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09月10日-01号

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  1. 磐田市議会 2020-09-10
    09月10日-01号


    取得元: 磐田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    令和 2年  9月 定例会          令和2年9月磐田市議会定例会会議録◯議事日程(第1号) 令和2年9月10日(木)午前10時開会・開議  日程第1会議録署名議員の指名  日程第2会期の決定  日程第3諸般の報告  日程第4議案第88号令和元年度磐田水道事業会計処分利益剰余金の処分について議案第89号令和元年度磐田下水道事業会計処分利益剰余金の処分について(説明)  日程第5認第1号令和元年度磐田一般会計歳入歳出決算(総括説明、会計決算説明)  日程第6発議第2号「新型コロナウイルス感染症を、市民みんなで力を合わせ乗り越えていく決意」を市民に呼びかける決議について(説明、採決)◯本日の会議に付した事件  議事日程に同じ◯出席及び欠席議員  出席議員(25人)      1番  秋山勝則君        2番  小栗宏之君      3番  江塚 学君        4番  小池和広君      5番  戸塚邦彦君        6番  鈴木正人君      7番  鳥居節夫君        8番  小柳貴臣君      9番  永田隆幸君        10番  草地博昭君      11番  芦川和美君        12番  芥川栄人君      13番  虫生時彦君        14番  絹村和弘君      15番  加藤文重君        16番  寺田幹根君      17番  松野正比呂君       18番  寺田辰蔵君      19番  高田正人君        21番  鈴木喜文君      22番  根津康広君        23番  高梨俊弘君      24番  岡  實君        25番  増田暢之君      26番  山田安邦君  欠席議員(なし)◯職務のため議場に出席した事務局職員  事務局長     栗田恵子君    書記       米田由美子君  書記       神谷英雄君    書記       野末茂之君  書記       河野順一君◯法第121条第1項の規定による説明のための出席者  市長       渡部 修君    副市長      高田眞治君  総務部長     飯田剛典君    危機管理監    薗田欣也君  企画部長     袴田浩之君    自治市民部長   松下 享君  健康福祉部長福祉事務所長     こども部長    鈴木壮一郎君           鈴木一洋君  産業部長     真壁宏昌君    建設部長     鈴木政弘君  環境水道部長   匂坂正勝君    会計管理者会計課長                             山内秋人君  副病院長兼病院事務部長       総務課長     堀江厚志君           井下田 覚君  財政課長     鈴木賢司君    企画部参与兼収納課長                             池田弘人君  都市整備課長   加藤一哉君    教育長      村松啓至君  教育部長     市川 暁君    消防長      矢部宏明君  監査委員事務局長 鈴木利幸君    監査委員     鈴木得郎君   午前10時 開会 ○議長(寺田幹根君) 出席議員が定足数に達しておりますから、議会は成立しております。 ○議長(寺田幹根君) ただいまから、令和2年9月磐田市議会定例会を開会します。 ○議長(寺田幹根君) 次に、9月定例会に市長より提出された議案は、ただいまのところ27議案でありますので報告します。 ○議長(寺田幹根君) 次に、本定例会における議案説明のため、地方自治法第121条第1項の規定により、市長以下関係者の出席を求めてありますから御了承願います。   午前10時 開議 ○議長(寺田幹根君) これより本日の会議を開きます。 ○議長(寺田幹根君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでありますから報告します。 △会議録署名議員の指名 ○議長(寺田幹根君) それでは日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により   6番 鈴木正人議員   7番 鳥居節夫議員 を指名します。 △会期の決定 ○議長(寺田幹根君) 次に日程第2、「会期の決定」を議題とします。 お諮りします。今期定例会の会期は、議会運営委員会の協議に基づき、お手元に送付の日程表のとおり、本日から10月13日までの34日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(寺田幹根君) 御異議なしと認めます。 よって、9月定例会の会期は34日間と決定しました。 △諸般の報告 ○議長(寺田幹根君) 次に日程第3、「諸般の報告」を行います。     (報告第15号・報告第16号の説明) ○議長(寺田幹根君) 初めに、例月出納検査及び定期監査の結果報告ですが、お手元に送付のとおり、監査委員より、令和2年3月修正分、4月分及び5月分出納検査、令和2年度第2回定期監査の結果について報告書の提出がありました。 まず、監査委員補足説明があれば許します。監査委員。 ◎監査委員鈴木得郎君) 1点補足します。 まず、3月の修正分ということで、1つ報告が出てございます。めったにある事案ではないと思いますので、一言説明をさせていただきます。 これは下水道会計の3月分ですけれども、6月の例月出納検査を5月末に実施しているわけでございます。その後で、消費税の申告書の作成段階で消費税の計算に誤りがあることがわかって、幾つかの修正仕分けがその後、入っております。したがって、第6表の試算表の数値が微妙に前回とは変わってきております。そういうことで、これを改めて提出したということが事実でございます。 第5表の資金収支の部分については、先ほどの修正というのは現金の収支を伴う修正ではございませんので、第5表については特に修正を必要としておりません。したがいまして、例月出納検査というのは資金の収入、支出、それから残高が正しいか否かというものを検査するというのが目的でございますので、例月出納検査の結果の報告についても、適正という部分については何ら変わることはございません。 以上、補足いたします。     (報告第15号・報告第16号に対する質疑) ○議長(寺田幹根君) それでは報告について質疑があれば許します。質疑はありませんか。--質疑もないようですから、例月出納検査及び定期監査の結果報告を終わります。     (報告第17号の説明) ○議長(寺田幹根君) 次に、健全化判断比率等に関する報告であります。 お手元に送付のとおり、市長より令和元年度決算における健全化判断比率等に関する書類の提出がありましたので報告します。 ついては当局からの説明を求めます。企画部長。     〔企画部長 袴田浩之君 登壇〕 ◎企画部長袴田浩之君) それでは、報告第17号令和元年度決算における健全化判断比率等に関する報告について御説明いたします。 本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の定めるところにより、決算における実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率、将来負担比率及び公営企業資金不足比率について監査委員の審査を受け、その意見を付して報告するものでございます。 初めに、実質赤字比率につきましては、標準財政規模に対する一般会計等実質赤字額の割合を示すものでございますが、一般会計等の決算が黒字であったため、実質赤字比率はありませんでした。 次に、連結実質赤字比率につきましては、標準財政規模に対する全会計の実質赤字額の割合を示すものでございますが、この比率もありませんでした。 次に、実質公債費比率につきましては、一般会計等が負担する元利償還金及び他会計への繰出金のうち、公営企業債の償還の財源に充てたと認められるもの等である準元利償還金標準財政規模に対する割合を示すものでございますが、3カ年平均で4.4%となり、前年度より0.7ポイント改善いたしました。これは地方債残高の減少に伴い、前年度と比べ元利償還金が1億3,000万円、準元利償還金が約2億6,000万円、それぞれ減少したことが主な要因でございます。 次に、将来負担比率につきましては、一般会計等地方債残高、他会計や一部事務組合の地方債残高に充てる負担額、債務負担行為に基づく支出予定額など、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する割合を示すものでございますが、前年度より0.2ポイント上昇し0.3%となりました。これは前年度と比べ一般会計等の地方債現在高や、一般会計等以外の会計の地方債の元金償還に充てる一般会計等からの繰入見込額などの減により、将来負担額が約26億円減少したものの、一方で、将来負担額の控除要因である充当可能財源等充当可能基金額や地方債現在高等に係る基準財政需要額算入見込額の減により、約26億7,000万円の減少となり、将来負担額以上に減少したことが要因でございます。 最後に、公営企業資金不足比率につきましては、公営企業ごと事業規模に対する資金不足額の割合を示すものでございますが、水道事業会計下水道事業会計及び病院事業会計、いずれの会計も資金不足比率はありませんでした。 なお、財政健全化法に規定される早期健全化基準の数値につきましては、実質赤字比率が11.5%、連結実質赤字比率が16.5%、実質公債費比率が25%、将来負担比率が350%、また公営企業資金不足比率に係る経営健全化基準につきましては20%となっており、さきに説明いたしました令和元年度の各比率は、これら全ての基準数値を下回っております。今後も指標を注視しながら引き続き健全性の確保に努めてまいります。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺田幹根君) 次に、審査意見書について監査委員補足説明があれば許します。監査委員
    監査委員鈴木得郎君) 補足説明は特にございません。     (報告第17号に対する質疑) ○議長(寺田幹根君) それでは報告について質疑があれば許します。質疑はありませんか。--質疑もないようですから、健全化判断比率等に関する報告を終わります。     (報告第18号・報告第19号の説明) ○議長(寺田幹根君) 次に、磐田原総合開発株式会社に関する報告であります。 お手元に送付のとおり、市長より令和2年度磐田原総合開発株式会社事業計画に関する書類及び令和元年度磐田原総合開発株式会社収支決算に関する書類の提出がありましたので報告します。 ついては、当局からの説明を求めます。企画部長。     〔企画部長 袴田浩之君 登壇〕 ◎企画部長袴田浩之君) それでは、報告第18号及び第19号を一括して御報告いたします。 初めに、報告第18号令和2年度磐田原総合開発株式会社事業計画に関する報告について御説明いたします。 1ページをお願いいたします。内容は令和2年度の事業計画でございます。 令和2年度は、従来からの収益事業である缶飲料等自動販売機設置事業啓発看板事業のほか、市職員駐車場管理運営事業などを継続して行い、収益の拡大を図る計画となっております。 また、金融機関からの借入金返済支払原資の確保のため、既存収益事業の継続・拡大について進めていく予定となっております。 次に、2ページをお願いいたします。 令和2年度の予算計画表でございます。これは5月26日開催の取締役会において承認されたもので、令和2年度の予算額は、売上総利益5,500万円、営業外収益1万1,000円の計5,501万1,000円に対し、販売費及び一般管理費1,025万3,000円並びに営業外費用7,465万7,000円を計上し、税引前当期純損失を2,989万9,000円と見込んでおります。なお、営業外費用のうちのほとんどがインターチェンジパーキングエリア建設負担金の償却額となっております。報告第18号は以上でございます。 次に、報告第19号令和元年度磐田原総合開発株式会社収支決算に関する報告について御説明いたします。 これは去る6月30日開催の株主総会において承認されたもので、内容は令和元年度の事業報告及び貸借対照表損益計算書などの決算書類でございます。 事業報告の2ページ上段の直前3事業年度の財産及び損益の状況を御覧願います。 令和元年度の営業利益については4,884万4,000円と、前期に比べ304万4,000円の減となりました。経常利益についてはマイナス4,510万円となり、会社の純資産は20億8,465万5,000円の債務超過となっております。 3ページ中段には、対処すべき課題が記載されております。旧日本道路公団に支払うべきインターチェンジパーキングエリア建設負担金の支払いが平成30年度に完済したため、金融機関からの借入金返済支払原資を捻出、確保することが会社の最重要課題となっておりますが、平成23年度に策定いたしました経営計画にのっとり経営改革を進めてきた結果、会社の収益は確実に改善されてきております。今後も、この経営計画に基づき借入金の返済を確実に行っていく予定と報告を受けております。 次に、4ページ中段の主要な借入先及び借入額でございますが、磐田市からの無利子借入金残高が20億3,650万円、建設負担金の支払いに必要な資金として金融機関から借り入れた借入金残高が合計で2億5,550万円となっております。 次に、令和2年3月31日現在における株式に関する事項でございますが、筆頭株主は磐田市で、持ち株数1万6,360株、持ち株比率にしますと54.61%となります。 5ページは、令和元年度の取締役及び監査役に関する事項が記載されております。 6ページは貸借対照表でございます。会社が保有する現金及び預金は、令和2年3月末日現在で992万8,129円となっております。固定資産のうち、長期前払費用建設事業に着手してから、今までに旧日本道路公団へ支払った建設負担金より建設負担金償却額を差し引いた額となっており、これは税務取り扱い上、繰延資産として経理処理をすることとなっております。資産合計は2億1,536万8,924円で、これに対し磐田市からの借入金を含む負債合計が23億2万4,810円となり、純資産合計額はマイナス20億8,465万5,886円となっております。 7ページは損益計算書でございます。売上総利益は5,274万8,123円で、会社の運営経費を差し引いた営業利益は4,884万4,667円となっております。 8ページについては株主資本等変動計算書が、9ページについては個別注記表として、株主に対し継続企業の前提に関する重要な疑義を解消するため、経営計画に沿って収益の拡大と販売費及び一般管理費の縮減に取り組んだことにより、収益が着実に改善されたことなどが記載されております。 10ページから13ページには、会計監査人及び監査役会の監査結果の報告書が、14ページから16ページには、計算書類関係附属明細書が添付されております。17ページは、任期満了に伴う取締役5名の選任の件でございまして、株主総会において記載の取締役候補者が選任され、就任をいたしました。 なお、株主総会終了後に開催されました取締役会において、代表取締役及び取締役社長に渡部修が選任され、就任をしております。 以上で、報告第18号及び第19号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。     (報告第18号・報告第19号に対する質疑) ○議長(寺田幹根君) それでは、報告について質疑があれば許します。質疑はありませんか。--質疑もないようですから、磐田原総合開発株式会社に関する報告を終わります。     (報告第20号・報告第21号の説明) ○議長(寺田幹根君) 次に、竜洋環境創造株式会社に関する報告であります。 お手元に送付のとおり、市長より令和2年度竜洋環境創造株式会社事業計画に関する書類及び令和元年度竜洋環境創造株式会社収支決算に関する書類の提出がありましたので報告します。 ついては、当局からの説明を求めます。建設部長。     〔建設部長 鈴木政弘君 登壇〕 ◎建設部長鈴木政弘君) それでは、報告第20号及び第21号を一括して御説明申し上げます。 初めに、報告第20号令和2年度竜洋環境創造株式会社事業計画に関する報告についてですが、1ページの事業計画書を御覧ください。 基本的な経営方針は経営理念に基づいた経営を継続し、健全な企業経営に努めることにより社会的責任を果たすこととしております。このような方針のもとに、本市の指定管理者として遠鉄アシストとの共同事業体にて竜洋昆虫自然観察公園をはじめ竜洋海洋公園オートキャンプ場レストハウス及び竜洋海洋センター体育館外5施設について健全な管理運営に努めるとともに、竜洋海洋公園一体管理による相乗効果で利用者数の増大を図っていくこととなります。 次に、2ページの収支予算書を御覧ください。なお、記載の金額は消費税抜きとなっております。 令和2年度の収入予算は、昆虫公園をはじめ各施設での入場料や利用料、物品の売上げ等の自社収入と本市からの指定管理料を加えた2億6,964万4,000円を見込み、そこから売上原価を差し引いた売上総利益は1億9,347万7,000円を見込んでおります。これに対し支出は、人件費や事務費、光熱水費等の経費1億8,883万6,000円を計上しており、税引き前の当期純利益は464万1,000円を見込んでおります。 今年度は、新型コロナウイルス感染症対策により、1カ月程度の休業期間があったことから厳しい状況ではありますが、利用者の安全対策を第一に経費の節減に努めてまいります。 次に、報告第21号令和元年度竜洋環境創造株式会社収支決算に関する報告について御説明申し上げます。 本報告は、令和2年6月15日に書面開催されました株主総会で承認されたもので、事業報告書及び貸借対照表損益計算書等決算関係書類でございます。資料の1ページから6ページまでは事業報告書となります。令和元年度の事業は、本市の指定管理者として遠鉄アシストとの共同事業体にて、昆虫公園及びオートキャンプ場レストハウス海洋センター体育館外5施設の管理運営を行いました。この事業報告書では、株主総会取締役会といった主要な会議、また、それぞれの施設の行事、視察や学校団体の利用状況などについて一覧にまとめましたので、御確認いただきたいと思います。 次に、7ページの貸借対照表を御覧ください。記載の金額は令和2年3月31日現在のものとなります。 資産の部ですが、流動資産は現金及び預金の7,560万8,850円に棚卸資産などを加えた合計は8,306万2,369円となります。また、固定資産有形固定資産無形固定資産などで5,586万4,346円となり、資産合計は1億3,892万6,715円となります。 次に、負債の部ですが、従業員の給与や商品の仕入れ代金等の未払金及び雇用保険の預かり金等で、負債合計は2,438万6,804円となります。また、純資産の部では、資本金の3,000万円、利益準備金等利益剰余金合計が8,453万9,911円となり、負債及び純資産合計は1億3,892万6,715円となります。 次に、8ページ、損益計算書を御覧ください。 売上高は昆虫公園オートキャンプ場レストハウスにおける利用料や物品の販売及び公園内の売店からの収入に本市からの指定管理料を加え2億6,345万3,839円となり、売上高から売上原価と販売費及び一般管理費を差し引いた営業損失は228万1,561円となります。これに営業外の収益や費用等を加減しました税引き前当期純損失は122万2,283円となります。 次に、9ページが附属明細書、10ページが監査報告書となっておりますので御参照願います。 以上です。よろしくお願いいたします。     (報告第20号・報告第21号に対する質疑) ○議長(寺田幹根君) それでは、報告について質疑があれば許します。質疑はありませんか。--質疑もないようですから、竜洋環境創造株式会社に関する報告を終わります。     (報告第22号の説明) ○議長(寺田幹根君) 次に、お手元に送付のとおり、市長より令和元年度磐田国民健康保険高額療養費貸付基金運用状況に関する書類の提出がありましたので報告します。 ついては、当局からの説明を求めます。健康福祉部長。     〔健康福祉部長 鈴木一洋君 登壇〕 ◎健康福祉部長鈴木一洋君) 報告第22号令和元年度磐田国民健康保険高額療養費貸付基金運用状況に関する報告について御説明申し上げます。 この基金は、磐田市国民健康保険高額療養費貸付基金条例に基づき、国保の被保険者に高額な医療費の支払いが生じた場合、一時的に無利子で資金を貸し付ける制度で、貸し付けの金額は医療機関からの請求につき審査が決定している場合は高額療養費支給相当額の貸し付けとなります。なお、基金の総額は1,600万円です。 運用状況を申し上げますと、収入金額は2,073万2,690円で、内訳は摘要欄記載のとおりです。支出金額は473万2,690円で、貸付件数は22件、実人員12人でした。平成30年度と比較しますと件数で23件の減、貸付金額で598万7,321円の減で、1件当たりの最高金額は101万5,074円、最低金額は1万6,542円で、平均では21万5,122円でした。なお、22件全ての請求が医療機関からの代理請求でございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。     (報告第22号に対する質疑) ○議長(寺田幹根君) それでは、報告について質疑があれば許します。質疑はありませんか。--質疑もないようですから、基金の運用状況に関する報告を終わります。     (報告第23号の説明) ○議長(寺田幹根君) 次に、お手元に送付のとおり、市長より放棄した非強制徴収債権の報告に関する書類の提出がありましたので報告します。 ついては、当局からの説明を求めます。企画部長。     〔企画部長 袴田浩之君 登壇〕 ◎企画部長袴田浩之君) それでは、報告第23号放棄した非強制徴収債権の報告について御説明いたします。 これは磐田市債権管理条例第14条第1項の規定により、非強制徴収債権を調書のとおり放棄しましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 放棄した債権は、生活保護費返還金、水道料金、磐田市立総合病院診療費の3債権で、452件で1,645万66円になります。放棄の内訳は、条例第14条第1項第1号の生活困窮によるものが33件で223万879円、第2号の破産によるものが75件で110万5,918円、第4号の徴収停止後の期間経過によるものが131件で999万7,312円、第5号の債務者死亡によるものが25件で151万4,505円、第6号の私債権の時効の援用の意思を示さないものが188件で160万1,452円でございます。 以上です。よろしくお願いいたします。     (報告第23号に対する質疑) ○議長(寺田幹根君) それでは、報告について質疑があれば許します。質疑はありませんか。--質疑もないようですから、放棄した非強制徴収債権に関する報告を終わります。 ○議長(寺田幹根君) 以上で諸般の報告を終結します。 △議案第88号 令和元年度磐田水道事業会計処分利益剰余金の処分について △議案第89号 令和元年度磐田下水道事業会計処分利益剰余金の処分について ○議長(寺田幹根君) 次に、日程第4、「議案第88号」及び「議案第89号」の2議案を一括上程し、議案とします。     (提案理由説明) ○議長(寺田幹根君) 市長から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渡部 修君 登壇〕 ◎市長(渡部修君) 改めまして、おはようございます。9月議会、よろしくお願いいたします。 それでは、議案第88号令和元年度磐田水道事業会計処分利益剰余金の処分について御説明申し上げます。 これは令和元年度磐田水道事業会計決算で生じました未処分利益剰余金4億3,655万6,294円のうち3億3,655万6,294円は建設改良積立金に積立て、1億円は自己資本金へ組み入れるため地方公営企業法第32条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、議案第89号令和元年度磐田下水道事業会計処分利益剰余金の処分について、これは令和元年度磐田下水道事業会計決算で生じました未処分利益剰余金7億9,761万8,550円を減債積立金に積立て、そのうち2億8,703万7,519円を資本的支出の補填財源といたしまして使用したことから、その額を自己資本金へ組み入れるため地方公営企業法第32条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 以上です。よろしくお願いいたします。     (議案第88号・議案第89号の説明) ○議長(寺田幹根君) 次に、議案第88号令和元年度磐田水道事業会計処分利益剰余金の処分について及び議案第89号令和元年度磐田下水道事業会計処分利益剰余金の処分についての2議案について、当局の説明を求めます。環境水道部長。     〔環境水道部長 匂坂正勝君 登壇〕 ◎環境水道部長(匂坂正勝君) それでは、議案第88号令和元年度磐田水道事業会計処分利益剰余金の処分について御説明いたします。 磐田市水道事業会計決算書の7ページをお願いいたします。 令和元年度磐田水道事業会計決算で生じました未処分利益剰余金4億3,655万6,294円のうち3億3,655万6,294円を水道施設や管路の更新、耐震化費用の補填財源とするため建設改良積立金に積立て、建設改良費の補填財源として使用しました1億円を自己資本金へ組み入れるものでございます。 以上です。 続きまして、議案第89号令和元年度磐田下水道事業会計処分利益剰余金の処分について御説明いたします。 磐田市下水道事業会計決算書の7ページをお願いいたします。 令和元年度磐田下水道事業会計決算で生じました未処分利益剰余金7億9,761万8,550円を企業債償還金の補填財源とするため減債積立金に積立て、同時に2億8,703万7,519円を取り崩し、資本的支出の補填財源として使用しましたことから、その額を自己資本金へ組み入れるものでございます。 以上です。よろしくお願いいたします。 △認第1号 令和元年度磐田一般会計歳入歳出決算 ○議長(寺田幹根君) 次に、日程第5、認第1号令和元年度磐田一般会計歳入歳出決算を上程し、議案とします。     (総括説明) ○議長(寺田幹根君) 初めに、市長から総括説明を求めます。市長。     〔市長 渡部 修君 登壇〕 ◎市長(渡部修君) それでは、認第1号令和元年度磐田一般会計歳入歳出決算について、市政報告を兼ねまして説明をさせていただきます。 初めに、令和元年度の我が国の経済状況についてでございますが、国においては雇用・所得環境の改善が続き企業収益が高水準で推移する中、内需の柱でございます個人消費や設備投資が増加傾向で推移するなど、緩やかな回復が続いている。ただし、通商問題や中国経済をはじめとした海外経済の動きや不確実性には十分注意する必要があるとしてございます。 本市の状況につきましては、景気が緩やかに拡大する中、個人・法人市民税も増加を見込んでおりましたが、景気判断が弱さを増す状況に変化したことに加えまして、年度末には新型コロナウイルス感染拡大の影響が見え始めるなど、改善傾向にあった有効求人倍率は前年度を下回りました。 一方、歳出面では少子高齢化に伴う扶助費の増加に加えまして、大規模事業の本格化による普通建設事業費の増加もあり、厳しい財政状況となることが予測されました。 こうした状況のもと編成いたしました令和元年度当初予算は、市政報告書6ページのとおり、一般会計が666億3,000万円、特別会計8会計、企業会計3会計を加えました総予算額は1,331億9,872万3,000円でしたが、その後、歳入や事業の進捗など状況の変化に合せて補正予算を編成し、一般会計においては最終の予算現額706億1,676万1,000円に対し、歳入決算額が667億5,011万5,000円、歳出決算額が656億2,094万9,000円となりました。また、特別会計、企業会計を加えた総合計では、最終の予算現額1,371億5,902万8,000円に対し、歳入決算額が1,292億1,315万7,000円、歳出決算額が1,305億2,539万4,000円となりました。 次に、一般会計歳入歳出決算の概要を説明させていただきます。 初めに、歳入の概要でございますが、歳入の主要な科目である市税につきましては、市政報告書12ページ、第7表に記載のとおり、市民税は大手輸送・機械製造法人の検査問題に伴い減益となったことなどにより、前年度比3.5%の減となり、市税全体でも前年度比0.6%、1億6,246万4,000円の減額となりました。 地方特例交付金につきましては、市政報告書10ページ、第5表に記載のとおり、幼児教育・保育の無償化に係る子ども・子育て支援臨時交付金の皆増などより、前年度比262.8%の増額、地方交付税につきましては合併算定替えの段階的な縮減の影響による普通交付税の減などにより、前年度比5.8%の減額、国庫支出金につきましては、保育所等整備交付金や小中学校の冷房設備対応臨時特例交付金などの増により、前年度比9.0%の増額、県支出金につきましては、経営体育成支援事業費補助金やJR新駅設置事業費補助金などの増により、前年度比7.9%の増額、寄附金につきましては、ふるさと納税寄附金の減により、前年度比50.4%の減額、繰入金につきましては地域振興基金繰入金や磐田新駅設置事業基金繰入金の増などにより、前年度比22.7%の増額、市債につきましては、クリーンセンター周辺環境整備事業や、(仮称)中泉こども園整備事業への市債の減などにより、前年度比12.7%の減額となりました。 以上の結果、歳入の総額は前年度と比べ0.2%の増額で667億5,011万5,000円となりました。 次に、歳出の概要でございますが、令和元年度の優先施策等に基づき御説明いたします。 なお、目的別、性質別歳出の状況につきましては、市政報告書12ページ、13ページに記載してございます。 初めに、子育て支援・教育の充実では、ながふじ学府小中一体校の建設工事への着手や、小中学校普通教室への空調設備の設置、また、こども園、小規模保育所の施設整備への補助を行うなど、保育・教育環境の整備を進めるとともに、子供から大人まであらゆる相談に対応するため、総合健康福祉会館iプラザ内にこども・若者相談センターを開設し、市民の安全・安心の確保では、近年多発しております自然災害への対応として大規模停電への対策や、水害、土砂災害のハザードマップの作成を進めるとともに、多様化する災害の事故等に備えるため、消防の救助工作車を更新いたしました。 次に、地域づくりの推進と福祉の充実では、仮称でございますが、磐田市文化会館の建設工事への着手や、ラグビーワールドカップ2019公認チームキャンプ地としての対応、機運醸成を図ったほか、障害者相談支援センターの増設を行い、産業の育成と都市基盤の整備では、JR御厨駅の整備が完了し、3月に開業を迎えたほか、地域経済の活性化や雇用の維持・確保に向けて中小企業等の事業承継への支援に新たに取り組みをいたしました。 また、昨年2月に発生した公契約関係競売入札妨害事件を受けまして、その原因究明と再発防止対策について、第三者による客観的な視点から評価・検証をいただくため、磐田市再発防止対策検証委員会を設置し、検証委員会からの提言を踏まえ、今後取り組む再発防止対策を盛り込んだ報告書を取りまとめいたしました。 以上の取組を含めた歳出の総額は、前年度と比べ2.4%増の656億2,094万9,000円となり、一般会計全体の決算収支は、市政報告書9ページに記載のとおり、歳入歳出差引額が11億2,916万6,000円で、この額から繰越明許費及び事故繰越として翌年度へ繰り越すべき財源の2億5,238万9,000円を差し引いた実質収支は8億7,677万7,000円となりました。このうち、条例に基づいて2分の1を下回らない額の4億4,000万円を財政調整基金に積立て、残りの4億3,677万7,000円を令和2年度に繰り越しいたします。 次に、主要な財政指標についてでございますが、市政報告書の7ページ、8ページに記載がありますとおり、財政力指数が0.852で前年度に比べ0.003ポイントの増、経常収支比率が86.6%で1.2ポイントの増、一般会計起債残高が504億4,450万円で6億9,597万円の減額、市全体の起債残高が999億4,314万1,000円で34億6,198万8,000円の減額となりました。 また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく4つの指標及び公営企業資金不足比率についてでございますが、いずれの比率も早期健全化基準経営健全化基準を大きく下回っております。今後も、これら財政指標には十分留意をしながら、健全な財政運営に努めてまいります。 最後に、全体の総括でございますが、平成から令和へと元号が改まり、新しい時代の幕開けとなった令和元年度は、JR御厨駅が開業し、また、ながふじ学府一体校や新しい文化会館の建設工事に着手するなど、将来に向けて着実な進展が図られ、本市にとっても大きな節目の年となりました。また、これら大規模事業の進捗もあり、前年度に引き続き、合併後最大の予算規模となりましたが、これまでに積み立ててまいりました基金を活用することにより、過度に市債に頼ることなく財政運営を図ることができました。 新型コロナウイルス感染症の影響については、終息が見通せない状況であり、先行きが不透明な中、市税収入も大幅な減額が予想され、しばらく厳しい財政状況が続くものと思われます。このような状況下においては、改めて真に市民生活を守るためには何が必要かということを念頭に置き、市民生活に密着した取組をはじめ、必要な事業は継続的に進めていく一方で、この厳しい状況を真正面から受け止め、危機こそ好機として捉え思い切った発想の転換、大胆かつ柔軟な対応についても図っていく必要があります。今こそ、これまでに築いてまいりました基礎・基盤が生かされるときであり、また、これまでに育てて鍛えてまいりました職員力を発揮するときであると考えており、必ずこの難局を乗り切っていけるものと確信をしております。 市民の生活を守る、このことを最優先に引き続き市政運営に全力で取り組んでまいりますので、議員各位をはじめ市民の皆様の御支援、御協力をお願いしたいと思っております。 以上よろしくお願いします。 ○議長(寺田幹根君) 次に、議題となっております認第1号の一般会計決算の審査意見書について、監査委員補足説明があれば許します。監査委員。 ◎監査委員鈴木得郎君) 補足説明はございません。     (認第1号の説明) ○議長(寺田幹根君) 次に、認第1号令和元年度磐田一般会計歳入歳出決算について、当局の説明を求めます。企画部長。     〔企画部長 袴田浩之君 登壇〕 ◎企画部長袴田浩之君) それでは、認第1号令和元年度磐田一般会計歳入歳出決算について御説明いたします。 事項別明細書の14ページをお願いいたします。また、市政報告書では歳入全体は10ページを、市税については12ページを併せて御参照願います。 歳入1款市税でございます。初めに、市税全体の状況でございますが、市税収入は調定額では286億4,774万3,146円、収入済額では281億3,491万6,320円となりました。還付未済額を除く収納率は、内訳として現年課税分が99.38%、滞納繰越分が37.09%となり、前年度に比べ現年課税分が0.03ポイントの減、滞納繰越分が0.14ポイントの減となりましたが、全体では98.16%となり、前年度より0.25ポイントの増となりました。 不納欠損額は、前年度比10.90%減の3,670万4,916円、収入未済額は前年度比13.55%減の4億7,612万1,910円となりました。 以上が市税全体の収納状況でございます。 次に、税目別に御説明申し上げます。 1項1目個人市民税は、景気の緩やかな回復基調が続いたことにより納税義務者数が増加したことから、現年課税分は調定額及び収入済額ともに増となりました。滞納繰越分を含めた調定額は、前年度に比べ1.33%、1億3,156万8,597円の増、収入済額では1.65%、1億5,684万9,759円の増となりました。 2目法人市民税は、元年度には景気の後退局面を迎えたことに加え、大手輸送・機械製造法人が検査問題に伴い大幅な減益となったことなどから、前年度に比べ調定額で20.38%、5億9,980万3,446円の減、収入済額では20.23%、5億9,480万6,952円の減となりました。 2項1目固定資産税は、現年課税分の償却資産の増により、前年度に比べ調定額で1.45%、1億8,901万4,175円の増、収入済額では1.79%、2億3,041万9,017円の増となりました。なお、現年課税分調定額の構成比は、土地が31.13%、家屋が40.87%、償却資産が28.00%となっております。2目国有資産等所在市町村交付金は、7件で調定額及び収入済額ともに2,190万3,200円となりました。 3項1目軽自動車税は、新税率及び重課税率が適用されます車両の増加により、前年度に比べ調定額で3.22%、1,727万1,810円の増、収入済額では3.56%、1,844万4,030円の増となりました。 16ページの2目環境性能割は、令和元年10月から導入された軽自動車の取得に係るもので、調定額及び収入済額ともに皆増となりました。 4項1目市たばこ税は、前年度に比べ税率引上げの影響により、調定額及び収入済額ともに0.65%、620万8,506円の増となりました。 5項1目入湯税は、前年度に比べ調定額、収入済額ともに0.91%、2万6,850円の増となりました。 6項1目都市計画税は、前年度に比べ調定額で0.61%、905万8,729円の増、収入済額では1.05%、1,532万8,430円の増となりました。 以上が1款市税でございます。 次に、2款地方譲与税は、全体で前年度比0.5%の増となりました。 18ページの3項1目森林環境譲与税は、森林整備等に必要な地方財源の安定的確保を目的として創設されたもので、皆増となりました。 次に、3款利子割交付金は、前年度比52.1%の減、4款配当割交付金は前年度比16.8%の増、5款株式等譲渡所得割交付金は、前年度比21.3%の減、20ページ、6款地方消費税交付金は、前年度比7.1%の減、7款ゴルフ場利用税交付金は、前年度比4.3%の減となりました。 8款自動車取得税交付金は、環境性能割の導入に伴い、2項環境性能割交付金が皆増となりましたが、自動車取得税の廃止により、1項自動車取得税交付金が減となったことから、前年度比34.6%の減となりました。 次に、22ページ、9款地方特例交付金は、1項地方特例交付金のうち地方税率引上げに伴う需要平準化対策として実施された自動車税及び軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減措置に伴う減収補填特例交付金の皆増や、令和元年10月からの幼児教育・保育の無償化に係る地方負担分について初年度に限り交付された、2項子ども・子育て支援臨時交付金の皆増により、前年度比262.8%の増となりました。 次に、10款地方交付税は、前年度比5.8%の減となりました。地方交付税のうち普通交付税は、合併算定替えの段階的な縮減の影響などにより、前年度比5.1%の減、臨時・特別の財政事情を考慮して交付されます特別交付税は、公共施設の災害復旧に要した経費の減などにより、前年度比10.3%の減となりました。 11款交通安全対策特別交付金は、交通反則金を原資として事故発生件数等をもとに交付されるもので、前年度比1.9%の減、24ページ、12款分担金及び負担金は、1項2目民生費負担金の保育園入所者負担金や5目消防費負担金の指令センター運営事業負担金の減などにより、前年度比36.9%の減となりました。 次に、13款使用料及び手数料は、28ページの1項2目民生使用料の公立保育園使用料や34ページの8目教育使用料の公立幼稚園使用料の減などにより、前年度比11.3%の減となりました。 次に、38ページ、14款国庫支出金は、1項1目民生費国庫負担金の子ども・子育て支援給付費負担金や、42ページの2項2目民生費国庫補助金の保育所等整備交付金、48ページの7目教育費国庫補助金の小中学校に係る冷房設備対応臨時特例交付金の増などにより、前年度比9.0%の増となりました。 次に、50ページ、15款県支出金は、52ページの1項1目民生費県負担金の子ども・子育て支援給付費負担金や、58ページの4目農林水産業費県費補助金の経営体育成支援事業費補助金、6目土木費県補助金のJR新駅設置事業費補助金の増などにより、前年度比7.9%の増となりました。 次に、62ページ、16款財産収入は、66ページの2項1目不動産売払収入における普通財産売払収入の減により、前年度比65.8%の減、17款寄附金は1項1目総務費寄附金の、ふるさと納税寄附金の減などにより、前年度比50.4%の減となりました。 次に、68ページ、18款繰入金は、70ページの2項1目基金繰入金のうち地域振興基金繰入金や磐田新駅設置事業基金繰入金の増などにより、前年度比22.7%の増となりました。 なお、各基金の状況につきましては、市政報告書14ページの第10表に記載のとおりとなりますので御参照願います。 次に、19款繰越金は、繰越明許費繰越金の増により、前年度比41.7%の増となりました。 次に、72ページ、20款諸収入は、5項5目雑入のうち、82ページの磐田新駅周辺造成工事委託受入金の増や竜洋しおさい風力発電所売電料の皆増などにより、前年度比3.4%の増となりました。 次に、88ページ、21款市債は、1項2目衛生債のクリーンセンター周辺環境整備事業に係る一般廃棄物処理事業債の減や、94ページの7目臨時財政対策債の減、また仮称でございますが、中泉こども園整備事業に係る幼稚園建設事業債の皆減などにより、前年度比12.7%の減となりました。 なお、市債の借入状況及び借入現在高につきましては、市政報告書15ページの第11表及び16ページの第12表に記載のとおりとなりますので御参願います。 以上により、歳入決算額は667億5,011万5,446円で、前年度に比べ0.2%の増となりました。 歳入全体の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺田幹根君) 10分間休憩します。     午前11時1分 休憩     午前11時11分 再開 ○議長(寺田幹根君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ○議長(寺田幹根君) 認第1号令和元年度磐田一般会計歳入歳出決算に対する当局の説明を続けます。 次に、総務部長。     〔総務部長 飯田剛典君 登壇〕 ◎総務部長(飯田剛典君) 続きまして、令和元年度一般会計決算、歳出の概要について総務部から順に説明いたします。 初めに事項別明細書98ページをお願いします。 1款1項1目議会費は、市議会の運営及び活動に要した経費で、款全体の執行率は98.3%です。特に令和元年度は議場のバリアフリー化に併せて議員と傍聴者用の椅子を更新しました。 次に、100ページ、2款総務費をお願いします。市政報告書では27ページから53ページにわたり、課ごとに記載してありますので御参照をお願いします。 初めに、1項1目一般管理費は、特別職2名、職員115名分の人件費をはじめ総務課などの事務の執行経費です。このうち、103ページの入札等契約執行審査事務においては、建設工事の品質の向上のため、価格に加え、価格以外の要素である企業の施工能力や配置予定技術者の技術力、企業の地域貢献度等を併せて評価する総合評価落札方式の入札を目標の30件以上実施しました。また、105ページの平和事業では、市内小中学校の代表として児童生徒33名を引き続き広島平和記念式典へ派遣しました。 次に、118ページをお願いします。 7目人事管理費は退職手当のほか、職員研修や健康診断などの福利厚生事業、人事管理上の定型事務などに要した経費です。 次に、120ページ、8目防災費では、大規模停電対策の推進のため、5カ所の指定避難所に非常用電源装置を設置したほか、インバーター式発電機7台を整備しました。また、天竜川及び太田川水系の最大規模降雨を想定した洪水ハザードマップを作成しました。 次に、124ページ、9目支所及び出張所費は、4つの支所の施設管理、運営事務に要した経費及び地域振興イベントを支援するための補助金等の支出です。 次に、130ページ、10目電子計算機費は、電子計算機及び庁内ネットワークの運用経費や情報化施策の推進に必要な経費を支出したもので、RPAの実証実験やグループウエアの更新、庁内ネットワーク及び総合内部事務システムの機器更新などに要した経費です。 次に、140ページ、3項1目戸籍住民基本台帳費は、証明発行等窓口業務の民間委託料や、住民基本台帳、戸籍などのシステム関係経費のほか、個人番号カードの交付等に係る民間及び地方公共団体情報システム機構への委託経費が主なものでございます。 次に、142ページ、4項選挙費は、令和元年7月に執行した3目の参議院議員選挙、平成31年4月に執行した4目の静岡県議会議員選挙に要した経費が主なものでございます。 次に、146ページ、5項統計調査費は、2目諸統計調査費のうち全国消費実態調査から調査名称が変更となった2019年全国家計構造調査や2020年農林業センサスに要した経費が主なものでございます。 次に、148ページ、6項監査委員費は、委員報酬をはじめ定期監査例月出納検査、決算審査など監査事務に要した経費でございます。 以上で総務部関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺田幹根君) 次に、企画部長。     〔企画部長 袴田浩之君 登壇〕 ◎企画部長袴田浩之君) 続きまして、企画部所管の歳出について御説明いたします。 詳細につきましては、市政報告書の55ページから78ページまでに記載してございますので、併せて御参照願います。 それでは、決算事項別明細書106ページをお願いいたします。 2款1項2目文書広報費は、市政情報や磐田の魅力を発信するための経費で、広報いわたの印刷費やホームページの管理委託料、JR磐田駅南北自由通路公共掲示板の制作のほか、磐田市情報館の管理運営などに係る経費でございます。 次に、3目財政管理費は、予算編成及び執行管理に要した経費で、地方公会計制度に基づく固定資産台帳等の更新や財政調整基金への積立てなどに要した経費でございます。 次に、110ページ、4目会計管理費は、OCRシステムのリース及び保守委託などに要した経費を支出したものでございます。 次に、5目財産管理費は、庁舎や集中管理車両、市有財産及び豊田町駅駐車場の維持管理に要した経費で、本庁舎中長期保全計画に基づいた議場フロア改修工事及び南側駐車場改修工事、豊田町駅北駐車場の廃止に伴う原形復旧工事などを実施したほか、公共施設の長寿命化や更新等を円滑に進めるため、公共施設整備基金への積立てを行いました。 次に、114ページ、6目企画費は、市政を円滑に推進するための総合調整に要した経費で、今之浦市有地及び今之浦公園の一体整備に向けた基本設計や旧市民文化会館跡地等利活用懇話会の実施、みんなで朝ごはんの研究のほか、Uターン促進奨学金返済支援事業や将来を担う人材の育成を図るため、中学生海外派遣事業とヤング草莽塾を実施いたしました。ふるさと納税については、寄附金額が減少したことから、報償費などが前年度に比べ減額となっております。また、その他の事業として、昨年2月に発生した公契約関係競売入札妨害事件を受けて設置した再発防止対策検証委員会を4回開催し、今後取り組む再発防止対策を盛り込んだ職員の行動指針を報告書として作成いたしました。 次に飛びまして、132ページ、11目市民相談費は、法律相談、消費生活相談などの各種専門相談や総合案内の受付業務委託に係る経費が主な内容でございます。 次に、134ページ、2項徴税費のうち2目賦課徴収費は、市税の賦課徴収に要した経費等でございます。 次に、飛びまして、394ページをお願いいたします。 11款1項1目民生施設災害復旧費は、台風19号により被害を受けた竜洋東こども園の屋上防水修繕に要した経費でございます。 次に、396ページ、12款公債費の1項1目元金は、平成29年度までに借り入れた市債の元金償還金、2目利子は平成30年度までに借り入れた市債の償還利子及び財政調整基金の繰替運用による一時借入金の利子でございます。 次に、13款予備費は、公共施設の緊急修繕等、緊急に対応が必要となった経費に充用したもので1,109万円を備考欄記載の科目に充てたものでございます。 以上、歳出決算額の総額は656億2,094万8,898円となりました。 この結果、401ページの実質収支に関する調書のとおり、歳入歳出差引額11億2,916万6,000円から翌年度に繰り越すべき財源2億5,238万9,000円を差し引いた実質収支額8億7,677万7,000円のうち4億4,000万円を財政調整基金に積み立て、残りの4億3,677万7,000円を本年度に繰り越すものでございます。 以上で企画部所管の歳出についての説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺田幹根君) 次に、自治市民部長。     〔自治市民部長 松下 享君 登壇〕 ◎自治市民部長(松下享君) 続きまして、自治市民部所管の歳出について御説明いたします。詳細につきましては、市政報告書79ページから98ページに記載してございます。併せて参照願います。 それでは、決算事項別明細書150ページをお願いいたします。 2款7項1目地域活動支援費は、交流センターなどの施設管理や学供竜洋会館の解体、福田中幼稚園の跡地整備に要した経費のほか、自治会等への交付金、補助金や地域づくり協議会への一括交付金など地域活動支援に要した経費と、社会教育委員報酬や交流センター講座の開催など、生涯学習の推進に要した経費です。 次に、156ページの2目協働共生社会推進費は、男女共同参画の審議会委員報酬や講座の開催経費のほか、多文化共生の協議会委員報酬や外国人情報窓口の運営費など、共生社会推進に要した経費です。 次に、158ページの3目交通対策費は、市内全域を網羅いたしましたデマンド型乗合タクシー「お助け号」の運行や交通安全啓発費のほか、自転車等駐車場の管理運営などに要した経費です。なお、159ページ、15節工事請負費の繰越明許費は、照明灯LED化工事を翌年度に繰り越すものです。 次に、160ページの、4目スポーツ振興費は、体育施設の管理、スポーツ大会や教室の開催、ジュビロ関連イベントの実施、ラグビーワールドカップ2019公認チームキャンプ地の対応、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた準備などに要した経費です。 次に、166ページの5目文化振興費は、市民文化会館等の施設管理のほか、文化芸術の振興や青少年の文化芸術活動育成支援、指定管理施設の運営委託、新たな文化会館の整備などに要した経費でございます。 以上で自治市民部関係の説明を終わります。 ○議長(寺田幹根君) 次に、健康福祉部長。     〔健康福祉部長 鈴木一洋君 登壇〕 ◎健康福祉部長鈴木一洋君) 続きまして、健康福祉部所管の歳出について御説明申し上げます。市政報告書では99ページから記載しておりますので御参照ください。事項別明細書は172ページです。 3款民生費のうち、1項1目社会福祉総務費は、iプラザほか2施設の維持管理経費、民生委員児童委員の活動、社会福祉協議会等の支援に要する経費が主なものです。令和元年度においては消費税引上げに際し住民税非課税者、子育て世帯の消費に与える負担の影響を緩和するためプレミアム付き商品券を発行しました。 次に、180ページをお願いします。 2目障害者福祉費は、障害者の自立更生を図るための支援や障害者施策推進のために要した経費が主なものです。障害者地域生活支援事業では、磐田市南部障害者相談支援センターを開設し、相談支援体制の強化を図りました。 次に、186ページをお願いします。 3目老人福祉費は、高齢者の日常生活や家族介護を支援するための生活支援事業が主なものです。令和3年度から令和5年度の第9次高齢者保健福祉計画、第8期介護保険事業計画策定のためアンケート調査を実施しました。 次に、206ページをお願いします。 3項1目生活保護総務費は、生活保護法に基づく事務の執行経費に加え、就労準備支援事業では、直ちに一般就労につけない生活困窮者や障害者の自立、就労に向けた伴走型支援を実施いたしました。 次に、208ページ、2目扶助費は、生活保護法に基づく各種扶助に要した経費です。保護世帯は年度末現在で452世帯、560人となっております。 次に、210ページ、4款衛生費のうち1項1目保健対策総務費は、災害医療救護体制整備事業に関わる経費、中東遠看護専門学校組合への負担金が主なものです。 次に、212ページ、2目予防費は、予防接種法に基づく予防接種や成人男性に対する風疹抗体検査の実施に関わる経費が主なものです。 次に、3目健康増進費は、健康づくり事業、食育推進事業など、地域における健康づくりに係る経費が主なものです。 次に、214ページ、4目成人保健費は、健康増進法及びがん対策基本法に基づく市民の健康の保持及び疾病予防に要する経費で、まちの保健室事業、がん等検診事業を実施しました。新規事業として若年がん等支援事業を実施し、がん患者の社会復帰や療養生活に関わる負担を軽減するための支援をしました。 次に、216ページ、6目病院及び診療所費は、磐田市急患センターの管理運営に関わる経費や市立総合病院事業会計への負担金及び出資金です。 以上で健康福祉部所管の歳出についての説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺田幹根君) 次に、こども部長。     〔こども部長 鈴木壮一郎君 登壇〕 ◎こども部長鈴木壮一郎君) 続きまして、こども部所管の主な歳出について御説明いたします。詳細につきましては、市政報告書121ページから記載しておりますので、併せて御参照願います。 初めに、事項別明細書192ページをお願いします。 3款2項児童福祉費、1目児童福祉総務費は、新たにこども・若者相談センターをiプラザ3階に設置したほか、一般社団法人徳行報徳社から寄附を受け、磐田サポートハウス「ほっと」の改修をし、相談支援体制の充実を図りました。「ひと・ほんの庭にこっと」では、中学生スタートアップ応援事業を継続して実施したほか、磐田市の子育て支援の指針となる第2期磐田市子ども・子育て支援事業計画を策定いたしました。 次に、200ページ、2目児童運営費では、児童手当支給事業及びこども医療費助成事業を実施しました。 3目母子福祉費は、児童扶養手当支給事業において、年3回の支払いから6回の支払い回数の変更に対応したほか、消費税引上げに伴い令和元年度に限定した施策として未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金支給事業を実施しました。 次に、202ページ、4目保育園費は、保育園等の運営や施設整備などに要した経費です。主には公立保育園の管理運営や施設整備、民間認可保育園や小規模保育事業の運営費補助、認可施設として聖隷こども園こうのとり富丘や広瀬こども園のほか、小規模保育所2箇所への施設整備費補助などを実施しました。また、公私立保育園や認定こども園等における幼児教育・保育の無償化に対応をしました。 次に、214ページ、4款1項5目母子保健費でございますが、母子保健法に基づく妊産婦の健康管理及び乳幼児の健全な発育・発達を目的とした健診や相談事業等に要した経費です。新たな事業として、産婦健康診査費用の補助や産後ケアを実施することにより、産後初期段階における母子への支援を強化いたしました。 次に飛びまして、374ページをお願いいたします。 10款4項幼稚園費でございますが、1目幼稚園管理費は、公立幼稚園及び幼稚園型認定こども園の管理運営や施設整備に要した経費です。主には、磐田なかよしこども園の駐車場整備や公立幼稚園等のトイレの改修など、よりよい幼児教育のための環境整備に努めました。 また、378ページ、2目教育振興費では、保育園費同様に幼児教育無償化に伴い私立幼稚園等を利用された方に、保育料及び預かり保育料等の対応をいたしました。 以上で、こども部所管の歳出について説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺田幹根君) 次に、産業部長。     〔産業部長 真壁宏昌君 登壇〕 ◎産業部長(真壁宏昌君) 続きまして、産業部所管の歳出について説明します。詳細につきましては、市政報告書の37ページと143ページから174ページに記載してありますので、併せて御参照願います。 初めに、事項別明細書122ページ、令和2年度に危機管理課から移管を受けました2款1項8目海岸堤防整備事業ですが、静岡モデルによる防潮堤整備を福田、竜洋海洋公園地内で実施し、高さ14メートルの完成延長は1,994メートルで進捗率は19.3%となります。 次に、事項別明細書236ページ、5款労働費のうち1項1目労働諸費は、主に勤労者福祉や雇用対策に要した経費です。地域雇用支援事業のうちUIJターン就職促進事業では、県西部他市と広域連携した中京圏での合同企業ガイダンスを開催したほか、インターンシップ情報誌の作成、SNSを活用した情報発信など、学生等とのUIJターン就職の促進に努めました。また、産業人材確保支援事業では、ベトナムでジョブフェアや現地企業との交流会を開催し、中小企業の人材確保やビジネスマッチングを支援しました。 次に、238ページ、2目勤労者施設費は、勤労者総合福祉センターの管理運営に要した経費です。なお、市民活動3団体が移転することに伴う改修工事費は、昨年度からの繰越しにより実施したものです。 続きまして、6款農林水産業費のうち1項1目農業委員会費は、農業委員会の運営、国有農地の管理、農地利用状況調査などに要した経費です。 次に、242ページ、3目農業振興費は、特産農産物の振興や鳥獣被害の防止の対策、農業経営者及び新規就農者の支援などに要した経費です。なお、不用額の主な要因は、台風被害に対する農業者への補助金において、申請件数が取下げ等により当初見込みを下回ったことによるものです。 次に、248ページ、5目農地費は、農業用排水機場の管理運営、大雨時の機場稼働に要した経費、県営土地改良事業への負担金、土地改良区や湛水防除施設組合等に対する負担金、補助金が主なものです。基幹水利施設ストックマネジメント事業では、大池及び新貝排水機場の更新工事を行いました。 次に、252ページ、6目土地改良事業費は、農業用排水路や道路の整備、補修に要した経費です。 次に、8目国土調査費は、見付の一部地区等9調査区域、0.82平方キロメートルにおける地籍調査事業に要した経費です。 次に、254ページ、2項林業費は、海岸保安林の保全管理、林業経営の効率化や山地災害防止のため、林道整備事業や治山事業などに要した経費です。 次に、256ページ、3項水産業費は、県が行う福田漁港整備事業に対する負担金等が主な経費です。 続きまして、258ページからの7款商工費のうち1項1目商工総務費は、産業政策課、商工観光課の人件費及び企業誘致や産業振興に要した経費が主なものです。なお、企業誘致では下野部工業団地の主要区画並びに五十子工業適地への誘致が完了しました。 次に、260ページ、2目商工振興費は、商工業振興及び中小企業支援に要した経費等が主なものです。商業振興では軽トラ市などの継続実施に加え、まちめぐりゼミナールの見直しを行ったほか、商工会議所、商工会の各種事業に対する補助を行いました。 次に、262ページ、3目観光費は、観光振興及びイメージキャラクターの推進等に要した経費が主なものです。この中で、親子写生大会等の見直しを行い、観光と商業の連携に努めました。 以上で産業部所管の歳出についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺田幹根君) 次に、建設部長。     〔建設部長 鈴木政弘君 登壇〕 ◎建設部長鈴木政弘君) 続きまして、建設部所管の歳出について御説明をいたします。事項別明細書266ページから、8款土木費は主に都市の基盤となる施設の整備や維持管理に関連した事業を実施したもので、令和2年度への繰越額を除いた全体の執行率は約98.6%でした。詳細は市政報告書の175ページから記載しておりますので、併せて御参照願います。 事項別明細書266ページ、1項2目建築指導費の建築物等耐震改修促進事業では、地震対策等の整備に、想定の8割に当たる58件の助成を行い木造住宅の耐震化に取り組んできたところですが、今後はさらなる啓発活動の強化に努めてまいります。 268ページ、2項1目道路橋りょう総務費の道路橋りょう管理事業では、大規模停電対策として前野アンダーに非常用発電設備を整備し、停電時においてもポンプの稼働が可能となりました。 272ページ、3目道路新設改良費の地元要望工事では、整備の必要性などを精査の上、コスト縮減に努め、見付81号線など126箇所を実施いたしました。幹線道路整備では、社会資本整備総合交付金などを活用し、御厨駅のアクセス道路である大立野福田幹線を重点的に整備するなど、全9路線を実施いたしました。 また、新東名磐田スマートインターチェンジ設置推進事業では、一部で軟弱地盤対策の追加により事業延伸が避けられない状況の中、今後は関係機関との迅速な協議調整や必要な手続を踏み、1日でも早い供用開始に向け最善を尽くしてまいります。 280ページ、4目橋りょう維持改良費の橋梁補修事業では、東名高速道路の跨道橋をはじめ299橋の定期点検や駒中瀬橋など2橋の修繕工事を優先的に実施するなど、計画的な長寿命化対策に取り組みました。 284ページ、3項2目河川維持改良費の河川水位監視システム整備事業では、停電に強いシステムへの更新などにより、安定した防災情報の提供が可能となりました。 284ページ、4項1目都市計画総務費の都市計画調査事業では、御厨駅周辺の高度利用化やにぎわい創出を図るため、鎌田第一土地区画整理事業内の用途地域及び地区計画を変更いたしました。 286ページ、2目土地区画整理費では、両組合の進捗状況が事業費ベースで新貝が約94%、鎌田第一が約47%に達するなど、新駅開業に合わせた事業展開をすることで、計画どおりJR新駅が御厨駅として開業することができ、東部地域の公共交通の利便性の向上が図られました。また、13節委託料の不用額1億1,004万2,908円はJR新駅設置事業の新駅・自由通路の新設及び周辺造成に関するJRとの工事協定の精算によるものです。 290ページ、5目公園費は、社会資本整備総合交付金などを活用し、長寿命化事業の整備工事に着手いたしました。 294ページ、5項1目住宅管理費の市営住宅施設管理事業では、大之郷団地の屋根防水改修工事を実施いたしました。これにより平成28年度から進めてきました当該団地の改修工事が完了し、居住環境の向上が図られました。 以上で建設部所管の歳出についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺田幹根君) 次に、環境水道部長。     〔環境水道部長 匂坂正勝君 登壇〕 ◎環境水道部長(匂坂正勝君) 続きまして、環境水道部所管の歳出について御説明をいたします。詳細につきましては、市政報告書205ページから217ページまでに記載しておりますので御参照をお願いいたします。 決算事項別明細書218ページを御覧ください。 4款衛生費、2項1目環境対策総務費は、主に水道事業会計出資金や愛玩動物の適正飼育推進に要した経費です。狂犬病予防法に基づく犬の登録や予防注射済票の交付等を行うとともに、災害時のペット対策を進めるため動物ボランティアと協力し、指定避難所においてしつけの重要性や日頃からの備え等について啓発を行いました。 次に、220ページ、2目環境衛生費は、合葬墓を含む市営霊園の維持管理や、ごみの不法投棄対策等に要した経費でございます。本年度から供用を開始した合葬墓は、各種問合せや申請に対し丁寧な対応を心がけ、適正な運営に努めました。 次に、222ページ、3目環境保全費は、桶ケ谷沼等の自然環境の保全、水質や大気等の環境調査、新エネルギー・省エネルギー設備の普及促進、地球温暖化防止のための環境教育等に要した経費でございます。本年度は地球温暖化対策として有効な手段の1つである太陽光等発電事業を推進するため、適正な導入を誘導する磐田市自然環境等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例を制定いたしました。 次に、228ページ、3項1目清掃総務費は、主に中遠広域事務組合の運営に関する負担金でございます。 次に、230ページ、2目塵芥処理費は、家庭ごみの収集やごみの減量、リサイクル意識の啓発などに要した経費で、本年度は家庭ごみ収集エリアの再編を行い、効率的で安定した家庭ごみ収集体制を整備しました。 次に、232ページ、3目し尿処理費は、衛生プラントの管理運営に要した経費で、順調にし尿や浄化槽汚泥を処理しています。 次に、4目ごみ処理施設費は、一般廃棄物最終処分場とクリーンセンターの管理運営に要した経費です。施設の適正な維持管理に努めるとともに、周辺環境に配慮した安全で効率的な施設運営を行いました。 次に、236ページ、5目浄化槽費は、合併処理浄化槽の設置者に対する設置経費の一部として95基分を補助し、下水道整備予定がない区域における公共用水域の水質保全に努めました。 以上で環境水道部所管の歳出についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺田幹根君) 次に、消防長。     〔消防長 矢部宏明君 登壇〕 ◎消防長(矢部宏明君) 続きまして、消防本部所管の歳出について御説明いたします。詳細につきましては、市政報告書の219ページから記載してありますので御参照を願います。 それでは、事項別明細書の296ページをお願いします。9款消防費全体の執行率は98.99%です。 1項1目常備消防費は、消防職員201名分の人件費と常備消防施設や設備及び中東遠消防指令センターの運営に要した経費で、主には福田分遣所に女性職員専用施設の整備や救助工作車1台の更新を行いました。また住宅防火防災推進シンポジウムを国の委託機関と共同開催、そのほか消防団応援大使を活用し、市民や事業者へ広く火災予防の意識啓発を図りました。 302ページからの、2目非常備消防費は、団員報酬や可搬式小型動力ポンプ2台の更新など、消防団に要した経費で、横浜市で開催された第24回全国女性消防操法大会に静岡県代表として消防団女性隊が出場しました。 次に、304ページの3目消防施設費は、消防水利の整備及び維持管理に要した経費で、耐震性貯水槽1基の新設と3基を更新し、公設消防水利の充足率は63.9%、防火水槽の耐震化率は49.1%となりました。 以上で消防費の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺田幹根君) 次に、教育部長。     〔教育部長 市川 暁君 登壇〕 ◎教育部長(市川暁君) それでは最後に、教育部管部の歳出について御説明申し上げます。 決算事項別明細書は304ページから10款教育費を御参照ください。市政報告書につきましては223ページから記載してありますので、併せて御参照願います。 初めに、10款1項1目教育委員会費は、教育委員会の運営に要した経費で、12回の定例会及び3回の臨時会を開催いたしました。 次に、306ページ、2目事務局費は、人件費のほか放課後児童クラブの運営、いじめや不登校等の教育相談体制の推進、外国人児童生徒への支援、学府バスの運行、ながふじ学府一体校の整備、学校ICT環境の推進に要した経費が主なものでございます。放課後児童クラブについては、利用者増加への対応として、令和元年度当初における定員の拡大や、夏休み期間の14クラブの臨時開設、本年度当初に向けた1クラブの増設などに取り組みました。学府バスについては、小中一貫教育による交流学習をはじめとした教育活動が円滑に行われるよう7台を運行しました。ながふじ学府一体校の整備については、実施設計に基づき建設工事に着手し、令和3年4月の開校に向けて取り組んでいるところです。また、向陽学府については、学府内の3つの地域づくり協議会から学校づくり推進の要望書が提出されたことを受け、地域の方々を対象とした学習会を3回開催するとともに、ワークショップ形式の意見交換会も開催いたしました。 次に、318ページ、3目学校給食費は、学校給食センター及び単独調理場の維持管理や食材料の購入に係る経費並びに調理員等の人件費が主な内容で、安心安全でバランスのとれた給食を提供するとともに、地産地消の推進や食物アレルギー対応などに取り組みました。 次に、330ページ、2項小学校費と358ページ、3項中学校費については一括して御説明いたします。 1目学校管理費は、小学校22校と中学校10校の管理運営や施設の整備に要した経費であり、主なものは学校事務職員や用務員、教育支援員の人件費のほか、施設関係の諸事業、健康診断事業等の経費であります。令和元年度は普通教室へのエアコン設置や洋式トイレの暖房便座化に取り組み、教育環境の改善を図りました。 次に、2目教育振興費の主な内容は、教材等の整備やコンピュータ教育の推進等に要した経費、経済的に就学が困難な児童生徒や特別支援学級に通学する児童生徒の保護者に対する就学援助費、奨励費等です。コンピュータ教育については、中学3年生の通常学級と特別支援学級に大型モニターと実物投影機を整備するなど、これからの時代に必須となる情報活用能力の向上を目指しICT環境の整備に努めました。なお、児童生徒数及び学級数は、令和元年5月1日において、小学校は市政報告書239ページのとおり9,277人、特別支援学級を含む379学級で、前年と比べて74人の減、1学級の増、中学校につきましては、市政報告書240ページのとおり4,513人、特別支援学級を含む165学級で、前年より7人の増、2学級の増となっております。 次に、378ページ、5項社会教育費、1目図書館費は、図書館システムをはじめとした市内4館の維持管理や公開講座などの事業に要した経費であり、資料整備事業では、図書の適切な更新に加えて地域資料の電子化を推進し、電子図書館で公開するとともに、電子書籍サービスの周知に努めました。 次に、384ページ、2目文化財保護費は、各種文化財の保存、整備、活用を目的とした事業に取り組んだほか、旧見付学校をはじめ埋蔵文化財センター、歴史文書館等の管理運営、埋蔵文化財の調査、遠江国分寺跡の史跡の整備などに要した経費であります。主な事業は、前年度に続いて善導寺大クスの土壌改良工事を行い、遠江国分寺跡整備事業については、史跡の追加指定及び公有地化や国有地の取得、基壇構造などについて学術的な検討を行いました。 以上で歳出についての説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(寺田幹根君) 以上で当局の議案説明を終わります。 △発議第2号 「新型コロナウイルス感染症を、市民みんなで力を合わせ乗り越えていく決意」を市民に呼びかける決議について ○議長(寺田幹根君) 次に、日程第6、発議第2号「新型コロナウイルス感染症を、市民みんなで力を合わせ乗り越えていく決意」を市民に呼びかける決議についてを上程し、議題とします。 職員に議案を朗読させます。グループ長。     〔職員議案朗読〕 ○議長(寺田幹根君) 提出者を代表し、説明を求めます。9番 永田隆幸議員。     〔9番 永田隆幸君 登壇〕 ◆9番(永田隆幸君) 発議第2号「新型コロナウイルス感染症を、市民みんなで力を合わせ乗り越えていく決意」を市民に呼びかける決議について、趣旨説明をいたします。 新型コロナウイルスによる感染は、いまだ収束の兆しが見えない状況である。新型コロナウイルス感染症を理由とした誹謗中傷や差別・偏見、いじめ等が全国的に社会問題となっています。この状況で起きている社会問題は、地域社会の対応により起こり得るものであります。そして、地域社会の対応により、子供たちが影響されていきます。現状、磐田市においても生活圏内の感染が発生していることもあり、今後の感染拡大が懸念されています。 今議会9月定例会において、新型コロナウイルス感染症を、磐田市民みんなで力を合わせて乗り越えていく決意を決議することにより、本議会の意思を示して、新型コロナウイルス感染症の対応について、磐田市民の意識を1つにして、みんなで力を合わせて乗り越えていこうと市民に呼びかけていくものであります。 以上、趣旨説明とさせていただきます。 ○議長(寺田幹根君) ただいま議題となっております発議第2号は、質疑、委員会への付託及び討論を省略いたします。 これより採決いたします。発議第2号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(寺田幹根君) 御異議なしと認めます。 よって、発議第2号は原案のとおり可決されました。 ○議長(寺田幹根君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 次の本会議は明日午前10時から再開し、令和元年度特別会計、企業会計、組合会計の各決算、一般議案の説明等を行いますので報告します。 ○議長(寺田幹根君) 本日はこれにて散会します。ありがとうございました。   午後0時6分 散会...