陸前高田市議会 2021-12-02 12月02日-02号
新型コロナとの闘いの約2年間、岩手県は昨年7月末まで全国で唯一感染者がゼロでした。その後急速に広がり、今年の8月には全国で1日の感染者数が2万5,000人を超える中、岩手県も1日63人になる日もありましたが、市民の方々が本当に頑張って感染予防を徹底してきたと思います。 全国では医療崩壊となり、入院できないまま自宅療養が原則となり、自宅で亡くなる方が多く出ました。
新型コロナとの闘いの約2年間、岩手県は昨年7月末まで全国で唯一感染者がゼロでした。その後急速に広がり、今年の8月には全国で1日の感染者数が2万5,000人を超える中、岩手県も1日63人になる日もありましたが、市民の方々が本当に頑張って感染予防を徹底してきたと思います。 全国では医療崩壊となり、入院できないまま自宅療養が原則となり、自宅で亡くなる方が多く出ました。
岩手県においても、一時期、唯一感染者ゼロの県として注目されましたが、7月29日に初の陽性者が確認されて以降、感染者が増え始め、11月には1か月間で一気に177人に上るなど、昨日時点で感染者が315人と増えています。当市におきましても、数名の感染者が確認されていますが、感染の広がりは市民の不安を高めるだけではなく、飲食店をはじめ中小零細事業者の経営や市民生活に重大な悪影響を与え始めています。
少し前までは、全国で唯一感染者が確認されていない県として話題になっていましたが、今では累計230名の感染者が確認されております。 そのような影響から、本来であれば秋冬のイベントや、今の時期ならば忘年会などでまちのにぎわいもあったであろう日々も、今年は全くと言っていいほど何もなくなってしまいました。
唯一感染者が確認されておりませんでした当県も7月末についに感染者が確認され、現在23名の感染者が確認されているとのことであります。まだ感染者の確認されていない当市においても、いよいよ来たかと、市民にとってはより一層の警戒感、そして不安の日々が続いている状況にございます。
新型コロナウイルス感染症が地球規模で拡大する中で、我が岩手県では国内で唯一感染者が出ていないということで、連日のようにマスコミでも取り上げられたりしておりました。世界中で多くの貴い命が奪われる中、我が岩手県は一人も感染者が出ていないということは本当に喜ばしいことだと、すばらしいことだというふうに思います。本市の取組が遅いのではないかというような声も聞こえたりしてまいりました。
日本全国で感染が確認される中、岩手県では全国で唯一感染者ゼロを維持しています。これは、一人一人が感染しない、感染させないために、不要不急の移動を控え、手洗いやマスクの着用などの衛生対策を徹底されたことのたまものであると認識しております。 今後感染拡大防止対策としては、国の提唱する新しい生活様式の定着を図ることが重要であると考えております。
このことは、全国で唯一感染者ゼロを維持している岩手県においても同様であり、仮に感染者が確認された場合において市民の不安感を最小限にとどめるための準備が必要であります。