◆11番(
二宮健太郎君) ありがとうございます。 他市と同列という位置づけでいいんですね、平均に達し
ていると。 先ほど申し上げましたように、報奨金とは、この猟をされる方にとっては、それ
が収入源となり、そのおかげで我々の農産物
が守られ
ているというような、そういった流れを生んでおるわけで
あります。したがいまし
て、これからも捕獲者のやる気をそぐこと
がないように、この報奨金額を一定の金額定め
ていただき、しっかりと取り組んでいただきたいというふうに思っ
ております。 次の質問です
が、鳥獣害対策として、まず自らの農地の防護柵等の設置等
が対策の第一歩かと思われます。 防護柵の購入費、補助以外の目的で
鳥獣害対策における補助制度とはどんなもの
があるのかをお伺いいたします。
○議長(藤本治郎君)
矢守農林水産課長。
◎
農林水産課長(矢守丈俊君) まず、予防対策としまして、大分県
有害鳥獣被害対策関係事業費補助金を活用しながら、農林業者
が農林産物の被害を防止するために、防護柵を設置する場合、防護柵の購入経費に対して補助金を交付し
ております。 補助率につきまし
ては、電気柵、トタン柵、
鹿ネット柵ですと、購入経費の3分の1を県
が補助し、3分の1を市
が補助し
ております。鉄線柵は、購入経費の2分の1を市
が補助し
ております。 令和3年度は、電気柵
が48セット、トタン柵
が135メートル、鉄線柵
が9,978メートルの設置に対して補助金を交付し
ております。 また、地域
が広い範囲で新たに鉄線柵を設置する場合に、市と地域
が協力しながら、国から
鉄線柵購入経費の全額補助を受け
て、鉄線柵を設置し
ております。 令和3年度は、杵築地域の池丿頭地区で2,177.5メートル、大田地域の沓掛地区で1,852.6メートルを設置し
ております。 次に、捕獲対策です
が、有害鳥獣捕獲報奨金は国と県から補助金
が交付され
ております。 猟期外のイノシシ1頭で成獣は国
が6,000円、幼獣は県
が3,000円、猟期外の鹿1頭で国
が6,000円、県
が2,000円、猟期内の鹿1頭で国
が7,000円、県
が2,000円、アナグマなどの小動物1頭で国
が1,000円と、定額の補助金
が交付され
ております。 また、杵築市の
有害鳥獣捕獲員の確保を目的として、大分県
鳥獣被害防止総合支援事業を活用しながら、新たにわな免許を取得されようとする方
が初心者狩猟講習会に受講される場合、その受講料の2分の1ずつを国と市で補助をし
ております。令和3年度は7名の受講者に補助金を交付し
ております。 以上で
あります。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) ありがとうございます。 補助等々、たくさんの活動をし
ていただい
ておるということを認識しました。 やはり農産物を守るために、これだけのサポートをいただかないと守っ
ていけないのかなというふうな認識もし
ておりますし、私
が住んで
いる東地区のほうでは、市
が保有する広大な敷地
がありまし
て、そちらのほう
が大変イノシシ等が住んでおると、人口じゃないですけど、爆発し
ておるというような話を聞い
ております。 人で
あれば喜ばしいんですけど、有害鳥獣で
ありますので、あまり増え
ていただい
ても困るので、そこら辺の対策を練っ
ていかないといけないなと私も思っ
ておりました。 平成28年3月の農林水産省の資料を見ますと、鳥獣被害の
対策実施隊というものを設置し
て、市町村
が主に取り組んで、また猟友会と地域の方々の皆さんの協力を仰いで、またこれ農林水産省の補助をいただけるというような形で、こういう施策を実施し
ておるようで
あります。 杵築市でも早速登録はし
ているようで
あります
が、活動自体は私には見え
ておりません。この
鳥獣被害対策実施隊の設置について、その概要と活動内容について教え
ていただけますでしょうか。
○議長(藤本治郎君)
矢守農林水産課長。
◎
農林水産課長(矢守丈俊君)
鳥獣被害対策実施隊で
あります。 鳥獣による
農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律に基づき、市町村
が設置すること
ができ、捕獲活動や
防護柵設置、また追い払いや集落の点検見回りなどの実践的な活動を行う組織となっ
ております。 実施隊の隊員につきまし
ては、一つ
が市長
が市の職員のうちから指名するものと、もう一つ
が被害防止策の実施に積極的に取り組むこと
が見込まれる者のうちから、市長
が任命するものとなっ
ております。 市の職員以外の方を任命する場合は、任命された方は市の非常勤職員となります。また、実施隊を設置した場合、優遇処置
が講じられ、市
が負担する実施隊の活動経費の8割
が特別交付税措置され、そのほか隊員
が猟銃免許所持者で
あれば、
猟銃所持許可の更新時に技能講習
が免除となり、また狩猟税
が2分の1に減額されることとなっ
ております。 杵築市におきましては、平成24年に杵築市
鳥獣被害対策実施隊設置要綱を設け、実施隊を設置し
ております。 実施隊の構成は要綱に基づきまし
て、隊長は
農林水産課長で
あります私と、隊員は林業係の職員4名の計5名となっ
ております。 その活動につきまし
ては、鳥獣出没の情報
があった場合の見回りと追い払い
が主なものとなっ
ています。なお、現在は職員以外の方の任命は行っ
ておりません。 以上で
あります。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) ありがとうございます。 聞けば、かなりメリット
があるなというふうに思っ
ております。 具体的にこの設置をし
ていく、またこれを活動進める中で、メリット・
デメリット等がもし
ありましたら教え
てください。
○議長(藤本治郎君)
矢守農林水産課長。
◎
農林水産課長(矢守丈俊君) 職員以外の一般の方を含んだ
鳥獣被害対策実施隊を設置した場合のメリットとすれば、捕獲活動や
防護柵設置などの実践的な活動
が実施でき、加え
て優遇処置
が講じられることになり、
デメリットは特にないと思っ
ております。
実施隊設置につきまし
ては、
鳥獣被害防止を目的とし
ておりますので、確実に鳥獣による被害減少の効果
が見られるような
組織づくりや活動内容
が重要になっ
てくると思っ
ており、そのためには、地域、杵築市猟友会、農業団体などの関係団体との協議からスタートする必要
があると思っ
ております。 今後は、一般の方を任命した
実施隊設置も視野に入れながら、効果
ある体制づくりと活動内容を考え
ていきたいと思っ
ております。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) ありがとうございます。
デメリットがないと思っ
ていただけるというの
が、私にとっては大変うれしいなと思います。 この実施隊の登録を杵築市
がやっ
ていただい
ていることも、本当にうれしく思っ
ておりますし、また、これをさらに生かし
て、猟友会の方やそういった猟師の方、わなの免許とかいろいろ
あります
が、活動の中でしっかりと後継者に育て
ていくとか、そこはやはり行政
が関わっ
ていくべきことかなというふうに思っ
ております。 本当に猟師の方々には、私は大変頭
が下がる思いでございます。なかなかそういった動物を捕獲するというのはもう我々じゃ到底手に負えない状況で
あり、そこで農産物を一生懸命育てる農家の方、そういった方々
が本当に助かっ
ておるんだということをやはり農家の方々にも知っ
てもらい。そしてまた猟師の方々にもやっぱりやりがいをもっと持っ
ていただけるように、行政
が後押しをし
ていただければ、私は必ず有害鳥獣の対策に対しては、杵築市はもっと発展し、他市に負けない取組
ができるもので
あるというふうに思っ
ております。 今後、
有害鳥獣対策に向け
て、杵築市として行っ
ていくべきことについてお聞かせください。
○議長(藤本治郎君)
矢守農林水産課長。
◎
農林水産課長(矢守丈俊君) 杵築市における鳥獣による農作物などへの被害は、依然として減少し
ていない状況に
あります。 今年度は、県内でも鳥獣の捕獲頭数
が増加し
ており、杵築市においても例年に比べ捕獲頭数
が増加し
ております。また、捕獲依頼やイノシシやサルの目撃情報も多く寄せられ
てき
ております。 今後も鳥獣被害の増加
が懸念されます
が、集落環境対策と予防対策、そして捕獲対策の3つの対策を実施し
てまいります。 まず、
集落環境対策で
あります
が、集落に鳥獣を寄せつけない
環境づくりになります。 例えば、収穫後に取り残された農作物や放任果樹、または地域のごみ集積所において、適正な処理や管理を怠りますと鳥獣の餌場になりますし、草刈り
がされ
ていないやぶなどに鳥獣
が潜むようになります。鳥獣の生態を知っ
て餌場や潜み地をなくし、鳥獣を寄せつけない環境をつくること
が大切です
が、これには地域の御理解と御協力
が必要になります。 そこで、杵築市においては、県と共同で地域の集会などの機会を通じて講習会を開催し、住民の方へ御理解と御協力をお願いし
ているところで
あります。 次に、予防対策で
あります
が、農地に電気柵や鉄線柵などを設置する際に補助金を交付し、
防護柵設置の推進を図っ
ております。 最後に、捕獲対策です
が、現在、杵築市では100名の方を捕獲員として委嘱し
ております。 年間を通して捕獲活動を実施し
ていただき、令和3年度では、イノシシを1,655頭、鹿を1,364頭、アナグマなどの小動物を179頭、カラスなどの鳥類を309羽捕獲し
ております。また、本年は昨年同期に比べ、イノシシ、鹿の捕獲数は増加し
ております。 9月末同期で比較しますと、昨年
がイノシシ707頭、本年
が951頭、鹿
が529頭
が本年は569頭の捕獲数となっ
ております。 鳥獣の中には学習能力
が高い動物もおりますので、これまでの対策では効果
が薄れ
てき
ていることも事実で
あり、
被害防止対策も多様性
が不可欠となっ
てき
ていると感じ
ております。 今後は、全国での効果的な対策を参考にしながら、工夫を加え、少しでも被害
が減少するように対策を講じ
てまいりたいと思っ
ております。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) ありがとうございます。 対策に関しましても、非常に動物のほう
が賢くなっ
てき
ているのも事実です。また、我々人間のほうも、この捕獲また予防をし
ていくためにもっと、またこういった対策もDX化とか
あるかもしれません。たくさんやり方は
あると思います。その中でも、しかし我々人間は年を重ね
て、年を取っ
ていくものですから、深刻な高齢化で
あったり、後継者不足で
あったり、今後そういったこと
が浮き彫りになっ
てくると思います。 そういった中で、こういった活動を通して、またこういった実施隊等のこういう補助も含めた農林水産を守っ
ていく活動をさらに広め
ていっ
ていただきたい。そして、杵築市も農産物を一生懸命作る全ての生産者たち
が笑顔で作物を作れるように、またお力添えをいただきたいというふうに思っ
ております。よろしくお願いいたします。 それでは、2つ目の質問に行きたいと思います。議長、よろしいでしょうか。
○議長(藤本治郎君) はい、どうぞ。
◆11番(
二宮健太郎君) 続きまし
て、子どもの安心安全について質問をさせ
ていただきます。 近年、教育保育施設や認可外保育施設等における子どもの死亡事故など、重大事故は残念ながら、毎年全国で発生をいたし
ております。 2019年には、大分市の保育園で2歳女児
が敷地内で別の保護者
が運転する乗用車にはねられ
て死亡するという悲しい事故
がありました。 新潟では、昨年6月、保育園の駐車場で3歳女児
がバックし
てきた乗用車にひかれ、転送先の病院で亡くなるというような事件も
ありました。 悲惨な事故はいつ降りかかるか分かりません
が、我々大人たち
がしっかりとした安全対策を確保し
ていくこと
が重要だと思い、今回、子どもの安心安全について質問をさせ
ていただきたいと思っ
ております。 まず、当市ではあらゆる園に対して、保護者の駐車場内での子どもの乗り降ろしでの安全確保や指導は行っ
ているのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(藤本治郎君) 秋吉
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(秋吉知子君) お答えします。 こども園等では、朝、夕の同じ時間帯に送迎
が重なり、駐車場
が混雑することや仕事や帰宅を急ぐ保護者は同乗する子どもに気遣いながら運転するため、周囲への注意も甘くなりがちです。また、子どもは一目散に飛び出したり、体
が小さく、運転席から見えにくいため事故のリスク
が高く、こども園等の駐車場は危険なエリアで
あるということを強く意識すること
が重要です。 市内のこども園、保育所においては、定期的に保護者へ駐車場内で立ち話を行わない、子どもだけで駐車場へ行かせないなどの注意喚起を行い、乗車するまでの間は子どもと必ず手をつないで歩くように通知をし
ています。 特に、混雑する時間帯や行事の
ある場合は、職員
が見守りを行い、事故防止の安全対策を実施し
ています。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) 市のほうもしっかり通知し
て、指導し
ていただい
ておるということでございます。また、子どもたちを守っ
ていくために、やはり行事ごと
があると、先生方
が表玄関で出迎え
て注意するようにし
ていただい
ているのは、私も子ども
がいるので確認はし
ておるんです
が、やはりこういった事故は常日頃思いがけないときに起こりますので、やはり通知
が1回、2回じゃ済まないのかなと、やっぱり常日頃気をつけなければいけないなというふうに思っ
ておりますので、やはり大切な子どもたちを守っ
ていくために、また再度通知というか、共有をし
ていくようにお願い申し上げます。 それでは、次の質問です。 静岡県の認定こども園で9月に、当時3歳の女の子
が通園バスの車内に取り残され死亡をした事件
がありました。 全国で通園バスでの子どもの置き去り事故
がこの数年多発し
ており、気をつけなければどこでも起こり得る事故で
あること
がニュースでも取り沙汰され
ておりました。 当市では、園等に通園バス車両の置き去り
がないように、指導また管理をどのようにし
ているのかをお伺いいたします。
○議長(藤本治郎君) 秋吉
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(秋吉知子君) 杵築市では、現在、こども園、保育所は9園
あります。そのうち送迎バスを使用し
ている園は3園です。 昨年度及び今年度のバス置き去り事件を受け、令和4年10月に市の担当
が送迎バスを使用し
ている3園へ現地調査を実施し、安全対策の確認を行っ
ています。 令和3年9月に、保育所・幼稚園・認定こども園における安全管理に関する運行管理マニュアルなどの作成について園へ通知を行い、各園とも作成した運行管理マニュアルや点検表を活用し、職員間で情報を共有することで事故防止に努め
ています。 また、国では緊急対策として、子どものバス送迎安全徹底プラン
が取りまとめられ、降車時等に点呼等により、幼児等の所在を確認することとともに、送迎バスへの安全装置の装備
が、令和5年4月から義務づけられる予定です。まだ国から詳しい通知は
ありません
が、国や県の動向を確認し、支援を考え
ていきたいと思います。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) ありがとうございます。 送迎バスの専用の安全装置の装備等をし
ていくと、ハード面でもソフト面でも、この安全確保について政府も同時に動い
ていただい
ているということで
あります。 来年の4月ということで
ありますので、早急な方向性を見出し、また早急な手配をしなければならないと思います。大変だと思います
が、どうぞよろしくお願いいたします。 続い
ての質問に入ります。 不審者対策についてで
あります。 2017年、大分県宇佐市四日市の認定こども園、覚え
ている方もいらっしゃるかどうか分かりません
が、このこども園に刃物を持った男
が侵入するという事件
があったのを御存じですか。教育関係者の方は御存じだと思うんです
が、その新聞記事等を見
ていましたら、ヘルメットをかぶった男性、フルフェイスで入っ
てき
て、二階まで上がっ
て行ったのかな。子どもたちを振り向け、保育士たちを切りつけたというような痛ましい事件で
ありました。 子どもを持つ親として、こんなこと
が大分県で
あるのかなというふうに思いましたし、その事件
がその後どのような方向になったのか、ちょっとまだ見
ていないんです
が、やはりこのような事件は二度と起こっ
てほしくないですし、また起こさないためには、よほどの準備を我々も確保し
てし
ていかないといけなと、そういうふうに思っ
ております。 あれから5年
が経過した今、この当市で安全対策に対して、どのような指導管理をし
ておるのかをお伺いいたします。
○議長(藤本治郎君) 秋吉
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(秋吉知子君) こども園、保育所においては、児童福祉法の児童福祉施設の設備及び運営に関する基準、第6条の規定に基づき、毎月1回以上の避難訓練等を実施し
ています。 避難訓練の項目につきまし
ては、火災訓練
が中心となります
が、不審者対策の避難訓練も、年一、二回実施され
ています。 訓練の内容としましては、不審者
が園内に侵入したことを想定し、その際の職員の対応や役割分担、児童の安全確保等をマニュアルに基づい
て実施し
ています。また、警察署等、関係機関と協力し、訓練の指導や助言を受けることも
あります。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) では、学校の場合はどうですか。
○議長(藤本治郎君) 真砂
学校教育課長。
◎
学校教育課長(真砂一也君) お答えします。 各学校では、年度当初に危機管理マニュアルを作成し、その中の一つに不審者対応を位置づけ
ています。 来校者の確認、可能な範囲で施錠をすることによる出入口の限定、児童・生徒の安全確保に向けた避難誘導や連絡体制などについて記したものとなっ
ています。また、実際に不審者
が侵入した場面を想定した訓練も行っ
ています。 危機の未然防止と万一のときに、適切かつ迅速に対処するために、見直しと改善
が重要と考え
ておりますので、この点も踏まえ、引き続き指導し
てまいります。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) ありがとうございます。 不審者対策、学校のほうも取組をしっかりし
ておられるということです。 通学路における登下校では、そういった不審者対策はどのようにされ
ているのかお伺いいたします。
○議長(藤本治郎君) 真砂
学校教育課長。
◎
学校教育課長(真砂一也君) 毎年実施し
ております関係部署と連携した通学路合同点検では、交通安全だけでなく、防犯の視点からも気になる箇所を確認し
ております。 防犯協会等によるパトロールの協力などをいただきながら、児童・生徒
が安全に登下校できるよう努め
てまいります。 また、登下校時の不審者対策につきまし
ては、つい
て行かない、車に乗らない、大声を出す、すぐ逃げる、知らせるといった5つの約束、いわゆる「いかのおすし」を基本に、各学校にて指導を行っ
ています。 小学校では、このほかにも一人では帰らない、危険を感じたら民家へ駆け込む、防犯ブザーを携帯するなどといった決まりを設け
ている学校も多く
あります。 市としましては、声かけ事案など、不審者に関する情報
が学校から届き次第、全学校へ注意喚起を行ったり、警察等へ連絡したりするようにし
ています。 地域との連携協力もいただきながら、児童・生徒の安全確保に努め
てまいります。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) ありがとうございます。 しっかりと取り組んでいただい
ているようで
あり、安心もし
ております。ただ、最近は日本人じゃないと言ったら失礼になります
が、また多国籍の方も大分県の中で、杵築市も特に大変多くおりまし
て、私は個人的にはやはり再度確認を、認識をし
ていかないといけないのかなと、それはやはり警察機関とも情報共有をし、子どもたちの安心安全には細心の注意を払っ
て、今後も引き続き警戒態勢を取っ
ていただきたいと、そういうふうに思っ
ております。 次に、市も指導体制についてお伺いをいたします。 先ほどからの質問を追っ
ていくと、学校においては教育委員会と市とで連動し
て安全対策にしっかりと取り組んで
いるように感じ
ております。ただ、こども園等の福祉の管理や指導については、我々議員にいま一度分かりにくい点
が多いと思っ
ております。 静岡県裾野市では、3名の保育士による虐待問題
がありました。 国、県、市も対応に追われ、連日テレビ等で報道され
ており、行政の対応のまずさを指摘をされ
ておりました。また、大分県内でも保育教諭によるわいせつ事件等
があったようでも
あります。 大切な子どもたちを預ける施設で非道な行為に走る人間
がいることに対して、私も子を持つ父親として、大変憤りを思っ
ております。 そのような事態を防ぐためには、しっかりとしたガイドラインを作成し、保育士や園に対しての研修や施設環境の整備等々、常日頃から気をつけ
て予防策を講じ
ていかなければならないと思っ
ております。そこでお伺いをいたします。 当市では、認定こども園の管理や運営に関して、適切な指導を行っ
ているんでしょうか。また、このような虐待等の事件に対しての対策やガイドライン
があるのかをお伺いいたします。
○議長(藤本治郎君) 秋吉
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(秋吉知子君) お答えします。 児童福祉法は、児童の健全な育成や権利、生活の保障の支援などを目的として定められ
ています。その中で、保護者だけでなく、国や自治体
が児童の心身ともに健やかな育成を支える必要
があると明記され
ています。 今回、国は児童等に対する家庭及び養育環境の支援を強化し、児童の権利の擁護を図られた児童福祉施策を推進するため、児童福祉法の一部
が改正され、令和6年4月1日から施行されます。 改正内容には、児童に対するわいせつ行為を行った保育士の登録の取消し、登録を取り消された者のデータベース整備、再登録手続の厳格化などの措置
が含まれ
ています。 保育士を含め、保育に携わる職員に対しては、児童の権利や尊厳を守る観点から、今後、杵築市保育協議会と連携し、市としても研修の実施を行っ
ていきたいと考え
ています。 また、市においては、児童虐待対応マニュアルや保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドラインを作成し
ております。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) 市としても、この児童虐待対応マニュアル、また保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドラインを作成し
ているということのようで
あります。 ガイドライン
ができたと、しっかりと、ただこういったガイドラインやマニュアルというものは発動しないと全く意味をなさないんですね、紙切れです。 このしっかりつくった取組をしっかり実行し
ていくということ
が、今回の裾野市の事件を例に見
ても、私はちゃんとしっかり対応し
ていくこと
が大変重要だというふうに思っ
ております。 政府は、11月28日の新聞でした
が、来年4月に、こども家庭庁を設置するというふうに報道され
ておりました。 保育現場の実態調査を踏まえ
てマニュアル化をし、通園バスの取り残しや施設内での危険な状況も想定した内容をまとめ、保育所、幼稚園の職員研修で活用し
ていくというような内容で
ありました。 子どもの安心安全についてはぜひとも市一丸となっ
て、子どもたちを守っ
ていくんだという思いを共有し
ていただきたいというふうに思っ
ております。 では、次の質問に移ります。 認定こども園の運営に対して、保護者の悩みや苦情をどこに打ち明ければいいのかという、そういったこと
が分からないという保護者の声をよく耳にします。 他市を見ますと、認可保育所や小規模保育事業についての苦情について、苦情解決のための苦情解決責任者、苦情受付担当者、第三者委員を設置し、対処をし
ているようで
あります。そこで解決しない案件や保育所等に対しては、市役所等へ相談する流れのようで
あります
が、当市では保育所や運営法人に対して、苦情
がある場合の問合せ先について、第三者委員も含め
て、どのような苦情受付体制を取られ
ているのかをお伺いいたします。
○議長(藤本治郎君) 秋吉
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(秋吉知子君) 保育所等や運営法人に対する苦情等の相談窓口については、まずは当該施設を運営する団体等になります
が、直接相談
ができない場合は大分県や身近な市町村の担当窓口に御相談ください。 杵築市の場合は、福祉事務所、子育て支援室、子ども福祉係となります。また、各園には苦情申出窓口を設置し、随時担当者
が受付を行っ
ています。 苦情申出窓口とは別に、各園には第三者委員を配置し
ています。 第三者委員については、外部の方
が委員となっ
ていますので、保護者の方
が第三者委員の制度についても認知できるよう、今後、市としては周知を進め
てまいります。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) 周知を進め
ていっ
ていただきたいんです
が、第三者委員会は問題
が起きた後に設置される。また、その他の苦情受付対応については、各園
が設置し
ておるということのようで
あります。資料もいただい
ております。 ただ、資料を見
て感じるの
が、はっきり言っ
て、本当に保育のそのこども園とかの対応にちゃんと苦情受付として経験された方
が選ばれ
ているのかどうか分からないんですね。
ある園では、大学教授で
あったり、また市役所のOBの方で
あったり、地域の方で
あったり、3人ぐらい設定され
ている地域も
あれば、1名しか設定をされ
ていない地域も
ありますし、保護者は園長や園に伝えたい、こういうことを言いたいと、でも言いにくいというような方も中にはおられると思うんです
が、そこをカバーするところ
がしっかり定まっ
ていない以上、市
がちゃんと周知し
ているのかなということ
が疑問に思っ
ております。 しっかりとした線引き、子ども保育、また園に対して知識や経験を持った方
がそういった第三者委員として設置され
て、それを市
が共有し
ていくこと
が、私は非常に重要なことだと思っ
ております。 いま一度、この
体制づくり、また家庭庁もできるかもしれません
が、今、国のほうも厚生労働省
が実態調査に動い
ております。やはり園の指導体制を管理し
ていくためには、やはり市
が関与し
ていかなければならないというふうに思っ
ておりますので、そのあたりからもしっかりと努め
ていただきたいというふうに思っ
ております。 では、次の質問に移らせ
ていただきます。 ハラスメント問題につい
てでございます。 ハラスメント問題のハラスメントとは、いじめや嫌がらせを表し、言葉や言動によって相手に不快感を与える行為として、近年、企業等にとっても問題視され
ております。 それに対応されるの
がハラスメント対策で
あります
が、パワハラやセクハラ、またほかにもハラスメントはたくさん
ありまし
て、ジェンダーレスな時代となり、多様なハラスメント
が顕在化し
ております。 これらのハラスメント問題の防止に向け
て、まず学校現場ではどのような取組を行っ
ているのかをお伺いいたします。
○議長(藤本治郎君) 真砂
学校教育課長。
◎
学校教育課長(真砂一也君) お答えします。 教職員は、全体の奉仕者たる公務員で
あると同時に、児童・生徒の人格の完成を目指す役割を担っ
ていますので、一人一人の教職員
が高い倫理観や規範意識の維持向上を図ることは言うまでも
ありません。 各学校では、県教委
が作成した服務研修テキストや学校独自で作成した資料などを用い
て、スクールセクハラやパワーハラスメントの防止、また交通法規の遵守など、年4回以上の服務規律保持に関する研修を実施し、報告するようになっ
ています。加え
て、毎月実施し
ています定例校長・教頭連絡会では、綱紀粛正と服務規律の保持について、欠かさず確認指導をし
ているところです。 職員一人一人
がハラスメント防止の当事者意識を持つように、実施方法を工夫させるなどし
て、取組を行っ
ております。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) 当市では、服務規律保持に関する研修をしっかりと行っ
ていただい
ているということで、先生方も大変だと思います
が、生徒を守るため、また御自身を守るためにも、さらに取組をしっかりし
ていただければと思います。 今年4月より、児童・生徒等の尊厳を保持するために、教育職員等による児童・生徒性暴力等の防止等に関する施策を推進するという法律
が強化をされたというお話を受けました。この概要についてお聞かせ願います。
○議長(藤本治郎君) 真砂
学校教育課長。
◎
学校教育課長(真砂一也君) 教育職員等による児童・生徒性暴力等の防止等に関する法律は、児童・生徒の尊厳の保持及び権利利益の擁護を主たる目的として、令和3年6月4日に公布、令和4年4月1日から施行されました。 内容は、性暴力の定義などのほか、性暴力防止に関する措置、早期発見、対処に関する措置、そして、教員免許法の特例に関することの3つの柱からなっ
ています。 特に、性暴力を行ったことにより教員免許状は失効、または取上げ処分となった者のデータベースの整備等、その者の免許状の再授与に厳しいルールを設けることなど
が定められた法律というふうになっ
ております。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) 文科省の調べによりますと、全国で性犯罪や性暴力で懲戒処分などを受けた教職員
が2016年度には226人、19年度には273人、20年度には200人と、平均200人台を推移し
ていると言われ
ております。 なくならない性犯罪対策をめぐっては、懲戒免職で教員免許を失った元職員
が再び教壇に立つのを厳しく制限するということ、またデータベース化をし
て、再発防止を未然に防ぐこと
が目的のようで
あります
が、効果についてはまだ未知数ということで
あります。したがって、現場での対策は欠かせません。また、保育現場でも同様の法制定に向け、法整備は進みつつ
あるようで
あります。保育園、認定こども園につきまし
ても、ハラスメント問題防止への指導や検証を行っ
ているのかお伺いしたいと思います。
○議長(藤本治郎君) 秋吉
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(秋吉知子君) お答えします。ハラスメントには多くの種類
があります
が、幼稚園、保育所、認定こども園等の保育現場におけるハラスメントの防止について、地位や役職などの職場における地位の優位性を利用したパワーハラスメントについてお答えいたします。 職場におけるパワーハラスメント対策の義務化につきましては、2020年6月1日からは、大企業において義務化されました
が、2020年4月の労働施策総合推進法の改正により、中小企業においても、職場におけるパワーハラスメント防止措置
が義務づけられました。職場におけるパワーハラスメントの3要素は、1、優越的な関係を背景とした言動、2、業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動、3、労働者の就業環境
が害されることの3要素を全て満たすものとされ
ています。一般的には、上司
が自分の立場を利用し
て部下に行う嫌がらせ
が大半です
が、先輩や後輩、同僚間などの嫌がらせも該当します。代表的な事例としては、1、身体的な攻撃、2、精神的な攻撃、3、人間関係の切り離し、4、過大な要求、5、過小な要求、6、個人への侵害等
が上げられます。このようなパワーハラスメント防止策について、市内の保育施設に聞いたところ、園独自で研修し
ているところは9園中1園でした。また、ハラスメント相談窓口を設置し
ている園も1園のみでした。まだまだ周知不足
が伺えますので、各園で取り組んで
いる情報を他の園と共有し
て、拡充し
ていけるよう支援し
ていきたいと考え
ております。 また、園単独での研修は難しいと思いますので、市としましては、杵築市保育協議会と連携し、まず、事業主や園長を初めとする管理者に対するハラスメント研修、セミナーなどの開催を実施し、その後、保育施設職員へと研修を拡充し
ていきたいと考え
ております。 今後も、保育現場におけるハラスメント防止対策に取り組んでまいります。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) はい、ありがとうございます。取組方法をお伺いしました。ハラスメント対策を杵築市内では、杵築保育協議会と協議をし
て、また進め
ていきたい、園長や管理者に、という話で
あります。裾野市の話を題材にし
て大変申しわけないんです
が、裾野市で大変問題になったのは、虐待
が起きたことを隠蔽したことで
あります。それは、土下座したからとかいう問題じゃなく、あれも1つのパワハラだというふうに思っ
ております。誓約書を書かせ
て、人の活動を奪う、本来すべきことを奪っ
てしまったわけですから、これは許されるべきことではないというふうに思っ
ております。ハラスメント防止を取り組むことは本当に大事です。また、その園と裾野市の園の場合で申し上げますと、その長で
ある方、トップにおられる方
が、しっかりと責任を重大に捉え、それに対応し
ていくこと
が本来望ましいんです
が、あのような形で
ありますと、我々は心配でたまりません。このハラスメント防止対策、各園の方々にもしっかり通達し
ていただきたいというふうに思っ
ております。 仮にこのような事態
が発生した場合に、我が市はどのような指導をなさるのかお伺いします。
○議長(藤本治郎君) 秋吉
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(秋吉知子君) ハラスメントの事案につきまし
ては、職場のハラスメント相談窓口
が有効です
が、施設内に相談窓口
がない場合
が大半ですので、身近な相談窓口としては、福祉事務所、子育て支援室、子ども福祉係でも相談をお受けするとともに、相談者の意向等に応じ
て、市の商工観光課、商工労政係と連携を図りながら、専門相談員
が配置された関係機関へつなげ
ていきます。主な相談先としては、厚生労働省ではハラスメント悩み相談室を設置し
ており、無料で電話相談、メール相談、SNSでの相談
ができます。 また、大分労働局雇用環境均等室の総合労働相談コーナーでも、無料で面談あるいは電話相談
ができます。さらに、大分県では大分県労政相談情報センターを雇用労働政策課内に設置し、無料でセンター相談員による面談あるいは電話相談
が行われるとともに、出張相談や集中労働相談会の実施のほか、弁護士、労働基準監督官など
が相談にお受けする巡回特別労働相談を県内各地で適宜実施し
ています。 市での相談対応の際に、これらの情報を相談者にもお伝えし、必要に応じ
て市・職員
が同行するなどの対応を取るなどを行い、ハラスメントの撲滅に努めたいと思います。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) ハラスメント撲滅に努め
ていただきたいと、本当に心から思っ
ております。私
がこの質問をする通告をした際に、私のほうに1通のメール
が匿名の方より寄せられ
ております。せっかくの機会ですので、ここで読ませ
ていただきたいというふうに思います。二宮議員、突然のメールを失礼いたします。12月の議会初日、来年度設立される子ども家庭庁の説明
がありました。杵築市も子どもを安心し
て育てるため、
環境づくりをより一層進めると、市長の力強いお言葉を聞くこと
ができました。しかしながら、県外の認定こども園で3歳の女の子
がバスの中で置き去りにされたことや、保育園で1歳児
が虐待を受けたことなど、耳を疑うような事件
が連日報道され
ております。これらを見
ておりますと、どうしても納得いかない点
があります。まず、バスの置き去りの件につきまし
ては、送迎した園長は何度も同じような間違いを犯したこと。一方、最近報道の
あった虐待事件の保育園でも、8月には市役所の担当者は事件を認識し
ていた、そして、園長
が口止め目的の制約書を書かせ
ていたこと。なぜこんなこと
が起こるのでしょうか。行政の監督にも問題
があるのではないかとも思わざるを得ません。行政は縦割りだとよく耳にします。子育てに関しても、幼稚園は文部科学省、保育園は厚生労働省、認定こども園は内閣府とそれぞれの管轄に分かれ
ております。役割目的
が違うため、仕方ないとも理解できます。しかし、縦割行政の弱点として弱い立場の声
が届かないという危険性は十分に考えられます。弱い立場に
ある子どもや保育士
が助けを求めることは簡単なことでは
ありません。助けを求めること
ができないから、事件や事故
が起き
ているのです。行政
が現場からの要請
がないだとか、証拠
がないからという理由で危険を見逃し
てはいけません。父兄から市役所に相談に来る、匿名で電話で相談
がある、そんなときは事態
が深刻で
あるというぐらいの気持ちで取り組んでいただきたいと思っ
ています。 子どもと大人の時間は違います。大人の一月は子どもにとって私たち
が想像し
ている以上に長く感じるものです。子どもや父兄の相談は全て緊急のSOSだと自覚し
てください。子どもを誰一人残さず、健やかな成長を後押しするため、市役所や市議会、そして市民
が連携し、いろんな問題や将来への不安を解決し
ていただきたいと思います。というような内容でございました。永松市長、杵築市のトップで
あります市長
がこういった匿名の方です
が、市民の思い
がございます。何かお答えできるようで
あれば、お願いいたします。
○議長(藤本治郎君) 永松市長。
◎市長(永松悟君) 通園バスに置き去りの件、それから今、静岡等で
あります児童虐待、こういったこと
が、園の職員さんとか
が気がついたとき、そしてそれ
が園の中で、本来園の理事会で
あるとか、評議委員会で、こういったこと
が取り上げられるの
が一番筋
が通ると思うんですけど、それさえできないということで
あれば、その理事会自体
が機能し
ていない、社会福祉法人、それからNPO法人として、機能し
ていないということにもなりますので、そういった情報をいただければ、また行政として当然必要
があれば警察、もし杵築市役所の中でもっといろんなところに相談しなければならないとき、まず児童相談所です。こういったところと、杵築の場合はすぐに連携をし
ているというふうに思っ
ていますので、また直接園の方からそういうお話
があればきちんと対応し
て、子どもさん
が認定こども園で
あろう
が、幼稚園で
あろう
が、保育園で
あろう
が、全て大切な子どもに違いは
ありませんので、対応
が遅れるとその子に与える影響というのは大変なことになりますので、一生懸命頑張っ
てまいりたいと思います。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) 一生懸命本当に頑張っ
ていただきたいのと、先ほどもこの方
がおっしゃるように、園の動きを待つようじゃ遅いというような内容でした。そういったSOS、緊急事態等
が、もし少しでも伺えるようなこと
があれば、率先し
て行政のほう
が聞きにいく、そういった見る聞く動くの体制をしっかりとっ
てほしい。私はそれこそ
が事件は現場で起きるんですよ。会議室で起こるわけじゃないんですよ。どっかのテレビで見たようなことを言いますけど、でも現実にそういったことは現場で起きます。まず現場確認、そして事情聴取。いろんな形をとっ
て、そしてそのトップで
ある力を持っ
て、ちゃんと正しい方向に是正し
ていくこと。これこそ
が私は本来
あるべき姿だというふうに思っ
ておりますので、重ね
てお願い申し上げます。議長、次の質問いっ
ていいですか。 最後の質問4分
ありますので、させ
ていただきます。杵築駅の周辺環境整備について質問を今回作らせ
ていただきました。私も杵築駅を使用させ
ていただくんです
が、若干寂しいなというような感覚を受け
ております。この杵築駅の周辺環境を今後整備する計画
があるのか、まずお伺いします。
○議長(藤本治郎君) 内野
企画財政課長。
◎
企画財政課長(内野剛君) お答えします。 杵築市都市計画マスタープラン及び杵築市立地適正化計画では、JR杵築駅周辺について、中心市街地を補完する都市のサブ拠点として位置づけ、将来的には杵築市の玄関口として整備を推進する方針とし
ております
が、現時点では、具体的な整備計画というのはございません。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) ありがとうございます。立地適正化、マスタープランも結構前々から用意
がされ
ています
が、なかなか進んで
いない。また、先日の工藤議員さん、八坂の駅周辺を整備し
てほしいという、私も随分前にそういった質問をした経緯も
あります。やはり、よくし
ていくためには実行に移し
ていただきたいなというふうに思っ
ております
が、また次の質問に行きます。駅といえば、通常近くにレンタカーやレンタサイクル
がある、通常大体そうなんです
が、杵築駅周辺には、ちゃんとそういったもの
が利用しやすい環境に
あるのかどうかお伺いいたします。
○議長(藤本治郎君) 内野
企画財政課長。
◎
企画財政課長(内野剛君) 確認できた駅周辺のレンタカー会社としましては、市内の民間事業者
が営業をし
ている、レンタカー会社1社ございます。営業時間は7時から19時までとなっ
ております。レンタサイクルにつきまし
ては、一般社団法人杵築市観光協会
が、令和元年度から駅でのレンタサイクル事業を開始し
ています。レンタサイクルを希望する方につきましては、基本的に2日前までに予約をいただくということになっ
ています。当日でもレンタサイクルの空き
があれば利用可能ということでございます。営業時間は9時から16時まで。一般的な自転車の料金としましては、電動アシストつき自転車の場合は1日2,000円。それ以外につきまし
ては1,000円となっ
ております。 杵築ふるさと産業館で乗り捨て可能となっ
ており、その場合は、追加料金としてプラス500円となっ
ております。営業日は休業日なしの毎日営業ということでございます。以上です。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) ありがとうございます。レンタサイクルは2日前から予約しないと使えないということで、しかも、キオスクの中の人
がいないとできないんですか。わかんないんですけど。ただ、いいですか。わかります。
○議長(藤本治郎君) 黒田
商工観光課長。
◆11番(
二宮健太郎君) もう時間もないからいいです。すみません。申し訳ないです。
○議長(藤本治郎君) 二宮議員。
◆11番(
二宮健太郎君) すみません。私はこの問題最後までちょっと行けそうにないんで言います。まず駅
が寂しい。駅の中に何もない。自動販売機もジュースしかない。このような状況を何とか避け
ていただきたい。まずそこを変え
ていただきたいということ。コンビニの自販機も
ありますし、そういった取り組みをし
ていただきたいの
が1点。もう1点は駅の構内、トイレに待合室から行くまでに屋根等
がなく
て濡れます。そういったところを改善し
ていただきたいということ
が、最後の質問です
が時間
が足りません。終わりました。大変お時間いただきました。私の質問を終わりたいと思います。議長ありがとうございました。………………………………
○議長(藤本治郎君) 12番、小野義美議員。(12番 小野義美君質問席に着く)
◆12番(小野義美君) アクリル板
がありますので、マスクは取らせ
て、質問させ
ていただきます。 皆さんおはようございます。議席番号12番、市民クラブの小野義美です。令和4年第4回定例議会一般質問3日間13名の質問者の最後、大トリです。よろしくお願いいたします。 私も議席をいただい
てから全ての議会で一般質問をさせ
ていただい
ております。今回で私の個人議会報告書のほうも第44回を数え
ております。それも当初、いろいろな会合で、小野さん、議員になったら毎回一般質問をし
てくださいと。それも農業問題は必ず入れ
てほしい。私たちの代弁者としての思いをしっかり伝え
て、わかりやすい答弁を引き出すこと
が議員になったらの役目の一つですよというようなことを言われ、私も選挙公約と思い、続け
ているところで
あります。農業の生産現場や部会の会合、または集会等々でたくさんの要望を受け
ています
が、なかなか質問に全て取り上げられません。重要度、優先度を決め
て質問させ
ておるところで
あります。 それから、市民との対話集会でも、必ず皆さんに御報告をしたんです
が、前回の議会だよりより、個別の分に個別名でQRコードをつけ
ております。これ
が、皆さん、あれはよいと、よかったと、今までテレビ等で見
ていてもその場で聞き流すだけでした
が、あれを見ると何回も復習もできるし記録も取れると、あれは大変よかったですねと、今後も続け
てくださいというような、皆さんからの好評の御意見もいただきました。ユーチューブでは3年くらい前から、ずっと全国発信でやっ
て、例えば北海道の姪っ子から連絡
がおいちゃん、見たよというようなことで
あったんです
が、今回は近くでも、高齢の方でも今スマホでぽっとかざせばすぐに出
てくると、それも個人名をぽっとかざすとそれ
が出
てくるということで、大変好評で
ありました。皆さんにお知らせをし
ておきます。 それでは今回も通告に従い、まず農業問題から質問させ
ていただきます。
矢守農林水産課長、毎回私の質問に対して、懇切丁寧な答弁し
ていただきました。誠にありがとうございます。今回も、私を入れ
て8名から9名の議員からの質問を答弁し
ておるわけで
あります。大変御苦労さまでございます。今回、私の質問で今議会の答弁は最後で
あります。どうぞ、懇切丁寧な説明をお願いいたします。いいですか。
○議長(藤本治郎君) はい、どうぞ。
◆12番(小野義美君) それでは通告に従い、農業問題についてまず質問いたします。農業問題の水稲について伺います。 今年より県は水稲の新品種としてなつほのかを認定しました。私も約60アールほど作付けしました。結果として、白未熟米、乳白という現象です
が、白い斑点
が高温障害で出るんです
が、これ
が全然出なかったです。それでまた粒
が大きく
て、小米
が少なかったということで、収量にも影響し
て、大体一反に60キロ、30キロ2袋、1俵ぐらい多く、ヒノヒカリより取れたというような結果で
ありました。そしてまた、味のほうも、皆さん
が冷めた御飯
がおいしいですよと、おにぎりにしたら最高ですねというような評価もいただい
ております。場所にもよるんでしょう
が、そういうことで高評価ということで、こういった県のほうも、統計では、ヒノヒカリ、ひとめぼれに次ぐ第3位のランクに量的になったということで、今1,000ヘクタールは超えましたと。来年は2,000ヘクタール、次の年は3,000ヘクタールを目標にし
て、県も力を入れ
て推進をするということで
ありました。そういう中です
が、台風14号等々の影響も
あったと思います。今年の水稲の作柄をまずお聞かせ願いたいと思います。
○議長(藤本治郎君)
矢守農林水産課長。
◎
農林水産課長(矢守丈俊君) 丁寧な答弁に努めたいと思います。お答えします。 九州農政局
が令和4年11月9日に公表しました10月25日時点の作況指数は、大分県全体では99ということで平年並みとなっ
ております
が、杵築市
が該当します湾岸地域の作況指数は98ということで、9月中旬の台風14号の強風による倒伏やカメムシの吸汁被害など
が影響し、やや不良というふうになっ
ております。 以上でございます。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) 県全体
が99ということで、99まで平年並みということですね、1つ下がればやや不良ということで、ここは98というお答えでした
が、場所によります湾岸、国東等々とも入ります。国東の方
が悪かったので、杵築山香管内は平年作ではなかったかと思っ
ております。皆さんの話を聞くのも平年作でしたよというような話も聞きました。そういうことで、まずまずの出来ではなかったかと思うんです
が、要は、買取価格です。今年のJAの買取価格はどういう状態だったと思いますか、お知らせ願いたいと思います。
○議長(藤本治郎君)
矢守農林水産課長。
◎
農林水産課長(矢守丈俊君) JAの令和4年産普通期米30キロ当たりの概算金単価で
あります
が、1等米の金額のみ申し上げます。コシヒカリ5,610円、つや姫5,610円、ひとめぼれ5,400円、ヒノヒカリ5,400円、なつほのか5,160円、にこまる5,160円、その他4,500円、業務用米
が4,770円となっ
ており、令和3年産普通期米の概算金単価と同程度の金額となっ
ております。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) ありがとうございます。昨年並というようなお答えでした
が、特になつほのか、私は推進をしたいんで、せめてヒノヒカリレベルというような要望もし
ておったんです
が、最終的にヒノヒカリよりか、安かったというようなことで
あります。JAに聞くと、この価格は昨年は一括払いで払ったんです
が、今年度の4年産米については、概算払、仮に払っ
ておきますよと。あと販売努力をし
て最終精算したときに追加払いをしますよというような、逃げ道じゃないんですけど、そういうような話もし
ておりました。そういうことで、しっかりJAにほうにも高く売っ
て、皆さんに追加払い
がたくさんできるように要望し
ております。 それから、こういう状態でお米の価格も上がりません
が、コストのほうは、肥料代から農薬代、相当上がっ
ております。そういうことで、今、大体コストはどれくらいかかっ
ておるのか、お知らせ願いたいと思います。
○議長(藤本治郎君)
矢守農林水産課長。
◎
農林水産課長(矢守丈俊君) 農林水産省の統計によりますと、令和3年産米の資本利子、地代全額算入生産費になりますけども、個別経営で10アール当たり12万8,145円、組織法人経営で9万6,686円となっ
ております。 個別経営の生産経費内訳は、農機具費
が2万4,130円、賃借料
が1万1,407円、肥料費
が9,091円、農業薬剤費
が7,864円、労働費
が3万3,506円、その他経費
が4万2,147円の計12万8,145円となっ
ております。 一方、組織法人経営では、農機具費
が1万7,628円、賃借料
が1万2,887円、肥料費
が8,206円、農業薬剤費
が7,762円、労働費
が2万2,079円、その他経費
が2万8,124円の計9万6,686円で
あります。 10アール当たりの労働時間は、個別経営で22.29時間、組織法人経営では13.87時間となっ
ております。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) ありがとうございます。10アール当たり、個人で経営し
ているところは12万8,000円と、組織で大きく経営し
ているところは9万6,000円かかるということで、その差
が3万円以上に違うということで
あるんです
が、なかなか10アール当たりといっ
ても、私たちはぴんときません。一番ぴんとくるのは、農協の買入れ価格30キロとか、5,400円とかいうような形で、それに対してのコスト
がどれくらいかかるかということで、ちょっと計算したんです
が、これはなかなか収量によって違い
があるんです。1反に通常、昔よくできたときは畝俵といっ
て10俵できた。30キロに対して20袋でき
ていたんです
が、今はなかなかいろいろな経営で手を抜いたり、地力
が落ちたりし
てできません。平均的に共済等に聞いたら今、収量
が7俵から8俵ですよと、7俵ということは14袋ということです。私もそういうことで計算したんで7.5俵15袋で計算したときに、コスト
が8,500円、個人別で経営し
ているときにかかります。それでまた、営農集団とか、そういうような組織で経営し
ているところは6,500円、約2,000円違うということで、これは令和3年度です
が、今年度については、まだ肥料やら
が上がっ
ておるので、まだ高くなっ
ておると思うんです
が、そういう状態で8,500円コスト
がかかっ
て、販売
が今JA
が買い取るの
が5,000円、そこで、幾ら差
があるか、3,000円等の差
があれば、なかなか皆さん
が全てのお米をつくっ
て、経営
が成り立ったけど大変で
あります。そういうことで、いろいろな形でコストの質問をしました。 その中で、次の質問に入るんです
が、先般、新聞紙上でも
ありましたように、そういう肥料等々を使わずに、少なくし
て、そこに有機の堆肥を入れ
て、有機転換をすれば、反当2万円を助成しますよという施策
が打ち出されました。この有機転換推進事業の内容というのをお聞かせください。
○議長(藤本治郎君)
矢守農林水産課長。
◎
農林水産課長(矢守丈俊君) 先週12月2日に成立しました、2022年度第2次補正予算案の中で新設されました有機転換推進事業で
あります
が、新たに有機農業への転換等を実施する農業者に対しまして、10アール当たり最大2万円を助成するもので、慣行栽培だった農地を有機栽培に切り替える、それから遊休地で有機栽培を始めるなど、有機栽培への転換初年度の農地
が対象となります。有機種苗の購入や土づくり、病害虫
が発生しにくい圃場環境の整備といった有機農業の生産を開始するに当たり、必要な経費についての支援となります。 以上で
あります。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) 今、内容をお聞かせいただきました
が、なかなかこれをぽっと聞い
てもぴんとこない。要は、今まで化学肥料を使っ
ておったのを半分は堆肥等で補いなさいというようなことです
が、今、12月ですか、補正で出された案で
ありました
が、これを農業者の皆さんに周知というか、こういう内容ですよ。こういうことをすれば助成の対象になりますよとかいう説明をし
てほしいと思います。そういうことで、周知を推進するにはどういう方法で推進をするように計画し
ておりますか。お願いします。
○議長(藤本治郎君)
矢守農林水産課長。
◎
農林水産課長(矢守丈俊君) 制度の具体的な内容等
がわかり次第、市公式ウェブサイトやケーブルテレビなどを通じて周知を図りたいと思っ
ております。有機農業の推進についてで
あります
が、有機農業とは、有機農業の推進に関する法律において、化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと、並びに遺伝子組換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用い
て行われる農業というふうに定められ
ております。有機農業は、環境に配慮し
て信頼感の高い作物を生産でき、ビジネスの観点でも消費者に強くアピールできるというメリット
があります。一方、認証には厳しい検査
があり、販路の確保も必要となります。 また、現状では栽培技術
が完全に確立され
ておらず、勘と経験に頼る部分
が大きいために、収量や品質を安定させること
が難しいという
デメリットがあり、現状多くの農家は経営的・労力的な面から慣行栽培を続け
ている状況で
あります。現在、世界的な穀物需要の増加やエネルギー価格の上昇に加え、ロシアによるウクライナ侵攻等の影響により、化学肥料原料の国際価格
が大幅に上昇し、肥料価格
が急騰し
ており、農家の経営を圧迫し
ております。このような中、有機農業で
あれば、化学農薬や化学肥料を使わずに環境負荷を低減できることに加え、その購入経費も抑えること
ができます。国は、緑の食糧システム戦略の中で、2040年までに主要な品目について、農業者の多く
が取り組むこと
ができるよう、次世代有機農業に関する技術を確立するとし
ていますので、市としまし
ても、有機栽培に関する新たな栽培技術の情報や施策を注視するともに、遅れることなく対応し
てまいりたいと思います。 以上で
あります。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) ぜひ、JAとタイアップしながら、有機農業転換推進事業にのっとり、生産の周知をし
ていただきたいと思います。幸い、当市には活性化センター
があり、そこの中に優秀な堆肥センター
があります。あの堆肥は大変今、好評で
あるし、生産も滞りなくでき
ております。ぜひ、それを利用しながら、生産をする。そして、また、その製品
が、今、求められ
ておる減農薬等々の製品ということで、たくさんの購買者
がおるわけで
あります
が、価格もそれに転嫁
ができるようになれば幸いだと思っ
ております。よろしくお願いします。 それでは、キュウリの生産についてお伺いを申し上げます。 ここにはキュウリと特定し
ております
が、キュウリだけでは
ありません。いろいろな生産をし
ている組は、コストの高騰で大変生産に苦労し
ております。特に、キュウリ部会の方々からの要望で、大変厳しいというようなことで
あります。何かといえば、コスト
が上がる。そして、また、苗代
が高騰といっ
て、もう生産
が続けられない。もう、部会も解散だというような話も聞い
ております
が、まず、キュウリの生産農家からお聞きしたいと思います。生産農家数はどれくらい
ありますか。
○議長(藤本治郎君)
矢守農林水産課長。
◎
農林水産課長(矢守丈俊君) キュウリの生産農家は、農協共販については山香地域のみの取り扱い
がございまし
て、現在は18戸の農家の方々
が出荷をし
ております。 以上になります。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) 18戸の農家
が、本当にキュウリの生産に頑張っ
てくれ
ておるわけで
あります
が、年々生産量等
が減っ
ている、そういうような事情で減っ
ているということで
あります。販売実績としては、どういうような数字で
ありますか。
○議長(藤本治郎君)
矢守農林水産課長。
◎
農林水産課長(矢守丈俊君) 令和2年から令和4年までの3か年の実績を申し上げます。令和2年は、491トン、2,182万2,793円の売上げでございました。令和3年は、473トン、1,644万2,400円。令和4年度、本年で
ありますけども448トン、1,538万3,440円となっ
ております。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) 言われるとおり、年々減っ
てき
ております。要は、先ほど冒頭ちょっと触れたんです
が、肥料、農薬等
が高くなっ
ておるんです
が、その中で、苗代
が相当に高騰し
ておるということで
あります。苗は業者から取っ
ておるということで
あります
が、部会の皆さんは、いい設備
がある活性化センターで苗を育苗し
てもらえないだろうか。それも価格です
が、そうすることによって輸送コスト等々も安くなるはずで
あるということで、今、活性化センターの現状をぜひ聞い
て苗の栽培をお願いしたいというような意見も
あるんです
が、活性化センターの状況はどうでしょうか。
○議長(藤本治郎君)
矢守農林水産課長。
◎
農林水産課長(矢守丈俊君) 御希望のような苗作りはでき
ていないと思いますけども、現状では、種から仕立てましたセルトレイで成型した苗、セル苗を販売し
ている状況です。以上です。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) セル苗は作っ
ておるということで
あります
が、18戸の農家の年間3回ぐらい栽培、植付けをするわけで
あります
が、その苗、ちょっと大量になります。そこのところも、部会の皆さんと活性化あるいは農林課を上げ
て協議をし
ていただい
て、双方
が利益
が出るような体制
が取れれば、部会の皆さんも少しでもコスト減になるというふうに思っ
ております。そこら辺の支援、御指導もよろしくお願いしたいというふうに思います。よろしくお願いします。 それでは、農業問題最後の質問で
あります。ここ
が一番私も聞きたいところで
あります
が、転作水田の管理についてということで
あります。いわゆる水田活用直接支払交付金というの
が活用され
ております
が、国は、通告書には5月って書い
てあるんですけど、5年です。5年のうちに、一度は水張りをしないと交付金を支払われませんというようなことを打ち出し
ておるんです
が、私も新聞紙上でも見たのです
が、水張りと水稲の作付、ここ辺もまた解釈
が違います
が、その内容についてお知らせ願いたいと思います。
○議長(藤本治郎君)
矢守農林水産課長。
◎
農林水産課長(矢守丈俊君) まず、水田活用の直接支払交付金について御説明申し上げます。 水田活用の直接支払交付金は、水田で麦、大豆、飼料用米、飼料作物等を生産する農業者に対して、交付金を直接交付することにより、水田のフル活用を推進し、食料自給率、自給力の向上を図る国の事業で
あります。杵築市においても、多くの農家
がこの事業を活用し
ており、杵築市の水田農業を支える事業の一つとなっ
ています。昨年12月、国はこの水田活用の直接支払交付金について、現場の課題を検証しつつ、令和4年度以降、5年間で水張り
が行われ
ていない農地については、その翌年度以降、交付対象水田から除く方針を示しました。つまり、令和4年度から令和8年度の5年間に一度も水稲の作付
が行われなかった水田については、令和9年度から水田活用の直接支払交付金の対象から外すという方針で
あります。この方針は、麦や大豆、飼料作物等の転換作物の生産
が定着した農地については、畑地化を促し、水田機能を維持しつつ、転換作物を生産する農地については、水稲と転換作物とのブロックローテンションによる地力の回復と収益性の向上を促すことを目的として示されました。 杵築市においては、麦や大豆、飼料作物等の転換作物を作付し
ている農地も多く、水田活用の直接支払交付金の交付対象から外れることとなれば、市内水田農業に対する影響は非常に大きいと考え
ております。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) 国は、水稲と転換作物とのブロックローテーションをしなさいということで、当初は水田機能を維持しながらの転作というようなことで
ありました
が、今まで何十年もそういうことは打ち出し
ておりません。そこに5年に1回水を張れ、水稲を作付しなさいというようなことは打ち出し
ていないし、私たち農家も水田に帰れるように、畦、畦畔をきちっと維持しながら、年間2回以上草刈りをし、年1回以上は起こし
て、そこに自己保全、あるいはそこにいろいろな作物を栽培するというようなことです。今さらこういうことを打ち出され
ても、そこに通す水路も老朽化し
て水も通りません。そしてまた、畑地化になっ
ておるので、耕地等も水平
が出
ておりません。そういうことで、今これを打ち出され
てこれを実行されると、そこにはもう諦めの感
が出
てき
て、耕作放棄地
がまた増えるというようなことで
あります。そういうようなことで、この問題は、各農業団体、農業者も本当に国に対して意見等々も出そうというよう機運
が広がっ
ております
が、市としての対策はどう考え
ておりますか。
○議長(藤本治郎君)
矢守農林水産課長。
◎
農林水産課長(矢守丈俊君) 方針は示され
ております
が、細かな要件等は現状示され
ていないところで
あります。方針内に、現場の課題を検証しつつとあるように、現在は、国
がこの方針に対する課題を抽出し、検証し
ている段階で
あります。この方針には、全国的にも不安の声
が上がっ
てき
ており、杵築市においても県内他市とともに、大分県市長会を通して、国に意見書を提出し
ております。その内容は、1、水田活用の直接支払交付金の詳細なルールの設定に当たっては、生産現場の意見にも配慮し、十分かつ慎重な検討を行った上で、国から農業者に丁寧な説明を行うこと。 2、制度の見直しによる農業者への影響を緩和するために、5年間で一律に対象から排除することはせず、十分な経過措置の期間を設けること。3、耕作放棄地の増加や離農を防ぐために、畑地化を進めた農地や農業者に対し、新たな経営支援策を講じるよう検討すること。となっ
ております。 今後も国の動向を注視しながら、情報収集するとともに、しかるべき対応や丁寧な説明をし
てまいりたいと考え
ております。 以上で
あります。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) ありがとうございます。市・県等もそういうようなことで、市長会等も頑張っ
て、今、意見書を出し
ていただい
ているということで
あります。 農家あるいは農業団体、あるいは各組織
が声を挙げ
て国にこの声を届けさせ
て、この施策は撤回をさせるというようなことで、今後も私たちも注視をしながら、運動をしながらやっ
ていきたいというふうに思っ
ております。ありがとうございました。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) それでは、次の大きい項目について質問させ
ていただきます。 広報等の回覧についてを質問いたします。 広報等の配布については、時々市民の皆さんから、「この文書はあなたたちは議会でいろいろ話もしたり質問もしよるけど
が、議会報とか市報とかは私は1回も見たことはないんじゃ
が、これどげしよるんかい」というようなことで、「どげし
て私たちに見するんか」というような話もよく聞きます。 「区長さん
が持っ
てこんかい、班長さん
が持っ
てこんかい」と言ったら、「いえ、それはあんた事情
があって入ってないんだ、区も班も」というようなことで
あります
が、そういうような話の中から、今回、この皆さんの話を聞きながらこの質問をさせ
ていただきました。 まず、広報きつき等の配布状況をお知らせ願います。
○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。
◎総務課長(佐藤剛君) 広報きつきを初めとする、市から市民へのお知らせ手段は、区長さんを通じた配布
が主な手段となっ
ております。 直近11月の配布戸数は1万1,034戸となっ
ております。10月末の人口動態調査による世帯数は1万3,306世帯となっ
ております。単純に世帯配付率を計算しますと82.9%ということになります
が、人口動態調査による世帯数には世帯分離をし
ている世帯
が含まれるため、世帯配付率はもう少し上がるというふうに推測
がされます。 また、全戸配布に加え
て、班回覧文書も市内1,300班に区長を通じてお願いをし
ているところでございます。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) ありがとうございます。今の説明では、世帯数
が1万3,300
ある中で1万1,000配布し
ておるということで、その差
が2,330世帯は、直接配布はでき
ていないというような答弁で
ありました。そういうことで先ほどちょっと話したんです
が、事情
があり区から出た
が、私は市民税、住民税はきちっと払っ
ていますよと、私のほうに届ける義務はないんですかというようなことで、区外世帯への配布は今どういうような状態になっ
ておりますか。
○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。
◎総務課長(佐藤剛君) 市外の方
が定期講読をし
ていただい
ている方は
あります。個別送付をするケースと、また、わざわざ庁舎まで取りに来
ていただく方もおられます。 また、市内の商業施設に設置し
ているスタンドによる配布
が、区長便以外の配布となっ
ております。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) 今、課長
が言われた定期講読は個別送付をし
ているケースも
あるということです
が、それ以外は庁舎とか、スタンドとかいろいろな商業施設とかに取りに行けば見れるということで
あります。そういうことで、皆さん
が見
ていないということは取りにも行っ
てないし、個別の送付も受け
ていないということで
あります。 全戸にこれを配布するというのはいろいろな問題というか、そこにはあれ
が発生するのではなかろうかと思います。区長さん
が配布するのにし
ても、やはり区に入っ
ていない方にちょっと配布はできないというようなことも出るんです
が、これをどういう方法か検討等はしたこと
があるんですか。個別送付には郵料
がかかっ
ているんですか。ちょっと質問外です
が、総務課長、送付は。
○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。
◎総務課長(佐藤剛君) 市外の定期講読者には送料を負担し
ていただい
ております。多くの定期購読をいただい
ております。区長さんには、例えば行政区に入っ
ておられない方でも配布をし
ていただける対応を取っ
ていただく場合は、以前、区長報酬、今は委託料と申します
が、委託料の対象とさせ
ていただい
ているということで、区外の方にどれくらい配られ
ているかというのは、ちょっと把握はでき
ておりません
が、実質配っ
ていただければ、市のほうで手当てを出しますというふうな対応はさせ
ていただい
ております。 ただし、行政区の維持という非常に大きな問題
がございますので、まず、区長さんの意向を十分に、区長を通じた配布
が基本ということにさせ
ていただい
ております。ケース・バイ・ケースということになろうかと思います
が、真にやむを得ない事由
がある場合には、御相談に乗っ
ていきたいというふうに考え
ております。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) 今の現状では、2,300以上の方
が市報、議会報あるいは公文書等
が見れ
ていないというような状態で
あります。そういうことで今、課長
が言われたように、区長さんの理解も求めながら、そしてまた、希望者はそういうような形で区長さんとの話、それと、また通りに地区のコミュニティセンター、公民館等に寄っ
て持っ
ていくとかいうような形で、ぜひ市の一番大事な情報
が、杵築の市報あるいは議会報には載っ
ておりますので、ぜひそういうところで、市の情報もそこから入手し
ていただきたいというふうに思います。 続い
て、また次は、市長の定期記者会見の班回覧ということで、ちょっとこれは回覧の部で
あります
が、これはどういう状態で
あるのかお知らせ願いたいと思います。
○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。
◎総務課長(佐藤剛君) 毎月、下旬に実施し
ております市長の定例記者会見の発表内容を、毎月1日の区長便にて班回覧をし
ている状況で
あります。 区長さん向けにつきまし
ては、記者会見の冊子そのものを配布をし
ております。班回覧には、会見内容の概略版の回覧をお願いし
ているという状況でございます。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) この班回覧
が、これ
がまた問題なんです。
ある班のところは班長さん
が回覧
が来たでえ、見るかいって、いえ見らんと、そんなら次行きますというようなことで行く方も
あるし、回覧ですので
ある戸に置けば見たら、その次にまた渡すというの
が本当は回覧の趣旨で
あります
が、なかなかそこ
ができ
てなく
て、班回覧もいいでというようなことで、それもちょっと見られないというようなこと
があります。 市長の記者会見の回覧は、できれば班回覧でパッと見
て次に渡す。「あらなんちぃ書いちょったかのう」と、またもう一回とかいうのはできんわけで
あります、回覧ですので。できればこれはペーパー保存
が一番望ましいんです。そうすることによって読み返しもできるし、貴重なところは何かいろいろなことで聞き取りもできるので
あります
が、全戸配布というような対応は、私はできないものかというふうに思っ
ております
が、そこのところはどうですか、課長。
○議長(藤本治郎君) 佐藤総務課長。
◎総務課長(佐藤剛君) 市長記者会見の要旨を市民に広く知っ
ていただくことは重要なことだと思っ
ております。しかしながら、全戸配布となりますと、区長の負担
が大きくなります。 それを回避するために、広報きつきへの掲載、もしくは広報きつきへの折り込みという手段も
あろうかと思います
が、現状の作業工程ではちょっと日程的に厳しいと。配布を1月遅らせればちょっとタイムリー感
が失われるなどという問題
がございます。 このような課題を解決可能かどうかと併せ
てケーブルテレビでの周知の方法を検討したいと思います
が、冒頭、小野議員さん
がQRコードという御発言をされました。昨日、真鍋議員の質問で電子自治体DX等を進めますという発言も、私もさせ
ていただい
ております。 全ての情報は、実は公式ウェブサイトには載せ
ておるんです
が、なかなかそこにアクセスをし
ていただけないということもございますので、また、このQRコードの手法なども併せ
て検討し
てまいりたいと思います。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) ありがとうございます。本当に今、いい提案をいただきました。QRコードに関心の
ある方は、QRコードをかざせば、今ほとんどの方
がスマホで高齢の方も詳しく
てやるんです
が、それとかタイムリー感
が失われると広報きつきの中に折り込めばということで、それを今度は記者会見のほうをちょっと二、三日ずらすとか、間に合う程度にするとか、ペーパーを折り込むとかいうような形もとれると思うんです
が、先ほど言われたように課題の解決に向け
て検討をするということで
あります。どうぞ、よい方向に向かうようによろしくお願いします。 それでは、最後の質問に入らせ
ていただきたいと思います。 この質問は名称
が長いんです
が、電気・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金というような名目で11月の第2回臨時議会で補正を組んで計上し
ております。約2億6,000万円、1戸当たり5万円の支給決定をした給付金で
あります
が、その内容についてお知らせを願いたいと思います。
○議長(藤本治郎君) 秋吉
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(秋吉知子君) お答えします。 電気・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金は令和4年9月9日に政府で開催された物価・賃金・生活総合対策本部において、電気・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響
が大きい低所得世帯に対し、1世帯当たり5万円を給付するものです。 対象者につきまし
ては、基準日で
ある令和4年9月30日時点の住民基本台帳により、世帯単位で課税状況を判定し、世帯全員
が令和4年度分の住民税均等割
が非課税の世帯
が対象となります。 なお、世帯の中に一人でも住民税均等割
が課税で
ある方
がいる場合は対象外となります。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) 対象世帯は非課税の世帯で
あるというように
あるんです
が、その非課税世帯は総世帯に対してどれぐらいの戸数
がありますか。
○議長(藤本治郎君) 秋吉
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(秋吉知子君) 給付金の基準日
が令和4年9月30日ですので、基準日現在の人口動態調査による世帯数
が1万3,312世帯です。そのうち非課税世帯は4,741世帯となっ
ています。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) 非課税世帯は4,741世帯ということで
あります
が、世帯の中でも、世帯分離等々で一世帯の中にも分かれ
て2つ、それから2世帯、3世帯とで分かれ
ておるんです
が、仮にその世帯
が分かれ
ておったきにもその世帯は対象になりますか、対象になる世帯とならない世帯と
があるかと思うんです
が。
○議長(藤本治郎君) 秋吉
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(秋吉知子君) 世帯分離を行っ
ている世帯につきまし
ては、分離を行っ
ている世帯それぞれ
が一世帯とみなしますので、基準日にその世帯
が非課税世帯で
あれば支給の対象となります。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) 分離され
てもその世帯
が非課税で
あれば全ての世帯
が対象になると。1世帯
が非課税でなく
ても、なる世帯
があればというようなことで
ありますね。 それから、生活保護世帯についてはどういう判断をし
ているんですか。また、対象数
が生活保護の対象世帯はどれぐらい
ありますか。
○議長(藤本治郎君) 秋吉
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(秋吉知子君) 生活保護世帯につきまし
ては、令和4年9月30日現在、346世帯です。生活保護世帯も地方税法により、住民税非課税世帯で
あることから、支給の対象となります。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) 生活保護世帯も住民税非課税世帯で
あるので、今回の対象には346世帯の皆さんは対象になるということですね、ありがとうございます。 それから、もう一つ、この対象の世帯
があると聞い
ておるんです
が、それは家計
が急変した世帯というようなことです
が、その家計急変世帯というのは、どういうような選定をし
て、どういうような世帯を言うんですか。
○議長(藤本治郎君) 秋吉
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(秋吉知子君) 先ほど説明しました非課税世帯以外に給付金
が支給される世帯には、家計急変世帯
があります。 家計急変世帯は、これまで一定の収入
があり住民税
が課税され
ている世帯で
あっても、予期せず家計
が急変し、直近の収入減少により、住民税均等割
が非課税相当とみなされる場合には支給されます。 その際、令和4年1月から令和4年12月までの任意の1か月の収入、または年間所得見込み
が非課税相当で
ある証明
が必要となります。この判定は、申請時点での世帯全員の収入の証明に基づい
て行われます。 予期せず家計
が急変したことには、定年退職による収入の減少や年金
が支給されない月等収入
がないこと
があらかじめ明らかで
あるものは該当せず、任意の1か月として申請することはできません。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) ここ
が大事なところです。皆さんは、私は住民税はもう僅かの差で住民税を払いよるんだというけど、実質、非課税の世帯よか生活は厳しいんですというような話も聞きます。どうかそこの説明あるいは申請のときに、不満
が起きないように、また担当課窓口等については、十分そういうような皆さんには説明をし
ていただきたいというふうに思います。 この家計急変世帯も相当
あると思うんです
が、市としてはどれぐらいの世帯、また予算計上し
ておるんですか。
○議長(藤本治郎君) 秋吉
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(秋吉知子君) 家計急変世帯につきまし
ては、50世帯を想定し、予算計上を行っ
ております。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) 約50世帯ということで、これはまた実情に応じ
て変更はできると思います。 最後の質問です
が、まだ
あります
が、支給方法についてお知らせを願いたいと思います。
○議長(藤本治郎君) 秋吉
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(秋吉知子君) 本給付金の支給につきまし
ては、市民からの申請を待たずに、市において給付対象となる世帯を抽出し、できるだけ簡便な手続きで迅速に支給できるプッシュ型の給付と、世帯主の申請による給付の2通り
があります。 住民基本台帳に基づく課税状況の判定で、非課税世帯とされた世帯には市から世帯主宛に確認書を送付します。御本人で確認書の内容を確認いただき、内容に間違い
がなければ同封し
ています返信用封筒にて返送し
ていただければ、支給の手続き
が終わり、指定の口座に振り込みます。 家計急変世帯については、支給のための申請
が必要です。窓口は本庁舎では市民生活課、山香庁舎では福祉事務所、大田庁舎では大田振興課にて申請受付を行っ
ていますので、申請し
ていただき、審査
が通りましたら住民税非課税世帯と同様に御指定の口座に振込を行います。 また、税務申告
がされ
ていない場合は、非課税世帯の確認
ができませんので、所得の申告を行った上で非課税世帯と確認されましたら窓口にて申請をお願いします。 なお、令和4年1月2日以降に杵築市へ転入された方は、非課税世帯の確認
が行えませんので、窓口にて相談し、申請をお願いします。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) 非課税世帯の方は、もうプッシュ型で市から世帯主宛に確認書
が行ったら、それをまた返送すればもう自動的に口座に振り込んでくれるということです
が、家計急変世帯については、先ほども言ったように、世帯主の申告
が必要で
あるということで
あります。そこ辺も心当たりとか自分にいろいろなこと
がある場合は、まず窓口で相談をし
ていただくというの
が一番いいかと思います。よろしくお願いします。 最後の質問です
が、支給時期についてお知らせ願いたいと思います。
○議長(藤本治郎君) 秋吉
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(秋吉知子君) 支給時期につきまし
ては、住民税非課税世帯、家計急変世帯共に、市で受付した後、1週間から2週間をめどに指定された口座への振込を行いたいと考え
ています。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) その支給時期です
が、今現在の状況をお聞かせ願いたいと思います。年内に支給
ができるんですか。
○議長(藤本治郎君) 秋吉
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(秋吉知子君) 現在、返送された確認書に記入漏れ
がないかチェックし、支給の準備を行っ
ています。 支給日につきまし
ては、初回の振込支給日は12月13日を予定し
ています。申請の受付期間は、令和5年1月31日までとなっ
ています。 現在、ピンク色の価格高騰緊急支援給付金の封筒
が届い
ている世帯につきまし
ては、早めに確認書の返送をお願いいたします。 また、家計急変世帯につきまし
ても、受付期間
が令和5年1月31日までとなっ
ていますので、早めの申請をお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 小野議員。
◆12番(小野義美君) ありがとうございます。早く確認書を返送すれば年内にはもうそのお金は入るというようなことで
あります。ぜひ皆さんも早めに申請あるいは確認書の返送をし
ていただきたいというふうに思います。 これにて、私の一般質問を終わらせ
ていただきます。皆さん、今年もあと僅かで
あります。年末につけ
て、何かと御多忙なところ
が多くなろうかというふうに思います
が、コロナの感染等健康には十分注意をされ、輝かしい新年を迎えられますよう御祈念を申し上げます。ありがとうございました。
○議長(藤本治郎君) 以上で、発言通告の
ありました一般質問は終わりました。 これにて一般質問を終結いたします。────────────
△日程第2議案第89号~議案第96号・議案第100号~議案第109号 ────────────
○議長(藤本治郎君) 日程第2、議案第89号から議案第96号まで及び議案第100号から議案第109号については一括議題といたします。 これより議案の質疑に入ります。質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤本治郎君) 質疑もないようですので、質疑を終結し、委員会付託を行います。 議案第89号から議案第96号まで及び議案第100号から議案第109号については、お手元に配付し
てあります付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託いたします。────────────
△日程第3請願・陳情 ────────────
○議長(藤本治郎君) 日程第3、請願・陳情を議題といたします。 お手元に配付の請願・陳情の文書表のとおり所管の常任委員会に付託したいと思います
が、これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤本治郎君) 御異議なしと認めます。 よって、請願・陳情文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。────────────
○議長(藤本治郎君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。お疲れさまでした。────────────午前11時55分散会────────────...