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八戸市議会
>
2022-09-06
>
令和 4年 9月 定例会-09月06日-01号
令和 4年 9月 定例会-09月06日-目次
令和 4年 9月 議員全員協議会-09月06日-01号
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平成19年12月 定例会−12月12日-04号
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八戸市議会 2022-09-06
令和 4年 9月 定例会-09月06日-01号
取得元:
八戸市議会公式サイト
最終取得日: 2023-06-10
令和 4年 9月
定例会-
09月06日-01号令和 4年 9月 定例会 令和4年9月
八戸市議会定例会会議録
(第1号) ──────────────────────
議事日程
第1号 令和4年9月6日(火曜日)午前10時開議 第1
会議録署名議員
の指名 第2 会期の決定 第3 議案第87号 令和4年度八戸市
一般会計補正予算
議案第88号 令和4年度八戸市
自動車運送事業会計補正予算
議案第89号 令和4年度
地方卸売市場八戸
市
魚市場特別会計補正予算
議案第90号 令和4年度八戸市
介護保険特別会計補正予算
議案第91号 八戸市
教育委員会
の委員に任命する者につき同意を求めることについて 議案第92号
人権擁護委員
の候補者に推薦する者につき意見を求めることについて 議案第93号
八戸ポータルミュージアム条例
の一部を改正する条例の制定について 議案第94号 八戸市職員の
育児休業等
に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第95号 八戸市
市税条例等
の一部を改正する条例の制定について 議案第96号 八戸市
手数料条例
の一部を改正する条例の制定について 議案第97号
八戸北インター
第2
工業団地調整池工事請負契約
の締結について 議案第98号
八戸市立市民病院事業利益剰余金
の処分について
第4 認定第1号 令和3年度八戸市
一般会計
及び各
特別会計決算
の認定について 認定第2号 令和3年度八戸市
公営企業会計決算
の認定について ──────────────────── 本日の会議に付した事件
議事日程
に同じ ────────────────────
出席議員
(32名) 1番 山之内 悠君 2番 間 盛仁 君 3番
高橋正人
君 4番
中村益則
君 5番
吉田洸龍
君 6番 髙橋貴之 君 7番
田名部裕美
君 8番
久保しょう
君 9番
久保百恵
君 10番 岡田 英 君 11番
日當正男
君 12番 高山元延 君 13番
三浦博司
君 14番
上条幸哉
君 15番
苫米地あつ子
君 16番
田端文明
君 17番 夏坂 修 君 18番
工藤悠平
君 19番
藤川優里
君 20番 小屋敷 孝君 21番
森園秀一
君 22番
壬生八十博
君 23番
豊田美好
君 24番 松橋 知 君 25番
寺地則行
君 26番 冷水 保 君 27番
伊藤圓子
君 28番
山名文世
君 29番
立花敬之
君 30番
坂本美洋
君 31番
五戸定博
君 32番
吉田淳一
君
--------------------
欠席議員
(なし)
--------------------
地方自治法
第121条による出席者 市長
熊谷雄一
君 副市長
佐々木郁夫
君 副市長
石田慎一郎
君 教育長
伊藤博章
君
総合政策部長
中村行宏
君
まちづくり文化スポーツ部長
前田 晃 君
総務部長
岩瀧大介
君
商工労働観光部長
大志民 諭君
農林水産部長
上村智貞
君
福祉部長
池田和彦
君
健康部長
秋山直仁
君
市民防災部長
磯嶋美徳
君
環境部長
石上勝典
君
建設部長
八木田満彦
君
都市整備部長
佐々木勝弘
君
教育部長
石亀純悦
君
交通部長
小橋和志
君
市民病院事務局長
松田大平
君
監査委員
大坪秀一
君
財政部次長
兼
財政課長
保坂高弘
君
--------------------
出席事務局職員
事務局長
田中一美
次長兼
議事調査課長
榊原正克
副参事(
議事調査グループリーダー
)
山道隆央
主幹 槻ノ
木沢昌敏
主幹
八木橋昌平
主査
安藤俊一
主事
石橋梨乃
──────────────────── 午前10時00分 開会 ○議長(
寺地則行
君)これより令和4年9月
八戸市議会定例会
を開会いたします。 直ちに、本日の会議を開きます。 ──────────────────── △日程第1
会議録署名議員
の指名 ○議長(
寺地則行
君)日程第1
会議録署名議員
の指名を行います。
会議録署名議員
は、
会議規則
第88条の規定により、議長において、10番
岡田英議員
、22番
壬生八十博議員
を指名いたします。 ──────────────────── △日程第2 会期の決定
○議長(
寺地則行
君)日程第2会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会
の会期は、本日から9月27日までの22日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(
寺地則行
君)御異議なしと認めます。 よって、会期は22日間と決定いたしました。 ──────────────────── 諸 報 告 ○議長(
寺地則行
君)この際、諸報告をいたします。 市長から、
地方自治法
及び
地方公共団体
の財政の健全化に関する法律の規定に基づいて議会に対し、7件の
報告並び
に八戸市総合健診
センター
ほか3法人の
経営状況
を説明する書類が提出されました。 以上の報告書は、お手元に配付してありますので御了承願います。 ──────────────────── △日程第3 議案12件 △日程第4 認定2件
一括上程
○議長(
寺地則行
君)日程第3議案第87号令和4年度八戸市
一般会計補正予算
から議案第98
号八戸市立市民病院事業利益剰余金
の処分についてまで並びに日程第4認定第1号令和3年度八戸市
一般会計
及び各
特別会計決算
の認定について及び認定第2号令和3年度八戸市
公営企業会計決算
の認定についてを
一括議題
といたします。 市長から
提案理由
の説明を求めます。 市長 〔
市長熊谷雄一
君登壇〕 ◎市長(
熊谷雄一
君)おはようございます。令和4年9月
八戸市議会定例会
に上程されました議案の説明に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。 この夏、北日本から西日本の広い範囲にかけて連日、大雨が頻発するなど、これまでにない異例の天候により、各地で土砂崩れや河川の氾濫、低地への浸水が相次ぎ、甚大な被害がもたらされました。中でも、8月3日からの大雨等による災害については、
激甚災害法
に基づく
激甚災害
に指定される見込みであり、国では、
特例措置
を適用する地方自治体を特定しない、いわゆる本激に指定し、全国を
対象区域
として、
災害復旧事業
における
国庫補助率
の
かさ上げ等
の措置により、
被災自治体
の早期の
復旧復興
を支援するとしております。 青森県におきましても各地で被害が生じたところであり、青森県
災害対策本部
の発表によりますと、住家への浸水、全半壊等の
建物被害
をはじめ、農地の冠水による
農作物被害
や
農業用施設
、
水産関係施設
の損壊等の被害が明らかになるとともに、停電や鉄道、
路線バス
の一部運休が生じるなど、
住民生活
に大きな影響を与えたところであります。 当市における8月3日の大雨への対応でありますが、午前4時に、
青森地方気象台
と青森県による
土砂災害警戒情報
の発表に伴い、
災害警戒本部
を設置し
警戒態勢
に入るとともに、午前8時過ぎに
土砂災害警戒区域
の住民へ
避難指示
を発令し、避難所23か所を開設いたしました。雨は午後に上がったものの、馬淵川の
水位上昇
が見込まれたことから、午後5時に
災害警戒本部会議
を開催し、私から、
河川氾濫
の危険性を踏まえた
警戒態勢
に万全を期すよう職員に指示するとともに、
氾濫危険水位
を超え洪水の危険が想定された櫛引・八幡・
上野地区
の住民へ、午後5時半過ぎに
避難指示
を発令いたしました。その後、
青森地方気象台
から発表されていた浸水害及び
土砂災害
に係る
大雨警報
が午後6時過ぎに解除されたことから、
土砂災害警戒区域
の住民への
避難指示
を解除するとともに、翌4日には、馬淵川の水位が
下降傾向
にあったことを踏まえ、午前9時に櫛引・八幡・
上野地区
の住民への
避難指示
も解除したところであります。 今回、24時間降水量が8月としては当市の過去最高となる133.5ミリメートルを記録する中、幸いにして市民の命に関わる重大な被害には至らず安堵したところでありますが、市川町の事業所での
床上浸水
や、
市川地区大豆転作営農組合
における大豆畑約4.1ヘクタールの水没など
建物被害
や
農業被害
が生じており、ここに改めて、被害に遭われた方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。 近年、地域を問わず災害が激甚化、頻発化しており、
全国各地
で大きな被害が生じている中、今回の大雨では非常に強い雨をもたらす
線状降水帯
が青森県で確認されたこともあり、私自身、改めて自然の脅威を実感するとともに、これに備えた日々の
防災対策
の重要性を痛感いたしました。 このようなことから、先月25日には、青森県市長会を通じて
青森県知事
に対し、現在、県事業として進められている
櫛引橋上流右岸部
の
堤防整備事業
について、一日も早い完成に向けた
整備促進
を要望するとともに、一昨日の
総合防災訓練
では、台風や
線状降水帯
による猛烈な雨が発生する可能性を十分に踏まえ、地震や
土砂災害
に加え、大雨による
河川氾濫
も想定した上で訓練を実施したところであります。今後とも、災害は、いつ、どこの地域においても起こり得る可能性があることを常に認識し、本市の
防災対策
の
充実強化
に全力を尽くしてまいります。 次に、
新型コロナウイルス感染症
の状況についてであります。当市における1日当たりの
新規陽性者数
は、5月初旬から6月下旬にかけておおむね2桁台で推移しておりましたが、その後、連日100名を超える状況となり、7月中旬に200名を超えるとその数は一気に急増し、7月23日には過去最高となる614名の陽性者を確認するなど、爆発的な
感染拡大
となりました。また、
新規陽性者数
の急増により、自宅や
宿泊施設等
での
療養者数
が一時5000名を超え、
市内病床使用率
も80%台半ばに達し、
保健所業務
や
医療提供体制
が逼迫するなど、非常に厳しい状況が続いたところであります。この間、発熱等の症状がある方々の
医療機関
の受診が困難な状況になるとともに、保健所からの告知等の連絡の遅れや保健所への問合せの電話がつながりにくい状況が発生するなど、市民の皆様には大変御不便をおかけしたところであり、改めましておわび申し上げます。 市では、こうした状況を改善するため、私自らが医師会の会議に出席し、
発熱外来等
の
医療提供体制
を強化いただくようお願いするとともに、保健所の業務については、
相談業務
に当たる職員を増員し、
相談受付体制
の強化を図ったほか、
一定期間
、集中的に
健康観察等
の業務をサポートする
緊急対策チーム
を新たに配置し、
感染症対策
に関する業務の効率化と迅速化に努めてまいりました。加えて、先月29日には、市民の皆様からの問合せに24時間体制で対応する
新型コロナウイルス感染症コールセンター
の運用を開始したところであり、
相談体制
のさらなる
充実強化
に寄与するものと期待しているところであります。 現在、当市の1日当たりの
新規陽性者数
は直近一週間平均で223名と、7月中旬以降の爆発的な
感染拡大期
と比較いたしますと、落ち着きは見せているものの、依然として
高止まり
の状況にあります。しかしながら、幸いにも、陽性者のほとんどが軽症または無症状であるほか、
療養者数
はピーク時の4割以下へ減少し、さらに
市内病床使用率
も40%前後で推移しておりますことから、現時点で、必要な
保健所業務
及び医療については、提供できているものと認識しております。 そのような中、国では、先月24日に
岸田総理大臣
から、
新型コロナウイルス感染症
の
陽性者数
の
全数把握
について、自治体の判断で対象を限定できるとする方針が示されるとともに、翌25日には当方針に基づき
厚生労働省
において感染症に関する
関係省令
が改正されるなど、
感染症対応
の新たな段階への移行が加速しております。今回の
全数把握
の見直しについて、青森県では、県民に対し十分に周知する必要性があることなどから、9月後半に国が行う予定の全国一斉導入に合わせて実施する方針を示しており、市といたしましては、今後とも、国や県の動向を注視しつつ、適時適切な
感染症対策
に取り組むとともに、市民の皆様が安心して
日常生活
を送ることができるよう、持続可能な
保健衛生業務
の提供と
医療提供体制
の構築に全力で取り組んでまいりますので、
議員各位
におかれましては、引き続き特段の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 それでは、本定例会に上程されました議案の主なものについて、その概要を御説明申し上げ、御審議の参考に供したいと存じます。 まず、議案第87号の令和4年度八戸市
一般会計補正予算
について御説明申し上げます。 今回の
補正予算
は、
新型コロナウイルス感染症
の影響が長期化する中、
物価高騰
に直面する
子育て世帯
や低
所得世帯
の
負担軽減
を図るため、県と連携して実施する新たな
給付金事業
に要する予算を措置するとともに、引き続き
ワクチン
の
追加接種
や
検査体制
の強化等に必要な予算を確保いたしました。また、市施設の
キャッシュレス決済システム
の導入や
バスICカードハチカ
の
利用促進
、
まちなかフリーWi-Fi
の整備など、地域の
デジタル化
を進めるための予算を追加したほか、
除雪経費
など当面
予算措置
を要するものについて計上いたしました。 その結果、
歳入歳出予算
の補正額はそれぞれ40億7440万1000円となり、
既決予算
と合計いたしますと、総額は983億6118万6000円となるものであります。 以下、歳出に計上した主なものについて申し上げます。 総務費については、新たに、はちのへAI(アイ)中心街・
バス活性化プロジェクト事業費
として、はっち、
YSアリーナ
、美術館、
こどもの国等
、市の
主要施設
における
キャッシュレス決済システム
の導入やハチカへの
ポイント付与
に必要な予算を計上いたしました。 民生費については、県と連携した
物価高騰対策
として、新たに、
子育て世帯
に対する児童1人当たり2万5000円の給付や、
住民税非課税世帯
のうち高齢者のみの世帯等に対する1
世帯当たり
1万円の給付に必要な予算を計上いたしました。 衛生費については、
新型コロナウイルス感染症
の
感染拡大
への対策として、
ワクチン接種事業費
のほか、
PCR検査経費
、
自宅療養者生活支援事業費
、
公費負担医療費等
を追加計上いたしました。 商工費については、はちのへAI(アイ)中心街・
バス活性化プロジェクト事業費
として、中心街への
フリーWi-Fi
及び
AIカメラ
の設置等に必要な予算を計上いたしました。 土木費については、
道路照明灯
の
LED化
について、国が推奨する
ESCO事業
で実施するための
債務負担行為
を設定いたしました。 以上が
歳出予算
の概要でありますが、これに対応する歳入といたしまして、国・
県支出金
及び
繰越金等
をもって措置いたしました。 次に、
企業会計
及び
特別会計補正予算
の主なものについて御説明申し上げます。 議案第88号の令和4年度八戸市
自動車運送事業会計補正予算
については、新たに
バス接近表示器
での
運行情報
の
共通表示
及び多
言語対応
に必要な予算を計上いたしました。 議案第90号の令和4年度八戸市
介護保険特別会計補正予算
については、
地域包括支援センター運営業務委託料
について、令和5年度からの
運営法人
を公募するため、
債務負担行為
を設定いたしました。 続きまして、
人事案件
及び
条例案等
の主なものについて御説明申し上げます。 議案第91号は、八戸市
教育委員会
の委員であります
簗瀬眞知雄
氏の任期が来る9月30日をもって満了となることに伴い、簗瀬氏の後任として
西山康巳
氏を任命することについて同意を求めるものであります。 西山氏は、人格が高潔で、
八戸市立中学校
の教頭、校長として、
教育現場
でその指導力を発揮されるとともに、
当市教育委員会
の
総合教育センター指導主事
、
教育指導課指導主事
、
教育指導課長
を歴任され、
教育行政
に関し優れた識見と豊富な知識、経験を有しており、同委員として適任であります。 議案第92号は、
人権擁護委員
であります
佐々木寿子
氏の任期が来る12月31日をもって満了となることに伴い、引き続き佐々木氏を推薦することについて意見を求めるものであります。 佐々木氏は、令和2年1月から
人権擁護委員
を務められ、この間、
相談業務
や
啓発活動等
の職務を適切に遂行され、その重責を全うしており、同委員として適任であります。 議案第93号は、
八戸ポータルミュージアム
の運営に関し、カフェ及びショップの使用料を引き下げるためのものであります。 議案第94号は、
非常勤職員
に係る
育児休業
の取得要件を緩和するとともに、その他所要の改正をするためのものであります。 議案第95号は、
地方税法等
の一部改正に伴い、
個人市民税
に係る
住宅借入金等特別税額控除
の適用期限を延長し、
納税証明書
の
交付手数料
を徴収する事務について所要の改正をするとともに、その他規定の整備をするためのものであります。 議案第97号は、
八戸北インター
第2
工業団地調整池工事
の
請負契約
を締結するためのものであります。 議案第98号は、
地方公営企業法
第32条第2項の規定により、令和3年度
八戸市立市民病院事業
未
処分利益剰余金
の一部を
一般会計
に繰り出すためのものであります。 続きまして、認定第1号は、令和3年度の
一般会計
及び各
特別会計
の決算についてその認定をお願いするためのものであります。 令和3年度は、令和3年度
市政運営方針
、第2期八戸市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略
及び第7次八戸市
行財政改革大綱
に基づき、感染症の拡大が地域にもたらす影響を最小限に抑えることを第一に、
新型コロナウイルスワクチン接種
や
PCR検査
をはじめ、
感染症対策
に
地域一丸
となって取り組むとともに、
子ども家庭総合支援拠点
の開設及び
子ども医療費助成事業
の
対象拡大等
による
子育て支援
や教育の充実、新美術館の開館等による文化・
スポーツ
・観光の振興、健康・福祉の充実、防災・
防犯対策
の強化、産業・雇用の振興、
都市基盤
の整備など、総合的に市政を前進させる施策の着実な推進を図りました。 さらには、国の
経済対策
に基づく
住民税非課税世帯
及び
子育て世帯等
に対する給付金や
生活困窮世帯
に対する
自立支援金
など、市民の生活・暮らしを支える施策に迅速に対応したほか、市独自の
地域経済対策
として、
新型コロナウイルス対策支援金
や
飲食関連事業者等支援金
、
プレミアム付商品券発行
など、長引く感染症の影響に伴い経営難にある事業者の支援と消費喚起に積極的に取り組むとともに、
福祉灯油購入費
の助成など、
原油価格高騰対策
にも鋭意取り組んでまいりました。 これらの施策の推進に当たっては、市税及び
地方交付税等
の
一般財源
のほか、国・
県支出金
の確保を図るとともに、感染症に対する市独自の
経済対策
では、国の
地方創生臨時交付金
や市の基金等を財源として、適宜、
補正予算
を編成しながら
スピード感
を持って対応するなど、限りある財源の有効活用と機動的な
予算措置
に努めてきたところであります。 このように令和3年度は令和2年度に引き続き
コロナ禍
での
財政運営
となりましたが、実質収支においては、
一般会計
で31億4884万1000円、
特別会計
で10億996万8000円、合わせて41億5880万9000円の
黒字決算
となったものであります。 認定第2号は、令和3年度の
公営企業会計
の決算についてその認定をお願いするためのものであります。
公営企業
を取り巻く環境は、
新型コロナウイルス感染拡大
の長期化により、一層厳しいものとなりましたが、
議員各位
の御支援と御指導によりまして、各企業とも経営の合理化、効率化を図りながら、市民の
福祉向上
のため専心努力してまいりました。 まず、
自動車運送事業
でありますが、近年の少子化の影響により
通学者数
が減少していることに加え、
新型コロナウイルス感染拡大
の影響により、
バス利用者数
は
コロナ禍
前と比べ大幅に減少しております。 こうした状況の中、
八戸市営バス
は
感染拡大防止対策
を講じ、
市民生活
を支える重要な
公共交通機関
として、安全安心そして快適な
輸送サービス
の提供に努めております。 令和3年度は、乗客の
利便性向上
のため、
ICカードシステム
を導入し、
キャッシュレス
でバスに乗車できる
サービス
を開始するなど、
輸送サービス
の充実に努めました。 令和3年度の
経営状況
といたしましては、
事業収益
が前年度比2739万3000円増の14億7184万1000円となったものの、事業費も、人件費や軽油費の増などにより、前年度比1億127万6000円増の17億8345万2000円となり、差引き3億1161万1000円の純損失を計上いたしました。 今後も厳しい
経営環境
が続くと見込んでおりますが、将来にわたって安定的に
輸送サービス
を提供していくために、
ICカードハチカ
の
利用データ
を活用し、利便性の高い
運行ダイヤ
を編成するなど、人と環境に優しい
公共交通機関
として、さらなる
サービス
の向上に努め、経営を行ってまいります。 次に、
市民病院事業
でありますが、地域の
中核病院
として、
救命救急医療
、周産期医療などの
急性期医療
及び高度で専門的な医療を提供するとともに、
地域医療支援病院
として他の
医療機関
と密なる連携を図りながら、
地域完結
型の
医療体制づくり
に努めております。 令和3年度は、前年度から引き続き、
通常診療
と
新型コロナウイルス感染症対策
の両立に努めてまいりました。
通常診療
につきましては、
コロナ禍
前の患者数に戻りつつあり、
手術件数
も年々増加している状況となっており、令和2年9月より5床程度での運用を開始した
緩和ケア病棟
では、令和3年度より
運用病床
を10床に拡大するなど、
コロナ禍
においても、高度で専門的な
がん医療
の提供と併せ、
緩和ケア
の充実も図ってまいりました。
新型コロナウイルス感染症対策
につきましては、
ワクチン接種
や
濃厚接触者
に対する検査のほか、感染者に対する診療を実施し、第二種
感染症指定医療機関
としての責任を果たすとともに、
感染症病棟
を改修し、今後の
新興感染症
への対応も見据えた
施設整備
を実施いたしました。 令和3年度の
経営状況
でありますが、令和2年度に比べ、
新型コロナウイルス感染症
の
受入れ患者数
が増加しましたが、
通常診療
の患者数も増加したこと、また、高度な技術を要する手術の増加等により、
診療単価
が上昇したことで、入院及び
外来収益
は大きく増加し、
事業収益
は前年度比7億5637万2000円増の227億2592万2000円となりました。 これに対し事業費も、医師、
看護師等
の増員による給与費や、抗
がん剤等
の薬品費、手術等で使用する
診療材料費
、燃料費や
臨床検査委託料等
の経費が増加し、前年度比8億1990万7000円増の214億4447万7000円となりました。これにより、令和3年度の純利益は12億8144万5000円となり、前年度からの繰越利益剰余金と合わせ16億7721万1000円の利益剰余金を計上することができました。 今後も、
新型コロナウイルス感染症
との闘いが続くと思われますが、市民の生命と健康を守るため、
新型コロナウイルス感染症
への対応に万全を期していくとともに、地域医療の最後のとりでとして、
通常診療
につきましても、責任と恕いやりを持って対応していく所存であります。 次に、下水道事業でありますが、昭和31年度に合流式による下水道管渠の整備に着手して以来、衛生的な生活環境の確保や浸水被害の解消などを目的に、快適で安全な
市民生活
に欠くことのできない基盤施設として事業の推進を図ってまいりました。 令和3年度は、未普及解消事業として東部処理区及び馬淵川処理区の汚水管渠整備工事を進めたことにより、普及率が68.0%に向上いたしました。また、水質保全事業として、東部終末処理場の水処理施設の整備を行ったほか、老朽化対策事業として東部終末処理場の防食被覆工事や、沼館雨水ポンプ場の受変電設備及び監視制御設備の改築工事等を実施するとともに、浸水対策事業として、尻内雨水ポンプ場周辺等において管渠整備工事を実施しております。 こうした取組の結果、
事業収益
の69億1310万7000円に対し、事業費は66億5479万5000円となり、差引き2億5831万2000円の純利益を計上することができました。 下水道事業を取り巻く
経営状況
は、人口減少等に加え、
新型コロナウイルス感染症
の影響に伴う使用料収入の減少や、施設の老朽化に伴う維持管理、更新費用の増大が見込まれるなど、厳しい将来見通しとなっておりますが、運営の効率化による経費節減や効率的な整備による未普及地域の解消を進め、さらなる使用料収入の確保に努めるなど、引き続き経営の健全性と安定した収益の確保に努め、将来にわたり安定的な下水道
サービス
を提供してまいります。 以上、上程されました議案の主なものについて、その概要を御説明いたしましたが、細部につきましては、議事の進行に伴い、詳細に御説明申し上げます。 なお、ただいま御説明申し上げました議案のうち、議案第91号及び議案第92号につきましては、本日御審議くださるようお願い申し上げます。 何とぞ全議案とも原案のとおり議決を賜りますようお願い申し上げ、議案の説明を終わります。 〔
市長熊谷雄一
君降壇〕 ○議長(
寺地則行
君)お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案のうち、議案第91号八戸市
教育委員会
の委員に任命する者につき同意を求めることについて及び議案第92号
人権擁護委員
の候補者に推薦する者につき意見を求めることについてを本日審議いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(
寺地則行
君)御異議なしと認めます。 よって、議案第91号及び議案第92号を本日審議することに決しました。 お諮りいたします。 以上の
人事案件
は、
会議規則
第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(
寺地則行
君)御異議なしと認めます。 よって、委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑を行います。 御質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(
寺地則行
君)御質疑なしと認めます。
これより討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(
寺地則行
君)討論なしと認めます。 これより議案第91号を採決いたします。 本案に同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(
寺地則行
君)御異議なしと認めます。 よって、本案は同意することに決しました。 次に、議案第92号を採決いたします。 本案に同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(
寺地則行
君)御異議なしと認めます。 よって、本案は同意することに決しました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 ──────────────────── 休会の件 ○議長(
寺地則行
君)この際、お諮りいたします。 議案調査のため、明日から9月9日までの3日間は休会いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(
寺地則行
君)御異議なしと認めます。 よって、3日間は休会することに決しました。 次回本会議は、9月12日午前10時に開きます。 ──────────────────── 散 会 ○議長(
寺地則行
君)本日はこれにて散会いたします。 午前10時35分 散会...
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