中津市議会 2022-12-23 12月23日-08号
今後の課題としては、国史跡指定地内には駐車場やトイレをつくることができないため、周辺施設等の活用など、どのように対応していくのかを検討する必要があります。今年度は市民の方の声を聞くため、周辺の古代ゾーンを併せた活用を一緒に考えてもらうイベントを企画しました。利用していただいた皆さんの意見を聞きつつ、二期工事についても方針を検討していかなければならないと思っていますとの答弁がありました。
今後の課題としては、国史跡指定地内には駐車場やトイレをつくることができないため、周辺施設等の活用など、どのように対応していくのかを検討する必要があります。今年度は市民の方の声を聞くため、周辺の古代ゾーンを併せた活用を一緒に考えてもらうイベントを企画しました。利用していただいた皆さんの意見を聞きつつ、二期工事についても方針を検討していかなければならないと思っていますとの答弁がありました。
また、永添にあります古代の役所跡、国史跡長者屋敷官衙遺跡周辺には古代官道、条理跡、古代寺院跡、墳墓群、ため池の堤防など古代の都市計画が現代のまちの景観として生きている、全国的に見ても稀有な地域であります。 また、中世城郭の数は県内最多で、近世には山国川河口域に城と城下町が造られ、九州最古の石垣が残り、なまちかを発掘すると膨大な数の近世遺物が出土するのも中津市の埋蔵文化財の特徴と言えます。
令和2年度に策定した国宝臼杵磨崖仏保存活用計画は、令和3年度に文化財保護法による国の計画認定を受け、令和3年度策定の国史跡下藤キリシタン墓地保存活用計画は、本年度中の国の計画認定を受ける予定です。さらに、現在策定中の特別史跡臼杵磨崖仏保存活用計画は、令和6年度の国の認定を目指しているところです。
〔「なし」の声〕 ○宮邉委員長 次に、文化財課から、里官衛遺跡の国史跡への指定について報告をお願いいたします。 ○坪根教育部審議監兼文化財課長 報告事項9点目、大分市大字里、坂ノ市地区にございます里官衙遺跡、官衙と申しますのは古代の役所のことでございますが、この里官衙遺跡の国史跡への指定について御説明させていただきます。 報告事項⑨の資料を御覧いただきたいと思います。
◎文化・スポーツ振興課長(後藤方彦君) 先ほど、議員さんがおっしゃいましたように、平成26年度に藩主御殿跡の発掘調査成果の報告のためのシンポジウム、平成30年度には台山部分の発掘調査説明会を開催し、また、国史跡指定の際には、杵築城跡のパンフレットを作成しております。
それでは、最後になりましたが、国史跡に指定された文化財の管理についてということでございます。 国の史跡です──に指定された文化財ということで、まず小熊山古墳と御塔山古墳、これは平成29年に指定されたと思いますが、この両古墳につきましては、私も地元の奈狩江の自治協や松林を守る会というのもございますが、その中の活動の中でウオーキングとかサイクリングを兼ねた歴史散策等でたびたび訪れることがございます。
本市では、平成13年に大友氏館跡の一部が国史跡に指定されて以来、史跡の公有化と発掘調査を進め、平成30年には仮ガイダンス施設、南蛮BVNGO交流館、令和2年には大友氏館跡庭園をオープンさせ、市民ボランティアガイドの育成や各種イベントなどを通じて、大友氏遺跡の普及啓発と情報発信に努めているところです。
本市においては、4世紀から7世紀にかけて造られた71件の古墳が知られており、保護保存を目的に国史跡に指定されているものは、坂ノ市地区の亀塚古墳など4件、県史跡に指定されているものは小牧山古墳群など3件となっております。 史跡は、我が国や地域の歴史を正しく理解するために不可欠なものであり、かつ、学術上の価値の高さなどの基準に基づいて指定されております。
また、国史跡や歴まちの指定は、今後の城下町観光に期待をされるというふうに思っております。 次に、財政健全化対策の取組でございます。いろいろ今までの一般質問にも過去何回もありましたけども、これはちょうど合併後8年目で市長はちょうど就任したのを、ちょっと終盤になるかなといったようなときに市長が就任したわけでございます。
◎企画財政課長(内野剛君) 新規計画の策定予定でいいますと、令和2年3月に杵築城跡が国史跡に指定されたことから、今後の保存、活用、整備等に向けての基本方針となる史跡杵築城跡保存活用計画がございます。 そのほかには観光振興計画、商工振興計画の策定を担当課から報告を受けているということでございます。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 真鍋議員。
小熊山古墳、御塔山古墳の古墳が国史跡になりましたが、この両古墳の概要を教えていただきたいと思います。 ○議長(渡辺雄爾君) 後藤文化・スポーツ振興課長。 ◎文化・スポーツ振興課長(後藤方彦君) 小熊山古墳は全長116.5メートルの前方後円墳で、西暦300年前後、1,700年以上前に造られたものです。古墳の大きさは県内で最大、出土した円筒埴輪は九州最古級のものとなっております。
本市には、国宝・特別史跡臼杵磨崖仏をはじめ、国史跡下藤キリシタン墓地、県指定の臼杵城跡、旧平井家住宅など186件の国・県・市指定の文化財が所在しております。その保存・管理については、その文化財の所有者または管理団体が行うこととなっており、本市が管理団体となって管理している指定文化財は32件となっております。
国史跡指定の時期につきましては、国の文化審議委員会で審議された後、文部科学大臣へ答申され、官報告示をもって国指定という事務の流れですが、具申書提出後につきましては、市としては把握できない状況です。 以上で答弁を終わります。
今回、私は杵築城50周年、文化財の国史跡、歴史的風致維持向上計画の3項目について一般質問をさせていただきます。 先月の8月3日に、私たちの議会会派、令和会の勉強会で、杵築城を初めとしました観光文化施設8か所を視察させていただく予定でしたが、残念ながら、新型コロナウイルス感染症の影響のため、延期となりました。視察はできませんでしたが、まずは、杵築城50周年について質問をさせていただきます。
2つ目の祈りの回廊構想は、祈りをキーワードに下藤キリシタン墓地、臼杵磨崖仏、臼杵城下町を情報発信する取組でありますが、下藤キリシタン墓地につきましては、平成30年9月に国史跡に指定されたことから、現在、その保存活用計画の策定に取り組んでおります。臼杵磨崖仏につきましては、第3期保存修理により覆屋の改修を実施し、その改修により磨崖仏の保存効果を高め、より美しく鑑賞できる環境を整えました。
戦国時代、全国に先駆けて南蛮文化が花開いた本市では、国史跡、大友氏遺跡の整備が進行中であり、この春には大友氏館跡の庭園の復元整備工事がいよいよ完成し、その後には、当時、様々な儀式などが行われた大友氏館跡の中心的建物などの復元整備が着実に進むことを切に願っているところであります。
戦国時代、全国に先駆けて南蛮文化が花開いた本市では、国史跡、大友氏遺跡の整備が進行中であり、この春には大友氏館跡の庭園の復元整備工事がいよいよ完成し、その後には、当時、様々な儀式などが行われた大友氏館跡の中心的建物などの復元整備が着実に進むことを切に願っているところであります。
◎商工観光課長(内野剛君) 杵築市は今月、杵築城跡が国史跡に指定される予定であり、重伝建地区を含めた、全国でも屈指の城下町として、歴史的・文化的な評価の高まりを見せている、ということでございます。これを追い風に、全国的な宿泊地であります、別府、湯布院から杵築に観光客を送り出す、継続的な仕組みの構築を、豊の国千年ロマン観光圏と連携して取り組んでいきたいと考えている次第でございます。 以上です。
このような状況の中、杵築市においては、杵築城跡が国史跡に指定される答申が出され、重伝建地区を含めた全国でも屈指の城下町として、歴史的文化的な評価の高まりを見せております。これを追い風に、滞在型の観光を目指す上で宿泊施設の整備は喫緊の課題であると考えております。
例えば--これも例えばの話でありますが、臼杵公園は、津波被災時の避難場所として整備が望まれておりますので、その整合性の課題もありますけれども、県指定史跡の臼杵城址が国史跡として指定をされれば、城郭と一体的な景観を形成する城下町地区を含めて、歴史まちづくりを進める重点区域として、都市整備と歴史的景観形成、文化財保護が一つになったまちづくりを展開することも可能になるというふうに考えております。