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06月23日-05号

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  1. 大船渡市議会 2020-06-23
    06月23日-05号


    取得元: 大船渡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-02
    令和 2年  第2回 定例会議事日程第5号令和2年6月23日(火)午前10時開議日程第1  報告第2号  令和元年度大船渡一般会計繰越明許費繰越計算書について日程第2  報告第3号  令和元年度大船渡公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について日程第3  報告第4号  令和元年度大船渡水道事業会計予算繰越計算書について日程第4  議案第1号  甫嶺復興交流推進センター設置管理に関する条例について日程第5  議案第2号  大船渡市税条例の一部を改正する条例について日程第6  議案第3号  大船渡市地方活力向上地域における固定資産税課税免除等に関する条例の             一部を改正する条例について日程第7  議案第4号  大船渡市墓園条例の一部を改正する条例について日程第8  議案第5号  大船渡市介護保険条例の一部を改正する条例について日程第9  議案第6号  大船渡市企業立地奨励条例の特例に関する条例の一部を改正する条例につい             て日程第10  議案第7号  大船渡市簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例             について日程第11  議案第8号  大船渡市水道事業給水条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例につ             いて日程第12  議案第9号  令和2年度大船渡一般会計補正予算(第3号)を定めることについて日程第13  議案第10号  令和2年度大船渡魚市場事業特別会計補正予算(第1号)を定めることに             ついて日程第14  議案第11号  令和2年度大船渡介護保険特別会計保険事業勘定)補正予算(第1号)             を定めることについて日程第15  議案第12号  市道路線の認定について日程第16  議案第14号  大船渡市臨時診療所設置条例について日程第17  議案第15号  令和2年度大船渡一般会計補正予算(第4号)を定めることについて日程第18  発議案第2号 大船渡市議会委員会条例の一部を改正する条例について日程第19  発議案第3号 復興特別委員会の設置について本日の会議に付した事件   ~議事日程第5号のほか~日程第20         復興特別委員会の閉会中の継続調査について出 席 議 員(20名)  議 長  渕 上   清 君          副議長  三 浦   隆 君  1 番  佐 藤 優 子 君          2 番  渡 辺   徹 君  3 番  西 風 雅 史 君          4 番  菅 原   実 君  5 番  金 子 正 勝 君          6 番  森     亨 君  7 番  東   堅 市 君          8 番  船 砥 英 久 君  9 番  小 松 龍 一 君          10番  今 野 善 信 君  11番  山 本 和 義 君          12番  伊 藤 力 也 君  13番  森     操 君          14番  平 山   仁 君  15番  船 野   章 君          16番  滝 田 松 男 君  17番  紀 室 若 男 君          18番  熊 谷 昭 浩 君欠 席 議 員(0 名)説明のため出席した者  市     長  戸 田 公 明 君      副  市  長  志 田   努 君  教  育  長  小 松 伸 也 君      災 害 復興局長  佐々木 義 久 君  企 画 政策部長  武 田 英 和 君      総 務 部 長  田 中 聖 一 君  協働まちづくり  新 沼   徹 君      生 活 福祉部長  金 野 高 之 君  部     長  商 工 港湾部長  近 江   学 君      観 光 推進室長  千 葉   譲 君  農 林 水産部長  鈴 木 満 広 君      都 市 整備部長  阿 部 博 基 君  水 道 事業所長  大 浦 公 友 君      教 育 次 長  遠 藤 和 枝 君  復 興 政策課長  金 野 久 志 君      企 画 調整課長  伊 藤 喜久雄 君  総 務 課 長  江 刺 雄 輝 君      財 政 課 長  佐 藤 雅 俊 君  税 務 課 長  佐 藤 力 也 君      生 涯 学習課長  熊 谷 善 男 君  市 民 環境課長  下 田 牧 子 君      国 保 年金課長  三 上   護 君  長 寿 社会課長  佐々木 義 和 君      健 康 推進課長  佐 藤 かおり 君  商 工 課 長  佐 藤 信 一 君      企業立地港湾課長 山 岸 健悦郎 君  農 林 課 長  菅 原 博 幸 君      建 設 課 長  金 野 尚 一 君  簡易水道事業所長 佐 藤 悦 夫 君事務局職員出席者  事 務 局 長  鎌 田 征 喜 君      局 長 補 佐  山 下 浩 幸 君  議 事 係 長  新 沼 圭史郎 君    午前10時00分 開   議 ○議長(渕上清君) おはようございます。  定刻になりましたので、これより本日の会議を開会いたします。  本日の出席議員は20名全員であります。  それでは、出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事は、議会運営委員長より報告のあった当局議案等4件を加え、お手元に配付の議事日程第5号により進めることにいたします。  なお、質疑につきましては、申合せのとおり、一問一答方式とし、答弁を含め1人30分以内でありますので、御了承願います。  また、質疑の項目が複数の場合、あらかじめその項目を述べた上で行うようお願いいたします。 △日程第1 報告第2号 令和元年度大船渡一般会計繰越明許費繰越計算書についての質疑 ○議長(渕上清君) それでは、日程第1、報告第2号、令和元年度大船渡一般会計繰越明許費繰越計算書についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 以上で報告第2号議題を終わります。 △日程第2 報告第3号 令和元年度大船渡公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書についての質疑 ○議長(渕上清君) 次に、日程第2、報告第3号、令和元年度大船渡公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 以上で報告第3号議題を終わります。 △日程第3 報告第4号 令和元年度大船渡水道事業会計予算繰越計算書についての質疑 ○議長(渕上清君) 次に、日程第3、報告第4号、令和元年度大船渡水道事業会計予算繰越計算書についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 以上で報告第4号議題を終わります。 △日程第4 議案第1号 甫嶺復興交流推進センター設置管理に関する条例についての審議決定 ○議長(渕上清君) 次に、日程第4、議案第1号、甫嶺復興交流推進センター設置管理に関する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。1番、佐藤優子君。 ◆1番(佐藤優子君) 条例の1点についてお伺いします。  第3条に、「センターは、年間を通じて開館する。ただし、指定管理者が特に必要があると認めるときは、臨時に休館する。」とあります。これは、お休みを持てると、定休日を設定できるという解釈でよかったでしょうか。ほかの公共施設、宿泊を伴う指定管理の条例を見ると、休館日という項目を持っているところがあるようです。そこを確認させてください。 ○議長(渕上清君) 商工課長。 ◎商工課長(佐藤信一君) 条例のほうでは、年間365日開館するというふうなところで規定しております。当該施設はBMXなど、特定のスポーツアクティビティー利用者限定の施設ではなく、ほかにも観光客等の一般の宿泊者も利用できる施設であることから、年間を通じて開館としたところでございます。しかし、条例のほうで、ただし書で指定管理者が特に必要があると認める場合は臨時に休館することができる旨の規定を設けておりますので、開館日につきましては指定管理後に、平日、それからあるいは冬期間の利用が落ちる可能性もありますので、指定管理者と協議して変更していきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 1番、佐藤優子君。 ◆1番(佐藤優子君) (続) 廃校を活用した、あとは地域と企業、そして行政と関わるパイロット事業となり得る事業だと思いますので、当局と指定管理者の円滑なるコミュニケーションの上、運営を進めていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(渕上清君) 商工課長。 ◎商工課長(佐藤信一君) この議決をいただきましたら、早速指定管理者の募集を行いまして事業計画等をいただいて、その内容を指定管理者候補のほうといろいろ協議をしながら、円滑な運営ができるような形で進めたいと思っております。  以上でございます。
    ○議長(渕上清君) ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第1号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(渕上清君) 起立全員であります。  よって、議案第1号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第5 議案第2号 大船渡市税条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(渕上清君) 次に、日程第5、議案第2号、大船渡市税条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) 2点伺います。  附則の第10条と附則の第17条についてお尋ねいたします。市長提出条例議案でめくってみたのですが、なかなかちょっと分かりづらいと。それで、説明要旨には附則第10条については、新型コロナのことで云々と、固定資産税の課税基準の特例の創設ということだけ書いております。もう少しかみ砕いて教えていただければありがたいのですが、例えばあるときから50%の低減があった方については固定資産税を減免するのだとか、ちょっとその辺詳しく教えていただいてから議論したいと思います。 ○議長(渕上清君) 税務課長。 ◎税務課長(佐藤力也君) 附則第10条につきましては、新型コロナウイルス感染症の経済対策によりまして地方税法が改正され、厳しい環境下にある中小企業者に対して、令和3年度1年分に限り償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税の課税標準を2分の1またはゼロにするという措置が取られることになりました。これが地方税法附則の第61条の規定でございます。  また、同じ経済対策として、わがまち特例の追加として中小事業者固定資産税の課税標準の特例が3年間措置をされることになりました。これが地方税法附則第62条の規定でございます。条例改正案では、これらの読替えする地方税法の条項を追加したところでございます。  なお、固定資産税の減免につきましては、令和2年2月から10月までの任意の3か月間の売上額が前年同期間と比べまして30%以上50%未満減少しているという場合は、固定資産税が2分の1軽減、それから50%以上減少しているものにつきましてはゼロということで免除になるという制度でございます。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) 詳しく教えていただきましてありがとうございます。それで、中小企業者が対象で今年の2月から10月の範囲でということでありますが、これは例えば令和3年分ということになると思うのですが、今年の分というのは対象にならないというのはどういった理由なのでしょうか。 ○議長(渕上清君) 税務課長。 ◎税務課長(佐藤力也君) 新型コロナウイルス感染症による厳しい環境下にある中小事業者に対する地方税法上の措置につきましては、現時点では徴収の特別猶予や御案内の固定資産税の令和3年分、1年分の事業用資産の減免措置であります。税の減免というのは、負担の公平からいいましても非常に厳格な運用が求められるということで、当市の条例におきましても減免の対象となるのは、固定資産税でいえば生活保護の対象となった場合、公益の用に供される場合、また災害等に遭った資産など限定をされているところでございます。そうした下で、新型コロナウイルスによる感染症に係る経済対策として打ち出された措置でございますが、運用に当たっても極めて限定的な取扱いが必要であろうかということでございます。  市といたしましては、令和2年度につきましては延滞金や担保金の必要のない特例猶予が制度化されていることでございますので、その制度の活用と併せて中小事業者等の支援に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) ありがとうございます。今お話聞きましたらば、税については厳格に運用しなければならないので、限定的な話だということで分かりました。ただ、その対象については、今年の2月から10月まで対象になるということで一安心したところであります。  それで、限定的という話がありましたけれども、この対象業種とか、対象者というのはどういった方が、例えば個人、法人も含めて、対象についてちょっとお話しください。 ○議長(渕上清君) 税務課長。 ◎税務課長(佐藤力也君) 対象につきましては、個人事業者の場合は常時使用する従業員の人数が1,000人以下、法人事業者の場合は資本金の額または出資金の額が1億円以下の法人、それから資本または出資を有しない法人のうち、従業員数が1,000人以下という規定になってございまして、業種的にはございません。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) 全ての業種がまず対象の可能性があるということで、それで今まで家賃補助については様々出ましたけれども、固定資産税についてはまたこういった制度があるということが分かりました。  それで、どういった手続が必要か、ちょっと軽く教えていただけますか。 ○議長(渕上清君) 税務課長。 ◎税務課長(佐藤力也君) 申請の流れでございます。これは、もう既に国のほうでは確認依頼ということで、5月中から受付は開始しているようでございますが、認定経営革新等支援機関という、これは商工会議所さんとか、税理士さんとかが国の指定を受けているということでございますが、一旦自分の経営状況、収入状況をそちらに確認をさせていただくというような形になっておりまして、その認定経営革新等支援機関から中小企業者等に対して確認書が発行されます。それをもって令和3年1月中に市のほうに軽減申請をするというような手続になってございます。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) ありがとうございます。認定経営革新等支援機関というのは、例えば商工会議所だったり、税理士さんだったりだと思うのですけれども、そこの費用というのは誰が負担することになっているでしょうか。 ○議長(渕上清君) 税務課長。 ◎税務課長(佐藤力也君) 申し訳ございません。その費用ですけれども、これは国の制度でございますので、国が恐らく予算措置を計上して運営するというような形になっていると考えております。  以上です。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) 分かりました。できるだけ新型コロナで厳しい方々の負担にならないような制度であるということが分かりました。  それで、対象の話もありましたけれども、個人の方の、例えば個人事業主であると居住と一緒になっている場合があります。そういった場合は対象になりますか。 ○議長(渕上清君) 税務課長。 ◎税務課長(佐藤力也君) 申し訳ございません。個別の運用につきましては、今後まずうちのほうとしても検討させていただきますが、想定されるのは事業用の家屋でございますので、償却資産、その分が案分とかそういう形での適用になるのではないかと考えておりますが、詳細については今後またさらに検討させていただきたいと考えております。  以上です。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) 分かりました。ありがとうございます。いずれ今までは家賃補助の制度があって、これから固定資産税のこともあるということで、期間はありますけれども、早めに周知をしていただければありがたいというふうに思います。  次に移ります。附則第17条でありますが、これについても説明要旨を見れば大体分かるのですけれども、長期譲渡所得に係る個人の市民税云々ということで、低未利用地等を譲渡した場合とありますけれども、これを少しかいつまんで説明していただければありがたいです。例えばこの低未利用地というのは評価額500万円以下のもので云々とか、そういったことをちょっと説明していただければありがたいと思います。 ○議長(渕上清君) 税務課長。 ◎税務課長(佐藤力也君) 法附則17条ということでございますが、これは租税特別措置法の改正によりまして、低未利用地等を譲渡した場合の長期譲渡所得の特別控除が最大100万円となる制度が創設されたことに伴いまして、地方税法による関連条文を追加するものでございます。期間は、令和2年7月1日から令和4年12月31日までの譲渡でございまして、取引額が議員さんおっしゃったとおり500万円以下ということになってございます。譲渡年の1月1日現在で所有期間が5年を超える土地が該当になると、そのほか一定の要件がございます。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) ありがとうございます。いずれ流動性を高めなければならないということだと思うのですが、その低未利用地というものはどういったものかちょっと教えていただけますか。 ○議長(渕上清君) 税務課長。 ◎税務課長(佐藤力也君) 詳細まで、うちのほうでそこまでちょっと把握していない状況はありますが、議員さんおっしゃったとおり土地の流動性を高めるための措置だということで、利用促進のための税制改正という形であろうかと考えております。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) これで終わりますけれども、面積はないにしても、500万円以下の土地と建物を譲渡した場合に100万円控除するということだと思うのですけれども、例えばもともとの土地から新しい権利者の土地の利用条件というのは、利用を高める上であるものでしょうか。具体的に言いますと、例えば未利用地の上に空き家があったとして、そこに家を建てなければならないとか、その利用条件というのはありますか。ちょっとそれだけ教えていただけますか。 ○議長(渕上清君) 税務課長。 ◎税務課長(佐藤力也君) 大変申し訳ございません。制度の詳細につきましては、もう少々お時間を取らせていただきまして、後ほど回答させていただきますので、申し訳ございません。 ○議長(渕上清君) 16番、滝田松男君。 ◆16番(滝田松男君) 第1条による改正の140条についてお伺いをいたします。  国民健康保険税基礎課税額課税限度額を現行61万円から63万円ということで2万円上がると、それから介護納付金課税額課税限度額を17万円とするということで、こちらは1万円上がるわけですが、この上げる理由についてまずお伺いします。 ○議長(渕上清君) 税務課長。 ◎税務課長(佐藤力也君) 税制改正の理由でございますが、地方税法の改正による課税限度額の増という形になってございます。国民健康保険の財政上の運営につきましては、税の収入を適正にするための制度化のために、高額所得者等課税限度額を引き上げるということにおきまして、中間層の軽減というような形になるということも制度上は設計されているということでございます。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 16番、滝田松男君。 ◆16番(滝田松男君) (続) この63万円、17万円とすることによって、市税収入にどれぐらいのプラスといいますか、変化が出るのかお伺いします。 ○議長(渕上清君) 税務課長。 ◎税務課長(佐藤力也君) 令和2年度当初賦課の世帯所得の状況でシミュレーションいたしますと、医療分というのが5,244世帯ございます。課税限度額世帯は、大体48世帯から43世帯に5世帯減となる状況でございますし、介護納付金分につきましては43世帯から33世帯に10世帯ほど課税限度額の世帯は減少するところでございます。  それから、軽減世帯もございますので、軽減世帯等の差額で計算いたしますと、課税限度額の引上げによる増額分は、それで大体約130万円弱になるということでございます。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第2号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(渕上清君) 起立全員であります。  よって、議案第2号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第6 議案第3号 大船渡市地方活力向上地域における固定資産税課税免除等に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(渕上清君) 次に、日程第6、議案第3号、大船渡市地方活力向上地域における固定資産税課税免除等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。10番、今野善信君。 ◆10番(今野善信君) 2点質問いたします。  この制度は、平成27年の地域再生法の一部改正によってできたものだと思います。県の認定を受ける必要があるというふうになっているようですけれども、この第2条、第3条の制度を活用して当市に移転あるいは拡充をされたという企業はどのぐらいあるのでしょうか。 ○議長(渕上清君) 企業立地港湾課長。 ◎企業立地港湾課長山岸健悦郎君) お答えします。  これを活用した企業ということですが、大船渡市内では現在ありません。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 10番、今野善信君。 ◆10番(今野善信君) (続) そうであれば延ばすということも当然必要にはなるのだなというふうに思いますけれども、例えばこういったケースはどうなのでしょうか。今現在本社が東京にあって、それを地方に移転してくるということだと思うのですけれども、例えば本社が地方に移ってくるときに分社化して、地方の法人として本社を置くというような、こういう形もこれからは出てきそうな気がするのですけれども、こういうのはこの第2条の移転型事業のほうには該当するものなのでしょうか。 ○議長(渕上清君) 企業立地港湾課長。 ◎企業立地港湾課長山岸健悦郎君) お答えいたします。  その辺の詳細につきましては、なかなか情報が少ないもので、確認をしてこれから必要に応じて対応して進めていきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第3号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(渕上清君) 起立全員であります。  よって、議案第3号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第7 議案第4号 大船渡市墓園条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(渕上清君) 次に、日程第7、議案第4号、大船渡市墓園条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第4号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(渕上清君) 起立全員であります。  よって、議案第4号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第8 議案第5号 大船渡市介護保険条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(渕上清君) 次に、日程第8、議案第5号、大船渡市介護保険条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第5号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(渕上清君) 起立全員であります。  よって、議案第5号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第9 議案第6号 大船渡市企業立地奨励条例の特例に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(渕上清君) 次に、日程第9、議案第6号、大船渡市企業立地奨励条例の特例に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。10番、今野善信君。 ◆10番(今野善信君) 質問させていただきます。  新旧対照表の34ページ、35ページにこのことが載っております。それで、第3条の2、あるいは(1)、(2)というところでは、製造業とかソフトウエア企業に関して、いわゆる雇用が増えたというところに関して、そういった雇用を増やしたときにこの制度の補助金が出るということになっております。  そして、次の35ページの(3)、(2)に行きますと、工場等の新設、増設者について補助金が出るというふうになっているのですけれども、これは例えば工場等を新設したときに、雇用が減るということもあり得るというふうに思うのですが、そういったときにはこの(3)とか(2)のところ、工場新設だけでもこういう補助金の対象になってくるものでしょうか、お伺いします。 ○議長(渕上清君) 企業立地港湾課長。 ◎企業立地港湾課長山岸健悦郎君) お答えいたします。  これにつきましては、新規雇用者を増やすということが前提になっておりますので、ただ工場だけということでは対象にならないということであります。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 10番、今野善信君。 ◆10番(今野善信君) (続) ただ、企業の立場に立ってみますと、例えば新しい工場を新設するとか、増設するという場合には、新しい工場を新設することによって省力化した工場を造るという狙いがあったりすると思うのです。そうすると、新しい工場を建てたときに、逆に雇用人数が減るとかということも考えられます。これは、雇用を増やすための制度だということであればそうなのでしょうけれども、そういうことでいいのかなという気がします。いわゆる投資を増やすとか何かということであれば、そういった省力化したりなんかという企業の経営努力に対して、もう少しこういった制度はないのかなという気がするのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(渕上清君) 企業立地港湾課長。 ◎企業立地港湾課長山岸健悦郎君) 今の制度上はなかなか難しいところではありますので、これに関しては今意見いただいたところを整理して、今後国、県等へ要望して、内容についてよりよい制度にしていただけるよう対応してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第6号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(渕上清君) 起立全員であります。  よって、議案第6号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第10 議案第7号 大船渡市簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(渕上清君) 次に、日程第10、議案第7号、大船渡市簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。18番、熊谷昭浩君。 ◆18番(熊谷昭浩君) 1点御質問いたします。  今回のこの条例改正、増額の改定延期ということで、私も賛成でございますが、しかしながら次の段階という部分のことがありますので、1回確認をしたいのでありますが、延期をする判断基準をどこに持って延期をしようという判断をしたのか、まずその点を伺いたいなというふうに思います。 ○議長(渕上清君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(阿部博基君) 今回の水道料金の値上げの延期につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う市民生活等に配慮して延期するものでございます。今回7月から3月まで延期するわけですけれども、この9か月でおおむね1,500万円ほど、見込んでいた収入が入ってこないということになります。ただ、こういう市民への影響もそのとおりなのですけれども、9か月後の状態を総合的に判断して、また減収分の対応についても併せて判断して、その上で今後のそのときの対応をまた検討して取り組んでいきたいと思います。 ○議長(渕上清君) 18番、熊谷昭浩君。 ◆18番(熊谷昭浩君) (続) ありがとうございます。そうしますと、例えば簡易水道の場合、値上げをして大体5年間で8,500万円ぐらいの増収が見込まれるという話を前に伺っていましたけれども、今回1,500万円、その9か月でお金が入ってこないということでありますが、この措置によって、これから予定されている例えば綾里、越喜来の浄水場の整備等々のそういった計画がスライドして若干後にするのか、あとまたさっき部長が言ったとおり、来年のコロナの状況を見ての判断をして、再度延長をするといった部分も考えられるのか、その点を伺いたいなというふうに思います。 ○議長(渕上清君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(阿部博基君) 現時点では、この減収分については会計の中でいろんなやりくりをしながら対応しようというところが1つですし、あとは交付金のほうをあてがえるものだったらそちらをあてがっていきたいと考えております。ただ、整備については、やっぱり必要なものは必要なときに整備しなければいけないと考えていますが、それに伴って今度は会計自体がまた苦しくなるのもマイナスの要因となりますので、それについては今後全体的な収支等を見ながら、詳細な検討とか、確認をしていきたいと考えております。 ○議長(渕上清君) 18番、熊谷昭浩君。 ◆18番(熊谷昭浩君) (続) また再度確認は、来年になってコロナの状況を見て、今と同じような状況であれば再度延長もあるということでしょうか。 ○議長(渕上清君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(阿部博基君) その時点になってみないと、今後この値上げの再延長については、現時点では何とも申し上げられませんけれども、基本的にはさっき言いましたけれども、延長することによって一方で収入が減るというマイナスの要因もありますので、そういう収入の確保のめど等を含めながら、その時点でまず総合的にどうするかということは考えていきたいと思います。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。
    ◆14番(平山仁君) 私もちょっと簡易水道、水道と同じ料金体系でありますので、こちらのほうで質問いたしますが、今回は新型コロナウイルスに対する経済対策の一環として行っているというふうに理解をしているのですが、そういった認識でいいですか。 ○議長(渕上清君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(阿部博基君) はい。議員のおっしゃるとおりです。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) 新型コロナウイルスの経済対策であれば、もし先にもっと悪い状況があったら、値上げというのはできませんよね。 ○議長(渕上清君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(阿部博基君) ただ、一方で、先ほど言いました簡易水道会計の収支の話があります。いずれ収支入ってこないということは、これはその分が今年入ってこない分で、どこからか入ってくればいいのですけれども、入ってこないとこの先利用者から徴収しなければいけないということになりますので、そこを含めて今後の対応は総合的に考えていきたいと思います。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) よく分かります。そのために19.2%値上げするということにしました。会計についても、数年間はまず大丈夫だという認識、確認をして私も話ししたつもりなのですが、一番の問題は値上げを繰延べするとかではなくて、市民の方々の生活をどう支えていくかということだと思うのです。そのために今回繰延ベするのでありますから、私は半年間というよりは、本当は1年とかにしてほしいわけであります。  例えば他市町村、昨日あたりでしたか、盛岡ではもう基本料金を減免すると、もちろん自治体規模も大きいので、一概に比較はできませんが、小さいところでもそういった対策を行っている自治体があると。要はステイホームがあったので、水道料金も上がるだろうから、法人の方々、企業の方々の負担も減らしたいという目的でやった自治体があるという一方で、我が大船渡市に関しては、うちのほうは値上げの19.2%繰延べしたのだと、その財源についてはもう19.2%上げるということを決めてあるわけですから、それは状況を見て判断をするということでいいのだと思うのです。例えば建設に関しては、もともと当市規模の水道事業、簡易水道事業であれば資本的収入でやりくりするしかありませんので、これ自体で成り立っているというふうに私は基本的には思いませんので、そういった考えでいいのではないでしょうか、部長。 ○議長(渕上清君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(阿部博基君) 基本的に今回9か月繰延べするということで、その分の減収分を試算すると大体1,500万円ほどということになります。これが先ほどのコロナの経済対策の一環だということなのですけれども、一方でこれを仮に続けると、延長するということとなれば、来年もこの金額相当の減収分が見込まれるということで、会計上、減収分についてどこからか、国なりの交付税でも入ってくるのでしたら別ですけれども、そういう当てがない中で、では繰延ベしよう、値上げを先延ばししようかということは、やっぱり全体的な今後数年間の収支のバランスを見ながらでないとなかなか決められないものだと考えておりますので、これはもうこの時点をもって、またはこの先の収支のバランスを見ながら、それを含めてどうしようかということの検討になると思います。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) 今の答弁で私はそのとおりだと思うのです。したがって、今回の目的は新型コロナウイルスに対する経済対策の一環だよと、その前に19.2%の値上げをし、数年間はもつだろうということで今回多分判断したと思うのです。なので、手段と目的の話でありますので、そのときで判断していいのですけれども、今から新型コロナウイルス感染症が収まっていないのに、もう値上げ前提ですよという答弁は、私は姿勢として望ましいものではないということでちょっと申し上げたいのですが、それでいいですか。 ○議長(渕上清君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(阿部博基君) 昨年に値上げのほうを認めてもらって、今回7月からの値上げを3月に繰延ベするということなのですけれども、実際何度も言いましたけれども、その時点で経済対策は必要だと思いますけれども、あわせて企業会計となりました簡易水道会計の収支のバランス、健全な財政運営、これもまた一方で必要ですので、両方の必要なところを調整しながら、その時点になってやっぱり検討していくことになるのだろうなと考えております。 ○議長(渕上清君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第7号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(渕上清君) 起立全員であります。  よって、議案第7号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第11 議案第8号 大船渡市水道事業給水条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(渕上清君) 次に、日程第11、議案第8号、大船渡市水道事業給水条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第8号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(渕上清君) 起立全員であります。  よって、議案第8号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第12 議案第9号 令和2年度大船渡一般会計補正予算(第3号)を定めることについての審議決定 ○議長(渕上清君) 次に、日程第12、議案第9号、令和2年度大船渡一般会計補正予算(第3号)を定めることについてを議題といたします。  質疑を許します。12番、伊藤力也君。 ◆12番(伊藤力也君) 一般会計の補正予算につきまして、大きく2点お聞きいたします。1点目には、歳入の市債、公共事業等債について、それから2点目が歳出の千石船気仙丸利活用事業につきましてお聞きしたいと思います。  まず最初に、市債のほうでありますが、公共事業等債、対象となる事業についてお伺いしたいと思います。 ○議長(渕上清君) 財政課長。 ◎財政課長(佐藤雅俊君) 今般の補正に係る公共事業等債でございますけれども、細かく言えば7事業に充当しておりまして、大きなところでは橋梁長寿命化事業に1億円ほど、市役所庁舎前線道路新設事業に3,000万円、あとは通学路整備事業に1,500万円等々7事業に充当してございます。  以上です。 ○議長(渕上清君) 12番、伊藤力也君。 ◆12番(伊藤力也君) (続) 今主なところをお話しいただきましたが、この中で後年度交付税措置があるものがあるでしょうか。 ○議長(渕上清君) 財政課長。 ◎財政課長(佐藤雅俊君) 公共事業等債につきましては、充当率90%、交付税措置20%の起債でございます。 ○議長(渕上清君) 12番、伊藤力也君。 ◆12番(伊藤力也君) (続) その点については分かりました。  それで、次の気仙丸のほうに移りますが、大きく4点ぐらいについてちょっと聞いていきます。財源と展示場3案について、それから修理、建造費の中身のやり方のところで、それからあと最後に利活用の在り方についてアイデアが出ておりますが、今後の取組についてお聞きしたいと思います。  まず最初に、この千石船気仙丸の利活用事業に関わる市からの補助金でありますが、これは市の財源は何からと、複数あるかどうか、その辺も含めてお願いします。 ○議長(渕上清君) 観光推進室長。 ◎観光推進室長(千葉譲君) 気仙丸の利活用事業の補助金の財源につきましては、津波復興基金を全額充当することとしております。  以上です。 ○議長(渕上清君) 12番、伊藤力也君。 ◆12番(伊藤力也君) (続) 財源についてはそのとおりで、まず展示場なのですけれども、現在3案ということでこの間提示されておりますけれども、この点につきまして今絞り込みのところの考え方、どのような進捗になっているのかお聞きしたいと思います。 ○議長(渕上清君) 観光推進室長。 ◎観光推進室長(千葉譲君) 大船渡のキャッセンエリアを中心として3案お示ししておりますけれども、これについては各土地の今後の利活用状況、これ以外に商業施設等が入ってこないのか、そういったところも含めて、今コロナの関係で例えば第1案で示した第7街区については、まだそういった商業施設の入ってくるというようなことの交渉等が順調に進んでいないというか、なかなか難しいところがあるということで、市としては最も中心市街地に近いところに整備したいという方向で検討しておりますので、ただそういった今後の利活用の施策によっては入ってくる商業施設等の考え方もございますでしょうから、その辺はあそこをマネジメントしておりますキャッセン大船渡等と十分に協議しながら、設置場所については確定させていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(渕上清君) 12番、伊藤力也君。 ◆12番(伊藤力也君) (続) 本日が議決の日なので、今日の決定とか、それによって大体いつ頃までに結論を出さなければならないというような考え方はありますでしょうか。 ○議長(渕上清君) 観光推進室長。 ◎観光推進室長(千葉譲君) 本事業は、年度内を目標に完成させるという予定でございますので、それこそ可及的速やかに決定していかなければならないものでありますけれども、先ほど言ったような様々な社会情勢等もございますので、いつまでという区切りはできないのですが、基本的に上架して、結構な時間をかけて乾燥させ、それで修繕を行っていくという事業になりますので、その間に皆さんで十分議論して、最も適切な場所に設置をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(渕上清君) 12番、伊藤力也君。 ◆12番(伊藤力也君) (続) 計画があると思いますので、それに沿って進めていただきたいなと、そのように思います。  それで、次の修理、建造費の5,400万円ほどの考え方についてお聞きいたしますが、今回利活用案の絞り込みをしまして、液体ガラス塗装による陸揚げ展示というところの手法案の結論を得たというところでありますが、私が今日ちょっと確認しておきたいことは、今回建造の修理をすることになったわけでありますが、その前提の話の説明の中で、20年の耐用年数が28年経過し、浮かべることが、そしてまた検査を通っていくことが非常に修理が必要だという判断になったということがその考え方の前提となっておると思いますが、今回のこの修理、建造費、どの案を見ても大体5,400万円の案となっておりますけれども、これは当初の話があった検査を通るということは浮かべる目的の修繕ということが前提になると思うのですけれども、今回展示が主になるわけでありますが、その考え方はやはりもともと浮かべることを前提にして造っている船の復元という考え方からすれば、そのとおりにはなるのですけれども、基本的にはその検査が通れるような中身の修繕という考え方でいいかどうか、そこをちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(渕上清君) 観光推進室長。 ◎観光推進室長(千葉譲君) まず、現在船舶検査が通らない状況になって保留中だということでございますけれども、今回は陸揚げ展示ということになりますので、検査を通すことは諦めたというところでございます。工事費5,400万円程度ということでございますが、改修工事、説明の中では修繕という表現を使っておりますけれども、そこの中には例えば工事用仮設テントを設置するだとか、あるいは周辺のアスファルト舗装、基礎工も含めてですけれども、あるいは防護柵の設置、あるいはそれが転ばないように立てておくようなものだとか、そういったような全ての外構工事を含めての5,400万円ということでございます。  以上です。 ○議長(渕上清君) 12番、伊藤力也君。 ◆12番(伊藤力也君) (続) 今の話からすれば、基本的には展示用だということかなということで理解しました。  それで、最後の質問になりますが、今回の利活用の在り方の検討につきまして、利活用の検討委員会では30項目を超える利活用アイデアをまとめたというところで、その詳細なものが載っております。今回は基金を利用して、今後のまちづくりや活性化、それから交流人口の拡大に寄与するといった目的でこの展示場、そしてまた貴重な文化財、財産を再度造り直してというか、修繕をいたしまして、そういったものに活用していくという大きな大きな目的があるわけでありますが、その中で特にも私はアイデアのメニューの中で、江戸、大船渡を支えた海運の展示であるとか、奇跡の気仙丸と船大工、それから夏祭りやクルーズ船、夜景スポット、イベントへの活用等につきまして、非常に効果的なものがあるのではないかなというところが予想されるところでありますが、今後こういったところの取組を重点化することによって活用がされ、そして今回7,000万円投入するものがいろいろここから数十年間、取りあえずはおおよそ20年間、効果的な施策が可能であれば、今回の事業がよかったなということになるわけでありますので、その辺の今後の気仙丸の展示場の利活用につきまして、その中心となる考え方についてお伺いしたいと思います。 ○議長(渕上清君) 観光推進室長。 ◎観光推進室長(千葉譲君) この事業につきましては、事業の目的の最も重要なところは、いわゆる歴史的価値のある地域の宝の気仙丸を皆さんに見える形で残して、気仙の船大工の卓越した建造技術とか、あるいはそういった歴史的な文化とか、そういったものを伝えていくという、そういう大きな目的がございますけれども、それに加えて復興した市街地のシンボルや、あるいはみなとオアシスおおふなとの象徴として市内外に発信していくという、そのことによっての観光まちづくりへの展開も期待されているところであります。  これまで様々利活用案を検討してまいりましたし、それなりの評価もいただいてまとめたところでございますので、関係機関ともにそういったことを十分に肝に銘じて、今後利活用について実現させていきたいというふうに考えておりますし、また観光交流人口の拡大につなげていくようにしっかり活用していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) ここで10分間休憩いたします。    午前10時55分 休   憩    午前11時05分 再   開 ○議長(渕上清君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  15番、船野章君。 ◆15番(船野章君) 予算書の15ページ、それから説明資料の2ページ、3ページの総合交流ターミナル施設の土地購入費3,951万6,000円に係ることでございますが、ここは地目は何なのか、まずその辺からお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(渕上清君) 農林課長。 ◎農林課長(菅原博幸君) 土地購入費でございますが、椿館が建っている用地は現在借地でございまして、地主さんのほうから買取りについて申出があったものでございまして、買取りのための費用の予算計上でございます。 ○議長(渕上清君) 15番、船野章君。 ◆15番(船野章君) (続) そうすると、これはいつ賃貸契約をして、何年契約であったのか。そして、先ほども申し上げましたように地目は何であったのか、地目からお伺いしたところでございましたが、まず地目と平米数についてお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(渕上清君) 農林課長。 ◎農林課長(菅原博幸君) 契約につきましては、平成8年4月1日からでございます。  面積については、3,951.56平米でございます。  地目につきましては、ちょっと資料がないのですけれども、畑だったと思います。  賃貸料金につきましては、年額64万4,104円でございました。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 15番、船野章君。 ◆15番(船野章君) (続) 分かりました。  そうすると、これは税務課長からお聞きすればいいのかな、ここの評価額は幾らですか。 ○議長(渕上清君) 農林課長。 ◎農林課長(菅原博幸君) 椿館用地ではなくて、お隣といいますか、近隣でございますが、大体8,000円程度と聞いております。  以上です。 ○議長(渕上清君) 15番、船野章君。 ◆15番(船野章君) (続) 平米当たりという意味かな。8,000円だとすれば、坪当たり2万4,000円ほどという捉え方でよろしいのでしょうか。そうすると、年間約65万円ほど払っているということは、約二十数年にわたってそれぐらい支払ってきたということになるわけですけれども、坪当たり2万4,000円ということはそう高いものではないような気はいたしますが、ただこれまで払ってきたのを合算していくと、とんでもない金額になると。それは、土地の所有者が首を縦に振らなかったと。土地の所有権というのは非常に強いものがありますので、その時点で購入しておればよかったのかなというふうな気もいたしますけれども、3,951平米ということは1,200坪ぐらいになるのでしょうか、大体で。1,200坪で4,000万円ということは、坪当たり約3万円という計算になりますか。これは、決して高い金額ではないような気はするのですけれども、ただこれまで支払った分を考えていくと、かなり高額の購入費ということが言えるかと思います。  ただ、所有権を考えていくと、首を縦に振らないので、やむなく賃貸にされたとは思うのですが、そういう二十数年にわたって賃貸して、今ここに来て、いや、ゆるくないから買ってくれというのもいかがかなというような気もしなくはないですけれども、その辺今後こういうものに当たっていくに際しての教訓としていただければいいかなという思いがいたすわけです。課長の努力が足りなかったということを指摘するものではございませんが、そういった努力を、これからこういうことのないようにしていただければいいのかなと、そんな思いで話していることをぜひ御理解をいただきたいと思います。 ○議長(渕上清君) 農林水産部長。 ◎農林水産部長(鈴木満広君) 先ほど答弁申し上げましたとおり、平成8年から場所をお借りして、世界の椿館・碁石を運営してきたわけでございますけれども、当時賃貸借という形を取った、そのときはそのときなりの理由があったということではございますが、結果論として二十数年払って、また土地を購入するということで、今議員御指摘のとおり、そういったところについては今後もきちっと対応してまいりたいと思いますし、そのとおり世界の椿館・碁石、椿の里づくりの中核的な施設ということで、ここで今後椿の里づくり、あるいは椿サミット等々を進めていく上で、やはり市として土地を取得した上で安定的な運営をしていきたいという思いもございますので、今回土地の購入という形で予算を提案させていただきました。  また、購入費用につきましては、不動産鑑定評価なり、あるいは庁内でのきちっとした議論を経て適正な価格で交渉してまいりたいというふうに考えておりますし、また議員御指摘のあった賃貸借、あるいは購入というところについても、よりよい形に今後庁内でも議論しながら進めてまいりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(渕上清君) 15番、船野章君。 ◆15番(船野章君) (続) 1つ忘れたのですが、当初の契約は何年契約であったのでしょうか。通常であれば50年とか、そういうのが通例でありますけれども、その辺を聞き忘れましたので、ひとつよろしくお願いいたします。 ○議長(渕上清君) 農林課長。 ◎農林課長(菅原博幸君) 1年契約でございます。毎年度更新していくというような形でございます。 ○議長(渕上清君) 15番、船野章君。 ◆15番(船野章君) (続) 課長、それおかしいのではないでしょうか。通常であれば50年とか20年とか30年とか、1年契約だとすれば、今年は貸さないから撤去しなさいとなると、結局撤去しなければいけなくなるわけですよね。そういうやり方は果たしていいのかなと思いながら今聞かせていただいたのですけれども、例えば通常は長いスパンで借りて、そうすると50年で幾らで、50年たてば施設も老朽化するから、では解体して新たな契約で次のものを建てようとか、そういう格好になっていくのだと思いますけれども、それ聞くと何か世の常に照らしてどこかおかしいなというような感じがいたすのですけれども、いかがでしょう。 ○議長(渕上清君) 農林課長。 ◎農林課長(菅原博幸君) 大変すみませんでした。若干時間をいただきまして、確認させていただきたいと思います。すみません。 ○議長(渕上清君) 11番、山本和義君。 ◆11番(山本和義君) 一般会計補正予算(第3号)について、2点について質問いたします。1つは、歳入の国庫支出金についてです。2点目は、歳出の総務費に関わってでございます。  歳入の国庫支出金の一番上には、個人番号カード交付事業費補助金ということで2,158万5,000円計上されておりますが、マイナンバーカードの制度だと思うのですけれども、この制度については国民の間でもいろいろ賛否両論あったり、個人のプライバシーを国が管理することはどうなのかという問題もあって、私もどちらかといえば批判的な考え方を持っておりますけれども、それはともかくといたしまして、この補正額の算出はどのように計算されたのか、まずお聞きしたいと思います。 ○議長(渕上清君) 市民環境課長。 ◎市民環境課長(下田牧子君) お答えいたします。  個人番号カード交付事業費の補助金でございますけれども、こちらは地方公共団体情報システム機構への個人番号カード、マイナンバーカード関連事務の委任に係る交付金に対する国の補助金となっておりまして、同額を歳出のほうに計上しているところでございます。この交付金につきましては、個人番号カードの関連事務に係る費用を全市町村の住民基本台帳人口により案分をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 11番、山本和義君。 ◆11番(山本和義君) (続) そうすると、まず各自治体の人口なり規模に応じて算出されているということですね。分かりました。  それでは、2つ目の総務費にもやはり通知カード・個人番号カード関連事務に関わる交付金ということで同額計上されておりますけれども、これはマイナンバーカードを作成する経費も含まれていると思いますが、大体マイナンバーカード何枚分ぐらいを見込んでいるのでしょうか。 ○議長(渕上清君) 市民環境課長。 ◎市民環境課長(下田牧子君) この交付金につきましては、マイナンバーカード何枚分ということではございませんで、地方公共団体情報システム機構がマイナンバーカード関連事務全てに係る費用を全国の市町村の人口で案分をしているということでございまして、カード1枚当たり幾らといった計算にはなっていないところでございます。 ○議長(渕上清君) 11番、山本和義君。 ◆11番(山本和義君) (続) そうですか。では、今現在市内にマイナンバーカードを作成した市民はどのくらいの数いらっしゃるか聞きたいと思います。 ○議長(渕上清君) 市民環境課長。 ◎市民環境課長(下田牧子君) これにつきましては、地方公共団体情報システム機構で定期的に市町村のほうに交付率、交付枚数の情報提供をしていただいているところでございまして、頂戴している数字は現在の人口のうち何人取得しているという数字ではなくて、これまで延べ何枚発行しているかといった数字になりますけれども、6月7日現在で大船渡市の場合は4,748件交付されているということでございます。 ○議長(渕上清君) 11番、山本和義君。 ◆11番(山本和義君) (続) 結構な人数の方々が申請して使っているということですが、大船渡市の今後の方針としましては、このマイナンバーカードをより市民に作ってもらうという方向なのか、その辺の基本的な考え方や方針についてお聞きしたいと思います。 ○議長(渕上清君) 総務課長。 ◎総務課長(江刺雄輝君) 国のほうでも、令和4年度中にあらかたの国民にマイナンバーカードが普及するようにということで各種の施策を打っておりますので、各自治体ともその方針に沿っての対応を求められているということでございますので、当市といたしましてもマイナンバーカードの普及促進に取り組んでまいるという立場でございます。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 先ほど答弁を後ほどということがございましたが、準備ができたということですので、発言をお願いいたします。農林課長。 ◎農林課長(菅原博幸君) 椿館の用地の賃貸借契約の期間でございますが、当初は平成8年から10年間という契約でございまして、それ以降につきましては1年ごとに更新といいますか、双方に異議とか、そういうのがなければ自動更新をしていくというような契約になっておりますので、訂正させていただきます。 ○議長(渕上清君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第9号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(渕上清君) 起立全員であります。  よって、議案第9号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第13 議案第10号 令和2年度大船渡魚市場事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについての審議決定 ○議長(渕上清君) 次に、日程第13、議案第10号、令和2年度大船渡魚市場事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(渕上清君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第10号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(渕上清君) 起立全員であります。  よって、議案第10号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第14 議案第11号 令和2年度大船渡介護保険特別会計保険事業勘定)補正予算(第1号)を定めることについての審議決定 ○議長(渕上清君) 次に、日程第14、議案第11号、令和2年度大船渡介護保険特別会計保険事業勘定)補正予算(第1号)を定めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第11号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(渕上清君) 起立全員であります。  よって、議案第11号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第15 議案第12号 市道路線の認定についての審議決定 ○議長(渕上清君) 次に、日程第15、議案第12号、市道路線の認定についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第12号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(渕上清君) 起立全員であります。  よって、議案第12号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第16 議案第14号 大船渡市臨時診療所設置条例についてから日程第17 議案第15号 令和2年度大船渡一般会計補正予算(第4号)を定めることについてまでの上程説明 ○議長(渕上清君) 次に、追加提出のありました議案等であります。  日程第16、議案第14号、大船渡市臨時診療所設置条例についてから日程第17、議案第15号、令和2年度大船渡一般会計補正予算(第4号)を定めることについてまで、以上2件を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。    (総務部長 田中聖一君登壇) ◎総務部長(田中聖一君) それでは、議案第14号と議案第15号について御説明いたします。  議案書の議案第14号をお開き願います。議案第14号、大船渡市臨時診療所設置条例について。別冊のとおり制定することについて、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  提案理由でございます。この条例は、新型コロナウイルス感染症をはじめとする新型インフルエンザ等感染症への感染が疑われる者に対して応急的な診療を行うため、大船渡市臨時診療所の設置に関し、必要な事項を定めようとするものでございます。この臨時診療所においてPCR検査を実施するものでありまして、いわゆる地域外来・PCR検査センターを開設するに当たり条例を定めるものでございます。  条例案につきましては、別冊にてお配りしております市長提出条例議案1ページをお開き願います。内容につきましては、議案第14号説明要旨により説明し、全文に代えさせていただきます。  説明要旨の1ページをお開き願います。議案第14号説明要旨でございます。1、本則、第1条は新型インフルエンザ等感染症への感染が疑われる者に対して応急的な診療を行うため、大船渡市臨時診療所を設置することを定めるものでございます。  第2条、臨時診療所の位置は、市長が定めることとするものでございます。  第3条は、臨時診療所の診療科目を内科とすることを定めるものでございます。  第4条、臨時診療所の診療日は、市長が定めることとするものでございます。  第5条、臨時診療所の診療受付時間及び診療時間は、市長が定めることとするものでございます。  第6条は、使用料及び手数料の額の算定方法等を定めるものでございます。  第7条は、使用料及び手数料の減免について定めるものでございます。  第8条、条例の施行に関し、必要な事項は市長が定めることとするものでございます。  2、附則でございます。この条例の施行期日を規則で定めることとするものでございます。  議案書に戻りまして、議案第15号をお開き願います。議案第15号、令和2年度大船渡一般会計補正予算(第4号)を定めることについて。別冊のとおり定めることについて、地方自治法第218条第1項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  それでは、令和2年度大船渡市補正予算書をお手元にお願いをいたします。1ページをお開き願います。一般会計でございます。今回の補正は、新型コロナウイルス感染症対策に係る支援の第4弾といたしまして、ひとり親世帯への臨時特別給付金の交付、中小企業事業継続支援金交付対象業種の拡大に係る経費、市内事業者への各種支援制度活用を支援する経費のほか、市内への臨時診療所の設置及び運営に要する経費とともに、指定避難所、市役所本庁舎、三陸支所、各地区公民館及び市民文化会館への感染拡大予防用品整備に係る経費でございます。  令和2年度大船渡市の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)、第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億1,100万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ277億6,100万円とする。第2項、歳入歳出予算補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  (債務負担行為の補正)、第2条、債務負担行為の追加は、「第2表 債務負担行為補正」による。  お開き願います。第1表、歳入歳出予算補正。款、項、補正額の順に主なものを申し上げます。歳入でございます。15款国庫支出金、2項国庫補助金3,022万9,000円の増、これにつきましてはひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費補助金の増が主な内容でございます。  19款繰入金、1項基金繰入金1億6,354万8,000円の増、こちらは財政調整基金繰入金の増でございます。  以上、補正額の合計額は2億1,100万円の増で、歳入の合計額を277億6,100万円とするものでございます。  歳出でございます。2款総務費、1項総務管理費193万1,000円の増、これは新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策のために必要な市役所本庁舎、三陸支所における消毒液や防護服などの予防用品に係る消耗品及び市民文化会館への赤外線サーモグラフィー設置に係る賃貸料の増でございます。  3款民生費、2項児童福祉費3,022万9,000円の増、こちらにつきましては新型コロナウイルス感染症対策に係る国の支援を活用して、児童扶養手当受給世帯や支給制限限度額を下回る未受給世帯等に対して給付するひとり親世帯臨時特別給付金給付事業に係る交付金の増が主な内容でございます。  4款衛生費、1項保健衛生費1,900万円の増、こちらにつきましては臨時診療所、いわゆる地域外来・PCR検査センターに係る設置運営経費の増でございます。  7款1項商工費1億5,300万円の増、これは新型コロナウイルス感染症による影響を受けた市内事業者に対し、各種支援制度を周知するとともに、各種申請等を円滑に行えるように支援する取組費用の一部を補助する経営継続支援活動強化補助金の増のほか、売上高が減少している市内中小企業者のうち建設業、不動産業、自動車整備業等まで拡充した中小企業事業継続支援金交付金の増でございます。  9款1項消防費595万8,000円の増、これは指定避難所における新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策のために必要なパーティションや段ボールベッドなどの予防用品に係る消耗品費の増でございます。  10款教育費、5項社会教育費88万2,000円の増、これは各地区公民館施設の再開に当たり、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策のために必要なアルコール消毒液やハンドソープなどの予防用品に係る消耗品費の増でございます。  以上、補正額の合計額は2億1,100万円で、歳出の合計額を277億6,100万円とするものでございます。  3ページに参ります。第2表、債務負担行為補正。(1)、追加でございます。事項、期間、限度額、備考の順に申し上げます。大船渡市民文化会館赤外線サーモグラフィー賃貸料、令和3年度から令和4年度、168万円、相手方、リース事業者、事業費231万円、うち令和2年度支払額63万円。  なお、補正予算に関する説明書の説明は省略をさせていただきます。  以上、議案第14号と議案第15号について御説明を申し上げましたが、よろしく御審議いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(渕上清君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第14号から議案第15号までの2件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第14号から議案第15号までの2件については、委員会の付託を省略することに決しました。  ここで追加議案思考のため15分間休憩いたします。    午前11時37分 休   憩    午前11時52分 再   開 ○議長(渕上清君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  ここで当局より発言を求められておりますので、これを許します。税務課長。 ◎税務課長(佐藤力也君) 議案第2号で答弁未了でございました低未利用土地について御説明を申し上げます。  低未利用土地につきましては、条件といたしまして、1つは都市計画法に規定する都市計画区域内にあること、もう一つは土地基本法に規定する低未利用土地、これは居住の用、業務の用、その他の用途に供されておらず、またはその利用の程度がその周辺の地域における同一の用途、もしくはこれに類する用途に供されている土地の利用の程度に比べて著しく劣っていると認められる土地であります。  あともう一つは、この特例措置を適用しようとする場合には、新たな買主が取得後に利用する意向があることを市町村長が確認することというような条件になっております。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) ここで昼食のため休憩いたします。    午前11時54分 休   憩    午後 1時00分 再   開 ○議長(渕上清君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第16 議案第14号 大船渡市臨時診療所設置条例についての審議決定 ○議長(渕上清君) これより議案審議を行います。  日程第16、議案第14号、大船渡市臨時診療所設置条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第14号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(渕上清君) 起立全員であります。  よって、議案第14号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第17 議案第15号 令和2年度大船渡一般会計補正予算(第4号)を定めることについての審議決定 ○議長(渕上清君) 次に、日程第17、議案第15号、令和2年度大船渡一般会計補正予算(第4号)を定めることについてを議題といたします。  質疑を許します。18番、熊谷昭浩君。 ◆18番(熊谷昭浩君) 2点ほど御質問いたします。補正予算説明資料で質問したいと思いますけれども、1つは中小企業事業継続支援金の関係と、もう一つはその他感染症拡大予防事業についてを御質問いたします。  まず、中小企業事業継続支援金でありますが、第1弾、第2弾、そして第3弾の拡大支援金になるわけでありますが、まず今回の業種、建設業、不動産業、自動車整備業などを追加の、こういった業種への支援金拡大を判断した理由を御説明お願いしたいなというふうに思っていました。 ○議長(渕上清君) 商工課長。 ◎商工課長(佐藤信一君) 中小企業事業継続支援金につきましては、これまで新型コロナウイルス感染症の感染拡大による外出自粛や来訪者減少による影響が大きい宿泊業や飲食店など、さらに感染拡大防止対策の長期化により、対象業種の拡大を行いまして、売上げが減少した事業者に対して支援金を交付したところでございます。今回関係団体や対象外業種の事業者等の方から、直接的に影響が広範に及んでいることを聞き及んだことから、さらに対象業種を拡大して支援を行うものでございます。  今回追加する対象業種の主なものにつきましては、建設業、不動産業、自動車整備業、物品賃貸業、そのほか各種サービス業でございます。交付件数のほうは500件で、総額1億5,000万円を見込んでおります。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 18番、熊谷昭浩君。 ◆18番(熊谷昭浩君) (続) ありがとうございました。そうしますと、この前の一般質問でもいろいろとお話をいただきましたけれども、この第3弾を500件拡大して、これまでの全体での該当する事業者の数をもう一度お話をしていただきたいというふうに思います。 ○議長(渕上清君) 商工課長。 ◎商工課長(佐藤信一君) 本支援金につきましては、今回を含めて補正を3回行いまして、売上減少により申請される想定件数は合計で1,800件、5億4,000万円となります。この1,800件は、市内事業者数約2,470件に対しまして72.9%の割合になります。ただし、これは減収した業種の数でございまして、今回まで対象としました業種の総見込件数、そちらにつきましては2,188件でございまして、市内全体の業者に対しまして88.6%の割合、おおむね90%というふうな割合になるところでございます。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 18番、熊谷昭浩君。 ◆18番(熊谷昭浩君) (続) そうしますと、おおむね90%の業種、事業所にこのコロナの影響が出て、支援金をこういった形でお渡しをするということであります。残りの約10%については、この前の一般質問では医療法人等々には該当しないということでありますが、この残りの10%の今の医療法人等々を含めた残った業種、事業者の方々のコロナの影響というのをどう捉えているのか伺いたいと思います。 ○議長(渕上清君) 商工課長。 ◎商工課長(佐藤信一君) 残りの10%の事業所でございますけれども、緊急事態宣言時におきまして事業継続要請がありました電気、ガス、通信業、放送業、金融業、医療業、社会福祉業、介護事業、さらに独占的な業務でございますけれども、司法書士、土地家屋調査士、税理士、社会保険労務士、獣医などでございます。さらに、中小企業でないところでは郵便局、協同組合、それから政治、宗教、文化団体、学術研究機関などになります。これらのものについては、事業継続要請があった部分につきましては通常の業務を行われているというふうな状況でございますし、独占的な業務につきましても通常の業務が確保できるというふうなところで考えております。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 18番、熊谷昭浩君。 ◆18番(熊谷昭浩君) (続) ありがとうございました。今残りの10%の業種、事業等を御説明いただきましたが、中小企業事業継続支援金ということで中小企業という枠組みでお渡しをしているわけでありますが、しかしながら例えば市の単費の事業の考え方であれば、コロナの影響を受けたという事業をしている方にお渡しをするという部分では、やはりこういった残り10%の事業者、業種の方々にも、それ相当の考えを検討した中で対応をすべきことであるというふうに私は思っておりますけれども、そういった考え方は持っているのか、その点を伺いたいと思います。 ○議長(渕上清君) 商工課長。 ◎商工課長(佐藤信一君) 今回中小企業以外の法人、例えば医療法人、それから学校法人、一般社団法人、福祉法人等につきましては、コロナの影響に係ります国や県のほうでも相当な、それぞれの役割に合うような形での支援策を出しております。それらを踏まえて、市でも今後何か支援できるものがあるのであれば、その辺は庁内で検討して対応するような形になろうかと思います。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 18番、熊谷昭浩君。 ◆18番(熊谷昭浩君) (続) 繰り返しになりますけれども、今商工課長がお話しした残り10%の業種、事業者の方々は国の支援があるということで、そういった意味で、そういった分を総合的といいますか、トータルで今後考えていくということでありますが、そうしますと今まで支援した事業者、業種については、そういったものがこの残った10%の方々より少ないため、これまで1弾、2弾、3弾と支援をしてきたという捉え方でよろしいですか。 ○議長(渕上清君) 商工課長。 ◎商工課長(佐藤信一君) この支援金につきましては、コロナの影響によりまして売上げが減少している状況下におきまして、人件費、家賃、それから水道光熱費、通信費等、固定的な経費の支払いの負担が大きくなり、事業の継続が難しくなっている状況にあったことから、それらの事業者の当座の資金繰り等を考慮して、定額で支援するというふうなところでの支援金というような形で考えております。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 18番、熊谷昭浩君。 ◆18番(熊谷昭浩君) (続) この点は最後にしますけれども、事業継続が難しいということでの支援金というのは重々分かっておりますが、そうした中でその支援金の基準というものは、例えば3か月でしたか4か月だったか、その中で月単位で見ても1,000円でも落ち込みがあった場合に支援を、この30万円を出しますといった考え方でありますよね。そういう考え方であれば、例えばさっき言った残りの10%の業種、事業者の方々についても、コロナでそういったいわゆる落ち込みがあるというのであれば、市単独の事業でありますので、再度その点は検討して判断をすべきだというふうに思っております。もう一度、この点よろしくお願いいたします。 ○議長(渕上清君) 商工港湾部長。 ◎商工港湾部長(近江学君) 議員御指摘いただきましたとおり、うちのほうで対象になっている以外でも影響を受けている業者の方はいらっしゃいます。それで、うちのほうの支援金の交付対象が中小企業基本法に規定する中小企業者ということになっておりますので、それ以外、課長からの答弁にもございましたけれども、それに当てはまらない業者といいますか、事業者の方につきましては、市全体として考えていかなければいけないと考えておりますので、国、県の支援につきましては周知を図りますし、あと市で対応しなければいけない支援がありましたら、それについては検討をしていきたいと思います。  以上です。 ○議長(渕上清君) 18番、熊谷昭浩君。 ◆18番(熊谷昭浩君) (続) 部長、分かりましたけれども、中小企業基本法の枠組みだというようなお話でありましたが、その枠組みをつくったのは基本的に市でありますよね。それをもう少し柔軟的な考え方を持って変えることも十分私はできると思いますので、再度御検討をお願いしたいなというふうに思っていました。  次に、その他感染症拡大予防事業の件ですが、いわゆる公共施設の拡大予防事業におけるガイドライン的な部分なのですが、例えば先ほどの補正予算の部分では博物館、あと各小学校、中学校等については消毒液、ハンドソープ、非接触型体温計等でありましたし、今度の各地区公民館における感染拡大予防用品購入についても消毒液、ハンドソープ、非接触型体温計等ということで予防対策を取るということであります。  あともう一つには、市民文化会館については赤外線サーモグラフィーを設置して、その中で予防対策を取るということでありますが、全体的な公共施設の対応、いわゆるそういったガイドラインがきちっと決まった中でこういった対応を取っているのか伺いたいと思います。 ○議長(渕上清君) 財政課長。 ◎財政課長(佐藤雅俊君) 公共施設のオープンに向けてのガイドラインは、本部を中心に作成しております。予算措置に関しましては、6月補正予算の策定時期が4月中旬になりますので、その時点で影響の多いものにつきましては6月補正で対応いたしましたし、コロナ対策が長期化して影響が及んでいるものにつきましては、5月末、6月上旬の段階でこれら今回お願いいたしました市役所とか地区公民館とか市民文化会館の分を追加提案という形でお願いしたところでございます。  以上です。 ○議長(渕上清君) 18番、熊谷昭浩君。 ◆18番(熊谷昭浩君) (続) 予算上は分かるのでありますけれども、市の全体的な公共施設の感染の予防対応の部分の線というもの、そこを伺いたいということで、例えば国、県の方針を基に市もこういった公共施設の対応を取っているのだよということなのか、そういった部分を伺いたいなというふうに思っていました。  例えばこの市役所の本所なんかも、では消毒液、ハンドソープ、非接触型体温計は設置するのかとかしないとか、公共施設に対するそういったガイドラインの部分を伺いたいなというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(渕上清君) 復興政策課長。 ◎復興政策課長(金野久志君) それでは、私のほうから全体的な考え方ということでお答えしたいと思います。  いずれ公共施設の管理のされ方ということが多様でございます。市の直営でやっているもの、指定管理でやっているものということで、その指定管理の形態の中でどこまでコロナ対策ができるのかというところがまず施設によって様々というのが実情かと思っております。今回の補正で出ているところにつきましては、ほぼ直営的なところでやらなければいけないところというのが補正予算に計上されているものと考えております。  全体的な基準ということでございますが、まず対策本部のほうで示しておりますのは、最低限これは守らなければいけない、感染症対策としてやらなければいけないというところをお示ししております。まずは3密を避けるようにということでございますし、感染症対策としての消毒ですとか、そういうことが最低限の線と、あとは施設の利用のされ方によって様々な施設ごとの対応が出てくるということでございます。施設によって多様なところがございますので、例えば今回の市民文化会館のサーモグラフィー、不特定多数の方が訪れる施設ということで、施設のほうで予防対策として考えて、サーモグラフィーで入館される方の体温をチェックする、もしくはチェックした上で利用されるかどうかということを御自身にも判断していただくというようなところで多種多様な管理のされ方があるというところでございます。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 18番、熊谷昭浩君。 ◆18番(熊谷昭浩君) (続) ありがとうございました。対応の仕方は、公共施設の行ったところで多種多様という部分でありますが、そういった中でもみんなで感染症対策を取るということの考え方では、やはり市民の皆さんにもいろんな情報を出して周知をして、その中で感染症対策をしていくというのがすごく重要なことでありますので、できる範囲でよろしいので、そういった周知のほうもよろしくお願いしたいなというふうに思っていました。 ○議長(渕上清君) 復興政策課長。 ◎復興政策課長(金野久志君) 議員の御提言ありがとうございます。まさしくそのとおりでございまして、我々としても市民に対しては3密を避けることをチラシですとか広報等で周知させていただいておりますし、また施設の管理側、設置者としての市として公共施設を使っていただくに当たって3密、それから新しい生活様式の普及等、施設を管理する側、それから利用する側双方がこれらのことを十分に理解することが重要だと考えております。今後もその周知徹底に努めてまいります。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) 私も今の中小企業事業継続支援金について話がありましたので、熊谷さんと同じような話になるかもしれませんけれども、ちょっとお尋ねをさせていただきたいと思っております。それから、同じようにその他の感染拡大予防の非接触型体温計についてちょっとお伺いいたします。  先ほど残りの10%の話がありましたけれども、補正予算説明書を見ると「新たに建設業、不動産業、自動車整備業など」と、などの話になっているわけでありますが、持続化給付金は738業種が対応になっていると思いますけれども、この約90%はどのぐらいの業種とかという、例えば持続化給付金の対象とほぼ同じぐらいのものなのだよという話なのでしょうか、それともそういうのを考えなくて、中小企業基本法に沿って洗い出したものなのだよということなのでしょうか。 ○議長(渕上清君) 商工課長。 ◎商工課長(佐藤信一君) 市内の事業者数2,470件につきましては、平成28年度に事業所統計、そちらのほうの市内での事業所数の総数になっておりますので、それから年数たっておりますので、多少数字は変わっているかとは思いますけれども、それを目安に計算したというふうなところでございます。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) すみません、ちょっと質問が悪かったです。738事業、国のほうでは持続化給付金で指定をしております。この中小企業事業継続支援金については、どういったもので判断したのでしょうかということ。持続化給付金については、前年度のあるときより5割所得が少ない方に対応すると、要は持続化給付金の対象になるけれども、中小企業事業継続支援金の対象にならない業種はありませんかということを聞きたいのです。 ○議長(渕上清君) 商工課長。 ◎商工課長(佐藤信一君) 当市の中小企業事業継続支援金につきましては、先ほど答弁したとおり中小企業基本法に規定する中小企業者というふうにしております。それで、国のほうの持続化給付金につきましては、先ほど話しました医療法人、それから社会福祉法人、一般社団法人、それからNPO法人等も含めて広い事業者に対して、あと個人事業者に対しましても行っているというふうなところでございます。うちのほうは中小企業基本法の部分で捉えているというふうな形になっております。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) そこで、今回はいいのですけれども、考えてほしいのは、さっき熊谷さんもお話しになりましたけれども、前年のある月から5割減ったところで持続化給付金の対象になっているのだけれども、我がほうはそこを対象にしていないところがあるということなのです。その線引きは、さっき言ったとおり中小企業基本法によることなので、そういう線引きはしていてもいいのですけれども、本当に5割で困っているところに出さない可能性があるということなのですけれども、そこはどうでしょうか。 ○議長(渕上清君) 商工課長。 ◎商工課長(佐藤信一君) 当市の支援金につきましては、50%以上の減というふうな要件はございませんので、減収した場合は交付対象になるというふうなことになります。それで、持続化給付金の交付対象になって、当市の支援金の対象にならないというふうなものにつきましては、先ほど説明したとおり医療法人とか、社会福祉法人、一般社団法人、それからNPO法人等が該当にならないというふうな形で考えております。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) 分かりました。いずれ何を言いたいかといいますと、本当に困っている方々に、前年のあるときの5割減で国の対象にはなるけれども、うちの市の場合は業種で区切ったものだから、前年の例えば仮に一円でも下がれば出すということで、そこに差が出てしまうので、したがって前に言ったときには持続化給付金対象者で、かつ小規模企業者に特化したほうがいいよなという話は一応したことがあるのですけれども、それはいいです、いつか考えていただければいいのだけれども。それで、例えば中小企業基本法の中で、医療は除くと言いましたけれども、個人の開業医はどうですか。 ○議長(渕上清君) 商工課長。 ◎商工課長(佐藤信一君) 個人の開業医につきましては、中小企業基本法に入っておりますけれども、取扱いとしまして医療部分でございますので、その部分については対象外というふうな形で取り扱っております。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) ちょっと今日データを持ってきていないのですけれども、東北だったか、岩手県だったか、ちょっと覚えていないのですけれども、開業医の先生方も、それは所得も我々よりは多いかもしれませんが、やっぱりこういったこと、コロナウイルスにかかって、できるだけ病院に来られないような話をしたりとかして努力しているわけです。今回の制度の穴というのはそこでありまして、開業医の方々も所得は落ちていると、我々よりはもしかしたら高いかもしれませんが。一般の個人の開業医の方は対象になっていないとかという、その辺は考えるべきだと思いますが、どうですか。 ○議長(渕上清君) 商工課長。 ◎商工課長(佐藤信一君) 小規模事業者の支援に関する法律、あるいは他自治体と同様の対応によりまして、医師の個人事業者につきましては対象から外しているというふうなことで取り進めたいと思います。  さらに、医療関係の部分につきましては、先ほど話したとおり国、県の支援等がございますし、状況を把握して対応が必要な状況であれば、改めていろんな形での支援等を検討していくというふうな形になろうかと思います。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) おっしゃっていることは分かります。国、県の支援も多様にありますので、中小企業事業継続支援金を頂いた方でも様々な、例えば持続化給付金をもらう方もいらっしゃるでしょうし、いろんなセットでもらう方もいます。  私が言いたいのは、抜けているところがありませんかということで、今回は仕方ないので、後で考えるべきではありませんかということを言いたいのです。要は所得ではなくて職業、業種でやったので、所得のところがちょっと抜けているところがあって、穴がありませんかということなのですけれども。 ○議長(渕上清君) 商工港湾部長。 ◎商工港湾部長(近江学君) 議員指摘のとおり、しっかりとした調査の下にこの支援を開始したものでもなくて、例えば商工会議所とか、あと関係の組織、団体からの要望、要請、あと直接に伺った声などを総合しまして判断して、あと迅速に、手続を簡単にということで定額30万円ということで、少しでも売上げが減っていれば出すという方針の下で始めたものでございます。  その一方で、この中小企業事業継続支援金は、商工課で担当していますけれども、中小企業基本法に規定する中小企業ということで、商工課としてはその分の縛りがございますので、例えばそれに該当しない法人の方とか、そういう方たちに対してはそれ以外の支援を考えないといけないので、まず国、県でやっている支援を周知するのはもちろんですし、そのほかに市独自で必要な支援があれば、それを今後第4弾、第5弾ということで対応していかないといけないと考えております。  以上です。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) いずれこの30万円の給付について、私すばらしいと思うのです。前年度のあるときよりも一月でも少ないときに早急に出すと、これはもうすばらしいことです。例えば国の持続化給付金とかはもう随分時間かかっていますし、雇用調整助成金では2か月も3か月もかかっています。その中でいち早く出すと、これはすばらしいのですけれども、時間がたつにつれて業種を広げてきた場合に、収入でなくて業種でやってきたので、どうしてもやっぱり穴が空いてきてしまうと、これは仕方ないのです。最初に、お金の少なくなった割合ではなくて業種でやってしまったので、どうしても広がってしまうのはこれは仕方ないと。なので、今後はやっぱり、さっき熊谷さんもお話しになりましたけれども、少し考えていく必要がありますよねということです。今でも例えば業種でやっていますので、中小企業基本法ですから、1億だったか、1,000人以下の事業でしょうけれども、物すごく大きなところも対象になるし、かといって同じ業種であれば小さいところも対象になってくる場合がありますので、そこはやっぱり考えていくべきだと思うのです。  そこで、もう一つだけ、中小企業基本法では個人の開業医は対応になっていると思うのです、皆さんが言う中小企業基本法では。だから、そこもやっぱりあやふやになってきますので、それでやるのであればすかっとやると。  わざわざ補正予算説明資料に「など」と書いていますので、あとはもう個別に相談をしていただいて、困っているのだなという方に出すのが適切だと思います。だから、私は何回も言っていますが、事業規模はやっぱり考えたほうがよかったよねと前も言ったと思うのですけれども、小規模企業対象者で持続化給付金の対象者であれば公平性が担保できると言ったことがあるのですが、それはもう仕方がないので、この「など」の解釈を広げて困っている人に出すという方向が望ましいというふうに思います。これは終わります。  そして、もう一つ、先ほどもありましたけれども、例えば各地区公民館における感染拡大の予防用品購入経費で、非接触型体温計等ということで88万2,000円とかという予算がのっていますが、これもさっき熊谷さんのほうから全体の指針みたいなのがあるのかという話がありましたけれども、私もそうは思います。  それで、例えば地区公民館に非接触型の体温計を置いた場合に、これからの協議になるかもしれませんが、そこで例えば熱が出た人、地区公民館に行って測ったら熱が出てしまったという人の対応とかは考えているのでしょうか、それともこれからなのでしょうか。そのために測るのだものね。 ○議長(渕上清君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(熊谷善男君) 地区公民館を利用した方に熱がある場合には、基本的には利用する前にそれぞれ利用者全員がチェックリストのほうに記入をいただきます。それで、熱がある場合には利用を御遠慮いただくというふうなことになります。目安としては37.5度なのですけれども、利用する前に測ってこられなかったりする方もいらっしゃるので、その方のために非接触型の体温計を備えておくというような形です。 ○議長(渕上清君) 14番、平山仁君。 ◆14番(平山仁君) (続) これで終わります。そのとおりだと思うのですけれども、仮に私が例えば地区公民館に行って非接触で当ててもらったら熱がありましたと、ではあなたはどこに行きなさいとか、ちょっと隔離していなさいとか、そういったルールも決めてありますか、それとも今から決めますかという話。クラスターとして、例えば名前書いてもらうとか。 ○議長(渕上清君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(熊谷善男君) 利用する前に利用者リストを提出いただきますので、その中で人が特定できますので、感染が疑われるので、こういう人がおりますという連絡はこちらからするようにはなっております。  以上でございます。 ○議長(渕上清君) 15番、船野章君。 ◆15番(船野章君) 2点ほどにわたってお伺いをいたします。  ただいま14番議員も中小企業事業継続支援金についての質問をいたしましたし、私も同様の質問になるかと思いますが、第3弾目で業種を拡大してきた、そのことには大いに評価をさせていただいている一人でございます。  しかしながら、こういうふうに業種を拡大していきますというと、これほどの金額でコロナで落ち込んだ景気が果たして回復するのだろうかという素朴な疑問を持つところでございますが、今回は第3弾目という位置づけでありますけれども、この支援金を支給して、経済を見て、さらに必要があるとすれば、第4弾なり第5弾というものも考えているものかどうか、その辺からまずお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(渕上清君) 商工課長。 ◎商工課長(佐藤信一君) 今後におきましては、今回の支援金の売上減少に対する緊急的な事業者の支援策から、今度は景気回復に向けました事業再開に対する支援、そちらのほうに移行する必要があるというふうに考えております。  外出自粛や移動制限等で相当影響が大きかった宿泊業、飲食店、それから小売業、サービス業等を対象としました市単独事業や、国や県の支援事業と連動した形での市内におきます消費喚起策を今後検討して、次の対策として講じていきたいというふうに考えております。  以上でございます。
    ○議長(渕上清君) 15番、船野章君。 ◆15番(船野章君) (続) 課長、私の知り合いからちょっと相談されたのですけれども、建設業なのですけれども、例えば例年であれば月々1,000万円から1,500万円の売上げがあるのに、今は10分の1ですというふうな悲鳴のような話も承っているところでありますが、ただ仮にこういうふうに建設業まで拡大したとしても、1回こっきりの30万円でそれが回復すると私は思っていませんで、例えば今14番議員も国の支援、様々活用制度はあるようではありますけれども、それとても果たして本当の意味で地域経済を支える力になるのだろうかという、そんな思いがいたすところでありますけれども、それらについてはどのように温かい手を差し伸べる方向性にあるのか、その辺をお聞かせいただければなと思います。 ○議長(渕上清君) 商工港湾部長。 ◎商工港湾部長(近江学君) 中小企業事業継続支援金の30万円につきましては、当面の売上蒸発に伴う売上減少に影響を受けた業者の方に対して、当面の手当てということで出させていただきました。  それで、もちろん売上げの減少状況によっては全然間に合わない状況になると思いますので、それにつきましては国、県の支援と併せて、市のほうでも必要な支援を今後第4弾、第5弾ということで検討していかなければいけないと考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(渕上清君) 15番、船野章君。 ◆15番(船野章君) (続) 先日も私、一般質問で披露させていただいたのですが、今ここに宮古市の資料がありまして、宮古市では一般会計補正予算2億7,000万円ほどで、項目を見てみますと観光宿泊施設等緊急支援事業ということで1億200万円、それはどこが対象かというと、ホテル、旅館で24施設、タクシー会社7社、バス会社3社、34社で上限300万円で1億200万円、このように組んでいるのです。それをまねせよということではありませんが、こういった大胆なやり方も時には必要なのではなかろうかなと、そんな思いがいたします。特にも今例に挙げました旅館、ホテル、タクシー、バスというのは、とんでもない打撃を受けている業種だろうと私は考えておりまして、そういった例もございますので、今商工港湾部長が答弁された第4弾なり第5弾なりはこんなふうに考えていかなければいけないのかなという思いで紹介させていただきましたので、その辺を考え合わせながら、ぜひ4弾、5弾を実行していただければいいがなというふうに思ったところでございますので、鋭意取り組んでいただければと思います。  それからもう一つは、ここの感染症予防事業の部分に入ってくるのか、ちょっと疑問なところもあるのですけれども、ここに対策として国から支給された10万円を使わせる手だてをできなかったかなという思いがいたしているところでございます。宮古の例ですけれども、私どもの会派で地域内通貨券みたいなのを創設してはどうかというふうな要望もさせていただきましたが、宮古市では地域内経済循環促進事業ということでプレミアム商品券、500円券を10枚で1セット4,000円で販売すると、それが5万セットということで7,850万円組んでいるようでありますけれども、そういった地域経済を支えるものとしてそういうものは考えられなかったのか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(渕上清君) 商工港湾部長。 ◎商工港湾部長(近江学君) 市町村でもそれぞれ産業構造というのが違いますので、例えば宮古でやられている支援策をそのまま大船渡市に適用できるかというと検討が必要になると思いますけれども、いずれ議員が今おっしゃったような消費喚起を招くような支援、それについては今後検討させていただきたいと考えておりますので、進めさせていただきたいと考えております。  以上です。 ○議長(渕上清君) 15番、船野章君。 ◆15番(船野章君) (続) 部長、今冒頭に話したとおり、私も10万円頂きました。そして、今市内のために使おうなということで使っております。だから、それを喚起するための手段は考えられなかったのかということを聞きたかったわけです。宮古市のまねをせよということではございません。それぞれ自治体は自治体なりの事情もありましょう。それは、部長も私もある程度分かっていることでありますから、まねをしなさいということを言っているのでないのです。要するに寝ている10万円を引き出す魂胆はできなかったかという質問をいたしているところですので、そこはぜひ勘違いなさらずに、そういう対策も考えていただけなかったのかという質問でございますので、その辺をいま一度お聞かせいただければなと思います。 ○議長(渕上清君) 商工港湾部長。 ◎商工港湾部長(近江学君) ちょっと言葉足らずで申し訳ございませんでした。市内といいますか、消費喚起を招くような支援策につきましては、今関係部署で検討している最中でございます。いずれ次回あるいは次々回になるかもしれませんけれども、形として提案できればいいかなと考えておりますので、その点よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(渕上清君) 15番、船野章君。 ◆15番(船野章君) (続) 部長、考えていらっしゃるのであれば、やはり形として出てくるまで私らには分からないわけですから、だから要するに今私が話したそういう景気喚起の手段、方法をもっともっと突き詰めて考えていただいて、支援金として頂いた10万円だけは市内に財布のひもを緩めてもらって出させる工夫というのは、これは絶対必要なのだろうという考え方から申し上げていることをぜひ御理解いただいて、庁内議論をしていただいて、よりよいものを次なりその次には出していただくように熟慮していただいて、なるほどと思えるような、そんな対策を講じていただければなと、そんなふうに思ったものですから、くどいようでありますけれども、そんなふうにいま一度頭を悩ませていただきたいものだなということでのお話でございますので、ぜひ御理解をいただければなと思います。 ○議長(渕上清君) 商工港湾部長。 ◎商工港湾部長(近江学君) 貴重な御意見ありがとうございました。今の議員の貴重な御意見を参考にして、検討させていただきたいと思います。よろしくお願いします。  以上です。 ○議長(渕上清君) 9番、小松龍一君。 ◆9番(小松龍一君) 私は、1点手短にお話ししますけれども、この補正予算書の感染症拡大予防事業の下にあります臨時診療所の設置運営についてです。先ほどちょっと質問すればよかったのですけれども、これは具体的な文言、いろんな内容等についてここでは本当に説明がなかったもので、ただ運営費が1,900万ほどかかるのだよというふうなことなのですけれども、あとは市長がいろんなもので定めるというふうなことの文言でしたけれども、これはどういうふうな状況で設置していくものなのですか。まず、その点について御質問いたします。 ○議長(渕上清君) 健康推進課長。 ◎健康推進課長(佐藤かおり君) この臨時診療所の設置につきましては、検査センター、PCR検査を主に実施する診療所として臨時的に設置するものでございます。条例については、あまり詳しく文言等述べられておりませんが、場所についても非公表でございますし、あとは最初はスモールスタートということで、感染拡大していない、感染者がゼロの岩手県当地域におきましては、本当にスモールスタートで始めるというようなこともございまして、今後また内容も検査状況ですとか感染状況においてどんどん変わっていくことも考えられますので、それで規則のほうで詳しいところは定めていくというような内容になってございます。  以上です。 ○議長(渕上清君) 9番、小松龍一君。 ◆9番(小松龍一君) (続) いまいちあれですけれども、走りながら考えてやっていくというふうな理解でしょうけれども、そうするとこれはあれなのですか、そこを踏まえて聞くのもなんなのですけれども、例えば病院にかかったと、そういうふうな疑いがある方は、ではどちらかの病院に御紹介するとか、そういうふうなことでよろしいのですか。それとも、新たに診療所みたいなところをどこかにつくって、そこで市長が定めてここでやりなさいとか、これは内科でやるのですよとか、そういうことで進めるということなのですか。 ○議長(渕上清君) 健康推進課長。 ◎健康推進課長(佐藤かおり君) この診療所の流れについて御説明申し上げます。  既に帰国者・接触者相談センターですとか、帰国者・接触者外来というものを県のほうで設置してございますが、これにつきましては感染の疑いのある方が相談をされて、センターのほうから外来のほうを紹介されたりですとか、保健所のほうを紹介されたりですとか、そういう感染の疑いのある方が相談する流れというものが1つございますが、この臨時診療所での地域外来・PCR検査センターにおきましては、まず患者さんがかかりつけ医を受診されて、それが電話等による相談になるかもしれませんし、直接行かれる場合もありますが、そこでPCR検査をしたほうがいいのではないかという先生の御判断がございましたらば、この検査センターのほうに予約をするということになります。予約を受け付けて、その方に場所等を、日時も予約して御紹介して、検査のために来ていただいて、そこで検査をして、後日検査結果をお知らせするというようなことになってございます。  陽性と出ましたらば、御本人はもちろんですが、保健所ですとか、かかりつけ医の先生、それから当日検査した先生等に報告するというような流れになっております。  以上です。 ○議長(渕上清君) 9番、小松龍一君。 ◆9番(小松龍一君) (続) まだまだ中身がそのとおりのようで、これ以上聞いてもそのとおりでしょうけれども、これ1,900万円の予算を組んだということなのですけれども、裏づけというのはどういうふうなことで1,900万円の予算を組んだのですか。 ○議長(渕上清君) 健康推進課長。 ◎健康推進課長(佐藤かおり君) 予算計上をしております1,900万円の内訳の主なところといたしましては、消耗品は医師、看護師、事務員等の従事者を想定してございますが、そちらのほうで感染予防のためのガウンですとか、マスク、フェースシールド等々の感染防止の防護具を想定してございます。  それから、診療所そのものはプレハブを予定しておりますので、そのプレハブの設置費ですとか、それらに係る光熱水費ですとか、工事費、そういったところの予算も大きなところでございます。  また、医療事務を委託する委託料ですとか、それから従事する先生方に対する報償費ですとか、そういったところが主な内訳でございます。  以上です。 ○議長(渕上清君) 9番、小松龍一君。 ◆9番(小松龍一君) (続) これで終わりますけれども、これは設置をする場所というのはもう決まっているのですね。 ○議長(渕上清君) 健康推進課長。 ◎健康推進課長(佐藤かおり君) 既に決まっているといいますか、お願いして大体のところは決めてございますが、非公表ですので、この場ではお話しできませんが、場所としては決まっております。  以上です。 ○議長(渕上清君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第15号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(渕上清君) 起立全員であります。  よって、議案第15号は原案のとおり可決いたしました。  ここで10分間休憩いたします。    午後1時54分 休   憩    午後2時04分 再   開 ○議長(渕上清君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第18 発議案第2号 大船渡市議会委員会条例の一部を改正する条例についての上程審議決定 ○議長(渕上清君) 次に、日程第18、発議案第2号、大船渡市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。議会運営委員長、伊藤力也君。    (議会運営委員長 伊藤力也君登壇) ◎議会運営委員長(伊藤力也君) それでは、説明を申し上げます。  発議案第2号、大船渡市議会委員会条例の一部を改正する条例について。  標記について、地方自治法第109条第6項及び大船渡市議会会議規則第14条第2項の規定により、議会運営委員会として別紙のとおり提出いたします。令和2年6月23日。  提出者は、議会運営委員長、伊藤力也であります。  提案理由は、大船渡市部設置条例の一部改正に伴い、協働まちづくり部の所管を定めようとするものでございます。  お開き願います。新旧対照表です。大船渡市議会委員会条例の一部を改正する条例。大船渡市議会委員会条例の一部を次のように改正する。第2条第2項中、総務常任委員会の所管に協働まちづくり部を加えるというものであります。  附則、この条例は、公布の日から施行するものでございます。  以上でございます。議員各位におかれましては、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渕上清君) 発議案第2号について質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  発議案第2号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(渕上清君) 起立全員であります。  よって、発議案第2号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第19 発議案第3号 復興特別委員会の設置についての上程審議決定 ○議長(渕上清君) 次に、日程第19、発議案第3号、復興特別委員会の設置についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。19番、三浦隆君。    (19番 三浦隆君登壇) ◆19番(三浦隆君) それでは、説明を申し上げます。  発議案第3号、復興特別委員会の設置について。  標記について、地方自治法第112条及び大船渡市議会会議規則第14条の規定により、別紙のとおり提出いたします。令和2年6月23日。  提出者は私、三浦隆。賛成者、紀室若男議員、今野善信議員、船野章議員、滝田松男議員、以上の議員であります。  ページをお開き願います。本文の読み上げをもちまして提案理由とさせていただきます。  復興特別委員会の設置について。  東日本大震災の発生から9年余りが経過し、市の復興計画も計画期間の満了を迎えます。計画登載事業のほとんどは期間内の完了が見込まれ、復興の総仕上げに向けて、鋭意取り組まれている中、今後とも復興の先を見据えた災害に強く、持続可能な地域社会の実現を目指す必要があります。  このことから、当市議会としても積極的な役割を果たすべく、東日本大震災からの復旧・復興を成し遂げ、ふるさとの再生と魅力あるまちづくりに向けて総合的・個別的な調査・研究・提言等を行うため、特別委員会を設置しようとする次第であります。  記でございます。1、大船渡市議会に復興特別委員会を設置する。  2、本特別委員会は、議長を除く議員19名をもって構成する。  3、本特別委員会の設置期間は、令和2年5月をめどとする。  以上でございます。議員各位におかれましては、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渕上清君) ただいま報告があったところでございますが、設置についての記のところの3、令和4年5月という記載のとおりでよろしいでしょうか。先ほどは2年とお聞きしましたが、この記載のとおりでよろしいですか。 ◆19番(三浦隆君) 大変失礼いたしました。記載のとおり令和4年5月でございます。 ○議長(渕上清君) それでは、お諮りいたします。  発議案第3号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。  発議案第3号について質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  発議案第3号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(渕上清君) 起立全員であります。  よって、発議案第3号は原案のとおり可決いたしました。  次に、復興特別委員会の正副委員長の互選を行います。復興特別委員会を招集いたします。復興特別委員会は、議員控室で開きます。正副委員長が互選されましたならば、直ちに議長まで報告願います。  この間、暫時休憩といたします。    午後2時11分 休   憩    午後2時23分 再   開 ○議長(渕上清君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  復興特別委員会の正副委員長の互選結果について報告がありましたので、発表いたします。  復興特別委員会委員長、三浦隆君、副委員長、今野善信君、以上のとおりであります。よろしくお願いいたします。 △日程第20 復興特別委員会の閉会中の継続調査について ○議長(渕上清君) ここで復興特別委員会の委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付の写しのとおり所管事項について閉会中の継続調査として付託されるよう申出がありました。  お諮りいたします。本件を日程に追加し、議題とすることに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 御異議なしと認めます。  よって、復興特別委員会の閉会中の継続調査についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。  お諮りいたします。復興特別委員会の委員長からの申出のとおり、調査事項について閉会中の継続調査として付託することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渕上清君) 御異議なしと認めます。  よって、委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査として付託することに決定いたしました。 ○議長(渕上清君) 以上で本定例会に付議されました議案等全部を議了いたしました。  これをもちまして令和2年市議会第2回定例会を閉会いたします。  大変御苦労さまでした。    午後2時25分 閉   会...