• 保育無償化(/)
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  1. 陸前高田市議会 2020-09-25
    09月25日-06号


    取得元: 陸前高田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-01
    令和 2年  第3回 定例会議事日程第6号             令和2年9月25日(金曜日)午前10時開議日程第1  議案第21号  令和元年度陸前高田一般会計歳入歳出決算日程第2  議案第22号  令和元年度陸前高田下水道事業特別会計歳入歳出決算日程第3  議案第23号  令和元年度陸前高田農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算日程第4  議案第24号  令和元年度陸前高田漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算日程第5  議案第25号  令和元年度陸前高田国民健康保険特別会計歳入歳出決算日程第6  議案第26号  令和元年度陸前高田後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算日程第7  議案第27号  令和元年度陸前高田介護保険特別会計歳入歳出決算日程第8  議案第28号  令和元年度陸前高田水道事業会計決算日程第9  議案第30号  財産の取得について日程第10  請願第1号  緊急経済対策に「消費税率5%への引下げを求める意見書」の提出について日程第11  発議第2号  新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税             財源の確保を求める意見書提出について日程第12  発議案3号  新型コロナウイルス感染拡大下における季節性インフルエンザの流行に備え             た体制整備を求める意見書提出について日程第13         議員の派遣について本日の会議に付した事件   ~議事日程第6号に同じ~出 席 議 員(18人)  議 長  福 田 利 喜 君          副議長  大 坂   俊 君  1 番  木 村   聡 君          2 番  松 田 修 一 君  3 番  大和田 加代子 君          4 番  小 澤 睦 子 君  5 番  伊 藤 勇 一 君          6 番  畠 山 恵美子 君  7 番  中 野 貴 徳 君          8 番  蒲 生   哲 君  9 番  伊 勢   純 君          10番  鵜 浦 昌 也 君  11番  佐々木 一 義 君          12番  菅 野 広 紀 君  13番  大 坪 涼 子 君          14番  藤 倉 泰 治 君  15番  及 川 修 一 君          16番  伊 藤 明 彦 君欠 席 議 員(なし)説明のため出席した者  市     長  戸 羽   太 君      副  市  長  舟 波 昭 一 君  教  育  長  大久保 裕 明 君      監 査 委 員  宗 宮 安 宏 君  政 策 推進室長  村 上 幸 司 君      総 務 部 長  戸 羽 良 一 君                          兼 総 務 課 長                          兼選管事務局長  福 祉 部 長  齋 藤 晴 美 君      福 祉 部 次 長  千 葉 恭 一 君                          兼保健福祉課長                          兼地域包括支援                          セ ン ター所長  市 民 協働部長  佐 藤 由 也 君      地 域 振興部長  阿 部   勝 君  兼 ま ちづくり  推 進 課 長  建 設 部 長  堺   伸 也 君      復 興 局 長  菅 野   誠 君 (兼都市計画課長)               (兼市街地整備課長)  消  防  長  戸 羽   進 君      教 育 次 長  細 谷 勇 次 君  兼 防 災 局 長                 兼 管 理 課 長  兼 消 防 防 災                 兼 図 書 館 長  セ ン ター所長  財 政 課 長  黒 澤 裕 昭 君      復 興 推進課長  佐々木   学 君  防 災 課 長  中 村 吉 雄 君      学 校 教育課長  千 葉 賢 一 君                          兼教育研究所長                          兼 学 校 給 食                          セ ン ター所長  監査委員事務局長 村 上 弘 人 君職務のため出席した議会事務局の職員  事 務 局 長  熊 谷 重 昭        局 長 補 佐  山 口   透  主     任  石 川 聖 恵    午前10時00分 開   議 ○議長福田利喜君) これより本日の会議を開きます。  出席議員は全員であります。 ○議長福田利喜君) これより議事に入ります。  本日の日程は、お手元に配付いたしました議事日程第6号によります。 △日程第1 議案第21号 令和元年度陸前高田一般会計歳入歳出決算日程第2 議案第22号 令和元年度陸前高田下水道事業特別会計歳入歳出決算日程第3 議案第23号 令和元年度陸前高田農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算日程第4 議案第24号 令和元年度陸前高田漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算日程第5 議案第25号 令和元年度陸前高田国民健康保険特別会計歳入歳出決算日程第6 議案第26号 令和元年度陸前高田後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算日程第7 議案第27号 令和元年度陸前高田介護保険特別会計歳入歳出決算日程第8 議案第28号 令和元年度陸前高田水道事業会計決算議長福田利喜君) 日程第1、議案第21号、令和元年度陸前高田一般会計歳入歳出決算から日程第8、議案第28号、令和元年度陸前高田水道事業会計決算までの決算案8件を一括して議題といたします。  本8件に関し、委員長の報告を求めます。  決算等特別委員会委員長蒲生哲君。    (決算等特別委員会委員長 蒲生哲君登壇) ◎決算等特別委員会委員長蒲生哲君) 決算等特別委員会の報告をいたします。  今期定例会において本委員会に審査を付託されました議案19件のうち、去る9月15日に審査の結果を報告し、議決済み議案10件及び継続審査とした議案1件を除き、ただいま議題となっております議案第21号、令和元年度陸前高田一般会計歳入歳出決算から議案第28号、令和元年度陸前高田水道事業会計決算までの決算案8件の審査を終了いたしましたので、審査の経過と結果につきまして御報告いたします。  この審査に当たりましては、9月11日から延べ4日間にわたり市長以下当局の出席を得て説明を受け、質疑、答弁が行われたところであります。  なお、この説明、質疑、答弁等審査の内容につきましては、本委員会の構成上からも省略させていただきます。  結果といたしましては、議案第21号、令和元年度陸前高田一般会計歳入歳出決算から議案第28号、令和元年度陸前高田水道事業会計決算までの決算案8件については、出席委員全員一致をもってそれぞれ認定すべきものと決した次第であります。  以上をもって決算等特別委員会の報告といたします。 ○議長福田利喜君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長福田利喜君) 質疑なしと認めます。 ○議長福田利喜君) これより討論に入ります。討論の通告がありますので、順次これを許します。  14番、藤倉泰治君。    (14番 藤倉泰治君登壇) ◆14番(藤倉泰治君) おはようございます。議案第21号、令和元年度一般会計歳入歳出決算は、大震災9年目、まちづくり総合計画初年度という重要な決算であります。賛成討論を行います。  歳入総額は835億円、歳出総額801億円となっていますが、そのうち東日本大震災に関する復旧、復興事業は61事業、638億円となっています。  本議案に賛成することの第1は、命と暮らしを守る、市民に寄り添った事業がさらに拡充されていることであります。住まいと生活再建への支援の継続とともに、昨年度は3歳以上児の保育料と副食費が無償化され、子どもの医療費助成では所得制限がなくなって、対象は高校生に、現物給付は小学生にも広がりました。被災者支援では、災害公営住宅の若い現役の人たちの入居のために、特別公共賃貸を活用して先駆的にみなし家賃として大幅に軽減されました。被災者医療費等の免除も岩手県とともに継続しています。  第2に、農林漁業支援を重視しながら、陸前高田らしい持続できる地域づくりが進んでいることです。水産業における貝毒被害サケ不漁という困難な中で、担い手育成支援イシカゲガイ生産体制強化を進め、昨年オープンした津波伝承館、道の駅の活況、ふるさと納税の広がり、民泊、教育旅行などの交流人口が飛躍的に拡大し、陸前高田らしい地域産業地域経済の循環が進んだと思います。  第3に、堅実、健全に財政が運営されていることであります。昨年度は、市民文化会館の完成や高田小学校の移転、新築、新庁舎着工などの公共施設整備が進みましたが、国の財政措置を有効に活用しています。実質収支の黒字がずっと続いています。今回の決算では、18億円の黒字、財政調整基金も49億円となりました。実質公債費比率経常収支比率や将来負担比率などの財政指標においても、堅実、健全な形になっています。  今回の決算は、あと半年となった復興期間、その復旧、復興を成し遂げる上でも、またその後のまちづくりを進める上でも意義のある決算内容だったと思います。  地方政治にとっては、新型コロナ危機への対応、そして新内閣の下で大きな困難も予想されますが、命と暮らしを守る地方自治体の役割を発揮することを期待し、議案第21号、令和元年度決算賛成討論といたします。 ○議長福田利喜君) 以上で通告による討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長福田利喜君) 以上で討論を終結いたします。 ○議長福田利喜君) これより議案第21号から議案第28号までの決算案8件を一括して採決いたします。  本8件に対する委員長の報告は、いずれも認定であります。  本8件は、委員長報告のとおりに決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    議長福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本8件は委員長報告のとおり認定されました。 △日程第9 議案第30号 財産の取得について ○議長福田利喜君) 日程第9、議案第30号、財産の取得についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎教育次長細谷勇次君) 議長。 ○議長福田利喜君) 教育次長。    (教育次長 細谷勇次君登壇) ◎教育次長細谷勇次君) 議案つづりの30の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第30号、財産の取得につきまして、命により教育次長から御説明いたします。  提案理由でありますが、陸前高田市立小中学校児童生徒が学習のため使用する学習用情報端末タブレットを買い入れようとするものであり、その取得予定価格が2,000万円を超えることから、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を得ようとして提案するものであります。  取得する財産でありますが、児童生徒の学習の用に供するため配備する小中学校学習用情報端末タブレット1,204台であり、その取得予定価格は5,398万5,938円であります。  取得に当たり指名競争入札を行った結果、株式会社山十が落札したことから、仮契約の締結を行っております。  以上で議案策30号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長福田利喜君) 質疑なしと認めます。 ○議長福田利喜君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第30号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長福田利喜君) これより議案第30号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第10 請願第1号 緊急経済対策に「消費税率5%への引下げを求める意見書」の提出について ○議長福田利喜君) 日程第10、請願第1号、緊急経済対策に「消費税率5%への引下げを求める意見書」の提出についてを議題といたします。  本件に関し、委員会からの報告を求めます。  総務常任委員会委員長中野貴徳君。 (総務常任委員会委員長 中野貴徳君登壇) ◎総務常任委員会委員長中野貴徳君) 今期定例会において本委員会に付託されておりました請願第1号、緊急経済対策に「消費税率5%への引下げを求める意見書」の提出についてを審査するため、去る9月4日及び9月18日に本委員会を招集し、審査を終了いたしましたので、審査の経過と結果につきまして御報告いたします。  本請願の内容は、緊急経済対策として消費税率を5%に引き下げるよう日本国政府に対して意見書提出することについて求めているものであります。  審査におきましては、請願者から消費税率引下げによる効果について、所得が低い人でも生活する上で必ず消費しなければならないという点で全ての人に効果が見込まれ、また減税による消費が拡大すれば、経済的にも上向きになるのではないかと考えられる旨の説明がありました。  また、税率の引下げ期間について、コロナ禍による経済が縮小している状況であることから、経済が回復するまでの間は少なくとも実施すべきである旨の説明があったところであります。  以上のことを踏まえ、請願の趣旨と照らし合わせた結果、消費税社会保障制度を安定的に維持するためには重要な財源であり、生活を支える施策として基本となるものであることから、消費税率を引き下げることによる財源の確保が懸念されるとの意見や事業者等事務負担が大幅に増加することが考えられることから、現在のコロナ禍における経済活動への影響も懸念されるとの意見、減税以外の策で生活に困っている方々を助けられるよう模索すべきという意見がありました。  また、他国の事例では、特定の事業者を支援するために減税を実施しているところはあるが、一律に減税している国は見当たらないことや国の施策である消費税について、地方としては国の動向を見据えながら考えていくべきとの意見がありました。  一方で、社会経済活動全体に対する影響を鑑みれば、消費税率引下げは有効な施策であると考えられること、またコロナ禍において経済が回復するまでの間の期限付の実施も有効であるとの意見が出されたところであります。  結果といたしましては、採択、不採択双方の意見に分かれたことから、本委員会といたしましては、起立採決の結果、不採択すべきものと決した次第であります。  なお、本請願の審査に当たりましては、委員全員が出席し、請願者及び紹介議員から請願趣旨に関する説明を受け、慎重に審査したことを申し添え、総務常任委員会の報告といたします。 ○議長福田利喜君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長福田利喜君) 質疑なしと認めます。 ○議長福田利喜君) これより討論に入ります。討論の通告がありますので、順次これを許します。  9番、伊勢純君。    (9番 伊勢純君登壇) ◆9番(伊勢純君) 請願第1号、緊急経済対策に「消費税率5%への引下げを求める意見書」の提出についての賛成討論を行います。  この請願に賛成する理由は、第1に新型コロナウイルス経営難に陥っている事業者にとって、消費税増税コロナ以前からの消費の冷え込みの大きな障害となっているためです。  先週市内事業者4人の店主から話を伺いました。市からの支援20万円はありがたかった。しかし、そのまま増税分に消えた。得るものは可能な限り努力して減らしているが、税金は減らすことができない。持続給付金が48%減収で対象外の人もいた。減税は、全ての事業者に公平だといった切実な声が上がりました。  また、第2の理由は、消費者購買動向として、消費税増税は強いブレーキの役目を果たしてしまっていることです。消費税10%は、4人家族なら年間34万6,000円もの負担です。経済の落ち込みは、コロナ以前の昨年10月からの消費税10%への引上げ実質国内総生産、GDPの押し下げとなり、今年2月に首相も、個人消費消費税率引上げに伴う反動減の影響を受けたと明らかにました。実質賃金が世界の先進国で伸び悩む唯一の国が日本です。消費者の財布のひもは固く閉じられたままのところへ、新型コロナウイルスが追い打ちをかけているのが現在の状況です。  理由の第3は、消費税は税の基本である累進課税に逆行し、むしろ富裕層こそ減税効果を発揮する税制度だという点です。これは、一般市民にこそ負担の重い税制度です。国内の経済の6割はこの一般市民消費動向によるものであり、国内経済を回す、そのためには一般市民の消費を加速させることが実体経済の基本の一つです。  以上、3つの理由により、請願第1号、消費税5%への引下げを求める意見書提出についてへの賛成討論といたします。議員各位の賛同をお願いいたします。 ○議長福田利喜君) 以上で通告による討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長福田利喜君) 以上で討論を終結いたします。 ○議長福田利喜君) これより請願第1号を採決いたします。  本件は起立によって採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。  よって、本件は原案について採決いたします。  本件は採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛 成 者 起 立) ○議長福田利喜君) 起立少数であります。  よって、本件は不採択と決しました。 △日程第11 発議第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書提出について ○議長福田利喜君) 日程第11、発議第2号、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書提出についてを議題といたします。  本件に関し、提出者から提案理由の説明を求めます。  総務常任委員会委員長中野貴徳君。 (総務常任委員会委員長 中野貴徳君登壇) ◎総務常任委員会委員長中野貴徳君) それでは、発議提出案件つづりの1ページをお開き願います。ただいま議題となりました発議第2号、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書提出につきまして、総務常任委員会委員長より御説明いたします。  初めに、提案理由でありますが、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求めるため、国の関係機関に対し意見書提出しようとして提案するものであります。  次に、意見書の内容について御説明いたしますので、2ページをお開き願います。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書であります。  新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は戦後最大の経済危機に直面しております。地域経済に大きな影響が及び、本年度はもとより、来年度においても地方税地方交付税など一般財源の激減が避け難くなっております。  地方自治体では、医療、介護、子育て、地域の防災、減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想されます。また、自然災害等により被災した地域では、その復旧、復興途上でのコロナ禍により、さらなる打撃を受けていることもあり、安定した財源措置が必要となっております。  よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、次の事項を確実に実現されるよう強く求めるものであります。  1、地方の安定的な財政運営に必要な地方税地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。  2、地方交付税については、引き続き財源保障機能財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。  3、令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。  4、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税、地方税政策税制については積極的な整理合理を図り、新設、拡充、継続に当たっては、有効性緊急性を厳格に判断すること。  5、とりわけ固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは土地、家屋、償却資産を問わず、断じて行わないこと。さきの緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時、異例の措置としてやむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。  1ページにお戻り願います。意見書提出先につきましては、衆参両院議長内閣総理大臣財務大臣総務大臣経済産業大臣内閣官房長官、まち・ひと・しごと創生担当大臣経済再生担当大臣を予定するものであります。  以上をもって、発議第2号、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書提出についての提案理由といたします。何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長福田利喜君) 質疑なしと認めます。 ○議長福田利喜君) お諮りいたします。  発議第2号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長福田利喜君) これより発議第2号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第12 発議第3号 新型コロナウイルス感染拡大下における季節性インフルエンザの流行に備えた体制整備を求める意見書提出について ○議長福田利喜君) 日程第12、発議第3号、新型コロナウイルス感染拡大下における季節性インフルエンザの流行に備えた体制整備を求める意見書提出についてを議題といたします。  本件に関し、提出者から提案理由の説明を求めます。  教育民生常任委員会委員長蒲生哲君。    (教育民生常任委員会委員長 蒲生哲君登壇) ◎教育民生常任委員会委員長蒲生哲君) 発議提出案件つづりの3ページをお開き願います。ただいま議題となりました発議第3号、新型コロナウイルス感染拡大下における季節性インフルエンザの流行に備えた体制整備を求める意見書提出につきまして、教育民生常任委員会委員長より御説明いたします。  初めに、提案理由でありますが、新型コロナウイルス感染拡大下における季節性インフルエンザの流行に備えた体制整備を求めるため、国の関係機関に対し意見書提出しようとして提案するものであります。  次に、意見書の内容につきまして御説明いたしますので、4ページをお開き願います。政府においては、外出自粛要請や新しい生活様式の周知、イベント等の収容人数制限などの対策を行ってきたところでありますが、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が連日報道されるなど、いまだ終息が見えない状況の中、季節性インフルエンザが流行する季節に移り変わろうとしている。例年、季節性インフルエンザの流行時期には多数の発熱患者が発生しており、特にも今年の冬は新型コロナウイルス感染症季節性インフルエンザの同時流行が懸念されます。  季節性インフルエンザにおいては、ワクチンを接種することが重症を予防する効果があるとされており、新型コロナウイルス感染症が全国的に拡大している本年においては、ワクチンの接種希望者がこれまでより急激に増大することが予想されます。  また、令和2年9月4日付事務連絡として、厚生労働省より都道府県に発出された「次のインフルエンザ流行に備えた体制整備について」の中で、発熱症状のある患者の受診方法変更に伴う体制整備に係る基本的な方向性が示されましたが、医療機関においては、発熱症状のある患者からの受診相談の対応や医療需要が急増するものと思料されます。さらに、季節性インフルエンザ及び新型コロナウイルス感染症の発症段階における症状は似ていることから、診断が困難であり、医療体制が脆弱な地方においては、十分な感染予防策を講じ、常時の診療を継続することは困難を極めるため、医療崩壊を引き起こしかねない状況にあります。  つきましては、国において引き続き地方公共団体と連携、協力し、医療提供体制の確保、充実を図るため、次の項目について早急に取り組まれるよう強く求めるものであります。  1つ目、インフルエンザワクチン接種希望者が漏れなく接種できるよう、国においてワクチンの安定供給を図ること。また、ワクチンの供給地域が偏らないように配慮すること。  2つ目、地域住民に最も身近な一次医療圏の医療体制整備と公的医療機関の拡充を行うこと。また、地方における医師及び医療従事者の確保について、実効性のある制度や方針を進めること。  3ページにお戻り願います。意見書提出先につきましては、衆参両院議長内閣総理大臣財務大臣、厚生労働大臣を予定するものであります。  以上をもって、発議第3号、新型コロナウイルス感染拡大下における季節性インフルエンザの流行に備えた体制整備を求める意見書提出についての提案理由といたします。何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長福田利喜君) 質疑なしと認めます。 ○議長福田利喜君) お諮りいたします。  発議第3号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長福田利喜君) これより発議第3号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第13 議員の派遣について ○議長福田利喜君) 日程第13、議員の派遣についてを議題といたします。 ○議長福田利喜君) お諮りいたします。  議員の派遣については、会議規則第167条第1項の規定により、お手元に配付いたしました「議員の派遣について」のとおり派遣いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については原案のとおり派遣することに決しました。 ○議長福田利喜君) 以上をもって、今期定例会に付議された事件は、全て議了いたしました。  この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。 ◎市長(戸羽太君) 議長。 ○議長福田利喜君) 市長。     (市長 戸羽太君登壇) ◎市長(戸羽太君) 令和2年第3回市議会定例会の終了に当たり、御礼の御挨拶を申し上げます。  今期定例会に提案をいたしました案件は、報告3件と追加提案をいたしました議案を含め議案30件でございましたが、決算等特別委員会に付託され継続審査となりました陸前高田市立図書館条例の一部を改正する条例を除く提出案件につきましては、それぞれ原案のとおり御協賛を賜りまして、誠にありがとうございました。  議決をいただきました各案件につきましては、今後一層の配慮の下に、その執行等に遺漏のないよう努めるとともに、今期定例会における皆様からの御意見等を今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えているところでございます。  また、今議会におきましても、さきの臨時会、定例会に引き続き新型コロナウイルス感染症対策に係る補正予算を計上させていただいたところでございますが、今後も様々な影響を受けている方々への迅速な支援や新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた新たな日常の実現に向けた各種事業の推進に積極的に取り組んでまいります。  また、復興・創生期間も残り半年となり、国においては令和3年度から5年間に心のケア等の被災者支援をはじめとした一定の支援が必要な事業に取り組むとの基本的な考えを示しておりますが、本市においても震災復興計画を継承したまちづくり総合計画の施策を推進し、持続可能なまちの創造のため、復興事業の完遂に全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えておりますので、議員の皆様におかれましても、引き続きお力添えを賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  以上、第3回市議会定例会を終了するに当たり、御礼を申し上げまして御挨拶といたします。どうもありがとうございました。 ○議長福田利喜君) これにて令和2年第3回陸前高田市議会定例会を閉会いたします。    午前10時36分 閉   会...