○(
鳴海委員) 14ページ、A−10のところなのですが、
建築意匠計画で
ユニバーサルデザイン計画というところで、ほかの
計画と比べたら基本的な
考え方のところはかなり抽象的な
感じで具体的にはあまり読みにくいなというふうに思っているのですが、この
辺りは意図として
基本設計書が完成するまでに
ユニバーサルデザインなので、実際
障害があったりとか
高齢者の方だったりとか子育てされてる方だったりとかというところの具体的な
意見を聴取されてこの
計画が完成されていくということに
考えたらよいのか、何かその
辺りに
意見をこれから求められたりとか反映させたりすると
考えがあるのかお伺いします。
○(
平井委員長)
安達主査。
○(
安達都市計画・
建築住宅課主査) ここの
項目については、大変基本的な
考え方しか今現在、記載していなくて大変申し訳なかったのですが、今後ここの
項目につきましては、実際の
トイレの
計画でしたりとか一般的な
ユニバーサルデザインの
関係といったものを、具体的にもう少し落とし込んでいきたいなというふうに思っていますので、一応、一般的に言われている
内容という
部分につきましては、具体的に落とし込んでいきたいなと思っております。
以上です。
○(
平井委員長)
中川課長。
○(
中川都市計画・
建築住宅課長)
団体の御
意見ということで、この
基本設計の前に
基本計画ということでも
各種団体のほうにも御
意見を聞かせていただきました。そこには
障害者関係の
団体の御
意見も聞かせていただきながら、そういった機能を盛り込んでいこうということで決めておりますので、改めて
団体のほうには今のところ聞くという
考えはございません。ただ詳細な
部分で、どうしても
各種団体の
意見が聞きたい、また市のほうでも
関係部署、
福祉サイド、そういった
部分で検証は必要かなというふうに
考えております。
○(
平井委員長)
鳴海委員。
○(
鳴海委員) 前半は聞く
考えはないというところで
理解はしたのですが、後半に何か検証する必要があるということで、何か少し
理解がしにくかったのですが、
ユニバーサルデザインを具体化されることに当たって、実際、
当事性の高い方からの話を聞いて、実際の
設計に至るのかどうかというところをお伺いしているのです。その
辺り少し明確に御答弁いただきたいです。
○(
平井委員長)
公室長。
○(
川口市長公室長)
ユニバーサルデザインを具体化していくその
設計上において、そういう方々の
意見というのを反映させていくというのは、大切な
観点だと思っております。もちろん
設計事務所においてそういった
観点も持ち合わせていると
考えておりますが、
障害者福祉課を通じながら、
関係の
団体だとかに
意見聴取をしながらというようなことはやっていくべきだというふうに思っております。今、具体的にそのスケジュールとしては持ち合わせてはいませんが、やっていくべきだと思っております。
○(
平井委員長)
鳴海委員。
○(
鳴海委員) もう
一つ、
市民利用スペースについてなのですが、
一定、
説明の中で
ワークショップの件を
参考にしたのだというふうに御
説明をいただいているのですが、もう少し、どういうふうなことを
参考にされて、どうされるのかというところを、補足の
説明をいただきたいです。
○(
平井委員長)
安達主査。
○(
安達都市計画・
建築住宅課主査) ここの
項目につきましても、現在、聞いた
意見を具体的に記載しているところまでには至っておりません。なので、
基本設計をまだ現在進めておりますが、その
辺りについては
市民の
ワークショップで出た、例えばですが、マルシェができたらいいねとか、みんなの広場というところの
使い方として、
子育て世帯にも使いやすいような場所になったらいいね、みたいな
意見についても出ていましたので、そういった
使い方、こういったところも
使い方としてあるよというような
部分を、
基本設計の中で落とし込んでいけたらなというふうに思っております。
以上です。
○(
平井委員長)
鳴海委員。
○(
鳴海委員) 重ねてすみません。
峰山庁舎の
改修計画のほうです。36ページ、K−03のところです。特にこの1階の
平面図を見せていただくと、
便所のところが未
改修というか
斜線が引いてあって
改修されないということだというふうに読んでいるのですが、この
部分がほかのところ
改修されると、中では少し暗かったりとかで、この
部分の
改修がされないことで、
便所の
部分は目立ってくるのかなというふうに
感じたりするのですが、この
辺り未
改修でよいのかというところと、その
辺り内装だけでも触ることできないかという
観点で、この
辺り未
改修にされた
考え方、お伺いします。
○(
平井委員長)
安達主査。
○(
安達都市計画・
建築住宅課主査) 既存の
峰山庁舎の
改修範囲ですが、議員言われたとおり、
斜線の
部分については
改修範囲外というふうになっています。ただ、
LEDの照明の
改修でしたり、
斜線部分はほとんど空調入っていないのですが、
空調改修については
斜線部分以外のところにも一応
改修する予定にはなっておりまして、特に
トイレの
部分につきましては、
便器、
あとは
トイレブース、タイル、
内装につきまして、割とまだきれいな状態にあるのかなというふうに
感じてますので、少し暗いという
部分については
LED化というところでもう少し明るくはなるのかなというふうには思っていますが、基本的に
内装の
改修というは今のところ
考えておりません。
以上です。
○(
平井委員長) 私のほうから1点なのですが、
前回の
説明の中でA−5のところです。4,000平米というところで
床面積4,000平米、今回3階建てにして1階、2階を広く取りましたと、それでテラス設けました。
建築の単価かけて4,000平米かけて概算出ていたのですが、そのテラスを造ることによって、
通常の陸屋根とかではなくて
コストがアップしていくと思うのですよね。そこのところの
考え方、広くして
執務スペースをよくして
市民の
利便性をよくしたという
説明はあったのですが、そことプラスされていく
費用と、今回
費用がプラスされていくという
説明があったのですが、そこの
考え方の
整理をお願いします。
安達主査。
○(
安達都市計画・
建築住宅課主査) 今回1階、2階については広く取って、3階
部分については面積を4,000平米とすることによって少し狭くなったというところでの
コストアップというところなのですが、基本的にはやはり
下層階によって単価というところが大きく違うと思うので、あまり3階を小さくすることによって
コストが変わるということはないのかなと。一応
コストが上がるよという
部分については、今回そのテラスの
部分、屋上である
一定の
スペースができることによって、屋上のテラスというのを
基本計画としては反映させています。そのテラスについては少しデッキがあったりとか植栽があったりとかということで、
通常の防水の仕上げとはグレードが上がってくるというところで単価が上がってくるということになります。
○(
平井委員長)
中西副
市長。
○(
中西副
市長)
設計の
考え方は今
安達主査が言ったとおりなのですが、今回の
増築棟の
建築に当たって、
一つの
考え方の方針として、できるだけ
市民から親しまれる
庁舎づくりというようなテーマがありました。そうした中で
市民利用の
スペースを
ワークショップも含めて議論する中で、せっかく3階にテラスがあるのであればそこも
市民利用、
市民が集えるような
スペース利用ができないかということでこの提案をさせていただいているということで、それに伴っての
費用が上がるということで、
費用対効果ということであれば狙いはそうなのですが、今後その出来上がった
スペースをどういうふうな有効利用していって、
市民同士のコミュニケーションあるいは
職員と
市民とのコミュニケーションというものが増進していけるかというところで、効果というところは変わってくるというふうに思っております。
議会のほうとして、
コストが上がるのであればそんな機能必要ないよということであれば、この
基本計画の中で見直しをさせていただく必要があるのではないかというふうに思っておりますが、我々は
ワークショップや基本的なテーマも含めまして、3階のテラスについてはそういった
スペース利用をすべきではないかということで提案させていただいているということです。
○(
平井委員長)
鳴海委員。
○(
鳴海委員) 少し
確認ですが、以前も
確認したことがあると思いますが、直方体にするよりかは
費用は安くなるということですよね。
○(
平井委員長)
安達主査。
○(
安達都市計画・
建築住宅課主査)
建物については、今回4,000平米というのが決まっていますので、基本的に高く建てれば建てるほど
建築の1階
部分の面積は小さくなってきます。ですので、一応そうしたほうが単価としては安くなる形になります。1階
部分が広ければ広いほど基礎の
部分にかかるお金というのが少し高くなってきますので、その
辺りが
コスト増になるというところになります。
以上です。
○(
平井委員長)
鳴海委員。
○(
鳴海委員) その
辺りの金額の差異、概算で構わないですが差がどういうふうになっているのかということを御
説明いただければと思います。
○(
平井委員長)
安達主査。
○(
安達都市計画・
建築住宅課主査)
前回の特別
委員会のほうで提示させていただいた金額というのが、今の計上の
建物で幾らかというのを
設計事務所のほうが積み上げて出している金額になるのですが、同じように平米単価で計算されるものではなくて積上げになってくるので、例えばですが、総3階建てにするというパターンになってくると今と対比する金額としては、今は出せないというところです。
○(
平井委員長) 先ほど
中西副
市長のほうからこの一、二階のAベース、下のほうを広くしてテラスを設けるということで
コストアップにつながる。ただし
市民との交流の場とかそういうところを踏まえての
利便性が図れるのではないかと。それについての
議会として
意見がありますかという投げかけがあったのですが、それについて御
意見がありましたらよろしくお願いします。
多賀野委員。
○(
多賀野委員) 私は執行部が言う一、二階を大きくしてテラスを使う、そして
費用対効果として
市民との交流だとか
市民同士の交流、いろいろな面で今後20年、30年たったときにはそういったことで
費用対効果が出るだろうと、私もそう思っておりますし、総3階建てにすると本当に
増築棟と
庁舎の間のところしか
市民が集わないということで、それはそれでいいのかも分からないですが、一応そういったいろいろな方の声を、こういった形でいろいろな
内容が入っていますので、そういったことを総合的に、俯瞰的に
考えたときにそういう3階のこのテラスも使いようがあるだろうなということで、私は執行部の
考え方に同意いたします。
以上です。
○(
平井委員長) では、
基本計画を変えるべきであるとかそういう御
意見はないでしょうかね。この特別
委員会の中でというか個々の中でありますでしょうか。
テラスの件、今の
建物の形について、御
意見は執行部の提案のとおりでよろしいという形でいいですか。
(「異議なし」の声あり)
○(
平井委員長) それではほかに、この
基本計画の中でお願いします。
永井委員。
○(
永井委員)
永井です。Sのところの20ページからのところですが、
耐震性が1.5ということが出されていて、Sの02、次のところの3つのパターンが耐震だ、制振だ、免震だというのは、それというこの3つの中からどれが想定されているのかというのは、さらに次のページにも3つか4つぐらい案があって比較されているのですが、その
辺りはどういうことが
考えられているのかということを解説お願いします。
○(
平井委員長)
安達主査。
○(
安達都市計画・
建築住宅課主査) まず
構造の
関係ですが、順番的にS−3のほうから見ていただきまして、今回、
建物の
構造、上部
構造計画という
部分になるのですが、どういう
構造で建てていくかというのをここで比較してます。こちらについては鉄筋コンクリート造から一応木造までの4つの
構造の比較でさせていただいているのですが、一番下に総合評価というところで評価しているのですが、
コスト面、
あと耐震性、耐久性等、その
辺りに優れている点、
あとは実績が多いというようなところの信頼性みたいなところも踏まえまして、まず上部
構造については鉄筋コンクリート、RC造といわれるもので
計画しております。
1枚戻っていただいて、続きまして、S−02の
部分になります。こちらについては、耐震
関係の
構造の比較をしています。先ほど議員に言われたように、3つの
構造形式があるのですが、こちらについても比較をしまして、最終総合評価としてはこれが一番大きいところではあるのですが、
コスト面、
あと工期、こちらについて最も有利な耐震
構造というものを採用することで
計画しております。基本的にはがっちりと固めた
建物にするという
構造になります。
以上です。
○(
平井委員長) ほかになければ、これで本日の質疑を終結したいと思います。
説明員の皆様、御苦労さまでした。
暫時休憩します。
午後 5時36分 休憩
午後 5時41分 再開
○(
平井委員長) 休憩を閉じ、
会議を再開したいと思います。
それでは今後の予定ですが、必要に応じて
委員会を開催したいと思いますので、よろしいでしょうか。
(「はい」という者あり)
○(
平井委員長) それでは、本日の特別
委員会を終了します。
御苦労さまでした。
閉会 午後 5時42分
┌───────────────────────────────────────────┐
│ │
│
会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 │
│ │
│
委員長 平井 邦生 │
│ │
│
署名委員 鳴海 公軌 │
└───────────────────────────────────────────┘...