平成 16年 3月定例会(第1回)平成16年 3 月12日 午前9時30分招集出席議員(26名)1 番 小倉喜八郎 2 番 武下英二3 番 藤野英司 4 番 古江信一5 番 荒木ひろ子 6 番 川内八千代7 番 福元義 8 番 井上陽一9 番 今吉次郎 10番 鎮西邦宏11番 安藤豊治 12番 田中良幸13番 今井義人 14番 馬場林15番 須賀瑠美子 16番 桝田昌義17番 毛利正徳 18番 古森三千年19番 清水勝彦 20番 嶋澤司郎21番 前田勝利 22番 南仁23番 井ノ口邦彦 24番 梶谷潔25番 村上猛 26番 小川櫻三郎欠席議員(なし)地方自治法第121条による出席者(33名)市長 新貝正勝 助役 木村吉晴教育長 影木莊一郎 水道事業管理者 大下泰登志総務部長 寺岡好信 福祉環境部長 古城一三産業振興部長 上永裕正 建設部長 田中聰市民病院事務長 立山秀雄 庶務課長 奥田隆財政課長 河端宣利 企画課長 植山惠子法規課長 大塚秀勝 管財課長 塩谷十起雄税務課長 長谷川光雄 社会福祉課長
福田誠一高齢者福祉課長 植山美洋 生活環境課長 早川正一子育て支援課長 佐藤文子 清掃第一課長 松下太清掃第二課長 松本洋一 農林水産課長 飯沼昌彦耕地課長 岩﨑信一 工業労政課長 友松明博都市計画課長 江口浩治 道路課長 渡邊正一下水道課長 井上秀樹 区画整理事務所長
小出正貴選挙管理委員会事務局長 於久孝正 教育委員会管理課長
城戸﨑九一教育委員会体育保健課長 茶屋正文 市民文化センター館長
尾畑豊彦芸術文化センター建設準備室長 山田昌道 水道局庶務課長
立木和広市民病院総務課長 清永信出席した議会事務局職員(3名)局長 秋吉勝彦 議事係長 速水隆巳庶務調査係長 三ツ廣辰彦議事日程┌────────────────────────────────────────────┐│第1、上程議案に対する質疑 ││ 議第2号から議第48号まで及び議第51号から議第53号までの51件並びに報告第1号から││ 報告第3号までの3件、計54件(表題部略)に対する質疑 ││ (質問者及び質疑の要旨) ││17番 毛 利 正 徳 ││ 議第46号 中津市
総合体育館建設設計案選定委員会設置条例の制定について
││ (組織) │├────────────────────────────────────────────┤│15番 須 賀 瑠美子 ││ 議第5号 平成15年度中津市
公共下水道事業特別会計補正予算(第6号)
││ (公共下水道使用料、公共下水道事業債、) ││ 議第7号 平成15年度中津市
老人保健医療特別会計補正予算(第4号)
││ (医療費交付金) ││ 議第9号 平成15年度中津市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
││ (繰入金) ││ 議第11号 平成16年度中津市一般会計予算
││ (市民税、民生費県補助金、児童措置費の委託料、ゴミ処理費の増額理由、
一般廃││ 棄物埋立処分場費の修繕料、リサイクル推進費の委託料・負担金補助及び交付金)││ 議第24号 中津市事務分掌条例の一部改正について
││ (まちづくり推進室の職務内容・専門職の配置) │├────────────────────────────────────────────┤│8 番 井 上 陽 一 ││ 議第11号 平成16年度中津市一般会計予算
││ (文化会館管理費の負担金補助及び交付金) ││ 議第23号 記号式投票に関する条例の一部改正について
││ (改正内容) ││ 議第40号 リル・ドリームの設置及び管理に関する条例の制定について
││ (使用料、駐車場の確保、周辺環境) │├────────────────────────────────────────────┤│9 番 今 吉 次 郎 ││ 議第11号 平成16年度中津市一般会計予算
││ (保健衛生総務費の負担金補助及び交付金、リサイクル推進費の負担金補助及び
交││ 付金、文化財保護費の負担金補助及び交付金、文化会館管理費の
委託料) ││ 議第15号 平成16年度中津市
駐車場事業特別会計予算 ││ (駐車場基金繰入金) │├────────────────────────────────────────────┤│7 番 福 元 義 ││ 議第11号 平成16年度中津市一般会計予算
││ (保健衛生総務費の負担金補助及び交付金、農業振興費の負担金補助及び交付金・
││ 貸付金) ││ 議第20号 平成16年度中津市病院事業会計予算
││ (建設改良事業の概要、給与費) │├────────────────────────────────────────────┤│5 番 荒 木 ひろ子 ││ 議第2号 平成15年度中津市一般会計補正予算(第7号)
││ (企画費の負担金補助及び交付金、し尿処理費の委託料、土地取得費の
公有財産購入││ 費) ││ 議第6号 平成15年度中津市
駐車場事業特別会計補正予算(第1号)
││ (使用料) ││ 議第7号 平成15年度中津市
老人保健医療特別会計補正予算(第4号)
││ (医療費支給費) ││ 議第11号 平成16年度中津市一般会計予算
││ (一般管理費の負担金補助及び交付金、児童福祉総務費の報酬、保険衛生総務費の
││ 負担金補助及び交付金、環境衛生費の負担金補助及び交付金、葬祭場費の委託料、
││ し尿処理費の工事請負費、公園費の委託料、公園新設事業費の工事請負費) ││ 議第20号 平成16年度中津市病院事業会計予算
││ (債務負担行為) ││ 議第27号 中津市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正につ││ いて
││ (職種) ││ 議第29号 中津市職員退職手当基金条例の制定について
││ (市長の退職金算出基準の見直し) ││ 報告第4号 平成16年度中津市土地開発公社事業計画並びに収支予算の報告について
││ (当該年度事業予定額) │├────────────────────────────────────────────┤│6 番 川 内 八千代 ││ 議第2号 平成15年度中津市一般会計補正予算(第7号)
││ (教育使用料、公園新設事業費の工事請負費、
芸術文化センター建設準備費の報酬費)││ 議第11号 平成16年度中津市一般会計予算
││ (所得譲与税、財政調整基金繰入金、減債基金繰入金、土地開発基金繰入金、
一般││ 管理費の積立金、福利厚生費の委託料、企画費の負担金補助及び交付金、
電算管理││ 費の委託料・負担金補助及び交付金、農地費の負担金補助及び交付金、道路橋りょ││ う維持費の工事請負費、港湾管理費の負担金補助及び交付金、土地区画整理費の
進││ ちょく状況、文化財保護費の報酬、体育施設費の委託料) ││ 議第31号 消費税法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
││ (税率が引き上げられた場合の対応) ││ 議第41号 損害賠償の額を定めること及び和解について ││ 議第42号 損害賠償の額を定めること及び和解について ││ 議第43号 損害賠償の額を定めること及び和解について ││ 議第44号 和解について
││ (金額の根拠) │├────────────────────────────────────────────┤│議事日程の追加(上程議案の委員会付託) ││ 議第2号から議第48号までの47件並びに報告第1号の1件、計48件(標題略)について委││ 員会付託を日程に追加し、議題とすることについて(議長発議)~決定 │├────────────────────────────────────────────┤│3月15日の議事日程削除・休会 ││ 3月15日の議事日程を全部削除し、1日間休会とすることについて(
議長発議)~決定 │└────────────────────────────────────────────┘本日の会議に付した事件 議事日程に同じ
○議長(井ノ口邦彦) ただいまより、第1回中津市議会定例会を再開し、本日の会議を開きます。 午前9時32分日程第1、上程議案に対する質疑を行います。議第2号から議第48号まで及び議第51号から議第53号までの50件、並びに報告第1号から報告第4号までの4件、計54件を一括議題と致します。質疑の通告がありますので、順次発言を許します。17番 毛利議員。
◆17番(毛利正徳) おはようございます。議第46号中津市
総合体育館建設設計案選定委員会設置条例についてお聞きをしたいと思います。平成15年3月議会において、中津市武道場からこの総合体育館になったわけですけれども、1年前に同じ3月議会でこの条例が出され、この条例に基づいて武道場建設ということで進められていきました。その後、多くの市民、私どもも含め関係団体の方がぜひ競馬場跡地にということで、念願の競馬場跡地に建設をするということで、今議会に提出をしております。この条例を見ますと、第3条、選定委員会は委員会9名以内で組織するということになっております。関係団体代表、行政機関代表、学識経験者ということで、武道場建設のときも全く同じです。この条例を3月議会のこうありますけど、昨年の3月を見ますと、もうほとんど変わりません。武道場が総合体育館に変わったと。市長が新貝市長の名前になったというぐらいで、ほとんど変わりはありません。よく考えて見ますと、武道場建設は特に来る2巡目国体のためにつくるということで、これに関係する団体というのは武道ということを考えたときには限定されますけれども、その後の中津の将来のスポーツ施設ということで考えたときにも、それ以上に市民の方々も含め幅広くなります。また、この総合体育館ということを考えたときには、それ以上に関係者の方々そして市民の方を考えると、やはり選定委員会の9名というのは果たして適当なのか、これでいいのかというふうに思いますけれども、この辺のお考え、そして今申し上げた1、2、3関係団体、それと学識経験者そして行政ということは、この中の構成、割合ですね、どういうふうに考えているのかお聞きをいたしたいと思います。
○議長(井ノ口邦彦) 体育保健課長。
◎教委・体育保健課長(茶屋正文) それでは、議第46号におきます中津市
総合体育館建設設計案選定委員会設置条例についての第3条の組織で、選定委員が9名以内ということになっていることのご質問だと思います。それで、お答えを致したいと思います。 総合体育館建設に当たりましては、市民の皆様方の意見が反映され、使用する側に立った施設計画がコンペの作品の中に含まれていることが大切であると思っております。そのためにコンペ選定委員会の中にさまざまな市民の意見が取り入れられるような市民サイドの研究会方式で現在関係課で検討しております。研究会メンバーにつきましては、最重点課題としての総合体育館建設では体育関係団体としておりまして、全体のスポーツ論構想では範囲を広げていく考えを今のところしております。ご質問の選定委員数につきましては、関係団体代表、行政機関代表、学識経験者の方々で、専門的分野の見地から選定していただくように考えておりまして、9名以内でお願いをしたいと考えております。他市の状況でも、7名とか9名の選定委員数となっております。それと先ほどの議員さんがご質問の各構成の人数はどうかということですので、これ私どもの方の担当課の、今の時点の案でございますが、関係団体代表につきましては4名、行政機関代表は1名、学識経験者では4名ということで、今のところそういう考え方でおります。以上です。
○議長(井ノ口邦彦) 毛利議員。
◆17番(毛利正徳) 一般質問の中で古江議員からもお話がありましたように、やはり多くの関係団体に携わる方、市民の方の意見を聞くことが大切じゃないかということも出ました。今お聞きをしましたら、若干武道場建設のときに比べると、9名は一緒ですけれども中身がちょっと違うかなということであります。ただ、やっぱり関係団体の方たちの意見をたくさん聞くということは、本来はもう少し数をふやしていただいた方がよりいいのではないかと。専門的分野というのは設計に対しての専門的ということがあるかと思いますが、これは昨年の武道場の建設に当たっての1年間の日程がここにありますけれども、恐らくほぼ今度もこれと同じような形になるかと思います。そう考えますと、6月ぐらいから登録受け付けとかいうことが始まって、最終的に昨年の経過でいいますと、9月に審査をするということになっております。この審査ですけれども、この第2条にありますように、設計案の選定について調査及び審議を行うということになっております。この委員さんたちは9月に審査をするということなんですが、設計に関しては確かにどういう方が入るか、委員会にどういう方が入るかわかりませんけれども、武道場のことを考えますと、専門的の、この場合は槙さんが中心になって大分大学の教授、石井和紘建築研究所、九大の教授という方が専門的に入っております。これがどういうふうになりますかわかりませんけれども、ほかの方たちというのは専門的なことはまずはわからないと思うんです。ただ、前回9月にあって、集まった時点にコンペの審査がありましたよね。そのときに、その人たちが何をもってしたのかというのが1点と。その前だったと思うんですけれども、たしか大学教授の方が昼休みに初めて現地に車を飛ばして出向いて行ったと。初めてそこを見て、こんなところに建てて、駐車場がなくて、よく中津市はこの発展性のないところに武道場を建てるなといったことがあったかと思います。そういった意味においては、この委員会のメンバーの方には必ず事前に資料とか現地を見ていただいて、そしてその水環境整備とかいろんなことがありますので、そこのすべてのことを把握していただいた上で、やはり審査に臨んでもらうと、そういうのが一番いいんではないかと思いますけれども、その点はどうでしょうか。
○議長(井ノ口邦彦) 体育保健課長。
◎教委・体育保健課長(茶屋正文) 今、2点ご質問があったんだと思います。前回の武道場の選定のときに、9月に専門、学識経験者以外のその他の委員さんはどういう基準というか、ことで審査をしたかということです。それが今回の委員さんとも結びつくことだと思いますが、前回の学識経験者以外の方につきましては、行政代表の方は助役さんと建築課長にお願いをしました。 この方は2人とも、行政サイドのそういう見識で審査をされたと思います。関係団体のスポーツ団体もしくはスポーツ振興審議会の委員の代表の方、こういう方は国体のそういう大会等の施設等も、大会等に出場したり、見学に行ったりということで、相当の見識がある方だったと思っています。そういう見地から審査をしていただいたものと思っています。それでそういう関係団体の方につきましては、使用者側のサイドに立った、そういう見地からの審査であったと、私どもの事務局の方は思っております。それと今後、予定をされます委員さんにつきましては、議員さん言われましたように現地の状況なり、そういう資料等は十分お示しをしてご理解をしていただいた上で審査をしていただくということで、そういう方向で考えていきたいと思っています。以上です。
○議長(井ノ口邦彦) 毛利議員。
◆17番(毛利正徳) いずれにしましても、多額のお金を費やして設計、建設をしていくわけであります。中津市の将来のスポーツ施設をまず、競馬場跡地のスポーツゾーンとしてのまず最初のスタートであります。このスタートをぜひ市民の要望どおりに環境にマッチした建物を建てて、そしてまずは国体を迎えて、その後いろんな競技等に活用していければと思っております。私どもも議員という立場から、何ができるかということをよく考えながら、これからも頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。以上で終わります。
○議長(井ノ口邦彦) 15番 須賀議員。
◆15番(須賀瑠美子) 当初予算ですので、議案質疑も皆さん大変多いようですので、簡潔に質問をしていきたいと思います。では初めに、議第5号、6ページでございます。公共下水道の使用料につきまして増額の補正が出ております。これにつきまして現年度分そして滞納繰越分につきましてそれぞれ何件分の使用料の件数があるのか、そしてまた滞納の理由についてお尋ねをしたいと思います。
○議長(井ノ口邦彦) 下水道課長。
◎下水道課長(井上秀樹) お答え致します。議第5号の平成15年度中津市
公共下水道特別会計補正予算6ページの、使用料のそれぞれの件数でございますが、現年度分につきましては138件、過年度分につきましては235件でございます。なお、滞納の理由でございますが、景気低迷によります経済的な理由、こういったことで支払い遅延、さらには倒産並びに転居先の不明と、こういうのが大きな理由になっております。以上です。
○議長(井ノ口邦彦) 須賀議員。
◆15番(須賀瑠美子) 公共下水道につきましては、その必要性を市民の方は感じながらも、自分の住んでいる地域に本管工事が来ても、なかなかそこの接続といいますか、それについて大きな費用が伴うということで、ためらっている方が多いかと思いますが、今大きな理由としては経済的と言われましたが、どういうふうな、もう少し具体的に年齢層であるとか、その辺につきましてはどうなんでしょうか。滞納者につきまして。
○議長(井ノ口邦彦) 下水道課長。
◎下水道課長(井上秀樹) 滞納者につきましては、先ほど言いました理由が主な内容になっておるわけですが、やはり滞納者につきましたは毎年ふえる傾向にありますので、その対策としてはやはり嘱託、専門的な嘱託員と申しますか、そういった制度もそろそろ検討しなければならない時期に来ておるんじゃないかというようなことを考えておりますので、そういった方向で検討していきたい、こういう具合に考えております。 それからやはり滞納している中でも分納をしながら一生懸命納めていこうと、こういう方もおられますので、家庭にお伺いしたときには十分話し合いをしながら対応していきたい、こういう具合に考えております。以上です。
○議長(井ノ口邦彦) 須賀議員。
○副議長(田中良幸) 総務部長。
◎総務部長(寺岡好信) これまで特別委員会なりいろいろご説明をしてまいりましたが、まだはっきりしたそういうふうな統一した見解というのは出てない部分が多分にございます。今、議員がおっしゃいますように、現在検討している部会の中に、市民なり町民なりということで入れますと、また一からの議論になってしまいます。私どもが今考えていますのは、今後検討するとか真摯で検討するという部分で住民に直接かかわる部分については、もう明らかなんですね。どうなるというところをお示しをしないと判断ができないというふうに考えていますから、それは住民説明会の折にはっきりした方向性をご説明ができるようにして、ご理解をいただくという準備を今進めてございます。そういうふうな方向で、今後取り組んでまいります。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) 住民説明会の折に方針を決めてから説明しますということでは、住民の意見が反映できないんじゃないですかね。そこで意見を言っても、もう「ご理解ください」、「決まりましたから」ということになってしまうと思うんですよ。だから私は、合併というのは住民が新しい市をつくるわけですから、やっぱり住民の皆さんが決めるときに、そこに何らかの意見をやっぱり入れられるというふうなシステムをつくっておく必要があるというふうに思うんです。今、合併の協議会だよりを出していただいておりますね。先日、その中に議員の定数のことも出ていたというふうに思うんですね。そうしたら、はっきり内容がわからないからと、議員の歳費が幾らかということを知らせてくれとかいうふうなことが協議会に質問があったというふうに思いますよね。 やはり住民の皆さんは、いろいろと意見を言いたいと思うんですよ。だから私は、そういうことについて協議をしているということだけでも出して、住民の皆さんが意見を言うか言わないかは、それは住民の皆さんの意識ですから、私はそれを知らないうちに決めてしまって、「こう決まりました」というふうなことでは、この合併は市民や下毛の住民の皆さんにとって、いい合併にはならないというふうに思うんです。だから、「建設計画ができました、これをご説明します」というふうなことで済ませてほしくないというふうに思いますが、どうですか。
○副議長(田中良幸) 総務部長。
◎総務部長(寺岡好信) 今の手法は、住民説明会で説明を申し上げて、ご意見をお聞きした上で修正をする部分がございましたら、それはするようにしてございます。それから密室の中で…言い方は悪いんですけれども…役所の中で、役所サイドで決まったやつをどんどん進めていっているというお話ですが、これは中津市もそうですけれども、特別委員会なりで、この辺まで議論は進めますよということは十分ご説明申し上げています。それから、あと住民用にもホームページなりそれから協議会だよりですね、そういうふうなので十分「こういうふうな議論になっています」ということは情報も提供している状況というふうに私は思っています。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) では、次に移ります。105ページの保健衛生費、負担金補助及び交付金の中の水路通水補助金826万5,000円、それから合併処理浄化槽設置整備費事業補助金2,999万4,000円が計上されております。通水補助金については、その補助金を出している目的について、現在のところ達成されているかどうかも含めてお尋ねをしたいと思います。それから合併処理浄化槽の設置の補助金につきましては、先日来から市長も市長会に提案をしていただきましたし、私ども中津市議会も県に向けて補助対象区域を減らすことについて意見を申し上げてきたところです。しかしながら大分県は、先日の生活環境課長のご答弁でも、方針は変えていないようだというふうなことです。県は、下水道の計画区域の補助金は対象にしないというふうにしているそうですが、環境省の補助基準はどうなっているんでしょうか、お伺いをしたいと思います。
○副議長(田中良幸) 生活環境課長。
◎生活環境課長(早川正一) お答え致します。105ページの3目19節の、負担金補助及び交付金の中の水路通水補助金並びに合併処理浄化槽の事業補助金でございます。水路通水補助金につきましては、これは大手堰土地改良区に補助致しておるものでございます。現在、議員がお尋ねの内容については、ほぼ補助目的を達しておるというふうには思いますけれども、議員のお尋ねのありました一応やはり水路の通水という形では、農繁期時期あるいは農閑期時期で若干違うようでございます。したがいまして、我々としましては今後、大井手堰土地改良区と水の管理や農業形態、そういったものも含めて協議・調整を図っていきたいというふうに考えております。合併処理浄化槽の補助金につきましては、今議員もおっしゃったとおりでございまして、先般来から申し上げておりますように平成16年度に当たっては大分県においては公共下水道並びに農業集落排水事業の計画区域については、これは補助しないんだというような方向のようでございます。環境省につきましては、この計画区域につきましては従来どおり3分の1補助がございます。以上でございます。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) 通水補助金ですけれども、農繁期というか4月から稲刈りまでの間は、通水は農業用水として通水をされるわけですよね。だから、それ以外のときに、いわゆる農業用水路を生活排水路として使っている関係で、生活排水路が環境悪化になるので通水をしていただきたいということで補助金を出しているというふうに思うんですよね。しかしながら、今年は大井手堰の井堰の改修でストップをされているそうですが、これまでもこの通水補助金を出しているんですけれども、やはり冬場はなかなか通水が行われなくて、生活排水で水路の汚れがめだつというふうに、よく指摘を私たちは受けるんですよね。だから826万円の補助を出しているわけですから、ぜひそういう効果があるような通水の仕方を、大井手堰と協議を進めていただきたいということをお願いしておきたいと思います。それで、合併処理浄化槽について環境省の補助基準に農業集落排水の計画区域と下水道の計画区域が入るということであれば、もし県が計画区域の補助対象にしないと言っても、環境省の補助を申請できるんでしょうか。その点について、お伺いしたいと思います。
○副議長(田中良幸) 生活環境課長。
◎生活環境課長(早川正一) 1点目は、今後協議してもらいたいということのようです。議員もご承知のとおり三口の頭首工の工事をやっておりますから、そういう関連が今年の場合はあるんじゃなかろうかということでございます。前向きに大井手堰と関係課を含めて協議をしていきたいと思います。ただ、もう1点につきましては、環境省が3分の1、それと県にただしてみなければわかりませんけれども、市が3分の2を充てるということでなければ申請できないのではないかなという恐れがありますので、それについてはもう少し精査をしたいというふうに思っております。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) 今度で、3回目ですね。
○副議長(田中良幸) 3回目です。
◆5番(荒木ひろ子) そうしたら、合併処理浄化槽のことについて市長にお尋ねしたいんですけれども、市長も率先して意見を上げていただいているというふうに思います。中津市は、先日もありましたように、計画区域の上水道が完備をするまでには相当の年数を要するというふうに思うんですね。私も県に行ってその実態をお話し致しましたが、県は二重の投資はしないんだと、だから中津市としてきちんと下水道でやる区域、合併処理浄化槽でやる区域、農業集落排水でやる区域というのを、やっぱりきちんと決めてやるべきじゃないかというふうなことを言われたんです。そうすると、下水道の区域を変更するか、計画区域を変更するか、それか下水道の事業を早めてやっていくかというふうなことになるというふうに思うんですけれども、市長としてはどういうふうにお考えになっているでしょうか。
○副議長(田中良幸) 市長。
◎市長(新貝正勝) 合併浄化槽の問題につきましては、県の方針が変わるということで非常に苦慮しております。また今、議員おっしゃいましたように下水道を早めた方がいい場所もありそうな感じがする。ところが、そこは事業計画区域に簡単には入らない。ですから、今後そういった問題を総合的に相談をしていくことが必要だと思います。今までは下水は下水、それから合併処理浄化槽は合併処理浄化槽ということで課が違うものですから、それぞれが独自の判断でやってきているんですね。これは統一してちょっと考えていくことが必要ではないかというふうに思っていますので、その点、今後検討してまいりたいというふうに思っています。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) よろしく、お願いしたいと思います。次に106ページ、保健衛生費の葬祭場費の中の委託料のモニュメントメンテナンス委託料というのがあります。これは風の丘公園の中に、その風を使って音を起こすという装置をつくってあるわけですね。もうできたときから物議を醸している、そういう施設なんですね。毎年メンテナンス料がかさんできて、東京からメンテナンスに来ないと維持ができないという施設なんです。私は、これはもう風の丘公園にあっても、だれも、これがあるから風の丘公園に行こうとか、この音を聞いてみようかとかいうのは私はないと思うんですね。その委託料を考えたらどうかというふうに思いますけれども、どうでしょうか。
○副議長(田中良幸) 生活環境課長。
◎生活環境課長(早川正一) これは昨年末になりますか、市長が施設を見学といいますか見られた後に私どもに、今後の検討課題ということで幾つかの投げかけをいただきました。この問題も、一つ入っております。今、議員がおっしゃいましたように、東京のフロム・ツーというところが小メンテ、中メンテ、それからまた3年目に小メンテ、4年目で中メンテ、5年目に大メンテということで委託しておったんですが、市内の業者で身近なところでこういったことできないのかということがございましたので、契約検査、関係課と協議をして、しかるべき業者に現地をつぶさに見ていただきまして、いろいろ協議をしましたけれども、現段階では特にこの施設をメンテをしなくて、方向としては特にメンテをせずに、仮にトラブルが発生したときにその市内の業者とさらに協議を詰めましょうというような方向に今協議が進んでおりますので、できましたら16年ではそういう方向でやれたらなというふうに、現段階では考えておるところでございます。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) わかりました。では、次にいきます。114ページ、工事請負費の7億8,437万1,000円のし尿処理場の建設工事について、お尋ねをしたいと思います。これは総額58億円ですか、約60億円の事業ということになるわけですけれども、先ほども申しましたように、計画の設計段階からいろいろと談合の、そういう会社であったというふうなことがあるわけですから、入札に当たっては市民の皆さんがいささかも疑念を持たないような透明性を確保する必要があるというふうに私は思うんですけれども、し尿処理施設の建設検討委員会は助役さんが長をされていると思うんですが、入札の方式やその時期についてどのように検討されているのか、お尋ねしたいと思います。
○副議長(田中良幸) 助役。
◎助役(木村吉晴) お答え致します。今、議員がご指摘されましたように、非常に大きな投資でございます。そういった意味で市民の理解なしではなし遂げることのできない事業でございますので、この事業の実施に当たりましては公正性を基本にして進めてまいりたいと思っております。また、こういったものにつきましては単に金額だけではなく、その持つ今度新たにつくります施設の性能ですとかまた建設後のメンテナンスといったようなことも考慮しながら、どういうものをつくっていくかということを検討することは必要だと思っております。そういった意味で、私が委員長をさせていただいております、し尿処理施設建設検討委員会で、今後どのような方式で発注をしていったらよいのかということを検討していきたいと思っております。また発注の時期ということでございますが、先ほど清掃第二課長からご説明致しましたとおり、地域の状況、環境アセスメントの状況等を踏まえながら時期を決定してまいりたいと思っております。以上でございます。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) 入札の方式については、一般競争入札、指名競争入札というふうに2種類が考えられると思うんですけれども、どちらの方を検討されるでしょうか。
○副議長(田中良幸) 助役。
◎助役(木村吉晴) まだ現段階では、入札方式で行うかどうかというのを少し検討した方がよろしいんではないかというふうに思っております。昨今ですと、例えば国土交通省の方では総合評価制度と総合評価落札方式というようなものもあるようでございますので、そういった価格とそれから将来こちらの求める指標との関係、そういったことも含めて、どこの会社が提案したものが一番よろしいかというようなことを検討するということも必要ではないかなというふうに思っておりますので、単に金額だけで決めるというようなことでは将来不都合が起きるんじゃないかということも考えております。そういった意味で、どのような発注方式がよろしいのかということを考えていきたいというふうに思っております。以上でございます。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) 助役さんの言われた方式も検討されるということですけれども、そうなりますと設計をされましたその三水というコンサルタントのやっぱり影響を懸念せざるを得ないんですよね、私たちとしては。だから、どういう方式をとられるにしても、そういうことが指摘をされることが絶対ないようにしていただきたいというふうに思います。それはもちろん、こういう施設を受け入れた地域の皆さん方にとっても、そういうトラブルか起こるということは非常に残念なことだというふうに思いますので、ぜひ本当に慎重な検討をしていただきたいということをお願いしておきたいと思いますし、それからまちづくりの推進室というのができて、城下町風の町をつくるとか観光ルートの整備を行うとか、そういうことがこれから行われるというふうに伺いました。しかしながら、このし尿処理場を受け入れる三保の地域については、本当に中津市の中で田園風景があり、それから先ほどもありましたように椿の公園があったり、傀儡の国指定の本当に日本で一番古い人形劇が残っていたりとか、それから北原人形芝居も残っていますし、地域の皆さん方がやっぱりそれぞれの特性を生かしながら生活をしてきたところです。ぜひ、こういう三保の地区のまちづくりについても、これから地域任せというだけではなく、その地域の方々の努力にも報いていただくようなそういう方針を持っていただきたいというふうに思いますので、もう一度市長にお伺いしたいと思います。
○副議長(田中良幸) 市長。
◎市長(新貝正勝) このし尿処理場という迷惑施設を引き受けていただくわけでございますので、私は可能な限り、この地域におけるいろんな発展のために尽くしてまいりたいというふうに思っております。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) 次に、141ページです。都市計画費の13委託料の中に大新田地区の環境整備委託料があります。この事業の内容について、お尋ねをしたいと思います。
○副議長(田中良幸) 都市計画課長。
◎都市計画課長(江口浩治) 141ページの委託料、大新田地区環境整備委託料の内容ということでございますが、現在、大新田地区、舞手川の河口付近でございますが、その環境整備協議会というものが設置されておりまして、委員が23名、ここにおられる議員さん方も委員になられている方もおいでます。そこでは自然環境に配慮した大新田海岸の浸食それから高潮対策の護岸工事についての方法等について協議がされているわけです。また、それにあわせまして大新田海岸全体の利用計画をどうしたらいいのかということも、今後協議をされるということにもなっております。そういう内容でございます。以上でございます。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) 舞手川の河口付近の改修に関連をするということですけれども、ご存じのとおり大新田の海岸の松が非常に枯れておりまして、多くの市民の皆さん方が心配をしております。これは中津のやっぱり海岸のシンボルのようなものでして、「一体これから大新田の松林はどうなるんやろうか」というふうな声をよく伺います。ぜひ、その大新田海岸の松林の再生に取り組んでいただきたいというふうに思うんですけれども、どうでしょうか。
○副議長(田中良幸) 都市計画課長。
◎都市計画課長(江口浩治) 先ほど申し上げました協議会の経過も踏まえまして、この松林は暴風保安林としても指定されておりますので、この協議会の経過も踏まえまして環境省とも十分検討したいというふうに考えております。以上でございます。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) 142ページの公園新設事業について、15工事請負費3,000万円の内容について、一般質問でもありましたけれども、もう一度ご説明をお願いしたいと思います。
○副議長(田中良幸) 都市計画課長。
◎都市計画課長(江口浩治) 公園新設事業費の工事請負費3,000万円ということなんですが、これは米山公園の新設事業費でございます。先日も申し上げましたけれども、全体面積10ヘクタールございます。そのうち5.2ヘクタールは現在、供用開始をしてございます。あと1.1ヘクタールですか、16年度まで整備を予定しておりまして、残り3.6ヘクタールあるわけですが、その部分につきましては今後十分皆さんの意見を聞いていくというふうなことで現在しております。以上でございます。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) 1.1ヘクタールは雑草を植えると言ったんですかね。そういう事業をされるということですが、ここにはテニスコートを設置するというふうな計画が前あったんですね。それを計画するに当たっては、そういう競技団体と協議をされて計画をしたんじゃないかというふうに私たちは思っていたんですね。だから、そのテニスコートの計画などがここで実現されないということになると、ではスポーツゾーンとかそういうところでそういう競技団体の要望を取り入れていくのかどうか、その点についてお考えを伺いたいと思います。
○副議長(田中良幸) 都市計画課長。
◎都市計画課長(江口浩治) 議員さん言われるように、事業認可をいただいたときにはそういうふうになっておりました。それで先ほど申し上げましたように、残り3.6ヘクタールということは、公園決定もしてございますが、いろんな意見もございましょうし、せんだってから一般質問でもありましたように、そういうことも踏まえましてまた競馬場跡地ということも踏まえまして、関係部署それから地域の方々、それから多くの方々の意見を聞いていきたい、そこで利用計画を決めていきたいというふうに考えております。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) むだな投資は避けたいという市長の気持ちは、よくわかります。しかしながら、そういう計画を1回は組んで、市民の皆さんに公表をされているわけですから、やはりそういう計画を変更するに当たっては、関係の皆さんとよく協議をしていただきたいというふうに思います。何でも削ってしまえばいいじゃないかと、お金がかからないじゃいかというふうなことでは済まないんじゃないかと思いますので、これは要望しておきたいと思います。 次に、議第20号平成16年度中津市病院事業会計予算の2ページになるんですが、債務負担行為が出ております。中津市民病院自家発電設備借り上げ事業ということで8,000万円、それから中津市民病院画像ネットワークシステム業務委託事業ということで4,000万円出ておりますが、ご説明をお願いしたいと思います。
○副議長(田中良幸) 市民病院総務課長。
◎市民病院総務課長(清永信) それでは、第5条の債務負担行為の中で、まず自家発電設備の借り上げ事業の説明からさせていただきます。現在、市民病院では非常用として1機、240キロワットの装置を設備を致しております。しかしながら、保安電源としての電力の供給は不足し、停電時に十分な医療行為ができないことになっております。また昨年10月7日には、災害拠点病院としての県指定も受けまして、災害時における医療圏内での傷病者の受け入れ、そういった体制の整備も必要になってまいりました。そういった面を加味致しまして、今回16年度に300キロワットの発電装置を増設し、非常時に備えたいと考えているところでございます。次に、画像ネットワークシステム業務委託事業でございますが、業務の効率化、さらに将来の電子カルテ、さらには放射線フィルム保管場所、そういったスペースの問題の解消、そういったものを考えまして、画像ネットワークシステムというものを15年度末に導入致します。このことに伴う、保守点検にかかる委託事業でございます。以上です。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) 自家発電装置を新たに1機備えるということですが、それは災害拠点病院としての指定を受けたということが理由だというふうに伺いました。私どもが、この国立中津病院を市民病院として受け入れるに当たって、私たちはあの建物が非常に古かったというふうなこともありまして、耐震の調査を国に要求致しました。ところが国の方は、払い下げをするような施設の調査はしないというふうなことを言われまして、結局そのまま受け入れをしてしまいました。今でもその建物の耐震性は調査をすれば危険だというふうに出てくるだろうと皆さんが思っているんですけれども、調査をしなければその数値が明らかにならないので、何とか免れていかれるんじゃないかというふうに考えておられると思うんですよね。だけれども、やっぱり災害拠点病院としてのきちんとした整備をするということになりますと、今後建て替えをするのか耐震の補強をするのか、それは方針を決めなくちゃいけないというふうに思うんですけれども、その点についてどういう検討がされているのかお伺いをしたいと思います。それから画像のネットワークシステムですけれども、5年間の保守点検契約ということですが、それ以後についてどのような、新たにまた別の方式で入札をされるのか、その点についてお伺いしておきたいと思います。
○副議長(田中良幸) 市民病院総務課長。
◎市民病院総務課長(清永信) まず自家発電装置の関係で、災害拠点病院の指定となればということですが、耐震構造の調査につきましては市民病院が移譲の前から種々議論があったところでございます。特に昭和44年建築で築後35年が経緯しているということでございますが、現在、移譲後3年間が経緯した中で、将来に対する建築の積み立てということで約3億5,000万円の積み立てをしております。今後、数年後、将来計画を立てる中で、改修をするのか新しい建物を建て直すのかという建設計画も、あと数年後には必要になってくるというふうに考えています。それから画像システムの関係でございますが、5年間のリース期間が過ぎたらどうなるのかというご質問でございましたが、職務形態のシステムの保守点検ということでございます。5年後の時点でシステム内容を検討しながら、更新するのかどうかを検討していきたいというふうに思っております。以上です。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) それでは、議第27号の中津市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、お尋ねをしたいと思います。11ページになると思いますが、新たに庶務課嘱託員として月額25万円という金額で提示をされています。これまで嘱託ということになりますと、大体12万円というふうなのが私どもの概念だったわけですけれども、この25万円という基準と、それからどういうお仕事をされる方なのか、お伺いしたいと思います。
○副議長(田中良幸) 庶務課長。
◎庶務課長(奥田隆) 庶務課嘱託員の仕事の内容でございますが、市長公用車の運転業務及び秘書業務の補佐、こういうのを中心にお願いをできればなというふうに思っております。通常、嘱託員の報酬は12万円だけれども、今回どうしてこういう額かということでございますが、まず今回、今までは公用車運転手は職員を配置をしておりました。それから市長自身、自分の身の回りのことはできるだけ余りお金をかけなくてというような基本的なお考えもございましたし、今回その者が退職をするということであるんですが、ほかにも職員では運転手はおるんですが、自分のところは嘱託員でよいといったようなこともございます。報酬決定の根拠でありますが、私どもはこの根拠と致しましたのは、これはNTT関係の人材派遣会社等で依頼をした場合に、1時間当たりが1,780円、それからあと時間外勤務の割り増しとかそういったものを含めれば、月額が約29万9,040円、それからあと今合併の議論をしております三光村、三光村は9,500円で、これが月に21日出勤するとすれば19万9,500円、それから6月と12月に20万円と25万円の期末手当てがある、これを大体年間で計算すると284万4,000円。あと本耶馬渓も281万幾ら、それから耶馬渓町が252万円、山国町が233万6,000円、それなりの金額があるわけです。今回、私どもは市長の公用車運転を中心に秘書の業務補佐ということになれば、業務時間の変則それから困難性、そういったものを勘案して月額25万円ですと、ちょうど年間にすれば300万円ですか、そういった線が妥当じゃないかなと。職員の配置と比較すれば、職員の場合はこれ以外に社会保険料それから公務災害基金の負担金あるいは共済費等が加算されますので、そこだけで大体800万円の減額ということになります。ただ、他の嘱託員さんとのバランスについては、今後合併の議論をする中で職務の度合いとか勤務時間、勤務日数の関係とか、そういうようなものを見ながら検討を加えていきたいというふうに思っています。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) 今回は、そういう近隣の町村など、それから人材派遣会社の職務などを調査されて25万円というふうにお決めになったということですが、これは比較していいかどうかわかりませんが、議長車の運転手さんはたしか12万円だったというふうに思うんですよね。そういうことでは、嘱託だから12万円というふうにその当時はなってしまったと思うんですが、そういう職務内容ということを、やはりきちんと精査されて、嘱託員の報酬についても、合併ということではなくてもいろいろ研究された方がいいんじゃないかというふうに思います。特に市長車の運転手さんですので、余り差がついていると、また市長自身に非難が及ぶというふうなことにもなりかねません。検討をしていただきたいと思いますし、私はこれを下げよというわけではないんですよ、ほかの方を少し考えたらいいんじゃないかというふうに思います。 次に、議第29号についてお尋ねをしたいと思います。中津市職員の退職手当の基金条例の制定に関してお尋ねをしたいと思いますが、これには一般の職員さんと同様に、市長、助役、収入役、教育長もその基金条例の範囲に入るというふうになっています。そこで、私は中津市で競馬を廃止するというときに、30数年間競馬に従事した方々に対して、1円の補償の義務もないというふうな当時の市長の発言があった中で、大混乱になったわけですね。そのときに市長の退職金は幾らかというふうに伺いましたら、1期4年間で2,124万円なんですよね。これは市長さんもご存じだと思うんですが、月額の報酬88万5,000円に4年間の、年数じゃなくて月数を特別職の場合は掛けるというふうになっております。職員さんの場合は年でいくと思うんですけれどもね。それの100分の50ということで算出をされています。今、中津市の職員さんが約40年近くを勤めた退職金に相当するというふうに思います。そういう退職金の額について市長はどのように思われているのか、お伺いしたいと思います。
○副議長(田中良幸) 市長。
◎市長(新貝正勝) 退職手当、私もまだ4年後のことでありますので、余り身近なものとして感じてはいない。ただ、では幾らがいいのかなといったとき、なかなかこれまた難しいと思うんですね。ですから、まあ周りの状況とかいろんなものを見ながら、その中で市民の納得のいただけるような金額がいいのではないかなと、こういうふうに思っております。ただ、先般の議論で12月でしたか、その退職金を1割カットしろとか、あるいは2割カットしろとか、そういう議論がありました。そのときに私は、そういう議論は余り生産的ではない、では10%がいいのか20%がいいのか、いやそれはただにするのが一番いい、こういう議論になっていくわけであります。しかし、それぞれの職務というのは、やはり職責に応じたものがありますので、それよりももっと一生懸命仕事をやって、そして生産性を上げるということが一番重要ではないかというふうに考えておるところでございます。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) 仕事を一生懸命やるというのは、それは私どもにも課せられていることですし、職員の皆さんにも共通して課せられた任務だというふうに思います。しかし今、本当に市民の皆さんは厳しい対応を迫られているんですね。先ほどもここで福議員さんがおっしゃいましたけれども、失業して20万円のお金を借りたくても手続きができないというふうな状況だということを、やっぱりお聞きになったんだと思うんです。私に、よく研究せよと横で言われたんですから。そういう状況なんですよ、今の中津市民は。だから私も、市長さんが退職金をもらう間近になったらやっぱり言いにくいですよ。だから今の時点で言わせていただきたいというふうに思ったんです。やはり市民の皆さんからしたら、4年間の在職で2,124万円というのは、私はやはり破格の金額だというふうに皆さんが思われると思うんです。その競馬の議論のときに、ここの議場に来ておられた関係者や市民の皆さん方からは、「はあーっ」という声がそのときに出ましたから。だから、そういう水準だということを、ぜひ市民の皆さんがそういうふうに思っていらっしゃるということを、ぜひ知っておいていただきたいと思うんです。今すぐに変えよとは言いませんけれども、この4年間じっくり考えていただきたいというふうに思います。庶務課長が何か言いたそうですから、どうぞ。
○副議長(田中良幸) 庶務課長。
◎庶務課長(奥田隆) 発言を求められましたので、(笑声)発言をさせていただきます。退職手当ということは、やはりこれは職員についてもですが、その給与あるいは退職手当というのは、一つの意味で言えばやっぱり優秀な人材を確保していかないかん、あるいはまた勤労の意欲ですね、それをもって、またそれを市民に還元していく、そういうことが大事なのですね。今、特別職の退職手当の議論でございますが、市長あるいは助役を含めまして教育長、そういう特別職の業務というのは、我々が見ていてもこれは非常なハードなものがあるわけです。極端に言えば、今は土・日もないような、夜も非常に遅くまでご苦労くださっている。この金額が高いか安いかというのは、やはりこの職責あるいはその功労、そういうものに対してこの退職手当はいかにあるべきか、退職手当の解説あたりでも、そういうのはぴしゃっと出ているわけで、それなりのやはり職責、職務に応じた額をしているので、私は妥当な額ではないかなというふうに思っています。しかし一生懸命仕事をして、市民に顔を向けた、市民の目線に合った行政を推進していくということが大事ではなかろうかというふうに思っております。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) もう言うまいと思っていたんですけれども、(笑声)課長が言ったので、また一言言わなくてはならなくなりました。それぞれ職責に応じて、四役でもやはり報酬は差があるんですね。やっぱり市長さんというのは非常に重たい職責を持っていますから、88万5,000円という報酬月額です。教育長さんは恐縮ですけれども64万円という、そういう差があるわけですよね。だから、そこで職責に対する差がついているのだと私は思ったんですね。ところが、この支給率についてもまた差がついているんですよ。市長さんは、100分の50なんです。教育長さんは、100分の20なんですよ。これは、ちょっと私はやっぱりおかしいと思いますよ、皆さん一生懸命仕事をされているんですから。報酬に差がついているのは、それぞれそこに勤務実態があらわれているというふうに思いますけれども、そういうところはぜひ、やはり検討されて、市民の皆さんが納得するような結論を出していただくように私はお願いをしておきたいと思います。ここで金額がいいか悪いかという議論は、もう致しません。次に、報告第4号についてお伺いをしたいと思います。平成16年度中津市土地開発公社の事業計画が、報告をされております。この米山公園それから水の杜公園、それから中津市スポーツゾーン施設の事業について、当年度の事業予定がそれぞれ591万1,000円、それから水の杜公園は1,878万3,000円、スポーツゾーンは177万6,000円というふうな事業予定になっています。その事業内容について、お尋ねをしたいと思います。
○副議長(田中良幸) 企画課長。
◎企画課長(植山惠子) 報告第4号、2ページ、中津市土地開発公社事業計画の当年度事業予定額について、お答え致します。米山公園用地取得造成事業費の591万1,000円、それから水の杜構想事業1,878万3,000円、それから中津市スポーツゾーン施設整備事業の177万6,000円、いずれも維持管理費、主に草刈り費用と利息です。
○副議長(田中良幸) 荒木議員。
◆5番(荒木ひろ子) 中津市が土地開発公社に公共用地の先行取得をお願いをして、維持管理をお願いしているわけですね。この事業が、草刈りをしながら中津市に引き渡すまでの間、その経費をどんどん利息とともに積み上げをしていかなくてはいけないわけです。 だから買い取るときには、もう膨大な金額になっています。水の杜構想では1,878万3,000円もの利息と草刈り費用が、1年間にかかるわけですよね。一日も早くやはり市民の皆さんの需要に提供するということを考えなければ、この費用がどんどん、毎年かさんでいくことになるというふうに思います。そこで、事業がなかなかお金がなくてできないということでありますので提案をしたいと思うんですけれども、すぐ、それを使わないところを草刈りをするというお金を、花の種ですね、いわゆる1件1件植えなくても、ばらまいておいたらできるような花があるんです。私は山国町に1町歩ぐらい田んぼがあるんですよね。その草刈りがなかなかできないんですよ。そこで、ハムスターの餌をばらまいておく、そうすると草丈よりもどんどんヒマワリの背丈が伸びまして、花が一面に咲くわけですね。近所の皆さんが事業に取ったり、見て喜んでいただいたりするんですけれども、そういう市民の皆さんが草刈りをして一生懸命お金を払うのもいいんですけれども、そういう楽しみにもなるような管理の仕方をぜひ研究していただきたいというふうに思うんです。そうしないと、毎年毎年草を刈るだけに1,000万円ものお金をつぎ込んでいくというのは、ちょっともったいないような気がしますので、そういう使い方も検討していただきたいということをお願いして、質問を終わりたいと思います。
○副議長(田中良幸) 休憩致します。 午後3時07分
○議長(井ノ口邦彦) 再開致します。 午後3時18分6番 川内議員。
◆6番(川内八千代) それでは、お尋ねを致したと思います。もう最後ですので、前の方となるべくダブらないようにお尋ねしたいと思いますので、よろしくお願い致します。
○議長(井ノ口邦彦) よろしく、お願いします。(笑声)
◆6番(川内八千代) 最初に、議第2号平成15年度中津市一般会計補正予算の7号から、何点かお尋ね致します。最初に17ページの使用料及び手数料というところで教育使用料というのがありまして、保健体育使用料が減額となっております。庭球場、市民プール、田尻ソフトボールグランドそれぞれ減額となっておりますが、この減額の理由といいますか背景を説明してください。お願いします。
○議長(井ノ口邦彦) 体育保健課長。
◎教委・体育保健課長(茶屋正文) では、お答え致します。体育施設使用料について減額の理由ということのお尋ねですが、まず市民プールの使用料につきまして昨年の夏、天気の影響がありまして入場者が減少したものと思われております。それとまた米山のテニスコートにつきましては、年決め団体等による使用また学校教育活動、クラブ活動ですが、クラブ活動の利用が増加したことが減額の理由として考えられております。それと田尻のソフトボールグランドの使用料につきましても、夏の天気の影響があって利用者の減となったものと今のところは考えています。以上です。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) 先ほど荒木議員の質疑のときにも、これからのこういうスポーツゾーンの取り組みなども踏まえて考えていかれると思うんですけれども、こういうふうに使用料が減額になるようだったら、そんなに要望といいますか需要が伸びるというふうに一方的に見込んでいくのもどうかなというふうに私は思うんですけれども、そういう点についてもしっかり市民の需要の把握といいますか、要望の把握というところをしっかり見据えていただきたいと思うんですけれども、その点についてお尋ね致します。
○議長(井ノ口邦彦) 体育保健課長。
◎教委・体育保健課長(茶屋正文) お答え致します。まず、利用状況の報告をしたいと思います。まず米山のテニス場につきましては、これは減額補正を行っていますけれども、実は硬式のテニス場というのは今、米山のテニス場しかございません。それで中学校なんかは、自転車等で米山まで行っております。こういうことで現在の14年度と比較をしましても、2月末で14年度と同じ利用者の利用があっております。料金の減額にはなっていますけれども、利用者が少なくなったということではなくて、利用は多いわけです。それで体育施設の要望等も、そういうのは市民の方からは出てくる可能性はあるということです。施設が足りないから、中学校の生徒が米山まで練習に行っているというような状況になっています。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) そういうような学校の状況であるとかスポーツ団体であるとか、これからそういう利用に進んでいく、今までは余り利用してなかったけれども、あれば利用しようかとかいうような、そういう市民のニーズ というんですかね、そういうものを的確に把握するように努力していただきたいというふうに思いますので、要望しておきます。それから55ページの都市計画費の中の公園の新設事業費ですけれども、この中の工事請負費の減額が830万円出ております。公園整備工事の減額ということでしたけれども、一般質問のときにも説明があったようですけれども、改めてお伺いをしたいと思います。
○議長(井ノ口邦彦) 都市計画課長。
◎都市計画課長(江口浩治) 55ページの公園新設事業費、工事請負費でございますが、この830万円減額というのは、牛神地区にございますどんぐり公園新設事業費の確定による減でございます。以上でございます。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) そうしたら、次にいきます。62ページになります。これは社会教育費の中の芸術文化センターの建設準備費の中に7目報奨費というのがあります。これは指導員の謝礼として計上されていたものが34万6,000円の減額、それぞれ減額になっているんですけれども、この指導員の人の内容と活動はどういうような活動をされてきたのか、お尋ねを致します。
○議長(井ノ口邦彦) 芸術文化センター建設準備室長。
◎芸術文化センター建設準備室長(山田昌道) お答え致します。報奨費の内容といいますか目的ということは、芸術文化センターの開館に向けまして展覧会とかワークショップとか開館後の運営について、いろいろ経験とか知識がある方々にご意見や指導をいただいてまいりました。専門者会議ということで行ってきました。その方々のお礼。それと今、指導員というお話が出ましたが、定期的に中津市の芸術文化センターの運営についていろいろ指導いただく、そういう指導員の謝礼で、合計が45万3,500円と支出済みということになっております。以上です。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) これは芸術文化センターが途中で中止ということになって減額というふうになったと思うんですけれども、その間にもこういう開館に向けた準備が進められて、その間当然ですけれども経費は支出されていたというふうに思います。今から考えると、投資はしたけれどもそれはちょっと、言葉は悪いですけれども水の泡といいますか、そういうふうな形になってきているわけですね。 それで、そういう指導員の人たちが開館後の展覧会の準備であるとかワークショップの準備に向けて活動されてきたと思うんですけれども、支出されている以上は。この建設が中止になったということで、その指導員の方たちが自分の次の周りに働きかけていったと言ったらいいんですかね、開館後にこういう展覧会をしたいからとか言って相談したりとか口利きじゃないけれども、そういう準備をされていたという相手のところには、何かそういうお詫びだとかおことわりとか、そういうものが必要だったんでしょうか。それは、もう別に何もなくてよかったんでしょうか。
○議長(井ノ口邦彦) 芸術文化センター建設準備室長。
◎芸術文化センター建設準備室長(山田昌道) お答え致します。特にこの指導員とか専門者会議のいろいろご相談していた方々から、よそにお願いしている、個人的にはあったようでございます。ただ、それにつきましてうちの方がお詫びを言うというようなことは一切ございません。以上です。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) 今まで聞いてきますと、ほとんど指導員という、何というんですかね、仕事らしきことは余り見えてこないので、そういうことでもお金を払われているという、一部払われているということで、何か非常に中途半端な感じといいますか、そういう感じもするので、ここはこういう経過になったので仕方がないことかもしれませんけれども、慎重にと言ったらいいんですかね、そういうふうにやってほしかったなというふうに思います。次にいきます、次は議第11号です。最初に歳入の方からお聞きしたいので、10ページです。今回、歳入の方が国の補助金のカットなどで非常に厳しい予算編成というふうに聞いております。そうした中でこの10ページの所得譲与税ですか、これは今度新しくくることになったというふうに見受けられるんですけれども、この金額の積算の根拠ですね、それとこれからの税としての歳入の見通しについて、お尋ねを致します。
○議長(井ノ口邦彦) 財政課長。
◎財政課長(河端宣利) 10ページの所得譲与税について、お答えします。所得譲与税につきましては、国と地方の税財政を見直す三位一体改革におきまして、国庫補助負担金削減に伴い地方に税源を移すもので、所得税から住民税の本格的な税源移譲が行われるまでの間の暫定措置として、本年度新設をされたものです。それから配分方法でございますけれども、これにつきましては平成12年度の国勢調査、これによりまして配分をされます。それから国庫補助負担金削減の今後の見通しということでございますけれども、これにつきましては先般一般質問で安藤議員さんからご質問がありました。同じようなお答えになろうかと思いますけれども、平成17年度以降の国庫補助負担金削減の具体的なものにつきましては現時点では明らかになっていませんが、今後考えられるものとしましては私立保育所運営費の一般財源化、それから生活保護費の国庫負担金の負担率の変更、このようなものが考えられます。以上です。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) そうしたら、この所得譲与税というのは、税源移譲が行われるまではこういう形でこれだけのものが来るであろうというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○議長(井ノ口邦彦) 財政課長。
◎財政課長(河端宣利) 三位一体改革の中で、国庫補助負担金の削減額の目標が4兆円でございます。本年度1兆300億円ということで、国庫補助負担金の削減が行われています。したがいまして、今後の見通しのところで私がお答えしましたように、特に中津市の財政において大きく影響のあるものにつきましては、私立保育所の運営費の一般財源化、それから生活保護費の国庫負担金の負担率の変更、こういったもので大きく中津市の財政に影響が出てきます。 したがいまして、この補助金の削減に伴います地方の税源移譲につきましては、削減額の8割程度を目安にして地方に税源移譲が行われますので、17年、18年どのような形で削減が行われるかわかりませんけれども、削減が行われた8割程度が所得譲与税という形でくると思います。最終的には、先ほどご答弁致しましたように所得税から住民税の本格的な税源移譲という形で行われるものというふうに考えています。以上です。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) 三位一体改革というのは、私は改革とは思えないんです。だから「改革」という言い方はしたくありません。それから、次に42ページの方に移っていきます。歳入の繰入金の項で、基金の繰入金というのがあります。たくさんの基金を繰り入れをして予算を編成したという形になっていると思うんですけれども、5種類の基金からの繰り入れというふうになされておりますが、それぞれの基金をこの16年度の予算でこれに繰り入れた後の基金の残高は、それぞれ幾らになるのでしょうか、お尋ね致します。
○議長(井ノ口邦彦) 5種類じゃなくて3種類、通告は3種類になっていますけれども、いいですか。財政課長。
◎財政課長(河端宣利) それでは4ページの財政調整基金、減債基金の残高についてお答え致します。まず財政調整基金の平成16年度予算編成後の残高でございますけれども、約3億8,400万円でございます。それから減債基金につきましては1億5,100万円でございます。以上です。
○議長(井ノ口邦彦) 管財課長。
◎管財課長(塩谷十起雄) 3目の1節、土地開発基金繰入金の残高について、お答えを致します。4億613万4,000円を繰り入れた後は1億2,800万円ぐらいの残となります。以上です。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) それぞれ、この補正でも基金のことが出ておりますので、そうしますと今お答えしていただいたのは16年度末の見込みでいいんですよね。だから、今年の……16年度当初でいいんですね、15年度末ということで、16年当初でいいんですね。(発言する者あり)はい、わかりました。そうしたら、もう1回お尋ねしますけれども、今年の15年度当初からの変化といいますか、それから見るとどういうふうになるんでしょうか、お尋ね致します。
○議長(井ノ口邦彦) 財政課長。
◎財政課長(河端宣利) 15年度3月補正後の残高ということで、お答え致します。財政調整基金の15年度の3月補正後の残高につきましては、6億3,600万円でございます。それから減債基金につきましては、1億9,880万円でございます。以上です。
○議長(井ノ口邦彦) 管財課長。
◎管財課長(塩谷十起雄) 土地開発基金からの一般会計の繰入金としては、今回が初めてでございます。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) 今お聞きしましたところ、それぞれ残高としてはかなり減額になっていくというふうなことをお聞き致しましたし、土地開発基金に至っては初めての繰り入れということになっております。土地開発基金は、条例を制定して繰り入れという事態を迎えているというふうに私は思うんですけれども、それぐらい厳しいというんですか、やり繰りされたというふうに言ったらいいんですかね。 そういうふうに理解をしていいと思うんですけれども、こういう編成について市長は初めて今度編成されたわけですけれども、この実態といいますか事態をどのようにとらえておいででしょうか、お尋ね致します。
○議長(井ノ口邦彦) 市長。
◎市長(新貝正勝) 当初、原案が参りましたときには、この財源とそれからやるべきこととの間に非常に大きな乖離がございまして、本当に予算が編成できるのかなというふうに心配を致しました。そこで、大きく事業の見直しというようなことを行いまして、しかしそれでも福祉の里づくり、そしていろんな施策をやるためにはどうしても金が足りないという現状でございました。そこで、やむを得ずこの財政調整基金その他土地開発基金等からの繰り入れを行う措置を講じたわけでございまして、私としては決していい方法とは思っておりませんが、今年やむを得ずせざるを得なかったということでございます。今、私が心配しておりますのは、もう次の年、平成17年度をどういうふうにして予算編成ができるであろうかということを実は心配しておるところでございます。県は17年度には赤字団体になるというふうな見通しを県が実は立てておるところでございますから、そういった県の方の今度は補助金削減とか、そういうことも考慮に入れなければならないのではないか。それから、この行財政改革を行ってどこまでいろんなものが縮減できるか、そういうことを今後よく精査していかなければならないというふうに思っておるところでございます。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) では、今の市長のそういう思いといいますか、感想を踏まえてお尋ね致します。58ページの総務管理費の中の25節、積立金というのが今回新たに計上されております。職員の退職手当基金積立金ということで1,000万円が計上されているんですけれども、これは議員の方からも一般質問などで提案があったので、私も聞いております。その1,000万円という根拠ですね、どういうふうなところからこの1,000万円の積立金ということが出てきたのか、お尋ねしたいと思います。
○議長(井ノ口邦彦) 庶務課長。
◎庶務課長(奥田隆) 積立金の根拠ということでございますが、今年度は取りあえず条例におきましても新たに条例提案を致しております。初年度でございます。先ほど来いろいろお話が出ておりますが、市全体の財政の状況も非常に厳しかった。やはり市としても市全体の施策の中で総合的なところを見て、今回1,000万円を積み立てたということでございます。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) これまでの市の説明ですと、退職者が多くなって、退職金の必要額がピークに達するのが平成21年ごろでしたかね、そういうふうにたしか説明されたというふうに思うんですけれども、その平成21年が最高に必要になるときだと思うんですが、それまでにどの程度積み立てようとしているのか。実はそれは、大体ピークのときの退職金の必要額に対してどれぐらいに当たるものを、この積立金として用意しようとしているのか、計画があると思うんですけれども、お尋ね致します。
○議長(井ノ口邦彦) 庶務課長。
◎庶務課長(奥田隆) 団塊世代の職員が退職期に入りますのが、平成20年からでございます。以降10年間で約286名の職員が、現在のところでは退職するだろうと。これは病院職員と水道会計職員を除いていますから、一般会計と下水道会計を含めてでございます。この率からしますと、526名の職員で286名が退職するということになりますと、54.37%ぐらいの職員が、もうその10年間で退職をするという現在の予測を持っております。 このピーク時は20年から始まりまして、平成24年がピークになるんではないかなと。単年度でこの年だけで、約40名の職員が退職になるというふうに思っております。今の推測から、現状の賃金推計でいきますと、そのときの人件費が51億2,000万円、14年度の決算で48億幾らですか、今はっきり覚えませんが48億幾らと決算委員会で私は報告しましたが、これは3億円ぐらいふえるわけですから新陳代謝とかそういう分があるんですね。給料の高い人がやめて、補充すれば給料が安い人が、新しい人は給料が安いから、新陳代謝分がありますから、そのくらいの額の人件費の総額がふえるんですが、退職手当だけで見ますと、このピーク時の平成24年が40名の退職予定者で、今の賃金水準で推測しますと、その単年度だけで約10億8,000万円が必要ではないかなというふうに思っておりますが、それでは今ここで、それぐらいのときまでにどれぐらいのその基金に積み立てるかというのは、もうご案内のとおり今国の方でそういったような改革も進んでおりましてはっきりとした見通しが立てられません。そのときそのときの決算の状況なり全体の財政の状況を踏まえて、またこれだけに積み立てするということにはなりませんし、市全体の施策の中でやっぱりそれなりの施策を進めていかなくてはならないということがありますので、そのときの状況を勘案しながら、幾らでも積み立てられる分があれば、他の事業のしわ寄せにならないように積み立てしていただければなというふうに思っております。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) 今の私の率直な感想ですと、必要性はもちろんわかりますけれども、積み立てたからといって、この必要なときの財源の裏付けにはなかなかならないんじゃないかなというふうにも思いますし、そういうお金をずっとこれから10年間ぐらい別に退けておいていくというのも、ちょっと何か割り切れないような感じもするんですけれども、これだけ足りない足りないと言っているときに、そういう思いもちょっと半分ぐらいするんですね。だから、たぶん市民の人たちもそういう思いを抱いている人もおると思います。それだけを、言っておきます。(発言する者あり)はい、いいです。次でご返答を求めますので。次に59ページの福利厚生費の中の委託料について、説明をお願い致します。
○議長(井ノ口邦彦) 庶務課長。
◎庶務課長(奥田隆) 59ページの福利厚生費でございます、委託料。これは職員健診委託料それから成人病健診とかあるいはまたB型健診、新入職員、給食の職員とかの健診、細菌検査とかそういったものですけれども、そういったものに対する労働安全衛生法で定められた分の健診の委託料でございます。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) 去年でしたかね、メンタルヘルスという分野で講演会とかを催したというふうに思いますが、今どこでも職場ではそういう精神的ないろんな病気であるとか、そういう状態が広がっていると思うんですけれども、そういう職員のメンタルヘルス対策といいますか、対応はどういうふうに考えておられるんでしょうか。
○議長(井ノ口邦彦) 庶務課長。
◎庶務課長(奥田隆) メンタルヘルス対策でございますが、非常に昨今これに対して、いろんなところで問題になっております。当中津市におきましても、実態からすればそういったこともあるわけでございますでので、せんだっての衛生委員会の中でも議論が出ました。市と致しましても、これはもう緊急な課題で早急に対応策を考えていかなければいけないというふうに思っております。 それで16年度中にどういったような方策が……ただ単にこういうことをしたからと言ったって、相談に行く方がなかなか気軽に相談に行けるような状況をつくり出していかなければいけない、そういったところが非常に難しい面もございますので、今後そういった中で衛生委員会とかそういうところでいろいろ心安くその職員が相談に行けるような、どういったような方策があるかということを検討していきたい。そして早い時期に、17年度でも早い時期にそういったようなことで対策なり委託をして実施をしていきたいというふうに思っておりま。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) 非常に今そういう病気というんですかね状態が全体的に広がっておりますし、だれが、いつ、どうなるかというのはわからない問題ですので、そういう点もしっかり対応できるようにしておいてもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。それから、64ページに移っていきます。総務管理費の中の8目企画費の負担金補助及び交付金の一番最後のところですが、中津市・下毛郡合併協議会負担金というのが1,915万4,000円あります。先ほどからの議案についての質疑に対しても、この合併協議会などのあり方について論議が行われております。この協議会負担金で住民説明会への準備などが行われるかと思うんですけれども、先ほど総務部長でしたかね、お話がありましたように、住民説明会のときには説明をしていって、それから住民の人たちの意見があれば、それを聞いて修正することもあり得るというふうに、さっき言われたんですが、それは今回4月に予定しています住民説明会でそういうことを含んでおられるということでしょうか、お尋ね致します。
○議長(井ノ口邦彦) 総務部長。
◎総務部長(寺岡好信) 今の合併のスケジュールからいくと、大体そういうふうなことを考えております。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) 私は、今までの中津市がやってきた住民説明会に私は何回も出てみましたけれども、もう説明するときは「もう、これしかないんです」というふうな説明の方法でした。私たちが今もらっているいろいろな資料で説明されるということになると、その住民説明会のときにはっきりと決まっているというふうに説明できない項目がたくさんあるというふうに思うんですね。例えば「合併までに協議しますと」か、それから「合併した後、新市で統一します」というようなことが、たくさんの項目でそういうふうに出されております。それから「調整をします」とか、そういう言葉で表現されております。そういうふうになっている項目は、説明会までにどうなんですかね、はっきりと住民に対して説明ができるようにしてから住民説明会を行うということでしょうか。
○議長(井ノ口邦彦) 総務部長。
◎総務部長(寺岡好信) そういうふうな説明会にしたいと思っています。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) そうすると、4月の住民説明会というのは遅れるというふうに私は思うんですけれども、どうでしょうか。というのは、私たちは山口県の周南市というところに見学に行きました。それから特別委員会では広島県の廿日市市と呉市というところにも行ってきましたけれども、どこに行っても、やっぱりきちっと合併のことでお互いの住民の意見も交えた協議が不十分なまま進めていったということで、周南市は特に山口県で最初の合併ということだったらしくて、非常に協議事項もはっきりした結論を出さずに、先送りで合併が行われたということで、非常に合併した直後に混乱をして、議員定数も……
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員、負担金で質問が出ておりますので、よろしくお願いします。
◆6番(川内八千代) そうですね。そういうことですので、合併の説明会については住民の皆さんの意見を聞くというような、そういう立場での住民説明会にしてはどうでしょうかと、私は提案したいんです。
○議長(井ノ口邦彦) 総務部長。
◎総務部長(寺岡好信) そういうふうな説明会にしたいというふうに思っています。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) 住民の意見を聞いて、聞きっぱなしということにならないようにお願いします。それから66ページの総務管理費の電算管理費というのが、16目であります。その中の委託料です。ネットワークシステム開発委託料というのがあるんですが、これはどういった内容のものでしょうか、お尋ね致します。
○議長(井ノ口邦彦) 企画課長。
◎企画課長(植山惠子) 委託業務の内容ですが、サーバー室の改修それから庁内LANの整備、合併後の本庁と支所等を結ぶネットワークの整備等を考えています。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) すみません、さっき聞き漏らしましたけれども、その下の方の負担金補助及び交付金で豊の国ハイパーネットワーク運営協議会負担金と、汎用受け付けシステム共同構築負担金というのは、それぞれ金額が100万円とか269万6,000円とかいうふうに、非常に私たちから見たら多額の負担金となっております。これは大体、毎年のようにあるんですけれども、この協議会やこのシステムの構築というものをどういうように市民の利益に還元されるんでしょうか、お尋ね致します。
○議長(井ノ口邦彦) 企画課長。
◎企画課長(植山惠子) まず、内容から説明致したいと思います。豊の国ハイパーネットワーク運営協議会負担金の100万円ですが、豊の国ハイパーネットワーク運営協議会というのは、大分県の機関と市町村役場を高速大容量の光ファイバー網で結ぶネットワークです。大分県と県内各市町村で構成されています。それの中に二つに分かれていまして、豊の国ハイパーネットワーク開始にかかる負担金として各市町村一律40万円、それからインターネットバックボーン費用にかかる負担金として、県内市町村人口割合によって変化がありますけれども、中津市は一応60万円、後期100万円というふうになっています。これは国のIT推進の事業の中の一つで、国と県それから市町村を結ぶ、これからの施策の一つだと思っています。次に汎用受け付けシステム共同構築負担金ですが、これも国・県・市町村では市民の皆さんが自分のパソコンからインターネットを通して申請や届け、要するに電子申請ができるように行政手続きのオンライン化を進めてきております。大分県と県内各市町村でも、国の施策によりまして平成16年10月から電子での申請を受け付ける予定で、大分県と市町村で共同開発を行ってきております。そのシステムの構築及び共通様式の開発にかかる中津市分の負担金です。これは県が総額の2分の1を出します。あとの2分の1を市町村で、人口割り等で分けて支払うという形になっています。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) そういうふうにIT化するのは一方ではいいと思うんですけれども、それになかなか、そういう投資をしても恩恵に浴しきれない人たちの対策というものも、同時に考えていってほしいというふうに思います。次にいきます。122ページの農地費です。農業費の中の6目農地費の続きでずっときて、19節の負担金補助及び交付金の一番下の方に、地域用水環境整備事業負担金というものがありまして、1,312万5,000円というふうに提案されております。この事業はどういうものでしょうか、説明してください。
○議長(井ノ口邦彦) 耕地課長。
◎耕地課長(岩﨑信一) それでは地域用水環境整備事業の事業内容について、ご説明致します。地域用水環境整備事業は県営事業で、平成16年度に事業費と致しましては6億5,000万円で、16年度に採択を受けまして平成20年までの5カ年の予定工期で、競馬場跡地周辺の農業ため池10カ所の周辺に限りまして環境整備を実施する、そういうような事業でございます。以上です。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) そうすると、今年の16年度の負担金というのは大体どういうことに使われるのかということと、その対象地域は先ほど言われたため池が10カ所ほどということですけれども、その事業の対象とする面積とか、わかりましたらお願いします。
○議長(井ノ口邦彦) 耕地課長。
◎耕地課長(岩﨑信一) 県営事業でありますので、これは今のところ県の方から聞いていることなんですが、16年度の主な実施内容と致しましては、ため池の実施設計書の作成が主だと、そういうようなお話を聞いております。それから、状況によりましては一部工事の着工が図れるかもしれない等も聞いておるところです。それで面積につきましてはちょっと把握しておりませんので、工事の進め方についてご説明をさせていただきたいと思います。平成20年までの5カ年という予定で実施致しますけれども、ため池の周辺には2巡目国体等の準備もなされるということでありますので、そういうスポーツゾーンとの整合性についても、工期的な整合性なり整備の進め方の整合性なりを取りながら進めていくよう県の方にもお願いをして事業を進めていきたいと思っているところです。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) 競馬場跡地の池の整備ということですけれども、実施設計でこれだけの金額ということになると、これだけで終わるかどうか知らないんですけれども、かなりの事業量といったらいいんですかね、全体で6億5,000万円ですよね。県が大分負担するとは言っても、やっぱりそれも税金ですので、後から「また、こういう公園をつくって」とか住民の人たちからそういう声が出ないような、そういう何というんですかね、本当に市民の人たちが気軽にそういうところで過ごせるような事業にしてもらいたいというふうに思っているんですね。それで前々からいろいろ、あそこにもベッコウトンボがおるんだとか、いろんなメニューがいろいろあったように私は聞いているんですけれども、そういうものが本当に市民の人たちから望まれているかどうかということも、ぜひこの事業にかかる前に把握していただきたいというふうに思っております。その点についてと、それから今の言っているところの上の方に、先ほどもお話が出ていましたけれども、大井手堰や荒瀬井堰へのいろいろな補助金や負担金というものが提案されております。大体、毎年これぐらい補助金や負担金というものが支出されるんですけれども、この間からこの水路のふたかけについて、以前は道路の横に溝があって、そこにふたかけをしたら子供たちも安全に通れるんだけれども、なかなかふたかけをしてくれないということで、いろいろ論議がありまして、新貝市長になってからそういうところは臨機応変やりたいということを言っておられました。それでお聞きするんですけれども、こういうふうに水路関係については非常に大きな市民の税金もこういうふうに支出をされておりますので、改めて、ここは危ないからこうしてくれとかいう声が来るのを待つんじゃなくて、今までにもすでにこういうところを直してほしいとか、いろんな声が出ていると思うんです。 市の方にも届いていると思うんです。だから、それを1回洗い出してみて、そういうところにはぜひ機敏に対応していただくようにお願いしたいと思いますので、これは要望しておきますけれども、さっきの地域用水の環境整備の点については、お答えをいただきたいと思います。
○議長(井ノ口邦彦) 耕地課長。
◎耕地課長(岩﨑信一) 一応、整備の手法につきましては、10アールのため池をそれぞれのゾーン分けで考えていまして、それぞれ水にふれ合える部分、それから生物それから植物等の保存が必要な部分、ため池とかそういうところを今のところ、今までのいろんな文献から一応調べまして、そのゾーン分けをしてございます。それで、議員の言われたような実際に実施をする上では、そういうところも県に働きかけて、市民に親しまれるような施設の構築を図っていきたいと思っております。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) 次に、133ページです。道路橋梁費の中の2目、道路橋梁維持費について、お尋ね致します。この中の工事請負費に、道路舗装工事とか道路側溝整備工事とか街路灯の新設というような項目があります。それぞれ一般質問でもたしか出まして、街路灯の問題なども市民の関心が非常に高いと思うんですけれども、今ずっと安心・安全の地域にということで、昨日も何かテレビで「空き巣に強いまちづくり」ということで、「ご近所の底力」とかいう番組があっていましたけれども、やっぱりそういうときも市民がパトロール隊をつくってパトロールしているというような実態も流されましたし、そういうお話もこの県北でも新聞に載っておりました。それで、そういう安心・安全に対する市民からの要望に対して、この工事請負費だけで対応するということではないでしょうけれども、市民要望に対してはこういうことで大体どれぐらいの充足というんですかね、十分この期待にこたえられるのかどうか。請願とか陳情とか出ていても、それになかなかこたえられないというところもあるんじゃないかと思うんですけれども、その実態はどういうふうになっているんでしょうか、お尋ね致します。
○議長(井ノ口邦彦) 道路課長。
◎道路課長(渡邊正一) 道路橋梁維持費の予算で、安全・安心な街を進める市政で、16年度予算の道路関係で要望に対応できるかということですが、道路舗装、側溝整備それからガードレール、カーブミラー、道路改良等につきましては、地域からの要望、陳情が多く出されます。しかし、市財政の厳しい状況のもと、要望に対してその区間一度に即対応ということは非常に困難です。このため、事業施行に当たりましては危険性、緊急性、重要性等を判断しながら、決定しております。また、厳しい予算の中で工事に対する事業費も限られておりますので、要望を出されました地区の役員さん方と協議をしまして、理解をいただいた上で年次計画を立てて事業を行っているところもあります。なお、道路陥没や舗装路面の悪いところなど緊急性を要するものにつきましては、その都度、毎日維持パトロール車で回っておりますので、即対応しております。例えば舗装の悪いところにつきましては常にパトロール車にアスファルトの常温混合の袋を積んでおりまして、応急手当をしております。それで1年間契約しております舗装会社にすぐ連絡して修理するとか、道路が陥没して危険なところにおきましては、三角柱を立てて、すぐ近くの業者に連絡をとって即対応するという体制を整えております。今後も地域からの要望にこたえられますよう予算確保に努めてまいりたいと考えております。議員さんも、よろしくご支援をお願い致します。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) 私も要求する方ですので、ぜひ……。いや本当、この間もいろんな集会に行きましたら、やっぱり中学生などが帰るときは真っ暗で街路等もないというようなところを帰って来る子供さんのことを心配する親御さんが、ぜひ防犯灯を付けてもらいたい、街路灯を付けてほしいという要望が出されておりましたが、聞いてみますと、そのポールは地元の負担ですよということになっているために、通学路の場合でも真っ暗な中を子供たちが帰って行っているというような状況もありましたので、そういうところをなくして本当に安心して暮らせるという中津のまちづくりに進んでいっていほしいなと思いますので、これは道路課長さんに言っても何か気の毒なので、ぜひ財政の方の方が要望にこたえられるだけの、何といっても安全のためですので、優先してやってもらいたいなと思いますので、要望しておきます。それから、137ページです。これはもう私たちは毎年聞いておりますけれども、港湾費です。1目の港湾管理費、負担金補助及び交付金、中津港改修工事負担金2億7,912万5,000円というのがあります。毎年毎年、この負担金を出し続けてきております。累計は幾らになったのか。それから、これから何年で幾らまで負担をするのかということと、それからその下の方で中津港整備促進期成会負担金というのがあります。20万円です。これは中津港整備というのは、もうひと通りやっていっているわけですね、現にこういうふうに負担金が毎年毎年出ておりまして。それで期成会に20万円も負担金を出して、これからどういうような期成会の活動が行われるのでしょうか、お尋ね致します。
○議長(井ノ口邦彦) 都市計画課長。
◎都市計画課長(江口浩治) 中津港につきましては、平成11年以来整備が進められてきておりますが、本年の7月に暫定供用開始をされるということになっております。それで、ご質問の負担金でございますが、11年度から平成16年度の予定分を含めまして約31億4,800万円ということになっております。それから今後につきましては、全体の事業期間が平成25年度の予定ということになっておりまして、全体事業費400億円、そのうち負担金が50億円ということになりますので、約18億6,000万円ぐらいになりますか、そういうことでございます。それから中津港整備促進期成会負担金ということでございますが、これは県北の18市町村で組織しております期成会でございまして、要望活動等が主な事業となっております。最近は、ある程度のめどが立ったといいますか、要望活動も少なくなっておりまして、それで従来の負担金ということで、繰越金で今は賄っておる、15年度も中津市分は減額をしております。今後につきましても、県と相談しながら検討していきたいと思っております。以上でございます。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) 最初にお尋ねしたように、市長も先ほど言っておられましたけれども、非常に予算が組めるだろうかというような、そういう厳しい中で毎年2億なんぼもこういう負担金を出して、すでにもう31億4,800万円出して、これから後まだ18億円も出さなければいけないとかいうようなことで、非常に重たくこの負担金というのはのしかかってきているんじゃないかと思うんですけれども、聞いてみますと、県とこれも毎年協議をされるようですが、いろんな財政的な問題で見直しをされたというふうに聞いておりますけれども、市長はこういう協議などについて、こういう負担金の問題について協議の際に減らしてほしいとか、そういうような要望とかをされているんでしょうか。
○議長(井ノ口邦彦) 市長。
◎市長(新貝正勝) 私は、まだこの中津港の整備に関して県との協議会とか、そういうものに出たことはございません。ですから、そういう要望とかもしたことはございませんが、いずれにしろこの中津港の整備というのは今後もやっていかなければならないことであるというふうに思っております。したがいまして、その事業を達成するためには、市としても応分の負担はしなければならないのではないかというふうに思います。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) いろんなところで財政状況が厳しいということで、いろんなところで補助金や交付金とか削られたりしているというような中で、これだけは別枠で取っておいていくというのも何かちょっと割り切れないものがありますので、私は協議の際にはひと通りは要望してもらいたいなと思うんです。私たち日本共産党の議員団で毎年、県にそういう、県の工事の市町村負担というものを減らすかなくすかしてほしいということを要望してきております。というのは、ほかのところは港の工事とかにしても、負担してないところもあるわけですので、それから福岡県とかも比べて見てみますと、県工事の負担金というのは大分県ほどたくさんないんですね。だから、そういうこともぜひ比べて見てもらって、そういう要求もしていってもらいたいなと思いますので、その点は要望しておきます。それから138ページですが、都市計画費の中の土地区画整理ですけれども、この16年度の予算で進めた場合に、全体的な進ちょく率というものはどういうふうになっていくのか、お尋ねを致します。
○議長(井ノ口邦彦) 区画整理事務所長。
◎区画整理事務所長(小出正貴) 中津駅北土地区画整理事業の平成16年度末の進ちょく率はどれくらいになるのかというご質問でございますが、平成16年度の見通しとしましては事業費べースで進ちょく率が約53%となり、事業計画を約15%、金額にしまして17億円上回る見通しでございます。以上です。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) 予定よりも進んでいくということで、いいんですね。はい。では、次にいきます。次は161ページの、4目の文化財保護費です。これは1節の報酬というところに、医科史料館館務員報酬というのが576万円というふうに提案されております。この内容を、説明してください。
○議長(井ノ口邦彦) 市民文化センター館長。
◎市民文化センター館長(尾畑豊彦) 1節報酬の中の医科史料館館務員の報酬について、ご説明致します。人数については4名でございます。村上医科史料館とそれから大江医科史料館、それに2名ずつの計4名でございます。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) 村上医科資料館は現在も2名体制で館務しているというふうに聞いておりますが、大体1年間の来館者はどれぐらいになっているんでしょうか。どういうような勤務状況なのでしょうか。というのは、今度開館する予定の大江医科史料館も2名体制というふうになりますと、どれぐらいの業務量というんですかね、必要性といいますか、どういうふうに見込んでおられるのかということでお尋ねしたいと思います。
○議長(井ノ口邦彦) 市民文化センター館長。
◎市民文化センター館長(尾畑豊彦) 二つの質問に、お答え申し上げます。まず村上医科史料館の入場者数でございますが、平成14年度の入場者数の数字ですが、5,713名でございます。それからこの館務員の勤務の仕事の内容でございますが、観覧料の徴収や展示史料の説明、史料の整理、施設の清掃及びその他の必要な業務を現在、村上医科史料館では行っております。 館務員の勤務形態につきましては、毎週火曜日が休館日と致しております。それから年末年始が休館日となっております。毎月の勤務日数については、市の職員と同様の日数に致しております。したがいまして、土曜・日曜・祭日については2人勤務をお願いしておりまして、その他の普通の日に交代で休んでいただいている、こういうふうな実情でございます。今度、大江医科史料館についても、仕事の内容としてはそういう内容に含めまして、薬草園を裏庭につくることを計画しておりますので、その整備も含めてお願いするように致しております。以上でございます。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) 村上医科史料館だけで5,713名ということですと、まあ開館している日にち、1日当たりにすると大体20人ですかね、この中には学校の子供たちの見学とかもかなりあるというふうに聞いておりますので、実際は平日大人の人が来館するというのはかなり少ないんじゃないかというふうに思います。私もまだ行ったことがないので余り言えないんですけれども、そういうところと同じ規模で大江医科史料館も運営をしていこうというような説明でしたけれども、私は本当にそれは必要なのかなというのを、ちょっとそういう思いを禁じ得ないんですね。この前、北部校区の友達があそこに前市長が家を建てておるとか言うから行ってみたら、大江資料館のことをそういうふうに言っているんですよね。だから、そういうふうに誤解されたりしていて、知られてないというんですか、それぐらい……何というんですかね、市民的な関心のないまま設置されたんじゃないかというふうに、私はそのとき感じたわけですね。それで2人ずつ勤務して、薬草園の手入れもするというようなことですけれども、こういう時節柄、こういうところも見直しをされたんだろうかということを私はちょっとお聞きしたいと思って、教育長さんにお聞きするのがいいかもしれんけれども、ついこの間就任したばかりですので、その点はちょっと聞けないので、いろんな分野で見直しをされたとおっしゃっておられる市長に、この点についてどういうふうな見直しをされたのかお尋ねしたいと思います。そして見直しされたら、そのときこういう史料館の開設についてどんな感想をお持ちになっているのか。私は、ちょっとこう何といいますか、投資と言ったらおかしいんですけれども、もう少し簡素なものでいいんじゃないかなというふうに思うんですけれども、その点についてどういうふうな感想でしょうか、お尋ね致します。
○議長(井ノ口邦彦) 市長。
◎市長(新貝正勝) 村上医科史料館それから大江医科史料館、蘭学の里ということでこれまでやってきたと思います。私は村上医科史料館にこの前、おひな祭りということで、その際にちょっと見せてもらいました。内容的にはなかなかいいものがあるなというふうに思いました。それから大江医科史料館については、残念ながらまだ実は見るチャンスがございません。今、議員からお話がありました、果たしてこの2名で妥当なのかということでございますが、今ご指摘を受けましたので、この16年度予算を執行するに当たりまして、その点についても検討してまいりたいというふうに思います。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。念のために、4時半を過ぎました。
◆6番(川内八千代) はい、わかりました。そうしたら168ページと169ページにわたっております、当初予算では最後になります。 体育施設費の問題で、お聞きします。体育施設費の委託料の一番最後の方に、造成設計委託地質調査測量委託というふうに三つあります。これは総合体育館の関係だと思うんですけれども、対象となる地域と面積についてお尋ねをしたいと思います。
○議長(井ノ口邦彦) 体育保健課長。
◎教委・体育保健課長(茶屋正文) お答え致します。予定地につきましては、中津市大字大貞で、旧競馬場跡地の駐車場を予定しております。面積は、約2万3,000平方メートルです。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) そうすると、真ん中に道路があって、こっちに厩舎団地の跡地がありますよね。そうすると、こちらの左側全体を対象として調査するということになるわけですよね。そうすると、そういうところを全体が総合体育館の用地というふうに考えていいんでしょうか。どういう規模とか内容とか、その面積によってといったら……どういうものを想定しておられるのか、お尋ねします。
○議長(井ノ口邦彦) 体育保健課長。
◎教委・体育保健課長(茶屋正文) お答え致します。規模等につきましては、まだ検討の段階で、今後コンペ等の募集の中ではっきりした形は決まってくると思います。予定地としましては、今私が申し上げました厩舎団地の前の駐車場、この一帯を予定しております。それで、どの位置にどういう建物が建つとかということは今後の募集要綱等で募集をして、はっきり決まった時点で出てくると思いますけれども、この駐車場の一帯で建物が建てられる場合、その地質がどうとかということの事前の調査をしていないと、総合体育館ですのでかなりの重量がございます。それで今回こういうような委託でやっていく。造成瀬設計につきましては、今私が申し上げましたその一角を予定しております。以上です。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員、議第11号は終わりましたか。
◆6番(川内八千代) ちょっと……
○議長(井ノ口邦彦) もう1回。川内議員。
◆6番(川内八千代) それで今、総合体育館の関係ですけれども、その下の国体準備事業とも重なるかと思うんですけれども、国体にあわせてというんじゃなくて、やっぱり市民の要求に合うような体育館建設事業にしてもらいたいというふうに思います。豪華なあれをつくるゆとりはないと思うんですけれども、豪華なサッカー場をつくって今大変なことになっている大分県のこともありますので、私はやっぱりスポーツ関係団体や、それからそのほかの市民の意見も聞いて進めてほしいというふうに思いますので、その点は要望しておきます。
○議長(井ノ口邦彦) 休憩致します。 午後4時30分
○議長(井ノ口邦彦) 再開致します。 午後4時45分川内議員。
◆6番(川内八千代) それでは、急いでいきます。議第31号の消費税法の一部改正に伴う条例の制定ですけれども、これは内税方式ということになったということで提案されていると思うんですけれども、一つだけ聞かせていただきたいと思うんです。これが通りますと、料金そのものが消費税を含まれた金額ということになると思うんですが、そうしますと、私は消費税の引き上げには反対なんですけれども、もし引き上げられた場合に、今度改定される料金が消費税の税率の基礎になるようなことのないように私はお願いしたいんですけれども、その点についての対応はどうなるんでしょうか、お尋ね致します。
○議長(井ノ口邦彦) 法規課長。
◎法規課長(大塚秀勝) 答弁致します。あくまでも、法に基づく取り扱いとなります。そうなりますと、この税率を掛ける法は、消費税税法の第28条の規定で定めがあります。それは課税標準額いわゆる
税抜き価格に税率を課するということの定めがありますので、それの法によって処理をしていくということになります。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) はい、わかりました。次は議第40号を通告していましたけれども、もう今までにありましたので省きます。議第41号から議第44号について、一括してお尋ねします。これは、芸術文化センターの中止に伴う損害賠償と和解の提案ですけれども、その損害賠償額や和解の金額についてどういうような根拠でこういう金額が出されてきたのか、お尋ね致します。
○議長(井ノ口邦彦) 芸術文化センター建設準備室長。
◎芸術文化センター建設準備室長(山田昌道) お答え致します。賠償金の算定は、基本的に言いますと契約の相手方が履行するに当たって契約解除までにかかった経費、その経費を賠償するということを基本に進めてきました。賠償金の決定に当たりましては、相手方から出されました帳票それから請求書などの資料を、1件ずつお話をお聞きしながら、また備品や工事現場を確認しながら何度も協議して決定した、そういうことになっております。以上です。
○議長(井ノ口邦彦) 川内議員。
◆6番(川内八千代) それで最初、相手方から請求があって交渉とかを重ねられたと思うんですけれども、この金額から見ると、その交渉の過程でどういうふうに金額が動いたかということと、それと議第43号の場合は槙総合計画事務所が相手なんですけれども、ここの損害賠償の額はどういう積算の根拠になっているのか、お尋ねをしたいと思います。それは、この槙事務所というのは幾つも中津市で事業をされていましたので、そういうのと今回のこの芸文の仕事もダブったと言ったらおかしいですけれども、純粋に芸文の仕事だけのものじゃない部分もあるんじゃないかなとか思ったんですけれども、そういうようなことは含まれているんでしょうか、お尋ね致しまして最後と致します。
○議長(井ノ口邦彦) 芸術文化センター建設準備室長。
◎芸術文化センター建設準備室長(山田昌道) お答え致します。議員さんおっしゃいますのは、1月13日に全員協議会で提出致しました予定額と今回の額ということだろうと思いますが、建築の場合で約1,000万円、機械で約120万円、管理契約で約78万円、電気工事は同額でございます…の減ということになっております。それから管理委託の槙事務所の経費でありますが、これはお二人の方が中津に常駐しておりました。1月10日に東京に帰られましたけれども、その方々の人件費が主になっております。それから、この賠償金の内容ですが、この芸術文化センターにかかわるものだけということでございます。以上です。
○議長(井ノ口邦彦) 以上で、通告による質疑は終わりました。これで、上程議案に対する質疑を終結致します。お諮り致します。この際、議事の都合により、本日の議事日程に上程議案の委員会付託を追加し議題と致したいと思います。これに、ご異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり)ご異議なしと認め、本日の議事日程に上程議案の委員会付託を追加し、議題とすることに決しました。上程議案の委員会付託を議題と致します。議第2号から議第48号までの47件並びに報告第1号の1件、計48件につきましては、お手元にお配りしてあります委員会付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託します。
△(別紙) 総務委員会付託明細┌────────────────────────────────────────────┐│議第 2号 平成15年度中津市一般会計補正予算(第7号)の一部 ││議第11号 平成16年度中津市一般会計予算の一部 ││議第22号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について ││議第23号 記号式投票に関する条例の一部改正について ││議第24号 中津市事務分掌条例の一部改正について ││議第25号 行政組織の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について ││議第26号 各種委員会の委員等の報酬及び費用弁償条例の一部改正について ││議第27号 中津市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正につ ││ いて ││議第28号 中津市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について ││議第29号 中津市職員退職手当基金条例の制定について ││議第30号 中津市土地開発基金条例の一部改正について ││議第31号 消費税法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について │└────────────────────────────────────────────┘文教経済委員会付託明細┌────────────────────────────────────────────┐│議第 2号 平成15年度中津市一般会計補正予算(第7号)の一部 ││議第 8号 平成15年度中津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) ││議第11号 平成16年度中津市一般会計予算の一部 ││議第17号 平成16年度中津市農業集落排水事業特別会計予算 ││議第36号 中津市漁港管理条例の一部改正について ││議第40号 リル・ドリームの設置及び管理に関する条例の制定について ││議第41号 損害賠償の額を定めること及び和解について ││議第42号 損害賠償の額を定めること及び和解について ││議第43号 損害賠償の額を定めること及び和解について ││議第44号 和解について ││議第45号 中津市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正について ││議第46号 中津市
総合体育館建設設計案選定委員会設置条例の制定について ││議第47号 中津市条例の廃止に関する条例の一部改正について ││報告第1号 専決処分報告について(中津市奨学資金条例及び中津市育英基金条 例の一部を改 ││ 正する条例) ││請願第1号 2005年度国家予算編成において、義務教育費国家負担制度の堅持を求める請願 ││請願第2号 消費者保護基本法の抜本改正を求める国への意見書採択の請願書 ││請願第3号 高校奨学金制度の抜本的な改善・拡充を求める意見書の提出を求める請願書 │└────────────────────────────────────────────┘施設委員会付託明細┌────────────────────────────────────────────┐│議第 2号 平成15年度中津市一般会計補正予算(第7号)の一部 ││議第 4号 平成15年度中津市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号) ││議第 5号 平成15年度中津市
公共下水道事業特別会計補正予算(第6号) ││議第 6号 平成15年度中津市
駐車場事業特別会計補正予算(第1号) ││議第11号 平成16年度中津市一般会計予算の一部 ││議第13号 平成16年度中津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 ││議第14号 平成16年度中津市公共下水道事業特別会計予算 ││議第15号 平成16年度中津市
駐車場事業特別会計予算 ││議第19号 平成16年度中津市中津駅周辺土地区画整理清算事業特別会計予算 ││議第21号 平成16年度中津市水道事業会計予算 ││議第37号 中津市手数料条例の一部改正について ││議第38号 中津市営駐車の設置及び管理に関する条例の一部改正について ││議第39号 市道の路線認定について ││議第48号 中津市水道局職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について │└────────────────────────────────────────────┘厚生委員会付託明細┌────────────────────────────────────────────┐│議第 2号 平成15年度中津市一般会計補正予算(第7号)の一部 ││議第 3号 平成15年度中津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) ││議第 7号 平成15年度中津市
老人保健医療特別会計補正予算(第4号) ││議第 9号 平成15年度中津市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号) ││議第10号 平成15年度中津市病院事業会計補正予算(第2号) ││議第11号 平成16年度中津市一般会計予算の一部 ││議第12号 平成16年度中津市国民健康保険事業特別会計予算 ││議第16号 平成16年度中津市老人保健医療特別会計予算 ││議第18号 平成16年度中津市介護保険事業特別会計予算 ││議第20号 平成16年度中津市病院事業会計予算 ││議第32号 中津市国民保険税条例の一部改正について ││議第33号 中津市母子家庭医療費助成に関する条例の一部改正について ││議第34号 中津市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部改正について ││議第35号 中津市廃棄物処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について ││請願第4号 保育を必要とする子どもたちに公的支援を求める請願書 │└────────────────────────────────────────────┘お諮り致します。3月15日の議事日程を全部削除し、1日間休会と致したいと思います。これに、ご異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり)ご異議なしと認め、3月15日の議事日程は全部削除し、1日間休会することに決しました。以上で、本日の日程は全部終了致しました。本日は、これで散会致します。ご苦労さまでした。
△議事終了 午後4時53分上記、会議の経過を記録して、事実と相違ないことを証するため、ここに署名する。平成16年3月12日中津市議会議長 井ノ口 邦 彦中津市議会副議長 田 中 良 幸署 名 議 員 福 元 義署 名 議 員 馬 場 林...