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令和3年産業建設常任委員会 本文 2021-03-15

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  1. 小松島市議会 2021-03-15
    令和3年産業建設常任委員会 本文 2021-03-15


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2021年03月15日:令和3年産業建設常任委員会 本文                        [開会 午前10時00分]  -委員長開会宣告から議案説明まで省略- ◎ 松下委員長  以上で議案の説明は終わりました。  これより,議案第26号,議案第27号及び議案第36号から議案第38号までに対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 佐野委員  議案第26号についてお尋ねします。今までも企業立地というか,(聴取不能)についての固定資産の説明というのがあったと思うのですけれども,さらなる利活用をするためにということで,もうちょっとはっきりというか,整理をして,今まではこうだったけれども今度はこうなるのですよというようなわかりやすい説明がいただけたらありがたいと思います。 ◯ 田中商工観光課長  先ほどの御説明でもさせていただきましたが,今までにも市単独小松島企業立地促進条例というものがございました。こちらは市単独の条例でございまして,3年間一定の条件を満たしましたら3年間減免をすると,ゼロ円で課税をさせてくださいという条例でございましたが,市単独の条例なもので交付税措置がございません。  今回の条例につきましては,国の制度に基づいた減免制度,一部不均一課税の条例をつくってもいいですよという国の方針であったのですが,このたび課税免除しても交付税措置を入れますというふうなことを言っていただきましたので,ちょっとアンバランスになったのです。同じような3年間減免をするんだけれども,市単独の条例だったら交付税措置がないと。こちらは本社の機能移転といって,さらに本市にとって有利なことをしていただいたときに減免をする条例なのですけれども,こちらがもともと,見ていただいたらわかりますように,減免ではなくて4分の1にします,2分の1にしますということで一部減免という形だったのですけれども,これを全部減免にしても交付税措置いただけるのであれば,さらに本市にとって本社機能移転というようなことをしていただける話ですので,減免という形にさせていただきまして,こちらを使っていただいたほうが本市にとっても交付税措置があるという話になりますので,制度の拡充はさせていただいて,今まであった市単独の条例とのバランスをとりたいというのがこの条例の改正の趣旨でございます。 ◎ 佐野委員  今ある市の単独の条例がこれに変わるということですね。 ◯ 田中商工観光課長  こちらの分につきましては,国の制度に基づいた条例ということについては変わりございません。こちらの条例を適用する場合には,東京23区から本社の移転をしていただいた場合です。なかなかないケースだと思うのですけれども,こちらのケースについては県への手続があったり,許可とか届け出の手続を踏んだ上でにはなるのですけれども,こちらの条例を適用させていただいて,本市にとっては交付税の算入をいただくという流れになってこようかと思います。  今までの市単独の,単独という言い方はちょっとあれなのですけれども,小松島企業立地促進条例につきましては,本社移転ではなくて設備投資をしていただきましたら税の減免をいたしますという作文になっておりますので,ちょっと扱いが違うということで,来ていただく企業によりまして取り扱いをどちらでいくかというのは個別相談しながら,企業様が行う事務の手続の簡素化ということも踏まえた上で対応していくということになるかと思います。 ◎ 佐野委員  了解しました。 ◎ 米崎委員  議案第27号についてちょっとお聞きいたします。これ,僕,大分昔になるのですが,委員会かどこかで聞いたことがあるのですけど,普通入場料というので1人50円取っているということを聞いとったのですが,昔に無料にしたらということを言うたのやけど,それはもう収入の一部になってしとんですということを言うて,結局それがもう流れていった状態だったのですけど,今ちょっと説明を聞いたら,機器の故障とか,それこそ更新するのにその分直しとったら,ようけかかるけん,無料にしますということをおっしゃっていただきよったのやけど,そんな理由で今回出してきたという形ですよね。
    ◯ 尾山競輪局長  先ほどの御説明でもお話しさせていただきましたが,1つの要因として機器の更新に費用がかかるということではありますが,また,より市民に開かれた競輪場となるよう,普通入場料の徴収を廃止するということも理由の一つでありまして,現在,全国43競輪場のうち20場ぐらいが無料となっていますので,もっと言えば後背人口が少ないところについては無料化している状況のほうが,今,加速度的にそういう場が増えているという状況でございます。 ◎ 米崎委員  何で聞かせていただいたかというたら,僕もごっついこれ,うれしかったんですよ,実は。こんな無料になってということで。けど,この時期にしていただいて,ちょっと遅かったのやけどと思ったのやけど,今の説明だったので,できたらもっと早めにしていただきたかったかなというのがそもそもの原因だったので,ちょっと聞かせていただきました。わかりました。ありがとうございます。 ◎ 松下委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 松下委員長  質疑なしと認めます。  よって,質疑を終結いたします。  これより,討論に入ります。  討論はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 松下委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより,採決いたします。  まず,議案第26号 小松島地方活力向上地域内における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第26号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 松下委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第26号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,議案第27号 小松島自転車競走実施条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第27号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 松下委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第27号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,議案第36号 芝田多目的研修センター指定管理者の指定について,議案第37号 小松島市元根井漁村センター指定管理者の指定について,以上2件についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  議案第36号及び議案第37号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 松下委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第36号及び議案第37号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,議案第38号 工事請負契約の変更について(和田島ポンプ場建設工事)を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第38号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 松下委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第38号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で,本委員会に付託されました事件は,全て議了いたしました。  次に,当局より報告第4号について説明願います。  -報告についての説明省略- ◎ 松下委員長  以上で,報告第4号に関する説明は終わりました。  ただいまの報告について,何か御意見等はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 松下委員長  特にないようでございますので,その他,委員の皆様から,所管事項で何かございませんか。 ◎ 近藤委員  お願いします。前回12月の委員会の中で,国土強靱化5か年加速化計画によって具現化されていくように求めていくというようなお答えをいただきました。この国土強靱化5か年加速化計画は,具体的に今,私が知っている範囲で,立江川,それから政所谷川,このあたりは抜本的に進んでいるように思います。  今後,季節が非常によくなってまいりましたが,その反対に心配するのが,非常に梅雨の時期の前の大量の雨量の豪雨,それと梅雨の時期も控えているということもありまして,神田瀬川と,それと芝生川,これにおいても一部護岸が崩れている所,損傷が見られる所がありますので,この随所に見られる所を今後,大雨時に備えてほしいという市民の声も多いわけであります。  市は県へ要望し,損傷箇所を進めてはいってくださる方向でお願いしたいわけですが,進捗状況も含めよろしくお願いいたします。 ◯ 原都市整備課長  御質問にお答えさせていただきます。神田瀬川につきましては,県の担当からお聞きしておりますのは,一部護岸が未改修区間につきまして,場所につきましては小松島小学校と,あと神代橋の間,その区間につきまして現在調査に入っているということはお聞きしております。  芝生川等につきましては,この河川整備計画に基づく具体的な計画については,まだ進捗についてはお聞きしておりませんが,委員おっしゃるとおり老朽化している,改修が進んでいない区間も当然ございますので,今後,県のほうには要望していきたいと思っております。 ◎ 近藤委員  ありがとうございます。今の調査の状態であるとか,進んでいる状態というのはわかりました。その後のところも少し雨が降ることによって崩れてしまう,危ないなというような所もございますので,その後も続けて要望をしていただけるようにお願いしたいというところで,要望で終えておきます。 ◯ 小林都市整備部長  先ほど担当課長からも御説明がございましたように,昨年の7月,国において骨太方針2020に基づく国の防災・減災,国土強靱化のための5か年加速化対策が公表されました。なお,これに基づきまして,本市もそうなのですけど,県においても河川というか,水災害にきめ細やかな改修とか災害防止対策,これらの予算が恐らく令和3年度の当初予算にも編成されておると思います。  これはなぜかといいますと,昨年7月の豪雨をはじめ,激甚化した豪雨によりまして河川の堤防の決壊とか越水が全国各地で見られました。こうした気候変動に対応した総合的な対策を計画的にスピード感を持って実施していくといったことが目的と思います。  芝生川と神田瀬川について御質問いただきました。芝生川及び神田瀬川におきましては,過度に繁茂する草木の撤去作業がかねてから地元の要望が強かったと思います。これにつきましては,たしか今年の1月に入札が行われておりまして,この3月末を目途にそれらの草刈りとか,通水断面の確保という観点でこれらの作業が行われると聞いております。  また,老朽化の護岸ということで御質問いただきました。これにつきましては,私の知る範囲では神田瀬川の田浦町近里,ちょうど病院の南側ですかね,芝生川との分派点のあたりが護岸が老朽化しておりますので,それらの改修に向けた測量と設計が今年度行われました。新年度におきましては,その測量と設計をもとに工事が行われるよう,市としても県と連携して,またあるいは県のほうに要望してまいりたいと考えております。  また一方で,芝生川でございますが,芝生川についても神田瀬川との分派点,芝生川でいいますと上流端になりますけど,そこの部分が護岸が一部損傷しているということで,これもあわせて県のほうで,今,前段申し上げました神田瀬川とともに測量と設計が行われております。ただ,芝生川については施工ヤードがございませんので,施工ヤードの確保から行っていくということも聞いておりますので,まずは神田瀬川の病院の前,そこから工事が行われていくのだろうと思っておりますので,そこを具現化していくために市としても県にしっかりと要望してまいりたいと思っております。 ◎ 近藤委員  具体的に御答弁をいただきました。その中で,令和3年に河川,水災害災害防止に関して予算がつけられているということはわかっておりましたけれども,どういうような形で今後こういう対策に取り組んでいってもらえるのかというところを心配しておりました。現状を見極めながらということで,既に測量,それから設計等が済んでいる箇所や,それから3月を目途に神田瀬川のほうの一部の所に関しては進めているというような具現化されたお答えをいただきました。この後も,また現状を見ながら取り組んでいっていただけるように要望したいというように思いますが,予算にも限りもあると思いますけれども,人命を救うことが1番でありますので,どうかよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ◎ 井村委員  都市整備課になるのか水道課になるのか,今,ちょうど水道の工事とか時期的なもので工事をやりよるのですけど,舗装が,仮復旧と本舗装のことなのですけど,寿命だったら最後の白線まで引いたら,あ,工事が終わったのやなと思うのやけど,なかなか工事が終わらなかったら仮で置いとんかなと思うのやけど,赤石から今,和田島はずっと工事しようけど,仮復旧のやり方が,舗装が雑過ぎて苦情が,がたがた過ぎて,もうちょっと。言うたところでどんなのかなと思ったのやけど,仮復旧するのでも,せめて苦情が出ない程度の仮復旧にしてもらいたいなと思うのやけど,今までそんななかったのやけど,今年特に多かったんよね,仮復旧が雑いという感じが。そこらをちょっとお願いします。 ◯ 岩永水道課長  井村委員さんのほうからお話のあったような苦情等に関しましては水道課のほうにも何件かお声をいただいておるところです。たくさん区分けして工事をしていることも1つの原因かと思いますが,業者のほうには再三うちのほうからも,そういう苦情があるので仮舗装についてももう少し整備されたような形で,通りやすい形で,事故のないような形でということでうちのほうからも指導はしているところはございます。  実際,本舗装のほうが若干遅れぎみでありますので,皆さんには御迷惑をかけているかと思うのですが,できるだけ早い時期に事故のないように進めていきたいと思っておりますので,すみません,もうしばらくお待ちいただけたらと思います。申し訳ございません。 ◎ 井村委員  お願いします。  それともう一点,どこになるかわからんのやけど,踏切なのですけど,ここでいいのかな。横須の踏切,新しくなりましたよね。通っても振動がない,段差がなくていいのですよね。それから,立江から羽ノ浦へ抜けていくローソンの所の踏切も段差1個もないんよね,ほんまに踏切通ったんかいなというぐらい段差ないよね。そしたら,赤石の勢合の踏切が一番段差が大きいんよね。どこの踏切行っても踏切通ったなと思うのやけど,赤石が物すごく段差がひどいので,あそこを直してもらえるように要望したいんですけど,それはここでよろしいですか。 ◯ 小林都市整備部長  ただいま井村委員から御指摘がありました道路につきましては,両方とも県道でございますので,まずは我々で一旦現場を確かめまして,その上で県に要望してまいりたいと考えております。確かに一旦停止して,また出発しますので,非常に左右も,あそこの交差点はちょっといびつでございますので,そういった視距の部分も含めて県にしっかりと要望してまいりたいと思っております。 ◎ 佐野委員  老朽危険空き家と,危険なブロック塀の令和2年度の成果を教えてください。 ◯ 柏木都市整備部副部長  委員の御質問にお答えいたします。  まず,空き家の令和2年度の除却の実績につきましてですが,7件の解体を実施いたしております。応募された方は9人おいでたのですけれども,老朽度判定の段階でお一方,指定の点数に達しませんでしたので,9人中8人の方にお声がけして7件の実施をしております。  続いて,コンクリートブロックについてでございますが,2件の実施にとどまっております。この2件にとどまった理由につきましては,小松島地域防災計画に位置づけられた緊急輸送道路と各小学校の通学路に面したブロック塀であるという限定的なところがございまして2件にとどまったところです。その後も,10月に徳島県から届いたブロック塀老朽度調査資料をもとに対象範囲ブロック塀の所有者に対して個別に案内をお送りしたりして対応に努めてまいったわけなのですけれども,数件のお問い合わせはございましたが,今年度の申請件数を伸ばすまでには至りませんでした。 ◎ 佐野委員  今言ってくれたのは,今年度の予定も言ってくれたつもりなのかな。今年度の予定は危険空き家ブロックのほうもどうなっておるのでしょうか。今年というか,令和3年度,新年度の予定をお願いいたします。 ◯ 柏木都市整備部副部長  令和3年度の件数につきましては,空き家につきましては10件の要望を上程しておりますが,例年と同様に国費,県費の配分額に応じて実施を行うこととなる予定でございます。 ◎ 佐野委員  この目的が老朽危険空き家をどんどんと減していこうという目的なので,このペースでいきよってもなかなかなくなっていかんということなのですけれども,そういう募集をするとか,申し込み及び問い合わせをする人は壊そうという意思があるので,もし補助がなかっても壊そうかと思っとる人もおるだろうし,一応問い合わせしてくるということはそういう意思があるということで,どんどん進めていったほうがいいと思うので,その時期は多分6月とか7月にはなると思うのやけれども,こういう除却をしてくださいよというのを,やっぱり広報とかいろんな方法で早くから皆さんに呼びかけていくと。ただその補助事業がありますという6月のときだけでなしに,ずっと呼びかけて意識づけをして,催促というか,壊してくださいよということを進めていかないかんと思うのですけれども,そういう予定はありますか。 ◯ 柏木都市整備部副部長  お答えいたします。空き家除却募集につきましては,例年度ぐらいのタイミングで実施できたらと考えておりますが,今年度につきましても,その後なのですが,昨年の7月6日に空き家問題解決セミナーと同時期で,その一昨年前に空き家問題解決セミナーというものをNPO法人と共催で催したのですけれども,昨年の7月6日につきましては,「とくしま回帰住宅対策総合支援センターに依頼いたしまして空き家に関する専門家無料相談会を実施いたしております。これにつきましては,コロナ禍でございましたので,事前に相談内容ファクス等でお送りいただきまして,弁護士,司法書士,税理士,建築士,住宅建物取引士など専門家を配置しまして,市役所4階会議室で実施いたしております。失礼しました。ちょっと間違ってしまいました。実施した日にちにつきましては,11月24日に執り行っております。来年度につきましてもこの相談会を恒例的に行っていきたいと考えておりまして,この相談会が1つ,啓発の一部になるかと考えております。  募集につきましては昨年6月に始めたのですけれども,今年も同時期ぐらいで始められるかと準備いたしております。 ◎ 佐野委員  次に壊して何かをするという予定がもしなかったら,老朽の壊さないかんのわかっておっても,補助をもうてもお金が要るし,壊したらまた固定資産税も上がるし,なかなかたいそうなので壊しにくいというところがありますので,できるだけそれを推進しようと思ったら,PRもするし,何か補助及び,また壊した後の固定資産税を何年かちょっと減免するとか,何かのきっかけをつくってあげなかったら,壊そうとしないというか,たいそうなということが1つあるので,そういう促進する方法をできるだけ考えてください。危険空き家のほうについてはそれで終わります。  もう一つ構わないですか。田野の月ノ輪の市営住宅がもう空き家になったのですけれども,その取り壊しの予定と,跡地利用の計画があるのだったらお願いいたします。 ◯ 柏木都市整備部副部長
     お答えいたします。令和3年度予算に市営田野団地の解体の工事請負費を上程,計上いたしておるところでありまして,次年度,令和3年度には工事を行いたいと予定しております。  解体後につきましては,今,市営住宅用地となっておりますので,用途廃止を行いまして,普通財産として総務課に移管する予定でございますが,跡の用途については今まだ申し上げるところまで至っておりません。 ◎ 佐野委員  跡地の利用の計画は決まっていないということで,跡をやっぱり民間に払い下げをして,住宅地に分譲でもしていただけたら地元の人とか,小松島市も含めてようけ需要はあると思うのです。というのは,農家で指定が,自分の農地を,その分を宅地にできるという制度があるのやけれども,その申請するにしても2年もかかるし,結局,造成とか費用をしたら高いものにつくので,そういう分譲地があったらすぐにできるし,人口を増やすためにもできるだけ住宅地に払い下げをしてというように要望をしておきます。 ◎ 南部委員  コロナ禍の中で業績悪化した中小企業のために行われたセーフティネット保証制度についてお伺いさせていただきたいと思います。市のほうで,年度末でもありますので,認定数等を把握していると思うのですが,その状況を教えていただけないでしょうか。お願いいたします。 ◯ 田中商工観光課長  お答えいたします。3月12日現在,直近でございますが,598件となっております。 ◎ 南部委員  ちなみに,4号,5号,6号,それぞれわかりますでしょうか。 ◯ 田中商工観光課長  内訳につきましては1月末時点ということで御了承いただいてよろしいでしょうか。すいません。1月末日で4号が391件,5号が121件,6号が12件で,合計が524件,先ほどの差異については2月,3月の数字でございます。 ◎ 南部委員  ちなみになのですが,実際,多分2億円ぐらいまで借りれる融資だったと思うのですけど,借入額自身がどれぐらいされているかということも把握はできているのでしょうか。 ◯ 田中商工観光課長  市役所の業務につきましては,借り入れの前となる減額の証明を行うというのが市役所の業務になりますので,その後の実借り入れについてまで把握するという業務ではございませんので,御了承いただけたらと思います。 ◎ 南部委員  でしたら,まずコロナ融資ということで,猶予期間が終わったらもちろん返済が始まるセーフティネット保証制度になると思います。実際に今後返済が進まないといけないような状況にはなるのだと思うのですが,実際にまだコロナの中で業種によっては大変なところもあると思うのですが,それに対する小松島市としての対策というのは何か考えていらっしゃるのでしょうか。お願いします。 ◯ 田中商工観光課長  現段で申しますと,セーフティネットにつきましては6月頭ぐらいまで今,延長ということになっております。貸し付け支援でございますので,当然返済は始まるということにはなるのですが,商工観光課のほうでは新年度の当初予算のほうでコロナ対策に係る事業ということで幾つか計上させていただいておりますので,予算決算常任委員会のほうで説明させていただけたらと思います。 ◎ 南部委員  わかりました。また予算決算常任委員会のほうで聞かせていただきたいと思います。  もう一点,よろしいですか。今,県のほうが飲食店応援金,新しい生活様式でいろいろ条件をクリアされたら,ステッカーを貼られたら50万円というのを出されていると思うのですが,これ自身,できれば小松島市の全店舗といいますか,事業所さんに貼っていただけるようにすることができればなと。50万円掛ける係数なので大変大きな動きになるのでないかなと思うので,そういう支援というのは小松島市は考えていらっしゃるのでしょうか。お願いします。 ◯ 田中商工観光課長  こちらの業務につきましては,せんだって県が事業を走らせた段階で,ちょっと名前を間違えたらすみません,食品衛生協会でしたか,各市町村に支部があるのですけれども,そちらのほうに説明会を開いていただきまして,そちらのほうで検査等も必要になってきますので,2つコースがあったかと思うのですけれども,普及啓発と検査確認を今,随時行っていただいておるということで承知しております。その団体とも何度か話もさせていただいているところでございまして,お知らせ等につきましては徳島新聞の裏面全1面に2週間ごとだとか,割と定期的に入れていただいておりますので,私の感覚では割と周知については進んでおると。  問題は,御自身が申請すれば補助金をいただけるのではなくて,何らかの当該団体を通して検査を行った上で申請をするというところがちょっと隘路になっておったのですけれども,そこの部分の業務につきまして,小松島市で多くの会員さんを抱える団体が窓口となっていただきましたので,その後,割と進んでおるというふうに私のほうでは認識しておりますが,小松島市のほうでもできることがありましたら思いつく限りやっていくということについては当然考えておりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 南部委員  ぜひ小松島市としても多くのお店にこのステッカーが貼れるように取り組んでいただければと思いますので,どうぞよろしくお願いします。 ◎ 米崎委員  さっきの議案にも出てきたのですけど,競輪局にちょっとお尋ねいたします。  西スタンドということでさっき出てきたのですが,この西スタンドというのは競輪場施設整備計画の中で説明を受けたのですが,イメージとしては業務棟にしていきたいということをおっしゃっていたのですが,今は局が中に,西スタンドに入っていますよね。その中で,もうちょっとイメージできるように,もう1回詳しく教えていただけますか。 ◯ 尾山競輪局長  先般の小松島競輪事業調査特別委員会の中で御説明させていただきましたが,当初の計画では西スタンドは解体ということでございましたが,今回改定版におきまして西スタンドを残すという方向で,先ほども御説明させていただきましたが,現在,競輪局事務所を西スタンドの3階に移転しております。というのは,旧の競輪場の競輪局事務所,あそこの建屋につきましては,今後,施設整備の中で選手のローラー室であるとか控室等々に利用するということで,それをすることによって仮設の工事費を減少さすというか,縮小させるということで,そういった旨の御説明を先般させていただきました。 ◎ 米崎委員  すいません,聞き方が悪かったのですが,それは皆さんではないけど,聞いとる方は知っとると思うのですが,その中で,結局は入場者ははめるというイメージですか,今後において。 ◯ 尾山競輪局長  入場者に関しましては,現在,西スタンドの1階部分は当然売り場と,メインスタンドの1階部分につきましても一部運用を,常駐するというか,滞在するというイメージではなしに,車券の購入をしていただくということで,当面の間,当然メインスタンドが改築できるまではそういった運用で,お客様には非常に御不便をおかけするのですが,そういった方向で考えております。 ◎ 米崎委員  池渕議員さんの一般質問の中で,雨漏りがするから,やっぱり新耐震基準に満たしていないものは撤去していくということをおっしゃっていたのですが,それは納得して僕もわかるのです。そうなったら,西スタンドというのは全く手を入れんような感じなんかな。ちょっと教えてもらえますか。 ◯ 尾山競輪局長  西スタンドに関しましては,現在のコロナの中で,当然,お客さんにつきましては座席を間引きということで対応はしておりますが,新年度に関しまして予算決算常任委員会のときにも触れさせていただきますが,来年度からナイター前売りをGグレード以外にも発売する方向で,ナイター売り場の改修等々も現在行っておるところでございます。 ◎ 米崎委員  何でこんなことを言ったかというたら,そもそもは残してきますよという話だったやないですか。それで,ちょっと手を加えてする,それからいつの間にか撤去する,また残していくって話になったときに,これ多分,二,三年ぐらい前のときだったと思うのですけど,台風が来たときに,西スタンドはかなり雨漏りしたの覚えていますよね。西スタンドの中で,みんなが下で,従事員さんが,いっぱい雨漏りして,拭いて拭いてしたの覚えていませんか。あそこの耐震基準は満たしとるけどということを言うてくれてするんやけど,あの建屋はあかんでないかということをよう聞いたの知りませんか。ごっつい雨漏りしよん。だから,これから使っていくんだったらここらもちゃんとしていくんかなというふうに思って聞かせていただきよんです。 ◯ 尾山競輪局長  今,米崎委員さんからお話があった西スタンドの雨漏りに関しましては,私の記憶の中では,空調機器の異常というのは承知しておりますが,西スタンドでの雨漏りに関しましては,現時点で私は今初めてお聞きしたということで,そういうことがあったのであれば,今後,それについても当然対処せないかんというふうに考えておりますので,御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ◎ 米崎委員  局長がそうやって言うのであればそっちが合ってるかもしれないのやけど,空調が多分壊れたというのは僕も知っています。空調が壊れて,その水がどさっと流れてなったのかもしれないですけど,原因にしたら。こんなことが,僕もちょっとようわからんのやけど,なんせ雨のときで,かなり雨漏りして従事員さんが拭いて拭いてしたというのも僕も記憶新しいので,もうちょっと調査していっていただきたいなと思うのです。 ◎ 近藤委員  勝浦川の河川ライブカメラの件についてお伺いをいたします。9月の一般質問の中で,上勝町,勝浦町と比べますと小松島市に勝浦川の増水の様子が知りたいと,近づかなくても,雨戸を閉めていても見たいと,そういう危険性を早くに察知したいと,そういうような声がありましたので聞かせていただきました。そのときから,また他議員さんからも質問のほうがありまして,大分周知が広がってきております。今,いつから実際に見ることができるのかということの質問を受けることが多々ございますが,おわかりになられる範囲で構いませんので,この日というのがもしもおわかりでしたらお教えいただけましたら,これからの梅雨とか,先ほども申しましたかなりの豪雨に関してのときに非常に皆さん役立つものであると思います。おわかりになる範囲でよろしくお願いいたします。 ◯ 原都市整備課長  御質問にお答えいたします。河川ライブカメラ,勝浦川の分につきましては,県のほうから一応,令和3年の出水期,6月を目途に当初,設置並びに動画配信並びに情報提供,そちらのほうを進めているというふうにお聞きしておりましたが,現在,コロナ禍におきまして,カメラの製作がちょっと遅れが生じているというふうにお聞きしております。具体的な運用時期につきましてはまだ未定ということでお聞きしておりますので,わかり次第,また周知させていただきたいというふうに思います。 ◎ 近藤委員  わかりました。このようなコロナの時期でありますので,いろいろな面で優先しなくてはいけないということがあると思います。時期等が少し後にずれ込むということでありますけれども,またそのときに皆さんに広報していただけましたら,非常に若い世代から楽しみにしているという声が,それからスマートフォンに変えたことによって見えるとか,世代を超えて割と皆さん,いつから見えるかなとかいうのを楽しみに,楽しみという言い方もおかしいのですけれども,自分もそういう情報を自分の手で知りたいというような声を耳にしますので,またその時期を,すいませんけれども,広報等でお知らせいただけますようよろしくお願いいたします。 ◎ 池渕委員  浸水対策の現状とこれからの計画についてお聞きしたいのですけど,まず1点目は,市役所横の分です。ここのポンプ場,今までオーバーフローしたり隣接地の民間事業地を先行取得するというような話もある中で,なかなかそれが交渉に臨んでも難しいというお話も聞いたりするのですけれども,今後の展望というか,計画をどう考えていくのかというあたりはどのように今お考えになられておるか,お教えいただけますでしょうか。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  川南のポンプ場につきましては,たしか一昨年度でしたか,公共下水道施設と位置づけ,事業認可も取りまして,今,その施設について施設の耐震とか,いろんな施設の設備に関して調査を行ったところであります。ただ,今度,実際の事業計画の策定となりますと,ほかに今控えております大型事業,実施中の大型事業とかの完了,そのあたりをある程度進めていかなければ,なかなか財政的にも厳しいと。また,公共下水道事業で現在進めております川北地区,今は公園付近の管渠工事を行っております。また,金磯地区におきましてもまだまだ管渠整備が多く残っております。このあたりをある程度めどをつけた後,川南のポンプ場,これらの抜本的な施設の改築または大改修も含めて,改めて事業計画を策定していきたい,このように考えております。 ◎ 池渕委員  おっしゃることよくわかるのですけど,市全体のビジョンの上で年次があって,例えば今,川北は進んでいますけど,川南はこれぐらいのめどを立てたいとかいうような全体の構想をぜひともお考えをいただきたい。  もう一点つけ加えると,金磯南ポンプ場があって,5号線へ入って,今度都市公園の整備をという形があるのですが,あの辺今どういう状況で,今後どうしていくという考え方は教えていただけますか。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  都市公園の計画ということで御質問をいただきました。金磯の都市公園につきましては,現在,基本計画策定をしているところでございまして,今後,市が考える,まず小松島市としてこの地区にはこういう公園が計画しましたと,たたき台を基本計画で策定いたしまして,その後,金磯近辺の横須南地区,金磯まちづくり事業の地区内の方にアンケートなり,または説明会等を開催いたしまして,今の策定しております基本計画から,今度,基本設計,詳細設計へと精度を上げていって最終工事へと考えております。  ただ,9月定例会議でもちょっと申し上げたのですけれども,現在のところ基本計画を策定中ですので,大体の概算事業費,これによって後々の事業計画とか策定が必要になってまいります。また,当然地元の方への説明会やアンケート,こちらのほうの調査によって変更点も出てこようかとは思いますが,新年度明けて早々にこのあたりの作業を進めていきたいと,こういうふうに考えております。 ◎ 池渕委員  新年度早々にということでございますので,ぜひともお願いしたいのですけども,火葬場へ行くまでの踏切を越えてからの拡幅も含めて,避難していかれる方々が避難困難者ゼロと,市長も委員長も地元でございますので,なかなか御本人の口からも言いにくいかもわからないのですけども,ぜひ考えるときに,葬斎場に逃げていく方も含めて都市公園の中に,どちらかというと複合的な考えを持った,例えば公民館を考えとして,金磯コミュニティセンターは基本,民というか,もともとのうったてがこうでうったててないので,もう市長も御存じのことだと思うのですけども,公民館だったり避難施設であったり公園の管理棟であったり,そういった複合的な考えを持って逃げていける近くの施設というのもぜひとも検討をしていただきたいと思います。これはもう御要望だけにしておきます。  もう一点,最後に,先ほど来,話の中で出てきてふと思い出したのは,田野と芝生川のポンプ場のところですよね。実は立江川においては拡幅事業が県のほうで進んでいただいて,用地の方々から,やっと進んだなと。進んだところに思い起こせば,もう30年も40年も前から一番最初にお話があってからここにたどり着いたと。だから,先ほど踏切の話が出ましたけども,田野,芝生のポンプ場も樋門もしかりですよね。もう30年,40年と言わんとばかりに,計画はあるけれどもなかなか進まないという状況にありますので,県がなされる事業なのでしょうけども,ぜひともこれを実現できる形の方向性を県とともに一歩踏み込んで進めていただきたいと思うのですけども,このあたりの考え方についてお伺いをいたします。 ◎ 松下委員長  小休いたします。                        [休憩 午前11時08分]                        [再開 午前11時15分] ◎ 松下委員長  再開いたします。 ◯ 小林都市整備部長  私のほうからお答えをさせていただきます。先ほど踏切の交差点ということで御質問いただきまして,お答えさせていただきましたが,この道路といいますか,この箇所につきましては県においても道路の部分と,あと河川の樋門,それから港湾の樋門があります。以前から市としても県に対しては要望しております。また,地元の田野協議会においても再三にわたり市と連携して要望を繰り返しております。  実はこれに関しましては,こちらから行きますと金磯を越えてその交差点,そこが道路から見ますと非常に視距が悪い,点滅の信号もあるのですけど,相手方が見えないので,道路の観点では早くしてほしい。それから,議会においては樋門の改修をしてほしいということを再三にわたって議会でも受けております。こうした総合的な観点から,今年度,令和2年の8月20日に中山市長が県に赴いて,このことに関して直接要望をしていただいております。そのときの県の御回答ですが,県からは引き続き整備効果や優先度等を総合的に勘案し,順次計画的に事業着手できるよう取り組んでいくと。要望に対してのこういった御回答をいただいておりますので,市といたしましても早期の事業化が図れるよう,粘り強く県にしっかりと要望してまいりたいと考えております。  また,議員の皆様にもお願いなのですけど,これは市からは何年にもわたって要望しておりますので,これはなかなかこれから事業化にも数年かかると思いますが,市も中山市長のもとしっかりと毎年要望もしますし,機会があるたびにも要望してまいりますので,議員の皆様もあわせてそういった機会がありましたら,県に対して御要望していただきますよう御支援のほどよろしくお願い申し上げたいと思います。 ◎ 南部委員  すいません,高速道路について少しお伺いさせてください。今,徳島市のほうから入って中田,江田,バイパス通って前原のほうに行く工事が進もうとしていると思うのですが,大きなスケジュールみたいなものがわかっているのだったら教えていただけないでしょうか。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  国が発表している大きなめどといいますか,小松島市部分,例えば小松島インターから北側,徳島インタージャンクションに至るまでの間,これについてはまだ公表もされておりません。ただ,この3月21日午後5時より,まずは津田インターと沖洲インターの間が開通,供用開始されます。来年度,令和3年度の末には徳島ジャンクションから沖洲インターまでの間が開通する予定となっております。  ただ,津田インターから南にかけましては,いつという時期はまだはっきりとはしておりませんが,まずは阿南インターから立江櫛渕インター,この間を先に供用するというふうに国のほうから伺っております。 ◎ 南部委員  前原のインター自身も立江櫛渕インターからまたできるというところも,まだ計画が立っていないということですね。つまり,バイパスの上を通る工事というのはまだ先になるということですか。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  まず,立江櫛渕から北側,小松島インターにかけては,大きな課題として新居見トンネル,こちらの工事が残っております。こちらの工事も今,国のほうで準備はかかっているとはお聞きしておりますけれども,全長が1.4キロと小松島市内の区間では最長のトンネルとなりますので,かなりの時間,期間が要するものと考えられます。このようなことから,まだはっきりとして国のほうからいつの供用開始というようなめどは出ておりませんが,できるだけ早い供用ができるよう,市のほうからも改めてまた国のほう,委員の先生方と一緒にお力添えをいただいて働きかけていけれたらと考えておりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 南部委員  よくバイパスの上はいつ通るのだと聞かれるので,聞かせていただいてよかったです。早く進むようによろしくお願いいたします。 ◎ 津川委員  金長神社のことについてお聞きいたします。  議員全員協議会でも少しお話しいただきましたけども,神社庁の登録の有無ですとか,過去の議会行政の議事録のほうからという話もありましたけども,ああいった施設を神社ではなく文化観光施設というふうに位置づけるような基準というか,根拠といいますか,全員協議会のほうでもちょっと聞かせていただいたのですが,こちらの委員会でも再度お聞かせいただけますか。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  委員のほうからは,金長神社をいわゆる神社施設でないという根拠についての御質問でありました。こちらの問題につきましては法的な観点からも検討しておりまして,幾ら見た目,神社施設のような形状をしてあっても,信仰のない施設については神社,信仰施設の対象とはならないというような位置づけで考えております。 ◎ 津川委員  はい,わかりました。ちなみに,これは随分本会議であったりだとか委員会でも聞かれていた話で,あの施設の上物,いわゆるその建物の部分が,20名とも30名とも言われている所有者の部分が,不明な方が非常に多いという話がよく出ていました。その所有者が不明な部分がどうなった上で残すという議論に至ったのか,そういったところの具体的な,法的な部分を含めて,それでも残すのだよという話になったところのお話も聞かせていただきたいのですが,お願いします。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  こちらの施設に関しまして,まず寄進された方,こちらの方が所有者かつ共有者であるというふうな民法上の考えのもと,また本市にとって,この前の全員協議会の場でも御説明はさせていただきましたが,施設の保存に関しまして民法上3つの規定がございます。その中の保存行為につきまして,これは単に大改修,大改築であるとか移転,もしくは撤去ではなく,現在の位置で保存をするということが共有者の中の1名の意思をもって可能というような民法上の判断のもとで,この神社といいますか,観光に資する施設として金長をモチーフとする施設について,今後,市の観光施設の重要な1つとなるであろう施設を保存していくという方向に決まりました。 ◎ 津川委員  ちなみに,すいません,その所有者不明の人数の状況,所有者の数と不明な状況の数で今お話しいただいた保存に関する1名の意思の1名というのはどなたというか,どういった位置づけの方,立場の方になるのでしょうか。お願いします。 ◯ 小林都市整備部長  先ほど担当課長のほうから民法上の保存行為で,いわゆる阿波のたぬき合戦の主人公であります金長たぬきをモチーフにした施設については保存していくということで御答弁をさせていただきました。じゃ,どなたになるのかということでございますが,所有権者は現在のところ36名と我々の調査の中では調査結果が出ておりまして,そのうちの1名のどなたかということに関しましては,個人のプライバシー等もございますので,ここでの答弁は控えさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
    ◎ 津川委員  市長にもお聞きしたいのですが,これ,結構何年も前からいろいろ壊すとか残すとかいうお話が出る中で,どうしてもこういった政教分離の話だったりとかデリケートな部分の多い施設になりますので,そのときの,これも60年ほど前にあの建物ができたときに,これは観光施設だというふうに言ったような話もあります。そういった形で議事録が残っているというようなお話も聞いております。  ただ,少し前で言えば,前の市長さんのときだったらもう壊すというような方向性が出ていましたりですとか,そのときの政治的な判断によるものも非常に大きな部分になってはくると思います。そのときの状況で多少行政の職員さんの答弁も変わってくるようなところもあるのかなというふうに感じたりするところではあるのですが,この施設について残すというような判断を,法的な部分も先に職員さんからもお聞かせいただきましたが,そういった政治的な判断の部分で市長のお気持ちというか,そういった部分をお聞かせください。 ◯ 小林都市整備部長  私のほうから前段,御答弁を申し上げたいと思います。  委員からは,方針がこれまで説明したことと異なる点がある,二転三転したという御質問だったと思いますが,今まで議会に対しては私がほとんど答弁しておりますので,これまでの経緯も含めて私のほうから,方針が変更なかったということについてちょっと御説明をさせていただきたいと思います。  たしか一般質問においても幾度となく私のほうで答弁させていただいておりまして,平成30年の3月定例会議,3日目だったと思います。ここで今の出口議長さんから,この施設,今後どうしていくんなという一般質問がございました。そのときの私の答弁を読ませていただきますと,ちょっと前文は割愛させていただきます。例えば今後,設計を進める管理棟内に,民話「阿波のたぬき合戦」を後世に継承するため,歴史や魅力を紹介するエリアを設けることや,民話の総大将である金長たぬきをモチーフとしたモニュメント施設として設置することなど,都市公園法に基づき行政ができる最大限の範囲で観光資源としてのあり方について検討するというふうに私は答弁させていただきました。  そこで,金長たぬきの知名度については委員も御承知のとおり,平成31年,そういう取り壊し,取り壊すのでなかろうかということが世間に流れまして,これは市内のみならず県内のみならずも,国を超えて存続を求める1万筆以上の署名が寄せられました。これほどの知名度を誇っておるこうした資源を,市の観光資源として保存し,地域の活性化につなげていくといった方針については,これまでの方針と変わりはないものと私は考えておりますので,そのあたり御理解をいただきたいと思います。 ◎ 津川委員  そういった議会の答弁の中,法的な部分も含めたところで最大限残せるような形が,その時々によって残せる状態の幅というのは違ってきたのでしょうけど,そういった部分が現段階の施設の状態を残せるというような形で整っているということでよろしいですね。 ◯ 小林都市整備部長  もう一つ私のほうから加えますと,これは平成31年3月定例会議でございます。これも一般質問でございましたが,私のほうから答弁いたしました。移転の話がございましたので,ちょっと移転のほうの方向性について御答弁させていただきます。施設移転の可否については,建物等の物的な施設の移転は可能であっても,その土地に根づいた由緒,由来等は失われることとなり,施設が持つ本来の機能や価値の回復が図られるかどうかについては議論が残るといった,私,御答弁をさせていただいております。  これらに基づきまして,中山市長が9月定例会議において多面的な角度から検討するという方針を出していただきまして,我々部内でもそういった,今までの答弁も含めてどう残していくのかということを議論しまして,先ほど担当課長のほうから申し上げましたが,法的な見地に基づいて今回そういった判断をしたものでございますので,そのあたりも御理解いただきたいと思います。 ◯ 中山市長  私は民間出身でございまして,皆様,答弁を聞いていたらお役所仕事というところがあると思います。当然,それは職員として答えるべき範囲,当然,法にのっとってということもございます。ただ,今,この地方創生がなかなか進まない中,人口減少がとまらない中で,我々地方自治体として何をすべきかということを念頭に置いて考えたところ,できること,いつも言っていることですけれども,できない理由を述べるのでなくて,では,どうすればできるのかということを考えていくべきではないかなと思っております。  当然,今まで担当課がお答えしてきたことも正論でございます。ただ,その中でも,民間の経験を生かしてできる方向を見出せないかということで改めて協議をした結果,こういうことをすれば残していけるのではないかなというふうな結論に至りまして,特に金長神社におきましては,各方面から,県外からも多くの方,例えばマイクロバス,大型バスに乗って来ていただいているというふうなことを聞いております。  今回の議会の中でも,関係人口をもっともっと増やしていくべきでないかというふうな御質問もいただきました。当然そのとおりだと思っております。そういうふうなことから,できることをしっかりと取り組んでいって本市の地方創生を実現できたらなというふうな強い思いの中で,残せるものは残していこう,当然,観光資源として,今の形を崩してしまったらあまり意味がないのではないかなというふうなことも思いまして,今,都市整備部の担当と,例えば保存会のメンバーの人たちともしっかりと協議を重ねる上で,いい方向に向けて議論をしているところでございます。 ◎ 津川委員  ありがとうございました。文化観光施設という意味合いの中で,これは議員全員協議会でもお話しさせていただいたのですが,この施設に限らず,やはり鳥居さんがあったりとか,手水場,手を洗うところだったりとか,お賽銭箱,鈴があったりとか参道があったりとかという形,玉垣があったりという形で,ああいった形の施設になっています。特に,過去に,昭和14年でしたか,金長神社,屋敷神さんだったお神さんを金長神社の本宮という形で日峯山の下のほうにお神さんをおいたという話も聞いていますし,そこから今のグラウンドのところにも勧請したという話で聞いてはおります。  そういった中で,いわゆる宗教的に言うと御霊様というのでしょうかね,御霊様だったりだとか,私は見たことはないのですけど,その御神体と言われるものがもしあったりだとかすると,今後,様々な課題というのも出てくるものかと思われます。そのあたりを行政としてどう対応していくのかだったりだとか,前にちらっと報道でもありましたけども,そういった団体さんが出来上がって,そちらのほうと協議して,どういった形で,1番いい形で進められるのがいいのかというのは,今,市長がおっしゃっていただいたように,できるだけいい形で残せるような形ですればいいなと私は思っています。60年前にした判断が,どうしても時を超えて,今の時代には残すとか,壊すだとかいうことで,いろんな問題として出てきます。  今も,どちらの判断にせよ,またこの先5年先,10年先で何かあったときにいろんな議論が出てくると思いますので,そういったときにベストな判断というのはなかなか難しいと思うのですけど,ベターな判断だったなと言えるような議論は尽くせればいいなと,すいません,ちょっと最後感想になってしまったのですけど,思っております。 ◎ 井内委員  今年の港まつりをどうするのかお尋ねしたいと思います。  御承知のように,昨年はコロナの関係で中止せざるを得ないというふうな状況でありました。もちろん主催は小松島商工会議所なのですけども,4カ月後,ちょうどオリンピック・パラリンピックを開催するのであれば同時期になると思うのですけども,考え方はいろいろあると思うのですけれども,コロナがゼロに近い収束でないと開催しないのか,ある程度収束するような傾向があるのであればやるとか,そういうふうな判断はいつごろされるのでしょうか。もちろんこれは今年市制70周年記念でもございますし,市民はやっぱり観光イベントも考えて期待していると思うのですけども,どういうふうな考え方で現在おるのか,ちょっとお聞きしたいと思います。 ◯ 田中商工観光課長  まずもって,来年度は70周年ということで,市といたしましては,もちろん昨年度できておりませんので,港まつりはいつも以上にできることをどうしたらいいかという方向で考えておるのは間違いございません。ただ,今般のコロナ禍の中で,コロナの収束状況というよりは,それぞれガイドラインというものが出ております。国の指針を出しておりまして,屋内イベントだったらこういうことを守ってください,屋外イベントだったらこういうことを守ってください,飲食店が営業する場合にはこういうことをしてくださいとか,各営業種によりましてガイドラインというのが出ております。港まつりに関して言えば屋外イベントでのガイドライン,こちらが基本になってくるかと思います。9月から3カ月ずつ延長されておりますが,現在,この屋外イベントで,2月末に出たガイドラインが4月の末日まで生きております,今日現在で言いますと。このガイドラインの中身に沿う中で花火大会であったり阿波おどり大会をするというのは,正直,現状厳しいというふうな認識ではございます。ですので,県内でのコロナの感染状況だとか全国での感染状況だとかいうこと以前に,この普及状況によりまして,国がこのガイドラインをどのようにしてくるのかというのをまず見守っていきたいなということを考えております。  ただ,4月の末日よりも前にこの内容を変えてくるとか,締め切りを前にして解除するだとかということも十分想定されますので,市としては急に慌てないように,基本的には開催できる方向の準備を今もしておるということです。考えることをとめることなく,70周年に向けてどうやってすればいいかという準備を今進めておりますが,今日現在言えることとしては,まずこのガイドラインを遵守する中で,行政でございますので,市民の皆様,観光客の皆様の安全をどう確保するかということを踏まえた判断をさせていただく必要がございますので,このガイドラインが緩和されるなり,なくなるなりということをちょっと考えていく必要があるというふうに担当としては考えてございますが,もちろん市役所だけで単独で決定することでもございませんので,関係機関,委員さんおっしゃった商工会議所であったり,地元の関係団体であったりというところと十分御相談していく中で決めていくことではあるのですけれども,何度も言いますけれども,やはり国が決めているガイドライン,こちらを守った中でできるのかどうなのかというところが1つのポイントになってくるというふうに考えております。  あと,判断の時期ということでおっしゃっていただいたのですが,このガイドラインが4月の末日という記述が出ておりますので,これがどうなるかというのを踏まえて判断したいということは考えておるのですけれども,やはり一方で,事務を進めていくには昨年度もゴールデンウイーク前に中止の決定,他市町村の状況も踏まえて判断させていただきまして,やっぱり一定ラインを超えますと準備が間に合わなくなりますので,それを考えますとゴールデンウイークの前後というのがデッドラインと事務としては考えておりますが,それを踏まえましても,やっぱりガイドラインが4月の末日ということがどう動いてくるかということを踏まえる中で,近隣の市町村の状況も踏まえて判断させていただくようになると思いますので,できるだけ待ちたい,可能な限り待つ中で判断をしたいというのが,担当課として今日現在言えることはこの辺が精いっぱいになるのですけれども,御了承いただけたらと思います。 ◎ 井内委員  ガイドラインについてはよく理解はできるのですけども,時期として4月いっぱいですか,判断するのは。例えば港まつりにつきましてもやり方がいろいろあると思うのですよね。例えば多くのお客さんが来るような阿波おどり,あるいは民謡の夕べですか,民謡の集いですか,そんなのはやめても,最終的に観客を入れないで花火大会でもやったらどうなというようなことは市のほうからいろいろ要望するなり,商工会議所と十分協議はその辺はできないんでしょうか。 ◎ 松下委員長  どうしましょうか,もう少し長く内容を聞かれますか。といいますのが,予算にも入っていることなので,内容を聞く場合は予算決算常任委員会でもしますけど,どうしましょうか,お答えいただきましょうか。 ◯ 田中商工観光課長  あくまでも今日現在言えることということで御判断いただきたいと思うのですけれども,今,委員さんがおっしゃった,あらゆる方法というのを頭の中に念頭に置いて事務を進めているというところでございます。ですから,委員さんがおっしゃったような無観客でするということも候補の一つには担当としては考えてございますけれども,やはり関係他団体,それから予算を動かすことにもなりますし,地元からの寄附金で成り立っているようなお祭りでもございますので,そのあたりの費用対効果も含めた中,費用対効果てちょっと言い方は悪いのですけれども,運営の仕方をあり方の根本から含めて,花火の上げ方はいろんな候補,考え方はあると思いますので,そこも含めて考えておりますけれども,やっぱりお金の動かし方も含めて整理する必要がございますので,今日現在は委員さんがおっしゃったようなことも含めて候補の中に一つ一つ入れて,いろんなパターン,考え方を入れた中で,その場合だったら,例えばいろんな関係機関の許認可の関係をどう取っていくか,いつまでに進めていくかという場合分けをする中で今,作業を進めているというところまでしか申し上げられませんので,御理解いただけたらと思います。 ◎ 松下委員長  ほかに,所管事項で何かございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 松下委員長  ないようでございますので,散会に当たり,市長より御挨拶があります。 ◯ 中山市長  先ほどは,本委員会に付託されました議案につきまして原案どおりお認めをいただきましてまことにありがとうございました。  また,委員各位から所管の事項につきまして貴重な御意見,御提言をいただいたところでございます。防災対策を進める上におきまして,インフラ整備などによる県土の強靱化というのは一番重要な課題だと思っております。今後も庁内でしっかりと議論をして,また私自身も国や県に対して要望を続けていきたいと思っておりますので,委員の皆様の御協力をいただきますようお願い申し上げまして,私の挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました。 ◎ 松下委員長  これをもって,産業建設常任委員会を散会いたします。                        [閉会 午前11時47分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....