令和 4年 12月 定例会(第4回) 令和4年第4回
豊後大野市議会定例会会議録議事日程(第4号) 令和4年12月9日(金曜日)午前10時開議日程第1 一般質問 穴見眞児君 吉藤里美君 川野優治君
---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1.議事日程に同じ
---------------------------------------出席議員(16名) 1番 川野辰徳君 2番 工藤秀典君 3番 高野辰代君 4番 佐藤昭生君 6番 原田健蔵君 8番 嶺 英治君 9番 吉藤里美君 10番 穴見眞児君 11番 川野優治君 12番 赤峰映洋君 13番 沓掛義範君 14番 佐藤辰己君 15番 小野順一君 16番 首藤正光君 17番 田嶋栄一君 18番
衞藤竜哉君欠席議員(2名) 5番 春野慶司君 7番 後藤雅克君
---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長 川野文敏君 副市長 清水 豊君
総務企画統括 教育長 下田 博君 玉ノ井浩司君 理事 総務課長 小野律雄君 財政課長 平山元彦君 まちづくり 税務課長 河面邦弘君 河室晃明君 推進課長
生活福祉統括 伊東一也君 市民生活課長 羽田野宏章君 理事 人権・部落
環境衛生課長 麻生正文君 差別解消推進 志賀由紀美君 課長 子育て支援
社会福祉課長 佐藤 浩君 安東礼子君 課長 高齢者福祉 産業建設統括 高畑悦信君 佐藤勝美君 課長 理事
農業振興課長 森下志郎君 農林整備課長 関屋 隆君 商工観光課長 安藤久美子君 建設課長 後藤泰二君 上下水道課長 足立宏幸君 教育次長 後藤樹代文君
学校教育課長 中城美加君
社会教育課長 岡部 司君 豊後大野市民 監査事務局長 内田健児君 兼選挙管理委 金山英三君 病院事務長
員会事務局長 農業委員会 会計管理者 佐藤一郎君 足立 崇君 事務局長 消防長 甲斐慎治君
---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長 後藤文生 主幹 後藤泰幸 主幹 毛利篤史 副主幹 佐々木恭徳 開議 午前10時00分
△開議の宣告
○議長(衞藤竜哉君) ただいまの出席議員は16名で
あります。 5番、春野慶司君、7番、後藤雅克君から欠席の届出
があります。 直ちに本日の会議を開きます。
---------------------------------------
△議事日程の報告
○議長(衞藤竜哉君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりで
あります。
---------------------------------------
△一般質問
○議長(衞藤竜哉君) 日程第1、一般質問を行います。 一般質問の質問時間は答弁を含め
て60分以内で
あります。公平を期すため時間に達した時点で終了させ
ていただきますので、時間配分には特にご留意の上、時間内に終了するようお願いします。 なお、一問一答方式で行いますので、質問は、通告による質問の趣旨の範囲を超えることのないよう、また、答弁については、簡潔明瞭にお願いします。 それでは、あらかじめ通告の
ありました質問事項について順次、質問を許します。
---------------------------------------
△穴見眞児君
○議長(衞藤竜哉君) 10番、穴見眞児君。 1、地域の環境問題についての質問を許します。 穴見眞児君。 〔10番 穴見眞児君
質問者席登壇〕
◆10番(穴見眞児君) ただいま議長より許可をいただきましたので、質問をいたします。 まず、地域の環境問題につい
てで
あります。 清川町の宇田枝地区に
ある養豚業者
が規模拡大をしまし
て操業を始めました。もう1年数か月、そろそろ2年
がたとうというふうなところでございます。現在も最大6,500頭を肥育し
ている状況に
あります。これに伴っ
て、臭いについても今なお地域から心配する声
が上がっ
ております。昨年の12月にも一般質問をさせ
ていただきました。状況にこれといった変化もない中での再度の一般質問ということになります。そこで、1年たちましたけれども、市の考えを伺います。 最初に、市はこれまでどのような対応をし
てきたのか伺います。 2番目に、今後の対応について考えを伺います。 3番目に、現在、市
が抱える悪臭問題について、現状とその対策について伺います。 よろしくお願いします。
○議長(衞藤竜哉君) 1、地域の環境問題については、
環境衛生課長より答弁
があります。
麻生環境衛生課長。 〔
環境衛生課長 麻生正文君登壇〕
◎
環境衛生課長(麻生正文君) 地域の環境問題についてのご質問に一括し
てお答えします。 まず、昨年の第4回定例会で議員からご質問をいただいた以降の対応についてでございます。 養豚事業者から清川町三玉区に提出された臭気対策の状況について、農場への現地調査を3月14日に実施しました。対策の一つで
ある植栽は令和3年度分
が完了し
ており、豚舎周りの4か所に消臭剤を散布する装置
が稼働し
ていることを確認しました。豚舎内のミストによる脱臭についても、水の代わりに消臭剤を混ぜる対策を確認し
ております。また、清川支所で実施し
ている週2回程度の臭気調査結果及び市へ相談の
あった
臭気発生地域と時期について、養豚事業者と情報交換を行ったところで
あります。なお、清川支所の臭気調査は令和3年10月から開始し
ており、令和3年度47回、令和4年度11月末現在62回実施し
ております。 市としましては、本年5月27日に開催された三玉区と養豚事業者との協議に参加し、臭気対策の状況等について意見交換を行いました。また、協議後半年
が経過したことから、10月13日に農場の現地調査を行い、臭気対策及び苦情等の状況についての確認を行っ
てきたところでございます。 今後も臭気調査を継続し、新たな消臭技術等の情報
があれば、養豚事業者へ情報提供を行っ
てまいります。清川町三玉区において、本年度も
アンケート調査を実施されたとお聞きし
ていますので、その結果を踏まえ、三玉区と養豚事業者との協議への参加や現地調査を行っ
てまいります。 最後に、市内の現状につい
てでございます。 三重町三重原区の悪臭問題につきまし
ては、当該地区の養豚事業者の廃業表明後も、毎月の飼養頭数の推移の確認等、及び三重原区との情報交換を継続し
て行っ
ているところでございます。 〔
環境衛生課長 麻生正文君降壇〕
○議長(衞藤竜哉君) 穴見眞児君、再質問
ありますか。 穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) 答弁をいただきました。 答弁の中に、清川支所
が実施し
ている臭気調査の結果と市への相談ということで答弁をいただきました。令和3年度に47回、令和4年度11月末現在で62回実施され
ているということで
ありますけれども、実施した結果と併せ
て、ほかの地区からも相談
があったのかどうか。ここでは三玉区ということで答弁され
ているんですけれども、広く、臭いそのものは、ほかの地区の方からも臭い
があるということで相談を受けることも
あります。その辺について、その他の地区からも相談
があったのかどうか伺います。
○議長(衞藤竜哉君)
麻生環境衛生課長。
◎
環境衛生課長(麻生正文君) 清川支所の臭気調査については、週2回程度、曜日と時間は任意となります
が、午前中に農場周辺の16ポイントを臭気レベルで5段階に分け、職員
が感じた結果で調査し
ております。 傾向としましては、
農場入り口付近がよく臭いを感じられ
ております。また、季節や天候による違い
があります。 市への相談につきまし
ては、農場周辺だけでなく、
清川総合グラウンドが雨上がりや曇りの後の夜間、特に午後7時から9時の二、三時間程度で月に四、五回程度、臭い
が感じられることや、季節
が冬になり、風向きの影響と思われるんです
が、三重町の久原区方面で臭い
が感じられること、また、出荷のトラックの影響による臭気の発生などです。 養豚事業者へは、どういう傾向に
あるのかを知っ
てもらうことにより、その後の臭気対策や改善
ができ
ているのかの検証へつなげ
てもらうため、情報を提供し
ているところです。
○議長(衞藤竜哉君) 穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) 広く、やっぱり風向きとか天候の状況、それはもうよく分かります。ただ、臭い
があるということは、本当に皆さんに知っ
ておい
ていただきたいなという気持ちも
ありますし、結構、今、地域おこしとかのイベントもたくさん行われるような状況に
あります。先日も牧口駅の開業100周年ということでイベント
が行われましたけれども、そのときにも少し臭い
があるなという状況で
ありました。 そのような状況で、三玉地区でアンケート
が毎年実施され
ております。少し紹介したいと思います。年に2回ほど、区のほうでアンケートを自治委員の方
が行っ
てくれ
ております。令和3年と令和4年度の臭気に関するアンケートの比較の結果ということで、まとめ
てくれ
ております。 比較をした結果については、臭気を感じることは令和3年度と比較し
てもさほど変化はない。臭気を感じる頻度については、毎日から週に数回と変化をし
ているということで、ミストで
あるとか業者の方の努力も少しは結果として表れ
ているなという感じもいたします。また、臭気を感じる時間帯については、早朝に多くの区民
が感じ
ているということで
あります。そして、臭気を感じる場所については、若干ながら建屋内よりも外、家の敷地内で感じるということになっ
ております。臭気の強度、また不快感については、若干緩和され
ているということもまとめられ
ております。 結論として、臭気対策で事業者の対応策
が今回は少し出
ているように考えられると。しかし、臭気強度を見
ても、さらに対応策を強化し
てもらう必要
があるということで、結論というか、途中経過ということで、こういうアンケートの結果
が出
ております。 このアンケートの結果は、担当課にも渡っ
ていると聞い
ております。このアンケートを踏まえ
て、担当課としてどのような今後対策を取っ
ていただけるのか。分析をされるとは思うんですけれども、それ辺についてどう考えるか、お伺いいたします。
○議長(衞藤竜哉君)
麻生環境衛生課長。
◎
環境衛生課長(麻生正文君) 環境衛生課にも三玉区の自治委員よりアンケート結果について提供を受け
ております。三玉区のほうでアンケート結果の昨年との比較をされ
ておりますので、市のほうも、まだ頂いたばかりですので、中身を詳しい分析をさせ
ていただきたいと思います。今後もその結果を見
て分析し
ていきたいと思っ
ております。
○議長(衞藤竜哉君) 穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) ぜひ、せっかく区民の方
が、区のほうでもこういう調査をやっ
ておりますし、業者の方ともお話をしたり、そういう機会も設け
て一生懸命やっ
ております。決して極端な話になるわけでも
ありませんし、会話の場を持とうということで、区のほうも一生懸命やっ
ております。それ
がないと先に進まないということで、皆さん頑張っ
ておりますので、行政のほうもそういうところを酌んでいただい
て、手を差し伸べ
ていただいけるところは手を差し伸べ
ていただきたいなと思っ
ております。 続い
て、昨年の12月議会において、農業振興課に、
クラスター事業を活用する事業を起こす場合に悪臭等について協議会としての対応
が必要ではないかというような質問をしました。 そのときに、検討し
ていくというような答弁をいただいたと思うんですけれども、あれから1年たちました。協議会
が開催されたかどうかも聞い
ておりませんけれども、1年たっ
て、そのあたりの動き
があったのかどうか、お伺いいたします。
○議長(衞藤竜哉君)
森下農業振興課長。
◎
農業振興課長(森下志郎君) まず、昨年12月議会での答弁の要旨でございます。国の
クラスター事業に取り組む条件として、地域で
クラスター協議会を設置し、そこで
クラスター計画を策定すること
が必要で
ある。また、該当の協議会につきまし
ては、おおいた
豊後ポークブランド確立クラスター協議会で
あること。そして、構成員の中には本市
が含まれ
ているということを説明させ
ていただいたところで
あります。その上で、協議会の目的そのものは畜産の収益力向上に向けたところでございます
が、臭気対策に特化した事業の創設ですとか、事業を完了した後も地域の皆様から理解をいただけるような条件の付与をはじめ、畜産振興と環境対策
が両立できるような制度への改正につきまし
て、畜産関係者
が一堂に会するこの
クラスター協議会の中で発言をし
ていきたいと答弁させ
ていただいたところでございます。 その後、この協議会の総会につきまし
ては、令和2年3月以降、開催され
ていない状況でございます。され
ていない理由につきまし
ては、
新型コロナウイルス感染拡大防止が理由で
あるとのことで
あります。よって、開催された場合につきまし
ては、昨年の答弁のとおり発言をし
ていきたいと考え
ております。
○議長(衞藤竜哉君) 穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) その後、開催され
ていないということで
ありますけれども、引き続き、そういう機会
がありましたら訴え
ていっ
ていただきたいなと思っ
ております。 先日、
家畜保健衛生所の方とお話をすること
がありました。
家畜保健衛生所の方も心配になっ
て現場に行ったこと
があるということで
あります。そのときの状況を少しお話しし
ていただきました。増築をする前には目の前に杉林
があったということで、増築
が終わっ
て行っ
てみたら、もうその杉林
が全然なく
て、後ろも前も風の通り抜け
が容易にできるような状況に
あったので、びっくりしたというようなことで
あります。そういう家畜で
あるとか臭いの問題については、自然の力
がどうしても必要で
ある。残念ですねというようなことで
ありましたし、業者の方も植林等やっ
ていただい
てはおるんですけれども、今植えたからといっ
て10年、20年先、効果
があるとすれば、もうそこら辺でしか効果
が出
てこないわけで
あります。ですから、行政としても、いろんなお話の中で苦慮することは
あると思うんですけれども、その辺のことも含め
て、いろいろ事業
が起こるときには、そういうところも注意し
ていただい
て、関心を持っ
ていっ
ていただきたいなと思っ
ております。 いずれにし
ても、地区、そして業者の方と、いつも対話
ができる状況には
あります。ですから、先ほども申し上げましたけれども、その辺のことについて、行政もお手伝いいただけるところは、今までもずっとお手伝いもし
ていただい
ております。会議を持つときには、来
ていただい
て、中に入っ
ていただい
ておりますし、いつ終わるか分かりません。もうずっとつい
て回る話題だと思います。引き続き、お手伝いをし
ていただければなと思っ
ておりますので、よろしくお願いします。 以上で、この項の質問を終わります。
○議長(衞藤竜哉君) 次に、2、防災対策についての質問を許します。 穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) 続い
て、2項目めの防災対策について質問をいたします。 近年、日本各地で甚大な災害
が多く発生し
ております。本市でも
地域防災計画が策定され、防災訓練、防災教育等
が計画され
ております。そこで、本市の取組などについてお伺いいたします。 まず、本市
が行っ
てきた防災訓練の実施状況についてお伺いいたします。 2番目に、防災計画では、
ボランティア団体などとの連携
がうたわれ
ております。その状況をお伺いいたします。 最後に、本年9月に台風14号
が接近しました。市内全域に避難指示
が出されたわけなんですけれども、避難の状況、また開設された避難所の状況等についてお伺いいたします。
○議長(衞藤竜哉君) 2、防災対策については、
総務企画統括理事より答弁
があります。
玉ノ井総務企画統括理事。 〔
総務企画統括理事 玉ノ井浩司君登壇〕
◎
総務企画統括理事(玉ノ井浩司君) それでは、防災対策についてのご質問にお答えいたします。 まず、本市
が行っ
てきた防災訓練の実施状況につい
てでございます。 平成30年度の
県総合防災訓練を契機に実施し
ている町単位での防災訓練につきまし
ては、令和元年度は大野町と千歳町、令和2年度には清川町と緒方町で開催しました。令和3年度は朝地町と犬飼町で開催する予定でした
が、新型コロナウイルス感染症の影響で開催
ができず、本年度についても同規模での防災訓練の開催は難しい状況です
が、来年度につきまし
ては支所を中心に各町の自治会、防災士会の協力により実施する予定でございます。 なお、自治会や
地域振興協議会単位で組織され
ている自主防災組織での防災訓練につきまし
ても、コロナの影響で訓練回数
が減少傾向となっ
ておりました
が、市の
防災アドバイザーに要請の
あった訓練は、令和2年度
が22回、令和3年度
が23回、今年度は11月末現在で40回となっ
ており、防災訓練も
ウィズコロナの取組にシフトし
ていると思われます。 防災訓練は、
防災意識高揚に直接影響を与えます。今後は、
ウィズコロナ、
アフターコロナの状況を踏まえ、市全体の防災訓練はもとより、
自主防災組織での訓練実施の推進や訓練への助言及び支援に力を入れ
てまいります。 次に、
ボランティア団体などとの連携とその状況につい
てでございます。 大規模災害発生後は、被災状況により、市内外から多くの
ボランティアを受け入れる体制
が求められます。
市地域防災計画では、災害時に
ボランティアの善意を効果的に生かせるよう、市と
市社会福祉協議会が連携し
て、災害ボランティアセンターを設置・運営することとし
ております。この設置・運営に関しては、既に協定書を締結し
ております
が、南海トラフ地震等の大規模災害を考えると、様々な団体との連携
が必要になると考え
ております。そのため、現在、
市社会福祉協議会を中心とし、
災害ボランティアセンター運営体制の整備強化や
災害ボランティアの育成等を図ることを目的に、
自治会連合会や
民生児童委員協議会等を構成団体とする豊後大野市
災害ボランティアネットワーク連絡会の設立準備を進め
ているところでございます。 次に、避難の状況及び開設された避難所の状況につい
てでございます。 本市に災害
が発生した場合または災害
が発生しそうな場合、市民に対し危険な場所からの避難を促す避難情報を発令します。今回の台風14号の際には、9月18日10時に市内全域に
高齢者等避難を、同日14時には避難指示を発令し
ており、
防災行政無線、
音声お知らせ端末、防災アプリ、ケーブルテレビのL字放送、市ホームページトップ画面への掲載等にて市民の皆様にお知らせしました。 避難の状況及び開設された避難所の状況につきまし
ては、10時の
高齢者等避難の発令と同時に各町1か所の指定避難所を開設しました。その後、14時の避難指示の発令と併せ
て各町に2か所目の避難所を開設しました。最終的には178世帯、256名の方々
が指定避難所へ避難されました。また、指定避難所以外にも20か所の地区公民館や集会所に96名の避難者
がいたことを自治委員を通じた調査で確認し
ております。 〔
総務企画統括理事 玉ノ井浩司君降壇〕
○議長(衞藤竜哉君) 穴見眞児君、再質問
ありますか。 穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) 答弁をいただきました。 まず、意外というか、
自主防災組織の皆さん
が防災アドバイザーの方を通じて防災訓練を数多くやられ
ているなということに、本当に感服するといいますか、やられ
ているなと率直に素直に思いました。 そこで、自治会や振興協議会単位で組織され
ている自主防災組織での防災訓練
が数多く行われ
ているところで
ありますけれども、高齢化
が進んで
いる中で、防災訓練に参加される方の人数も気になるところでも
あります。防災訓練の参加人数といいますか、その辺、様子
が分かれば、お教えいただきたいんですけど。
○議長(衞藤竜哉君)
玉ノ井総務企画統括理事。
◎
総務企画統括理事(玉ノ井浩司君) 先ほど申し上げました、まず40回の内訳です
が、
自主防災組織が14回、そして小学校
が7回、サロン等の地区社会福祉協議会
が3回、公民館教室
が2回、防災士会
が3回、そして、その他の団体
が11回となっ
ております。 全体の参加人数なんです
が、1,094人となっ
ております。
自主防災組織での訓練14回、これの参加人数
が378人、1回当たり15人から40人の参加
がありまし
て、平均すると1回当たり27人程度になっ
ております。
○議長(衞藤竜哉君) 穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) ありがとうございました。 実は、先週の日曜日に、清川町の
ある地区から、防災訓練をやるから出
てきませんかということでご案内をいただきました。行ったわけなんですけれども、そちら
が十数名の参加では
ありましたけれども、防災訓練をやる中で、私、防災訓練とは別に感じたこと
があります。 地域なり
自主防災組織が行う防災訓練は、防災訓練を行うことによって地域のつながり
が強く出るのではないかなという気
がしました。地域で、小さな組織で防災訓練をやると、何とかさんの裏
が危ないとか、小さなことなんですけれども、ほかの会議では出
てこないような、本当に、雨
が降っ
てこの道
が寸断されたら、何とかさんの家はもう孤立状態になるから、その前に皆さんで注意しましょうとか、そういうところで地域のつながりを考え
ても重要な訓練になるんだろうなというふうに強く感じました。 防災士の方
がパワーポイント等を使っ
て、そこの地区は写真というか、目に見える形で防災訓練、講習会等をやっ
ておりました。そういうことで、実際、小さな地区においては重要なことなんだろうなと思っ
ております。市としても、その辺は促しながら、積極的に関与し
ていっ
てほしいなという気持ちも
あります。どうかよろしくお願いいたします。 次に、今年度11月末現在で防災訓練40回となっ
ていることで
あります。
自主防災組織の中で、小さなグループで防災訓練をやっ
ていくわけなんですけれども、その訓練を市として何らか、やっぱり情報収集で
あるとか、いろんなことで役に立てること
があるのではないかなと思っ
ています。今後どのようにそのような訓練を生かし
ていこうとし
ているのか、お伺いいたします。
○議長(衞藤竜哉君)
玉ノ井総務企画統括理事。
◎
総務企画統括理事(玉ノ井浩司君) 災害時の市役所からの支援、いわゆる公助と言われるものです
が、災害
が大規模になればなるほど、自分の身は自分で守る自助、そして自分たちの身は自分たちで守る共助、これ
が大切になっ
てくると思われます。自分
が助かるためにどうしたらいいのか、そしてまた、地域のみんな
が助かるためにはどうしたらいいのか、そういったことを訓練を通して学んでいければと考え
ております。そのようなこと
が災害に強いまちづくりにつながっ
ていくと考え
ております。
○議長(衞藤竜哉君) 穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) ぜひ、小さなことでもいいから、いろんな情報を持ちながら地域に還元をし
ていっ
てほしいなと思っ
ております。 次に、答弁の中で、豊後大野市
災害ボランティアネットワーク連絡会について語られ
ております。この連絡会について、どのようなところを狙っ
ているのか、少し詳しくお伺いします。
○議長(衞藤竜哉君)
玉ノ井総務企画統括理事。
◎
総務企画統括理事(玉ノ井浩司君) 本連絡会設置の目的は先ほど申し上げたとおりです
が、具体的には、
災害ボランティアセンター運営の中心となる連絡会をつくり、
ボランティアの活動
が効果的に行われるよう、日頃から関係機関との顔
が見える関係を築きながら、平時においては運営スタッフの育成や
災害ボランティアの育成・研修を行い、災害発生時に
ボランティアの受付、ニーズの把握、
ボランティアの配置、そして道案内や送迎、資機材の貸出し等を行うということで
あります。 組織の詳細としましては、会長及び事務局を
市社会福祉協議会が担うこと、そして、構成団体は、豊後大野市
自治会連合会、豊後大野市民生児童委員協議会、そして豊後大野市
ボランティア連絡協議会、豊後大野市商工会、大分県豊肥振興局、豊後大野市、そして豊後大野
市社会福祉協議会を予定し
ております。来年2月の設立総会を目指し
ておりまし
て、今年度、2回の下打合せと2回の設立準備会を行っ
ております。
○議長(衞藤竜哉君) 穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) 答弁をいただきました。 いろんな方の協力を得ながら協議会
ができ
ていくと思います。ぜひ実の
ある協議会になっ
てほしいなと思っ
ております。期待もし
ておりますし、今後の防災の関係の一つの目玉になるのかなと思っ
ております。 続い
て、
地域防災計画の中でも学校現場での防災教育をうたわれ
ております。低学年、中学年、高学年ということでもうたわれ
ておりますけれども、今、学校現場で防災訓練等を行っ
ていると思いますけれども、先日も新聞報道で千歳中学校の防災訓練のこと
が報道され
ておりました。そういう現状も
ありますので、学校現場の防災教育について少しお伺いします。
○議長(衞藤竜哉君) 中城
学校教育課長。
◎
学校教育課長(中城美加君) 学校では、防災教育コーディネーターというのを位置づけ
ておりまし
て、このコーディネーターを中心に防災教育には計画的に取り組んで
いるところで
あります。 それとはまた別に、各学校ごとに危機管理マニュアルというの
がございます。その中で、生活安全、それから交通安全、災害安全等々について、マニュアル
が定められ
ています。何か
が起こったときには、そのマニュアルを基にしながら迅速に行動
ができ、子供たちの命を守るというところに取り組んで
いるところです。 具体的な取組といたしまし
ては、学校での事故防止はもちろんですけれども、登下校中の交通安全、それから災害時における避難訓練等々を行っ
ているところで
あります。 また、各町の学校運営協議会において、登下校中の安全対策について、防災教育を今進め
ているところです。昨年度から清川町を指定いたしまし
て登下校中の安全について防災教育を進め
ています。 清川町におきましては、大分大学の減災・復興デザイン教育研究センターの防災コーディネーターの方や市の
防災アドバイザー、それから市の防災危機管理室等々の方に協力をいただい
て、学校での防災教育を推進的に進め
ているというところで
あります。 その一端をご紹介しますと、保護者と共に自分たちの通学路を含めた校区内のハザードマップづくり、それから川での事故等に備え
て着衣水泳、それから災害ロボットを活用し
ての取組、それから、自分たちの地域を一緒に歩い
て、こういうところ
が危険なんだなということを確かめるフィールドワーク等々を行っ
ているところで
あります。 昨年度ですけれども、下校時避難訓練で大地震
が起こったという想定を基にし
て避難訓練を行っ
ているところです。これは、先ほど申し上げました学校運営協議会を中心としては
いますけれども、広く地域の方にご協力いただい
ています。青少年健全育成市民会議の清川支部の方々、それから自治会、民生委員会、日赤奉仕団、保護司会、老人クラブ、スポーツ少年団、警察、それから豊肥
災害ボランティアバイク隊、ここでは穴見議員にも大変お世話になりまし
てありがとうございました。それから、消防団といった多くの方々と一緒に、地域と共に登下校中の避難訓練を行ったところで
あります。このことについては新聞等でも掲載されたかと思っ
ています。 学校での防災への取組
が、先ほど議員
がおっしゃったように、地域ぐるみで行われ
ているといったところは、特徴的で
あるかなと思っ
ています。そして、学校での防災教育の大きな目的は、生きる力を涵養すること、それから能動的に防災に対応できる人材を育成するということになっ
ております。 今後も、いろんな取組を通じながら防災教育を進め
ていっ
て、そういう力を持った児童生徒を育成したいと考え
ています。
○議長(衞藤竜哉君) 穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) 様子
が分かりました。地域の方と交流を持ちながらやっ
ていただければ、よりよい訓練
ができるのではないかなと思っ
ておりますし、何より子供たち
が地域の方と交わることで、別ないい相乗効果も出
てくるのではないかなと思っ
ておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思っ
ております。 次に、先日、10月31日に豊後大野市防災連携訓練
が行われ
て、ケーブルテレビでも放送され
て周知されたところで
あります。この訓練について、その内容と参集範囲についてお聞かせ願いたいと思います。
○議長(衞藤竜哉君)
玉ノ井総務企画統括理事。
◎
総務企画統括理事(玉ノ井浩司君) 今回の訓練は、本市に震度6弱の地震
が観測され、各地で地崩れ、家屋の損壊
が多数発生し、負傷者
がいるという想定での訓練を行っ
ております。 具体的には、災害対策本部を設置し、災害対策本部会議を開催し
て、想定される災害情報の収集や報告、今後の対策等の協議を行い、市消防本部は現地での救助・救出活動並びにDMATへの派遣要請を行い、市民病院はDMATの派遣及び現地でのトリアージ、搬送先の調整を行い、全体としてそれぞれの情報を共有する連携訓練を行っ
ております。実際に本市に災害
が発生した際、それぞれの部署
が適切な初動対応を取れるよう、情報共有、速やかな災害対応
ができるよう、このような訓練を行っ
ているところで
あります。 参集範囲につきまし
ては、基本的には市を中心とした職員、準職員ということで市民病院、実は昨年、市民病院の方は、この訓練は毎年行っ
ているんですけれども、訓練の中には参加し
ておりませんでした。訓練の後に、市民病院のほうから一緒に訓練をしたいということで、今回このような参集範囲にはなっ
ております。
○議長(衞藤竜哉君) 穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) ちょっとテレビを見た方から情報をいただいたんですけれども、職員を対象という、今、答弁
がありましたけれども、消防団は参加され
ていたかどうか、お伺いいたします。
○議長(衞藤竜哉君)
玉ノ井総務企画統括理事。
◎
総務企画統括理事(玉ノ井浩司君) 消防署は参加し
ておりました
が、消防団、団長のほうは今回参加し
ておりません。
○議長(衞藤竜哉君) 穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) 分かりました。 職員を対象とした机上訓練というようなことも伺っ
ておりますけれども、消防団のOBとすれば、やっぱり消防署
がいて、消防署と消防団のつながりというか、その辺は今後どうなのかな、そこに団長
がいてもよかったのではないかなという気はするんですけれども、どうでしょうか。
○議長(衞藤竜哉君)
玉ノ井総務企画統括理事。
◎
総務企画統括理事(玉ノ井浩司君) 毎年、この訓練をやっ
ている中で、参集範囲も若干変わっ
てき
ております。今ご意見いただいたように消防団長もという、もっともな意見で
あると思いますし、確かに台風14号のときも消防団長
が一緒にこういったことをやっ
ておりますので、ぜひ今後は消防団長も一緒に入っ
ていただい
て訓練を行っ
ていきたいと考えます。
○議長(衞藤竜哉君) 穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) 今後また訓練を行った後には、必ず検証
が入ると思うので、その辺、少し検証し
ていただければなと思っ
ております。 最後に、11月の最初に議会と市民の方との意見交換会
がありました。その場で、9月に発生した台風14号のときの話
が市民の方から出ました。その方も多分、消防団に入られ
ているのではないかなと思っ
ております。消防団
が出動した時間
が話題に上がりました。答弁をいただければ答弁をいただい
てもいいんですけれども、ちょっと時間的にどうなのかなと。台風
が近づい
てき
ている状況で、14時に避難指示
が出されました。その後、消防団、団員
が出動し
ていったわけなんですけれども、その辺のタイム的なもの
が話題に
あって、ぜひ伝え
てもらえませんかというような意見だったと思います。 その辺のことについて、災害対策本部
ができ
て、タイム的なスケジュールも
あったとは思うんですけれども、その辺の意見
が出ました。その辺、答弁される方
がおれば、答弁をいただきたいなと思っ
ております。
○議長(衞藤竜哉君)
玉ノ井総務企画統括理事。
◎
総務企画統括理事(玉ノ井浩司君) 消防団の出動の決定なんですけれども、基本的に消防団長と副団長、そして消防署の総務課担当係、こちらの協議の中で時間のほうは決定し
ております。これまでもずっとそのような形で決定し
ておりましたし、今回、消防団長等は早くから消防署のほうには詰め
ておりました。今回の台風
が、非常に予想
がつきにくい、非常にゆっくりしたペースで進んでおりましたので、そういったことで、このタイミング、いつするかというの
が非常に判断しにくかったところで
あります。 そういったことから、今回14時ということになっ
ておりますけれども、これもいろんな意見
が出
ておりますので、今後の意見を受け止め
て対応し
てまいりたいと考え
ておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(衞藤竜哉君) 穴見眞児君。
◆10番(穴見眞児君) 分かりました。 恐らく消防団員というか、中からもそういう意見
が出
ているのではないかなと思っ
ております。災害
がいつも来るわけでは
ありませんし、状況
がいつも違うわけですから、その辺の対応をどうするかなというところも問題になっ
てくるかなと思いますけれども、ぜひ内部で検証し
ていただい
て、今後に生かし
ていただければなと思っ
ております。 以上で、質問を終わります。 〔10番 穴見眞児君質問者席降壇〕
○議長(衞藤竜哉君) 以上で、10番、穴見眞児君の一般質問を終わります。 ここで、午前11時10分まで休憩します。 休憩 午前10時51分 再開 午前11時10分
○議長(衞藤竜哉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 引き続き一般質問を許可します。
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△吉藤里美君
○議長(衞藤竜哉君) 9番、吉藤里美君。 1、幼児教育についての質問を許します。 吉藤里美君。 〔9番 吉藤里美君
質問者席登壇〕
◆9番(吉藤里美君) 議長の許可をいただきましたので、幼児教育についての一般質問をいたします。 豊後大野市キラキラこどもプランを見ると、2016年に222人だった出生数
が翌2017年度には172人と一気に50人の減となっ
ており、また、その後も減少の一途をたどっ
ております。令和3年度中に生まれた子供は142人で、今後も少子化
が進むものと推測されます。子育ての状況を見ますと、共働き世帯の増加などで子育て支援施設に預ける家庭
が多い状況です。 そのような中、三重町内において、令和5年度から三重幼稚園舎を合同幼稚園として運用するとの報道
があり、10月21日に議会に対して公立幼稚園の今後についての説明
がありました。合同幼稚園については、令和2年11月13日に議会全員協議会で示した豊後大野市立公立幼稚園の在り方についてに沿っ
て行うもので
あるとの説明でした。 そこで、以下について伺います。 ①保護者や地域の方への説明会の状況について。 ②公立幼稚園の役割についてどのように考え
ているのか、お伺いいたします。
○議長(衞藤竜哉君) 1、幼児教育については、教育次長より答弁
があります。 後藤教育次長。 〔教育次長 後藤樹代文君登壇〕
◎教育次長(後藤樹代文君) 幼児教育についてのご質問にお答えいたします。 まず、保護者や地域の方への説明会の状況につい
てでございます。 令和元年10月から始まった幼児教育・保育の無償化や出生数の減少、共働き世帯の増加等により、公立幼稚園を取り巻く環境
が大きく変化する中、今後の公立幼稚園の
あるべき姿について、学校教育審議会からの答申を基に教育委員会の審議を経
て、令和2年10月に1学級の適正人数を15人以上とすることなどを記した豊後大野市立幼稚園のあり方5か年計画を定めました。また、これに基づい
て、令和2年度に三重町及び大野町において、公立幼稚園の規模・配置の適正化に係る説明会を実施いたしました。 本年度は、豊後大野市立幼稚園のあり方5か年計画に定められた三重町内の園
が合同で幼児教育を実施する合同幼稚園の方向性に基づい
て、10月に三重東、新田小学校区で説明会を開催し、12月には第一小学校区を合わせた三重町全体での説明会の開催を予定し
ております。 これまでにいただいたご意見として、「1園に集まっ
て活動するため、運動会をはじめとした入学予定の小学校とのつながり
がなくなる」「送迎手段を確保し
てほしい」等
がございました。今後、入学予定小学校との連携や園から園への移動など、公立幼稚園の運営に関する内容について、三重町内の各公立幼稚園
が開園基準を満たした上で、合同による幼児教育の取組を具体化し
てまいります。 次に、公立幼稚園の役割についてどのように考え
ているのかについてでございます。 公立幼稚園は、小学校に併設し
ており、小学校の校長
が園長を兼ね
ていることなどから、連携する機会
が多く、遠足や体験学習、運動会など小学校と一緒に学ぶ活動
が年間計画に位置づけられ
ています。したがって、小学校への連結
がスムーズにいくためのアプローチ体験
が十分にできる環境となっ
ていること
が、公立幼稚園の果たしてきた役割と言えます。 しかし、一方で、平成29年に幼稚園教育要領、保育所保育指針及び幼保連携型認定こども園教育・保育要領の3法令
が初めて同時に改訂されました。これは、就学前の質の高い幼児教育を重視し、小学校入学以降を見据えた乳幼児期の発達の連続性に着目し始めたこと
が、3法令の内容の共通化につながっ
ており、どの幼稚園、保育所、認定こども園においても同じ幼児教育
が展開される環境となっ
ております。 したがって、教育・保育内容の統一や保護者の願いを総合的に判断いたしますと、公立幼稚園という狭い範囲での幼児教育の方向性を求めるのではなく、市内全域における子育て支援の枠の中で幼児教育の在り方を検討し
ていくこと
が重要で
あると考え
ております。 〔教育次長 後藤樹代文君降壇〕
○議長(衞藤竜哉君) 吉藤里美君、再質問
ありますか。 吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) それでは、説明会の状況について伺います。 保護者
が不安に思っ
ていることは、一番
が小学校とのつながり
がなくなるということだったということです
が、合同幼稚園となっ
てから、どのように小学校との連携を図っ
ていく予定なのか、お伺いいたします。
○議長(衞藤竜哉君) 後藤教育次長。
◎教育次長(後藤樹代文君) 小学校への連結
がスムーズにいくための体験、小学生との交流、幼小連携と呼んでおりますけれども、幼小連携
が重要と考え
ております。ですので、合同では
ありますけれども、それぞれ入学予定の小学校との連携につきまし
ては、引き続き行っ
ていくこと
が重要で
あると考え
ております。 具体的には、合同での活動にはなりますけれども、年間計画の中に位置づけまし
て、ただ、内容によっては、それぞれ単独の園で実施するほう
がよいという内容もございますので、月々の計画の中で、その内容に応じ
て、合同を基本としながら、それぞれの園でも幼小連携の活動を実施し
ていく方向で検討し
ているところでございます。
○議長(衞藤竜哉君) 吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 今までと同じようにスケジュールに組み込むということで理解はいたしました。できるだけ今までと変わらないようにやっ
ていただければと思います。また、送迎については、国内で、いろんな保育所の送迎だとか、いろんな問題も発生し
ておりますので、保護者
が本当に安心し
て任せられるような送迎の手段をお願いします。 それから、今月14日に、また説明会を行うということでした
が、市のホームページで私も確認いたしました。それで、ちょっとホームページの在り方にはなるんですけれども、そのお知らせについて、本当に見た瞬間に違和感を覚えました。というの
が、通常のいろんなお知らせですと、最初に「豊後大野市では」とか「教育委員会では」とかいうふうな文章の始まりなんですけれども、この12月14日のお知らせについては、お知らせの一番上の右端に学校教育課課長、そして中城美加と個人名まで掲載
がありました。不特定多数
が見るホームページですので、できるだけといいますか、多分、今までで初めてではないかと思うんですけれども、個人名の掲載はやめ
ていただきたいと思います。個人の精神的な負担にもなるかと私は考え
ておりますので、そこはよろしくお願いいたします。 何か答弁
があればお願いします。
○議長(衞藤竜哉君) 中城
学校教育課長。
◎
学校教育課長(中城美加君) 大変ありがとうございます。今後こういうこと
がないようにし
ていきたいと思っ
ております。
○議長(衞藤竜哉君) 吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) では、くれぐれもよろしくお願いいたします。 いろんな方
が、職員の方も管理職等見ると思いますので、皆さんで気をつけ
ていただければと思います。よろしくお願いします。 それでは、2項目めの公立幼稚園の役割について再質問をいたします。 私は、公立幼稚園は、特別な支援
が必要な子供の最終的なといいますか、民間の子育て支援施設でも支援
が必要な子供さんの受入れはし
ていただい
ているんですけれども、どうしても受入れ
ができないという場合の受皿となるの
が公立の役割だと思っ
ております
が、そこはいか
がお考えでしょうか。
○議長(衞藤竜哉君) 後藤教育次長。
◎教育次長(後藤樹代文君) 幼児期の教育を保障する、そして行き場のないお子さんをつくらないということを重要に考えたいと思っ
ております。ですので、配慮
が必要な幼児など、公立幼稚園
が受皿としてセーフティーネットの役割を今後とも果たし
ていきたいと考え
ております。
○議長(衞藤竜哉君) 吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) ありがとうございます。 少ない子供の数で
ありますので、できるだけ細やかな支援
が受けられるように受皿
が必要だと思いますので、よろしくお願いいたします。 キラキラこどもプランの第4章、子ども・子育て支援事業計画に対する施策の展開には、就学前教育の充実の施策内容として、「就学前からスムーズな就学移行を目指すため、すべての教育・保育施設を対象とした職員同士の連携や研修を進め、幼児教育の充実・向上に努めます」と記載され
ております。これについては現在実施され
ているのか、お伺いいたします。
○議長(衞藤竜哉君) 中城
学校教育課長。
◎
学校教育課長(中城美加君) 市内の就学前施設全てに参加の呼びかけを行っ
て、年2回の幼児教育研修会を開催し
ております。その研究会を共に行うことで一緒に研修を深め
ているところで
あります。また、今年度は豊後大野市教育保育協議会園長会においても、本市の幼保小の連携の在り方について研修の場をいただくこと
ができましたので、市の指導主事
が参加いたしまし
て、そこで共に研修を深めたところで
あります。また、そういう取組を今後も続け
ていきたいと思っ
ております。
○議長(衞藤竜哉君) 吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) ちゃんと研修
が行われ
ているということで、安心いたしました。 最初の答弁で、現在は、どの幼稚園、保育所、認定こども園においても同じ幼児教育
が展開される環境になっ
ていると言われました。それでは、教育委員会として、本市の幼児教育のビジョンをどのように考え
ているのか、お伺いいたします。
○議長(衞藤竜哉君) 中城
学校教育課長。
◎
学校教育課長(中城美加君) まず、教育委員会では、幼児教育方針というのを毎年定め
ておりまし
て、これを広く就学前施設の皆様にも周知し
ているところで
あります。 そして、今日、幼児教育において育みたい資質・能力というの
が3つございます。これは、小学校、中学校、高校へも続く資質・能力で
あります。 1つは、知識及び技能の基礎。これは、遊びの中で、体験を通して感じたり、気づいたり、分かったり、できるようにするものです。それから2つ目
が、思考力、判断力、表現力の基礎。これは、やはり遊びや生活の中で、気づいたこと、できるようになったことなどを使いながら、考えたり、試したり、工夫したり、表現したりということで
あります。それから3点目
が、学びに向かう力、人間性等。心情、意欲、態度
が育つ中で、よりよい生活を営もうとするという、この3つの資質・能力
が言われ
ているところで
あります。 幼児教育においては、それらの資質・能力を遊びの中で培うということになっ
ております。その幼保小の教育のつながりを意識した活動の中で、子供たちの豊かな体験を生み出し
て、主体的・対話的で深い学び、これは教育界で言われ
ている言葉なんですけれども、その実現を図っ
ているところで
あります。 幼児教育の遊びの中で培ったそれらの資質・能力を途切らせることなく円滑に接続させ
て、幼児教育と小学校教育を連続性・一貫性で捉え
ていこうと思っ
ております。やはりそのためには、全ての就学前施設との連携
が何よりです。学校で作成し
ているスタートカリキュラムを各園と共有すること。そしてまた、幼保小の架け橋プログラム、これを実践し
ていくこと。そういうことを通しながら、子供の発達や学びの連続性を保障するために、幼保小の連携を今後も進め
ていきたいと考え
ております。
○議長(衞藤竜哉君) 吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) ありがとうございます。 今、育みたい能力として、思考力とか判断力とか学びに向かう力というのは、本当に小中の教育のお話の中でも聞く言葉で
ありますので、本当に一貫した幼児教育を行うのだなと、今、納得したところです。それ
が、市内全部の子育て支援施設に、同じようにされ
ているとは思うんですけれども、さらに充実し
て、どこを選んでも同じような教育
が受けられるようになればいいなと思っ
ております。 先ほども言いました
が、子供は私たちの宝で
ありますので、育ちの環境
が後退しないように、川野市政の施策の柱で
ある子育て支援の充実
がさらに進んで、今より少子化
が進まないことを望んでおります。 以上で、幼児教育についての質問は終わります。
○議長(衞藤竜哉君) 次に、2、農用地等の保全についての質問を許します。 吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) それでは、2項目めの農用地等の保全についての質問をいたします。 農地の集約化と人の確保・育成、農地保全による荒廃防止などを目指す人・農地関連法
が、本年5月20日の参議院本会議で可決、成立しました。 農業を担う者ごとに利用する農地などを定めた目標地図(素案)を農業委員会
が作成し、市町村はその目標地図を基に地域計画の策定
が求められ
ております。農地法の改正では、農地を利用しやすくするため、農地取得時の下限面積要件
が廃止されます。また、法案の附帯決議、12項目
あります
が、その中の一つには「地域計画の策定に当たり、関係者の負担軽減に努めること」とうたわれ
ており、業務量の多さ
が想定されます。 そこで、3項目について伺います。 1、本市における農用地の現状と課題について。 2、目標地図及び地域計画の策定について。 3、推進体制について、お伺いいたします。
○議長(衞藤竜哉君) 2、農用地等の保全については、産業建設統括理事より答弁
があります。 佐藤産業建設統括理事。 〔産業建設統括理事 佐藤勝美君登壇〕
◎産業建設統括理事(佐藤勝美君) それでは、農用地等の保全についてのご質問にお答えいたします。 まず、本市における農用地の現状と課題につい
てでございます。 本市の農用地につきまし
ては、耕地面積
が6,080ヘクタールで、内訳は、田4,070ヘクタール、畑2,010ヘクタールとなっ
ています。また、経営耕地面積は4,049ヘクタールで、内訳は、田2,888ヘクタール、畑1,161ヘクタールとなっ
ています。 一方、遊休農地の面積は、令和2年度313ヘクタール、令和3年度346ヘクタールとなっ
ており、農業者の高齢化、後継者不足、地域人口の減少、鳥獣被害等によって耕作放棄地
が年々増加し
ています。 このような状況を踏まえ、耕作放棄地の増大を防ぐことを目的に農地法の一部
が改正され、農地等の権利取得時の下限面積要件
が廃止されます。これにより、多様な就農者を後押しするとともに、農地の利用者確保につながること
が期待されます。 農地の集積については、認定農業者や農業法人等の構成員の高齢化により規模拡大は厳しく、集約
が進んで
いない状況となっ
ております。 次に、目標地図及び地域計画の策定についてでございます。 平成24年度に、農業における高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加等、人と農地の問題を解決し持続可能な農業を実現するために、人・農地プランの事業
が始まりました。しかしながら、今後、地域の貴重な資源で
ある農地
が適切に利用されなくなること
が懸念され、具体的な農地の利用対策を加速化すること
が重要で
あることから、人・農地プランを法定化し、名称を地域計画に改め、将来の農地利用の姿をより明確化することになりました。計画の策定に当たっては、これまでの人・農地プランを土台として、地域の農地利用の未来設計図で
ある目標地図を示すこととなっ
ています。 次に、推進体制につい
てでございます。 市は、地域農業の将来の在り方について協議の場を設け、目標地図を含めた地域計画を策定します。現在、77の人・農地プラン
が作成され
ていますので、今後は農業を担う者ごとに利用する農用地などを定めた目標地図の素案づくりを行っ
ていきます。 地域計画については、地域の実情を踏まえ徐々につくり上げ
ていくこと
が重要で
あることから、話合いの企画、素案の精度等について関係機関と協議を重ねながら進め
ていきたいと考え
ております。 〔産業建設統括理事 佐藤勝美君降壇〕
○議長(衞藤竜哉君) 吉藤里美君、再質問
ありますか。 吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) それでは、現状と課題について再質問いたします。 第3次農業振興計画に耕作面積の推移
が載っ
ておりました。平成26年は6,280ヘクタールと
あります。先ほどの答弁で、現状の耕作面積
が6,080ヘクタールということですので、8年間で3.2%の減少となります。 また、一方で、遊休農地は、先ほど答弁で言われました
が、令和2年度313ヘクタール、令和3年度346ヘクタールと、1年間で9.5%増え
ております。 そのような状況で
あります
が、今現在、耕作できなくなった農地の所有者
が借手などを探す方法の一つとして、農業委員会に提出するあっせん届
があると思います
が、その状況についてお伺いいたします。
○議長(衞藤竜哉君) 足立農業委
員会事務局長。
◎農業委
員会事務局長(足立崇君) 農業委員会は、地域の農業者等を代表する農業委員、そして農地利用最適化推進委員から成る組織で
あり、農地の所有者からの申出に基づい
てあっせん事業に取り組んで
います。高齢で農業を続けられない、農地を相続した
が農業をし
ておらず管理に困るので、売りたい、貸したい等の相談に対応し
ています。 あっせんの申請実績です
が、令和2年度
が4件の申請で1件の売買
が成立し
ています。令和3年度は12件の申請で2件の売買と3件の賃貸借
が成立、令和4年度は11月末現在、8件の申請で1件の賃貸借
が成立し
ています。
○議長(衞藤竜哉君) 吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) あっせん届によりまして、結構、半数まではいきません
が、かなりの件数の貸借等
ができ
ているということで、安心しました。 農業新聞には、時々、農地最適化推進委員
がマッチングの役割を果たし
ている好事例
が掲載され
ております。農業委員及び農地利用最適化推進委員については、今後ますますその役割
が重要になっ
てくると思います
が、推進体制の強化についてはどのようにされ
ておりますか。
○議長(衞藤竜哉君) 足立農業委
員会事務局長。
◎農業委
員会事務局長(足立崇君) 貸付け、売買を希望するあっせんの申出
があったときは、農業委員会の定例総会で地域の農業委員、最適化推進委員より各1名ずつを斡旋委員として指名し
ています。受け手について近隣の耕作者や法人等に働きかけを行っ
ております。 さらに、迅速なあっせん処理を行うため、積極的な情報の提供等、他の農業委員、推進委員にも協力をお願いし
ているところです。
○議長(衞藤竜哉君) 吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 農業委員、最適化推進委員
が協力し
て進め
ているということで理解いたしました。 下限面積
が廃止されることにより、多様な就農者の後押し、農地の利用者の確保につながると言われました
が、具体的にはどのような就農の形態でしょうか、お伺いします。
○議長(衞藤竜哉君) 足立農業委
員会事務局長。
◎農業委
員会事務局長(足立崇君) 農地を所有することよりも利用することを目的とし
ています。中小規模の経営体や半農半Xなど多様な経営体を農地の利用者として位置づけ、農地の利用確保につなげ
ていくことを目的とし
ております。 なお、今回の農地法の改正の一部で農地の権利取得時の下限面積の要件ですけれども、豊後大野市は30アールということにし
ています
が、下限面積要件以外の分については維持されます。今後、基準等国の方から示されると思いますけれど、今のところについては基準等は定められ
ておりません。農業会議等を通じて国に働きかけ
ていきたいと考え
ております。
○議長(衞藤竜哉君) 吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 狭い面積でも貸借等
ができるようになれば、もっと移住者など
が狭い農地で作物をつくったりとか、いろんな就農の形態
が増えればいいなと思います。 あっせん届以外に農地中間管理機構による農地の貸し借り
があると思います
が、その状況はどのようになっ
ているのか、お伺いいたします。
○議長(衞藤竜哉君)
森下農業振興課長。
◎
農業振興課長(森下志郎君) 農地中間管理事業の状況でございます。 まず、年度ごとの契約の状況、新規の契約、それから更新の手続をした件数でございます。 令和2年度
が546筆で96.6ヘクタール、令和3年度
が434筆で77.5ヘクタール、令和4年度につきまし
ては11月末現在で331筆で59.2ヘクタールでございます。 このように減少し
ている状況ではございますけれども、実際に中間管理機構で保有し、契約
が継続し
ている面積について再度申し上げます。 令和2年度末につきまし
ては574.4ヘクタール、令和3年度末につきまし
ては650.1ヘクタール、令和4年11月末現在は703.3ヘクタールでございます。 県内の状況を見ますと、令和3年度の比較ですけれども、一番取扱いの面積
が多かったのは宇佐市で
ありまし
て1,095ヘクタールでございました。2位
が本市でございます。3位
が竹田市の436.3ヘクタールとなっ
ております。
○議長(衞藤竜哉君) 吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 中間管理機構による仲介の契約で、かなりの面積、県内でも広いほうということで理解いたしました。 中間管理機構を通して法人
が借り
ている農地について、管理不足の苦情を何件か耳にしたこと
があります。そういう場合、法人に対する指導体制は
あるのか、お伺いいたします。
○議長(衞藤竜哉君)
森下農業振興課長。
◎
農業振興課長(森下志郎君) まず、この業務の事業主体でございますけれども、中間管理機構につきまし
ては、県の農業農村振興公社の中にございます。そこから当市
が事業の委託を受けまし
て、契約等を行っ
ております。実際の耕作状況
が悪かった場合の指導までは、当市
が受け持っ
ているところではございません。 実際に、そういった連絡
があった場合の流れですけれども、本市から県の公社に連絡をいたします。それから、県公社
が耕作者に対しまして電話連絡をし
て改善を求めます。対応
が不十分な場合につきまし
ては、県公社
が現地を確認し、耕作者から利用状況報告書の提出を求め、改善に向けた進捗を県公社
が管理をいたします。その提出
がなかったり、報告書どおりの改善
が見られない場合等、耕作者の対応
が不十分な場合につきまし
ては、農地中間管理事業の推進に関する法律に基づき契約の解除をするということでございます。 実際に、この解除に至った例につきまし
ては、県内におきましては他市で1件
あったということでございます。本市に対する連絡で
ありますけれども、実際1件のご連絡をいただい
ております。県公社に連絡済みで、解決はまだでき
ていないというところでございます。 なお、昨年から、ねぎ産出額100億円プロジェクトを推進し
ておりまし
て、80ヘクタールほどの面積を確保できたわけで
ありますけれども、この農地につきまし
ても、一旦、中間管理機構
が預かっ
ているという状況でございます。現在、55ヘクタール分につきまし
ては、既に耕作者
が見つかったわけで
ありますけれども、残り25ヘクタールは、中間保有をし
ているという状況でございます。 この中間保有につきまし
ては、県公社
が市の農林業振興公社に委託をしまし
て管理をお願いし
ております。現状、3件ほど電話連絡をいただい
ておりますので、当市から農林業振興公社に対しまして、早々に計画に沿った維持管理をするよう指導したところでございます。
○議長(衞藤竜哉君) 吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 分かりました。そういう苦情を受け付ける機関
がしっかり
あるということで理解いたしました。 次に、目標地図及び地域計画についての再質問をいたします。 個々の農業者について、その目標地図を作成するのでしょうか。
○議長(衞藤竜哉君) 足立農業委
員会事務局長。
◎農業委
員会事務局長(足立崇君) 目標地図の作成に当たっ
てですけれども、先ほど農業を担うものとはということで回答させ
ていただきました。 農業を担う者とは、耕作者、地権者、認定農業者、認定新規就農者、農作業の受託を行う者、農業を副業的に営む者など、将来において農地を利用する個々の農業者を想定し
ています。
○議長(衞藤竜哉君) 吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 分かりました。 人・農地プランでは、本市では77地区
あると答弁で
ありました。その地区の全ての農業者について計画を立てるということで、これは本当に大変な事業だなと思っ
ております。 それでは、地域計画策定のスケジュールをお伺いいたします。 地域計画の策定は令和5年度からということでよろしいんでしょうか。
○議長(衞藤竜哉君) 足立農業委
員会事務局長。
◎農業委
員会事務局長(足立崇君) 地域計画は、施行日(令和5年4月1日)から2年を経過する日(令和7年3月31日)までに策定する必要
があります。 農業委員会では、地域計画の中の目標地図について担当するわけでございまし
て、令和6年度末までにおおよその素案を作成、随時調整し、徐々に担い手に集積・集約したものを10年後に完成形を目指すことになっ
ています。
○議長(衞藤竜哉君) 吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 分かりました。来年の4月からということで、大変な作業だと思います
が、頑張っ
てください。 先ほど、答弁の一番最後に、推進体制について、ただいま局長も言われました
が、話合いの企画、素案の精度について関係機関と協議を重ねると言われました
が、関係機関とはどのような機関を想定し
ているのか、お伺いいたします。
○議長(衞藤竜哉君) 足立農業委
員会事務局長。
◎農業委
員会事務局長(足立崇君) 地域計画の策定は、人・農地プランや中山間地域等直接支払制度などの協定を土台に策定することとなるので、農業振興課、農業委員会、また、地域計画の優良事例等参考にするため、大分県、大分県農業会議、農作業受託・販売活動にも関係することから、農林業公社、JA、土地改良事業等の情報を所有することから、土地改良区等になります。
○議長(衞藤竜哉君) 吉藤里美君。
◆9番(吉藤里美君) 分かりました。 計画の策定に当たっては、協議も必要だし、実際の事務も大変になると思われます。それゆえに、法案の附帯決議の一つとして、関係者の負担軽減に努めることとうたわれ
ているのだと思っ
ております。 農業新聞に、熊本県の選出の衆議院議員で党の農業委員会等に関する議員懇談会会長の坂本哲史議員のコメント
が載っ
ておりました。「今回の法改正は、国土利用を将来にわたってしっかり計画し、地域の話合いによって設計図を描き、その中で、新たな担い手の参入を促進するというものなので、これまでになかった効果
が期待できる。ただ、非常に労力を伴うし、未知の取組でも
あるので、とりわけ農業委員、農地利用最適化推進委員、農業委員会事務局、農政担当課、農地バンクの関係者には大変なご苦労
があるだろうと思う。この苦労を乗り越え
て地域計画を策定し、様々な担い手を育成・確保すること
ができれば、本当に地域の再生につながると思う」と言われ
ております。 市役所職員の全体の人員
が削減をし
ている中で、なかなか厳しい状況では
あると認識し
ております
が、この地域計画の事業の遂行に当たっては、十分な人員配置
が必要だと考え
ております。人事権は市長で
あります
が、事業量の多さ等を勘案しまし
て十分な人員配置をよろしくお願いします。 まだこれから取り組むわけです
が、苦労し
てつくる地域計画
が実行され、大分の野菜畑で
ある本市の広大で優良な農地
が荒廃することなく、さらに、この一大事業
が本市農業の活性化につながることを信じ
て、私の一般質問を終わります。 〔9番 吉藤里美君質問者席降壇〕
○議長(衞藤竜哉君) 以上で、9番、吉藤里美君の一般質問を終わります。 ここで、午後1時15分まで休憩します。 休憩 午前11時55分 再開 午後1時15分
○議長(衞藤竜哉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 引き続き一般質問を許可します。
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△川野優治君
○議長(衞藤竜哉君) 11番、川野優治君。 1、里の旅公社についての質問を許します。 川野優治君。 〔11番 川野優治君
質問者席登壇〕
◆11番(川野優治君) 私
が2年前の一般質問をしたときに、執行部の答弁で、里の旅公社への補助金や委託事業を段階的に縮減しながら、観光事業を市の直営にシフトし
てまいりたいという答弁をいただきました
が、果たしてそれは実現され
ているのかどうか伺います。よろしくお願いいたします。
○議長(衞藤竜哉君) 1、里の旅公社については、商工観光課長より答弁
があります。 安藤商工観光課長。 〔商工観光課長 安藤久美子君登壇〕
◎商工観光課長(安藤久美子君) 里の旅公社についてのご質問にお答えいたします。 令和2年第3回定例会でご答弁いたしました観光事業を市の直営へシフトの趣旨で
あります
が、観光に力を入れ
ていくに当たり、市
が主体的に行っ
ていく役割
が増加したということでございます。具体的には、ジオパークやエコパークを推進する事務局は県の機関等との連携の必要性などから市役所内に置くこと
が効率的で
あることや、広域観光の推進など新たなツーリズムの在り方
が求められ
ていることを踏まえ、市
が直接関与する部分を強化し
ていくということでございます。 また、近年、需要
が高まっ
ているスポーツツーリズムに関しましても、本年3月に豊後大野市スポーツツーリズム推進協議会を設立したところでございます。拠点施設となる全天候型体育施設
が年度内の完成見込みとなり、今後、スポーツツーリズムの推進につきまし
ても市
が主体的に取り組んでいくこととし
ております。このように、市の役割の増加に伴い、里の旅公社には観光情報の発信や案内といった事業に注力し
ていただきたいということでございます。 公社では、情報発信を強化するため、令和2年度にホームページのリニューアルを行っ
ており、観光情報などを積極的に発信した結果、ホームページのアクセス数は大きく伸び
ております。また、インスタグラムなどSNSを活用した情報発信も積極的に行っ
ており、引き続き観光の情報発信の充実に期待するところでございます。 今後におきましても、それぞれの役割を果たしつつ、相互に情報の共有や連携を図りながら本市の観光振興に努め
てまいります。 〔商工観光課長 安藤久美子君降壇〕
○議長(衞藤竜哉君) 川野優治君、再質問
ありますか。 川野優治君。
◆11番(川野優治君) 答弁いただきました。 前回、2年前の答弁と内容的にはあまり変わっ
ていないと理解したんですけれども、それでよろしいんでしょうか。
○議長(衞藤竜哉君) 安藤商工観光課長。
◎商工観光課長(安藤久美子君) 令和2年第3回定例会でご答弁いたしました内容と、その立場は、里の旅公社の位置づけにつきまし
ては、変わっ
ていないというところでございます。
○議長(衞藤竜哉君) 川野優治君。
◆11番(川野優治君) 変わっ
ていないということでございます。 私も今回の答弁をいただきまし
て、なるほどなと私も考え
が変わりまし
て、従来は里の旅公社を我が緑政会は批判し
てきたんですけれども、もうやっぱり観光行政の司令塔を大事にするという市の立場、かなり理解し
てきました。だから、今回は、里の旅公社を批判するというのではなく、むしろそれを盛り立てるという立場から質問し
ていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 まず第一に、従来、里の旅公社では、5年後をめどに補助金はもらわないと、そういうふうに言っ
ていたんですけれども、これはどうなるんでしょうか、お伺いします。
○議長(衞藤竜哉君) 安藤商工観光課長。
◎商工観光課長(安藤久美子君) これまでも里の旅公社につきまし
ては補助金の在り方等につきまし
てご質問等をいただい
ているところでございます
が、市の定める観光振興ビジョンに連携し
て取り組む団体と位置づけ
ておりますことから、公社の運営に必要となります人件費で
あったり固定費については、引き続き市は補助し
てまいりたいと考え
ているところでございます。
○議長(衞藤竜哉君) 川野優治君。
◆11番(川野優治君) 当初の計画といいますか、補助金は打ち切ると、5年で。それはもう撤回するということですね。 はい、分かりました。私もそれでいいと思います。 補助金については、今議会で市長
が反問権を使われ
て補助金について発言されました。補助金は趣旨に従って正当に使わなければならないということです。だから、正当ということでいえば、里の旅公社でも正当に使う必要
があると。だから、補助金を打ち切るんではなく
て補助金を出すのは、市長の反問権の答弁から見
ても、やっぱり里の旅公社には補助金を出すべきだと思います。 この市長の反問権についてちょっと述べます
が、私は非常に感心しました。当たり前のことで
あるんですけれども、市長
がはっきり言われたと非常に感心し
ております。そして、里の旅公社の補助金は出さない、自前で稼げと、従来はそういうふうに言っ
ていたんですけれども、やはり本来の趣旨に照らせば出すべきだと考えます。 この点について、市長はどのようにお考えでしょうか。反問権の件も含め
てお願いします。
○議長(衞藤竜哉君) 川野市長。
◎市長(川野文敏君) では、里の旅公社に対する補助金の考え方について、ご説明をさせ
ていただきたいと思います
が、先ほど商工観光課長からご答弁申し上げましたように、人件費とか電気代とか水道料、固定費については、やはり私ども
が助成し
ていかなければ、公社自身でその分を自主事業を行ったりし
て稼いでいくというのは、少し無理
があろうと思います。もちろん自主財源の確保には努め
ていただくように頑張っ
ていただきたいと思っ
ております
が、全てを賄えというのは、それは無理な話だというところで
ありまし
て、これは今後とも、その辺の補助金については、きちんと内容を精査しながら補助金を出し
ていくということで考え
ていきたいと思っ
ております。 反問権につきまし
ては、場所
が違いますので、今回は差し控えさせ
ていただきますけれども、令和2年9月のご答弁を申し上げましたのは、私
が発言をさせ
ていただきました、市のほうに観光事業はシフトし
ていこうというふうなことをお話しさせ
ていただきましたけれども、この当時は里の旅公社に対する強い危機感を私自身持っ
ておりました。 今年度の議会版の事務事業評価で、議会の皆さんも、この里の旅公社に関しまして、かなり問題
があるというふうな厳しい評価をいただいたところで
ありまし
て、この評価、当時、私からそういう危機感、令和2年9月議会で申し上げたときも、私自身もそのような考えでおりましたので、その後、そういう市の考え方で、もし里の旅公社
が本気でツーリズムをやっ
ていかないので
あれば、もう市にシフトしなきゃいけないという考え方で
ありました。 しかし、その私の発言を受け
て、里の旅公社も奮起し
ていただきまし
て、自らやっぱりやっていかなきゃいけない、ツーリズムは自分たちで進めるんだという強い思いで、改革を実施し
ていただい
ておりまし
て、組織内でツーリズム推進協議会を立ち上げ
てやっ
ていこうという姿勢も見せ
ておりますし、これからは、市
が担う部分と里の旅公社
が担う部分と両輪で、この観光事業に取り組んでいきたいということで、これからも里の旅公社、補助金を出しながら市と共に、市
が支え
ていくという形で事業に取り組んでいきたいと思っ
ているところでございます。
○議長(衞藤竜哉君) 川野優治君。
◆11番(川野優治君) 里の旅公社も、私から見れば生まれ変わったようなものですので、やっぱり育て
ていきたいと思っ
ています。ぜひ頑張っ
てもらいたいと思います。 それでは、再質問に入っ
ていいですか。 まず、里の旅公社は5年をめどに補助金はもらわないと言っ
ていたんですけれども、これはもう取消になったと理解し
ていいんでしょうか。どうでしょうか。
○議長(衞藤竜哉君) 安藤商工観光課長。
◎商工観光課長(安藤久美子君) 先ほど市長もご答弁をさせ
ていただきましたように、補助金につきまし
ては、人件費並びに運営するための固定費で
ありまし
て、今後、その補助金の金額等につきまし
ても、事業の内容等を精査し
て、また自主事業の確保等にも努め
ていっ
ていただきたいというところはございます
が、まずは市としても必要となる補助金については補助し
てまいりたいと考え
ているところでございます。
○議長(衞藤竜哉君) 川野優治君。
◆11番(川野優治君) 分かりました。 次に移ります。 里の旅公社
が力を入れるべき事業として観光ツーリズムを挙げられ
ているんです
が、全天候型の体育施設をどう活用し
ていくんでしょうか、伺いたいと思います。
○議長(衞藤竜哉君) 岡部
社会教育課長。
◎
社会教育課長(岡部司君) 今回、工事をし
ております全天候型体育施設についてでございます
が、まず、スポーツ合宿、主に野球で
あるとか、サッカーで
あるとか、そういった部分で合宿を誘致する際に、雨天時でも練習
が可能な施設を確保するということで、今回、全天候型体育施設をスポーツツーリズムを推進する観点から工事に着手させ
ていただい
ておりますので、スポーツツーリズムのその辺のところで活用させ
ていただきたいと考え
ております。
○議長(衞藤竜哉君) 川野優治君。
◆11番(川野優治君) 豊後大野市の観光を発展、活性化するという意味でも、非常に意味
があると思いますので、やっぱり全天候型体育施設は有効に使っ
ていただきたいと思います。 では、次、いいですか。 近時、非常に売出し中のアウトドアサウナについて、市の観光担当者としてはどういう戦術を描い
ているんでしょうか、お伺いいたします。
○議長(衞藤竜哉君) 安藤商工観光課長。
◎商工観光課長(安藤久美子君) 昨年の7月に豊後大野市
が自治体として初めて「サウナのまち」の宣言をさせ
ていただいたところでございまし
て、本市の恵まれた地域資源を活用したアウトドアサウナを新たな観光資源として、市内を周遊し
ていただき、滞在時間の延長を図り、市内の経済の効果を活性化させるために、今後、サウナの取組を推進し
てまいりたいと考え
ているところでございます。
○議長(衞藤竜哉君) 川野優治君。
◆11番(川野優治君) 全天候型体育施設とアウトドアサウナ、これをやっぱり2本の軸として、豊後大野市の観光を発展させ
ていっ
てください。お願いいたします。 これで、1問目を終わります。
○議長(衞藤竜哉君) 次に、2、道の駅についての質問を許します。 川野優治君。
◆11番(川野優治君) 2番目、道の駅について質問いたします。 今年の夏、朝地町に牛肉を買いに行ったんです、ビーフショップに。そしたら、あの店
が閉店になっ
ていて、そのときに、これはやっぱり豊後大野市の農業もかなり寂れ
ているなと感じたんです。そのときに、道の駅の農産物の販売は大丈夫なのかなと思ったので、この質問に至ったんですけれども、特に今後10年くらいのスパンで見たときに、豊後大野市の道の駅の野菜の販売、これは大丈夫なのかなという危機感を持っ
ております。 そこで、道の駅の近時の状況と今後の状況についてお伺いいたします。
○議長(衞藤竜哉君) 2、道の駅については、商工観光課長より答弁
があります。 安藤商工観光課長。 〔商工観光課長 安藤久美子君登壇〕
◎商工観光課長(安藤久美子君) それでは、道の駅についてのご質問にお答えいたします。 まず、販売額のここ数年の状況につい
てでございます。 近年の農産物販売額の状況につきまし
ては、5駅合計で令和元年度は4億5,900万円でした
が、令和2年度
が4億3,200万円、令和3年度
が4億1,400万円と、前の年度を下回る販売額
が2年続い
ている状況で
あります。レジ客数の推移は、令和元年度70万人、令和2年度64万9,000人、令和3年度63万2,000人と、農産物販売額と同様に2年連続し
て減少し
ている状況に
あります。 これは、各年度で平均単価に大きな差
が出
ていないことなどから、客数の減少、つまりコロナ禍による外出の自粛や道の駅を含む市内で開催される各種イベント等の中止・縮小
が大きく影響し
ていると考えられます。 なお、本年4月から10月までの5駅合計のレジ客数は39万4,000人となっ
ており、昨年の同時期と比較し
て約1,500人の増加となっ
ております。これは、市独自の誘客対策事業として、春のチューリップフェスタの期間と秋の紅葉時期に実施した市内周遊スタンプラリー等
が好影響を及ぼし
ていると捉え
ております。また、道の駅合同イベントを来年1月から3月にかけて開催する予定となっ
ており、観光客
が減少傾向に
ある冬場の集客にも市
が支援し
ているところでございます。 次に、今後の状況をどう予想し
ているのかについてでございます。 コロナ禍による外出の自粛
が、前年や前々年と比較し
て徐々に緩和され
てはき
ているものの、現在、新規感染者数
が増加の傾向に
ありますので、道の駅における農産物販売額やレジ客数
がコロナ禍前までに回復するには、もう少し期間を要するのではないかと予想し
ています。 今後におきましても、各道の駅の指定管理者や農産物の出荷者協議会等関係者と連携しながら、道の駅への集客や農産物販売額の向上に係る支援等を着実に行い、各道の駅の経営安定化を図っ
てまいります。 〔商工観光課長 安藤久美子君降壇〕
○議長(衞藤竜哉君) 川野優治君、再質問
ありますか。 川野優治君。
◆11番(川野優治君) 私の質問
が舌足らずでしたので、ちょっと失敗したと思うんですけれども、今後の状況、この今後というのは、私は10年スパンぐらいで長く見
て、どのように思いますかということを聞きたかったんですけれども、大変これは私の舌足らずで申し訳ございませんでした。 今後10年ということになると、どうなんでしょう。私はかなり悲観的な見方をし
ておるんですけれども、その辺、執行部はどうでしょうか。
○議長(衞藤竜哉君) 安藤商工観光課長。
◎商工観光課長(安藤久美子君) 現時点での予想といいましょうか、現時点ではコロナの中で
ありまし
て、なかなかコロナ前に回復するのは難しいと思っ
ていますし、今後10年とご質問でございます
が、道の駅に係る経営の安定化を図るために、イベントの支援で
あったりとか道の駅の改修等を行いながら、5駅の道の駅
が引き続き経営し
ていくように、市も設置者としての責任の下で、しっかり管理はし
ていきたいと考え
ているところでございます。
○議長(衞藤竜哉君) 川野優治君。
◆11番(川野優治君) やっぱり今後10年ということになると、今の道の駅の体制、5つですね、三重町、清川町、緒方町、朝地町、大野町、恐らくこれは、かなり無理というか、厳しくなるんではないかなと思います。だから、合併は無理だと思うんですけれども、それに近い形で何か連携を図っ
ていくしかないと思うんです。今すぐにできないと思いますけれども、そういう道の駅の連携ということをこれから頭に置い
てやっ
ていただきたいと思っ
ております。ぜひよろしくお願いいたします。 私の質問はこれで終わります。 〔11番 川野優治君質問者席降壇〕
○議長(衞藤竜哉君) 以上で、11番、川野優治君の一般質問を終わります。
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△散会の宣告
○議長(衞藤竜哉君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。 次の開議は、12月13日午前10時とします。 散会 午後1時38分...