鹿児島市議会 > 2022-09-07 >
09月07日-01号

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  1. 鹿児島市議会 2022-09-07
    09月07日-01号


    取得元: 鹿児島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-20
    令和 4年第3回定例会(9月)                議 事 日 程 第 1 号                          令和4年9月7日(水曜)午前10時 開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 第30号議案 鹿児島手数料条例一部改正の件 第4 第31号議案 土地取得の件 第5 第32号議案 新たに生じた土地を確認する件 第6 第33号議案 町の区域の変更に関する件 第7 第34号議案 自動車購入の件 第8 第35号議案 鹿児島港湾管理条例一部改正の件 第9 第36号議案 鹿児島職員定数条例一部改正の件 第10 第37号議案 職員の育児休業等に関する条例一部改正の件 第11 第38号議案 鹿児島市職員に対する退職手当に関する条例一部改正の件 第12 第39号議案 令和4年度鹿児島一般会計補正予算(第6号) 第13 第40号議案 令和4年度鹿児島中央卸売市場別会計補正予算(第1号) 第14 第41号議案 令和4年度鹿児島桜島観光施設特別会計補正予算(第1号) 第15 第42号議案 令和4年度鹿児島交通事業特別会計補正予算(第2号) 第16 第43号議案 令和4年度鹿児島船舶事業特別会計補正予算(第2号) 第17 第44号議案 令和3年度鹿児島一般会計歳入歳出決算 第18 第45号議案 令和3年度鹿児島土地区画整理事業清算特別会計歳入歳出決算 第19 第46号議案 令和3年度鹿児島中央卸売市場特別会計歳入歳出決算 第20 第47号議案 令和3年度鹿児島地域下水道事業特別会計歳入歳出決算 第21 第48号議案 令和3年度鹿児島桜島観光施設特別会計歳入歳出決算 第22 第49号議案 令和3年度鹿児島国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算 第23 第50号議案 令和3年度鹿児島介護保険特別会計歳入歳出決算 第24 第51号議案 令和3年度鹿児島後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 第25 第52号議案 令和3年度鹿児島母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算 第26 第53号議案 令和3年度鹿児島病院事業特別会計決算について議会の認定を求める件 第27 第54号議案 令和3年度鹿児島交通事業特別会計決算について議会の認定を求める件 第28 第55号議案 令和3年度鹿児島水道事業剰余金処分についての議会の議決及び令和3年度児島市水道事業特別会計決算についての議会の認定を求める件 第29 第56号議案 令和3年度鹿児島工業用水道事業剰余金処分についての議会の議決及び令和3年度鹿児島工業用水道事業特別会計決算についての議会の認定を求める件 第30 第57号議案 令和3年度鹿児島公共下水道事業剰余金処分についての議会の議決及び令和3年度鹿児島公共下水道事業特別会計決算についての議会の認定を求める件 第31 第58号議案 令和3年度鹿児島船舶事業特別会計決算について議会の認定を求める件──────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件    議事日程のとおり────────────────────────────────────────出席議員 (43人)  1 番   西     洋  介  議員  2 番   山  下     要  議員  3 番   中  元  かつあき  議員  4 番   徳  利  こ う じ  議員  5 番   こ じ ま  洋  子  議員  6 番   向  江  か ほ り  議員  7 番   ま つ お  晴  代  議員  8 番   平  山  タカヒサ  議員  9 番   園  山  え  り  議員 10 番   霜  出  佳  寿  議員 11 番   米  山  たいすけ  議員 12 番   佐  藤  高  広  議員 13 番   薗  田  裕  之  議員 14 番   瀬 戸 山  つ よ し  議員 15 番   わ き た  高  徳  議員 16 番   し ら が  郁  代  議員 17 番   松  尾  ま こ と  議員 18 番   合  原  ち ひ ろ  議員 19 番   中  原     力  議員 20 番   たてやま  清  隆  議員 21 番   の ぐ ち  英 一 郎  議員 22 番   奥  山 よしじろう  議員 23 番   川  越  桂  路  議員 24 番   山  口     健  議員 25 番   古  江  尚  子  議員 26 番   仮  屋  秀  一  議員 27 番   柿  元  一  雄  議員 28 番   長  浜  昌  三  議員 29 番   小  森  のぶたか  議員 30 番   伊 地 知  紘  徳  議員 31 番   大  森     忍  議員 32 番   大  園  た つ や  議員 33 番   大  園  盛  仁  議員 34 番   志  摩  れ い 子  議員 35 番   中  島  蔵  人  議員 36 番   平  山     哲  議員 37 番   入  船  攻  一  議員 38 番   欠  員 39 番   小  森  こうぶん  議員 40 番   崎  元  ひろのり  議員 41 番   片  平  孝  市  議員 42 番   三 反 園  輝  男  議員 43 番   森  山  き よ み  議員 44 番   秋  広  正  健  議員 45 番   小  川  み さ 子  議員────────────────────────────────────────欠席議員 (1人)  7 番   ま つ お  晴  代  議員────────────────────────────────────────事務局職員出席者  事務局長   宮 之 原     賢  君  議事課長   上 久 保     泰  君  事務局参事  総務課長   小 土 橋  浩  二  君  政務調査課長 治  野     章  君  議事係長   迫  田  洋  行  君  議事課主幹  委員会係長  渡     英  樹  君  議事課主査  坂  上  慎  哉  君  議事課主任  安  樂  泰  士  君────────────────────────────────────────説明のため出席した者  市長     下  鶴  隆  央  君  副市長    松  山  芳  英  君  副市長    松  枝  岩  根  君  教育長    原 之 園  哲  哉  君  市立病院長  坪  内  博  仁  君  交通局長   白  石  貴  雄  君  水道局長   鬼  丸  泰  岳  君  船舶局長   有  村  隆  生  君  総務局長   枝  元  昌 一 郎  君  企画財政局長 橋  口  訓  彦  君  危機管理局長 山  内  竜  二  君  市民局長   牧  野  謙  二  君  環境局長   稲  田  祐  二  君  健康福祉局長 成  尾     彰  君  こども未来局長遠  藤     章  君  産業局長   岩  切  賢  司  君  観光交流局長 有  村  浩  明  君  建設局長   吹  留  徳  夫  君  消防局長   松  下     剛  君  病院事務局長 尾  堂  正  人  君  市長室長   大  山  か お り  君  総務部長   山  本  倫  代  君──────────────────────────────────────── 令和4年9月7日 午前10時 開会 △開会 ○議長(川越桂路君) これより、令和4年第3回鹿児島市議会定例会を開会いたします。 △開議 ○議長(川越桂路君) 直ちに本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(川越桂路君) この際、諸般の報告をいたします。 まず、今議会に市長から、地方自治法第180条第2項の規定による専決処分の報告、同法施行令第145条第2項の規定による継続費の精算に関する報告、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定による令和3年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率に関する報告並び鹿児島債権管理条例第9条第3項の規定による放棄した市の債権の報告がありました。 次に、地方自治法第243条の3第2項の規定による公益財団法人鹿児島環境サービス財団等経営状況を説明する書類の提出がありました。 以上の報告及び提出書類は、先般送付いたしましたとおりであります。 次に、本市監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月現金出納検査の結果報告がありました。関係書類事務局に保管してありますので、御閲覧願います。 本日の議事日程は、議事日程第1号のとおりであります。 △会議録署名議員の指名 ○議長(川越桂路君) それでは、日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 今議会の会議録署名議員は、中島蔵人議員及び崎元ひろのり議員を指名いたします。 △会期の決定 ○議長(川越桂路君) 次は、日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今議会の会期は、本日から10月3日まで27日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(川越桂路君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は27日間と決定いたしました。 △第30号議案-第58号議案上程 ○議長(川越桂路君) 次は、日程第3 第30号議案ないし日程第31 第58号議案の議案29件を一括議題といたします。 件名の朗読を省略いたします。 △市長提案理由説明 ○議長(川越桂路君) ここで、提出者の説明を求めます。   [市長 下鶴隆央君 登壇] ◎市長(下鶴隆央君) 提案説明の前に、令和4年8月3日からの大雨等により、各地において大きな被害がもたらされました。亡くなられた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、これらの地域の皆様方に心からお見舞いを申し上げます。 それでは、令和4年第3回市議会定例会におきまして、今回提案しております令和4年度補正予算及び条例その他の案件並びに令和3年度一般会計特別会計及び企業会計の決算について、その概要を御説明申し上げます。 まず、補正予算について申し上げます。 一般会計におきましては、今回35億2,385万2千円を追加し、総額で2,800億8,405万2千円となります。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策原油価格物価高騰対策及び保育所等待機児童解消対策に要する経費を計上したほか、地域経済の活性化を図るための市単独による公共事業費等を計上しました。 また、新型コロナの影響に伴う事業費決定見込みによる不用見込額を減額しました。 以下、歳出予算の主な内容について、順次御説明申し上げます。 総務費につきましては、補助内示見込みによる路線バス等運行維持支援補助事業費を計上しました。 民生費につきましては、補助内示見込みによる子育て世帯応援特別給付金支給事業費のほか、3歳未満児の受入れ拡大のため、保育士等を増員する保育所等に対する補助金を計上しました。 衛生費につきましては、補助内示見込みによる新型コロナウイルス感染症予防医療事業費を計上しました。 農林水産業費につきましては、補助内示見込みによる飼料価格高騰対策緊急支援事業補助金を計上したほか、市単独土地改良事業費を計上しました。 商工費につきましては、桜島噴火警戒レベル引上げに伴う本市観光風評被害対策に続く需要喚起策として、補助内示見込みによる“まってるし鹿児島市“宿泊キャンペーン事業費を計上しました。 土木費につきましては、道路災害防止事業費のほか、市単独道路維持事業費及び土地区画整理事業費を計上しました。 教育費につきましては、光熱費の増加見込みによる小・中・高等学校施設の運営に要する経費を計上しました。 災害復旧費につきましては、補助決定見込みによる農業用施設等災害復旧事業費を計上しました。 諸支出金につきましては、交通事業特別会計等への補助金を計上しました。 また、歳入予算につきましては、地方交付税国庫支出金県支出金等を計上したほか、市債等を減額しました。 このほか、谷山第三地区土地区画整理事業等についての繰越明許費を設定するとともに、道路災害防止事業等についての繰越明許費を変更しました。 また、コンビニ交付による証明発行事業等についての債務負担行為を設定するとともに、廃止バス路線対策事業についての債務負担行為を変更しました。 次に、特別会計について申し上げます。 中央卸売市場特別会計におきましては、魚類市場整備事業についての繰越明許費を設定しました。 桜島観光施設特別会計におきましては、補助決定見込みによる国民宿舎レインボー桜島施設整備に要する経費を計上しました。 次に、企業会計について申し上げます。 交通事業特別会計におきましては、公共交通利用喚起事業に係る経費を計上するとともに、収入面では、国庫補助金及び一般会計からの補助金を計上しました。 船舶事業特別会計におきましては、補助決定見込みによる船内観光掲示板の改修に要する経費を計上するとともに、収入面では、国庫補助金及び一般会計からの補助金を計上しました。 次に、条例その他の案件について、御説明申し上げます。 鹿児島手数料条例一部改正の件は、コンビニ等における住民票の写しの交付等に係る手数料を減額する特例を設けるとともに、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の一部改正に伴い、建築行為を伴わない既存住宅に係る長期優良住宅計画認定申請手数料を定めるものです。 土地取得の件は、常盤町、武2丁目及び武3丁目の土地を公園用地として取得するについて、議会の議決を求めるものです。 新たに生じた土地を確認する件は、鹿児島港(谷山二区)内公有水面埋立工事竣功認可があったので、これを新たに生じた土地として確認するについて、議会の議決を求めるものです。 町の区域の変更に関する件は、新たに生じた公有水面埋立地を七ツ島1丁目に編入するに当たり、七ツ島1丁目の町の区域を変更するについて、議会の議決を求めるものです。 自動車購入の件は、水槽付消防ポンプ自動車を購入するについて、議会の議決を求めるものです。 鹿児島港湾管理条例一部改正の件は、桜島港の地区名を改めるものです。 鹿児島職員定数条例一部改正の件は、待機児童緊急対策室の設置及び待機児童対策関連業務への対応に伴い、職員の定数を改めるものです。 職員の育児休業等に関する条例一部改正の件は、国家公務員に準じて、育児休業取得回数制限の緩和に関する条文の整備等をするものです。 鹿児島市職員に対する退職手当に関する条例一部改正の件は、雇用保険法等の一部改正に伴い、失業者の退職手当に係る支給期間特例等を定めるとともに、国家公務員に準じて、フルタイム会計年度任用職員退職手当支給要件緩和等をするものです。 以上で、令和4年度補正予算及び条例その他の案件についての説明を終わります。 何とぞ、よろしく御審議の上、議決していただきますようお願いいたします。 次に、令和3年度の一般会計特別会計及び企業会計の決算について、その概要を御説明申し上げます。 令和3年度におきましては、最優先の課題である新型コロナ感染拡大防止社会経済活動の両立に取り組みながら、将来においても本市が持続的に発展していくための諸施策を進めました。 一般会計における歳出の決算額は、2,973億9,997万4千円となりました。 予算の執行に当たりましては、地方財政を取り巻く厳しい環境を踏まえ、財源の確保と経費支出の削減に努めたほか、新型コロナの影響で一部の事業が執行できなかったことなどにより、実質収支国庫支出金超過交付分などを含め、89億5,714万9千円の黒字となりました。 次に、特別会計につきましては、国民健康保険事業特別会計において繰上充用しましたが、その他の特別会計においては、黒字または収支均衡の決算となっており、それぞれ円滑な運営を行うことができました。 次に、企業会計について申し上げます。 病院事業特別会計は、2億6,167万4千円の純利益となりました。 交通事業特別会計は、新型コロナの影響による乗客数の減少などにより、4億6,805万5千円の純損失となりました。 水道事業特別会計は、16億9,984万9千円、工業用水道事業特別会計は、387万7千円、公共下水道事業特別会計は、5億2,216万9千円、それぞれ純利益となりました。 船舶事業特別会計は、新型コロナの影響による輸送車両数の減少などにより、7億548万8千円の純損失となりました。 次に、主な事業について、市政の基本目標ごとに順次御説明申し上げます。 まず、市民と行政が拓く協働と連携のまちです。 新型コロナへの対応として、相談等業務ICT活用によるオンライン化を進めたほか、県外からの移住世帯に対し奨励金を交付しました。 このほか、市民との協働によるまちづくりを推進するため、まちかどコメンテーターを積極的に活用するとともに、市長と語る会を開催したほか、各校区における地域コミュニティ協議会活動等を支援しました。 また、CIO補佐官を登用し、ICT利活用に関する最新情報の収集や定型業務を自動化するRPAの導入等により行政運営の効率化に取り組みました。 さらに、市民の利便性向上を図るため、死亡に伴う各種手続専用窓口を本庁舎内に開設するとともに、個人番号カードの円滑な交付に努めました。 このほか、外国人の利便性向上を図るため、市ホームページ全体への自動翻訳機能の導入やデータに基づく政策立案(EBPM)の理解を深めるための職員研修を実施したほか、第六次総合計画基本構想及び前期基本計画等を策定しました。 次に、水と緑が輝く人と地球にやさしいまちです。 ゼロカーボンシティかごしまの実現に向けて、第三次環境基本計画等を策定するとともに、清掃工場等で発電されるゼロカーボン電力市有施設での活用について調査を行いました。 また、新南部清掃工場を供用開始し、バイオガス都市ガス事業者を通じて一般家庭へ供給する全国初の取組など、廃棄物の有効利用再生可能エネルギーの地産地消を進めました。 さらに、循環型社会の実現に向けて、第四次一般廃棄物処理基本計画を策定するとともに、環境の美化のため、ごみステーション整備助成対象を拡大しました。 このほか、動物愛護管理センターに収容された幼齢な猫の命を救うため、ミルクボランティアに対し人工哺育の協力を依頼したこと等により、殺処分頭数ゼロを達成しました。 次に、人が行き交う魅力とにぎわいあふれるまちです。 新型コロナ感染拡大を防止しながら地域経済の回復を図ることを目的に会議を開催して関係団体等の意見を伺い、施策に反映しました。 また、中小企業者等の経営を下支えするため、国と協調した雇用維持支援金や県と連携した時短要請協力金に加え、家賃支援金タクシー事業者及び自動車運転代行業者支援金を給付しました。 さらに、地域における消費の喚起・下支えを行うため、市内飲食店の利用に対しプレミアムポイントを付与したほか、中小企業者等が行うECサイトホームページ立ち上げ等に対し助成しました。 また、コロナ禍における観光振興策として、宿泊施設体験型観光メニュー等が連携した新たなビジネスを支援するとともに、宿泊キャンペーンを実施しました。 さらに、修学旅行のさらなる誘致のため、旅行会社への補助を実施したことなどにより、令和3年の鹿児島地区修学旅行受入れ数が過去最高となりました。 また、第4期観光未来戦略を策定するとともに、コロナ収束後の観光需要回復を見据えて、海外観光客のニーズやユニバーサルツーリズムの課題等の調査に取り組みました。 さらに、市民を元気づけるとともに、鹿児島を盛り上げるため、感染症対策を十分に講じながら、かごしまオータムナイト花火大会と第70回おはら祭を初めて連日開催し、コロナに負けない鹿児島の元気や魅力を国内外に発信しました。 このほか、ラグビー南アフリカチームの受入れに際しては、関係機関と連携し難局を乗り越え、充実したホストタウンとしてキャンプを提供することができ、同国との絆をより強固なものとすることができました。 また、天文館地区観光案内所を設置するとともに鹿児島中央東口駅前広場観光案内所を開設しました。 さらに、「稼げる」スタジアムの実現に向け、多機能複合型スタジアム海外事例などの調査分析を行うとともに、市民等機運向上を図るためシンポジウムを開催したほか、企業版ふるさと納税を活用して、鹿児島ユナイテッドFCトレーニング施設整備等を支援しました。 このほか、桜島フェリーにおいて、観光客の利用増を図るため、SNSを活用し、観光・イベント情報桜島フェリーの魅力を広く国内外に発信しました。 また、第2期商工業振興プラン等を策定するとともに、就職氷河期世代の方を対象に正規雇用を目指すセミナーを開催しました。 さらに、魚類市場において、高度衛生管理機能への対応や物流機能の向上を図るため、再整備計画に基づき建て替えを進めてきた新市場棟を供用開始しました。 次に、健やかに暮らせる安全で安心なまちです。 新型コロナから市民の命を守り、安心して日常生活を送ることができるよう、ワクチン接種を行うとともに、疫学調査PCR検査を実施しました。 また、住民税非課税世帯等子育て世帯への臨時特別給付金及び子育て世帯生活支援特別給付金に加え、育児応援金等を支給しました。 さらに、分娩前のPCR検査の費用を助成したほか、保育所障害福祉サービス事業所等業務継続に必要な経費に対し助成しました。 このほか、こども医療費助成対象住民税非課税世帯の18歳までに拡充し、医療機関等での窓口負担をなくしたほか、不妊治療に係る助成を拡充しました。 また、乳幼児の成長記録デジタル管理などができる母子健康手帳アプリを導入しました。 さらに、児童クラブを8か所増設するとともに、保育士等処遇改善に係る費用を助成したほか、学生向けに仕事の魅力を情報発信しました。 また、児童相談所について関連機能を含めた検討を行いました。 さらに、高齢者保健事業介護予防の取組を一体的に実施するとともに、認知症などにより行方不明となった方の早期発見のため、LINEを活用した情報配信を開始しました。 また、防災会議の機能をより高めるため、各分野の専門家を委員に委嘱したほか、桜島の大規模噴火時における市街地側大量軽石火山灰対策に関するリーフレット等を作成し、周知を図りました。 病院事業では、新型コロナ重点医療機関として、重症・中等症以上の患者に加え、妊婦や親子感染者にも対応できるよう受入れ体制を拡充するとともに、将来にわたり高度・専門医療を提供するため、第2期経営計画及び再整備計画を策定しました。 このほか、救急救命体制の充実・強化を図るため、中央本署及び谷山分遣隊に救急隊を配置しました。 次に、学ぶよろこびが広がる誇りあるまちです。 新型コロナへの対応として、学校における感染症対策用品等を購入したほか、児童生徒が使用するタブレット端末を整備するとともに、スクール・サポート・スタッフを学校へ配置しました。 このほか、教育上特別な配慮を必要とする児童生徒に対する支援の充実を図るため、看護師資格を有する特別支援教育支援員を配置したほか、屋外での学習活動時にも活用できるモバイル無線LANルータを整備しました。 また、松原小学校校舎新築等を行うとともに、松元公民館内部改修を実施しました。 さらに、インターネットを通じて電子書籍の検索・貸出し等が可能な電子図書館サービスを導入したほか、市立3高校を指定して寄附する母校応援ふるさと寄附金を募りました。 また、一人一人の人権や多様性が尊重され、安心して暮らしていける鹿児島市を実現するため、パートナーシップ宣誓制度を導入し、他都市との相互利用に関する協定を締結するとともに、市民等の性の多様性に関する理解促進を図りました。 次に、市民生活を支える機能性の高い快適なまちです。 新型コロナへの対応として、感染拡大防止の徹底及び事業の維持に努める路線バス事業者に対し助成しました。 このほか、まちなかで誰もが気軽に本と触れ合うことができる天文館図書館の整備を行ったほか、千日町1・4番街区再開発ビルの本体工事や鹿児島中央駅東口の電車通りデッキ工事等に対し助成しました。 また、鹿児島駅前広場や上本町磯線の交通広場の完成により、交通結節機能の強化と魅力ある新たな都市拠点形成のために進めてきた鹿児島駅周辺の整備が完了しました。 さらに、鹿児島中央駅西口地区におけるまちづくりの基本的な考え方を踏まえ、円滑で安全な通行環境を確保するため、周辺道路の整備を進めました。 このほか、谷山第三地区や谷山駅周辺地区等において土地区画整理事業を推進したほか、田上小学校周辺において土地区画整理事業に係る調査・検討を行い、地域の課題等について整理しました。 また、大明丘住宅及び西伊敷第一住宅の建て替え工事を行ったほか、多様な世代が暮らす活力ある団地を目指して、市民や事業者等との協働の下、活性化に向けた取組を進めました。 水道事業においては、場外系監視制御設備について、ICTを活用した新システムを整備するための実施設計を行いました。 また、上下水道事業及び船舶事業においては、第2期経営計画を策定しました。 このほか、交通事業においては、電車通過時の安全性の確保と利用者の乗り心地向上を図るため、老朽化した分岐器の更換を進めました。 以上で、令和3年度の一般会計特別会計及び企業会計の決算についての説明を終わります。 詳細な内容につきましては、別途提出いたしました決算に関する説明書、歳入歳出決算事項別明細書等のとおりでございますので、よろしく御審議の上、認定及び議決していただきますようお願いいたします。 ○議長(川越桂路君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。 △休会の議決・散会 ○議長(川越桂路君) ここでお諮りいたします。 明日、明後日及び9月12日は休会とし、9月13日に本会議を再開いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり]
    ○議長(川越桂路君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 なお、9月13日は、午前10時から会議を開きます。 本日は、これにて散会いたします。             午前10時26分 散会──────────────────────    地方自治法第123条第2項の規定により署名する。         市議会議長  川 越 桂 路         市議会議員  中 島 蔵 人         市議会議員  崎 元 ひろのり...