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令和 3年 3月定例会(第5日 3月24日)

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  1. 栗東市議会 2021-03-24
    令和 3年 3月定例会(第5日 3月24日)


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    最終取得日: 2021-09-20
    令和 3年 3月定例会(第5日 3月24日)               令和3年3月栗東市議会定例会会議録                       令和3年3月24日(水曜日)再開 1.議 事 日 程   第1.会議録署名議員の指名について   第2.各常任委員会委員長報告について(請願書第7号を除く)   第3.請願書第7号に対する委員長報告について   第4.議案第34号 栗東市副市長の選任につき議会の同意を求めることについて             から      議案第36号 栗東市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について             までの3議案の一括上程・審議について   追加日程   第1.各常任委員会委員長報告について 1.会議に付した事件   第1.会議録署名議員の指名について   第2.各常任委員会委員長報告について(請願書第7号を除く)   第3.請願書第7号に対する委員長報告について   第4.議案第34号 栗東市副市長の選任につき議会の同意を求めることについて
                から      議案第36号 栗東市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について             までの3議案の一括上程・審議について   追加日程第1.各常任委員会委員長報告について 1.会議に出席した議員(17名)     1番 青 木 千 尋 君    2番 伊 吹   裕 君     3番 川 嶋   恵 君    4番 野々村 照 美 君     5番 西 田   聡 君    6番 梶 原 美 保 君     7番 里 内 英 幸 君    8番 中 野 光 一 君     9番 武 村   賞 君   10番 上石田 昌 子 君    11番 林   好 男 君   13番 田 村 隆 光 君    14番 片 岡 勝 哉 君   15番 上 田 忠 博 君    16番 藤 田 啓 仁 君   17番 三 木 敏 嗣 君    18番 田 中 英 樹 君 1.会議に欠席した議員    12番 中 村 昌 司 君 1.会議に出席した説明員   市長            野 村 昌 弘 君   副市長           藤 村 春 男 君   教育長           福 原 快 俊 君   市民政策部長        木 村   勉 君   市民政策部理事       中 嶋   勇 君   総務部長          宇 野 茂 樹 君   環境経済部長        西 村   勝 君   環境経済部政策監      内 藤 寿 光 君   環境経済部理事       森     睦 尚   建設部長兼上下水道事業所長 柳   孝 広 君   建設部技監         山 田 真 一 君   子ども青少年局長      川 﨑 武 徳 君   教育部長          伊勢村 文 二 君   健康福祉部長        木 村   毅 君   総務部次長         駒 井 隆 司 君   健康福祉部次長       太 田 聡 史 君   建設部次長         井 上 和 典 君   教育部次長         片 岡 豊 裕 君   財政課長          伊勢村 由 美 君   秘書広報課長        佐 藤 哲 也 君 1.会議に出席した事務局職員   局長      國 松 康 博   課長      木 村 洋 子   係長      吉 田 みず穂                 再開 午前 9時50分 ○議長(田中英樹君)  ただいまの出席議員は17名であります。  12番 中村昌司議員から欠席届が提出されていますので、ご報告申し上げます。  定足数に達しております。  よって、令和3年第2回栗東市議会定例会を再開いたします。  これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手許に配付しておきました議事日程表のとおりであります。  これより日程に入ります。  ~日程第1.会議録署名議員の指名について~ ○議長(田中英樹君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第88条の規定により          1番 青木千尋議員         14番 片岡勝哉議員  を指名いたします。  ~日程第2.各常任委員会委員長報告について(請願書第7号を除く)~ ○議長(田中英樹君)  日程第2 請願書第7号を除く各常任委員会委員長報告についてを議題とし、各付託案件について、それぞれの委員長、副委員長から審査結果の報告を求めます。  まず、総務常任委員会委員長 4番 野々村照美議員。 ○4番(野々村照美君)登壇  おはようございます。  総務常任委員会の審査の経過と結果をご報告いたします。  当委員会は、休会中の3月18日に開催し、本定例会において付託を受けました議案3件について審査を行いました。  説明を求めるために出席を求めた者は、市長、関係部長、次長、課長等であります。  それでは、当委員会における審査経過と結果について報告いたします。  まず、議案第22号 栗東市部設置条例の一部を改正する条例の制定について、組織編制で職員数が459名ということだが、大きく変わる組織の中で、人数的に充足しているのか。  また、火葬場建設推進室に草津市から2名の職員が派遣されるということだが、逆に栗東市から草津市への出向はないのか。との委員からの質疑に対し、459名については、もともと当初予算で予定していた人数に到達していないので、可能であれば7月採用で補充したいと考えている。  また、現在、草津市との協議している中で、職員派遣については栗東市からの出向はない。との答弁がありました。  質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第23号 栗東市長等損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について、重大な過失というのはどのような場合を考えているのか。また、軽過失か重過失かは、誰が判断するのか。との委員からの質疑に対し、重大な過失については、行政内部や議会等から違法の可能性が指摘され、事前に調査検討を行っていれば容易に違法性を認識できた場合、それにもかかわらずこれを怠って市に損害を与えた場合と考えている。軽過失か重過失かの最終的な判断は、市長の判断となる。これに疑義が生じた場合については、住民監査請求、または住民訴訟において判断されるべきと考える。との答弁がありました。  監査体制の重点化や内部統制体制を整備することが必要だと考えるが、その整備についてはどう考えているか。今後、ますます監査委員と専門性について議論されるようになると思うが、議選監査委員の存続廃止についてはどう考えているのか。との委員からの質疑に対し、監査の関係については、監査のシステムの関係見直し等がなされている。事前に監査委員の意見を聴取することによって、透明性を確保していく。議選監査委員の選任について、現時点では変更等は考えていない。との答弁がありました。  今このタイミングでこの条例を上程したのは何かあるのか。との委員からの質疑に対し、この条例の制定及び施行期日については、市の任意となっている。条例制定の是非や制定する場合の施行期日について検討を行ったが、地方自治法の一部改正の趣旨や、近隣市が同様の条例を既に制定していることを踏まえて、条例制定の判断に至った。との答弁がありました。  また、この条例を制定する必要があるのか。との委員からの質疑に対し、これは地方自治法の改正の背景にもあるが、損害賠償請求を恐れるがあまり積極的な施策が推進できないという傾向が一般的にある。その是正のため、軽過失においても当然責任はあるという前提で、この条例を制定するものである。との答弁がありました。  質疑の後、討論として委員から、この条例が制定されることにより、住民の意思を表す意欲がそがれる、また、訴えを起こしても、ある程度上限があるならば、その意味がなくなってしまう。また、住民訴訟のプロセスが遠回りになるという懸念がある。以上により条例を制定すべきではない。と、反対討論がありました。  採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第24号 栗東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、国民健康保険について、滋賀県が財政運営の主体となって、標準保険税率を示し、令和6年度以降のできるだけ早い時期に保険税水準の統一をするというが、統一後の税率はどうなるのか。との委員からの質疑に対し、県の標準保険税率は毎年数値が変わる。特に、令和3年度は被用者保険からの前期高齢者交付金の注入が多くなったため、保険税による負担が少なくなり、標準保険税率が下がっている。それに合わせて、今回、本市においても税率を下げた。令和4年度については、保険税の負担が大きくなり、税率が戻る可能性がある。本市としては、平準化を図り、年度間で保険税率が大きく変わらない形にするため、場合によっては繰越金等を投入する可能性がある。このような事情で見込みが難しい。との答弁がありました。  また、国民健康保険の加入者は比較的所得の低い人が多い。所得の低い人を助けるためにも、医療従事者を助けるためにも、財政運営の主体となっている県が、もっと財政的な負担をしていくべきだと考える。市も県に働きかけをしていってほしい。との委員から意見がありました。  質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告といたします。  よろしくご審議いただきますようお願いをいたします。 ○議長(田中英樹君)  次に、環境建設常任委員会副委員長 8番 中野光一議員。 ○8番(中野光一君)登壇  当委員会は、休会中の3月18日に付託されました案件の審査を行いました。  審査のため出席を求めた者は、副市長、関係部長、次長、課長等であります。  それでは、付託された案件のうち、議案4件の審査の経過と結果を申し上げます。  まず、議案第27号 栗東市道路占用料条例及び栗東市道路法に基づく市道の構造に関する技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、委員から、占用料改正に伴う影響額は。との質疑に対し、今回の改正でおよそ1割程度金額が上昇している。影響額としては、令和元年度の道路占用料の総額が約2,300万円で、そこから1割増えるのであれば230万円となるが、年度により占用物件が変わるため、必ずそれだけ増えるものではない。との答弁がありました。  また、委員から、車道の左端寄りに自転車通行帯を設けるものとするとあるが、現実的に狭い道もあり、どの程度まで考えているか。との質疑に対し、自転車通行帯は、現在市内3か所、3路線を設けている。ただ、車道に幅1.5メートルの通行帯を設けなくてはならず、現状の道路の中で設置していくのは難しいと考える。今後、検討をしていきたい。との答弁がありました。  また、委員から、道路の種類が増えてきて、自転車通行帯などは他市町にもあり、様々な表示があるように思うが、これは統一されているのか。栗東市の特色を出すことは考えているか。との質疑に対し、自転車通行帯については、基本は青いラインであるが、各市町村で特色を出せる部分もある。現状では特色までは考えていない。との答弁がありました。  質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第28号 栗東市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、委員から、処理能力について1日最大の水量を3万8,464立方メートルに改められるが、平常時の汚水量というのはどれぐらいか。との質疑に対し、日最大計画汚水量は、日平均汚水量の約1.2倍となっている。との答弁がありました。  質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
     次に、議案第30号 栗東市道路線の廃止については、委員から、花園区内下ノ小塚1号線について、現状は田んぼのあぜ道になっているが、もともと市道に認定されたときには何か計画があったのか。との質疑に対し、認定の経緯を見ると、昭和60年に一旦全線廃止、再認定をしている。当時、道路の形態のような写真等もあり、一旦認定はされたが新たに道路の拡幅計画等があったものではないと認識している。との答弁がありました。  質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第31号 栗東市道路線の認定については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、当委員会に付託されたうち、議案4件の審査結果の報告といたします。  よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(田中英樹君)  次に、文教福祉常任委員会委員長 15番 上田忠博議員。 ○15番(上田忠博君)登壇  それでは、文教福祉常任委員会の審査の経過と結果をご報告申し上げます。  当委員会は、休会中の3月18日に開催し、今定例会において付託を受けました議案3件について審査を行いました。  説明のため出席を求めた者は、教育長、関係部・局長、次長、課長であります。  それでは、順次、報告を行います。  議案第25号 栗東市介護保険条例の全部を改正する条例の制定について、委員より、条例の第2章 介護認定審査会の第6条 介護認定審査会の委員の定数が現在は25人以内と聞いている。今度の改正では20人以上40人以内と幅を持たす理由は。また、介護認定の機会は年間何回ぐらいあるのか。との質疑に対し、現在、認定審査会は5人の合議体が4つあるが、毎回参加が難しい委員もおられる。また、今後を見据え、介護保険の申請が増え、認定審査の回数を増やす場合、25人以内であると対応が難しいこともあり、今回、規定を変更した。審査会は毎月8回、定例会に日を設け実施している。との答弁がありました。  また、委員より、今回の全部改正の意図は、地域で健康に生き、在宅・地域で暮らすという部分の盛り込みと強化、それと介護保険料の改定か。との質疑に対し、介護保険制度の持続可能なものにするため、今回、全部改正を行った。前半では条例の目的、基本理念、市の責務として取り組んでいくことを規定し、市がしっかりと取り組むということ。市民も介護サービスを受ける権利と、地域の中でいつまでも暮らし続けられるよう、サービスを利用することで自立を促すことと、介護支援専門員や事業所自体が自立に向けた支援をするということの条例に設け、意識の醸成を図っていく。併せて介護保険料は第8期計画で事業量を見込んで改正され、保険料をなるべく抑えられるような形で自立支援に取り組むことも大事だとしている。との答弁がありました。  その他多くの質疑がありましたが、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第26号 栗東市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、委員より、今回、条例4本を1議案とした経緯は。また、多岐にわたる項目が多く、ICT、虐待防止、感染防止などが盛り込まれていることは理解するが、ほかの条例への影響は確認したのか。との質疑に対し、省令改正に伴う改正であり、要介護の方、要支援の方の受けるサービスに同じようなものが多いことから、4条例まとめて改正した。今回、省令で示された内容であり、栗東市に関係するところは、栗東市が指定している地域密着型のサービスに関すること、介護支援専門員に関することになっている。との答弁がありました。  また、委員より、業務継続計画、感染防止、虐待という大きな社会問題も盛り込まれたことは、利用者、サービスを受ける側としては大変ありがたいことと思うが、施設側、運営側が経過措置を3年の中で施設の設備を変える、人員を増やすことに対し、要望を聞き、支える考えはあるか。との質疑に対し、改正に合わせ介護報酬も改正され、こういった取組をした場合に加算される、また、この中には人材の確保も含まれており、配置基準の緩和、介護の手間を少しでも抑えるためのICTの活用、記録の緩和、提出物の緩和なども盛り込まれている。最初は厳しいかもしれないが、加算がついたりすることで変わってくるかと考えている。との答弁がありました。  その他、多く質疑がありましたが、討論はなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第29号 栗東市屋外体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員より、他に市内でテニスコートを賃貸で運営している状況は。また、現在の利用者に対して学校開放で対応できないか。との質疑に対し、スポーツ協会が管理をしている部分については、ここ以外に市民体育館に2面、野洲川運動公園のところに4面ある。こちらは土地の賃借料はない。また、中学校にクレーコートがあるが、葉山中学校テニスコートは市のスポーツ協会に加盟しているソフトテニス協会が、中学校が部活で使わない時間帯にお借りしている。西中はテニスコートが2面ある。西中は生徒数も多く、部・クラブ員の数も多いという状況もあり、現在は部活動の中学校での利用でほぼいっぱいという状況であると確認している。との答弁がありました。  また、利用者数が年々減少傾向であるのは、大宝テニスコート以外の施設を利用されているからか、もしくはテニスの競技者人口がそもそも減ってきているからか。との質疑に対し、それぞれの地域性の部分もあり、大体どこを使うかを決められておられる状況がある。その中で、大宝テニスコートは年齢が高い方が割と多く、他所に行くというより、使う人が減っている状況にあると考えている。また、ここは駐車場が車が2台分程度であるところで、利用拡大も望めず、利用が減っているのではないかと分析している。との答弁がありました。  また、栗東市内に立地する企業で、従業員の福利厚生のためにテニスコートや体育館を持っておられ、それを一般の方にも貸し出しされているところがあると思うが、テニスコートを企業でされているところはあるのか。との質疑に対し、大宝・治田西地区に民間の屋内テニスコートが2面あり、貸しコートではなく教室、スクールという形で近辺にある。スポーツを楽しむということであれば、ご利用される方も多いのかと感じている。との答弁がありました。  また、スポーツ協会テニス協会との今後の在り方も十分検討していただきたい。スポーツ協会、またテニス協会の代表者などと打合せ、話はしているのか。との質疑に対し、栗東市スポーツ協会に加盟するソフトテニス協会と、硬式テニスをされるテニス協会の代表者や事務局長に話をさせていただいた。ソフトテニス協会については、葉山中学校を使っており、特に問題がないということであった。また、テニス協会は、野洲川のテニスコートを使っており、こちらも特に問題はないという話を伺うなど、協議をさせていただいている。との答弁がありました。  その他、多くの質疑がありましたが、討論はなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告といたします。  よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(田中英樹君)  次に、予算常任委員会委員長 11番 林 好男議員。 ○11番(林 好男君)登壇  それでは、予算常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。  当委員会は、休会中の3月12日から17日までの間に開催し、付託されました19議案の審査を行いました。  まず、12日に全体会を開催し、一般会計の審査のため、総務、環境建設、文教福祉の各分科会を設置し、各分科会審査終了後に、それぞれ全体会で総括質疑を行うことを確認しました。  また、令和元年度の決算関係指摘事項について、当局より取組報告を受けました。  その後は、文教福祉分科会は12日、15日に、総務分科会は15日に、環境建設分科会は16日に開催し、終了後に各所管事項の総括質疑を行いました。  一般会計の審査終了後、17日に全体会を再開し、特別会計について審査を行った後、各議案について討論、採決を行いました。  審査のため出席を求めた者は、市長、副市長、教育長、所管の各部次長及び各課長等であります。  それでは、審査の内容と結果について報告いたします。  議案第2号 令和3年度栗東市一般会計予算について、まず、総務所管事項では、行政改革推進事業について、行財政改革検討支援業務委託はどのような内容か。との質疑に対し、総合計画の進行管理を行うに当たり、行政改革の視点について研修会や各課ヒアリング公認会計士などの専門家から指導・助言を受けながら行っていきたい。特に事務事業の見直しやアウトソーシングに絞って、指導・助言を受けたいと考えている。さらに、日報管理による業務量把握と一体的に実施することで、業務の見直しや定員適正化に生かし、限られた人員や財源で市政運営を行っていくことにつなげたいと考え計画をしている。との答弁があり、また、事務事業の中で見直すべきところは多くある。前例踏襲主義で行っていくのではなく、ぜひとも行財政改革の中の一環として見直しを進め、先進地になるぐらいの気持ちをもって取り組んでもらいたい。との意見がありました。  防災活動推進事業地区防災計画について、令和2年度の策定実施が難しいということで、3年度に策定に変更するに当たり、業者委託による策定から防災士の方を中心に策定する方法に変更したということだが、どう策定していくのか、予算面ではどうか。との質疑に対し、地区防災計画については、地域の方と市とで話合いをしつつ、それを深めながら、地域ごとの特色に合わせた計画を策定していきたいと考えている。自治会長等地域の方に参加していただく中で、防災士が中心となって研修等を実施したいと考えており、新年度予算にて防災士組織活動補助金として費用を見ている。との答弁がありました。  また、令和2年度委託料880万円を見込んでいた事業費が、今回、研修講師費用のみというのは削減し過ぎではないのか。との質疑に対し、現在、栗東市防災会の会長と協議しており、全体的なものは構想中だが、この初年度については地域で研修を実施し、その中で地域と防災士で話をしてもらうことを考えている。地域の中で話合いをしていただくということに重点を置き、市としても地域と協力をし、防災士を中心に計画策定を進めていきたいと考えている。との答弁があり、趣旨からして地域が策定するというのは価値があることだと思うが、策定を行ってもらうにはそれ相当の費用がかかることもある。必要になれば補正等の対応もお願いしたい。との意見がありました。  さらに、防災士について、高齢化が進んでいる部分があり、また、自治会によっては防災士の存在が知られていないところもある。それは、日頃その活動が見えないということだと思う。今後、年次的にどう防災士を養成していくのか、どんな計画を持っているのか。との質疑に対し、現在、防災士がいない自治会が28あるので、できるだけ年次的にこれらの自治会での養成を進めていきたい。防災士について、自治会の中で認識されていない部分もあるので、この地区防災計画策定を契機として認識を広めていきたいと考えている。との答弁がありました。  次に、環境建設所管事項では、森林病害虫等防除事業について、テングス病はどのような影響を及ぼすか。との質疑に対し、病気が蔓延すると周辺の桜等の間で移る。そのため、健康な木に移らないよう早期に病気の木に措置をするものである。との答弁がありました。  また、本来はテングス病にかかった枝を切り、その切った部分に殺菌剤を塗り、切った枝は焼却処分するというのが基本だと思うが、実際は間伐した枝は林道に捨ててある。林道整備という意味でも、補助金を使い実施するのであれば、2トン車両を貸し出しし、枝は処分してもらい、薬をまくところまで指導していただきたい。との質疑に対し、伐採した枝の処分について、そこまでの指導をしていないため、今後、取り組んでいきたい。との答弁がありました。  また、住宅管理経費について、空き家リノベーションモデル事業改修工事に3,000万円計上され、古民家を改装していくということだが、観光の調査なども、新型コロナの影響で商売としての通常性がないということで据置きしたりしている中で、改装して商売をするのであれば今なのかと感じる。費用対効果について伺う。との質疑に対し、空き家の利活用をどのようにしていくかなどの提案をする場としてNPOを設置し、そこに事務局を置いて、空き家対策の拠点となるような施設を立地するものである。  総額3,000万円という額については、耐震改修工事や内部改装工事などを実施するための必要な経費であり、空き家の利活用モデル事業については、地域課題を地域財産とするための情報発信の場、また、空き家対策の拠点として効果が得られるように努めていきたい。との答弁がありました。  次に、文教福祉所管事項では、健康増進事業、がん患者のアピアランスサポート事業助成金について、新しい事業だが、医療用ウイッグ、補整下着への上限1万円以外の支援はあるか。との質疑に対し、がん治療に伴う外見の悩みをお持ちの方に対し、社会参加や就労継続支援として助成する。内容は、医療用等ウイッグ、帽子、乳房補整用具の購入費用の一部助成を考えている。本体価格に含まれない附属品やケア用品は対象としない。県の補助事業で上限1万円の予定である。との答弁がありました。  また、学童保育所管理運営事業について、指定管理者選定の年に当たるが、指定管理者選定委員会は年何回の開催で、どのようなメンバーで構成されるのか。指定管理者は非公募、随意契約を検討してはどうかという議論もあったが、募集方法についてはどうか。との質疑に対し、選定委員会の開催は年2回、委員は民生委員児童委員から1人、児童福祉の分野関係から2人、市民公募で3人、市職員が2人の合計8人の構成で考えている。指定管理者の募集方法は、現在、内部で協議をしている。継続性・安定性を重視しながら、保護者・指導員・子どもとの信頼関係・人間関係を大切にして考えていきたい。との答弁がありました。  また、教育振興指導経費について、GIGAスクールサポーター派遣委託料等の詳細は。との質疑に対し、手話通訳、学校におけるICT環境整備の設計・使用マニュアル等の作成等を行うGIGAスクールサポーターであるICT技術者委託、校務ネットワーク変更委託の3点である。との答弁がありました。  続いて、支援員の配置はまだ決まっていないのか。また、同時期に事業が重なるようなことが起きたときに、うまく対応できるのか。との質疑に対し、支援員は4校に1人、3名配置の予定である。ICTの環境整備については、例えばタブレット等の故障等は学校からその業者に直接連絡をし、対応する。ベネッセのドリルパークなどのソフトウェアについても、全て業者と直接対応するなどし、うまく進められるのではと考えている。との答弁がありました。  その他、多くの質疑がありましたが、討論の後、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第3号 令和3年度栗東市土地取得特別会計予算については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第4号 令和3年度栗東市国民健康保険特別会計予算については、検診事業、節目歯科検診委託料について、30歳をやめ70歳を追加し、昨年度より予算を増額した理由と対象者については。との質疑に対し、国民健康保険の被保険者で、年度内に30歳、40歳、50歳、60歳に達する方を対象に案内し、受診いただいていた。対象者数435人中17人の受診で3.91%の受診率。予算は、対象者数の4%を見込み、単価6,500円で計上している。後期高齢者医療での歯科検診が76歳と81歳で実施されており、70歳に引き上げ、後期高齢者につなげるため見直しをかけた。との答弁がありました。  続いて、受診率を上げる策は。どのように案内しているのか。30歳をやめ70歳を追加したが、周知に努力していれば受診率は変わったのではないか。周知の徹底についての考えは。との質疑に対し、若年齢層の方々は仕事があるなどで実施が難しいため、高齢者のほうにシフトする。5月の後半に書面で対象者の方に案内している。国保の事業について、近隣市でも30歳を見合わせてきている状況もあり、本市も見合わせるところである。いずれにしても個別の周知・案内により受診が促進できるよう努めていかないといけないと考えている。との答弁がありました。  また、滞納繰越処分について、近年の滞納繰越分についての推移は。との質疑に対し、滞納処分や収納率の向上を目指し、年々若干ずつではあるが減少してきている。現年課税分の収納率の向上に取り組んでいる関係で、過年度に滞納繰越しとして計上する部分も減り、その効果がここ数年間で徐々に出てきていると捉えている。との答弁がありました。  また、業務計画や年間計画の進行管理も徹底していかなければならないのではないか。との質疑に対し、毎年、納税推進室で計画を立て、年度末に向けて集約し、次年度の見直しに取り組んでいる。数字が結果として徐々に出てきているということを励みにし、今後も取組を続けていきたいと考えている。との答弁がありました。  質疑、討論の後、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第5号 令和3年度栗東市後期高齢者医療特別会計予算については、質疑はなく、討論の後、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第6号 令和3年度栗東市介護保険特別会計予算については、委員より、第8期介護保険事業計画に基づいてのハード面、施設の充実、拡充についてはどのような動きをするのか。との質疑に対し、8期については、特別養護老人ホームを広域では計画していないが、地域密着型の特別養護老人ホームを整備したいと考えている。との答弁がありました。  続いて、9期のスタートに間に合うよう8期のうちに募集、設計など、来年度から動くことも検討していただきたいが、考えは。との質疑に対し、令和4年の段階で募集をかけて取りかかろうという計画で考えているところだが、公募の準備については早い段階での対応を検討していきたい。との答弁がありました。  また、総合相談事業について、地域包括支援センターが市内3か所となったが、人材を含めた運営状況は、また葉山、栗東、栗東西の地域性の現状は。との質疑に対し、現在、栗東・栗東西包括支援センターは6名、葉山は5名の職員で対応している。昨年度の後半で、各包括1人ずつ加配している。現在、人員が足らない状況にはない。  地域性としては、葉山地域は高齢化率が高い、栗東西地域は高齢者も多いが若い世代も多い。栗東は、金勝地域は高齢化率が高く、治田・治田東は若い世代が多い。今後、自治会単位・圏域での課題等に対して、包括と担当課と十分協議をしながら進めていきたいと考えている。との答弁がありました。  質疑、討論の後、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第7号 令和3年度栗東墓地公園特別会計予算については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第8号 令和3年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業特別会計予算については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第9号 令和3年度栗東市水道事業会計予算については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第10号 令和3年度栗東市公共下水事業会計予算については、収益的支出の総係費、委託料について、下水道使用料徴収事務に係る委託業務と、会計実務支援委託業務等があるが、この中身は。この徴収事務については、上水道と一緒にしていると思うが、どのような案分で費用負担しているのか。との質疑に対し、下水道使用料徴収事務に係る委託は、水道メーターの水量から、下水道の使用料等を算定するための経費として、水道会計へ委託料として支払うものである。会計事務支援委託業務等は、公的な企業会計であるため、税務支援等を会計経理士等に委託を行っている。  上水道でかかる費用の50%をベースにして、下水道については、普及率が99.1%のため、その比率を掛けた額を水道会計に支払っている。との答弁がありました。  また、管渠管理費、委託料について、不明水管路調査業務とあるが、進捗は。との質疑に対し、不明水は毎年1.3キロほど調査をしている。それにより改修が必要なところについては、その都度、改修をしている状況である。  全市内の調査を終えるには時間がかかり、その年の雨量の関係、また新たな不明水もあり、量的には一概に比較できないが、改修している限りは減っているとの考えの下、毎年調査改修を進めている。との答弁がありました。  質疑の後、討論はなく、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第11号 令和3年度栗東市農業集落排水事業特別会計予算について、農業集落排水施設管理経費について、浅柄野、観音寺において、経年劣化によって修繕が必要と説明されていたが、今後どのような計画でされるのか。との質疑に対し、令和2年度、機能診断調査最適整備構想策定業務として、浅柄野、観音寺地先の施設の在り方について調査している。  一般下水につなぐ、もしくは農業集落排水事業として施設維持していくことのどちらかにメリットがあるのか、実行する場合は、タイミングや流域下水道処理区域として、滋賀県琵琶湖流域別下水道整備総合計画等に計上する必要があり、現在検討している。との答弁がありました。  質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第12号 令和2年度栗東市一般会計補正予算(第10号)について、ふるさとりっとう応援基金積立金について、説明では様々な取組の結果、減額ということになったということだったが、総括して、来年度以降はどう進めるのか、展望は。との質疑に対し、今の時点では、パンフレットの内容の一部見直しと配布方法の工夫、返礼品の提供事業者の募集を通年募集にする、ということを考えている。との答弁がありました。  また、現状、市に入ってきた寄附金に対し、市外にふるさと納税として出ていった金額はどうなっているのか。との質疑に対し、年度と年のくくりで見方は違うが、令和元年度の本市の歳入は5,400万円の寄附金が入ったのに対し、令和元年では2億7,000万円ほどが市外に出ている。との答弁がありました。  繰越明許費、土木費の道路橋梁費や都市計画費について、合計すると約3億円もの繰越であるが、どう考えているのか。また、歳入の土木費国庫支出金の社会資本整備総合交付金は、要望に対して内示はどれぐらいもらえたのか。との質疑に対し、大きくは追加補正で交付された分である。今回交付された補正については、用地取得がなく、すぐに工事ができるところ、また、調査ができるところで受けている。一番大きいのは上砥山の2号幹線ほか1線で4,200万円余りであり、ここは用地買収済みのため、工事を進めたいと考えている。今回、補助金の補正を要求した分については、100%受けることとなり、結果的に大きな額の繰越しをすることとなった。との答弁がありました。  また、青少年教育推進経費、放課後子ども教室委託料について、8学区実施のうち、今年度は2学区のみ実施された。コロナ禍の実施の経緯は。との質疑に対し、実施する地域で構成されるスタッフの組織には高齢者が多く、コロナウイルス対策に心配の声が多かったため、最終的に2学区の実施となった。との答弁がありました。  続いて、スタッフ組織については、募集や組織に担当部局がしっかり取り組まないと、今後、衰退のおそれがある。9学区中8学区の運営であり、子どもたちが平等に恩恵にあずかるためにも、県の補助金もあり、各学区の組織づくり、スタッフ組織の構築に取り組んでいただきたい。との質疑に対し、未実施の1学区は、実施準備を進めていただく予定であったが、コロナの関係で実施に至っていない状況になっている。また、スタッフ募集は、チラシを保護者に配付し、加えて大学生のボランティア募集を呼びかけている。残念ながらまだ応募はないが、引き続き対策を重ね、スタッフの増加に努めていきたい。との答弁がありました。  質疑、討論の後、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第13号 令和2年度栗東市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)については、質疑もありましたが、討論はなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第14号 令和2年度栗東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第15号 令和2年度栗東市介護保険特別会計補正予算(第3号)については、居宅介護サービス等給付費を増額し、施設介護サービス等給付費を減額するが、コロナの関係などがあり、施設ではなく家で看ようといった傾向にあるためか。との質疑に対し、年次的な影響というよりは、7期計画で設定したサービス費について、予定の数値に比した今年度の実績での増減である。施設については、市内の施設の定員数で計算をしているが、必ずしも栗東市民全員が入るわけではない関係もある。  続いて、在宅が増える傾向というのは、地域包括支援センターが機能しているという認識でいいか。との質疑に対し、昨年度から包括が3圏域に設置され、相談しやすい体制になり、相談件数も増えている。また、各包括と介護サービスを計画していく上で要となっている介護支援専門員との連携もしっかり行われている。住み慣れた地域で、本人が望む暮らしを進めていくことに取り組んでいることも影響している。との答弁がありました。  質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第16号 令和2年度栗東市水道事業会計補正予算(第3号)については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第17号 令和2年度栗東市公共下水道事業会計補正予算(第3号)については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第18号 令和2年度栗東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第32号 令和3年度栗東市一般会計補正予算(第1号)について、議案第33号 令和2年度栗東市一般会計補正予算(第11号)については、併せて質疑を行いました。  新型コロナウイルスワクチン接種推進事業について、職員手当等の時間外勤務手当1,687万3,000円の積算の内訳は。  また、時間外勤務は超過勤務になる可能性もある。職員数は足りているのか。土日に出勤し、振替休日を取得すると、平日の業務に影響が出るのでは。との質疑に対し、集団接種会場の人員の時間外勤務手当としては、土曜は38週分4時間、日曜は40週分8時間、それぞれ9人分を見ている。また、ワクチン接種推進室の職員は、平日の2時間程度を10か月分で算出している。ワクチン接種期間の10か月で現時点においては、多数の職員に動員をかけ進めていく。との答弁があり、一部の職員だけが超過勤務にならないよう、職員の健康管理に十分気を付けていただきたい。との意見がありました。  また、東口第1駐車場4,055万4,700円は、何台分を予定し、滞在時間は何時間を予定しているのか。との質疑に対し、人口の2回分、医療従事者を抜いて70%の駐車場の利用率500円で算出をしている。駐車料金は1時間までは200円、4時間までを500円の4時間で、1人当たりの滞在時間は2時間を見ている。との答弁がありました。  また、7万人分掛ける2回、14万回接種可能と国の方針で出ているのか。との質疑に対し、国の方針として100%接種でという方針に沿って計画している。との答弁があり、接種に関しての方向性、見込みが、報道で見る国の体制から非常に心配するところであり、国・県とも連携を密にして対応していただきたい。との意見がありました。  議案第32号 令和3年度栗東市一般会計補正予算(第1号)については、質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  また、議案第33号 令和2年度栗東市一般会計補正予算(第11号)については、質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告といたします。  ご審議のほど、よろしくお願いをいたします。 ○議長(田中英樹君)  ここで休憩をいたします。  再開は、11時5分といたします。                 休憩 午前10時52分               ――――――――――――――
                    再開 午前11時05分 ○議長(田中英樹君)  再開いたします。  これより、委員長報告に対し質疑を行います。  まず、総務常任委員会委員長に対し質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中英樹君)  質疑もないようでありますので、総務常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。  次に、環境建設常任委員会副委員長に対し質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中英樹君)  質疑もないようでありますので、環境建設常任委員会副委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。  次に、文教福祉常任委員会委員長に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中英樹君)  質疑もないようでありますので、文教福祉常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。  次に、予算常任委員会委員長に対し質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中英樹君)  質疑もないようでありますので、予算常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。  これより討論を行います。  通告者より討論を許します。  なお、討論は登壇してされるようお願いいたします。  それでは、2番 伊吹 裕議員。 ○2番(伊吹 裕君)登壇  議案第23号 栗東市長等損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定についての委員長報告に対し、反対の立場から討論を行います。  この条例案は、市長等の損害賠償額の上限が限定されてしまうことになります。そういった中で、重大な過失がないときとはどのような場合を意味するのか。予測可能性という意味でも、市の訴訟戦略という意味でも、何よりも住民が行政について判断する目安としても、重過失がどの程度の行為であるのかの判断の目安は明確にされるべきです。  さらに、場合によっては裁判所の判断ではなく、市行政自身が判断するケースも想定されます。この場合、免責条例が適用されるか否かの判断は、市当局、市長でありますが、特に重過失がないと判断された場合には、行政の透明性、公正の確保のためのどのようなプロセスで、どのような理由で判断したのか説明責任が重要になってきます。  そして、そのプロセスが、住民が納得するものでなければ、より行政不信が生じるとともに、さらなる行政の萎縮を招き、地方行政の意義が失われるものと思われます。そういった意味でも、重過失の具体的な内容についての住民及び行政における社会的な共通理解が必要です。何よりもこの条例は、市民の権利を制限し、地方行政に対して積極的に参加する意欲を大きく失わせてしまいます。  よって、議案第23号 市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例について、反対いたします。  皆様のご賛同、よろしくお願いいたします。 ○議長(田中英樹君)  次に、1番 青木千尋議員。 ○1番(青木千尋君)登壇  それでは、議案第12号 令和2年度栗東市一般会計補正予算委員会報告に対して、反対の討論をいたします。  新型コロナウイルス感染症拡大する中、市民の暮らしや営業を守らなければならないとき、工場誘致奨励金の追加支払いとして1,451万7,000円の支出は認められません。よって、反対といたします。  続いて、議案第2号 令和3年度栗東市一般会計予算委員会報告に対し、反対討論をいたします。  工場誘致奨励金は来期も計上され、市民の税金が4社に約2億7,000万円交付されます。大企業に市民の税金を投資をし、市政を運営するやり方は改めるべきです。  また、同和対策関連で、市の負担だけでも1億3,800万円も税金が計上されています。必要のない項目は削除をし、一般施策に変更を求めます。よって反対討論といたします。  続きまして、議案第4号 令和3年度栗東市国民健康保険特別会計委員会報告に対し、反対の討論をいたします。  国民健康保険は、社会保障としての制度ですが、栗東市の昨年の国保税の滞納世帯率は26.4%と県下1位です。払える国保税にするべきです。一方、国保の都道府県化を2024年(令和6年)以降を目指して、県・市も進められています。これは、標準保険料率の水準に国保税を合わせるもので、給与年収400万円、4人家族、30歳代の夫婦と子ども2人で見ると、80%の市区町村で値上げとなります。自営業の3人世帯、年金収入の高齢夫婦世帯も8割の自治体で値上げの傾向です。このままでは国民健康保険制度そのものの存立が危ぶまれます。払える国保税にするため、全国の知事会は、国費を1兆円を投入をして、国保税を協会けんぽ並みの負担率にすることを要求をしています。国と県に対して、地域の実情に応じた保険税の設定のため、国保税の値上げにつながる国保の都道府県化をしないよう求めるべきです。よって、反対討論といたします。  続いて、議案第5号 令和3年度栗東市後期高齢者医療特別会計委員会結果報告に対し、反対の討論を行います。  後期高齢者医療の制度は、2年ごとの保険料の見直しがあります。現在、7期として令和2年度、3年度の保険料が前期より引き上げられています。保険料の引上げには反対です。この制度は、75歳以上の人口が増えるほど保険料が上がる仕組みとなっています。後期高齢者医療制度は、75歳以上の人を国民健康保険や協会けんぽなどから切り離した、高齢者だけの医療保険制度です。そもそも医療にかかる機会が多い高齢者だけを別の保険制度に囲い込み、保険料と給付制限を押し付けるこの制度は差別的です。廃止し、国の責任で高齢者が安心して医療にかかれる制度にすべきです。人生100年時代、社会の一員として地域に貢献し、生きがいを持って歩むためには、医療は大切な後ろ盾です。市は、国・県に対し、後期高齢者医療制度を廃止し、抜本的な医療制度の見直しを求めるべきです。よって、反対討論といたします。  続いて、議案第6号 令和3年度栗東市介護保険特別会計委員会結果報告に対し、反対の討論をいたします。  栗東市の第8期介護保険料は、第5段階基準額月額6,300円となり、7期の5,890円から410円の値上がりです。この第5段階の対象は、世帯の誰かが住民税課税だが本人は非課税で、合計所得金額と課税年金収入額の合計が80万円を超える人となっています。この所得の方に年間7万5,600円の保険料です。保険料は、介護保険発足以来、上がり続けてきました。不足する特別養護老人ホームなどを増やさねばなりませんが、サービスの利用が増えれば、保険料に跳ね返る、これが介護保険料の仕組みです。  また、介護人材の確保も深刻になっています。読売新聞が、2020年1月、2月に、県庁所在地、政令都市、中核市、東京都特別区の106自治体にアンケートを実施しました。結果、9割の当局が、介護保険を今後10年間現行のまま維持するのは困難と回答しました。その理由の1位は、人材や事業所の不足、74%。第2位は、保険料の上昇に住民が耐えられない、64%の結果でした。現状のままでは制度自体の存続が危ぶまれています。  これらを解決するには、国庫負担の増額しかありません。現在の国庫負担割合は20%です。ここを緊急的に10%に引き上げる。将来的に50%にする、こうして高齢者も現役世代も安心できる介護保険制度にするには、この道しかありません。保険料の増額は反対です。市は国に国庫負担の増額を強く求めるべきです。よって、反対討論といたします。  続きまして、議案第29号 栗東市屋外体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、文教福祉常任委員会報告に対し、反対の討論をいたします。  大宝テニスコート2面を廃止するということですが、経過は30年前、大宝小学校で一般開放されていたが、現地に移転をされたと聞きます。廃止の理由は借地の契約、利用者の減ということですが、ここがなくなると出庭の野洲川運動公園4面、川辺の栗東運動公園2面となります。野洲川運動公園では、大人対象のテニス教室や子ども対象のソフトテニス大会も開催をされています。利用者増の対策も行い、施政方針の福祉・健康の安心を築く第2期栗東スポーツ推進計画に基づき、大いに進めるべきです。僅かな市民のための施策を削るのは反対です。以上、反対討論といたします。  以上です、よろしくお願いいたします。 ○議長(田中英樹君)  次に、5番 西田 聡議員。 ○5番(西田 聡君)登壇  議案第12号 令和2年度栗東市一般会計補正予算(第10号)について、委員会報告に対し、賛成の討論をさせていただきます。  工場誘致奨励金についてですが、福祉・教育のさらなる充実には、その財源となる税収が安定して確保されることが重要です。本市においては、これまでからも積極的な企業誘致による税収確保に努め、経済発展と市民福祉の向上に取り組んできました。企業誘致は、将来にわたって継続した効果をもたらすものと考えられます。今後も積極的な展開によって、市民生活の安定に寄与する重要な施策であることは間違いありません。以上のことから、賛成の討論といたします。  続きまして、議案第2号 令和3年度栗東市一般会計予算について、委員会報告に対し賛成の討論をさせていただきます。  令和3年度の施政方針でも触れられているように、本予算は、第六次栗東市総合計画や、第2期栗東市総合戦略の具現化推進を図り、厳しい財政状況の中であっても、まちの活力の維持・向上のために組み込まれた予算であります。また、新型コロナウイルス感染症から市民生活や経済を守るための対策が講じられた予算編成であると考えられます。以上のことから賛成の討論といたします。  続きまして、議案第4号 令和3年度栗東市国民健康保険特別会計について、委員会報告に対し賛成の討論をさせていただきます。  本市の国民健康保険財政においては、繰越金を活用し、年度間の平準化を図りながら、新年度においては税率を下げる旨を表明されました。持続可能な制度として、今後も医療費の適正化とさらなる収納率の向上に取り組まれると考えます。県では、令和6年度以降のできるだけ早い時期に、保険税水準の統一を目指しておられるところで、市町と様々な協議を重ねた上で、必要な財源措置を国へも要望されておられるところであります。以上のことから賛成の討論といたします。  続きまして、議案第5号 令和3年度栗東市後期高齢者医療特別会計予算について、委員会報告に対し賛成の討論をさせていただきます。  本制度は、高齢者の増加に伴う医療費増加の中にあっても、高齢者の方々が安心して医療を受けることができるよう、その負担を明確化し、若い世代も含めて、みんなで支え合う制度として開始から12年が経過しました。保険給付に必要な費用の半分は、国・県・市が負担し、4割は若い世代が負担しています。そして、残り1割が高齢者からの保険料として徴収されます。年齢に配慮した対応や運営がなされていると考えます。また、県後期高齢者医療広域連合は、医療費の適正化のために、各市町と連携した健康づくり事業にも積極的に取り組んでおられるところであります。以上のことから、賛成の討論といたします。  最後に、議案第6号 令和3年度栗東市介護保険特別会計について、委員会報告に対し賛成の討論をさせていただきます。  現在、第8期高齢者福祉計画や介護保険事業計画(案)が、本定例会に上程中であり、介護保険料は負担能力に応じた定額の保険料率が採用され、これにより低所得者の負担は軽減されております。この8期計画では、介護給付準備基金から1億3,000万円を繰入れ、基準額が月額6,300円に抑えられております。介護保険制度は、50%が公費で賄われており、本市においても持続可能な制度となるよう、事業の推進と介護費の抑制を以前から図ってきておられます。  以上で賛成の討論を終わります。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(田中英樹君)  次に、11番 林 好男議員。 ○11番(林 好男君)登壇  それでは、議案第23号 栗東市長等損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について、委員会結果報告に対し、賛成の討論を行います。  まず、内容についてご説明いたします。第31期地方制度調査会の答申を受け、地方自治法の一部改正が行われました。内容は、市長や市の職員、行政委員等の職務行為について、善意で重大な過失がないときは条例において賠償責任額を限定して、損害賠償責任の一部を免責することができるようになりました。この改正法が、令和2年4月1日に施行されたことから、地方自治法の一部改正の趣旨や、近隣市が同様の条例を既に制定していることを踏まえ、判断されました。  答申の背景にあるものは、長や職員の損害賠償責任については、萎縮効果を低減させるため、軽過失の場合における損害賠償責任の追及の在り方を見直すことが必要である。また、訴訟において長や職員個人に損害賠償請求を認める判決が確定した後は、裁判所の判断を前提とした上で、損害賠償請求権の放棄が客観的かつ合理的に行われることに資するよう、損害賠償請求権を放棄する場合に、監査委員等の意見の聴取を行うことが必要であるとの提言がなされております。  住民訴訟制度についての課題でありますが、住民訴訟に至っては、組織の責任を個人の責任として追及するものである以上、軽過失の場合にも膨大な個人責任を追及されることがあるといった状況が生じていることから、長等の柔軟な職務執行への萎縮効果を招き、創意工夫、積極果敢な取組も求められる人口減少社会において、本来、行うべき施策も行われなくなってしまうということの弊害も生じることから、これらの課題解決のための見直しを行うものであります。ここでいう軽過失というのは、人が通常行うべき注意義務を多少なりとも欠くことであり、行政においては、市に損害を及ぼすことを認識しておらず、かつ認識しなかったことについて、著しい不注意がない場合であることを指し、条例で言われるところの善意で重大な過失がないときを示しています。  以上のように、地方自治法の一部改正の趣旨を踏まえ、今回の条例制定に至ったものです。  ご指摘の損害賠償額の限定については、地方自治法により政令で定める最低額、基準給料年額1年分、すなわち係数1となる以上で、政令で定める参酌基準を十分に参照した上で、各自治体が条例で定めることとされています。  また、重大な過失とは、行政内部や議会等から違法の可能性が指摘され、事前に調査検討を行っていれば、容易に違法性を認識できたにもかかわらず、これを怠って市に損害を生じさせた場合であります。  ご指摘の証明責任の判断については、地方自治法の規定により、一時的には債権の管理権限を有する自治体の長、市長が、この条例の適用があるか、善意かつ重大な過失がないかも含め、損害賠償請求権の存否や額を判断することになります。しかし、市長がその債権の存在を認識せずに、損害賠償請求権の行使をしない場合など、その判断や管理に疑義がある場合は、住民監査請求や住民訴訟を通じて、当事者から今回の一部免責に係る条例適用に関する主張がなされることで、最終的には裁判所によって、善意でかつ重大な過失がないことを含めた今回の条例の適用の有無が判断されます。  なお、そのプロセスについては、軽過失であっても、全責任が免責されるのではなく、一定の責任が認められることにより、住民訴訟が有する地方財務行政の適正確保機能は維持されており、負担の軽減と地方財政行政の適正確保機能の調整が図られています。また、軽過失との判断に疑義が生じた場合には、新たに住民監査請求や、住民訴訟が提起され、最終的には裁判所の判断により決着がつけられると認識をしております。よって、ご指摘の内容についての不安要素はないものと思っております。  最後に、この見直しによるガバナンスの在り方として、地方公共団体は人口減少社会において合意形成が困難な課題について、萎縮せず解決していく姿勢が求められています。今後も一層、自治体に対する住民からの信頼を向上させ、的確に対応していただくことを申し添え、委員会結果に対し、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(田中英樹君)  次に、10番 上石田昌子議員。 ○10番(上石田昌子君)登壇  議案第29号 栗東市屋外体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、文教福祉常任委員会報告への賛成討論をいたします。  令和2年度での決算指摘事項でも、議会として借地での施設運営の効率・効果性を含め、今後の社会体育施設の在り方を検討し、適切な管理運営に努められたいと指摘しています。  本施設においては、約束の契約期間30年の終了を迎えます。また、利用者については、担当課から契約期間満了についての説明をされており、今後についても、栗東運動公園、野洲川運動公園での受入れは可能であり、またスポーツ協会に加盟するソフトテニス協会テニス協会にもご理解を得られているとのことです。  当該施設は住宅地にあり、近辺で代替地となる新施設の設置は困難な状況であるとのことですが、生涯スポーツの観点から、今後も本市のスポーツ振興計画にのっとり、検討・推進を図られるとのことです。  以上のことから賛成の討論といたします。 ○議長(田中英樹君)  討論は、これをもって終結いたします。  これより、順次採決を行います。  お諮りいたします。  議案第2号 令和3年度栗東市一般会計予算については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 多 数) ○議長(田中英樹君)  起立多数と認めます。  よって、議案第2号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第3号 令和3年度栗東市土地取得特別会計予算については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
                     (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第3号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第4号 令和3年度栗東市国民健康保険特別会計予算については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 多 数) ○議長(田中英樹君)  起立多数と認めます。  よって、議案第4号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第5号 令和3年度栗東市後期高齢者医療特別会計予算については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 多 数) ○議長(田中英樹君)  起立多数と認めます。  よって、議案第5号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第6号 令和3年度栗東市介護保険特別会計予算については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 多 数) ○議長(田中英樹君)  起立多数と認めます。  よって、議案第6号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第7号 令和3年度栗東墓地公園特別会計予算については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第7号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第8号 令和3年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業特別会計予算については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第8号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第9号 令和3年度栗東市水道事業会計予算については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第9号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第10号 令和3年度栗東市公共下水道事業会計予算については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第10号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第11号 令和3年度栗東市農業集落排水事業特別会計予算については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第11号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第12号 令和2年度栗東市一般会計補正予算(第10号)については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 多 数) ○議長(田中英樹君)  起立多数と認めます。  よって、議案第12号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第13号 令和2年度栗東市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第13号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第14号 令和2年度栗東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第14号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第15号 令和2年度栗東市介護保険特別会計補正予算(第3号)については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第15号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第16号 令和2年度栗東市水道事業会計補正予算(第3号)については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第16号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第17号 令和2年度栗東市公共下水道事業会計補正予算(第3号)については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第17号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第18号 令和2年度栗東市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第18号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第22号 栗東市部設置条例の一部を改正する条例の制定については、総務常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第22号は総務常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
     お諮りいたします。  議案第23号 栗東市長等損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定については、総務常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 多 数) ○議長(田中英樹君)  起立多数と認めます。  よって、議案第23号は総務常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第24号 栗東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定については、総務常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第24号は総務常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第25号 栗東市介護保険条例の全部を改正する条例の制定については、文教福祉常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第25号は文教福祉常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第26号 栗東市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、文教福祉常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第26号は文教福祉常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第27号 栗東市道路占用料条例及び栗東市道路法に基づく市道の構造に関する技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、環境建設常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第27号は環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第28号 栗東市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、環境建設常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第28号は環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第29号 栗東市屋外体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定については、文教福祉常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 多 数) ○議長(田中英樹君)  起立多数と認めます。  よって、議案第29号は文教福祉常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第30号 栗東市道路線の廃止については、環境建設常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第30は環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第31号 栗東市道路線の認定については、環境建設常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第31号は環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第32号 令和3年度栗東市一般会計補正予算(第1号)については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第32号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第33号 令和2年度栗東市一般会計補正予算(第11号)については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第33号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  ~日程第3.請願書第7号に対する委員長報告について~  日程第3 請願書第7号に対する委員長報告についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、14番 片岡勝哉議員の退場を求めます。             (14番 片岡勝哉議員退場) ○議長(田中英樹君)  それでは、環境建設常任委員会副委員長より委員会報告を求めます。  8番 中野光一議員。 ○8番(中野光一君)登壇  当委員会は、休会中の3月18日に、付託されました案件の審査を行いました。審査のため出席を求めた者は、副市長、関係部長、次長、課長等であります。  それでは、請願書第7号の審査の経過と結果の報告を申し上げます。  請願書第7号 大津湖南都市計画北中小路工業団地地区計画(案)に関する請願書について。  請願人の趣旨説明、委員からの質疑及び当局からの参考意見の後、委員より確認等がありました。その主なものとしては、委員から、市に対して開発業者から、令和元年7月30日付けで用地取得に伴う協力願いが出されたが、令和元年8月27日開催の懇談会ではこのことに触れず、情報が隠されていたとあるが、説明ができなかったのか。に対して、都市計画マスタープランの作成に当たり、第3回地区別まちづくり懇談会を開催した時点では、商業系の土地活用は断念したものの、その後、市の具体的な方針がまだ固まっていない段階であり、詳細な事業計画も明確になっていないことなどから、情報開示することができない状況だった。  また、北中小路B地区の産業拠点への位置付けに当たり、周辺住民への説明がないとあるが。に対して、総合計画、国土利用計画の改定時に、北中小路自治会、十里自治会に対し、市街化区域の編入手続を進めることと、工場立地計画がある旨を説明、総合計画審議会で審議をいただき、パブリックコメントを実施した上で議会の議決を得て、産業拠点に位置付けしている。  また、今回この請願書が出されたのは、住民に対する説明が不足しているということが一番の原因だと思う。その点ではどう考えるか。に対して、令和3年3月5日、十里自治会での説明会でも、この水路計画等の内容については、引き続き自治会に説明の場を持つことを約束しており、今後も理解いただけるよう説明していきたい。などの確認がありました。  その後、討論として、委員から、この問題は周辺住民に十分な説明がされていないということから端を発していると思う。そういう意味で、請願書に言われているような趣旨を尊重して進めることが大切だと考え、採択すべきである。と賛成討論がありました。  ほかに委員から、当局より地元自治会に対して説明をされており、今後も事業者と連携し説明するとのこと。都市計画マスタープランにおいても、上位計画である総合計画、国土利用計画との整合を図り、産業拠点として位置付けされていること。法に抵触や虚偽の申請などの文言は推察であり、根拠となるものがないことなどから不採択すべきものである。ただし、住民に対する十分な説明については、行政側と住民側との間に認識の相違がなかったとは言い難く、都市計画審議会の答申に附帯された意見のとおり、今後、行政は十分な住民説明並びに事業者との連携及び近隣に対する配慮を徹底して対応することを望む。との反対討論がありました。  採決の結果、賛成少数で不採択すべきものと決しました。  以上をもちまして、当委員会に付託されました請願書第7号の審査結果の報告といたします。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(田中英樹君)  これより、環境建設常任委員会副委員長の報告に対し質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中英樹君)  質疑もないようでありますので、環境建設常任委員会副委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。  これより討論を行います。  通告者より討論を許します。  なお、討論は登壇してされますようお願いいたします。  それでは、1番 青木千尋議員。 ○1番(青木千尋君)登壇  それでは、請願書第7号 大津湖南都市計画北中小路工業団地地区計画(案)に関する請願書について、環境建設常任委員会報告への反対討論をいたします。  この件は、北中小路地区の14.4ヘクタールの農業振興地域に青地に企業を誘致するに当たって、隣接をする5自治会住民への説明がなされていないことが大きな問題点です。地域住民にとっては、隣接するこれまで広大な農地であったところに、高さ30メートルの工場が建設されることへの不安、心配があります。市は、十分説明をしたということでありますが、請願書が提出された背景には、地域の皆さんが理解されていないことの表れではないでしょうか。何事も納得と合意が基本です。請願書に賛成する立場から反対討論といたします。よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(田中英樹君)  次に、7番 里内英幸議員。
    ○7番(里内英幸君)登壇  請願書第7号 大津湖南都市計画北中小路工業団地地区計画(案)に関する請願書に対し、環境建設常任委員会委員長報告について、賛成討論をいたします。  地域のまちづくりとなる地区計画の申出に対応するにあっては、北中小路地区を対象としていること。  開発計画の説明に関しては、隣接自治会を対象に、市街化区域編入手続の経過や令和3年3月末に県で告示される見通しとなった状況等の説明がなされていること。  民間の開発造成や建築計画については、市は栗東市開発事業に関する指導要綱に基づき、開発業者に対し十分な説明を行うことを確認する立場であり、同時に、下流地域が懸念している付替え水路や雨水排水関係等を詳細説明がされるよう約束をしていること。  請願書にある、法に抵触、虚偽の申請などにおいては推察であり、根拠となるものがないこと。  以上の理由により、今すぐ中止すべきを主旨とする請願書については、不採択とした環境建設常任委員会委員長報告に賛成するものであります。  なお、当局は、このたびの請願書が提出された理由を十分認識し、都市計画審議会において附帯された意見に加え、近隣地域の農道、水路等の施設整備と環境保全には十分注視して対応に当たることを申し添えておきます。 ○議長(田中英樹君)  討論は、これをもって終結いたします。  これより採決を行います。  請願書第7号 大津湖南都市計画北中小路工業団地地区計画(案)に関する請願書について、環境建設常任委員会委員長報告は不採択すべきものであります。  したがって、請願書第7号について採決を行います。  お諮りいたします。  請願書第7号について、採択することに賛成の方の起立を求めます                  (起 立 少 数) ○議長(田中英樹君)  起立少数と認めます。  よって、請願書第7号は不採択することに決定いたしました。  14番 片岡勝哉議員の入場、着席をお願いいたします。            (14番 片岡勝哉議員入場・着席) ○議長(田中英樹君)  ~日程第4.議案第34号 栗東市副市長の選任につき議会の同意を求めることについて から        議案第36号 栗東市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について までの3議案の一括上程・審議について~ ○議長(田中英樹君)  日程第4 議提案第34号 栗東市副市長の選任につき議会の同意を求めることについてから、議案第36号 栗東市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてまでの3議案の一括上程・審議についてを議題といたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(野村昌弘君)登壇  ただいま上程されました追加議案3議案の提案理由の説明を申し上げます。  初めに、議案第34号 栗東市副市長の選任につき議会の同意を求めることについては、現副市長からの辞任申出に伴い、新たな副市長を令和3年4月16日から置くため、地方自治法第162条の規定により、栗東市217番地、昭和35年5月28日生まれの國松康博氏を副市長の適任者として選任することにつき、議会の同意を求めるものであります。  國松氏は、昭和59年4月に栗東町役場に奉職されて以来37年間、総務畑を中心に総務課長、元気創造政策課長、総務部長、議会事務局長などを歴任され、この間、的確な判断の下、行政の各分野にわたり大所高所から行政運営の推進に当たってこられました。  本市は今、新型コロナウイルス感染症対応をはじめ、様々な重要課題が山積しており、早期にその解決を図っていかなければなりません。また、同時に総合計画の政策の柱となります5つの安心に基づき、市政を推進し、いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東を目指し、取り組んでいかなければなりません。そのため、副市長の選任に当たっては、行政職員としての経験が豊富で、昨今の本市の行財政事情を熟知しており、かつ職員の信望が厚い國松氏を選任し、着実な市政の運営を進めてまいりたいと考える次第であります。  次に、議案第35号 栗東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、一定額以上の収入の減少が見込まれる場合における国民健康保険税の減免措置について、期間の延長を行うものであります。  次に、議案第36号 栗東市介護保険条例の一部を改正する条例の制定につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、一定額以上の収入の減少が見込まれる場合における介護保険料の減免措置について、期間の延長を行うものであります。  以上、追加3議案の提案理由の説明といたします。  なお、これに関連する資料につきましては、さきにお手許に配付しておりますので、ご参照の上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中英樹君)  ただいま上程されました、議案第34号 栗東市副市長の選任につき議会の同意を求めることについてから、議案第36号 栗東市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてまでの3議案について、議案審議を行います。  質疑は、会議規則第51条第1項ただし書の規定により、これを許します。質疑の回数は3回まででありますので、ご留意ください。  また、議員、当局共、発言はそれぞれ自席でされますようお願いいたします。  議案第34号 栗東市副市長の選任につき議会の同意を求めることについての質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中英樹君)  質疑もないようですので、質疑はこれで終結いたします。  お諮りいたします。  議案第34号 栗東市副市長の選任につき議会の同意を求めることについては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、討論の後、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中英樹君)  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略し、討論の後、直ちに採決を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中英樹君)  討論もないようでありますので、討論は終結いたします。  これより採決を行います。  お諮りいたします。  議案第34号 栗東市副市長の選任につき議会の同意を求めることについては、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第34号は原案のとおり同意することに決しました。  次に、議案第35号 栗東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中英樹君)  質疑もないようでありますので、質疑はこれで終結いたします。  議案第35号については、会議規則第37条第1項の規定により、総務常任委員会に付託いたします。  次に、議案第36号 栗東市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中英樹君)  質疑もないようでありますので、質疑はこれで終結いたします。  議案第36号については、会議規則第37条第1項の規定により、文教福祉常任委員会に付託いたします。  休憩いたします。                 休憩 午後 0時13分               ――――――――――――――                 再開 午後 2時45分 ○議長(田中英樹君)  再開いたします。  お諮りいたします。  この際、各常任委員会委員長報告についてを日程に追加し、追加日程第1として議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中英樹君)  ご異議なしと認めます。  よって、各常任委員会委員長報告についてを日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決しました。  ~追加日程第1.各常任委員会委員長報告について~ ○議長(田中英樹君)  追加日程第1 各常任委員会委員長報告を議題とし、委員会付託案件について、委員長から審査結果の報告を求めます。  まず、総務常任委員会委員長 4番 野々村照美議員。 ○4番(野々村照美君)登壇  総務常任委員会の審査の経過と結果をご報告申し上げます。  当委員会は、本日開催し、付託を受けました議案1件について審査を行いました。  説明を求めるために出席を求めた者は、市長、総務部長、総務部次長、税務課長であります。  それでは、当委員会における審査経過と結果について報告いたします。  議案第35号 栗東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、主な質疑の内容は、今回はコロナ禍の状況による改正になるが、今後も同様の改正が必要になると見込んでいるのか。との質疑に対し、税制改正等現在対応し得るものについては、国・県を通して対応している。コロナ禍はまだ終息していないため、今後もその対応策として追加で出てくる可能性は十分あると考えている。との答弁がありました。  また、令和2年度の国民健康保険の軽減措置について、影響はどうだったのか。令和3年度はどう見込んでいるか。との質疑に対し、国民健康保険税の減免措置の対象は、今年の1月末時点で減免世帯数について94世帯、減免税額が1,772万7,000円、令和元年度については減免世帯数66世帯が対象、減免税額は227万5,000円であった。令和3年度については、令和3年中の収入が30%以上減収すると見込まれるのが条件であるので、対象数は減少する見込みである。との答弁がありました。  質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告といたします。
     よろしくご審議いただきますようお願いをいたします。 ○議長(田中英樹君)  次に、文教福祉常任委員会委員長 15番 上田忠博議員。 ○15番(上田忠博君)登壇  それでは、文教福祉常任委員会の審査の経過と結果をご報告申し上げます。  当委員会は、本日、本会議休憩中に開催し、付託を受けました議案1件について審査を行いました。  説明のため出席を求めた者は、教育長、関係部次長、課長であります。  それでは、報告を行います。  議案第36号 栗東市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、委員より、現在、減免を受けている方、また、その影響額は。との質疑に対し、令和3年1月現在、41件受け付けている。影響額は282万9,634円であるとの答弁がありました。  また、委員より、条例の附則の第7条の2項にある、ただし、市長はこれにより難い事情があると認めるときは、別に申請期限を定めることができるとあるが、どういう事情を想定しているのか。との質疑に対し、災害被害に遭われたときや、入院などに起因して、すぐ提出できない場合などである。との答弁がありました。  また、委員より、収入の減少が見込まれるものとあり、見込みで届け出できるが、実際、収入が減っていなかった場合は、遡及して追徴するのか。との質疑に対し、見込みで受付しているが、現状、実績とかけ離れていない、また、追徴の措置はとっていない。との答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告といたします。  よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(田中英樹君)  これより委員長報告に対し、質疑を行います。  まず、総務常任委員会委員長に対し質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中英樹君)  質疑もないようでありますので、総務常任委員会委員長に対する質疑はこれをもって終結いたします。  次に、文教福祉常任委員会委員長に対し質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中英樹君)  質疑もないようでありますので、文教福祉常任委員会委員長に対する質疑はこれをもって終結いたします。  これより討論を行います。  なお、討論は登壇してされるようお願いいたします。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田中英樹君)  討論もないようでありますので、討論はこれをもって終結いたします。  これより採決を行います。  お諮りいたします。  議案第35号 栗東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定については、総務常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第35号は総務常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第36号 栗東市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、文教福祉常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(田中英樹君)  起立全員と認めます。  よって、議案第36号は文教福祉常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  以上で、今定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。  市長から発言を求められておりますので、これを許します。  市長。 ○市長(野村昌弘君)登壇  お許しをいただきまして、令和3年第2回栗東市議会定例会の終わりに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  議員皆様方には、ご多用中にもかかわりませずご出席を賜り、誠にありがとうございました。去る3月1日から本日までの24日間にわたり、開会をお願いいたしました今期定例会におきまして、追加議案を含め提案をいたしました議案第2号から議案第36号までの計35議案につきまして、いずれも慎重審議の上、原案のとおりお認めいただきましたことを、厚く御礼を申し上げます。  さて、令和3年度施政方針等でもお示ししましたとおり、本市財政はいまだ厳しい状況ではありますが、新型コロナウイルス感染症からの市民の生活、経済を守るための対策を講じることを第一義として、第六次栗東市総合計画や、第2期栗東市総合戦略の具現化推進を図るため、新年度におきましても、本市の強みや特徴を生かしながら、いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東、この構築に向けまして、何事にも果敢に挑戦していく所存であります。  また、4月の25日から予定をしております高齢者の方への新型コロナウイルスワクチンの接種を開始をしていきたいと考えております。高齢者の皆様に続き、市民の皆様にも早期に接種ができますように、国や県、済生会滋賀県病院、草津栗東医師会等との関係機関との連携を密にして、しっかりと皆様方に安全・安心をお届けしたいと、このように思っておりますが、今、現状としての新型コロナウイルス感染症の状況というのは、本当に一刻の猶予も許さない厳しい状況、これは栗東の中でもクラスターが発生し、今現状としても、その対応に追われているところがございます。しかしながら、皆さんと手を携えて、しっかりと市民の安全・安心を守れるように頑張ってまいりたいと、このように思っております。  県からの応援体制も入っております。そして、その状況もつぶさに皆様方と一緒に共有ができるように頑張っていきたいと思っております。なかなかプライバシーの関係をはじめ、どこで、誰がということは、なかなか厳しいわけでございますが、この人権問題をはじめ、罹患された皆様方の、やっぱり思いをやっぱり持って、これから先もお医者さんをはじめ医療関係、皆様方と一緒になって、この解決に向けて努力してまいりたいと思います。  会期中に議員の皆様から頂きましたご質問やご意見、ご提言等も踏まえる中で、よりよいまちづくりに向け、引き続き全力で取り組んでまいりますので、議員の皆様方には、今後より一層のご支援、ご協力を賜りますように、改めてお願いを申し上げるところであります。  結びに、間もなく春本番を迎えますが、天候の変わりやすい時期でもございます。議員の皆様方には、健康に十分にご留意いただき、ますますご活躍されますことをご祈念申し上げ、閉会に当たりましてのお礼のご挨拶とさせていただきます。  なお、本年4月15日付をもちまして、藤村副市長が辞任をいたします。今後、この後、一言副市長よりご挨拶をさせていただく時間を頂戴させていただくようにお願いをしております。どうかよろしくお願いを申し上げたいと思います。いろんな面で、私にとって大切な副市長でありました。こうした思いを込めて、こんな時期が来るとは思っておりましたが、本当に皆さんとともに、しっかりと送り出したいと思っております。本当に今日までお世話になりましたことを、高席からでございますが、厚く御礼を申し上げたいと思います。  改めまして、議員の皆様方、この議会でお世話になりましたことを、重ねてお礼申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。 ○議長(田中英樹君)  これをもって、令和3年第2回栗東市議会定例会を閉会いたします。                 閉会 午後 3時00分   地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。     令和3年3月24日  栗東市議会議長  田 中 英 樹  署 名 議 員  青 木 千 尋  署 名 議 員  片 岡 勝 哉...