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第73回定例会 令和 2年 3月(第5号 3月16日)

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  1. 一関市議会 2020-03-16
    第73回定例会 令和 2年 3月(第5号 3月16日)


    取得元: 一関市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-27
    第73回定例会 令和 2年 3月(第5号 3月16日)   第73回一関市議会定例会議事日程 第5号 令和2年3月16日 午前10時 開議 日程第1  議案第2号 一関市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例             の制定について【予算審査特別委員長報告】 日程第2  議案第7号 一関市道路占用料条例及び一関市都市公園条例の一部を改正す             る条例の制定について【予算審査特別委員長報告】 日程第3  議案第8号 一関市手数料条例の一部を改正する条例の制定について【予算             審査特別委員長報告】 日程第4  議案第11号 令和2年度一関市一般会計予算予算審査特別委員長報告】 日程第5  議案第12号 令和2年度一関市国民健康保険特別会計予算予算審査特別委             員長報告】 日程第6  議案第13号 令和2年度一関市後期高齢者医療特別会計予算予算審査特別             委員長報告】 日程第7  議案第14号 令和2年度一関市都市施設等管理特別会計予算予算審査特別             委員長報告】 日程第8  議案第15号 令和2年度一関市工業団地整備事業特別会計予算予算審査特             別委員長報告
    日程第9  議案第16号 令和2年度一関市市営バス事業特別会計予算予算審査特別委             員長報告】 日程第10  議案第17号 令和2年度一関市浄化槽事業特別会計予算予算審査特別委員             長報告】 日程第11  議案第18号 令和2年度一関市物品調達特別会計予算予算審査特別委員長             報告】 日程第12  議案第19号 令和2年度一関市水道事業会計予算予算審査特別委員長報告             】 日程第13  議案第20号 令和2年度一関市工業用水道事業会計予算予算審査特別委員             長報告】 日程第14  議案第21号 令和2年度一関市下水道事業会計予算予算審査特別委員長報             告】 日程第15  議案第22号 令和2年度一関市病院事業会計予算予算審査特別委員長報告             】 日程第16  議案第25号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について【予算審             査特別委員長報告】 日程第17  議案第1号 一関市行政組織条例の一部を改正する条例の制定について 日程第18  議案第3号 一関市藤沢コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の             制定について 日程第19  議案第4号 一関市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について 日程第20  議案第5号 一関市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の             制定について 日程第21  議案第6号 一関市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を             定める条例の一部を改正する条例の制定について 日程第22  議案第9号 一関市立学校条例の一部を改正する条例の制定について 日程第23  議案第23号 字の区域の変更について 日程第24  議案第24号 市道路線の廃止、変更及び認定について 日程第25  議案第26号 令和元年度一関市一般会計補正予算(第9号) 日程第26  議案第27号 令和元年度一関市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第27  議案第28号 令和元年度一関市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第28  議案第29号 花泉地域統合小学校敷地造成工事の請負契約の締結について 日程第29  議案第30号 和解及び損害賠償の額を定めることについて 日程第30  議案第31号 人権擁護委員の推薦について 日程第31  議案第32号 人権擁護委員の推薦について 日程第32  発委第1号 一関市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について 日程第33  発委第2号 新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書について 日程第34  議員の派遣について 本日の会議に付した事件   議事日程第5号に同じ 出 席 議 員(30名)   1番  岩 渕 典 仁 君    2番  佐 藤 幸 淑 君   3番  永 澤 由 利 君    4番  小 岩 寿 一 君   5番  岩 渕   優 君    6番  武 田 ユキ子 君   7番  那 須 茂一郎 君    8番  門 馬   功 君   9番  佐々木 久 助 君   10番  佐 藤   浩 君  11番  千 田 良 一 君   12番  佐 藤 敬一郎 君  13番  菅 原   巧 君   14番  岡 田 もとみ 君  15番  菅 野 恒 信 君   16番  千 葉 信 吉 君  17番  金 野 盛 志 君   18番  勝 浦 伸 行 君  19番  小 山 雄 幸 君   20番  千 田 恭 平 君  21番  千 葉 大 作 君   22番  小野寺 道 雄 君  23番  橋 本 周 一 君   24番  藤 野 秋 男 君  25番  石 山   健 君   26番  岩 渕 善 朗 君  27番  千 葉 幸 男 君   28番  佐 藤 雅 子 君  29番  沼 倉 憲 二 君   30番  槻 山   驕@君 職務のため出席した事務局員 事務局長  佐々木 裕 子     事務局次長  佐 藤 正 昭 局長補佐  千 葉 麻 弥 説明のため出席した者   市長        勝 部   修 君     副市長     佐 藤 善 仁 君   副市長        橋 邦 夫 君     市長公室長   石 川 隆 明 君   総務部長      鈴 木   淳 君     まちづくり推進部長                                   佐 藤 孝 之 君   市民環境部長    黒 川 俊 之 君     保健福祉部長  佐 藤 鉄 也 君   商工労働部長    森 本 竹 広 君     農林部長    中 川 文 志 君   建設部長      二 瓶 昭 弘 君     下水道部長併任水道部長                                   鈴 木 伸 一 君   花泉支所長     猪 股   晃 君     大東支所長   八重樫 裕 之 君   千厩支所長     菅 原 春 彦 君     東山支所長   小野寺 邦 芳 君   室根支所長     伊 藤 秀 一 君     川崎支所長   千 葉   伸 君   藤沢支所長     千 葉 賢 治 君     会計管理者   鈴 木 美 智 君   消防本部消防長   菊 地 和 哉 君     総務部次長   今 野   薫 君   藤沢病院事務局長  鈴 木 和 広 君     教育長     小 菅 正 晴 君   教育部長      千 葉 敏 紀 君     監査委員    小 川 四 郎 君   監査委員事務局長  三 浦   洋 君     農業委員会会長職務代理者   農業委員会事務局長 小野寺 英 幸 君             渋 谷   晧 君 会議の場所 一関市議会議場 開会時刻 午前10時 会議の議事 ○議長(槻山隆君) ただいまの出席議員は30名です。  定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。  この際、御報告を申し上げます。  市長提案7件、委員会審査報告書1件、討論報告書2件、質疑通告書2件、委員会発議2件を受理しました。  次に、小川監査委員ほか2名から提出の監査報告書2件を受理しましたが、お手元に配付していますので、これにより御了承願います。  次に、岩手県国家公務関連労働組合共闘会議議長岩崎保氏より、公務・公共サービスの拡充を求める陳情書を受理しましたが、その写しをお手元に配付していますので、これにより御了承願います。  本日の会議には、市長、教育長、監査委員、農業委員会会長の出席を求めました。  議場での録画、録音、写真撮影を許可しておりますので御了承願います。  市長より行政報告の申し出がありましたので、これを許します。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 新型コロナウイルス感染症に対する市の対応につきましては、3月2日に行政報告を申し上げたところでございますが、その後の対応について報告をさせていただきたいと思います。
     市では3月16日、本日までを新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための重要な期間と位置づけまして、市が主催するイベント、行事について、中止、延期、あるいは規模縮小の対応をしてまいりました。  また、国からの要請を受けまして、3月19日までの市内の小学校、中学校を一斉休業としたところでございます。  その結果、市内におけるイベントの自粛や小、中学校の休業実施に伴う現場における大きな混乱は現在のところ見受けられておりません。  国では、3月10日に国内の急速な感染拡大を回避するために、極めて重要な時期にあるとして引き続きイベントの中止、延期、もしくは規模縮小等の取り組みを10日間程度延長するよう要請があったところでございます。  当市においても市内、あるいは県内で感染者が確認されてはいないものの、予断を許さない状況でありますことから、市が主催するイベント、行事について中止、延期、もしくは規模縮小の対応を3月23日まで継続することとし、市以外の団体が主催するイベント、行事等につきましても同様の対応がとられるように呼びかけを行ったところでございます。  また、国から新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策が示されておりまして、その対応についても万全を期してまいりたいと思います。  小学校、中学校における一斉休業の取り扱いについては、19日以降の状況を確認しながら対応を検討してまいります。  次に、市内での感染者が確認された場合の対応につきましては、市内での感染拡大を防ぐために市の施設については利用を休止することとし、指定管理施設については指定管理者などに対して同様の措置が図られるように申し出をするとともに、施設の利用休止について市民の皆様へ周知を図ったところでございます。  なお、休止する施設は市民センタースポーツ施設などを予定しておりまして、保育施設や病院、診療所などについては、市民生活への影響が大きいことから中止はしないことといたします。  国内においては、連日、感染者が確認されるなどの終息の見込みが立たない状況ではありますが、市内での感染症の発生を防ぐためにも市民の皆様一人一人の取り組みが何よりも必要なことであるということを御理解いただきまして、市民の皆様とともにこの難局を乗り越えてまいりたいと考えております。  何とぞ、皆様方の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げまして行政報告とさせていただきたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 以上で報告を終わります。  これより議事に入ります。  本日の議事は、お手元に配付の議事日程第5号により進めます。 ○議長(槻山隆君) 日程第1、議案第2号、一関市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第16、議案第25号、辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定についてまで、以上16件を一括議題とし、予算審査特別委員長の報告を求めます。  千葉予算審査特別委員長。 ○予算審査特別委員長(千葉大作君) 予算審査特別委員会終了報告を申し上げます。  去る2月13日の本会議において、令和2年度の予算審査特別委員会が設置され、審査付託されました以下の議案の審査が終了しましたので、その経過、並びに結果を御報告いたします。  まず、付託案件でありますが、本予算審査特別委員会に付託された議案は、議案第2号、一関市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ほか15件です。  次に、審査の経過でありますが、審査は2月18日、3月2日、3日、4日、5日、12日の6日間にわたり委員会を開催し、市長、教育長、選挙管理委員会委員長の出席を求めました。  2月18日の委員会において、正副委員長の互選を行い、委員長には本員が、副委員長には佐藤雅子委員が選任されました。  その後、総務部長、市長公室長、まちづくり推進部長市民環境部長保健福祉部長商工労働部長、農林部長、建設部長、消防長、教育部長、下水道部長併任水道部長藤沢病院事務局長の順で補足説明を受けました。  3月2日、3日の2日間は総括質疑を行い、その後、直ちに常任委員会単位の4分科会を設置し、所管に係る予算審査及び関連する条例案を分割付託しました。  本特別委員会は、議長を除く29人で構成されたものであることから、総括質疑の報告については割愛します。  3月4日、5日には、各分科会が開催され、慎重審議をし、3月12日の特別委員会において分科会における審査の報告を求めました。  審査の結果でありますが、各分科委員長の報告を受けて、当特別委員会としての結論を得るため採決をしました。  その結果、議案第7号、第8号、第14号から第18号、第20号、第22号、第25号の10件は満場で、議案第2号、第11号、第12号、第13号、第19号、第21号の6件は多数で可決すべきものと決しました。  なお、議案第11号、令和2年度一関市一般会計予算につきましては、特にも次の意見を付して可決すべきものと決しました。  1、非常備消防の施設整備に当たっては、地域の実情と消防団員数の動向を考慮するとともに、消防団と十分協議、検討され、早急に取り組まれたい。  2、花と泉の公園整備については、指定管理団体と十分協議の上、整備予算の執行とされたい。  また、公園の現状や整備計画について、市民に丁寧な説明を行い、理解を得られるように努められたい。  3、企業誘致については、市民生活の中で、喫緊の課題は雇用の確保であることから、企業誘致を推進するため新たな産業用地の整備について検討をされたい。  4、先賢の路モニュメント移設事業費の執行に当たっては、モニュメント建設当時の経緯や一関市の歴史を踏まえて専門家や市民の意見を聞きながら事業を進められたい。  5、子ども・高齢者いきいき住宅支援補助金事業は、経済効果への波及も鑑みて極めて重要な事業であることから、さらなる事業内容の検討と制度の周知に一層の努力をされたい。  6、道路照明の整備に当たって、特に通学路など児童生徒が多く利用する箇所などについては、安心安全なまちをつくるためにも部署を横断して全庁的に取り組まれたい。  7、除雪事業については、先進自治体の除雪体系や事業の取り組みを参考にするなど、拡充に向けて適切な対策を講じられたい。  8、新型コロナウイルス感染症対策については、市民生活への影響が大きいことから、市民の負担を取り除くように万全の対策を図られたい。  以上、8項目にわたって附帯意見を申し上げましたが、当予算審査特別委員会における審査の経過の報告といたします。 ○議長(槻山隆君) お諮りします。  委員長報告に対する質疑は、議長を除く29名による特別委員会において慎重審査をしておりますので、これを省略したいと思います。  これに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議ありませんので、これを省略することに決定しました。  討論の通告がありますので、これより討論を行います。  委員長報告のうち、議案第11号、第12号、第13号に反対者の発言を許します。  25番、石山健君。 ○25番(石山健君) 日本共産党一関市議団の石山健です。  議案第11号、令和2年度一関市一般会計予算、議案第12号、令和2年度一関市国民健康保険特別会計予算、議案第13号、令和2年度一関市後期高齢者医療特別会計予算について、会派を代表しまして反対の立場で討論を申し上げます。  まず最初に、評価のできる点について申し上げます。  1つ目に、子どもの居場所づくりの推進には、新たに1カ所実施する方向で、子ども食堂の回数もふやしまして、学習支援対応まで踏み込んでいることについては評価をいたします。  子ども食堂は全国的にも大変好評で、その居場所も今後も重要となってまいります。  2つ目は、女性農業者が出産や育児の期間中、アルバイト雇用者に対し半額を助成する、女性農業者が安心して育児に専念できる環境が大事でございます。  3つ目は、当市と隣接する東日本大震災被災地の陸前高田市、気仙沼市への支援継続これは復興の成否にかかわる重要な局面を迎えており、今後も被災地に必要な支援を継続されるようにお願いをするものでございます。  しかし、ILCを基軸としたまちづくりの予算を2,135万円としました。  しかも、少子高齢化対策と同列の問題として当市の分岐点として捉えている。  ILCは国際プロジェクトであり、その動向次第で市民を不幸にしてはならないのであります。  今後は動向を注視するとともに、予算の減額を求めるものでございます。  次に、令和2年度の行政改革の効果を3億9,800万円と見込んでおります。  その6割に当たる2億4,000万円は職員の削減による減額で、毎年度30人近い職員を削減しております。  市民に寄り添う重要な存在であり、職員の削減には反対します。  次に、移住定住環境整備事業に3,585万円を予算化しておりますけれども、移住者の4割以上が岩手県内からの移住であります。  県内各自治体でも人口減少が深刻なのです。  したがって、県内の自治体と協力して農村の魅力を都市へと発信するなど、取り組みを見直すべき時期ではないでしょうか。  次に、徴収についてです。  償却資産に対する徴収強化が深刻化しております。  本来の申告納税制度を逸脱し、調査によって課税された事例も起きております。  税務運営方針にのっとり、徴収におきましては、納税者の理解と協力のもとで進めることを強く求め、権力的な徴収には反対をいたします。  次に、昨年10月から実施されました幼児教育・保育無償化によって、今まで市が負担してきた財政のうち、浮いたといいますか、そのようなお金が6,000万円ほどと明らかになりました。  それを子供の貧困対策に充てることが求められております。  それにもかかわらず、新たな支援策は示されませんでした。  次に、環境衛生費、資源・エネルギー循環型まちづくり推進事業です。  これはオフィス製紙機の経費が主な内容でございます。  それから、生ごみの減量機器購入経費に対する補助金です。  可燃ごみの3割を占める生ごみを処理するもので、廃棄物の減量化目標を引き上げ、減量化への負担に取り組むよう支援を求めてきましたが、新焼却施設は余熱を市民に還元する施設計画になっており、削減に逆行する計画となっております。  21世紀には約3度も気温が上昇することが予想されます。  さらなる温室効果ガス排出量の削減が求められております。  市の重点目標を示し、市民皆様の協力のもとに抜本的で具体的な対策を実行すべき時期ではないでしょうか。  次に、平成30年度の農地転用についてです。  件数は206件、面積で24万7,000平方メートルの農地転用となっております。  特に、中山間地域の農地転用が目立っております。  持続可能な家族農業を重視した営農が継続できる施策が求められております。  森林振興費、森林対策には森林環境譲与税を活用する対策が急がれます。  人的な体制もふやしまして、雇用の拡大もつなげる必要がございます。  次に、商業振興費、中小商工業に対する支援が急がれます。  千厩地域におきましては、ある金融機関の撤退が既に決まっております。  こうした情報を得て、きめの細かい対策が急がれるものでございます。  次に、建築指導費であります。  子ども・高齢者いきいき住宅支援補助金小規模事業者が多い建築関連業者の仕事確保が地域経済に大きくかかわってまいります。  あいかわらず高齢者世帯、子育て世帯、多世帯同居世帯に限定されているのはなぜでしょうか。  今、中小規模事業者新型コロナウイルス感染症の影響で仕事の量が激減しております。  喜ばれる事業にするためには、リフォーム事業の復活こそ、今望まれているのではないでしょうか。  このことを強く望むところでございます。  次に、議案第12号でありますが、国民健康保険の負担は、今重くのしかかっております。  資格証明書は19世帯、短期被保険者証の発行件数は648件、県内でも件数の多い自治体になっております。  都道府県で、市町村が独自で行っている子育て世帯、ひとり親世帯の減免をなくしてしまう、そのために市町村ごとの標準保険料というものを各都道府県に算出をさせております。  値上げ目標にして、ここまで値上げをしなさいと市町村には圧力がかかっております。  国保会計の独自の繰り入れを行う権限は、各自治体にあります。  標準保険料を直さなければならないわけではありません。  滞納者一人一人への優先的な相談、丁寧な納税相談を求めます。  国民健康保険制度の構造問題を打開するには、1兆円の公費投入で均等割の廃止、全国知事会も協会けんぽ並みの引き下げを要望しております。
     ぜひ実現を強く迫っていただきたいと思います。  次に、議案第13号、令和2年度一関市後期高齢者特別会計予算案について申し上げます。  75歳以上だけを別枠の医療保険に追いやった、この制度は、世界に例のないお年寄りいじめの悪法であります。  このような悪法の廃止を国に求めることはもちろんのことでありますが、安心して医療が受けられる高齢者福祉への対応を拡充するように求めまして私の反対討論といたします。  御清聴ありがとうございます。 ○議長(槻山隆君) 次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。  9番、佐々木久助君。 ○9番(佐々木久助君) おはようございます。  清和会の佐々木久助であります。  議長のお許しをいただきましたので、第73回一関市議会定例会に提案されております令和2年度一関市一般会計予算及び各特別会計予算並びに関連議案につきまして、賛成の立場から討論に参加をさせていただきます。  提案された新年度予算は、令和という新しい時代における、さらなる市政の発展と新しい時代へのまちづくりに向けた予算となるものであります。  勝部市長は、これまで市の総合計画に掲げた、みつけよう育てよう郷土の宝、いのち輝く一関、という将来像の実現に向け、子育て支援や雇用対策、産業振興、災害に強いまちづくり、そして県境を越えたより大きな枠組みでの連携による人や物の流れを生む県域づくりに取り組んでこられました。  こうした取り組みを継続されてきたことにより、中東北の拠点に向けたまちづくりが着実に進んでいると評価するものであります。  さて、本年3月1日現在、当市の人口は11万5,129人であります。  平成31年3月1日現在の11万7,114人であったことから、この1年間で1,985人減少しており、人口減少、少子高齢化の進行は厳しいものと捉えているところであります。  このような中にあって市長は、令和2年度予算については持続可能な開発目標であるSDGsの理念を踏まえ、未来につなぐいちのせきのまち、ILCを基軸としたまちづくり、まち・ひと・しごとの創生、東日本大震災からの復旧復興の4つの項目に重点を置いて取り組むこととし、市政のさらなる発展のため、さぁダッシュ元気に進もう新時代、をキャッチフレーズとして令和2年度予算が編成されたところであり、私はその方針に大いに賛同するものであります。  重点項目の1つ目は、未来につなぐいちのせきのまち、であります。  一関のまちを未来につないでいくためには、それぞれが持続可能なまちの実現を目標としてSDGsの推進に取り組むことが重要だと認識しています。  特にも、豊かな環境を次の世代に引き継いでいくためには、市が進める資源・エネルギー循環型のまちづくりが重要であり、有価物集団回収の対象品目の拡大やごみ減量機器購入への支援の拡充、バイオマス産業都市構想に基づく地域資源のさらなる活用により資源エネルギーの好循環のまちづくりが図られると期待されます。  重点項目の2つ目は、ILCを基軸としたまちづくりであります。  ILCの計画は、本年1月30日に日本学術会議のマスタープランの学術大型研究計画に選定され、また2月21日にはアメリカでの国際会議において、日本政府が、引き続き関心を持ってアメリカやヨーロッパとの意見交換を実施すると表明するなど、一歩一歩着実に進展していると考えております。  今後、次なる段階に進展していくよう期待するものであります。  また、市長におかれましては、引き続き市民の不安や疑問の払拭に努め、さらなる理解促進が図られるようお願いするものであります。  重点項目の3つ目でありますが、まち・ひと・しごとの創生では、3つの施策を掲げられております。  その1つ目は、しごとづくり、であります。  保育士や医療従事者、農業、林業従事者、そして起業者や事業承継者を対象とした奨学金の返還金への助成、民間法人が行っている給付型奨学金事業への出資、さらには若者の地域企業に対する理解促進の機会の提供、女性や若者を中心とした起業支援など、若者が地元に戻り、地元に根を張るような当市への人の流れをつくる取り組みが行われようとしております。  また、農業用機械の導入、施設整備への助成拡充による農業担い手育成や親の農業経営を円滑に継承するための支援を新たに行うなど、当市の自然条件と地域資源を生かした産業の振興が図られていくことが期待されます。  まち・ひと・しごとの創生の2つ目は、ひとづくりであります。  子育て応援として、保健、医療、保育、教育、就職、結婚などの各分野で、子供の成長過程にあわせた一連の子育て支援が展開されているところです。  これらの施策に加えて、乳幼児の予防接種費用の助成拡充、保育人材の確保を図るため、私立保育園が保育士用の宿舎を借り上げるための経費の助成、放課後児童クラブの整備による小学生が放課後に安全に活動できる居場所の確保や、子ども食堂による子どもの居場所づくりへの支援、そして女性農業者の出産・育児期間中における労働力確保への支援など、子供の成長過程に応じた支援が展開され、子育てナンバーワンの環境づくりがさらに進むものと感じております。  まち・ひと・しごとの創生の3つ目は、まちづくりについてですが、UIJターンなどによる当市への人の流れを強める取り組みや、新たな人材を地域で受け入れるため窓口のワンストップ化の取り組み、空き家の解体のために借り入れた資金に係る利子補給制度の創設、高齢者が住みなれた地域で安心して暮らし続けられるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが切れ目なく提供される地域包括ケアシステムの構築、がん治療に伴い医療補正器具を必要とする方への支援、耐震性に問題のあるブロック塀撤去に係る費用への支援や災害時における避難所運営の充実などに取り組まれるところであります。  重点事項4つ目でありますが、東日本大震災からの復旧復興であります。  当市と陸前高田市を結ぶ新笹ノ田トンネルの実現、原木しいたけの産地再生に向けた支援など原発事故前の環境を取り戻すため、引き続き取り組むとされているところであります。  これらの重点施策のほか、一関市総合計画に掲げられた各種施策の実施や計画的な公共施設の改修や修繕など、市民福祉の向上はもとより、国際化に対応したまちづくりが進み、世界の人々から親しみをもたれ、信頼される地域づくりが確実に進むものと期待するところであります。  本定例会におきましては、代表質問では施政方針、教育行政方針への議論が行われたところであり、また議員各位より市政に関する質問や予算に対する質疑が活発に行われたところであります。  その内容は、SDGsの理念を踏まえた持続可能なまちづくり、将来を見据えた行財政運営、そして国土強靭化地域計画、公共交通政策を初めとする地域課題解決、そして教育施策の充実など、いずれも緊急かつ重要な事項であり、勝部市長初め市当局の速やかな対応を望むものであります。  令和2年度一般会計の当初予算は、東山小学校校舎等の長寿命化工事が終了することから、前年度と比較すると1.1%減の640億9,300万円でありますが、これまでの施策の継続を基本としながらも、それぞれの課題に対応するとした積極的な予算が組まれました。  今般示された当市の今後10年間の財政見通しにおいては、財政を取り巻く環境は非常に厳しい状況にあり、効果的で効率的な行財政の運営が求められます。  施策の推進に当たっては、市民に寄り添い、引き続き財政の健全化に意を配しながら努められるよう望むものであります。  令和2年度は総合計画後期基本計画、次期まち・ひと・しごと総合戦略などの策定が進められる年であります。  昨年、当市では545人の子供が生まれたところであります。  この子供たちが、夢と希望と誇りを持って活躍できる地域としていく、そのようなまちづくりが進むことを願ってやみません。  安心して子供を産み育てられる環境づくり、そして雇用対策、定住環境の整備、都市基盤の整備などの各種施策が協働のまちづくりの取り組みのもとに展開され、中東北の拠点都市・一関市の形成につながることを期待するものであります。  私は、以上の理由から令和2年度一関市一般会計予算及び各特別会計予算並びに関連議案に賛成するものであります。  議員各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、賛成討論といたします。 ○議長(槻山隆君) 以上で、通告による討論を終わります。  以上で、討論を終わります。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  採決は、まず議案第2号を個別で、次に議案第7号及び第8号の2件を一括で、次に議案第11号から第13号まで、以上3件を個別で、次に議案第14号から第18号まで、以上5件を一括で、次に議案第19号から第21号まで、以上3件を個別で、次に議案第22号及び第25号の2件を一括で、以上のように分割して採決します。  まず、議案第2号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第2号に対する委員長報告は可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり、決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) なしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成多数。  よって、議案第2号は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第7号、第8号、以上2件の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第7号、第8号に対する委員長報告は可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり、決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、以上2件は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第11号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第11号に対する委員長報告は可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり、決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) なしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成多数。  よって、議案第11号は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第12号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第12号に対する委員長報告は可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり、決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) なしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成多数。  よって、議案第12号は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第13号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第13号に対する委員長報告は可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり、決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) なしと認めます。  表決を締め切ります。
     賛成多数。  よって、議案第13号は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第14号、第15号、第16号、第17号、第18号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第14号、第15号、第16号、第17号、第18号、以上5件に対する委員長報告は可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり、決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、以上5件は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第19号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第19号に対する委員長報告は可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり、決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) なしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成多数。  よって、議案第19号は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第20号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第20号に対する委員長報告は可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり、決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第20号は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第21号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第21号に対する委員長報告は可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり、決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) なしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成多数。  よって、議案第21号は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第22号、第25号、以上2件の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第22号、第25号に対する委員長報告は可決すべきものと決定した旨の報告です。  委員長報告のとおり、決することに賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、以上2件は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第17、議案第1号、一関市行政組織条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。  15番、菅野恒信君。 ○15番(菅野恒信君) 今回の改正は、行政組織条例の一部を改正する条例の制定についての提案であります。  議会初日の提案理由の説明で、佐藤副市長から令和2年4月から下水道事業及び農業集落排水事業に地方公営企業法の全部適用することに伴い、下水道部の名称を上下水道部に改めるとの説明でありました。  また、補足説明では総務部長から、現在、市民環境部で所掌している水道未普及区域生活用水確保への支援にかかわる事務について、公営企業の上下水道部との連携による効果的な事業の推進を図るため、同じく市長部局である下水道部に移管することに伴い、下水道部の名称を上下水道部に改めるものと説明をされました。  私は、この提案についてこのように思いました。  最近、水道、下水道に係る、特に水道についてなのですが、たびたび問題が起きていると私は注意をしてきているところであります。  それは何かといいますと、水道料金が今後3回ほどにわたって値上げをされる問題、あるいは何度か水道に係る業務委託が出されてきました。  こうしたことを受けて、このような公営企業化、あるいはそれから条例改正が続いてきているというふうに受けとめております。  そこで伺います。  1つ目に、今回の改正で市民が、サービス面、安全面で困る事態が生じてこないのかということであります。  先日、各家庭に課名が変更になりますとのチラシが配られました。  単純に名称が変わる、課の名称が変わる程度のものなのか、これについて市民の皆さんはチラシを見ただけでよくわからないという声が私のところにも届いております。  このことについてお答え願いたいと思います。  2つ目には、この条例と直接かかわるかどうか問題でもありますが、職員体制について心配をしています。  現在の市の水道部、下水道部の職員は事務職、あるいは技師職、技能労務職とどれだけの職員が配置されているのか、これについてお答え願いたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) 今回の改正に伴う市民サービスへの影響についてでありますが、水道部の組織は平成30年度から業務課、給水課、東部水道課の3つの課に集約しているところであり、本年4月からは水道部と下水道部の統合にあわせ、支所下水道係の業務を花泉支所分は本庁の下水道課に、他の支所分は千厩支所庁舎内に配置する東部上下水道課に集約し、上下水道にかかわる一連の手続を一元化した窓口で行えるようにしようとするものであります。  また今後、職員定数の適正化に伴い、技術系職員の確保が課題となる中で、技術の継承を行いながら施設の適正な維持管理と良好な市民サービスを維持できるよう人員体制と技術力の確保を図るとともに、地方公営企業として水道事業が培ってきたノウハウを下水道事業の運営に生かしながら効率的な事務処理を行い、組織と業務のスリム化を図るものであり、行政サービスにおけるコストの低減は市民の皆様にとってもメリットであると捉えております。  次に、令和元年度の下水道部及び水道部の職員数についてでありますが、下水道部は一般事務9人、技師4人の計13人であります、技能労務職はおりません。  水道部は一般事務18人、技師21人、技能労務職2人の計41人です。 ○議長(槻山隆君) 15番、菅野恒信君。 ○15番(菅野恒信君) 職員体制についてもう一度お伺いいたしますが、令和2年度について水道、あるいは下水道の分野で事務職、技術職、技能労務職の配置、計画予定が今あるのかどうかについてお尋ねをいたします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) 令和2年度以降の職員数についてでありますが、令和2年度につきましては、水道料金徴収などの業務委託、支所の下水道係の職員を集約することから、効率的な事務処理が可能となり職員数の縮減を図っております。  令和3年度以降における上下水道部の職員数については、水道事業、下水道事業のそれぞれの業務の動向を踏まえながら検討していくこととなります。  今後も業務委託の推進や事務の集約化、効率化を図りながら適正な職員数の管理を行ってまいります。 ○議長(槻山隆君) 15番、菅野恒信君。 ○15番(菅野恒信君) ただいまの総務部長の答弁でも、技術職員の採用が困難である、というようなことを話されていました。  これまでも、たびたび業務委託などを行う際、当局の説明では技術職員の採用が困難であるというようなことが言われておりました。  この間、私の家庭に配られた市の広報2月1日号を見ました。  そのときに人件費などについての説明がありました。  そして、平成30年度における市職員の採用状況についての一覧表が載っておりました。  特に技術職ですが、これは土木、建築、電気関係について3業種で応募が何人、それから試験の結果、合格が何人ということが載っておりました。  上級、初級についても述べられておりました。  それを見ますと、応募はその3つの職種で受験者が15人、合格者が7人であったと思います。  そうしますと、技術職員の採用が困難だとか、ないなどというような状況ではなくて、やはりその技術職の職員の人たちの採用が少なくなっているということから、こういう不足というようなことが言葉で表されて、出ているのではないかと私は危惧をしております。  これについては、意見ということになりますので答弁は求めませんが、そのような気持ちを抱いたと、今後とも安全な水道などの維持運営ができますように、そういった職員の配置について十分な配慮を行っていただきますよう期待したいと思います。  以上です。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第1号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。
     押し忘れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) なしと認めます。  表決を締め切ります。  賛成多数。  よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第18、議案第3号、一関市藤沢コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第21、議案第6号、一関市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてまで、以上4件を一括議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  採決は、個別に行います。  初めに、議案第3号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第3号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第4号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第4号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第5号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第5号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第6号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第6号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第22、議案第9号、一関市立学校条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。  17番、金野盛志君。 ○17番(金野盛志君) 室根地域の現在2校ある小学校の統合の議案ですけれども、今東西という形で学校がありますけれども、この中でたしか複式学級になっているという把握をしていますけれども、今回の統合によって、そういう複式学級というのは解消になるのか、それからわかる年度で構いませんので、向こう何年かの新たに入ってくる児童の数をお示しください。 ○議長(槻山隆君) 伊藤室根支所長。 ○室根支所長(伊藤秀一君) まず室根地域の新入学児童数の推移についてでございますが、令和元年度の室根地域の小学1年生は、室根東小学校、室根西小学校の2校を合わせて26人であり、令和2年度以降の新入学児童数については、毎年度県教育委員会に報告しております公立学校の学級編成見込調査における数字となりますが、令和2年度の新入学児童数は25人、令和3年度は24人、また統合小学校が開校する予定の令和4年度では21人、令和5年度が23人、令和6年度が17人、令和7年度が18人、そして令和2年3月11日現在での数字となりますが、本年度出生した子供が新入生となる令和8年度は16人となる見込みでございます。  令和元年度における複式学級の編成状況については、室根東小学校で2年生と3年生の学年で複式学級となっており、今後、この2つの学年が、それぞれ令和2年度では3、4年生で、令和3年度では4、5年生で複式学級となる見込みでございますが、統合後の小学校においては複式学級の編成はない見込みでございます。 ○議長(槻山隆君) 17番、金野盛志君。 ○17番(金野盛志君) 直接の学校運営とは違うと思うのですけれども、よく室根地域の方からお話しを聞くと、いわゆる歴史から言えば以前は小学校などで、東磐井郡小学校対抗野球大会などというのをやっていました。  その延長で今スポーツ少年団ということになっていると思うのですけれども、このスポーツ少年団の運営についてもやはり教育的な面から考えなければならないと思うのですが、かなりその運動する種目の制約を受けていると、例えば野球をやりたくても野球のスポーツ少年団がないとか、統合をすることによって、そういうような解消といいますか、受け皿といいますか、そういうことについて市は教育的見地からどのような取り組みをしていくかお伺いしたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 伊藤室根支所長。 ○室根支所長(伊藤秀一君) 現在の室根地域の小学校のスポーツ少年団の活動状況でございますが、室根東小学校、室根西小学校と2校あるわけでございますけれども、スポーツ少年団活動は合同でやっているところでございます。  実際、室根地域で現在活動しておりますのは、柔道、ソフトテニス、サッカー、バドミントン、軟式野球、ソフトボールの6競技について、それぞれ1団体ずつがスポーツ少年団として活動してございますけれども、統合後も引き続きこれらの少年団活動が行われるというふうに考えているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 17番、金野盛志君。 ○17番(金野盛志君) 小学校からさらに中学校へ行く。  室根地域の父兄の方からは、そういう種目の選択肢がなかなかなくなってしまって、野球でいえばシニアリーグとかリトルリーグとかそういうところに行かなければならない状況になっていると、子供のことを考えるとそれは継続させたいけれども経済的負担が大変だというお話を聞きます。  やはりこのくらいの人数になれば、10人台後半から20人台ですので、私はしっかりした指導とか受け皿があれば、その子供たちを健全に指導、そういうことができるのだろうと思います。  そうした意味で、この統合小学校を契機に、そういう意味も込めたすばらしい学校をつくってもらいたいという思いを持っています。  そういうことで、教育長から所見を伺いたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 小菅教育長。 ○教育長(小菅正晴君) 今、室根支所長のほうからスポーツ少年団の状況についてお話のあったところでありますが、学校とスポーツ少年団の関係は、直接的な関係はもちろんないのでありますが、社会教育的な面でもスポーツ少年団というのは、それなりに地域の方々が子供たちのために一生懸命活動していただいているというふうな部分で、非常に感謝を申し上げたいなというふうに思っております。  ただ、子供の数がやはり少なくなっていくというのは事実でありまして、これが小学校とさらに中学校の関係もあって、中学校に行くとこれが部活動として、果たして子供の数の減少によって現在の部活動の数が維持できるかという問題も絡んでくる問題であります。  中学校の部活動については、今県全体でもそういう課題が非常に大きいので、いろいろな部分で議論されている状況でありますので、その辺も含めてやはり見通しをもってやっていかないと非常に難しい問題であるというふうに思っております。  ここで明快な答えが出せなくて非常に申しわけないのですが、いずれそういった部分も含めて統合小学校に通う子供たちが、できるだけスポーツの面でもマイナスにならないような形でもって、こちらとしても側面からサポートしていきたいというふうに思っております。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第9号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第23、議案第23号、字の区域の変更について及び日程第24、議案第24号、市道路線の廃止、変更及び認定について、以上2件を一括議題とします。  提案者の説明は終わっていますので、直ちに質疑に入ります。  これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  採決は、個別に行います。  初めに、議案第23号の採決を行います。
     各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第23号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第24号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第24号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第25、議案第26号、令和元年度一関市一般会計補正予算(第9号)から、日程第27、議案第28号、令和元年度一関市下水道事業特別会計補正予算(第1号)まで、以上3件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 議案第26号、令和元年度一関市一般会計補正予算(第9号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、畜産競争力強化整備事業費補助金の追加、学校用コンピューター整備事業費の増額、県営経営体育成基盤整備事業負担金の減額など所要の補正をしようとするものであります。  1ページをお開き願います。  歳入歳出予算の補正額は、11億6,428万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を710億1,390万4,000円といたしました。  3ページをお開き願います。  歳出の目的別補正額は第1表のとおりで、総務費1億2,546万円、民生費6,196万5,000円、衛生費1億203万3,000円、農林水産業費5億4,155万7,000円、教育費2億5,111万6,000円、災害復旧費1億1,715万8,000円を増額し、土木費3,500万円を減額いたしました。  また、戻りまして2ページとなりますが、歳入につきましては市税7,871万8,000円、分担金及び負担金1,526万1,000円、国庫支出金2億184万5,000円、県支出金7億2,187万5,000円、諸収入5,109万円、市債9,550万円を増額いたしました。  4ページをお開き願います。  第2表、繰越明許費補正につきましては、車両管理事業など36事業について繰越明許しようとするものであります。  7ページをお開き願います。  第3表、地方債補正につきましては、農業農村整備事業など3事業について限度額を変更しようとするものであります。  なお、総務部長から補足説明させます。  次に、9ページをお開き願います。  議案第27号、令和元年度一関市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、事業勘定において一般被保険者療養給付費の増額など所要の補正をしようとするものであります。  歳入歳出予算の補正額は3億9,837万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を118億4,210万円といたしました。  なお、市民環境部長から補足説明させます。  次に、11ページをお開き願います。  議案第28号、令和元年度一関市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、一関公共下水道整備事業について繰越明許しようとするものであります。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) 議案第26号、令和元年度一関市一般会計補正予算(第9号)について、補足説明を申し上げます。  まず、歳出から説明いたします。  歳出の説明につきましては、補正予算の概要及び予算に関する説明書により説明いたします。  初めに、補正予算の概要の4ページをお開き願います。  3款1項6目、医療費助成事業費の高校生等医療給付費、重度心身障害者医療給付費及びひとり親家庭等医療給付費につきましては、当初の想定を上回る給付が見込まれることから、今後の給付に対応するため増額しようとするものであります。  4款1項2目、予防費の個別予防接種事業費及び5ページとなりますが、5目、環境衛生費の浄化槽設置整備促進事業費につきましては、実績見込みにより減額しようとするものであります。  2項2目、塵芥処理費の災害廃棄物処理事業費につきましては、台風19号により浸水した圃場に堆積した稲わらについて、市が設置した集積場から処理施設への運搬、処理業務の委託に係る経費で、昨年11月1日付けで専決処分をしたものでありますが、当初の想定を上回る稲わらの量が見込まれ、また混入物の破砕等の中間処理が必要となったことから、今後の処理に対応するため増額し繰越明許するものであります。  6款1項5目、畜産業費の畜産競争力強化整備事業費補助金につきましては、一関地方畜産クラスター協議会が県の認定を受けて作成した計画に基づき、畜産経営体が主体となって藤沢町黄海及び花泉町金沢に整備する豚舎、家畜排せつ物処理施設など14施設の整備に対する補助金であり、国の補正予算により県から畜産競争力強化整備事業費補助金が交付されることから、同額を新たに計上し繰越明許するものであります。  7目、農地費の県営経営体育成基盤整備事業負担金、県営土地改良調査事業負担金、6ページとなりますが、多面的機能支払交付金及び8款1項1目、土木総務費の登記処理対策事業費につきましては、実績見込みにより減額しようとするものであります。  10款2項、小学校費の2目、教育振興費の学校用コンピュータ整備事業費及び3項、中学校費の2目、教育振興費の学校用コンピュータ整備事業費につきましては、児童生徒及び教職員が利用するコンピューター機器の整備、維持管理に係る事業費でありますが、小、中学校の普通教室に新たに無線LANなどを整備する事業について、国の補正予算により創設された補助金の採択を受けたことから増額し繰越明許するものであります。  11款1項1目、農林施設災害復旧費の令和元年農林施設災害復旧費及び7ページ、2目農地災害復旧費の令和元年農地災害復旧費につきましては、台風19号により発生した農林施設災害及び農地災害について昨年11月1日付けで専決処分したものでありますが、1カ所13万円以上40万円未満の小災害復旧事業について、復旧箇所数が当初の見込みより多かったこと、復旧工事の工法に変更が生じたことなどから工事費を増額しようとするものであります。  次に、歳入について申し上げます。  歳入の説明につきましては、予算に関する説明書により説明いたします。  予算に関する説明書の14ページをお開き願います。  1款1項、市民税につきましては、決算見込みにおいて個人は増、法人は減の見込みとなり、市民税総額では減額しようとするものであります。  2項、固定資産税及び15ページ、4項、市たばこ税につきましては、決算見込みにより増額しようとするものであります。  12款1項、分担金につきましては、御説明いたしました歳出に係るものであります。  14款1項1目、民生費国庫負担金及び16ページとなりますが、飛びまして15款1項1目、民生費県負担金の保険基盤安定負担金につきましては、国民健康保険税の課税対象所得の減に伴う保険税軽減対象者数の増などの実績見込みにより増額しようとするものであります。  戻りまして14款2項、国庫補助金及び17ページの15款2項、県補助金につきましては、御説明いたしました歳出に係るものであります。  20款5項2目、弁償金につきましては、東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質による被害に対応して実施した事業費の一部について、事故被害弁償金として支払われることから弁償金分を増額するものであります。  18ページをお開き願います。  21款1項、市債につきましては、御説明いたしました歳出に係るものであります。  歳入の説明は以上であります。  次に、補正予算の概要で説明していない歳出について申し上げます。  19ページとなりますが、2款1項7目、財産管理費の財政調整基金積立金につきましては、先ほど御説明いたしました東京電力からの弁償金を積み立てしようとするものであります。  次の、市債管理基金積立金につきましては、市税収入の増収見込み分など、このたびの補正により生ずる一般財源について後年度の地方債償還に充てるため市債管理基金に積み立てしようとするものであります。  3款1項1目、社会福祉総務費の国民健康保険特別会計事業勘定繰出金につきましては、御説明いたしました歳入の増に伴い繰出金を増額しようとするものであります。  次に、戻りまして4ページをお開き願います。  繰越明許費補正のうち事業名が重複しているものについて説明いたします。  第2表、繰越明許費補正のうち公共施設等総合管理計画推進事業につきましては、施設の改修、修繕に係る工事などであり、2款1項、総務管理費から10款3項、中学校費にかけて8事業ありますが、2款1項、総務管理費の2段目の公共施設等総合管理計画推進事業につきましては、財産管理費に係る事業で市役所本庁舎の地下タンクの改修工事であり、その下、3段目の公共施設等総合管理計画推進事業につきましては、市民センター費に係る事業で千厩市民センターの下水道接続工事であります。  3款2項、児童福祉費の2段目の公共施設等総合管理計画推進事業につきましては、保育所費に係る事業で大原保育園遊戯室のエアコン設置工事であり、その下3段目の公共施設等総合管理計画推進事業につきましては、こども園費に係る事業で藤沢こども園遊戯室のエアコン設置工事であります。  7款1項、商工費の公共施設等総合管理計画推進事業につきましては、商業振興費に係る事業で市街地活性化施設の受変電設備改修工事であります。  5ページとなりますが、9款1項、消防費の公共施設等総合管理計画推進事業につきましては、消防施設費に係る事業で釣山揚水場のポンプ設備などの改修工事であります。  10款2項、小学校費及び3項、中学校費の公共施設等総合管理計画推進事業につきましては、トイレの洋式化などの工事であります。  議案第26号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 黒川市民環境部長。 ○市民環境部長(黒川俊之君) 議案第27号、令和元年度一関市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の事業勘定について、予算に関する説明書によりまして補足説明を申し上げます。  歳出から説明を申し上げます。  予算に関する説明書28ページをごらん願います。  2款1項1目、一般被保険者療養給付費、2款1項3目、一般被保険者療養費、同じく2款2項1目、一般被保険者高額療養費、これらにつきましては国保財政運営の都道府県単位化に伴い、県から示された見込額を当初予算額として計上しておりましたが、当初の想定を上回る給付が見込まれることから、今後の給付に対応するため増額するものでございます。  次に、29ページ、7款1項5目、保険給付費等交付金償還金につきましては、平成30年度に交付を受けた保険給付費等交付金の精算に伴う超過交付分の償還金でございます。  次に、歳入でありますが、戻りまして26ページをごらん願います。  4款1項1目、保険給付費等交付金につきましては、先ほど説明をいたしました歳出2款の保険給付費の増額見込みに伴うものであり、歳出のその全額がこの県からの交付金により賄われるものでございます。  6款1項1目、一般会計繰入金につきましては、国民健康保険税の軽減対象者に対する保険基盤安定負担金等が増額の見込みとなったことによる繰入額の増でございます。  次に、27ページとなりますが、8款2項1目、雑入の診療報酬返還金につきましては、平成30年度に岩手県国民健康保険団体連合会に対して支払いました診療報酬の精算に伴う同連合会からの返還金でございます。  戻りまして26ページ、一番下となりますが、6款2項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算のうち歳入の6款1項1目、一般会計繰入金と8款2項1目、診療報酬返還金の合計額、これから歳出7款1項5目、保険給付費と交付金償還金、これに要する額を賄った残額、その見込額について当初繰入予定額から減額するというものでございます。  これによりまして、令和元年度末の財政調整基金残高は約6億5,800万円となる見込みでございます。  以上で議案第27号の補足説明を終わります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。  1番、岩渕典仁君。 ○1番(岩渕典仁君) 私のほうからは、議案第26号、令和元年度一関市一般会計補正予算(第9号)に対して2点御質問します。  予算の概要の6ページ目の10款2項2目、それに伴う10款3項2目、学校用コンピュータ整備事業費についてですが、説明では小、中学校の校内の通信ネットワークの整備を図るため、普通教室に無線LAN及び電源キャビネットを整備するとありますが、国では全ての教室にWi−Fi環境を整えると目標設定をしていますが、今回の予算で当市の学校における通信ネットワーク整備はどの程度進むのかをお尋ねします。  さらに、ICT環境の整備については、コンピューターの一体的な整備が必要ということで、令和2年度の当初予算ではICT環境整備として、全ての中学校で1クラス分のタブレット端末の整備を行うというふうに計画していますが、今回の通信ネットワークとタブレット端末の整備は全国一斉で始まることが予想されます。  昨年度、小、中学校のエアコン整備で全国一斉で始まったことが議論になっていますが、この工期についてどのような計画なのかをお尋ねします。  それと発注については、地元業者を想定しているのかをお尋ねいたします。  2点目ですが、予算の概要5ページ目の4款2項2目の災害廃棄物処理事業費についてですが、稲わらの処理ということで説明がありました。  令和元年の台風19号による廃棄物だということでありますが、台風19号による災害廃棄物処理について、一般廃棄物も含めて現在の処理の進捗状況についてお尋ねいたします。  以上、2点お願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 千葉教育部長。
    ○教育部長(千葉敏紀君) まず最初に、ネットワークの整備状況ということで御質問がありましたが、今回、国の補正に基づきまして令和2年度中にWi−Fi環境ですとか、そのような通信環境の整備をすることになってございますので、小学校については統合が予定されております花泉地域、それから室根地域を除く20校、それから中学校につきましては全16校に対しましてWi−Fi環境を整備するという予定でございます。  なお、先ほど申し上げました花泉地域と、それから室根地域につきましてはLTEということで、統合で校舎を整備するまでは対応をしたいというふうに考えております。  それから、中学校の整備との兼ね合いでございますが、令和2年度に各中学校のクラスに1台ということで整備をしてまいりますが、その工期的な部分について、現時点では全国一斉ということはございますけれども、令和2年度内である程度調整をして整備をするということで想定しております。  令和元年度分を繰り越しして令和2年度中にということで、中学校の整備を優先するようにとは考えています。  中学校については、9月頃までにはと考えております。  それから、小学校については先ほど申し上げましたが、令和2年度内にというふうな状況でございます。  発注の件につきましては、やはり整備するために必要なノウハウというのは当然あると思いますけれども、現時点ではどこにということはございませんけれども、可能な限り地元業者を想定していかなければならないと考えてございます。 ○議長(槻山隆君) 黒川市民環境部長。 ○市民環境部長(黒川俊之君) 災害廃棄物の現在までの処理の進捗状況ということでございました。  11月1日に専決処分を行い、その後、議決をいただいてからでございますけれども、これまでに市内では、仮置き場に置いてあるもののうち、一関地域の部分については約50トン余りを処理したと、それから室根地域の仮置き場に置かせていただいたものについては約15トンほど処理を行っているところでございまして、残りについてはおおむね仮置き場のほうに現在も保管されているというような状況でございます。  また、一般廃棄物といいますのは、いわゆる内水の被害によりまして、浸水によって被害を受けた部分が一部、家庭のほうから災害廃棄物として排出された分がございまして、これらについてはおおむねの処理は終了しているという状況でございます。 ○議長(槻山隆君) 1番、岩渕典仁君。 ○1番(岩渕典仁君) ありがとうございました。  まずは教育振興費について再質問したいと思いますが、学校へのコンピューター整備事業に関してですけれども、これは令和2年度から小学校のプログラミング教育の必修化に伴ったICT教育に関してのことだと思うのですが、国のほうではこの情報活用能力を言語能力と同様に学校の基盤となる資質能力と位置づけて、学校内ICT教育環境の整備とICT活用の学習活動の充実を推進しています。  一関市においても、今回の予算の部分でハード面では通信ネットワーク、そしてタブレット端末の整備を行って、ソフト面ではICT指導員の会計年度任用職員を新規に1名配置することでICT教育を計画していますが、教育長にお尋ねしたいのですが、この令和2年度の一関市のICT教育に対する方針について、改めてどのようにお考えなのかをお尋ねいたします。  廃棄物のほうでは、大体現在の処理状況はわかりました。  さらに今回、国のほうでは地方公共団体に災害廃棄物処理計画を策定することを進めています。  この災害廃棄物処理計画というのは、自然災害において被害を軽減するための平時の備えと、さらに災害時に発生する廃棄物を適正かつ円滑迅速に処理するための応急対策、復旧復興対策について災害廃棄物処理を実施する際に、参考となる必要事項をまとめたものとなっています。  我が市においても策定することが必要と考えますが、その処理計画の策定に向けた見解をお尋ねいたします。 ○議長(槻山隆君) 小菅教育長。 ○教育長(小菅正晴君) 令和2年度のICTの環境整備によって、令和2年度だけではないのですが、ハード面は一定程度進むのではないかなというふうに思っております。  具体的には、無線LANについては令和2年度で普通教室に全部配備できると、そしてコンピューターについては今は1つの教室程度なわけなのですが、これが国の構想ですと1人1台コンピューター、もしくはタブレットが整備されるということで、市もそういう方向で進もうというふうに思っています。  ただ具体的には、例えば小学校の低学年に果たして1人1台必要なのかどうか、低学年部分については少し検討は必要かなというふうに思っておりますが、今よりはぐんと1人1台に近くなるということは可能なのではないかなと思っています。  それから、あとソフト面で実際にそのコンピューターの中にどういうソフトを使って教育に生かすのかということについて、今業者が一気に研究を進めているところでありますので、そういうものを見ながら、教科書の採択と合わせながらこれは研究も進めていきたいと。  それから、一番課題となっているのはその体制なのですが、どのような体制をつくるかと、特にも先生方がそれを活用してもらわないと現実的には進まないわけですから、そのためにICT支援員1名、人数的に少し少ないかもしれませんが、まずは1名配置する予定でおります。  その方を通じて先生方への研修、先生方の実際の授業への活用ということについて令和2年度については、特にその組み立てをしっかり立てていきたいというふうに思っております。 ○議長(槻山隆君) 黒川市民環境部長。 ○市民環境部長(黒川俊之君) いわゆる災害廃棄物処理計画の策定につきましては、当市では令和2年度、来年度に策定を行うということを予定しており、現在基本的な調査等行っているという段階でございます。 ○議長(槻山隆君) 1番、岩渕典仁君。 ○1番(岩渕典仁君) ありがとうございました。  今回は、質疑ということで一般質問ではありませんので、これ以上踏み入れることはしませんが、学校用のコンピューターの整備については令和2年度から始まるということで、これは全国一斉に始まるわけですが、一政会の1月の勉強会の中でGIGAスクール構想担当の職員から直接説明を受けた時に、これが一斉に始まってですね、そのソフト面、ハード面の整備の状況によって地方自治体でばらつきが出るのではないかということを危惧されていました。  ですので、当市においてはこういった整備計画をすることによって、令和の時代にふさわしい教育を一関市でも行えるように順調に進むことをお願いをしたいというふうに思います。  次に、災害廃棄物処理については、やはり台風19号のときに、こういった処理計画が既にあった地域というのは、仮置き場が事前に準備をされていることと、あとは自治体の連携が結ばれていたりとか、企業との連携が結ばれていること、その2つをポイントにこの計画はつくられるものなのですが、それが整っていて速やかにそういった災害廃棄物の処理ができたということです。  一関市においては令和2年度作成ということですので、早期にこの部分については作成をしていただいて、国土強靭化地域計画もありますので、その2つのセットで進めていただければというふうに思います。  以上です。 ○議長(槻山隆君) 17番、金野盛志君。 ○17番(金野盛志君) 2点だけ伺います。  1点は、災害復旧の関係で特に農地とか農業施設について、今年の春に作付ができるのかということを一番心配しているところです。  その箇所数と言ったらいいのか、作付できないような所が何カ所あるかというようなことは把握していると思うのです。  その関係者の方々にもその点については説明しているのではないかと思うのですけれども、それについてお伺いをいたします。  それから今お話のあった災害廃棄物の処理事業費、ここに国、県支出金と一般財源が手当てとして入っていますけれども、実際には現行の災害復旧事業の中でこれができると私は思うのですけれども、これをその制度に持っていくことができなかったのかどうか、災害復旧費という制度でやれば90何%という高率の補助制度にできたのではないかと思いまして、本当にそれができなかったものかどうかお伺いします。 ○議長(槻山隆君) 中川農林部長。 ○農林部長(中川文志君) まずは、農林施設災害と農地の災害復旧の今後の見通しということでございますが、現在、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助工事については3月の上旬に入札をし、中ごろから工事に着工する予定であります。  おおむね5月末ぐらいを目指して国庫補助の対象となる工事を実施する予定でございます。  単独災害復旧事業債分については、既に工事は終わっているものもございますが、まだこれからという部分もありますし、今回、追加で挙げたものが単独災害復旧事業債分になりますので、これについてはこれから見積もりを徴したり、同時に進めている部分もありますが、工事の発注手続になります。  件数がどれぐらいでいつまでというのは、工事の箇所によりその期限というのが5月の中ごろ、それ以上になるかは工事の箇所の大きさによって違いがありますが、基本的には作付にできるだけ間に合うように工事を進めたいというふうに考えております。  作付に間に合わない工事については、受益者に対して説明を行うことは当然でございますが、特に被害箇所の多いような藤沢地域、それから室根地域については業者のほうの工事がなかなか進まない部分もございますので、仮畦畔で対応した中で作付にできるように配慮してまいりたいと考えております。  それから、その稲わらの処理の関係だと思いますが、災害復旧事業債の対象にできたのではないかということでございますが、これについては対象になるというふうなところでございますが、当市においては、この稲わらの処理については受益者というか被害者が直接行うことによって、その作業賃といいますか、そういったものにも充当できるという制度でございましたので、こちらを活用したということであります。  今後の災害におきましては、できるだけ負担の少ないような形というのは当然だと思いますので、災害は望みませんが、次にそういった災害があったときはどちらかをうまく選択することを十分検討しながら対応してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(槻山隆君) 17番、金野盛志君。 ○17番(金野盛志君) 来月か今月末になれば種もみの準備をする時期になります。  仮畦畔でやると言っていましたけれども、そこの準備に間に合わせたところで、いや今年はここはできませんよということを明確に言ってやらないと、農家の人もせっかく苗をつくったけれども無駄になってしまうというようなことになると思います。  一生懸命やっているのはわかるけれども、そこはきちんとしっかり伝えていかなければならない。  それから、この稲わら災害復旧処理というのは、今の答弁にあったように、ほとんどのものは現行の現在の災害復旧制度でできるのです、可能なのです。  だから、そこはフルにその制度を使って、できるだけ一般財源を使わない形でやるべきだということですので、これについてはこういうような災害があっては困るのだけれども、災害に対したときに今回のような稲わらのケース、秋であればそうですね、いろいろなケースが出てくると思うけれども、そこについては市の職員の方々も日々研鑽をしていただければというふうに思います。  以上です。 ○議長(槻山隆君) 24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) 最初に、議案第26号、令和元年度一関市一般会計補正予算(第9号)についてですが、地方債補正第3表が示されました。  少し気になるのは、相変わらず年3.5%と、今どきこのような金利を表示するものがあるのかなという思いがあるのですが、少し努力をいただきたいと思うのですが、この辺の取り組み、考えについてお伺いをいたします。  それから、一般会計の歳入ですが、1款2項1目、償却資産1億1,000万円、非常に大きな数字が出ているのですが、主なものはどういう償却資産なのかお伺いをいたします。  それから、6款1項5目の畜産業費、非常にこれも大きな事業費です。  もう少し丁寧に説明をいただきたいと思うのですが、施設の規模、頭数、あるいはこういう施設というのはえてして地域の理解も必要かと思うのですが、事業内容が余りにも見えないものですから、少し丁寧に御説明をいただきたいと思います。  それから、議案第28号の下水道事業特別会計補正予算(第1号)なのですが、浄化槽の設置で4,143万円程の減と、これは実績見込みということなのですが、当市にとっては非常に大きな事業の1つです。  補助率も上げて新たにこの下水道にかわる浄化槽普及を促していこうということで、本当に頑張っている事業なのですが、4,143万円の減というその要因をどう捉えているのかお伺いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) まず、7ページの第3表、地方債補正の借入利率が3.5%ということで、今の情勢からからすると余りにも高いのではないか、もう少し努力したほうがよろしいのではないかというようなお尋ねでございましたが、以前はその時々の利率の状況に応じてここをかえてきた時代もございましたけれども、これはあくまでもその限度の利率を設定しているところでございまして、実際には借りるときには0.何%など、銀行等であれば見積もり合わせなどで利率を幾らかでも低くして借りているところであります。  繰り返しになりますが、ここはあくまでも上限の率ということで、現在は3.5%に固定して予算書はつくらせていただいているところであります。  それからもう1点、固定資産税の償却資産の主なものということでございますが、平成31年度、令和元年度予算を策定する際に、そのころに大きなメガソーラーの設置が見込まれておりまして、ちょうどその事業計画が進行しているところでございました。  それを平成31年度予算で見込んでよいものかどうか確信が持てなかったところから当初予算には計上していなかったところであります。  これが税額にしまして1億円を超えているというようなところでございます。 ○議長(槻山隆君) 中川農林部長。 ○農林部長(中川文志君) 畜産競争力強化整備の事業の補助金でございますが、事業規模としましては肥育豚舎が3棟、5,712平方メートルほど、排水処理施設が1棟、これが容量として8,405立法メートル、1日当たりの処理能力が154.8立方メートル、堆肥舎が1棟、これが266平方メートル、それから強制発酵施設、脱臭コンポと言われるものですが、これが9基になります。  1基当たり9トンの処理能力があるものでございます。  地元の理解ということでございましたが、この施設の事業の実施にあっては当然地元の理解を得て実施するものでありますし、それからこの今回の整備により飼養頭数の増加はもちろんのこと、雇用の拡大というものも十分に見込まれますので、市としてはこれを支援していきたいと思っております。 ○議長(槻山隆君) 鈴木下水道部長併任水道部長。 ○下水道部長併任水道部長(鈴木伸一君) 一般会計4款1項5目の環境衛生費の中での浄化槽設置整備促進事業費4,100万円の減となったものの要因をどういうふうに捉えているか、というふうな御質問でございました。  いずれ、この浄化槽の整備につきましては、国基準の4割補助を独自にかさ上げということで平成24年度から6割にかさ上げしたところであり、その放流管への補助ですとか修繕費の補助については平成28年度から拡張、それからグループ設置補助は平成29年度からということでやっておりました。  現在は新しい浄化槽の整備の年間目標を315基というふうに見込みながら30基ほどは集合住宅ですとか、そういったところで行っている部分もありますので、285基分の予算をとって計上しながら進めているところでありますが、先ほど申し上げましたそのかさ上げの補助を実施した平成24年、平成25年あたりは300基ほどの補助があったわけなのですが、その後、平成26年度から240基から210基ぐらいの整備で進んでいるところでございます。  そういう低調といいますか、目標になかなか達しないところでありますけれども、令和元年度からは集中して普及強化区域といったような所を支所別に設けながら、なかなか進まない地域が固まっているようなところについても普及強化区域というふうなことでPRに努めてきていたところなのですが、こういう状況で減額を見込んだところであります。  支所建設課の下水道係、これを花泉地域については本庁、それから東地区のほうについては千厩支所に統合して新年度から行ってまいりますが、職員同士の話し合いも今まで以上に活発にしながら、何人かまとまって地域に入って行って説明をするといったようなことで普及のほうに力を入れてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(槻山隆君) 24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) 忘れないうちに、今私が聞いたのは要因です、なぜ伸びなかったのかと、今の部長のお話だけ聞けば、職員の営業力がなかったということになってしまいます、そういうことではないでしょう。  もっと他に要因はあって、職員の皆さんは努力はしたけれどもなかなかその数に達しなかった、その理由を聞いているので、そういう実態をつかんでいないならつかんでいないでいいですから、お願いします。  それから、後ろからいきますと、この畜産業費、これも非常に大きな事業で、もちろん地元の理解も得て進めているということなのですが、私がもう1つお伺いしているのには、そのことによってどれぐらいの頭数がふえるのですかということで伺いました。  それから、今部長の話では雇用も生まれるということで支援していきたいということなので、その辺についても御説明をお願いいたします。  償却資産については了解しましたが、1点、このメガソーラーの規模についてお聞かせ願えればと思います。  非常に大きな償却資産です。  それから、この地方債補正、やはり行政というのは実態に即して対応していくということを基本に物事を進めなければいけないと思うのです。  上限を定めて、そこから見ればかなり乖離があるということを考えれば、やはり現状に近い形でこの補正をすると、括弧書きには書いてありますけれども、やはりその辺をベースにすべきではないかなと思うのですがいかがでしょうか。 ○議長(槻山隆君) 鈴木下水道部長併任水道部長。 ○下水道部長併任水道部長(鈴木伸一君) 職員の努力が足りないというふうなことに聞き取られてしまいましたら、大変失礼しました。  そういうことではなく、一生懸命ですね、職員は周知に努めているところであります。  すみません、要因というところなのですが、考えられるのは、やはり高齢化の進展ということで、高齢者だけの世帯ではお金を出してなかなか改修できないというふうなところもあるのが実態でございますし、あとはその都会のほうに出て行った子供さん方がなかなか帰ってこないというところも理由の1つになっているのかなというふうに思ってございます。 ○議長(槻山隆君) 中川農林部長。 ○農林部長(中川文志君) この畜産クラスター事業というふうなことになりますが、この事業計画の中での飼養頭数でございますが、平成30年度については、この事業体の頭数が3万9,229頭、これが令和6年度の目標値で6万5,503頭、2万6,274頭の増加を見込んでいるところであります。  雇用につきましては、この経営体の養豚部分の雇用になりますが、64人が80人ということで16人の雇用増を見込んだ計画となっているところであります。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) まず、メガソーラーの規模ということでございますが、今回、平成31年度当初予算、令和元年度当初予算で見込んでいなかった大きなメガソーラーが上のほうから5つぐらいあったわけなのですけれども、その規模といいますか事業費で申し上げますと、大体数億円から数十億円の事業費のメガソーラーでございます。  それからもう1点、地方債補正の利率設定の件でございますけれども、確かに議員さんのおっしゃるとおりでございますが、こちらとしましてはどのようなことがあるかわからないということも考えましてこのような利率設定をしているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 24番、藤野秋男君。
    ○24番(藤野秋男君) 地方債についてはぜひ努力をしていただき、実態に即した対応というのに心がけていただきたいと思います。  浄化槽については、今部長が言ったように状況が変わってきているということであれば、その状況にかわった形での補助のあり方、あるいは事業の進め方というのを検討していただきたいと、そこまでいくと一般質問になってしまいますから、これ以上は言いませんが、ぜひそういう努力をお願いいたします。  以上です。 ○議長(槻山隆君) 22番、小野寺道雄君。 ○22番(小野寺道雄君) 私は、議案第26号、令和元年度一関市一般会計補正予算(第9号)について何点かお伺いします。  まず、第2表の繰越明許費の中で東口体育館の整備事業、それから関連する東口バス待機場の整備事業の繰越明許になった理由についてお伺いします。  また、同じく旧東北砕石工場の保存、公開活用事業、これも1億円ほど繰越明許になっているわけですけれども、その理由についてお伺いします。  それから、予算書の歳出19ページですが、財産管理費の積立金についてお伺いします。  いずれ、財政調整基金と市債管理基金に分けて積み立てする内容になっているわけでございますが、何か分け方のルールというか、どういう考え方でそういうふうな額の積立金となっているのかお伺いします。  それから、予算書の21ページの6款1項7目、農地費ですけれども、県営経営体育成基盤整備事業負担金、それから県営土地改良調査事業負担金、これについて、これは県で進めている事業なのですけれども減額となった理由としてどのように報告を受けているのか、それから令和2年度事業にどのような影響があると捉えているのかお伺いします。  いずれ、大きな額で減額になっているものでございます。  それから、同じく予算書の21ページの8款1項1目、土木総務費、登記処理対策事業費3,500万円ほど減額になっているわけですけれども、令和2年度予算では6,840万円ほど予算措置しているわけですけれども、減額の理由が実績ということでございますが、どのような計画のもとでどういう実績なのか、それから現在のその登記処理の進捗状況についてどのようになっているかお伺いします。  以上です。 ○議長(槻山隆君) 佐藤まちづくり推進部長。 ○まちづくり推進部長(佐藤孝之君) まず初めに、東口体育館の整備事業についての繰り越しの理由について御説明いたします。  駐車場ゲート設置位置の変更に伴いまして工期が延長となり年度内の完了が困難となったためということでございます。  工事の完成につきましては、4月中旬を予定しているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 二瓶建設部長。 ○建設部長(二瓶昭弘君) 東口バス待機場の整備事業でございますが、これにつきましても東口体育館と同様の理由で繰り越しを行うというものでございます。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) 財政調整基金と市債管理基金の積立金のそれぞれの考え方ということでございますが、まず財政調整基金への積立金につきましては、今回、歳入で東京電力ホールディングス株式会社からの弁償金がございます。  これまでも、この弁償金につきましてはその全額を財政調整基金に積み立てしているところであり、今回も同様にその弁償金を積み立てようというものでございます。  それから、市債管理基金積立金につきましては、今回の歳入歳出のそれぞれの補正で、結果的に一般財源が出てきたといいますか、歳入のほうが多かったということでございましたので、今年度の地方債償還に充てるために市債管理基金に積み立てしようとするものであります。 ○議長(槻山隆君) 中川農林部長。 ○農林部長(中川文志君) まず、県営経営体育成基盤整備事業の負担金のほうでございますが、こちらの事業の進捗でございますが、おくれた原因として河川の協議や地元の水利計画の関係での協議などがおくれたための実施設計のおくれ、それから営農組合の設立のおくれなどでございますし、あと一部は、今年度採択を受けた事業採択がおくれたために設計そのものがおくれてしまったというふうなものがございます。  次に、県営土地改良調査事業負担金のほうでございますが、これもこの調査の段階で営農計画を策定していかなかければならないのですが、その営農計画の策定のおくれであったり、地権者の協議のおくれだったり、もしくは改めてその地権者協議の中で区域を変更したりと、こういうふうな作業であります。  令和2年度以降への影響ということでございますが、いずれその水利計画なり河川の協議なり、それから地権者協議なり、こういったものを進めることが事業の大前提となっておりますので、これを地元と一体となって進めていく必要があると思いますし、このおくれた分については、その影響で、今の段階でさらにおくれる見通しの事業地区もあろうかと思いますので、なるべくおくれないように地元協議を進めていくのが大切だと思いますし、それから予算案についても関係機関と連携した中で国の十分な予算をいただけるよう要望活動などもしてまいりたいと考えております。 ○議長(槻山隆君) 千葉教育部長。 ○教育部長(千葉敏紀君) 旧東北砕石工場保存・公開活用事業費の繰り越しの主な理由でございますが、まず1つとしましては博物館用途への変更、公開する施設に変更するために、建築基準法の適合化改修に係る県との事前調査に時間を要したという内容がございます。  当初は内部、北側ののり面の崩壊対策につきましては、金網を設置するというふうな対策をしておりましたが、これに加えてのり面に垂直に複数の杭を打ち、崩壊を防止するような工法を検討したところでございまして、これらの部分で時間がかかったというところがございます。  それから、あと既存の木造部分のはりですとか柱がいろいろ湾曲したような施設になってございますので、それを補強するための鉄骨と乾燥したりするものですから、その方法といいますか加工等にも時間を要したということで、今般、繰り越しということになったところでございます。 ○議長(槻山隆君) 二瓶建設部長。 ○建設部長(二瓶昭弘君) 市道の未登記処理に係る業務でございますが、まず実績から申し上げますと、これまで登記処理を行ってきたものにつきましては、平成28年度から平成30年度までで約560筆の処理を終了したところでございます。  令和元年度につきましては、当初200件程度の処理を予定してございましたが、年度末見込みとしては現時点で約85筆程度ということで、当初の予定の約半分以下というところでございます。  なお、今年度につきましては、これまでの調査から約4万筆以上想定されるといわれる未登記処理の箇所につきましての特定作業に重点を置きまして、今年度で約9,000筆まで絞り込んだところでございまして、今年度の事業につきましては特にその登記処理が必要な土地についての絞り込む作業に重点を置いて進めたところでございます。 ○議長(槻山隆君) 22番、小野寺道雄君。 ○22番(小野寺道雄君) 東口体育館とバス待機場はゲートの位置が変更したということの同じ理由で繰越明許という説明があったわけですけれども、どういう位置にどういう形でゲートを変更したことによってそういう理由になったのか、少し詳しく御説明をお願いします。  それから、旧東北砕石工場の保存・公開活用事業につきまして、博物館への用途変更というのは当初からの予定なのか、途中からなのか、その状況について説明をお願いしたいと思います。  それから、農地費の関係でございますけれども、いずれ県の事業でさまざまな地元の協議なり、この営農組合の設立という状況の中で、こういう減額になっているということなのですけれども、例えばその協議が整えば県のほうでは令和2年度で当初予算措置した形にプラスにする計画なのか、それとも減額になった分が今年度にずれ込んでいくというふうな内容になっているのか、その辺をお伺いいたします。  それから、登記処理の対策事業が200筆予定していたのが85筆での実績の見込みだということなのですけれども、その要因というのはどのように捉えているのか。  登記事務ですから、なかなか相続の関係の問題というところがあるのか、それから委託料で支出しているわけですけれども、その委託の契約内容はどのようになっているのかお伺いします。 ○議長(槻山隆君) 佐藤まちづくり推進部長。 ○まちづくり推進部長(佐藤孝之君) まず、東口体育館のゲートの変更について御説明いたします。  ゲートは、当初、体育館の敷地内の駐車場を整備する駐車場寄りのところに設置する予定としておりました。  ところが、設計を行っていくに当たりまして付近に配管がございまして、その配管を切り回ししなければならないという必要がございました。  検討したところ、配管を切り回すことによりまして工事費もまた掛かり増しするということから、駐車場、ゲートを当初予定しておりました駐車場の敷地の入ったすぐそばに移すことによりまして配管の切り回しは行わず、工事費も掛かり増ししないでできるというような状況になりました。  駐車場のゲートの中に置くことによりまして、当初はゲートと駐車場の舗装を同時並行する予定としておりましたが、ゲートを設置後でないと駐車場の舗装ができないということで、そのために工期が延長となったということでございます。  東口のバスプールにつきましても駐車場の整備と合わせて工事を発注しておりますことから、そちらのほうも工期が延びたということでございます。 ○議長(槻山隆君) 千葉教育部長。 ○教育部長(千葉敏紀君) 博物館用途への変更の関係でございますが、博物館用途への変更については当初から想定をしていたところでございますが、先ほど説明が少し足りなかったのですけれども、当初は北側ののり面の崩壊について落石防止の金網を設置するということで計画しておりましたが、この内容で協議したところ、見学者の安全確保のためにさらに何らかの措置が必要ということがございまして、それでのり面に垂直に杭を打つというふうなものを加えて安全対策としたところです。  その関係で、延びたというところでございます。 ○議長(槻山隆君) 中川農林部長。 ○農林部長(中川文志君) 県営経営体育成基盤整備事業負担金のことにつきましてですが、今年度減額になった分、令和2年度でプラスになるのかというふうな御質問だったかと思いますけれども、いずれこの今事業採択を受けているものは令和3年度までのもの、令和4年度までのもの、令和5年度までのもの、令和6年度までのものと、こういうことでございますので、この事業計画の期間の中で、県のほうに調整していただけるものと考えております。  それから、調査事業につきましては、なかなか、例えば土地の未相続というような問題がありまして、これを解決するには、やはり相当の時間がかかると見込まれますので、調査地区によっては1年なり延びてしまうという実態はあろうかと思っております。 ○議長(槻山隆君) 二瓶建設部長。 ○建設部長(二瓶昭弘君) 市道の登記作業の部分でございますけれども、まず今回の内容で当初予定よりも減となった要因といたしましては、境界測量を今回の主な事業内容としてございましたけれども、境界の立ち会いがなかなか進まなかったというのが1つの大きな要因でございます。  その委託の中身につきましては、今申し上げましたように、いわゆる境界測量委託といったものが主な内容でありますけれども、先ほど議員から話がありましたように境界立会に当たりましては、当然、土地保有者との立ち会いといったものが基本なるところでございますけれども、なかなかそういった部分で協議に時間を要した結果、当初予定の数値に達していなかったと考えているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  採決は、個別に行います。  初めに、議案第26号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第26号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第27号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第27号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第28号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第28号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 午前の会議は以上とします。  午後1時30分まで休憩します。 午後0時26分 休   憩 午後1時30分 再   開 ○議長(槻山隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第28、議案第29号、花泉地域統合小学校敷地造成工事の請負契約の締結について及び日程第29、議案第30号、和解及び損害賠償の額を定めることについて、以上2件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 議案第29号、花泉地域統合小学校敷地造成工事の請負契約の締結について、提案理由を申し上げます。  本案は、花泉地域統合小学校敷地造成工事について、令和2年2月19日、入札に付したところ、株式会社舞石組が落札いたしましたので、同社と2億7,170万円で請負契約を締結しようとするものであります。  なお、教育部長から補足説明させます。  次に、議案第30号、和解及び損害賠償の額を定めることについて、提案理由を申し上げます。  本案は、令和元年11月19日に職員が業務中に起こした自動車事故に関し、損害を与えた相手方との和解及び賠償すべき額について議決を求めるものであります。
     なお、総務部長から補足説明させます。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 千葉教育部長。 ○教育部長(千葉敏紀君) 議案第29号、花泉地域統合小学校敷地造成工事の請負契約の締結について、補足説明申し上げます。  議案書をごらん願います。  1の工事名は、花泉地域統合小学校敷地造成工事であります。  2の工事場所は、一関市花泉町涌津字下原地内であり、3の工事内容は敷地造成工一式であります。  4の契約金額は2億7,170万円であり、5の契約の相手方は株式会社舞石組であります。  6の完成期限は令和3年2月22日であります。  次に、1ページの参考資料ナンバー1をごらん願います。  請負契約の目的は、花泉地域の統合小学校の用地として取得した土地を学校敷地とするため、敷地造成工事を実施しようとするものであります。  2ページの参考資料ナンバー2の位置図をごらん願います。  工事場所については、花泉支所の南東に位置し、市道郷ノ里五輪堂線を挟んで、一関南消防署の向かい側の場所であります。  次に、3ページ、参考資料ナンバー3の平面図をごらん願います。  敷地造成工の主な工事内容については、学校敷地全体の3万8,317平方メートルについて表土の掘削を行い、その後校舎等敷地及び駐車場等敷地のあわせて2万5,000平方メートルの範囲で盛り土を行うものであります。  なお、令和2年度内に敷地全体の造成工事を完了させるため、残り1万3,317平方メートルに当たるグラウンド敷地部分の盛り土については、校舎等敷地及び駐車場等敷地と分離して工事を進めることとし、令和2年度での工事発注を予定しております。  今回の工事における盛り土の量は3万4,900立方メートルであり、盛り土の高さは敷地南西側の市道郷ノ里五輪堂線と接する場所は、市道とほぼ同じ高さまで盛り土を行います。  また、市道吉田一ノ町線沿いの既存水路を挟んだ敷地南東側は、最大で約2.4メートルの盛り土であり、敷地全体の平均で1.8メートルの盛り土となります。  合わせて水路構造物の設置工事として、学校敷地内の雨水排水のため1,034メートルの水路と敷地内を横断する用水路切りかえに伴う135メートルの水路を合わせて1,169メートルの水路設置工事を行うものであります。  4ページの参考資料ナンバー4の入札調書をごらん願います。  本請負契約については、参加資格を土木一式工事A級T種に登録されているものとし、2月19日に制限付一般競争入札を実施したところ、市内4社の応札があったところでございます。  補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) 議案第30号、和解及び損害賠償の額を定めることについて、補足説明を申し上げます。  議案書をごらん願います。  まず、4の事故の概要についてでありますが、令和元年11月19日午後0時2分頃、室根町津谷川字葛ヶ沢地内において総務部税務課の職員が公用車で主要地方道本吉室根線を走行中、両側の路側帯にトラックがそれぞれ駐車していたため、2台の間の中央線付近を減速して走行した際、左側に駐車していたトラックの脇から横断してきた相手方に衝突し、右腓骨骨折、閉鎖性肝損傷、右副腎出血等の負傷を負わせたものであります。  5の市の過失割合は90%であります。  1の損害賠償の額は182万8,539円であり、その内訳は治療費、慰謝料、休業損害などであります。  なお、この額につきましては、全国市有物件災害共済会の保険によりその全額が補填されるものであります。  また、公用車の修繕料につきましては6万4,999円であります。  2の和解の内容は、一関市は相手方の被った損害賠償金として182万8,539円を支払うこと、本件について双方とも他債権債務のないことを確認すること、今後、本件に関しては双方とも裁判上または裁判外において一切の異議、請求の申し立てをしないことを誓約することであります。  相手方は3に記載のとおりであり、また相手方とは本年2月19日に損害賠償の額、和解の内容についての協議が整っております。  今回の事故は、2台のトラックの間を走行する際の減速が不十分であったこと、トラックの脇から人が横断してくる可能性を予測していなかったことにより発生したものであります。  交通事故防止につきましては、日ごろから職員に対して注意喚起を行ってきたところでありますが、今回の事故の発生を受け、職員に対して安全確認の徹底と事故の未然防止に努めるよう改めて指示したところであります。  議案第30号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  採決は、個別に行います。  初めに、議案第29号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第29号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第30号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第30号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 議案配付のため暫時休憩します。 午後1時42分 休   憩 午後1時43分 再   開 ○議長(槻山隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第30、議案第31号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 議案第31号、人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。  本案は、人権擁護委員について、現委員の熊谷ひろ子さんを適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり、議会の意見を求めるものであります。  熊谷さんは、人権擁護委員を平成29年7月から1期務められております。  御同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第31号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第31号は同意することに決定しました。 ○議長(槻山隆君) 日程第31、議案第32号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 議案第32号、人権擁護委員の推薦について、提案理由を申し上げます。  本案は、人権擁護委員について、新たに伊藤文男さんを適任と認め、法務大臣に推薦するに当たり、議会の意見を求めるものであります。  伊藤さんは、昭和28年生まれで67歳であります。  昭和50年4月から公立中学校及び小学校教諭として勤務され、その後、平成25年4月から平成31年3月まで一関市教育委員会学習指導専門員を務められました。  御同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第32号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第32号は同意することに決定しました。 ○議長(槻山隆君) 日程第32、発委第1号、一関市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。
     勝浦議会運営委員長。 ○議会運営委員長(勝浦伸行君) 発委第1号、一関市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明を申し上げます。  提出者は、議会運営委員長勝浦伸行であります。  本案は、議案第1号の一関市行政組織条例の一部を改正する条例の制定に伴い、建設常任委員会の所管を改正しようとするものであります。  別紙をごらん願います。  第2条第2項第3号中、下水道部を上下水道部に改め、水道部の所管に関する事項を削除するものであります。  附則をごらん願います。  施行期日は、令和2年4月1日から施行するものであります。  以上でございます。  議員各位の御賛同をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  発委第1号、本案に賛成する諸君は賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、発委第1号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第33、発委第2号、新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  千田教育民生常任委員長。 ○教育民生常任委員長(千田恭平君) 発委第2号、新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書について、一関市議会会議規則第14条第2項の規定により意見書を別紙のとおり提出いたします。  提出者は教育民生常任委員長千田恭平であります。  新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書。  新型コロナウイルス感染症により市民生活にかつて経験したことのない大きな影響が多岐にわたり発生している。  市民の生活と健康を守り、平穏な市民生活を取り戻すために下記の事項につき強力に対策を推進することを求める。  1、感染症に対応する医療体制の構築を図るとともに検査体制を強化し、安心して受診できる体制を構築すること、市中では感染防止のマスクが不足しているため、マスク等の生活必需品の供給体制を強化すること。  2、学校休校措置に伴い、子供たちへの放課後児童クラブを含めた居場所確保に対する支援を図るとともに、健康、栄養、学習面に関する支援の充実を図ること、また学校再開に向けての助言や情報提供を適切に行うこと。  3、観光、飲食業を初め全ての産業において大きな影響が発生し拡大しており、中小規模事業者やフリーランスの方々は倒産や廃業の瀬戸際に置かれている、こうした地方の実情を踏まえ、さらなる支援措置を講じること。  4、当市は高齢化率が高い地域であり、特にも通院、通所サービス等を利用している高齢者の感染症予防対策への支援を講じること。  以上、地方自治法第99条の規定により提出する。  令和2年3月16日、一関市議会。  提出先は内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣、経済再生担当大臣、経済産業大臣、文部科学大臣です。  何とぞ、議員各位の満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げ提案理由の説明といたします。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。  6番、武田ユキ子君。 ○6番(武田ユキ子君) 大変御苦労さまでございます。  いずれ、これについては私は立場としては反対の立場ではないということを表明しておいて、質問させていただきたいと思います。  国難とも言えるこのような状況を、国を挙げてやっていただいていると、総体的には本当に一生懸命やっていただいているという感想というか、そういう思いをしております。  本当に御苦労さまなことだと思っております。  そういう中での意見書でありますが、これは今も渦中で、今後どうなるかということで逐一状況が変わる中で、その対応策等も日々打ち出していただいているというふうに思うわけですが、この意見書はどのあたりに照準を絞ったものなのか私としてはなかなか理解できないところがありますので、その辺についてお尋ねをしたいと思います。  1つ目の感染症に対するその医療体制の構築ということにつきましても、どの所を指しているのか、現在、国がその医療体制の構築はどういう状況にあるのかについて、その提出者はどのような思いをしていらっしゃるか、考えを持っているかお尋ねをしたいと思います。  それから検査体制もそのとおりだと思いますが、これも毎日のように検査体制の強化を図っていただいているというような報道を私は耳にしますが、実態的には私もその理解できないところがありますが、その辺を、やはりこの今動いてる中での、どこにこの意見書の願意があるのかということが知りたいということであります。  当然、マスクも市場にはありませんし、国においては幼稚園とか子供たちのためのそのものについては政府が一括して買って、それから空気清浄器とか、そういうような設備に対しても1施設50万円を超えない範囲で自治体からの要請があれば補助しますというようなことも打ち出されているということも報道されておりますが、これらについても結構次から次へと打ち出していただいております。  きょう現在のことであるかどうか、ということですよね。  今いずれ新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策という第2弾というのが出されて、かなり具体的なものでありますが、これらがベースなのかどうか、あるいは第3弾ということも今政府のほうでは動き出しているというような、そういう報道もございます。  そういう中では、例えばその30兆円ぐらいの財政支出、そういうようなものが必要ではないかというような話も出ているようでありますが、その辺のところも現在の第2弾であればそこまではいっていないのですけれども、第3弾というものは今そういうことで動いているのですが、どこを強化してほしいとかということについて、提出者の思いを聞かせていただきたいというふうに思います。  それから、3番目の観光、飲食業となりますと、所管が若干変わってくる部分もあろうかと思いますけれども、その所管の所との調整とか、あるいは、私も報道で、こういった所は大変なのだろうなと、毎日毎日のように繰り返し報道されますから、そうだろうという思いはしていますが、実態的には私は調査をしておりませんので、この市内においてどういう状況なのか、これが担当部署でそういったことを調査していただいているとすれば、そういったことを見聞きして、調査をして、載せていただいたのか、その経過についてもお尋ねをしたいと思います。  それから、当市は高齢化率が高い、そのとおりでございます。  そういうような中で、特に対策を、支援を講じてほしいというのですが、例えばどういう部分を強化してほしいというようなものについての具体なものを、意見書案を提出するに当たり、御協議いただいた中でどういうお話があったのかについてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 千田教育民生常任委員長。 ○教育民生常任委員長(千田恭平君) さまざまな御質問をいただきました。  まず、その時期のこと、これが一番大事かなと思います。  数日前の予算審査特別委員会の分科委員長報告の中で、私がこの場で報告した後に藤野委員から意見書の提出についての御質問がありました。  附帯意見として出したわけですが、それ以外にこういった意見書を出すような予定はないのかという御質問でした。  私は、委員会で検討したいというようなお話を申し上げたかと思いますが、実はすぐにこれを出せなかった理由がございます。  それは何かと言いますと、分科会の終わった後に、この新型コロナウイルス感染症に関するいろいろな議論がなされました。  その中で意見書を出すべきではないかという意見もありましたが、ほかの議員からは、まだ時期尚早ではないかと、今国が必死で取り組んでいて刻一刻状況が変わっている中で意見書として出すのはもう少ししばらく様子を見てからがいいのではないかという意見が複数ありましたので、結果として委員会としてはその場では意見書を出さないということになったわけです。  分科会が終わったのは、たしか3月5日だったと思います。  それから1週間ほどたちまして、その間、毎日のようにテレビ等でこの新型コロナウイルス感染症に対する日本あるいは世界の中の情勢が毎日報道されていました。  そういう中での質問でありましたので、これはこの1週間なり8日間なりを踏まえて意見書を出してもいいのかなということで、急遽委員会を招集いたしまして、皆さんから意見を聞いたところ、意見書を出してもいいのではないかということで、たたき台をつくっていただきました委員がいましたので、そのたたき台をもとにして一つ一つの項目について、これはどうだろう、あるいは語彙としてこういう言葉はどうだろうということで、1時間以上かけてこの文面に仕上がったわけです。  この文面に仕上がるまでも2度、3度ですね、タブレットでやりとりしながら、委員各位から御意見をもらってこういう形に仕上がったということでございまして、基準はいつかと言われれば、これがまとまった2、3日前ということが、この文面をつくった時期であります。  ただ、提出日のこの日にちは本日の3月16日となっておりますので、国に対しては3月16日が基準の日と、そういうふうに考えております。  それから、いくつか御質問ありましたが、例えば3番の観光、飲食業を初め、ということで担当部署との調整があったのかということです。  担当部署との聞き取りはやっておりませんが、委員が8名おりますので、その皆さんから飲食業は今市内ではこういうふうなことで大変だよとか、あるいは観光業はこういうふうなことで大変だよということを聞きまして、それをもとにしてこの文面に仕上げたところでございます。  それから、4番の高齢化に対する支援とは具体的にどういうふうなことかという御質問かと思います。  全国的にみれば当市の平均はたしか37%ほどだったと思いますが、地域によっては40%を超える地域もありまして、特にもその抵抗力の弱い高齢者の方、そういった施設の方に一旦そのウイルスが発生すると大変な事態になるということでこれをつけましたが、それから、今はその通所サービス、自宅からその施設に通うという中で一旦施設に入りますとそこからの感染等の危険がありますので、こういった文面を特につけ加えたものでございます。 ○議長(槻山隆君) 6番、武田ユキ子君。 ○6番(武田ユキ子君) ありがとうございます。  最初の、1番目のその感染症に対する医療体制の構築ということ、図るとともにというのだから図っていないということではないのだろうと思いますけれども、これは新型インフルエンザのときに、感染症に対しては、かなり充実した体制をつくったと私は理解しております。  今回も2月1日には既に新型コロナウイルス感染症に対応した医療体制ということで、各都道府県にそういったことをきちんと対応するような医療体制の整備を行ってくださいと出してあるのです。  それから次には2月13日、そして3月1日と、どんどんと日々変わっていきますから、最初から100%と、というものがどこにあるかわからない中での今のこういう流動的なものですから、その時期、その時期にタイムリーな医療体制を構築してくださいとして、やっているわけですが、例えば、岩手県ではやっていないというような感触を受けるので、医療体制の構築を図るとともにというこの部分が、私、実はなかなか意見書を出すのに気が引けるというか、これほどやっていただいているのにという思いの中で、どこにどういう問題があるのか私としては見出せないというところからお尋ねをしたいというふうに思っておりました。  また、提出時期はきょうということですが、きょう時点でもう第3弾というのが出ているわけですよね。  これが確定も何もしていないのですが、情報としては、国は、政府は動き始めていると、そういう中で、例えば同じ与党の中からもその30兆円規模の補正予算編成や消費税の凍結とかというような話も出てきているわけです。  それから子供たちを育てる工夫、家庭には、現金支給もどうだろうと、そういうものもある中で、この時期に出すということは、30兆円の補正予算でもまだ足りないと、そういう話にもなりかねないですよね。  私は、そういうような今の流動的な状況の中では、やはりその意図する所を明確にすべきで、意見書というのはそうではないものということについては私もある程度理解できますが、今回は特にそうはいかないですよね。  流動的で今後どうなっていくか、毎日閣議なり何なりで議論していただいている中での意見書というのはかなり慎重にするべきだと、私はそのように思っているわけです。  それから、きょう皆さんで弁当をとっていただいたり、市の担当部署では、この地域経済を守ろうということで、市役所の職員も愛妻弁当ではなくて、そういう弁当を食べていただいたりして、今地域経済を守ろうと頑張っているわけです。  そういうことが、今の政策をしていただいている、今の緊急対策でフォローできるかといえば私は少し違うような気がしているところがあります。  そういう地域事情というようなものについて、やはり地域特性のその産業というか、昔から老舗として頑張ってきていただいて、このまちをずっと支えてきたそういうお店屋さんたちが、お金を貸しますと言われたって、もう先のめどもつかないのにお金を借りるというような無謀なことには走れないと、そういう事情があちらからもこちらからも聞こえてくるわけです。  私も何件かそういう方々とお話をしましたが、確かに政府の配慮はうれしいのだけれど借りれば返さなければならないのだよねと、そういう状況にもないという事情なり何なりがあるということですから、やはりこれは大変な状況であります。  やはり照準を絞った、そういう意見書というものも大事なのではないかなと、そういう思いもしたものですからお尋ねをしているところであります。  今の所ですと、医療体制の構築を図るとともにということについてはどういうことを指しておられるのかをお尋ねしますとともに、それから政治経済を支えようというようなそういうその思いで、この意見書を出していただくという方向にいったのだろうと思いますけれども、所管の委員会ともやりとりをするというようなものもやはり私は必要だったろうというふうに思います。  そういう中で、意見書の提出の期限が何時までというのは、これは自分たちの自前の決まりですよね、このような緊急のときには議会運営委員会なり何なり開いて、それをずらすことだって可能なわけでしょう。 ○議長(槻山隆君) 千田教育民生常任委員長。 ○教育民生常任委員長(千田恭平君) 1回目のお答えとほとんどそれ以上につけ加えることはございません。  意見書は慎重であるべきではないかというような御意見もありました。  また繰り返しになりますが、私どもの常任委員会でも当初は意見書についてはまだ時期尚早ではないかということで一旦は見合わせた、そういう経過がございますが、結果的には委員全員が今の時期に出してもいいのではないかということで再三再四ですね、校正あるいは推敲を重ねてこの文章にしたのでありますから、あとは国のほうがこの提出先の方がこの文章を読んで意を酌んでいただくということで、当委員会としてはこの時期に出したわけでございます。  それから、いろいろなところに影響が出ているというのは委員各位から自分の身近な方々、御商売をやっている方を初めとしてそういった方の身の回りのことなどですが、いろいろお話しいただいた中で短い文章にまとめましたので、つけ加えればつけ加えるほど具体的な文章になりますけれども、それでは意見書としては少し長くなりますし、少しやはり抽象的な形でしか表記できないというような制限もある中での委員各位からの意見を取りまとめて、こういうふうな形で提案したものでございます。 ○議長(槻山隆君) 6番、武田ユキ子君。 ○6番(武田ユキ子君) いずれ私も質問をするに当たりましては、分科会記録を全て読ませていただきました。  そういう中で、休憩を挟んでいただいたのであれば披瀝していただきたいのですけれども、その記録の中にはお一方の委員さんから、その新型コロナウイルス感染症についてのお話を質問されたというような記録がありましたが、あとはどういうお話をされたかについて、恐らく休憩でも挟んでやっていただのであればぜひここで披瀝をしていただきたいと思いますし、それから最初は委員さんの中でも時期尚早ではないかという方向がかなり濃厚だったという話から、やはり出したほうがいいというふうになった、その分岐点、キーポイントは何だったのでしょうか。
     それから、再三申し上げますが、医療体制の構築というものについて、提出者はどういう認識をもっていらっしゃるのか。  私は、ここは少し文章の中に入れるというのはどうなのかと思ったりもしますけれども、よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 千田教育民生常任委員長。 ○教育民生常任委員長(千田恭平君) 最後のほうからいきますが、医療体制の構築を図るということで、非常に抽象的な表記になっております。  具体的には、ここにも少し書きましたけれども、検査体制の強化、それから安心して受診できる体制の構築、マスクが手に入らないということで一関市でもそういう状況にございます。  そういう中で、そういった生活必需品の供給体制を強化するということです。  医療機関につきましては、さまざまな病院の中で看護師さんを始め、そういった業務に携わる方もマスクが足りていないというようなことも聞いていますし、また不用意に病院のお見舞い等についてもなかなか行けないというような状況が続いているというようなことを聞いております。  具体的に述べればいろいろ書かなければいけないのですが、それをあえて一言で感染症に対応する医療体制の構築を図るというような形で表記をさせていただきました。  それから、どういうふうな話し合いがなされてこの意見書を出すに至ったかということですが、これは予算審査特別委員会の分科委員長報告の当日、委員会が終わってから直ちに、集まっていただいて会議を始めました。  10時半過ぎぐらいからだったかとは思いますが、最初に休憩をしながら率直な意見を全員から述べていただきました。  そういう中で提出の期限が正午ちょうどだったと思います。  午前11時58分ごろに、あと1分、2分しかないよということで、もうとにかく出すか出さないか、この段階で決めなければいけないということで、タイトルをどうするかということで、とにかくもう残り30秒ぐらいのところで提出いたしまして、戻ってきてから再開をして、また皆さんに意見をもらって、ですから実質的には1時間半という中身でけんけんごうごうではありませんが、皆さんからいろいろな意見を伺ってきました。  最後に再開をいたしまして代表して、たしか岩渕典仁委員だったと思いますがまとめていただきまして、こういうふうな形で提出するということで、委員会としては提出するのだと、それから内容についてはほとんどその段階では表記、中身についても大体の合意を得ましたので、あとは皆さんにお帰りいただいて、タブレットで2度ほど校正をかけてこういった形になったと、そういう経緯でございます。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  発委第2号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、発委第2号は原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) お諮りします。  ただいま可決されました発委2件について、誤字、脱字等、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に一任されたいと思います。  これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。 ○議長(槻山隆君) 日程第34、議員の派遣についてを議題とします。  お諮りします。  ただいま議題となっております議員の派遣については、会議規則第166条の規定により、お手元に配付しました議員派遣書のとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、お手元に配付の議員派遣書のとおり、議員を派遣することに決定しました。 ○議長(槻山隆君) 以上で議事日程の全部を議了しました。  市長より、挨拶の申し出があります。  勝部市長。 ○市長(勝部修君) 第73回、一関市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、令和2年度予算並びに各議案につきまして、慎重なる御審議を賜りました。  本日、ここに御承認をいただきましたことに対しましてまずもって御礼を申し上げたいと思います。  施政方針で申し上げましたが、令和という時代は当市にとって大きな分岐点と捉えているところでございます。  その実質的なスタートともいえる令和2年度の予算については、SDGsの理念を市民の皆さんと共有した上で、持続可能な地域の実現に向けて成果重視の予算執行を行ってまいりたいと思います。  令和2年度予算で掲げました4つの重点項目、すなわち、未来につなぐいちのせきのまち、ILCを基軸としたまちづくり、まち・ひと・しごとの創生、そして、東日本大震災からの復旧復興、このうちILCについてはいよいよ国として誘致を判断する時期が迫っており、実現に向けて国際情勢が確実に前進していると受けとめているところでございます。  この地域が世界から注目され、これまでの日本にない新たなモデルとなり、次の時代を担う子供たちが夢と希望と誇りをもって活躍できる、そのような地域となるように全力で取り組んでまいりたいと思います。  また、現在、直面している新型コロナウイルスについては、感染予防の対策とあわせて、今後、市内で感染者が出た場合に直ちに行動がとれる、そのような準備、初動の確認を終えておりまして、その対応に万全を期してまいりたいと思います。  本議会の代表質問、一般質問、あるいは予算審査特別委員会において深く議員より頂戴いたしました貴重な御意見、御提言については、これをしっかりと受けとめさせていただきまして、明るい未来につながる持続可能なまちづくりの実現に向けて戦略的に取り組んでまいりたいと思いますので、議員各位には今後とも一層の御指導を賜りますようお願いを申し上げます。  結びになりますが、槻山隆議長、並びに千葉大作予算審査特別委員会委員長に改めて感謝を申し上げまして、第73回定例会の閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。  大変ありがとうございました。 ○議長(槻山隆君) 第73回定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  今定例会は令和2年度の施政の根幹に係る一般会計、特別会計予算を初め、条例の改正など終始活発に御審議いただき、全て議決、決定をみるに至り本日無事閉会を迎えることができました。  これもひとえに議員各位の御協力と勝部市長を初め職員皆様の誠意ある対応によるものと衷心より御礼を申し上げます。  特にも予算及び関連議案の審査は、予算審査特別委員会において慎重に審査をいただいたところであり、議員各位に対しまして改めてお礼を申し上げる次第であります。  また、令和2年度施政方針では、市長から市政のさらなる発展のためSDGsの理念を踏まえ、未来につなぐいちのせきのまち、ILCを基軸としたまちづくり、まち・ひと・しごとの創生、東日本大震災からの復旧復興の4つを重点項目として推進することが表明され、また中東北の拠点都市一関の形成に向けた取り組みについても、総合計画のまちづくり目標に沿って施策を示されたところであります。  今定例会にありましては、市長の施政方針に対し理解を深めるとともに、各会派の政策に関する考え方を明らかにするため、全ての会派が代表質問を行いました。  また、一般質問では15人の諸君から当市が掲げる喫緊の課題等について質問があり、真剣な議論がなされたところであります。  市議会といたしましては、ILCの実現を初め、感染の拡大に伴い住民生活や地域経済への影響が危惧される新型コロナウイルス感染症対策など、さまざまな課題に真摯に向かい合い、将来の一関市を担う子供たちに大きな夢と希望と誇りを持っていただけるまちづくりを目指して、市当局とともに全力を傾注してまいる所存でありますので、市民の皆さまの一層の御理解、御協力をお願い申し上げる次第であります。  結びに、今定例会に賜りました御厚情に対して衷心よりお礼を申し上げまして、閉会に当たっての挨拶といたします。  ありがとうございました。 ○議長(槻山隆君) 以上をもって、第73回一関市議会定例会を閉会します。  御苦労さまでした。 閉会時刻 午後2時25分...