成26年2月17日提出、宮古市長、山本正徳。 理由、市道路線として認定しようとするものである。これが、この議案を提出する理由でございます。 以上、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(前川昌登君) 説明が終わりました。 これより議案第36号に対する質疑を行います。 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) すみません、1点だけです。 近内の橋なんですけれども、近内川にかかる橋、過去を見て、今現状ある橋も見て…… ○議長(前川昌登君) 37号ですね。 ◆13番(松本尚美君) 37-1ですね。 なかなか地元でも橋名というか由来がわからない部分があるんですけれども、この横川橋というのはどういった由来があるんですか。例えば底地がこういった地名があるとか、そういったことなんでしょうか。 ○議長(前川昌登君) 太長根建設課長。 ◎建設課長(太長根浩君) 本橋梁は岩手県の河川改修工事に伴う補償工事でかけかえたものでございます。橋名につきましてはわかりません。大変申しわけございません。 ○議長(前川昌登君) 松本尚美君。 ◆13番(松本尚美君) 大体岩手県がかけている橋が多いのかなという気はしますが、市道認定というか、橋名を正式に認定するわけですから、やっぱりしっかりそこはどういう由来があるのか確認してから提案すべきじゃないですか。わからないというのは、ちょっといまいち、わからない。 ◎建設課長(太長根浩君) この橋に関しましては、従来、木橋の橋がかかっていたところでございまして、地域の方々といろいろ協議をした中で、地域の方々からの由来とか、いろんなそういうものを加味して橋名を決定したものと思われます。議員おっしゃるとおり、提案する際にそのような路線名をきちっと精査しなかったことに対してはおわび申し上げます。 ○議長(前川昌登君) ほかに質疑はございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 質疑はないようですので、これから討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 討論もないようですので、本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第37号に対する質疑も終わったということでございますので、本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 暫時休憩します。     午後2時52分 休憩     午後3時08分 再開 ○議長(前川昌登君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △日程第48 陳情第4号 放射性物質に汚染された農林業系副産物の焼却処理に関する陳情(経済常任委員会委員長報告) ○議長(前川昌登君) 日程第48、陳情第4号 放射性物質に汚染された農林業系副産物の焼却処理に関する陳情を議題とします。 本件について経済常任委員会委員長の報告を求めます。 横田有平君。     〔18番 横田有平君登壇〕 ◆18番(横田有平君) 平成25年12月定例会において当委員会に付託されました陳情第4号 放射性物質に汚染された農林業系副産物の焼却処理に関する陳情について、会期中の審査では焼却施設における放射性セシウムの物質収支をもとに放射性セシウムが漏出しているという陳情者の主張について、さらに審査を要するものとして会期中に結論を出すことができなく、閉会中の継続審査となっておりました。 閉会中においては、宮古地区広域行政組合宮古清掃センターでの焼却処理の現地調査や焼却処理に関する岩手県の見解などをもとに、慎重に審査いたしました。 審査に当たっての論点は、焼却処理の際、バグフィルターで99%以上の放射性セシウムが回収されているという検証結果に対し、陳情者の主張は、焼却施設へ投入された一般廃棄物を含めた対象物の放射能量と焼却後の主灰、飛灰などの放射能量による物質収支をもとに、約16%の放射性セシウムが回収されていないというものであります。 当委員会では、排ガス中における放射性セシウムについては、国立環境研究所の試験、それから一関市の大東清掃センターでの実証試験及び宮古地区広域行政組合宮古清掃センターの排ガスの放射性セシウム濃度の測定結果などを踏まえて審査した結果、宮古清掃センターの排ガス中の放射性セシウム濃度の測定結果はND(不検出)であり、基準を十分に満たし、安全に維持管理されていると判断したところであります。 また、物質収支についても、焼却施設は連続的に稼働しているものであり、限定的なデータとさまざまな仮定に基づく推定値による方法で物質収支を精密に算定することは困難であるとの岩手県の見解もありますことから、本陳情については全会一致で不採択とすべきと決定したものであります。 なお、平成25年6月定例会においても同様の趣旨の陳情が提出されていることもありますので、市当局においては、引き続き市民に対する丁寧な説明や測定結果の公表に努めるとともに、安全性を十分に確保した上で事業を実施するよう改めて要望するものであります。 以上、委員長の報告といたします。 ○議長(前川昌登君) 報告が終わりました。 これより陳情第4号の委員長報告に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 質疑はないようですので、これから討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 討論もないようですので、直ちにお諮りします。 本件に対する委員長報告は不採択とすべきものであります。委員長の報告のとおり不採択とすることにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、本件は委員長の報告のとおり不採択とすることに決定しました。----------------------------------- △日程第49 請願第15号 要支援者への予防給付を市町村事業とすること等についての意見書提出に関する請願 ○議長(前川昌登君) 日程第49、請願第15号 要支援者への予防給付を市町村事業とすること等についての意見書提出に関する請願を議題とします。 お諮りします。 請願第15号は教育民生常任委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、本件は教育民生常任委員会に付託することに決定しました。----------------------------------- △日程第50 請願第16号 放射性物質に汚染された農林業系副産物の焼却処理に関する請願 ○議長(前川昌登君) 日程第50、請願第16号 放射性物質に汚染された農林業系副産物の焼却処理に関する請願を議題とします。 お諮りします。 請願第16号は経済常任委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、本件は経済常任委員会に付託することに決定しました。----------------------------------- △日程第51 陳情第5号 宮古清掃センター焼却炉からの放射性物質漏出に関する陳情 ○議長(前川昌登君) 日程第51、陳情第5号 宮古清掃センター焼却炉からの放射性物質漏出に関する陳情を議題とします。 お諮りします。 陳情第5号は教育民生常任委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、本件は教育民生常任委員会に付託することに決定しました。----------------------------------- △散会 ○議長(前川昌登君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 お諮りします。 あす2月18日から25日までの8日間は、常任委員会開催及び議案思考のため本会議は休会にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前川昌登君) 異議なしと認めます。 よって、あす2月18日から25日までの8日間は休会とすることに決定しました。 本日はこれをもって散会します。 ご苦労さまでした。     午後3時15分 散会...