△日程第7 第6
号議案石巻市民会館条例を廃止する条例
△日程第8 第7
号議案石巻市
組織条例の一部を改正する条例
△日程第9 第8
号議案石巻市
市税条例の一部を改正する条例
△日程第10 第9
号議案石巻市営運動場条例の一部を改正する条例
△日程第11 第10
号議案石巻市老人憩の家条例の一部を改正する条例
△日程第12 第11
号議案石巻市
介護保険条例の一部を改正する条例
△日程第13 第12
号議案暴力団の利益となる公の施設の使用等の制限に関する条例の一部を改正する条例
△日程第14 第13
号議案石巻市営牧場条例の一部を改正する条例
△日程第15 第14
号議案石巻市道の駅「上品の郷」条例の一部を改正する条例
△日程第16 第15
号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例
△日程第17 第16
号議案令和3年度石巻市
一般会計予算
△日程第18 第17
号議案令和3年度石巻市
土地取得特別会計予算
△日程第19 第18
号議案令和3年度石巻市
水産物地方卸売市場事業特別会計予算
△日程第20 第19
号議案令和3年度石巻市
市街地開発事業特別会計予算
△日程第21 第20
号議案令和3年度石巻市
国民健康保険事業特別会計予算
△日程第22 第21
号議案令和3年度石巻市
後期高齢者医療特別会計予算
△日程第23 第22
号議案令和3年度石巻市
介護保険事業特別会計予算
△日程第24 第23
号議案令和3年度石巻市
病院事業会計予算
△日程第25 第24
号議案令和3年度石巻市
下水道事業会計予算
△日程第26 第25
号議案指定管理者の指定について(石巻市
雄勝体育施設)
△日程第27 第26
号議案指定管理者の指定について(石巻市
雄勝地域拠点エリア)
△日程第28 第27
号議案財産の
無償譲渡について
△日程第29 第28
号議案財産の
無償譲渡について
△日程第30 第29
号議案財産の
無償譲渡について
△日程第31 第50
号議案石巻市
国民健康保険条例等の一部を改正する条例
△日程第32 第51
号議案令和2年度石巻市
一般会計補正予算(第10号)
△日程第33 第52
号議案令和2年度石巻市
水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)
△日程第34 第53
号議案令和2年度石巻市
市街地開発事業特別会計補正予算(第4号)
△日程第35 第54
号議案令和2年度石巻市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
△日程第36 第55
号議案令和2年度石巻市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
△日程第37 第56
号議案令和2年度石巻市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)
△日程第38 第57
号議案令和2年度石巻市
病院事業会計補正予算(第3号)
△日程第39 第58
号議案令和2年度石巻市
下水道事業会計補正予算(第5号)
○議長(
大森秀一議員) 次に、日程第3第2
号議案石巻市
農業委員会委員候補者選考委員会条例から日程第39第58
号議案令和2年度石巻市
下水道事業会計補正予算(第5号)まで、以上37議案を一括議題といたします。本37議案の審査について各
常任委員長から報告を求めます。初めに、
総務企画委員長の報告を求めます。8番。 〔
総務企画委員長奥山浩幸議員登壇〕
◎
総務企画委員長(
奥山浩幸議員) ただいま議題となりました37議案中、当委員会に付託されました議案の
審査経過及び結果について御報告を申し上げます。 付託されました6議案は、去る3月2日、委員会を開催し、
慎重審査の結果、お手元に配付の
議案審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。以下、主な質疑の概要を申し上げます。 初めに、第7
号議案石巻市
組織条例の一部を改正する条例では、平成29年4月に
半島復興事業部が設置されてからの成果について質疑があり、
半島沿岸部の3つの拠点施設の整備が完了したこと、
漁業集落整備等において68地区のうち58地区の事業が完了することから、比較的順調に事業が進捗できたものと考えている旨、答弁がありました。 次に、第16
号議案令和3年度石巻市
一般会計予算、歳出、2款総務費、1項
総務管理費、1目
一般管理費では、
人事評価制度検証等業務の内容について質疑があり、職員の研修業務や評価制度の
検討支援等のほか、所属間や市役所全体で評価の偏りがないか評価結果を分析する内容であり、偏りがある場合は是正していく旨、答弁がありました。 次に、2款1項6目企画費では、
グリーンスローモビリティ活用業務の内容について質疑があり、地域で運行するためのサポートや支援者と利用者をつなぐために
コミュニケーションロボットを活用する内容であり、3年間を集中的に
モデル事業として実施し、その成果を踏まえ、4年目以降の運行支援を検討していく旨、答弁がありました。 また、
グリーンスローモビリティの運行に当たり、
ボランティアドライバーの必要人数やコロナ禍における衛生対策について質疑があり、
ボランティアドライバーは3人から5人と考えており、理解と協力をいただけるよう
住民説明会を開催していくとともに、衛生対策においては
日本カーシェアリング協会や関係者と十分に協議しながら衛生面に配慮していく旨、答弁がありました。 次に、同じく2款1項6目では、
RPA利活用業務の内容について質疑があり、RPAのシナリオを職員が維持管理できる前提で実証を進めており、シナリオの作成や維持管理を支援する内容である旨、答弁がありました。 また、同じく2款1項6目では、
震災ナレッジ環境整備業務の進捗状況について質疑があり、紙で保管されている
震災関連資料を
オープンデータとして利活用するためにデジタル化し、時系列や災害対応の種別ごとに分類し、令和2年度までに約17万4,000件をデジタル化しており、来年度で完了予定である旨、答弁がありました。 次に、2款1項7目
地域振興費では、
移住支援金のこれまでの実績について質疑があり、令和元年10月から県内一律で行っているが、県内で僅か5人であることから、令和3年度からは支給要件が緩和される旨、答弁がありました。 また、移住、定住や介護等によるUターンを促進するためのさらなる支援について質疑があり、移住されてきた方が購入やリフォームにより住宅を取得した場合の補助金を検討している。他市町村においては、3世代同居による補助金等もあることから、併せて検討していきたい旨、答弁がありました。 次に、同じく2款1項7目では、
地域自治システムの今後の進め方について質疑があり、これまでも職員と委託団体で協議しながら進めてきたが、実際に組織が立ち上がっていないことから、今後は各地域の実情に応じて柔軟に対応しながら進めていきたい旨、答弁がありました。 次に、2款4項選挙費では、投票所の
感染症対策について質疑があり、消毒や換気、
マスク着用のほか、
事務従事者は
フェースシールドや
使い捨て手袋を着用し、さらに密集を避けるために、過去の選挙における各投票所の時間
帯別投票者数をホームページ上に掲載し、投票の時間帯を分散できるよう周知を図りたい旨、答弁がありました。 次に、歳入、18款繰入金、1項
基金繰入金では、今後の
財政調整基金の見通しについて質疑があり、令和2年度末の残高は、当初見込んでいた
財政収支見通し上では75億円程度であったが、現時点では86億円程度を見込んでいるものの、今後は復旧、復興施設の
指定管理料の増加や扶助費の増加等により、厳しい財政運営である旨、答弁がありました。 以上、御報告を申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) 次に、
環境教育委員長の報告を求めます。19番。 〔
環境教育委員長阿部久一議員登壇〕
◎
環境教育委員長(
阿部久一議員) ただいま議題となりました37議案中、当委員会に付託されました議案の
審査経過及び結果について御報告申し上げます。 付託されました8議案は、去る3月3日、委員会を開催し、
慎重審査の結果、お手元に配付の
議案審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。以下、主な質疑の概要を申し上げます。 初めに、第16
号議案令和3年度石巻市
一般会計予算、歳出、4款衛生費、1項
保健衛生費、2目予防費中、
狂犬病予防費で犬の
予防接種状況について質疑があり、令和2年12月末において犬の登録頭数は6,788頭に対して、
予防接種件数は5,882頭であり、86.65%の接種率である旨、答弁がありました。 また、狂犬病の恐ろしさの周知について質疑があり、人が
狂犬病ウイルスに感染すると、強い不安感や一時的な錯乱、水を見ると首の筋肉がけいれんする恐水症、冷たい風でも同様にけいれんする恐風症、高熱、麻痺、運動失調、
全身けいれんが起こり、その後
呼吸障害等の症状を示し、死亡する病気であり、予防注射を受けていない犬の飼い主に対しては、通知等を通して予防啓発を進めていきたい旨、答弁がありました。 次に、4款1項3目
環境衛生費では、立町通りなどのカラスのふん対策について質疑があり、現在多くのふん被害を与えているのは
ミヤマガラスという種類で、昼間は田んぼなどで餌を取り、夕方ねぐらを求めてまちに帰ってきて、春になれば大陸のほうに渡っていくカラスである。抜本的な解決策は特にないが、道路の清掃とともに夜間のパトロールを行い、カラスの実態を調査しながら対応を模索している旨、答弁がありました。 次に、4款2項清掃費、1目清掃総務費では、上釜ふれあい広場改修工事の内容について質疑があり、都市計画道路釜大街道線の工事に伴い、上釜ふれあい広場の北側が分断されることから、施設の再配置計画を行い、改修する旨、答弁がありました。 次に、4款2項2目ごみ処理費では、石巻地区広域行政事務組合ごみ焼却施設負担金の負担割合について質疑があり、令和元年度の家庭ごみの収集量で2市1町の負担金を案分し、令和3年度の本市の負担割合は77.22%となる旨、答弁がありました。 次に、10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費では、くみ取り式トイレのある学校について質疑があり、小・中・高等学校及び幼稚園とも全ての校舎でくみ取り式トイレはなくなっているが、須江小学校の体育館のトイレだけがくみ取り式である旨、答弁がありました。 これに対し、体育館は災害時に避難所にもなるので、水洗トイレに替える予定はあるかとの質疑があり、学校施設整備保全計画では須江小学校の体育館改築の優先順位が高くなっている。また、須江小学校の児童数は増加しており、改築する場合、現在の体育館の面積の2倍ないし3倍になることから、今後建設場所等を検討し、早急に進めていきたい旨、答弁がありました。 次に、10款4項高等学校費では、桜坂高等学校の出願倍率について質疑があり、令和3年度入試における普通科学励探求コースは0.53倍、それからキャリア探求コースは0.63倍である旨、答弁がありました。 また、定員の半分ほどしか出願されない状況なので、30人学級を導入するなど、市独自の学校運営はできないかとの質疑があり、文部科学省の高等学校設置基準では1学級の生徒数は40人以下と定められているため、それを逸脱して特別な編成をすることは難しい旨、答弁がありました。 さらに、今後の定員の考え方について質疑があり、令和3年度の石巻管内の出願倍率が0.8倍まで下がったことは過去に例がなく、少子化の影響に加え、全県1学区で自分の進みたい高等学校を選ぶことができるため、学校側の努力だけでは補うことができない状況になっている。管内の県立高等学校とも連携しながら、将来を担う子供たちのニーズに合わせた高等教育を考えていかなければならない旨、答弁がありました。 次に、石巻地区の中学校を卒業した子供が市外に進学する人数について質疑があり、200人程度である旨、答弁がありました。 次に、10款7項保健体育費、1目保健体育総務費では、オリンピック・パラリンピックムーブメント全国展開事業の内容について質疑があり、引き続き貞山小学校を推進指定校に選定し、元オリンピック選手による講演会やスポーツ体験のほか、筑波大学教授によるおもてなし講座などを実施して、東京オリンピック・パラリンピックにおけるおもてなしの心を備えたボランティアの意義について学習する予定である旨、答弁がありました。 次に、10款7項5目総合運動公園費では、フットボール場の枯れた芝の現状について質疑があり、改善に向けての対応として、昨年12月から種をまき、保温対策や手取りによる除草を行っている。芝は順調に生育しており、5月中旬までにフットボール場を使用できるようになる旨、答弁がありました。 また、公共施設をNPO法人石巻市スポーツ協会に管理委託するメリットについて質疑があり、市が直接管理するよりも人件費が低廉であること、またスポーツ協会に加盟している各種競技団体の協力によって積極的に大会誘致が可能となり、ひいては大会関係者の宿泊や飲食等によって地域経済の活性化につながることがメリットである旨、答弁がありました。 次に、10款7項3目学校給食費では、現在の給食費について質疑があり、1食当たり小学校が246円、中学校が293円、幼稚園が237円である旨、答弁がありました。 また、これらの給食費で子供たちの栄養が担保されているかとの質疑があり、主要13項目の栄養素のうち、摂取基準を満たしていないものは、小学校で6項目、中学校で9項目であるものの、いずれも摂取基準に近い充足率となっている旨、答弁がありました。 さらに、現在の給食費単価は、栄養面における適正な価格に達しておらず、その差を市が負担している実態を明確にすべきではないかとの質疑があり、給食費の透明性を市民や保護者に周知できるよう検討していきたい旨、答弁がありました。 次に、第25
号議案指定管理者の指定について(石巻市
雄勝体育施設)では、施設の利用見込みについて質疑があり、艇庫と体育館の利用者は震災前の4分の1である年間3,500人程度で、利用料収入は年間480万円程度を見込んでいる旨、答弁がありました。 以上、御報告を申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) 次に、保健福祉委員長の報告を求めます。2番。 〔保健福祉委員長
佐藤雄一議員登壇〕
◎保健福祉委員長(
佐藤雄一議員) ただいま議題となりました37議案中、当委員会に付託されました議案の
審査経過及び結果について御報告申し上げます。 付託されました16議案は、去る3月4日、委員会を開催し、
慎重審査の結果、お手元に配付の
議案審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。以下、主な質疑の概要を申し上げます。 初めに、第16
号議案令和3年度石巻市
一般会計予算、歳出、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、民生委員関係費では、民生委員の配置状況と活動費について質疑があり、定数370名に対し、令和3年4月時点では37名の欠員が生じる見込みである。また、活動費は令和2年度が4万9,000円であったが、令和3年度は5万4,000円とし、さらに令和4年度も5,000円の増額を予定している旨、答弁がありました。 また、民生委員の欠員地区での対応について質疑があり、隣接する民生委員や社会福祉協議会の地域福祉コーディネーターが地区に入り、活動支援を行っている。担い手の確保については、今後まちづくり推進協議会などの地域団体と連携を図り、早期の補充に努めていくとともに、民生委員活動に対する協力者の確保についても検討していく旨、答弁がありました。 次に、3款1項1目ささえあいセンター管理費では、開館後の利用状況及び市民への周知方法について質疑があり、昨年6月から本年1月までの利用人数は約1万1,700人であり、多くの市民に利用していただけるよう市のホームページや市報での周知に努めているほか、令和2年度は市内の高校を訪問し、ラウンジのフリー利用など利活用促進のPRを実施している旨、答弁がありました。 次に、3款1項5目地域生活支援事業費では、視覚障害者向けの声の市報の登録状況について質疑があり、現在配付先の登録者は24名となっているが、より多くの情報を届けられるよう、引き続き障害者の関係団体等への周知を図るとともに、令和3年度に作成するCD版の障害福祉ガイドブックの活用により、さらなる周知に努めていきたい旨、答弁がありました。 次に、3款3項児童福祉費、5目保育所費では、令和3年度の保育所入所申込み状況と待機児童の見込みについて質疑があり、入所申込みは新規及び継続児童も含め2,604名で、現在入所調整中の児童が33名であるが、今後二次、三次の調整を行いながら、待機児童が生じないよう努力したい旨、答弁がありました。 同じく5目保育所費、(仮称)河北統合保育所施設整備事業費では、新設する保育所の建設スケジュール及び定員について質疑があり、大谷地地区、二俣地区、大川地区の3つの保育所を統合する新保育所は、現在実施設計を発注しており、令和3年度中に造成工事、令和4年1月から建設工事を実施し、令和5年4月の開園を予定している。また、定員は零歳児から5歳児までの計70人である旨、答弁がありました。 次に、4款衛生費、1項
保健衛生費、2目予防費、新型コロナウイルスワクチン接種費では、本市におけるワクチン接種のスケジュール及び医療従事者や高齢者の接種方法について質疑があり、医療従事者を主体に3月12日から優先接種を開始することとなる。高齢者については、ワクチンの供給量にもよるが、3月下旬に接種券を送付し、4月から開始する予定である。また、ワクチンの接種方法は、集団接種と個別接種を併用し、集団接種は石巻赤十字病院と石巻市立病院、個別接種はディープフリーザーを設置している病院を中心に実施することを考えている旨、答弁がありました。 また、離島へのワクチン搬送はどのように行うのか質疑があり、牡鹿病院にもディープフリーザーを配置するため、牡鹿病院を拠点に委託事業者が適正に搬送できるよう検討している旨、答弁がありました。 さらに、ワクチンの接種場所について質疑があり、本市においては市が指定するのではなく、接種券が届き次第、対象者がかかりつけ医や身近な医療機関に予約をし、接種を受けるような体制となるよう準備を行っている旨、答弁がありました。 次に、第23
号議案令和3年度石巻市
病院事業会計予算では、令和2年度が最終年度となる新公立病院改革プランの進捗について質疑があり、総務省からはコロナ禍の状況を踏まえ、新公立病院改革ガイドラインを改めて示す旨の通知が来ている。そのため、令和3年度以降の新公立病院改革プランの策定については、国からの通知を待って
感染症対策の見直しなどを含め、取り組むこととなる旨、答弁がありました。 次に、第54
号議案令和2年度石巻市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)では、
財政調整基金の残高及び事業の健全性について質疑があり、令和2年度末における
財政調整基金の残高は17億1,000万円を見込んでおり、適正な保有額となっている。しかしながら、保険税の課税方式の県統一化に伴う激減緩和策や子供均等割の減額などにより、令和5年度までに適正保有額である6億円を下回ることが見込まれることから、事業の健全運営について具体の検討を行う必要がある旨、答弁がありました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) 次に、
産業建設委員長の報告を求めます。1番。 〔
産業建設委員長阿部浩章議員登壇〕
◎
産業建設委員長(
阿部浩章議員) ただいま議題となりました37議案中、当委員会に付託されました議案の
審査経過及び結果について御報告申し上げます。 付託されました13議案は、去る3月5日、委員会を開催し、
慎重審査の結果、お手元に配付の
議案審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。以下、主な質疑の概要を申し上げます。 初めに、第13
号議案石巻市営牧場条例の一部を改正する条例では、条例改正の概要について質疑があり、河北上品山牧場の一部で30年以上も放牧地として利用されていない土地8.9ヘクタールを貸付け希望農家に対して年額14万5,951円で長期貸付けし、畜産振興と併せ、市有地の有効活用を図る内容である旨、答弁がありました。 また、牧場の利用者数について質疑があり、令和2年度では14戸、38頭の利用となっており、年々畜産農家が減少する中で放牧頭数も減っている旨、答弁がありました。 次に、第14
号議案石巻市道の駅「上品の郷」条例の一部を改正する条例では、上品の郷の入浴利用者の内訳について質疑があり、昨年12月から本年2月までの利用者は、休日は市内2,451人、市外2,498人、県外372人と、市内と市外の割合がほぼ同じであるが、平日は市内4,798人、市外2,977人、県外553人と、新型コロナウイルスの影響もあり、市内の利用者に対し、市外の利用者は6割程度である旨、答弁がありました。 また、入浴料増額による効果について質疑があり、入浴料の値上げによって温泉保養施設の赤字が減るような料金設定とし、併せてテナント利用料金等により、全体として黒字となるよう改善していきたい旨、答弁がありました。 また、値上げを判断した経緯について質疑があり、第三セクター等の経営健全化等に関する指針の策定に関わる専門委員から、決算に対する評価として改革に向けた提言をいただき、その中で販売費や
一般管理費の見直し、不採算部門の改善、損益のシミュレーションといった3つの項目が検討課題に上がり、特に電気料金やクリーニング費用の経費削減を行いながら販売手数料の値上げも考慮しつつ、最終的に入浴料金値上げという事業者からの要望があり、今回の提案に至った旨、答弁がありました。 なお、平日の入浴料金780円については、上限額であり、値上げの際は周知期間と値上げの実施時期について指定管理者と協議して決定していきたい旨、答弁がありました。 また、石巻市道の駅上品の郷の指定管理における方向性について質疑があり、今回の条例改正によって指定管理者の自由度を高め、会社の経理と公共施設の指定管理会計を分けることにより決算を明確にし、道の駅三滝堂などとの地域間競争に即応できるよう、民間事業者として費用対効果が見込めるような運営を行っていただく旨、答弁がありました。 また、本条例の第1条の改正について質疑があり、道の駅の機能を明確に定義したものであり、これまでの地域資源を生かした道の駅であることは変わりない旨、答弁がありました。 なお、委員からは、この第1条は旧河北町の思いを託した条文であり、設置目的を明確な理由なく変更することは大変憤慨するものであるとの指摘や、経費削減の優先により市民サービスの低下を招かないよう配慮していただきたい旨の意見がありました。 次に、第16
号議案令和3年度石巻市
一般会計予算、歳出、6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費では、二ホンジカ対策について質疑があり、二ホンジカの生息範囲が広がっており、牡鹿半島二ホンジカ対策協議会においてくくりわななどを使用して対策に取り組んでいる旨、答弁がありました。 次に、6款3項水産業費、2目水産業振興費では、商業捕鯨の実績について質疑があり、令和2年の沿岸捕鯨の漁獲枠112頭中、捕獲数は95頭であったが、新型コロナウイルスの影響もあり、価格が低迷し、採算ベースに乗っていない状況である旨、答弁がありました。 次に、8款土木費、2項道路橋りょう費、1目道路橋りょう総務費では、道路街路灯等の管理費について質疑があり、街路灯9,836基がリース契約であり、年間3,558万9,000円の10年契約である旨、答弁がありました。 次に、第51
号議案令和2年度石巻市
一般会計補正予算(第10号)、歳出、7款商工費、1項商工費、4目
東日本大震災関係費では、中小企業の小口融資損失補償金の融資状況について質疑があり、融資制度は一般融資枠、
東日本大震災の災害関連枠及び小企業小口融資の3つがあるが、昨年度と比較し、一般枠が60件に対し12件、災害関連枠が340件に対し74件と減少傾向にあり、原因としてはコロナ禍において国や県のより有利な融資制度を利用しているものと考えている旨、答弁がありました。 以上、御報告申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) 以上で各
常任委員長の報告を終わります。ただいまの各
常任委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 質疑なしと認めます。これより分離して討論、採決を行います。議題のうち、初めに第14
号議案石巻市道の駅「上品の郷」条例の一部を改正する条例について討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。26番。 〔26番山口荘一郎議員登壇〕
◆26番(山口荘一郎議員) 第14
号議案石巻市道の駅「上品の郷」条例の一部を改正する条例について、反対する立場で討論させていただきます。 本条例の改正は2つの目的を有し、1つ目は指定管理事業と第三セクター事業のすみ分け、2つ目は第三セクター事業の収益改善です。区分、すみ分けの必要性は十分に理解できますが、収益改善を条例で担保することは理解ができません。そもそも料金の上限は、行政側が市民に対して条例という拘束力を持って約束した言わば公益サービスの価格であり、単なる指定管理者との約束事の領域にとどまりません。指定管理委託したとしても、原則としてはこの金額以下でやることが条件であり、もし第三セクターではないほかの施設だったら、この金額以下でやれるほかの事業者への切替えも視野に入れたはずです。 一方で、第三セクターを保護しながら成長を促したいという気持ちも分かります。だからこそ、ぽんと条例改正をいきなり出すのではなく、様々な収支改善パターン、そして縮小提案だけではない成長戦略、ビジョンなど、丁寧な説明が必要だったと考えます。 議会答弁で、市はあくまで上限を変更するのであり、実際の値上げ幅や値上げ時期は今後協議していくという答弁をしていますが、今回の値上げは入浴施設1,100万円という赤字額に合わせて設定された値上げ幅です。値上げ幅を減らしたり、値上げ時期を延ばしたら、赤字は解消されないということです。このまま条例改正しても、市は値上げさせてくれなかったというのでは、赤字の責任に市はさらに大きく加担することにならないのでしょうか。先に進むも止まるもいばらの道となる今回の条例改正は、拙速であると考えます。 また、2大赤字部門のレストラン部門と温泉部門のてこ入れには、私も同調します。赤字のレストラン部門を外出しする、これも経営的には妥当な判断だと思います。直近的には、それを受ける飲食店経営者もいるでしょう。しかし、その際賃料で折り合わなければ減免も検討するとまで答弁しています。減免も視野に入れるなら、なぜ今回の条例で新たに設定される賃料をもっと深く検討しなかったのでしょうか。減免イコール第三セクターのさらなる収益減少であり、収益が減っても貸出しを優先するという考えを持っているのであれば、入浴施設も収益と入り込み客の確保のバランスを考えるべきでした。 今でも私は道の駅上品の郷の最も大きな武器が温泉入浴施設だと思っています。その活用性を間違えなければ、十分に黒字化できるポテンシャルもあると思っています。「損して得取れ」という言葉がありますが、上品の郷の入浴施設は収支の部分最適ではなく、全体最適としての集客効果を見るべきです。 最後に、1人の新規顧客を獲得するには、通常の顧客の5倍のコストがかかる、いわゆるマーケティング1対5の法則です。商売は、人が来なくなったら終わりです。一回離れた顧客は、なかなか戻りません。一人一人のお客様を大切にする経営を求め、反対討論と代えさせていただきます。議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 〔15番星雅俊議員登壇〕
◆15番(星雅俊議員) 私は、第14
号議案石巻市道の駅「上品の郷」条例の一部を改正する条例に賛成の立場で討論させていただきます。 提案の内容は、主に条例の目的変更、事業の変更でございまして、レストラン経営をやめてレンタル化するといった非常に心配な提案でございました。 この施設は、そもそも人口減少、過疎化に悩む河北地域において、就労や地元産品の活用を促進し、地域に活性化を与えたいという目的で始まったと思っております。公共施設は、公共性があるから公共施設といいます。公共施設の目的は、その地域地域で解釈に違いがあるのは当然のことであります。その公共性の目的達成には、行政からの
指定管理料は当然出すべきであります。そうでなければ、民間で済むわけでございます。民間がないから、河北地域では悩んできたのであります。旧河北町時代で、町議会の真摯な議論を経て公共施設として事業化させた熱い思いがある施設だと私は思っております。 今回条例変更に至る検討の経過の中で私が感じたのは、当局から指定管理者に対して
指定管理料を出さない方向での検討をさせたのではないかという思いがあるからです。私は、指定管理者が行政に代わって運営するためには、マーケティングや経営の努力は当然であり、行政としましては行政任せでなくて、何らかの支援を出すべきだと思っております。 結びになりますが、指定管理者の思いを大事にして、なお一層の経営努力を期待し、なおかつ市当局の今後の
指定管理料を出す方向で検討させることができれば、私はこの施設は復活するのではないかと思っておりますので、賛成討論といたします。議員各位の御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、これをもって討論を終結いたします。これより採決いたします。この採決は起立により行います。本案に対する
産業建設委員長の報告は可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
大森秀一議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 次に、ただいま議決されました1議案を除く36議案については討論なしと認め、直ちに採決いたします。本36議案に対する各
常任委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本36議案は原案のとおり可決されました。ここで換気のため暫時休憩いたします。 午前10時53分休憩 午前11時15分開議
○議長(
大森秀一議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第40 第60
号議案令和2年度石巻市
一般会計補正予算(第11号)
○議長(
大森秀一議員) 次に、日程第40第60
号議案令和2年度石巻市
一般会計補正予算(第11号)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。
◎大塚智也財務部長 ただいま上程されました第60
号議案令和2年度石巻市
一般会計補正予算(第11号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、本年2月13日に発生した福島県沖を震源とする地震被害に伴う災害復旧費のほか、県の水産業従業員宿舎整備事業の追加採択に伴う経費を主体に編成いたしました。 それでは、表紙番号14、令和2年度石巻市
一般会計補正予算の1ページを御覧願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億280万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,307億9,997万円とするものでございます。 第2条は、繰越明許費の補正でありまして、4ページの第2表、繰越明許費補正にありますように、耐震性貯水槽整備事業ほか4事業、8,732万7,000円を追加するとともに、水産業従業員宿舎整備支援事業の繰越額を変更するものでございます。 次に、表紙番号15、令和2年度石巻市
一般会計補正予算説明書により、歳出から主なものについて御説明申し上げますので、6ページを御覧願います。6目
東日本大震災関係費に2,680万2,000円を計上しておりますが、これは水産業者等が従業員を確保するための宿舎整備に対する補助金を措置したものでございます。 次に、8ページ、1目漁港施設災害復旧費に5,500万円を計上しておりますが、これは侍浜漁港ほか5漁港の災害復旧事業に伴う災害査定に向けた測量調査設計費を措置したものでございます。 次に、2目水産業施設災害復旧費に400万円を計上しておりますが、これは牡鹿製氷冷蔵庫の設備修繕に要する経費を措置したものでございます。 次に、10ページ、1目公共土木施設災害復旧費に1,000万円を計上しておりますが、これは市道白窪前網線ほか1路線ののり面保護工事に伴う測量調査設計費を措置したものでございます。 次に、12ページ、1目民生施設災害復旧費に700万円を計上しておりますが、これは桃生地区及び網地島地区の老人福祉施設の修繕及び測量設計に要する経費を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、4ページにお戻り願います。1目
財政調整基金繰入金に7,600万円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました災害復旧事業の財源として措置したものでございます。 次に、6目震災復興
基金繰入金に2,680万2,000円を計上しておりますが、これは水産業従業員宿舎整備事業の財源として措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) これより質疑に入ります。前例に倣い、令和2年度石巻市
一般会計補正予算説明書について、歳出から各款ごとに質疑を行います。6款農林水産業費、併せて予算案第2条、繰越明許費補正について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、9款消防費における予算案第2条、繰越明許費補正について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、11款災害復旧費、併せて予算案第2条、繰越明許費補正について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入の質疑に入ります。歳入は全款について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第41 第61
号議案令和3年度石巻市
一般会計補正予算(第1号)
○議長(
大森秀一議員) 次に、日程第41第61
号議案令和3年度石巻市
一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。
◎大塚智也財務部長 ただいま上程されました第61
号議案令和3年度石巻市
一般会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種推進に要する経費や地方創生臨時交付金を財源として実施する企業や観光事業者等の支援、地域消費喚起のための割増し商品券発行に要する経費などを主体に編成いたしました。 それでは、表紙番号16、令和3年度石巻市各種会計補正予算の1ページを御覧願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9億888万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ758億888万6,000円とするものでございます。 次に、表紙番号17、令和3年度石巻市各種会計補正予算説明書により、歳出から主なものについて御説明申し上げます。 なお、事業名称の新型コロナウイルス対策分につきましては、読み上げを省略させていただきますほか、新型コロナウイルス感染症の名称は感染症と略して説明させていただきますので、あらかじめ御了承を賜りたいと存じます。 それでは、10ページを御覧願います。7目
地域振興費に1,650万6,000円を計上しておりますが、これは移住相談窓口の設置やお試し移住体験の実施などに要する経費を措置したものでございます。 次に、12ページ、6目市長選挙費で190万円を組替えしておりますが、これは投票所の
感染症対策費に地方創生臨時交付金を財源措置するため、組替えしたものでございます。 次に、14ページ、3目老人福祉施設費に2,104万円を計上しておりますが、これは桃生地域福祉センターの空調設備整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、16ページ、2目予防費の1新型コロナウイルスワクチン接種費に1億8,322万8,000円を計上しておりますが、これはワクチン接種に係る体制の確保及び推進に要する経費を増額措置したものでございます。 次に、2感染症予防事業費に2,100万円を計上しておりますが、これは感染症患者発生等に伴い、店舗等の消毒を行う事業者への補助金及びPCR検査等を実施する医療機関への協力金を措置したものでございます。 次に、18ページ、2目商工業振興費の1企業支援事業費に1億5,711万7,000円を計上しておりますが、これは市内の中小企業が取り組む
感染症対策に対する補助金及び中心市街地のにぎわいを創出するイベント開催に対する助成金などを措置したものでございます。 次に、2地域消費支援事業費に2億3,200万円を計上しておりますが、これは地域経済の活性化と市民の消費喚起を促すための割増し商品券発行事業に要する経費のほか、市内3者以上の事業者等が連携して行う販売促進事業に対する補助金を措置したものでございます。 次に、3観光事業者支援事業費に3,322万5,000円を計上しておりますが、これは外出自粛等の影響を受け、売上げが減少している観光関連事業者に対する助成金を措置したものでございます。 次に、20ページ、5目災害対策費に4,000万円を計上しておりますが、これは避難所の
感染症対策に要する経費を措置したものでございます。 次に、22ページ、2項小学校費の1目学校管理費に1億8,662万円を、24ページ、3項中学校費の1目学校管理費に1,815万円をそれぞれ計上しておりますが、これらは貞山小学校校舎及び河北中学校屋内運動場のトイレ洋式化に要する経費を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、4ページにお戻り願います。14款国庫支出金に7億2,212万8,000円を、6ページ、15款県支出金に1億5,000万円をそれぞれ計上しておりますが、これらは先ほど歳出で御説明申し上げました各種事務事業に対する国県支出金を措置したものでございます。 次に、8ページ、1目
財政調整基金繰入金に3,675万8,000円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算調整の結果、なお必要とする財源補填のため、
財政調整基金繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) これより質疑に入ります。前例に倣い、令和3年度石巻市
一般会計補正予算説明書について歳出から各款ごとに質疑を行います。2款総務費について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、3款民生費について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、4款衛生費について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、7款商工費について質疑はありませんか。9番。
◆9番(遠藤宏昭議員) 予算説明書の19ページ、地域消費支援事業費のうち、販売促進等支援事業費補助金1,000万円についてお伺いします。 説明の中でありましたが、地方創生臨時交付金を使った事業だということで、市内3者以上の事業者等が連携して行う販売促進事業なのだということですが、こちらの概要についてお伺いします。 そしてまた、私たちがイメージできる具体例というか、そういうものがあればお示ししてください。
◎吉本貴徳産業部長 お答えいたします。 まずは、この新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、経営状況が悪化いたしました事業者の売上げの回復を目指そうということで、事業者が3者以上集まりまして、販売促進に係るいろいろな催物、プロジェクト、これを行う際に、その事業費の一部を補助しようとするものでございます。 具体の実施例ということでございますけれども、令和2年度で大体31のプロジェクト等が行われております。その中で、一番直近ですと、先月の末に中央地区で開かれましたまきの市、これは実行委員会が開催した事業でございますけれども、市内の農家あるいは漁業者、水産加工会社の方々が連携いたしまして、14の事業者が参加して販売会を開いたと。あるいは、北上観光物産交流センター、こちらは観光協会が主体になりましたけれども、そちらで十三浜物産市ということで、12の事業者が参加したという事例がございます。あとは、変わったところでは、沖合底引き網漁業協同組合が申請者になりまして、市内の7者、加工会社が連携いたしまして、市内で取れる未利用魚、深海魚等でなかなか使えない、カナガシラ等の魚を加工して新たな品物を作って、それを元気いちばの中で無料配付しながらPRに努めたという取組等がございまして、全体では令和2年度においては30件を超える申請実績があるという状況でございます。
◆9番(遠藤宏昭議員) 同じ19ページの観光事業者支援事業費のうち、観光事業者経営支援助成金3,320万円についてお伺いします。 観光関連事業者というと、幅広くイメージするのですが、具体的な業種だとか職種についてお聞かせください。
◎吉本貴徳産業部長 この事業につきましては、令和2年度も実施した事業でございますけれども、継続するということです。先ほど財務部長から外出自粛要請等に伴って、あるいはGoToキャンペーンの停止など、特に観光関連事業者もかなり経営が厳しいということで、対象につきましてはまずは宿泊業、それから旅行代理店、観光バス会社、それからタクシー会社、それから定期航路事業者を除きます離島航路の事業者、それから全体の小売業の中でも売上げの一定数が観光産業、観光客によって賄われている事業者等の小売事業者、いわゆる観光関連事業者ということで、これらの事業者を対象に今回は実施したいと考えているところでございます。
◆9番(遠藤宏昭議員) いずれにしても、非常にいい制度というか、国の政策に基づいた実施計画なのだと思いますが、よい支援制度だからこそ、それこそ市民、事業者の方にしっかりと利用していただきたいという思いがあります。ですから、やっぱり周知というのが非常に大切だと思いますので、その周知の仕方、方法についてお聞かせください。というのは、第何弾目なのだけれども、1回目、2回目で残った予算があると思うので、そういう使い残しがないように、ぜひとも周知を徹底していただきたいと思いますので、その方法についてお伺いします。
◎吉本貴徳産業部長 令和2年度の取組におきましても、ホームページだけでの周知ではなくて、地元2紙を使って新聞広告も何度か上げさせていただきましたけれども、令和3年度、今回提案いただいております事業プラス令和2年度事業として繰越しする事業も併せまして、地元2紙に今のところ6回程度広告を上げたいと、それぞれに6回。それに併せまして、無料の「んだっちゃ!」というタウン情報紙がございますけれども、こちらにも3回ほど紙面掲載をさせていただいて、今回行います各種支援事業については広く周知していきたいと考えているところでございます。
○議長(
大森秀一議員) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、9款消防費について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、10款教育費について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入の質疑に入ります。歳入は全款について質疑を行います。質疑はありませんか。24番。
◆24番(渡辺拓朗議員) 感染予防対策に関してお聞きしますが、今回の地方創生臨時交付金も若干残高が発生すると思われます。その残高を活用してのお話になるのですが、ワクチン接種が始まって、集団抗体できるまでにはまだまだ時間がかかりそうであります。その間の飲食店等の支援にもつなげるために、抗体検査キット、今かなり安く出回るようになりました。抗体検査キットの精度ですが、陰性者を陰性者と判断する精度は99.8%、PCR検査とほとんど変わりないと、そういった内容になっています。安価だということで、様々な活用方法で飲食店等を支援する方法、あとまたその他にもやはり従業員の方がこの抗体検査キットで陰性という証明をして、お客さんを安心して迎え入れる、様々な活用方法が検討されるわけですが、こういったものに活用する考え方はあるのかないのかお聞きします。
◎守屋克浩健康部長 今抗体検査キットというお話がございましたが、ほかの自治体では唾液検査でのPCR検査キットを栃木県だとか大阪府で配って、それでいろいろな市中感染の内容を見ながら飲食業の方々が安心して営業をする。そして、安心して飲食店を市民の方々が利用できる事業を始めている自治体もあるとは伺っておりますが、今のところまだ具体に抗体検査キットを使ってだとか、それから先ほど申し上げました唾液検査でのPCR検査キットを使ってとかということは、今のところ首都圏とかと比べれば石巻市はまだまだ感染者の内容が蔓延とまではいっていないところでございます。ただ、今後宮城県内でも昨日69人という陽性者も出ていますし、仙台市に集中して陽性者が出ておりますけれども、その辺の感染状況を見ながら、今後はいろいろ事業の内容を考えていかなくてはならないのではないかなと認識しております。
◆24番(渡辺拓朗議員) 今人口当たりの感染者数は、宮城県全国第2位です。ましてや変異型も出ていますし、このワクチンに対してどのような反応を示すか非常に心配な経過もあるわけですが、そういった意味でやはりこういった安価な予算でより多くのいろんな企業を支援できるのであれば、早急に検討していただきたいと思うのですが、市長、いかがですか。
◎
亀山紘市長 お答えいたします。 抗体検査キット、かなり安くなって出回ってきておりますので、こういった活用もしっかり考えた中で、飲食店、受け入れる側の対策、それからもちろんお客さんに対する対策、そういったことをすることも今後検討する必要があるのではないかと思っております。
◆29番(後藤兼位議員) ただいまの渡辺議員に関連いたしまして、今石巻市の中でも教育関係の学童保育等に出てきているという部分を含めますと、今後予防の関係から、検査というのはやっぱり一方においては考えておかなければならないと思うのです。特に変異種については、小学生とか、全国的な例を見ますと、そういうところにかなり発生していると。それから、感染力も大きいという状況の中で、例えば市内全体の学童保育とか、そういうところに検査体制も確立するとか、当然飲食関係とか、いろんな意味で検査体制を今後確立していかないと、なかなか対抗できないと。その一方では、ワクチンの接種が進んでいけばかなり押さえ込んでいけるという方向性もありますので、ここら辺についても鋭意早急に考えておかなければならないと思いますが、これについての見解を伺っておきたいと思います。
◎津田淳一福祉部長 お答えをいたします。 議員御指摘のとおり、これまで放課後児童クラブでクラスターが発生しておりますし、ほかの事案でも放課後児童クラブから陽性者が発生しているという影響もございます。そういったところから、予防検査という御提案でございますが、そういった検査を含めて、やはり影響が大きくなる施設、そういった場所につきましては、そういった予防検査という意味でも必要性は認識しておりますので、そういった点も含めて健康部とも、あるいは教育委員会とも協議をしながら進めてまいりたいと思います。
◆29番(後藤兼位議員) 予防の立場からしましても、石巻市立病院も地域医療、そして新型コロナウイルス対策にとっても、やはり石巻市立病院の果たす役割というのは大きい存在だと思うのです。そういう意味では、新型コロナウイルスの中でも今後変異種、宮城県ではまだ発生していないようですけれども、これが感染力が強いと言われております。イギリス型、ブラジル型、フィリピン型等、いろんな意味で今後発生した場合のことも含めて、やっぱりこれは検査して、あるいは隔離する、これしかないと思うのです。そして、一方においては今後早急に新型コロナウイルスのワクチンの接種の体制を同時に確立して推進していくというのが当然必要だと思いますが、石巻市立病院での考えも、この新型コロナウイルス対策に対する石巻市立病院としての考え、行動性、それも含めて御見解を伺っておきたいと思います。
◎椎葉健一病院局長 石巻市立病院の対応ということですけれども、1つは検査に関してということですけれども、これは当院における役割というのがありまして、重症者のチェックとか、重症度のチェックをしたりとか、あるいは感染の有無について保健所から照会があったりしたときに対応するということで、これに関しては地域、石巻市全体で役割分担をして、積極的に検査するということにしています。ただ、学校とか、あるいは高齢者施設とか、そういうところの施設に関しては、もちろん協力はするのですけれども、あくまで県、保健所の指導の下で検査を進めると。話ずれますけれども、特に高齢者施設なんかだと蔓延期には積極的に頻回にPCR検査とか抗体の定量検査をするとか、そういうことに関しては、県、国で進めるようにということは非常に強調されていますので、そちらがメインになると思います。私たちは、その後のところを一応対応するというか、そういう役割を果たしていると思います。 あと、ワクチン接種に関しては、今もう既に医療従事者の接種を始めているわけですけれども、これから圏域における様々な医療従事者、これも地域全体での分担ということで割り当てて進めていくし、あと高齢者の接種に関しても、特に集団接種の面では全面的に協力していくということで、できるだけ早く多くの方に接種が広がるようにと。ただ、これはもうワクチンの供給量というか、その時期、タイミングに合わせるしかないというところがありますので、全面的には協力しますけれども、あくまで全体のスケジュールの中で対応するという立場ではあります。
◆29番(後藤兼位議員) 国も一方においては検査体制を確立して、そして早急に全体の検査をしてくれという意見もあったのですが、なかなか実際は進んでこなかったのです。ですけれども、今首都圏なんかもなかなか減らないという状況の中で、解除してもこのままだと。そうすると、厚生労働省の中でも、やっぱり今度は検査していかなければならないのではないかという意見ももう出始まっています。ですから、あと広島のようにお金をかけて、投入して、検査もしなければならないという状況も出てきています。そうしますと、今後国の流れも含めて、やはりいろんな目で検査体制を充実し、確立し、実施するという方向性が私は見えてくると思います。石巻市がきちっとその体制をそういう状況になったときにできるような各ポジション、さっき事例挙げましたもの、学童保育の現場とか、いろんな現場があると思うのです。各部で抱えている部分で。そのとき、その流れに乗って早急にできる体制を私は今後確立していってもらいたいということを指摘しておきたいと思います。
◆30番(水澤冨士江議員) 1点だけ伺いたいと思います。 今るるお話がありましたが、先日私のこのことに対する質疑に、ワクチンについては見通しがまだ明確ではないわけです。だから、やっぱり検査をしないと、第三次、第四次の波が来るということは、もう目の前で起きています。宮城県も今話があったとおりです。国会の公聴会の中でも、尾身新型コロナウイルス
感染症対策分科会会長ですか、医師の方もやはり検査が大事だということを言っています。これをやらないと、どうしたって無症状の方から広がるということがあります。先日の私の質疑に対して、国が、県がという回答でございました。県が、県がと言いますけれども、県は自治体から希望があればやるというような態度でありますから、やっぱり市が強く県に求めていくと、検査をしてほしいと。クラスターが起きやすいところとか、それを市としてやるべきだと思いますけれども、担当部長の見解を伺います。
◎守屋克浩健康部長 お答えいたします。 自治体、市町村から県にきちんと要望して、検査の体制を確立していくべきだという御質疑でございますが、今のところ石巻市の場合は石巻保健所ときちんと連携を取って、放課後児童クラブに陽性者が発生した場合だとか、それから学校に発生した場合とか、一定の情報を得ながら連携して、きちんと、どこで検体を取っているというのは申し上げられませんが、接触者だとか、濃厚接触者と評価された方々をきちんと検体を取って、陰性、陽性というのを判定して、学校、それから放課後児童クラブが安全に運営できるようにやっているところでございます。 それから、いろんな検査体制の充実ということでございますが、例えば変異株につきましても、1月から変異株についても陽性者になった方の検体について、変異株についての検査もしていると。それを3月から、今までは県内に行政検査の分析をするのは3か所だったのですが、これまで1か所からの検体を検査していたそうですが、今日の新聞報道によりますと2か所から検体取って、変異株も検査をするように範囲を広げただとか、それから高齢者の施設につきましても、やはり定期的に検査をすべきではないかということで、入所者の方だとか、そこの従事者の方々について、個々に検査をする方法だとなかなか厳しいので、検体をプールして検査をする方法だとか、そういうふうにだんだん検査の手法も拡充されてきております。その辺のところは、うちから介護事業者にもそういう情報は周知を図って、検査の充実に努めてまいりたいと思っておりますので、御理解願います。
◆30番(水澤冨士江議員) あと少しで退職でございますので、あまりいろいろ言うのもなんでございますけれども、今答弁にもありましたけれども、感染が発生してからではなくて、無症状の人が広げてしまうのです。だから、その前に検査をすると。それも、今言ったように放課後児童クラブとかもあるけれども、やっぱりクラスターになりやすいのは高齢者施設だとか、そういうところでありますから、それを市から県に言って、積極的にやってもらうと。希望が出たところにやるとかいうのではなくて、市からどんどん県にそういう声を上げていただきたいと。ぜひ最後の仕事としてやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
◎守屋克浩健康部長 お答えいたします。 宮城県とも、それから地元の石巻保健所とも、うちから、例えば先ほど高齢者の施設ということですが、やはり基本的にはその施設でも納得していただいて、周知を図って、その内容について納得していただいてオーケーとなれば、うちでもこちらの施設をよろしくお願いしますということで、きちんと連携を図って、発生をしていないときに定期的に検体を取って検査をするという、そのやり方について連携を図って、県にもその都度要望していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
◆17番(阿部正敏議員) 関連ですけれども、今検査の内容が大分いろいろ増えてきています。そういった中で、石巻市から見て、先ほども県が県がというような話ありますけれども、県の体制、いわゆる保健所の体制が、今回この感染というのは日本の
感染症対策としては失敗ではないかと言われているのが、1994年に保健所が存在していたのは847件、これが2020年に469件、約半減しているのです。にもかかわらず、この状況で今回初めてこれだけのパンデミック的な感染が発生して、さらにそれを1年経過してどの程度こういった保健所の体制、マンパワー対策というのは、客観的に市から見てどう国が、あるいは県が、その辺の受入れ態勢がどう変わったのか、その辺、健康部長の所見を伺いたいなと思います。
◎守屋克浩健康部長 お答えいたします。 やはり蔓延状況にもよりますけれども、保健所は土曜、日曜もなく、陽性者が出れば私にも電話がかかってきますし、この1年間本当に大変だったと思います。当市では、石巻保健所の事前研修には参加しておりましたが、石巻保健所から正式な要請は来ていないため、保健師は派遣しておりません。保健所が縮小になって大変だというのは現実的な問題としてあると思いますが、今いろいろ取り組んでいるところでございますので、御理解願います。
◆17番(阿部正敏議員) やはり現在こういった体制の問題というのが一番進んでいないという形で、しかも検査の内容がどんどん増えてきていると。陽性者に対する今後別なウイルスの検査もしなければいけないと。いろんな煩雑な状況の中で、宮城県として昨今の感染状況、かなり増えているのです。全国でも10万人当たりの感染者数、3番目くらいに入っているということで、相当厳しい状況になっていると。こういった中で、現在PCR検査の中で陽性者のその辺の変異ウイルスの検査体制というのは、現在どうなっているか。この広がりというのは、ただ単に従来のウイルスだけではなくて、変異ウイルスが入ってきて増えている実態もあるのではないかという心配さえあるのです。そういった状況の中で、この検査体制、現在そういった宮城県内の検査体制というのは、変異ウイルスの陽性者に対する検査、どの程度進んでいるのかお聞かせいただきたいと思います。
◎守屋克浩健康部長 変異株の検査体制ということでは、県内に分析機関が3か所あると聞いているのですけれども、県で持っている分析機関、仙台市で持っている分析機関、それから県の医師会と、行政検査の分析をする機関はその3つがあると聞いています。聞いているといいますか、私も県から直接そういう情報というのはうちに来ませんので、はっきり言えば新聞で知った情報になるのですけれども、今日の河北新報の宮城版に載っていたのでは、県の分析機関で陽性者になった方の検体を変異株の陽性者であるかどうかというのも調べるようになったのが1月から。3月からは、県の医師会の検体についても、県で持っている分析機関に運んできて、2か所の検体を変異株についても分析すると。仙台市は仙台市で始めていると、新聞の情報ですけれども、そう認識しております。
◆17番(阿部正敏議員) いずれ感染者、最近NHKの報道の感染の状況というのは、宮城県と仙台市というのを分けているのです。仙台市は仙台市で表示して、あとほかは全部宮城県という表示の中身で、それだけ仙台市の感染というのが相当深刻になっている状況だと思うのです。だから、相当増えてからでは、とてもではないですけれども、抑え切れない状況で、今ちょうどそういう踊り場に宮城県はあるということで、石巻市としては仙台市と違ってそういった医療機関の体制というのは本当に脆弱ですから、もっともっと強く自治体の危機感を持って県に訴えかけていただきたいと。市長、改めてそう思うのですが、いかがでしょうか。
◎
亀山紘市長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症に対する対策としては、これまで保健所を中心として進めていただいておりますけれども、これはこの状況になったときにはもう市としても積極的に検査体制を維持しながら、国・県にもしっかり働きかけていくことが必要だと。市として独自に検査体制を取るというのは、なかなか難しいところはあると思いますけれども、しかし今の検査体制では、やはり非常に心配なところがあります。しっかりと危機意識を持って、国・県ともしっかり対応して、市として何ができるか検討させていただきたいと思います。先ほど出ました抗体検査キットの活用ということも視野に入れながら、どういった体制を取ることが望ましいか、検討させていただきたいと思います。
○議長(
大森秀一議員) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。暫時休憩いたします。 午後0時00分休憩 午後1時00分開議
○議長(
大森秀一議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△発言の訂正
○議長(
大森秀一議員) 発言の訂正があります。健康部長。
◎守屋克浩健康部長 先ほどの阿部正敏議員の石巻保健所への応援派遣に関する私の答弁中、保健所の要請に基づき保健師を派遣していると申し上げましたが、保健所の事前研修には参加しておりましたが、正式な要請は来ていないため、まだ派遣しておりませんので、訂正のお願いと併せましておわびを申し上げます。
△日程第42 第62
号議案令和3年度石巻市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(
大森秀一議員) 次に、日程第42第62
号議案令和3年度石巻市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。
◎守屋克浩健康部長 ただいま上程されました第62
号議案令和3年度石巻市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症に感染した被用者等に対する傷病手当金の支給について国からの財政支援の適用期間が延長されたことに伴い、その支給に要する経費を措置したものでございます。 それでは、表紙番号16、令和3年度石巻市各種会計補正予算の5ページを御覧願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ188万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ157億2,552万2,000円とするものでございます。 次に、補正予算の主な内容について、表紙番号17、令和3年度石巻市各種会計補正予算説明書により、歳出から御説明申し上げますので、40ページを御覧願います。6項傷病手当金に188万1,000円を計上しておりますが、これは傷病手当金の支給に要する経費を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、38ページにお戻り願います。1項県負担金に188万1,000円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました傷病手当金の財源として県から交付される保険給付費等交付金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) これより質疑に入ります。なお、特別会計補正予算については歳入歳出全款一括して質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第43 第63
号議案人権擁護委員候補者を推薦するにつき意見を求めることについて
○議長(
大森秀一議員) 次に、日程第43第63
号議案人権擁護委員候補者を推薦するにつき意見を求めることについてを議題といたします。本案について市長から説明を求めます。市長。 〔
亀山紘市長登壇〕
◎
亀山紘市長 ただいま上程されました第63
号議案人権擁護委員候補者を推薦するにつき意見を求めることについて御説明申し上げます。 表紙番号13の1ページから8ページまでを御覧願います。人権擁護委員であります髙橋壽枝氏、佐々木多佳子氏、日野ゆう子氏、木村孝禅氏が本年6月30日をもって任期満了となり、また委員1名が欠員となっておりましたことから、その後任候補者の推薦について仙台法務局長から依頼がありました。このことにつきまして、慎重に後任候補者を選考してまいりましたが、人格、識見ともに高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護に関して理解のある髙橋壽枝氏、佐々木多佳子氏、日野ゆう子氏、木村孝禅氏を引き続き、沼倉隆樹氏を新たな候補者として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の御意見を求めるものでございます。 よろしく御賛同のほどお願いを申し上げます。
○議長(
大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は人事案件でありますので、前例に倣い、委員会付託を省略し、討論を用いず決したいと存じます。本案は5名でありますので、個別に採決をいたします。まず、髙橋壽枝氏から採決いたします。髙橋壽枝氏に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、同意することに決しました。次に、佐々木多佳子氏について採決いたします。佐々木多佳子氏に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、同意することに決しました。次に、日野ゆう子氏について採決いたします。日野ゆう子氏に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、同意することに決しました。次に、木村孝禅氏について採決いたします。木村孝禅氏に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、同意することに決しました。次に、沼倉隆樹氏について採決いたします。沼倉隆樹氏に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、同意することに決しました。
△日程第44
委員会提出議案第1
号石巻市議会会議規則の一部を改正する規則
○議長(
大森秀一議員) 次に、日程第44
委員会提出議案第1
号石巻市議会会議規則の一部を改正する規則を議題といたします。 本案は、女性をはじめとする多様な人材の市議会への参画を促進する環境整備を図る観点から、本会議や委員会での欠席事由を明文化するとともに、出産において産前産後期間にも配慮した規定の改正のほか、行政手続等において原則として押印を廃止する政府の政策動向を踏まえ、本市議会に対する請願において必要としている署名、押印の規定の改正を行うものであります。その内容は、お手元に配付してあるとおりでありますので、
石巻市議会会議規則第36条第3項の規定により提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は提案理由の説明を省略することに決しました。 令和3年3月17日
石巻市議会議長 大 森 秀 一 殿 提出者 議会運営委員会 委員長 髙 橋 憲 悦
委員会提出議案第1号
石巻市議会会議規則の一部を改正する規則 標記の議案を別紙のとおり
石巻市議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。
委員会提出議案第1号
石巻市議会会議規則の一部を改正する規則
石巻市議会会議規則(平成17年
石巻市議会規則第1号)の一部を次のように改正する。 第2条第1項中「事故のため」を「公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由のため」に改め、同条第2項中「日数を定めて」を「出産予定日の6週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)前の日から当該出産の日後8週間を経過する日までの範囲内において、その期間を明らかにして」に改める。 第80条第1項中「事故のため」を「公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由のため」に改め、同条第2項中「日数を定めて」を「出産予定日の6週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)前の日から当該出産の日後8週間を経過する日までの範囲内において、その期間を明らかにして」に改める。 第127条第1項中「、請願者の住所及び氏名(法人の場合にはその名称及び代表者の氏名)を記載し、請願者が押印をしなければならない」を「及び請願者の住所を記載し、請願者が署名又は記名押印しなければならない」に改め、同条中第4項を第5項とし、第3項を第4項とし、同条第2項中「請願を」を「前2項の請願を」に改め、同項を同条第3項とし、同項の前に次の1項を加える。2 請願者が法人の場合においては、請願書には、邦文を用いて、請願の趣旨、提出年月日、法人の名称及び所在地を記載し、代表者が署名又は記名押印をしなければならない。 附 則 この規則は、公布の日から施行する。
石巻市議会会議規則の一部を改正する規則改 正現 行(欠席の届出)
第2条 議員は、公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由のため出席できないときは、その理由を付け、当日の開議時刻までに議長に届け出なければならない。
2 議員は、出産のため出席できないときは、出産予定日の6週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)前の日から当該出産の日後8週間を経過する日までの範囲内において、その期間を明らかにして、あらかじめ議長に欠席届を提出することができる。
(欠席の届出)
第80条 委員は、公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由のため出席できないときは、その理由を付け、当日の開議時刻までに委員長に届け出なければならない。
2 委員は、出産のため出席できないときは、出産予定日の6週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)前の日から当該出産の日後8週間を経過する日までの範囲内において、その期間を明らかにして、あらかじめ委員長に欠席届を提出することができる。
(請願書の記載事項等)
第127条 請願書には、邦文を用いて、請願の趣旨、提出年月日及び請願者の住所を記載し、請願者が署名又は記名押印をしなければならない。
2 請願者が法人の場合においては、請願書には、邦文を用いて、請願の趣旨、提出年月日、法人の名称及び所在地を記載し、代表者が署名又は記名押印をしなければならない。
3 前2項の請願を紹介する議員は、請願書の表紙に署名又は記名押印をしなければならない。
4 (略)
5 (略)(欠席の届出)
第2条 議員は、事故のため出席できないときは、その理由を付け、当日の開議時刻までに議長に届け出なければならない。
2 議員は、出産のため出席できないときは、日数を定めて、あらかじめ議長に欠席届を提出することができる。
(欠席の届出)
第80条 委員は、事故のため出席できないときは、その理由を付け、当日の開議時刻までに委員長に届け出なければならない。
2 委員は、出産のため出席できないときは、日数を定めて、あらかじめ委員長に欠席届を提出することができる。
(請願書の記載事項等)
第127条 請願書には、邦文を用いて、請願の趣旨、提出年月日、請願者の住所及び氏名(法人の場合にはその名称及び代表者の氏名)を記載し、請願者が押印しなければならない。
2 請願を紹介する議員は、請願書の表紙に署名又は記名押印をしなければならない。
3 (略)
4 (略)
○議長(
大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は
石巻市議会会議規則第36条第2項の規定により委員会付託は省略いたします。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第45
委員会提出議案第2
号石巻須江火力発電所建設計画に関する意見書
○議長(
大森秀一議員) 次に、日程第45
委員会提出議案第2
号石巻須江火力発電所建設計画に関する意見書を議題といたします。 本案は、先ほどの
産業建設委員長の報告のとおり、意見書の提出方請願が採択されたことに伴い、関係機関に意見書を提出しようとするものであります。その内容は、お手元に配付してあるとおりでありますので、
石巻市議会会議規則第36条第3項の規定により提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は提案理由の説明を省略することに決しました。 令和3年3月17日
石巻市議会議長 大 森 秀 一 殿 提出者 産業建設委員会 委員長 阿 部 浩 章
委員会提出議案第2号
石巻須江火力発電所建設計画に関する意見書 標記の議案を別紙のとおり
石巻市議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。
委員会提出議案第2号
石巻須江火力発電所建設計画に関する意見書 石巻市須江字瓦山地内に液体バイオマス火力
発電所建設計画が進められています。
事業計画では、出力102,750kwで国内最大規模となっており、燃料は植物油(ポンガミア油)を使用するとしています。燃料の原料となる植物は、アフリカ(モザンビーク)で植林、栽培、精油化され、タンカーで日本へ輸送し、発電所に供給するとされています。 地元住民からは、発電所稼働に伴って発生する低振動や騒音、悪臭、大気汚染そして道路交通など住環境への影響と健康被害が懸念されるとの声が上がっています。 本市議会としては、
再生可能エネルギー発電事業を進めるにあたっては、自治体はもとより
地域住民の理解を得て、地域と共生した形で事業を実施することが重要であると考えます。 したがって、地元住民の不安を解消し、理解を得ることを望み、下記の事項について強く要望いたします。 記1
バイオマス発電所建設においては、全国的に問題になっている住宅地への建設を避ける、
事業用地買収段階から地権者以外の広い
地域住民への
事業計画の周知と理解を得るなど、建設基準の見直しと
事業計画策定ガイドラインの遵守を義務化していただきたい。2 国内で使用実績が十分でない
新規輸入燃料の
FIT認定は、慎重に判断していただきたいと強く要望いたします。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和3年3月17日 経済産業大臣 殿 資源エネルギー庁長官 殿 宮城県
石巻市議会 議 長 大 森 秀 一
○議長(
大森秀一議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 質疑なしと認めます。本案は
石巻市議会会議規則第36条第2項の規定により委員会付託は省略いたします。これより討論に入ります。討論の通告はありません。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
大森秀一議員) 討論はなしと認めます。これより採決いたします。この採決は起立により行います。本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
大森秀一議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
△諸般の報告
○議長(
大森秀一議員) この際、諸般の報告を行います。 昨日の6番黒須光男議員の一般質問において議事進行発言があり、質問及び発言内容をよく精査の上、後刻報告することとしておりました。黒須光男議員に対しては、
地方自治法第132条及び
石巻市議会会議規則第139条に反し、不穏当に当たる発言について、本議会の品位を傷つけたものと認められることから、本人から取消しを申し出ることを促しましたが、応じないため、議長から取消しの勧告をいたしましたが、なお応じないため、議長において
地方自治法第104条及び同法第129条第1項の規定により発言の取消しを命じ、併せて
石巻市議会会議規則第76条の規定により取消し部分については会議録に掲載しないことで措置いたしました。 以上で諸般の報告を終わります。 〔6番黒須光男議員「議長、議事進行」と呼ぶ〕
○議長(
大森秀一議員) 議事進行に値しません。
△閉会
○議長(
大森秀一議員) 以上で今期議会に付議されました事件は全て議了いたしました。 これにて令和3年
石巻市議会第1回定例会を閉会いたします。 午後1時12分閉会...