釜石市議会 2020-06-23 06月23日-02号
有識者会議は、地震発生確率の割り出しは困難とした一方で、過去には巨大津波が約6500年間に18回発生している。直近の17世紀の津波から時間が経過していることから、切迫した状況にあると指摘。有識者会議の検討結果を公表するに際しては、沿岸市町村、県の要請によって、岩手県沿岸の推定される浸水域は非公開にしたと報道されていますが、釜石市においても非公開を望まれたのか。
有識者会議は、地震発生確率の割り出しは困難とした一方で、過去には巨大津波が約6500年間に18回発生している。直近の17世紀の津波から時間が経過していることから、切迫した状況にあると指摘。有識者会議の検討結果を公表するに際しては、沿岸市町村、県の要請によって、岩手県沿岸の推定される浸水域は非公開にしたと報道されていますが、釜石市においても非公開を望まれたのか。
このうち本県に関係する2つの領域について、地震の規模ごとの具体的な発生確率が示されておりまして、例えば岩手県沖北部を震源とするマグニチュード7.0から7.5クラスの地震発生確率は90%という具体的な数値が出されております。これは、他の地域に比べまして、宮城県沖と同様に非常に高い確率となっておりまして、私も大変驚きました。
調査委員長の平田東大教授は、「マグニチュード7クラスの地震発生確率はどの海域でも非常に高い。浅い海域で起きた地震は津波が発生する」と警告しています。 自然災害から市民の命と暮らしを守ることは、市政の最優先課題です。
防災対策については再三、各定例会ごとに様々な形で提言を含めて質問しておりましたが、海溝型地震の長期評価の概要(算定基準日平成18年1月1日)を見ますと、三陸沖から房総沖にかけての地震の中で、宮城県沖では長期評価で予想した地震規模、いわゆるマグニチュード7.5前後、連動8.0前後の場合、地震発生確率で10年以内では50パーセント程度であるが、30年以内では99パーセントの確率で宮城県沖地震による大津波
気象庁の予測によりますと、この30年以内の地震発生確率が99%という宮城県沖地震、そして同様に、90%確立の三陸沖北部地震、そして胆沢区、衣川区を走る横森山断層という内陸直下型を誘発する活断層が確認され、また、異常気象とも思われる集中豪雨が各地で頻発している状況の中で、地域防災計画作成の作業を急ぐべきと思うが、どのように進めているのでしょうか。
それによると、最新の活動は4,500年前ごろにあった可能性があり、地震発生確率は30年以内はほぼ0%、50年、100年、300年以内もほぼ0%となっており、私自身も、もし活断層の活動があったとしても被害を及ぼす大地震にはならないと考えておりました。
それは、昨年の三陸南地震発生から半月後の6月21日に、これまで発表してきた地震発生確率を平成13年1月1日の評価時点より確率を引き上げましたことはご案内のとおりであります。