1.不
応召議員 なし
1.
出席議員 20名
1.
欠席議員 なし
1.
会議録署名議員 13番 市 川 照 峯 14番 滝 本 善 之
1.
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の
職氏名
市長 泉 峰 一 副市長 柴 田 高 丸
教育長 P戸川 恒 雄
政策監 笹 井 仁 治
総務部長 中 谷 利 治
市民部長 平 居 俊 一
健康福祉部長 野一色 義 明
経済環境部長 谷 口 隆 一
土木部長 藤 本 博
地域統括監 春 日 敬 三
都市振興局長 三田村 健 城
こども元気局長 川 幡 治 平
福祉支援局長 佐竹 登志子
会計管理者 橋 兵 太
1.職務のため議場に出席した者の
職氏名
事務局長 三 原 禎 一 書記 松 田 輝
1.
議事日程 別紙のとおり
1.会議に付した事件 別紙のとおり
平成23年
米原市議会第1回
定例会 議事日程 (第1号)
平成23年3月3日 午前10時00分
開議予定
場所 米原市議場
┌───┬────────┬────────────────────────────────┐
│日程 │議案番号 │件 名 │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 1
│ │会議録署名議員の指名〔 番 議員. 番 議員〕 │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 2
│ │会期決定について │
│ │ │〔自 平成 年 月 日 至 平成 年 月 日〕 │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 3
│ │諸般の報告 │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 4
│諮問第1
号 │市長の
提案理由の説明 │
│ │〜 │ │
│ │議案第42
号 │ │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 5
│諮問第1
号 │人権擁護委員候補者の推薦について │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 6
│同意第1
号 │米原市
公平委員会委員の選任について │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 7
│同意第2
号 │米原市
固定資産評価審査委員会委員の選任について │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 8
│同意第3
号 │米原市
固定資産評価審査委員会委員の選任について │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 9
│同意第4
号 │米原市
教育委員会委員の任命について │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 10
│議案第7
号 │議案の
委員会付託 │
│ │〜 │ │
│ │議案第42
号 │ │
└───┴────────┴────────────────────────────────┘
午前10時00分 開会
○議長(
音居友三君)
ただいまの
出席議員は、20名全員であります。
定足数に達しておりますので、これより、平成23年
米原市議会第1回
定例会を開会いたします。
議員の皆様には、平成23年
米原市議会第1回
定例会に御参集くださいまして、まことに御苦労さまです。
今
定例会は、
人権擁護委員候補者の推薦の承認、米原市
公平委員会委員の選任の同意、米原市
固定資産評価審査委員会委員の選任の同意、米原市
教育委員会委員の任命の同意及び、平成22年度米原市各
会計補正予算、平成23年度米原市各
会計予算並びに、条例の制定など、議案41件が提案されます。いずれも重要な案件でありますので、慎重な御審議を賜りますとともに、会議が円滑に進行しますよう
お願いを申し上げ、開会のご
あいさつといたします。
ただいまより、市長より招集の
あいさつがあります。
泉市長。
○市長(泉峰一君)
開会に当たりまして、一言ご
あいさつを申し上げます。
本日は、平成23年
米原市議会第1回
定例会を招集させていただきましたところ、
議員各位には御参集いただき、まことにありがとうございます。
まずは、市職員が先月18日夜間に
飲酒運転による
損壊事故を起こしました。被害に遭われた方を初め、市民の皆様に多大な御迷惑をおかけし、また、市政への信頼を著しく失墜させてしまいました。
市では、一昨年夏に同様の事案が発生し、
飲酒運転の撲滅について、日ごろより職員に徹底を図っていたにもかかわらず、非常に残念な思いであります。
今後は、今まで以上に職員一人一人が
法令遵守の徹底を自覚し、職員が一丸となり、
飲酒運転の撲滅、
再発防止に努め、市政の
信頼回復に努めてまいる所存でございます。ここに改めて深くおわびを申し上げます。まことに申しわけございませんでした。
さて、
山東東小学校と
山東西小学校は、ことし4月から統合して、
米原市立山東小学校として開校いたします。振り返りますと、
山東西小学校は、明治5年、滋賀県では最初の
小学校として創立されて以来138年、
山東東小学校は、明治8年に創立され、今日まで136年と、それぞれ
子供たちの教育の場として長い歴史が刻まれてまいりました。また、
地域文化のよりどころとして、さらには、心のふるさととしても大きな役割を担ってきたところであります。
小学校がなくなることは、まことに寂しいことであり、残念な思いを抱いていただいている方も多いと思います。しかし、少子化に伴い、
子供たちを取り巻く
教育環境は大きく変化しております。激しい
現代社会に対応するためには、たくましく生き抜く力を培い、確かな学力や自立する力、そして豊かな人間性や社会性など、生きる力をしっかりと身につける必要があり、よりよい
教育環境を整えるためには避けて通れない道であったと考えております。今日まで、それぞれの学校で培ってきた校風や、地域とともにはぐくんできた
伝統文化を受け継ぎ、
子供たちが心豊かに育ってくれることを願うとともに、新たな歴史の1ページを刻むことになります。
山東小学校に大いに期待をしたいと思います。
ところで、本年4月から任命に向け募集しておりました「水源の里ま
いばら みらい・つくり隊」につきましては、
全国各地から36名の方々に御応募をいただきました。この中から
書類選考の後、地元の皆様にも入っていただき、面接等による
最終選考を行いました。その結果、最終的に、1名多い5名の方を隊員の
候補者として選ばせていただきました。ぜひとも
皆さんにお越しいただき、地域の
元気づくりや魅力的な暮らしの発信に御協力をいただきたいと願っておりますので、御理解を賜りますよう、よろしく
お願いを申し上げます。
さて、
今期定例会で御審議いただきます案件は、平成23年度米原市
一般会計及び各
特別会計の当初予算案を初め、
各種条例の一部改正など、諮問1件、同意4件、議案36件であります。それぞれ説明をお聞きいただきまして、適切な御決定をいただきますよう、
お願いを申し上げます。
開会に当たってのご
あいさつとさせていただきます。
なお、後ほど、新しい年度に向けた市政の
運営方針を述べさせていただきますので、どうぞよろしく
お願いをいたします。
○議長(
音居友三君)
市長の招集の
あいさつが終わりました。
直ちに、本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第80条の規定により、議長において、13番議員
市川照峯君と14番議員
滝本善之君の両名を指名いたします。
日程第2、
会期決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、過日の
議会運営委員会において協議の結果、本日より3月24日までの22日間としたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(
音居友三君)
異議なしと認めます。
よって、
今期定例会の会期は、22日間と決定いたしました。
なお、今期中の
会議予定につきましては、お手元に配付いたしました日程表のとおりでありますので、御了承を
お願いいたします。
日程第3、これより、諸般の報告を行います。
最初に、議長の
服務報告をいたします。
報告事項につきましては、
全員協議会にて報告のとおりでありますので、説明を省略いたします。
次に、本
定例会の
会議事件説明のため出席を求めた者は、市長、副市長、
教育長、
政策監、理事、各部長、
地域統括監、
都市振興局長、
こども元気局長、
福祉支援局長、
会計管理者であります。
以上で、諸般の報告を終わります。
日程第4、市長から提出の、諮問第1号から議案第42号までの議案41件を一括上程し、市長から
提案理由の説明を求めます。
泉市長。
○市長(泉峰一君)
本日提案いたしました諸案件の審議を
お願いするに当たりまして、平成23年度の
施政方針と私の所信を申し上げるとともに、議案の
提案理由の説明を申し上げます。
市議会並びに市民の皆様の御理解と御協力を
お願い申し上げます。
平成23年は、私たちの
まち米原市が誕生して7年目の年となります。私の
市長就任から申し上げれば、折り返しの3年目を迎えますので、本市が抱えます
懸案事項の一つ一つ丁寧に着実に解決し、未来に飛躍する年にしたいと考えております。
現在、我が国は、依然厳しい
経済情勢の中にあって、政治も経済も、また、
国民生活のさまざまな分野においても、新たな制度や
仕組みづくりが進められています。一方、国と地方の関係や
地方自治制度の見直しなどの新たな動きもあり、今まさに、地方は変革期を迎えています。しかし、
政権交代後も肝心の
地域主権改革の第一歩が一向に実現しておりません。また、
一括交付金についても、地方の自由度が増したといえるのか、まだ方向性もはっきりと見えていません。全く
期待はずれであります。私
たち地方自治体は、今後の
地域主権改革の動きを注視するとともに、地方からも声を上げる気構えで、この改革を乗り越えていきたいと思います。
本市では、新市の
まちづくりを初め、
人口減少や少子化、過疎・
高齢化への対応など多くの課題に直面しています。こうした変化に対応しつつ、その歩みをとめることなく持続発展し続けるためには、市民一人一人の知恵と行動力が今まで以上に必要となってくるものと思います。市民と行政との
役割分担の議論を進め、それぞれが担うべき役割と責任を果たし、このすばらしい米原を次の世代に引き継いでいけるよう、全力を尽くしてまいります。
私は、本市の
総合計画に掲げる、市の将来像「自然きらめき ひと・まち ときめく 交流のまち」の実現に向けて取り組んでまいりましたが、私がマニフェストに掲げました事項を短期的な目標として、引き続き、市の
総合計画に組み込み、それらを着実に進めるため、さらなる推進を図ってまいります。
基本姿勢といたしましては、私は就任以来申し上げております、失われつつある「絆」を再生することこそ、現代が抱える課題の解決につながるとともに、本市が目指す将来像が実現できるものと考えております。
また、この2年間、みずから積極的に現場や地域に出向き、市民の
皆さんと対話を重ね、しっかりと絆を築いていくことを常に念頭に置き、市民の
皆さんとの
絆づくりに努めてまいりました。こうした場面でいただいた
皆さんからの声を大切にし、平成23年度も引き続き「絆で築く元気な米原市
づくり」を
重点目標に、地域の絆、人と人との絆を大切に本市の課題の解決に向けて、施策の推進を図ってまいります。
就任当初は、地域に出向きますと、必ずといっていいほど、自分の住む地域をよくしてほしいという声を聞くと同時に、依然、旧町意識が残っているような意見もたくさんちょうだいいたしました。何十年という長い歴史を積み重ねてきた町が新しいまちとして一つになったからと言いましても、わずか数年で
一体感を持ってもらうのは難しいものです。しかし、合併7年目を迎えた今、市民の
皆さんの意識も確実に変化し、
自分たちの地域のことはもちろん、米原市全体がよくなるにはどうすればよいのかということを本気で考えていただけるようになってきたと感じています。少しずつではありますが、市としての
一体感が生まれてきたものと、大変うれしく思っています。
また、地域に出向いて気づいたことは、地域の祭りや
伝統行事など、昔ながらの
つながりや、絆が実感できる古きよきものが残る一方で、奥ゆかしい
地域性から表に出ずに生かされていない「ほんもの」が眠っていることです。
人はすぐに新しいものに目が向いてしまい、ともすると先人が残されてきた伝統や文化、風習などを過去のものとして忘れてしまいがちです。しかし、
人間関係が希薄になってきた
現代社会にとって、これこそが、
つながり・絆を再生する大きな役割を果たすのではないかと思っています。
私は、この「ほんもの」こそが米原市の
潜在能力であり、このすばらしい素材がまちの活性化につながるものと信じ、この2年間、「絆で築く元気な米原市
づくり」を
重点目標に掲げ、絆をキーワードとした
市政運営に努めてまいりました。
そして、市民の
皆さんが「米原市、元気だな、頑張っているな」と実感していただけるまちとなるよう、産業の元気、心の元気、体の元気を事業の基軸に、私たちの
まち米原の将来をしっかりと見据えながら。一つ一つ着実に
まちづくりを前進させてまいりたいと考えております。
これまでの
取り組みを振り返ってみますと、就任直後には、本市の
一大プロジェクトの一つでありました「米原駅
東西自由通路」が開通し、これにあわせて、国道8号の拡幅や交差点の改良など、多くの人が利用しやすい駅前に整備が進み、駅の東と西を結ぶ、まさに
交通結節点にふさわしい新しい米原駅として生まれ変わりました。これにより、人と人とが交流し、そこからつながる新しい絆が生まれる場所としてなくてはならない重要な場所となりました。
また、本市の最大の
懸案事項である「
滋賀統合物流センター事業」については、
土地売買契約を締結したものの、諸般の事情により
契約解除という残念な結果となりました。しかし、現在は、造成地である
米原南工業団地の公募を開始し、地域の特性を生かした企業の立地に向け、
トップセールスとして、私もみずから企業へ出向き、全力を挙げて取り組んでおります。
住友大阪セメント伊吹工場跡地の
産業廃棄物処理場の建設については、
産廃持込反対運動同盟会とともに、
関係機関等への粘り強い
働きかけと、水と命の源「水源の里」を守るという地元の
皆さんの熱い思いが
事業者へ届き、計画を断念されることになりました。
引き続き、
事業者の
土地利用を注意深く見守りながら、地元の
皆さんに納得いただける利用がなされるよう
働きかけ、伊吹山を初めとする「水源の里ま
いばら」の豊かな自然を守ってまいります。
最近よく耳にする「
無縁社会」、この言葉が象徴するように、
高齢者の所在不明問題や、親による子への
虐待増加など、貧困、孤立、無縁といった今の日本の現状を指す寂しい言葉が社会にあふれています。血縁や地縁といった絆が失われつつあり、改めて、絆の大切さを実感するところであります。
このような中で、平成22年度から
取り組みを始めました「ま
いばら親子の
絆プロジェクト」は、まさしく人が生まれて最初に結ばれる最も基本的な
人間関係である親子の絆について考える
取り組みであります。今後は、親子という関係だけではなく、家族、地域、職場そして社会といった、それぞれの枠において、人と人とが
つながり、さらにその枠を越えた新しい絆がはぐくまれるまちを目指していきたいと考えています。
全国各地の
少子高齢化・過疎化の流れは、本市においても例外ではありません。この問題を
米原市民すべての
皆さんに気づいていただき、地域の
皆さんとともに米原市の元気な
未来づくりを進めるため、地域の新しい価値を創造し、地域を支える
人づくりを進める「水源の里ま
いばら元気み
らい条例」を制定いたしました。この条例に基づき、集落の再生を図るため、集落の
実態調査を初め、
修学旅行生の
受け入れや「みらい・つくり隊」といった、地域と他の地域からやってきた
人たちとの交流から生まれる活力によって、いわゆる「
限界集落」という言葉を吹き飛ばす「地域の
元気づくり」を始めました。
さらには、昨年の9月に実施した
事業仕分けでは、公開の場において市民や外部の方の視点により、市の仕事の仕分けを行いました。
仕分け人との議論のやりとりの中で提起いただきました問題点などを点検し、今後の施策に反映し、
地方自治体の仕組みの再構築に努めてまいります。
それでは、絆で築く元気な米原市
づくりの実現に向けた
基盤づくりの説明を申し上げます。
平成23年度の
市政執行に当たっては、ただいま申し上げましたように、絆にこだわった
予算編成に努めました。まずは、その原動力となる職員一人一人が絆を意識し、そして市役所が一丸となって取り組める
環境づくりとして、「一課・一
絆事業」の企画を指示いたしました。
また、限られた予算の中ではありますが、産業、心、体の元気に事業を選択集中し、
重点テーマの実現に向けた戦略的な
取り組みを進めてまいります。
最初に、産業の元気についての
取り組みであります。
1つ目の
テーマは、米原駅
周辺整備事業の着実な推進による広域的な
交流都市機能の整備であります。
米原駅周辺の整備につきましては、本市の最
重点課題として取り組んでまいりました。早期の完成こそが
過大投資を避けることであり、大変厳しい
経済情勢の中ではありますが、積極的に事業を推進してまいります。米原駅前
広場整備事業につきましては、
東口広場、
西口広場を完成させ、本市の玄関口としてふさわしい駅前の整備を行います。米原駅
東部土地区画整理事業につきましては、
宅地造成工事、
石炭ガラ搬出工事の完了と保留地の売却を進めるとともに、米原駅を核とした
まちづくりを進めるため、民間の力を活用して、米原駅東口の
まちづくり事業の推進に取り組んでまいります。
米原南工業団地につきましては、ことしの3月14日から18日までの間で
事業者の応募の受付を行い、4月には
事業者を決定していきたいと考えております。低
炭素社会の実現に向けた
事業活動が可能となるよう、
アクセス道路、
貨物ターミナル駅など、
周辺インフラの
早期整備についても引き続き取り組んでまいります。
2つ目の
テーマは、
地域資源、美しい環境、伝統ある
歴史文化など、米原の「ほんもの」を生かした
産業振興です。
本市には豊かな
自然環境、伝統ある
歴史文化など、県内外に誇れる
地域資源は数多く存在しております。しかしながら、その「いいもの」を生かし切れていない現実も一方では感じています。このことにつきましては、
観光振興計画に基づき、総合的に
取り組みを進めるとともに、これら本市の「いいもの」「ほんもの」を全国に発信してまいります。
ことし1月から始まりました
NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」は、
湖北地域の観光の起爆剤として期待しており、滋賀県や長浜市と連携しながら、観光客の誘致に努めます。中でも本市は、次女「お初」の嫁ぎ先である京極氏ゆかりの
清瀧寺徳源院と
伊吹山文化資料館を浅井3
姉妹博覧会の
ウエルカムスポットとして位置づけ、
観光案内人を配置するほか、お初と京極氏を
テーマにした企画展などを開催いたします。
また、昨年は広島市の中学生76人の
民家ホームステイ体験を
姉川上流地域で
受け入れました。初めての事業でしたが、参加された生徒の
皆さんとともに、
受け入れ側の民家の
皆さんにも大変感動していただきました。第一歩を踏み出したこの事業を、さらに発展充実したものとするため、
全国ほんもの
体験フォーラムを米原で開催し、
体験型観光の最適地として全国に強くアピールするとともに、地域の価値の再発見と、全国に誇れる「ほんもの体験」の普及を図ります。
さらには、米原には姉川や天野川を初めとする河川の源流である多くの湧水や滝などがあります。このすぐれた
水環境の歴史、
自然環境などを調査し、報告書として取りまとめ、水の源ま
いばらのイメージアップを図ります。
そのほか、長浜市と合同で実施となりますが、従来の
就職活動とは異なる形で、
湖北地域を支える企業の風土や理念、すぐれた製品や技術力などを知る機会を提供する
企業説明会を開催します。この
取り組みを通じ、優秀な人材を確保するとともに、若者の
市内定住と就労の推進を図り、産業の元気とまちの活力につなげます。
3つ目の
テーマは、農業の
担い手育成の推進による農業の
元気回復です。
本市の
基幹産業である農業は、
農業従事者の
高齢化や
耕作放棄地の増加、さらには
鳥獣被害の拡大など多くの問題を抱えています。
まずは、農業の
担い手育成に関しましては、平成22年4月から、
農業担い手推進室を設置し、
取り組みを推進しているところであります。中でも、農業への
新規参入を志す
若手農業者に対しましては、新規就農者等支援補助金を創設し、支援を行ってまいりました。新年度におきましても、引き続き支援を継続し、
若手農業者の育成に努めてまいります。
また、元気農業研究会では、市内農業者同士の情報交換などを通じて、元気で生き生きと農業に取り組める体制
づくりを進め、農業振興と農村地域の活性化を図ります。
農作物の
鳥獣被害につきましては、年々、被害が拡大し、深刻な状況となっています。少しでも被害をなくし、農業の元気を回復するため、有害鳥獣対策の支援を拡充します。あわせて、このことは全国的な問題でもありますので、抜本的な対策について、国・県に支援を求めていきます。
次に、心の元気についての
取り組みであります。
1つ目の
テーマは、元気でたくましい米原っ子を育てる・育つ
環境づくりです。子供は、まちの宝です。元気でたくましい
子供たちが健やかに育ち、将来の米原市を担ってくれることを願い、施策を実施してまいります。
さて、今日、社会情勢の変化が激しい中、心豊かでたくましく、みずからの未来を切り開いていく力、いわゆる「生きる力」を身につけた子供を育成することは、教育の担う大きな使命であり、これを実現するために保育や教育の環境整備を行っていくことは行政の責務でもあります。
市では、これまでに「米原市における保育のあり方に関する検討委員会」や「米原市立幼稚園及び小中学校のあり方に関する検討委員会」から提言をいただき、これをもとに「米原市保幼小中学校統合整備計画」の策定に取り組んでいるところであります。
今後、
子供たちのより望ましい保育・教育の環境の整備に向けて、保護者や地域の
皆さんの御意見や思いを丁寧に伺いながら、この計画の実現に向けて鋭意努力してまいります。
次に、県内で大きな議論になりました「ほっと安心子育て支援事業」でありますが、私は、この事業について、核家族化の進行や地域の子育て力が低下する中で、保護者の心理的、身体的負担を軽減することは、保護者の孤立防止、育児不安の軽減、子供への虐待防止など、大変効果のある事業だと認識しております。この事業を効果的に実施し、一時預かり保育の充実を図ってまいります。
また、子育てに積極的に参加するお父さんを「イクメン」と呼びますが、絵本の読み聞かせライブと講演会を実施し、本市のお父さん方にもすてきなイクメンになってもらいたいと考えています。
「おはなし隊」につきましては、保育所、幼稚園、保健センターなど就学前の
子供たちや保護者が集まる場所を専用車で巡回し、おはなしボランティアによる読み聞かせや、絵本の貸し出しにより、幼少期から絵本を介した親子の触れ合いをはぐくみます。
さらには、子育てネットワークの形成や子育て情報の提供に努めてまいります。
2つ目の
テーマは、
伝統文化の継承、振興など誇りが持てる地域
づくりです。
先ほども、米原市には、いいものやほんものが数多くあると申し上げましたが、このすばらしい
地域資源、
伝統文化を次の世代に引き継いでいくこと、また、そのことを誇りに思える地域
づくりを進めることが大切であると考えています。
こうした思いを共有しながら、地域創造会議でも、それぞれの地域の特性を生かした自主・自立を基本に魅力的な
まちづくりを推進していただいています。引き続き、地域の絆による活発で魅力的な地域
づくりを応援します。
また、国歌にうたわれている「さざれ石」、実は、
姉川上流地域が発祥の地だと言われています。今まで余り表舞台には出てこなかった話でありますが、地域では、まちおこしとして各家庭で大事に残されてきた「さざれ石」を盆梅のように飾り、展示会が始められました。現在は、お隣の岐阜県揖斐川町が「さざれ石」発症の地として言われておりますが、伊吹山を挟んで「さざれ石」の話があるということは、このあたりが発祥の地であることは間違いないのでしょう。いずれにいたしましても、どちらが本物という話ではなく、揖斐川町とも連携して、こういった資源を全国へ発信してまいります。
次に、水源の里に関しては、条例の理念に基づき、水源の里の価値に光を当て、過疎・
高齢化が進行している集落の持続的発展を支えるための事業を行います。
水源の里ま
いばらのイメージを確立するため、自慢できる資源の再発見を進め、その価値を生かした地域ブランドイメージを広く発信していきます。中でも、写真家ブルース・オズボーンさんには、水源の里の親子を
テーマに写真を撮影していただいています。7月第4日曜日の「親子の日」とあわせて、効果的に
イメージ発信を行ってまいります。
また、水源の里ま
いばらの元気の源をつくるため、この地を訪れて価値や魅力を見つけ、感じて、行動する人をふやすための仕組みとして、ま
いばらファン倶楽部の設置検討や農山村の暮らしを農業や林業を通じて実践的に学ぶ、仮称でありますが、農業を楽しむと書いて「農楽塾」の開設に向けた準備を進めるとともに、条例に基づく指定地域においては、みらい・つくり隊員の
受け入れと活動の支援に取り組んでまいります。
さらには、東草野地区4集落を包括して、文化的景観の保護と活用を図るため、国の重要文化的景観選定に向けた調査を進め、保存計画の策定を始めます。あわせて、景観法に定める景観計画の策定と景観条例の制定に向けた作業を始めます。さまざまな資源を磨き上げながら、新たな観光メニューの開発にも取り組んでまいります。
なお、今議会において、米原市環境美化条例を提案させていただいております。良好で快適な生活環境を目指し、市民の
皆さん方と協働して美しい
まちづくりに取り組んでまいります。
3つ目の
テーマは、安全・安心が実感でき、生きがいを感じられる
まちづくりです。
高齢化の進展に伴い、
高齢者のみの世帯、ひとり暮らしの世帯がふえています。そこで、65歳以上のひとり暮らしの
高齢者などを対象に、絆バトンというプラスチック製の円筒形容器を配付します。その中に持病や服用している薬の有無、緊急連絡先などを記載した用紙を入れておくことで、万一、救急搬送の必要が生じた際に、救急隊員が患者の命の情報を正確に把握し、迅速に処置できるよう
高齢者の安心の確保を図ります。
また、障害者の自立生活支援と社会参加促進のため、申請業者である社会福祉法人への国県補助採択を待って、障害者グループホームの整備支援を行います。
さらには、生活基盤の整備や、いつ起こるかわからない災害に備えて、道路の維持や河川の浚渫を初め、消防施設などの整備を行います。また、昨年から2カ年の事業として実施しています「絆マップ」の作成事業を通じ、住人の防災意識の高揚、各自治会における自主防災組織の活性化を図るとともに、地域の絆の構築を図り、安全・安心な
まちづくりを進めます。
次に、体の元気についての
取り組みであります。
1つ目の
テーマは、生涯現役の健康
づくりです。
健康カレッジ事業は、健診事業をきっかけとして、食育や健康教室またはスポーツ教室など幅広く連携を図りながら、市民が参加しやすい事業を展開します。
健康
づくりには、食育は欠かせません。食育への関心を高めるため、毎月19日を「ま
いばら食育の日」としてPRをするとともに、地域における伝統的食文化の継承を
テーマに食育フォーラムを開催するなど、郷土に根差した食育の推進を図ります。また、東部給食センターは、市民開放型の食育発信拠点として位置づけ、料理講座、食育教室なども積極的に実施します。
さらには、市民の
皆さんが身近に利用できる地域密着型施設として整備を進めている、新グラウンドについては、引き続き本体工事を行うほか、ナイター照明等の設置工事を行います。また、双葉中学校体育館は、学校施設としてだけではなく、市民の
皆さんに開放できる施設として、武道場なども備え、多目的に利用できるよう、改築に向けた実施設計に着手いたします。
2つ目の
テーマは、市民の健康を支える保健・医療・福祉の連携による体制
づくりです。
これらの体制
づくりに関しては、平成22年4月に健康福祉部内に福祉支援局を設置し、福祉の総合相談窓口として位置づけ、横の連携強化に努めてまいりました。さらに、社会福祉協議会の活動や組織体制の強化に向けた支援により、地域福祉の充実を図ります。
また、今ほど申し上げました健康カレッジなど、各部門の連携による事業には、保健師などの専門職を核として、総合的な健康
づくりの確立を目指し、さらなる充実を図ります。
予防接種に関しましては、日本脳炎ワクチン、子宮頸がん予防ワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、インフルエンザのヒブワクチンの接種を積極的に実施し、病気の未然防止に努めてまいります。
子供が欲しいと望んでいるにもかかわらず、子供に恵まれない御夫婦には、不妊治療の経済的な負担を軽減するため、費用の一部を助成し、新たな絆の誕生を応援いたします。
高齢者には、運動機能向上のための教室や、転倒防止のための筋力トレーニングなどの運動やリハビリを実施し、健康
づくりを推進します。
そして、住みなれた地域でお互い支え合い、健康で安全に生きがいを持って生活ができるように、医療、福祉の関係機関を初め、県・市・地域が連携しながら、在宅医療の米原モデルの確立を目指します。
3つ目の
テーマは、地域の絆、豊かな自然を活用した健康増進です。
本市には、1年を通して豊かな自然と水を満喫できる場所がたくさんあります。
春は桜満開の承水溝、夏は青く広がる琵琶湖、秋は色鮮やかな山々に囲まれた姉川ダムなど、大自然に親しみながら、親子で一緒にカヌーを楽しんでいただくとともに、これを全国に発信し、多くの人々が利用していただける
取り組みを進めてまいります。
ウオーキング大会につきましては、参加者の
皆さんに、米原の自然を満喫していただけるようなコースを設定するとともに、地域の
皆さんとの協働により事業を展開してまいります。
また、市内の観光施設や公民館に設置する電動アシスト自転車により、市内の名勝・史跡等をめぐっていただく「親子で散策サイクリング事業」を実施し、親と子の絆を深め、米原のいいものを再発見していただきます。
高齢者に対しましては、75歳以上のひとり暮らし
高齢者宅に民生委員の方が誕生日に訪問していただく「ひとり暮らし
高齢者バースデー訪問事業」など、先ほど申し上げました「絆バトン事業」とあわせて、地域の絆で
高齢者を守る
取り組みを進めてまいります。
今まで申し上げてきました施策を推進していくに当たっては、協働の推進、情報の共有、行財政改革の推進、職員の意識改革を念頭に、市民の視点に立ち、
取り組みを進めてまいります。
まず、庁舎のあり方検討についてです。
私は、さきの市議会
定例会におきまして、庁舎のあり方について具体的な調査検討を行う旨の発言をさせていただきました。現在、庁内検討チームで調査研究をしておりますが、新年度は、もう一歩踏み込んだ専門的な調査を行い、市民の
皆さんを交えて議論を進めてまいります。
また、本市の
総合計画の前期基本計画が平成23年で満了します。これを受けまして、平成24年度を新たなスタートとする5年間の後期基本計画を策定します。前期の5年間は、全国的な景気低迷、雇用悪化、さらには
政権交代など、本市の施策を運営する上で大きな変化があった5年間でした。この間の課題等を十分整理した上で、市民の
皆さんと情報共有を図りながら、希望が持てる計画に仕上げていきます。
次に、行財政改革につきましては、第2次行財政改革大綱の中で、地域を経営する組織体への転換、質の高い行政サービスの展開、
まちづくりを担う多様な主体との「絆」を重視した連携、協働を3つの柱に、効率的で効果的な手法へと事業の見直しを行います。なお、昨年9月に実施しました
事業仕分けは、これまで実施してきた事業に対して、幅広い議論をいただき、事業のあり方を含め、「気づき」という面から大変重要なことであると感じました。そのほか、
事業仕分けは、事業の透明化や説明責任、職員の能力向上などにも有効な手法でありますので、もう1年継続して実施してまいります。
最後に、財政が厳しくなり、
地方自治体も大変な時代を迎えておりますが、このようなときだからこそ、視野を広くし、物事を考えることが必要だと思います。職員の意識改革につきましては、「職員が変われば、米原市が変わる」を合い言葉に、みずから考え行動する職員の育成に努めるとともに、私も含め、職員一人一人が、まちを盛り上げたいという気持ちで
まちづくりに臨んでまいります。
以上、平成23年度の
施政方針と私の所信を申し上げました。
新年度もこれまで以上に厳しい財政状況が続きますが、派手さはなくとも、市民目線できめ細かな事業を展開し、市役所だけでなく、市民の
皆さんにも
市政運営に参画していただき、変化を実感していただけるように取り組んでまいります。
議員各位を初め、市民の
皆さんの御理解と御協力をよろしく
お願いを申し上げます。
続きまして、本
定例会に提出いたしました議案の提案説明を申し上げます。
諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦については、現在、委員である米原市春照469番地 前川隆子氏は、平成23年6月30日で任期満了となりますが、引き続き、人権擁護委員として
お願いいたしたく、再任することにつきまして、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものです。
前川隆子氏は、社会福祉の分野で活躍され、特に幼児と
高齢者の人権問題に広い見識をお持ちの方で、人権擁護委員法に定めております推薦条件に該当するものと認められますことから、人権擁護委員の
候補者として推薦しようとするものです。なお、任期は平成23年7月1日から平成26年6月30日までの3年間となります。
次に、同意第1号 米原市
公平委員会委員の選任については、現在、委員である遠藤雄二氏は、平成23年3月31日で任期満了となりますことから、その後任として、米原市梅ヶ原977番地 林美津雄氏を選任することにつきまして、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求めるものです。
林美津雄氏は、御承知のとおり、長年、地方公務員として活躍された方で、人格が高潔で地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理に理解があり、かつ人事行政に関して広い見識をお持ちであることから、
公平委員会委員に選任しようとするものです。なお、任期は平成23年4月1日から平成27年3月31日までの4年間となります。
同意第2号 米原市
固定資産評価審査委員会委員の選任については、現在、委員である米原市旭633番地1 堀武氏は、平成23年3月23日で任期満了となりますが、引き続き委員として
お願いいたしたく、再任することにつきまして、
地方自治法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものです。
堀武氏は、旧町の職員として長年固定資産評価に従事され、固定資産評価につきましては広い知識と経験をお持ちであることから、選任しようとするものです。なお、任期は平成23年3月24日から平成26年3月23日までの3年間となります。
同意第3号 米原市
固定資産評価審査委員会委員の選任については、現在、委員である米原市上平寺188番地 三宅敏子氏も平成23年3月23日で任期満了となりますが、同意第2号と同じく、引き続き委員として
お願いいたしたく、再任することにつきまして、議会の同意を求めるものです。
三宅敏子氏は、司法書士、土地家屋調査士として固定資産の評価につきましては広い学識経験をお持ちであることから、選任しようとするものです。なお、任期は堀氏と同じ期間となります。
同意第4号 米原市
教育委員会委員の任命については、現在、委員である米原市市場348番地 堀田佐和子氏は、平成23年3月24日で任期満了となりますが、再任することにつきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものです。
堀田佐和子氏は、教職に携われた経験があり、地域の実情にも明るく、人格高潔で、教育、学術、文化に関しても幅広い見識をお持ちであることから、引き続き教育行政を担っていただくため、任命しようとするものです。なお、任期は平成23年3月25日から平成27年3月24日までの4年間となります。
議案第7号 平成22年度米原市一般
会計補正予算(第6号)は、既決の歳入歳出予算に12億6,493万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を188億3,435万8,000円とするほか、繰越明許費の追加及び変更、債務負担行為の変更並びに地方債の変更など、所要の補正を行うものです。
議案第8号 平成22年度米原市国民健康保険事業特別
会計補正予算(第3号)は、既決の歳入歳出予算から9,348万円を減額し、歳入歳出予算の総額を37億9,522万7,000円とするほか、地方債の廃止を行うものです。
議案第9号 平成22年度米原市介護保険事業特別
会計補正予算(第4号)は、既決の歳入歳出予算から638万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を31億3,937万6,000円とするものです。
議案第10号 平成22年度米原市後期
高齢者医療事業特別
会計補正予算(第2号)は、既決の歳入歳出予算から1,413万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を3億7,016万2,000円とするものです。
議案第11号 平成22年度米原市農業集落排水事業特別
会計補正予算(第3号)は、既決の歳入歳出予算から605万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を2億5,163万9,000円とするものです。
議案第12号 平成22年度米原市流域関連公共下水道事業特別
会計補正予算(第4号)は、既決の歳入歳出予算から6,826万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を23億4,093万円とするほか、繰越明許費の変更及び地方債の変更を行うものです。
議案第13号 平成22年度米原駅
東部土地区画整理事業特別
会計補正予算(第4号)は、既決の歳入歳出予算から8億3,190万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を9億9,800万1,000円とするほか、繰越明許費の変更及び地方債の変更を行うものです。
議案第14号 平成22年度米原市工業団地造成事業特別
会計補正予算(第2号)は、既決の歳入歳出予算から20億9,705万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を6億1,052万8,000円とするものです。
議案第15号 平成22年度米原市住宅団地造成事業特別
会計補正予算(第2号)は、既決の歳入歳出予算から4,075万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を3,032万7,000円とするものです。
議案第16号 平成22年度米原市住宅新築資金等貸付事業特別
会計補正予算(第1号)は。既決の歳入歳出予算総額の増減はなく、歳入予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額の増減を行うものです。
続きまして、議案第17号から議案第28号までの12議案は、平成23年度米原市
一般会計のほか、10
特別会計及び1事業会計の予算であります。
予算書1ページをお開きください。
議案第17号 平成23年度米原市一般
会計予算は、第1条で、歳入歳出予算の総額を166億3,000万円と定め、第2条で債務負担行為のできる事項、期間及び限度額を、第3条で、起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を規定し、第4条で、一時借入金の借り入れの最高額を15億円と定め、第5条で、
地方自治法の規定に基づく歳出予算の流用について定めるものです。
予算書223ページをお開きください。
議案第18号 平成23年度米原市国民健康保険事業特別
会計予算は、第1条で、歳入歳出予算の総額を38億9,000万円と定め、第2条で、地方債を、第3条で、歳出予算の流用について定めるものです。
予算書273ページをお開きください。
議案第19号 平成23年度米原市国民健康保険直営診療所事業特別
会計予算は、第1条で、歳入歳出予算の総額を7,100万円と定めるものです。
予算書303ページをお開きください。
議案第20号 平成23年度米原市介護保険事業特別
会計予算は、第1条で、歳入歳出予算の総額を33億円と定めるものです。
予算書339ページをお開きください。
議案第21号 平成23年度米原市後期
高齢者医療事業特別
会計予算は、第1条で、歳入歳出予算の総額を3億7,670万円と定めるものです。
予算書359ページをお開きください。
議案第22号 平成23年度米原市農業集落排水事業特別
会計予算は、第1条で、歳入歳出予算の総額を2億6,200万円と定め、第2条で、地方債について定めるものです。
予算書381ページをお開きください。
議案第23号 平成23年度米原市流域関連公共下水道事業特別
会計予算は、第1条で、歳入歳出予算の総額を21億円と定め、第2条で、地方債について定めるものです。
予算書409ページをお開きください。
議案第24号 平成23年度米原駅
東部土地区画整理事業特別
会計予算は、第1条で、歳入歳出予算の総額を12億4,300万円と定め、第2条で、地方債について定めるものです。
予算書431ページをお開きください。
議案第25号 平成23年度米原市工業団地造成事業特別
会計予算は、第1条で、歳入歳出予算の総額を25億9,346万3,000円と定めるものです。
予算書443ページをお開きください。
議案第26号 平成23年度米原市住宅団地造成事業特別
会計予算は、第1条で、歳入歳出予算の総額を1億3,000万円と定めるものです。
予算書455ページをお開きください。
議案第27号 平成23年度米原市駐車場事業特別
会計予算は、第1条で、歳入歳出予算の総額を340万円と定めるものです。
予算書467ページをお開きください。
議案第28号 平成23年度米原市水道事業
会計予算は、第2条で、業務の予定量を定め、第3条で、収益的収支について水道事業収益を6億8,642万9,000円、水道事業費用を6億627万4,000円とし、第4条で、資本的収支について資本的収入を3億4,613万2,000円、資本的支出を6億314万4,000円とし、第5条で、企業債について定め、第6条で、一時借入金の限度額を3,000万円とし、第7条、第8条で、支出予定の経費の流用について定め、第9条で、他会計からの補助金を5,077万3,000円とし、第10条で、棚卸資産の購入限度額を425万6,000円と定めるものです。
議案第29号 平成23年度における米原市長等の給与の特例に関する条例の制定については、平成23年度の市長の給料月額を100分の10、副市長及び
教育長の給料月額を100分の5減額するため、この条例を制定するものです。
議案第30号 米原市環境美化条例の制定については、米原市環境基本条例の基本理念に基づき、清潔で美しい環境を将来に引き継ぐことを目的として、環境の美化に関し、市民と
事業者及び市の責務を明らかにし、それぞれ共同してごみの散乱等を防止する施策を推進するため、この条例を制定するものです。
議案第31号 米原市
総合計画審議会条例等の一部を改正する条例については、米原市
総合計画審議会、米原市特別職報酬等審議会及び米原市水道運営審議会の設置の根拠を明確にするため、この条例を制定するものです。
議案第32号 米原市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例については、1週間の勤務時間の取り扱いについて、労働基準法第32条の2を適用するため、この条例を制定するものです。
議案第33号 米原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例については、国家公務員の育児休業等に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴い、改定の必要を認めたため、この条例を制定するものです。
議案第34号 米原市
特別会計条例の一部を改正する条例については、事業の終了に伴い
特別会計を廃止するため、この条例を制定するものです。
議案第35号 米原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、国民健康保険税の税率を改定するため、この条例を制定するものです。
議案第36号 米原市行政財産使用料条例の一部を改正する条例については、米原市柏原宿歴史館の目的外使用につき、使用料を徴収することに伴い、この条例を制定するものです。
議案第37号 米原市基金条例の一部を改正する条例については、住宅新築資金等貸付事業基金の設置目的が完了したことにより、この基金を廃止するため、この条例を制定するものです。
議案第38号 米原市国民健康保険診療所条例の一部を改正する条例については、平成23年3月31日をもって米原市国民健康保険伊吹診療所を廃止するため、この条例を制定するものです。
議案第39号 米原市保健センター条例の一部を改正する条例については、米原市伊吹保健センター分室を廃止するため、この条例を制定するものです。
議案第40号 米原市水道事業給水条例の一部を改正する条例については、給水区域における区域名を住所表示とし、手数料の名称及び金額を改め、あわせて文言整理など、条例上の不備を改めるため、この条例を制定するものです。
議案第41号 権利の放棄については、米原市水道料金及び損害賠償金に係る合計金額22万1,573円の請求権の権利を放棄したいので、
地方自治法第96条第1項第10号の規定により、議会の議決を求めるものです。
議案第42号 工事請負契約の締結については、去る2月8日に執行したしました米原市夫馬・市場地先において施工する米原市新グラウンド造成工事について、総合評価制限付一般競争入札により決定しました落札者である米原市甲津原531番地 株式会社草野組代表取締役 草野丈治氏と請負金額3億2,138万4,000円とする工事請負契約を締結することについて、
米原市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものです。
以上、まことに簡略ではありますが、提出議案の説明といたします。
御審議の上、適切な御決定を賜りますよう、よろしく
お願いを申し上げます。
○議長(
音居友三君)
泉市長。
○市長(泉 峰一君)
先ほど説明をいたしました、同意第2号 米原市固定資産評価審査委員会員の選任についての説明で、一部訂正をさせていただきたいと思います。
私が、この根拠法令の地方税法第423条第3項の規定と申し上げるところを、
地方自治法と申したようでございます。地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものでございますので、以上のように修正を
お願いをいたします。申しわけありませんでした。
○議長(
音居友三君)
市長の説明が終わりました。
これにて、
提案理由の説明を終結いたします。
次の日程に入る前に先立ち、お諮りいたします。
諮問第1号、同意第1号、同意第2号、同意第3号、同意第4号の議案5件については、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(
音居友三君)
異議なしと認めます。
よって、ただいまの議案5件については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
日程第5、諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。
これより、諮問第1号に対し、質疑を求めます。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」)
○議長(
音居友三君)
質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
これより、討論を行います。
反対討論はありませんか。
(「討論なし」)
○議長(
音居友三君)
討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、諮問第1号を採決いたします。
本案は、原案のとおり、適任と認めることに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
音居友三君)
お直りください。
起立全員です。
よって、諮問第1号
人権擁護委員候補者に、前川隆子氏を推薦する議案は、原案のとおり適任と認めることに決定いたしました。
日程第6、同意第1号 米原市
公平委員会委員の選任についてを議題といたします。
これより、同意第1号に対し、質疑を求めます。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」)
○議長(
音居友三君)
質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
これより、討論を行います。
反対討論はありませんか。
(「討論なし」)
○議長(
音居友三君)
討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、同意第1号を採決いたします。
本案は、原案のとおり、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
音居友三君)