陸前高田市議会 2022-06-15 06月15日-03号
市といたしましては、これまで養殖振興総合支援事業により貝毒検査費用や特定養殖共済の養殖漁業者負担分について補助することにより、貝毒に困窮する養殖事業者の経営安定化に向け支援を行ってきたところであります。
市といたしましては、これまで養殖振興総合支援事業により貝毒検査費用や特定養殖共済の養殖漁業者負担分について補助することにより、貝毒に困窮する養殖事業者の経営安定化に向け支援を行ってきたところであります。
本市水産業の柱である養殖漁業の振興につきましては、養殖漁業の安定した生産活動の拡充と、安心・安全な水産物の出荷体制の確立を図るため、引き続き、貝毒検査費用への支援などを行ってまいります。 特産海産物である「広田湾産イシカゲ貝」につきましては、引き続き、販売促進や生産体制の強化を図ってまいります。
しかし、本市では、こうしたホタテ養殖漁業者やホヤ養殖漁業者に対して、貝毒検査費用の助成を決定しており、これは当事者のみならず、ホタテ養殖やホヤ養殖以外の漁業者からもありがたい話だと受けとめられています。何人かのホタテ、ホヤ養殖漁業者にお聞きしたところ、来年もまた頑張ってみようという気持ちにつながっていることがわかりました。
あわせて、貝毒による出荷規制による漁家への支援については、漁業共済の適用により、出荷で見込まれた収入額の部分的な補補填はなされておりますが、自治体による生産者への支援についても必要との認識から、釜石湾漁業協同組合と協議を行い、昨年度、貝毒検査費用の助成を実施したところであり、今年度の支援方策についても漁業協同組合など関係機関と協議を進めているところです。
次に、貝毒検査費用の支援についてであります。ホタテガイについては、通年で貝毒検査を実施し、貝毒の発生を監視しているところであります。検査費用につきましては、県漁連の共販品目となっておりますことから、要した費用の半分を県漁連が負担し、残り半分を生産者が負担しており、その負担額は生産者1人当たり年間1万5,000円程度になっているところであります。
平成29年度当初予算概要には、浜の活力再生交付金事業や漁協さんが自主的に行っている貝毒検査費用への支援など、7つの新規事業が盛り込まれ、基幹産業振興への意欲を感じることができます。
続きまして、(2)、ホタテとホヤ貝毒検査費用の補助についてであります。貝毒の監視、検査体制につきましては、農林水産省の通知に基づき、岩手県漁業協同組合連合会が県内12海域におきまして、週1度、ホタテガイの貝毒検査を実施しているところであります。