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令和 2年総務教育常任委員会・予算常任委員会総務教育分科会(第2号12月10日)

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  1. 米原市議会 2020-12-10
    令和 2年総務教育常任委員会・予算常任委員会総務教育分科会(第2号12月10日)


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    最終取得日: 2021-08-17
    令和 2年総務教育常任委員会予算常任委員会総務教育分科会(第2号12月10日)      令和2年米原市議会総務教育常任委員会予算常任委員会総務教育分科会記録(第2号)   1.日  時 令和2年12月10日(木) 午前9時27分開会 2.場  所 第1委員会室 3.出席委員 6名        委員長・分科会長    礒谷晃        副委員長・副分科会長  山脇正孝        委員          矢野邦昭、中川雅史、堀江一三、北村喜代隆 4.欠席委員 − 5.職務出席 松宮信幸議長 6.分科会外委員  鹿取和幸、後藤英樹、田中眞示、西堀幸、細野正行、           今中力松、澤井明美、中川松雄、山本克巳
    7.出席説明員    副市長               要石祐一    教育長               山本太一    総務部長              宮川巖    総務部次長・総務課長        松岡一明    総務課長補佐            森川誠    総務課長補佐            小島一高    財政課長              木淳司    財政課長補佐            堀江今日子    経済環境部次長・商工観光課長    川瀬直亜    商工観光課長補佐          池田昌司    政策推進部長            鹿取輝之    政策推進部次長・政策推進課長    西村善成    統合庁舎整備推進室長        清水正樹    政策推進課長補佐・統合庁舎整備推進室長補佐                      大塚祐司    情報政策課長・秘書室長       安田真理子    情報政策課長補佐          木義道    地域振興部長            的場文男    地域振興部次長・米原近江地域協働課長                      西出始代    米原近江地域協働課長補佐      瀧上奈津代    山東伊吹地域協働課長        大澤信悟    山東伊吹地域協働課長補佐      川西譲    市民部長              堤基久男    市民部次長・税務課長        吉田裕明    税務課長補佐            棚橋克行    税務課長補佐            薮田朋宏    防災危機管理課長          藤岡保    防災危機管理課長補佐        平山武史    教育部長              上村浩    教育部次長・教育総務課長      口分田剛    教育総務課主席参事         花部正人    教育総務課長補佐          奥村和芳    学校教育課長            金澤博文    学校教育課長補佐          山口正章    学校教育課長補佐          澤田隆文    学校給食課長・東部給食センター所長 藤田明子    学校給食課長補佐・西部給食センター所長                      田辺栄樹    生涯学習課長            梶田悟    生涯学習課長補佐          堀正彦    スポーツ推進室長          伊藤淳司 8.事務局職員     事務局長 木村浩樹  事務局次長 松田輝  事務局書記 小川圭子 9.会議に付した事件 (1)付託案件の審査  ・総務教育常任委員会付託案件 議案第 94号 米原市事務分掌条例の一部を改正する条例について 議案第 95号 米原市市民自治センター設置条例の一部を改正する条例について 議案第 96号 米原市付属機関設置条例の一部を改正する条例について 議案第 99号 地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律         の施行に伴う米原市固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条         例について 議案第109号 公の施設における指定管理者の指定について(米原市近江母の郷コミュ         ニティハウス) 議案第110号 公の施設における指定管理者の指定について(米原市山東学びあいステ         ーション、米原市山東グラウンドおよび米原市民体育館) 議案第111号 公の施設における指定管理者の指定について(米原市米原学びあいステ         ーション) 議案第112号 公の施設における指定管理者の指定について(米原市近江学びあいステ         ーションおよび米原市近江グラウンド) 議案第113号 公の施設における指定管理者の指定について(米原市米原野球場、米原         市すぱーく米原および米原市息郷体育館) 議案第114号 財産の貸付けについて(旧米原市立東草野小中学校敷地および校舎等)  ・予算常任委員会総務教育分科会付託案件 議案第87号 令和2年度米原市一般会計補正予算(第10号)              午前9時27分 開会 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  皆さん、おはようございます。  今日は、総務教育常任委員会ということで、早朝よりお集まりいただきましてありがとうございます。  実は、私テレビを見ていて、BSのTBS開局20周年記念ドラマが12月5日に放送されました。実は、私これは録画で見てたんですが、池波正太郎原作の上意討ちという番組でした。ここの中で、偶然ですが近江の国、坂田郡井之口村がサブ舞台でした。伊吹山が背景に映っていましたんですが、どうもこれCGですね。やっぱり伊吹山、鉱山ということで山を削ってますので非常に江戸時代の伊吹山とは違うということでぼかして映ってました。この番組の一番後、誰が協力しているのかということで、撮影協力に滋賀県ロケーションオフィスと甲賀市ということで、舞台は甲賀でどうも撮影をしていたようです。せっかく、住友大阪セメントの広大な土地があるので、あの辺でやってくれるとよかったんですが、なぜ、米原市がロケ地に選ばれなかったのか、私はちょっと不思議であったんですが、私が多分観光部局の立場なら、滋賀県ロケーションオフィスに恐らく問い合わせていると思います。  後の執行部の説明でもシティセールス課なるものが誕生するということで説明があるんですが、滋賀県ロケーションオフィス、どうも湖東・湖北をあんまりよく思ってないのか、近江八幡ばっかり、最近は甲賀もそうなんですが、できたら均等に割り振ってもらえると非常にありがたいです。  話は変わりますんですが、12月17日、今度の17日に近江鉄道存続に関する法定協議会が開かれる予定です。この会議で、県と沿線市町の負担割合について協議するということでしたんですが、その内容が先に京都新聞に載ってしまっているんですね。後追いするように、NHKのニュース番組や中日新聞の報道に至ってしまったことは全くの遺憾なことです。  本年3月25日、米原市議会最終日でした。その最終日、いろいろ修正動議等もありました関係で時間が押して、終わったのが午後3時前ぐらいかなと思うんですが、米原市議会の本会議が開かれている最中に、全線存続の方針が全会一致で決まったと知事が記者発表されているわけですね、午後3時頃ですわ。  市長や担当部長が議場に缶詰め状態やのに、どうやって全会一致って決められるんですか。ばかなことを言うのも大概にしとかなあかん。どのように意思確認ができたのか。これも摩訶不思議なことです。  それに加え、昨年の7月頃だと思いますが、知事が存続ありきでは議論しないと法定協議会の立ち上げ時にわざわざ記者会見されています。それが、僅か1年もたたないうちに全線存続という結論が出てくること自体も不思議であり、県の担当部局に米原市議会に説明するよう求めても、市の担当部局に聞いてくださいとの担当部局を通じての返答でした。  またもや、私は話は変わりますけど、市と市議会、自民系会派が自民党政調会要望で広域案内所の設置につき県行政に要望しているにもかかわらず、どうも昨日の産業建設常任委員会の予算分科会では、広域観光案内所の備品として予算補正の審査が行われていました。県が設置しないなら米原市がやるとでも考えておられるのでしょうか、私は甚だ疑問でございます。  冒頭からぼやかせてもらいましたので、挨拶はこれぐらいにしときまして、座らせてもらいます。  ただいまの出席委員は全員であります。定足数に達しておりますので、米原市議会総務教育常任委員会及び予算常任委員会総務教育分科会を開会いたします。  傍聴議員は、5名でございます。議長は職務出席です。  直ちに本日の会議を開きます。  議事に入る前に審査について説明申し上げます。  議案等の審査は予算案件は予算常任委員会総務教育分科会として行い、予算案件以外は総務教育常任委員会として行います。  委員会と分科会の切替え時の暫時休憩及び再開の宣言は省略し、順次審査を進めていきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。  それでは、副市長、挨拶よろしくお願いします。  副市長。 ○副市長(要石祐一)  皆さん、おはようございます。  本日もお忙しい中、御出席賜りまして、誠にありがとうございます。  連日、新型コロナウイルス新規感染者の報道が続いております。市内でも感染者が続く状況で大変危惧いたしております。さらに、本日は穏やかな天候でございますが、来週から雪マークも出ておるような天気予報になってございます。さらに、季節性インフルエンザもございますので、これまで近年に経験したことないような冬を迎えるんじゃないかというような思いもいたしております。いろんなことに気を配りながら対応してまいりたいというふうに思っております。  さて、本日につきましては、総務部など所管します本年度の補正予算の内容でありますとか、条例関係について御審議をお願いします。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  それでは、議事に入ります。  まず、総務部の審査を行います。  付託を受けました議案第87号 令和2年度米原市一般会計補正予算(第10号)中、総務部の所管に属する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。
     堀江課長補佐。 ○財政課長補佐(堀江今日子)  それでは、総務部所管の補正予算について、歳出から説明させていただきます。  議案書14ページ、15ページをお願いいたします。  この12月補正におきましては、人事院勧告に伴う期末手当の支給率の引き下げなどにより、会計全般にわたり人件費を補正しています。  総務部所管分としては、1款の議会費以下、職員分の人件費を会計全体で1,227万8,000円減額するものです。あわせて、30ページから32ページにかけて給与費明細書を変更しています。  続いて、2款総務費、1項総務管理費、11目諸費、22節償還金利子及び割引料につきましては、国県支出金等過年度精算返還金として5,846万9,000円増額するものです。主な内訳としましては、生活保護費負担金が約4,000万円、障害者自立支援給付費負担金が約1,100万円となっております。  続いて歳入について説明させていただきます。  10ページ、11ページにお戻りください。  10款地方交付税につきましては、今回の補正予算に必要な一般財源として普通交付税を1億2,060万7,000円増額するものです。また、14款国庫支出金、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、1節総務費補助金の4億8,509万5,000円の増額は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の二次交付分を予算化し、関連事業に充当して財源更正を行うものです。  12ページ、13ページをお願いいたします。  18款繰入金、2項基金繰入金、1目公共施設等整備基金繰入金の2,110万円の増額は、庁舎統合に伴う案内標識の整備や広域観光案内所の備品整備などに3,050万円充当することと合わせ、既決予算で観光関連施設の改修に充当していた分をコロナの臨時交付金に財源更正したことにより、940万円を減額するものです。また、その下、2目教育施設整備基金繰入金の1億4,100万円の減額は既決予算でGIGAスクール構想に基づく端末整備や公民館の改修に充当していた分をコロナの臨時交付金に財源更正したことによるものです。  最後の13目財政調整基金繰入金の3億3,469万5,000円の減額につきましても、これまでコロナ対策の各事業の財源として繰り入れていた分をコロナの臨時交付金に財源更正したことによるものです。  以上で、総務部が所管する補正予算の説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ただいま執行部の説明が終わりました。  本案につきまして質疑を求めます。  質疑はございませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ないようですので、分科会外委員の方、質疑はございますか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ないようですので、質疑なしと認めます。  質疑を終結します。  次に、議案第96号 米原市付属機関設置条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  小島課長補佐。 ○総務課長補佐(小島一高)  議案第96号について説明をさせていただきます。  この条例は、地方自治法の規定に基づき設置する審査、調査等を行う付属機関を定めたもので、今回一つの委員会をこの付属機関に加えたいため改正を行うものです。  議案書に添付しています新旧対照表を御覧ください。  別表第1において、米原市観光施設PFI事業者選定審査委員会を新たに設置します。この委員会は、市の観光施設において、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律、いわゆるPFI法に定める特定事業を実施する民間事業者、またそのものを地方自治法に定める指定管理者の候補者として選定するため審査を行います。  対象となる施設は、グリーンパーク山東と近江母の郷文化センターの2施設です。  選定審査委員会の委員の定数は7人以内とし、構成は学識経験者を有する者、弁護士等で任期は委員委嘱の日から候補者の選定が終了するまでとしています。併せまして、米原市指定管理者選定委員会の所掌事務について、このPFI事業者選定審査委員会で調査審議を行う施設は対象から除くものとしております。  なお、付則において条例の施行日は公布の日からとしています。  以上で説明を終わります。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ただいま執行部の説明が終わりました。  ただいまの説明等につきまして、質疑を求めます。  質疑はございませんか。  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  ただいま説明いただきました、委員の構成で弁護士等という記載の仕方ですが、等というのは何をもって、弁護士のほかどのような方を想定されているのかお聞きいたします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  川瀬課長。 ○経済環境部次長・商工観光課長(川瀬直亜)  今ほどの弁護士等でございますが、委員につきましては、PFI専門の学識経験者、それから観光関係の学識経験者、それから今ほどおっしゃった弁護士、それから公認会計士等を指すものでございます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  等というのは公認会計士という。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  川瀬課長。 ○経済環境部次長・商工観光課長(川瀬直亜)  申し訳ございません。最後の等は必要ないです。公認会計士を指すものでございます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  違う、等の中にはどういう方が考えられるのか、弁護士、公認会計士、それ以外にはないんかということ。 ○経済環境部次長・商工観光課長(川瀬直亜)  ございません。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  それやったら、具体的に弁護士、公認会計士としたらええやないかね。これは、今、弁護士等になっているわけよ。だから、弁護士以外にほかにどういう方が該当になるんですかということで、一般的に分かるのは弁護士、公認会計士やわな。それやけど、ほかにもやあるかも分からんし、ほかの範囲のことは全然頭に想定がないのかということで尋ねてるんですわ。  ないのなら、狭い範囲の等なので、具体的に弁護士、公認会計士とすればいいんじゃないですかということになるわけですよ、それについてはどうですか。  川瀬課長。 ○経済環境部次長・商工観光課長(川瀬直亜)  おっしゃるとおり、今回の選定委員会の内容、弁護士等の等の部分については、弁護士と公認会計士を指すものでございますので、御指摘のその弁護士、それから公認会計士、それぞれ書くというふうなこともありますけども、今回、この条文の中では等というふうな形で整理をさせていただいているというふうなことでございます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  通常、二つなんやろう、二人なんやろう、思っているんやったら。それやったらストレートに書いたらよかったやん。等と書いてしまったんなら、答弁は司法書士さんとか、いろいろ出てくるやろうがな。そういうことを言うてくれた中で、広い範囲の中で、じゃあ具体的に今回この案件にふさわしいのはという形で絞ってきたら弁護士か公認会計士になったと、こういう説明をしてくれなあかんの違うのか、総務部長どうやな。  宮川部長。 ○総務部長(宮川巖)  今ほどちょっと答弁、委員長のほうからもフォローいただきましたけども、今回、策定をする段階におきましては、幅広に専門的な有識者に参画いただくという趣旨で等というふうな記載はしておりますけれども、現時点で担当部署で想定しているものとしては、公認会計士なり、税理士なり、司法書士さんも含めて今後人選に向かうということでございますので、そういう御理解いただければありがたいと思います。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ほかにございませんか。  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  何でこだわるかと言いますと、このPFI事業が長期にわたって様々な業者との協定とか、長期にわたる未経験の部分があるので、弁護士という話が当初からありましたね。  だから、僕は弁護士が一番いいと思うんですが、公認会計士というとちょっと性格が違うんじゃないかなと思うんですけど、弁護士等に、聞いた弁護士とか、どっちかいうたら弁護士と、難しいとこですけど、公認会計士というと経営的な話ですので、ちょっと違うように思うんですけどね。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  矢野委員、今のはぼやき。それとも何か質問しはるの。 ○委員(矢野邦昭)  ぼやき。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ほかにありませんか。  山脇委員。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  私は別に等で問題ないと思うんです。弁護士、それほどあてになるもんじゃないですよ、はっきり言って。公認会計士、これは僕は必要だと思うので、ほかにもうちょっと必要な方がおられる可能性があるので、等とやっていけば柔軟にこの10年なら10年なりのスパンを乗り切れるんじゃないかなという意味で、特にそれほど問題にならないんじゃないかなと思います。意見です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  先日からですね、指定管理の選定委員の選定ですね、いろいろと問題が出ておりましたのは、市長が認める委員という中で、この規定は、特に規定はされてないんですけど、付属機関に関する基本方針というのがありますけれど、その中にどのような方針で定めていくのかという内容が書いているんですけども、市長の認めるものについて規定がないんです。男女の比率で決めたとかいう話がありましたけれど、そうではなくて、前段の例えば審議する内容に精通した委員の中で市長が選ぶというのは、本来の姿やと思うんですけど、その辺の考え方をちょっと教えていただきたいんですが。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  宮川部長。 ○総務部長(宮川巖)  まさに、今、御指摘のとおりだと思います。それぞれの審議会については、目的をもって目的達成のために必要な人選を行うということでございますので、それぞれの委員会の中で必要な有識者なり、経験値、見識をもった方について、その枠の中から市長が選定をするということで考えているところです。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ほかにありませんか。  この委員さんは、具体的には商工観光課のほうで選ばれるということで、産業建設常任委員会がございますので、そこと十分打合せをして、本当にこの人が学識経験者ですかというような、こんな質問が飛んでこないように、一つよろしくお願いします。  質疑もうよろしいですね。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)
     質疑を終結いたします。  執行部の皆さん、御苦労さまでした。御退席いただいて結構です。  次に、政策推進部の審査を行います。  付託を受けました議案第87号 令和2年度米原市一般会計補正予算(第10号)中、政策推進部の所管に属する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  清水室長。 ○統合庁舎整備推進室長(清水正樹)  それでは、議案第87号のうち、統合庁舎整備推進室所管分の補正について御説明いたします。  繰越明許費の補正でございます。議案書の5ページを御覧ください。  第2表 繰越明許費補正の追加について、統合庁舎整備事業の外構工事におきまして、植栽工事を予定しておりましたが、樹木を植える時期が春先のほうが好ましいことから、300万円の繰越しをお願いするものでございます。工事の発注につきましては、令和3年2月に行いまして、4月末の工期で工事を進めていく予定をしております。参考までに、資料としまして植栽の位置等を添付させていただいております。  以上、誠に簡単ではございますが、統合庁舎整備推進室所管分の説明といたします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  それでは、情報政策課所管の補正予算について説明をさせていただきます。  まず、歳出について御説明しますので、補正予算書の14、15ページをお開きください。  2款総務費、1項総務管理費、7目電子計算費、12節委託料の900万円の増額は、統合庁舎のネットワークを活用して構築する(仮称)山東支所及び出先機関の電話設備経費を計上するものです。  資料を御覧ください。  令和元年7月2日に開催の市統合庁舎建設に関する特別委員会において、統合庁舎整備に係る電話整備について御説明申し上げましたとおり、統合庁舎のネットワークを活用し、外線通話や内線通話化の整備を行うものです。この図の黄色で色付けしております部分が今回の整備対象施設でございます。緑色の線で囲んだ範囲の施設は、電話番号を新たに割り当て、今まで外線通話のみだった各給食センター及び各行政サービスセンターでは、施設間での内線通話が可能となります。また、(仮称)山東支所については、電話交換機が老朽化しているため、IP化を含めた機器更新を行います。  図の左上に示した小中学校および園、市民交流プラザ、山東図書館については、既存の電話設備が利用可能ですので、電話番号の変更は行わず、青点線のとおり施設間の内線通話化を行い、左下の近江図書館については、既存の電話設備が老朽化しているため、電話番号はそのままで統合庁舎経由での外線通話及び施設間の内線通話が可能となります。  補正予算書にお戻りください。  続きまして、繰越明許費補正の追加について説明いたします。5ページをお開きください。  第2表中の3段目にあります、2款総務費、1項総務管理費の(仮称)山東支所等電話設備整備事業は、現在構築中の統合庁舎とのネットワークを利用して整備することから、年度内での事業完了が見込めないため、事業費の全額900万円を令和3年度に繰り越して実施するものです。  最後に債務負担行為補正の追加について説明いたします。6ページを御覧ください。  第3表中の2段目の広報まいばら発行業務について、令和2年度から令和3年度までの期間で限度額639万4,000円の債務負担行為を設定するものです。令和3年度の広報まいばらについて、早期に編集作業に取りかかる必要がありますので、債務負担行為を設定し、準備作業を行うものです。  以上、情報政策課が所管する予算説明とします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ただいま執行部の説明が終わりました。  本案につきまして質疑を求めます。  中川雅史委員。 ○委員(中川雅史)  今、情報政策課の電話設備整備構成について聞きたいと思います。  整備して内線が可能になって、これは電話代はかからんということですよね。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  電話料金についてなんですけども、内線電話につきましては、もちろんネットワークを通じてになりますので料金のほうはかかりません。ただ、外線通話につきましては、今のアナログ電話よりは通話料が安くなるというところと、その設定自体が基本料金も含めまして安いということで、今回これの選択をさせていただいております。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  中川雅史委員。 ○委員(中川雅史)  想定で幾らぐらい安くなるのか、その概算が分かれば教えてください。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  現在の施設のものを統合庁舎という形になりますので、厳密な形の計算というのはなかなかちょっと難しいんですが、仮になんですけども、現在の山東庁舎を現状のままIP電話に変更した場合の試算を行いましたところ、基本料金で約2割弱の削減が図れますのと、あとは市内の通話料金というのが今まで3分当たり9.35円という費用がかかっていたんですが、こちらにつきましては、全国一律8.8円ということで料金のほうが安くなるということで算出をさせていただいております。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  今の関連ですけれど、予算の概要書では、電話設備に関わる経費の増額という書き方しているんですが、どの分が増額になったということでしょうか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  先ほどちょっと説明をさせていただきました、電話整備構成図のほうでお話をさせていただきますと、現在、ネットワークという形で統合庁舎の整備のほうをさせていただいておりますが、実際のところ、今回のその整備の中には出先機関との接続ということが範囲としては入っておりません。今回の900万円の増額につきましては、まずは山東支所に係ります電話交換機の更新に係る費用、それと、それぞれの施設につきますLANの配線等、そのあたりの工事費というものが内容として含まれておりまして、総額900万円ということで試算をさせていただいております。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ちょっと待って、たまたまなんやけど、これ総務管理費の電子計算費の委託料、電算処理委託料、これ900万円よね。これとは全然関係ないんやね。  これと別枠で900万円もってて、それを繰り越すということでよろしいんやね。  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  今回、その900万円と、繰越しの900万円は同じものになります。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  そんなもんおかしいやないか。これ、説明資料にどうやって書いたんや、これ。  電算処理委託料やろう。これは、単なる打ち間違いか、誤字か。事項別明細の15ページ、総務費、総務管理費、電子計算費、12節で委託料900万円とあるやん、電算処理委託料というふうに。あんたは、IP電話を今やる工事費や言うててくれるわけやろう。IP電話というのは、電子計算機なんですか。お尋ねしたいと思いますけど。  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  今回、この部分は委託料という形でIP電話なんですが、IP電話と言いますのは、俗に言いますとネットワーク機器と同じような形でパソコンと同じような仕組みのものになります。  今回、回線というものをIP化させていただいてというような形になりますので、こちらのほうは電子計算費という形で計上をさせていただいております。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  そうすると、回線だけの工事で電話機はないんやな。今の既存の電話機につなぐということやな。  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  今回、電話機のほうもその中に込みで入れております。  先ほど申し上げましたように、アナログの電話という電話機では今回ちょっと利用ができませんので、先ほど言いましたようにLANケーブルというものが刺さるような形の電話機という形になりますので、今回そのものも入れさせていただいております。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  あのな、こんなこと言うとあかんのかも分からんけど、委託料なんやろう。何を委託すんねんや。ほんまにこの仕事こうしといてください言うたら電話までくれるんか。節のことやでもうええわ。  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  この庁舎間の内線ということですけども、これ別に普通の線で結ぶわけやなしに、要は普通のインターネット回線に入っていって、バーチャルプライベートネットワーク、VPNでそれぞれをつないでいくと、そういうイメージなんですか、これは。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  今回、そのインターネットでつなぐというわけではなくて、統合庁舎のほうに設置をします電話交換機と、庁内をつなげますインフラの回線、その中に電話回線というものを流すというようなイメージになります。  ですから、施設間をインターネットでつなぐというよりも、インフラネットを整備した中にその電話回線を通すというようなイメージになります。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  ということは何、そこには専用線が入っていくということですか、どういうイメージになるのか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  一つの回線、これは情報系ネットワーク、基幹系ネットワーク、インターネットのネットワークというものをインフラネットのほうに、それぞれに切り分けた形で通すようなイメージになりますので、ある意味、専用線というイメージにはなるんですけども、その回線というのはインターネットではなくて、あくまでも庁内のネットワークという中にそのものを構築するというようなイメージになります。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  ということは、庁舎間は専用線で結ばれるという、そういう説明でいいんですか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)
     木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  はい、庁舎間をつなぐ専用線の中にその電話回線を流すというイメージになりますので、おっしゃるとおりで結構かと思います。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  山脇委員。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  一連の議論に関わってですけども、よく分からないんですが、そのIP電話、既設のアナログ電話に比べて通信の安定性等はどうかというのと、もう一つは災害とも状況によりますけども、災害になった場合、どれほど使用できるのか教えてください。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  今の質問に対して、付け加えて、あんたらメリットばっかり言ってくれはるんやけど、デメリットはないのか、これについてもちょっと、山脇委員の質問に対して、僕からちょっと足させてもらうで、これも含めて答えてくれる。  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  まず、回線のほう、災害ということで今お話をいただいたんですけども、まずもってアナログ回線というものは、基本的にいわゆる電話線というものでつながっているようなものになります。  今回、IP電話というものは先ほど来ありますように、インターネット回線というものを利用してということで、広域という形で利用ができる、いわゆるデジタル回線というものに付随するものになります。  今回、統合庁舎の部分につきましては、IP電話がつながらなかった場合の災害対応としまして、アナログ線というものも一部取り込みをしております。もちろん、災害の有線電話という形のものも含めまして、今回、整備をしますので、そのあたりの災害時の対応という形では対策を取らさせていただいているところでございます。  先ほど委員長がおっしゃいました、メリット、デメリットというところなんですけども、メリットにつきましては、経費が非常に安くつくというところが大きなメリットかというふうに思っております。デメリットにつきましては、もちろんインターネットの回線を使うという形になりますので、例えば災害時等でその拠点となる幹線が切れた場合、その部分につきましてはつながらないという症状がおきますので、その分に関しましては、アナログというようなところでの冗長を図らさせていただいているというふうなところで構成をさせていただいております。  以上でございます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ちょっと待って、冗長を図るということは、言葉がなじみがないので意味が分からんけど、もうちょっとかみ砕いて言うてくれる。  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  失礼いたしました。二重化を図るということで、何かあったときの対策ということで冗長、二重化というようなところでの対策を取らさせていただいているということでございます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  山脇委員。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  今の答弁聞いていると、うがった見方かもしれませんが、災害時においてはアナログのほうが安定性があって、インターネット回線の場合はやっぱり切れてしまったら終わりというようなイメージがあるんですが、そのように受け止めていいんですか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  今回使わさせていただいている、その回線の中のほうの話で、回線自体も二重化を図らさせていただいておりますので、その部分、二重化というものに関しては、より的確にことを踏まえさせていただいているんですけども、委員おっしゃいましたように、その線が切れた場合というところに関しましては、確かにそこら辺、デメリットというようなところになりますので、そういった意味で回線の二重化、または電話のIP化と、それとアナログというふうな形の二重化を図らせていただくことで、その災害時等に関しましても対策というようなところを取らさせていただいていることで御認識いただければなというふうに思います。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  山脇委員。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  その二重化が図られているというのは、小中学校とか、近江図書館、自治センター含めて、全部二重化図られているんですか。あるいは一部の施設だけですか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  今回、二重化に関しましては、重要拠点ということで統合庁舎、それと山東支所につきましては、回線の二重化を図らさせていただいております。その他につきましては、費用の面も含めまして、シングルという形の構成になっておりまして、その部分に関しましては、大きな災害が起きた部分、最悪、大きな重点拠点という形だけでも回線を生かす必要があるということで、そのようなコンセプトで整理をさせていただいております。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  山脇委員。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  ということは、例えば近江の市民自治センターとか、小中学校とか、インターネット回線が使えなくなった場合には電話は通じなくなるというふうに理解していいんですか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  小中学校につきましては、今回、内線だけの整備という形になりますので、こちらにつきましては、既存の電話設備をそのまま残す形になりますので、今回、対象にはなっておりません。  ただ、おっしゃいましたように、近江市民自治センター、伊吹市民自治センターにつきましては、その途中、途中で断線がもし起こればつながらないというようなところは発生するかというようなことになります。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  山脇委員。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  やっぱり災害が起こったとき、伊吹とかそこら辺でのやっぱり通信がとても大事やないかと思いますので、今後、近江自治センター、伊吹も含めて、やっぱり二重化、あるいは内線で回すことができるとか、そういうやっぱり対応を考えていっていただきたいなと思うんですが、いかがですか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  今、御意見という形でいただきましたので、検討はさせていただきたいなというふうに思います。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  実はやっぱり、これ災害対策の関係やさかいに、あんまり情報政策課にそこまで言うのはどうかなと思うんやわ。  要は、これを補完するために無線機持っているわけやろう。その無線機の配備が、例えば市民自治センターにも当然配備されていると、小中学校にも配備されているということやったら、無線でも連絡ができるさかいに、この件は誰かが、副市長がリカバーでそれは答えなあかんわ。僕はそう思うで。  副市長、どうですか。 ○副市長(要石祐一)  一つの通信手段の説明をさせていただいておりますので、今、委員長おっしゃいましたように複数でいろんな手立が講じられるし、現状もそのような対応を取っておりますし、さらに、個人については携帯電話の普及もございますので、いろんな面で幅広に対応してまいりたいと思います。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ほかに。  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  アナログやとか、IPやとか、そういう話がありましたけども、アナログというのは普通の電話回線というふうに思ったらいいわけですね。ということは、電話局の交換機を通してという、そういうイメージですね。  次、IP電話のほう、IP電話についても、各庁舎は例えばZTVなどのプロバイダーを通してつながっている、そういうイメージというふうに思うんやけども、先ほどの説明では専用線という話やったですね。  あのね、この話、実はそのネットワークのISO7階層モデルいうのがあって、一番下位になっているのは物理層、物理層というのはどういう線使って、どういう信号が流れているのか、電気的にどういう信号が流れているのか。その上にあるのは、ネットワーク層、それ以上の層はなんや言うたら、これ仮想的につながっている、どうもやはりあなたの話を聞いていると、その仮想的につながっているのと、物理的につながっているところがごっちゃになっているように思えてならんのです。  ここで話題になっているのは、線が切れたらと、全く物理層の話をしているわけね。その辺のとこの切り分けをしてお話をしてもらわんと、よう分からん。僕も話聞いとってどこの話してるのかよう分からんのですよ。  その中で、アナログについては、今、既存の電話と同じように電話局の中継器を介してつながっているということですから、交換機を介してつながっている、分かりました。  IP電話について、専用線ってほんまにあるのというとこをお答えください。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  失礼いたしました。もう一度整理を含めまして御説明をさせていただきます。  今回、統合庁舎にあります電話交換機というものを整備する中で、まずもってNTTの回線をこの統合庁舎で取り込む形になります。これにつきましては、IP電話、アナログ電話、全て統合庁舎の電話交換機のほうで受けるような形になります。  先ほど申しましたIP電話についての回線でございますが、この統合庁舎を起点としました各施設にインフラネットという形で庁内の専用の回線をつなげる形になります。このネットワークの回線の中に統合庁舎に引き込んだNTTからの回線をネットワーク自体に変換をしまして、電話をつなげるような形で接続させるという形になりますので、私が申し上げましたその専用線と言いますのは、この統合庁舎を起点としました各施設の間をつなぐこのネットワーク回線というものを専用線という形で御認識いただければなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  そこは、じゃあそれぞれのキャリアが提供する、例えば光ファイバーを、それを占用、米原市が占用させてもらうと、そういうことなんですね。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  もうちょっと、今何か質問の意図が分かってないみたいやで、言うたって、もう一遍。  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  要は庁舎間を結んでいる専用線って一体何物なんという話をしているわけです。  庁舎の中を、そやからそういう意味じゃLANと一緒ですわな。それが、外の庁舎とつながっているわけやろう。そこの回線は一体何物なのという話なんです。  それは、多分光ファイバーにつながっているんやね。その光ファイバーというのは一体何物なんや。例えばZTVが提供するファイバーであったり、あるいはeo光が提供するものであったり、あるいはNTTが提供する光ファイバーだったり、そういうもので専用線としてつながっているという、そういうイメージなんですか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  すいません、今おっしゃいましたように、ZTVさんの回線を庁内ネットワークという形で利用しておりますので、その回線の中に電話というような形の引込みの専用の線を通すというようなイメージになりますので、委員おっしゃいますように、ZTVさんの回線ということで御理解いただければと思います。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  やっぱ分からんのですよ。ZTVの回線、ZTVがプロバイダーとして提供している、そこを経由していってるん違う、直接いってるんではないんやないかと思うんやけど、そこはどうなんです。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)
     イントラネットという形で利用させていただいている回線、これは庁内ネットワーク、この物自体がZTVさんの回線を利用させていただいておりますので、これが米原市の庁内ネットワーク専用線という形で整備をさせていただいておりますので、その中に統合庁舎で取り込んだNTTの電話を変換して、各施設のほうに流すというふうな形で整理をさせてもらってます。 ○委員(北村喜代隆)  分かりました。また、あとでしっかり聞かせてもらいます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  何か難しい話が続いてますけども、あんまり私も理解できません。  ただ、インターネット回線を利用してIP電話を整備するということ、いわゆるさっきの説明ではパソコンと同じような能力があるというか、効果があるということでした。  心配するのは、庁舎内の通話、その他の秘密に当たる部分も含めて、外部に流出する危険性はないのか、可能性はないのか、もしあるとすればどのようなセーフティーネットを考えておられるのか、お聞きをしたいと思います。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  今のネットワークのセキュリティというようなところなんですけども、あくまでも先ほど申しました米原市専用の回線というものの構築の中にそのものを通す形になりますので、情報が漏れるということはございません。御指摘の部分は、そのインターネットという回線ということの意味合いなんですけども、あくまでもその庁舎間をつなぐところには、ファイアウォールというセキュリティを制御する機械というところで、ネットワーク制御ということで通すもの、通さないものというものを設定上含めておりますので、この分に関しましては、漏れるというようなところはありませんし、あくまでも電話というようなところで、こちらのほうにしては情報というものは持たない形になりますので、そういった漏えいというところに関しては紐づかないかなという認識を持っております。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  もう一つだけ、逆に外部からここに流れ込むというんですか、表現悪いか知らんけど、そういうことでこのネットワークが害を受けるという懸念はないですか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  すみません、内部からということですか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  外部から。  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  もちろん、インターネットを含めて、この電話に特化せず、今の情報ネットワーク、基幹系ネットワークというところも同じ部類でその線を通る形になるんですけども、この部分に関しましては、国の指針に基づきまして、外部とつながらない閉域というような形で運用をさせていただいております。  インターネットという領域は、インターネットだけしかつながらないという領域で運用をさせていただいておりますので、この部分に関しましては、分離をさせていただいた構成ということで、セキュリティ担保をさせていただいております。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  要はZTVはプロバイダーとして使っている。インターネットとつなごうとすると、そこからインターネットの世界に出ていく。私たちのこれから構築しようとするシステムは、ZTVのプロバイダーを使っているけども、そこから下だけ、上にはつながってないんだと、そういう理解なんやね。そう理解したらいいんやね。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  木課長補佐。 ○情報政策課長補佐(木義道)  今おっしゃいましたように、部類としましてはそういう形の認識で結構かなというふうに思います。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  分科会外委員の皆さん、質問はありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  木さん、いろいろてきぱき答えていただきましてありがとうございます。  僕らも分からんので、こういうときは心配せんでもよろしい、大丈夫ですと、こう言うてくれはると、もう次に行きますんやけど。  それでは、質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  次に、議案第94号、米原市事務分掌条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  清水室長。 ○統合庁舎整備推進室長(清水正樹)  それでは、議案第94号 米原市事務分掌条例の一部を改正する条例について御説明いたします。  今回の組織改正は、現在建設を進めております統合庁舎の整備完了後の組織体制について、組織全体のスリム化と市民に身近な業務が効率的に遂行できるような組織を目指して改正を行うものです。  新旧対照表のほうを御覧ください。  新旧対照表では、左の欄が改正後、真ん中の欄が現行の内容を、右の欄が改正理由を記載しております。また、下線がある部分が今回改正をお願いする部分となります。  第1条第1号では、市長直轄組織を政策推進部に統合し、市長直轄組織の所管所掌事務を政策推進部に異動いたしました。また、政策推進部の所掌事務のうち、統合庁舎および支所の整備に関することを削除し、さらに市民部から消防、防災、生活安全および交通安全に関すること、危機管理に関することを異動いたします。  次に、第2号として総務部ですが、庁舎管理に関することの所掌事務を新たに追加しております。  次に、第3号の市民部ですが、地域振興部を市民部に統合し、地域振興部の所掌事務を市民部に異動いたします。また、環境保全および自然保護に関することを経済環境部から異動いたします。市民部では、米原市役所支所および出張所設置条例に規定する支所および市民自治センターに関することも所管したします。  次に、第4号のくらし支援部ですが、健康福祉部から名称を改め、こども未来部と統合いたします。  次に、第5号のまち整備部ですが、経済環境部をまち整備部に統合し、環境保全および自然保護に関すること以外の事務分掌をまち整備部に移動し、土木部の名称をまち整備部に変更するものです。  最後に、この条例は令和3年5月6日から施行することとし、付則に定めております。  なお、教育委員会の内部組織につきましては、地方教育行政の組織および運営に関する法律第17条第2項の規定によりまして、教育委員会の規則で定めることになっておりますので、この条例では規定がありませんので申し添えます。  組織全体をイメージするために、資料として添付しております組織図のほうを御覧ください。  左が本年度、右が改正後としております。  まず、政策推進部ですが、部局内扱いの市長公室を設け、秘書と防災危機管理課を所管し、政策推進部としては秘書室、防災危機管理課、政策推進課、情報政策課の1公室3課1室とします。また、部局横断的課題に対応するため、次長級職員を中心とした組織として地域みらい戦略室を設け、横連携を図り課題解決に取り組みます。  次に総務部ですが、財政課と管財課を統合し、財政契約課とし、総務課、財政契約課、人権政策課の3課とします。  次に市民部については、地域協働課、市民保険課、税務課、収納対策課の4課とし、(仮称)山東支所に配置する山東伊吹地域協働課及び各市民自治センターを所管いたします。  次にくらし支援部は、部内にこども未来局を設け、子育て支援課、保育幼稚園課を所管することとします。くらし支援部は、福祉政策課、高齢福祉課、社会福祉課、健康づくり課、子育て支援課、保育幼稚園課の1局6課を配置します。  まち整備部については、部内局に経済振興局を設け、シティセールス課と農林商工課を所管し、まち整備部はシティセールス課、農林商工課、建設課、都市計画課の1局4課を配置し、(仮称)山東支所に配置する上下水道課、まち保全課も所管いたします。  教育部につきましては、2025年に順延が決定されました国民スポーツ大会を見据えて、スポーツ推進室から課に改め、教育総務課、学校教育課、学校給食課、スポーツ推進課、生涯学習課、国民スポーツ大会準備室の5課1室を配置いたします。  (仮称)山東支所につきましては、山東伊吹地域の中山間地域としての地域課題や相談機能、山東伊吹地域の急速な人口減少、高齢化への進展の対応を図れる組織として位置付け、山東伊吹地域協働課、まち保全課、上下水道課、山東伊吹地域包括支援センターを配置します。また、近江庁舎の上下水道課は、山東庁舎改修後に移転いたします。  部局の増減ですが、市長部局、教育長部局を合わせまして9部30課4室を6部3局28課2室として3部2課2室の減、3局の増となります。  なお、本条例では市の組織のうち部の配置とその部の所管する事務分掌を規定しているもので、各部に配置予定の課の名称や詳細な事務分掌につきましては、今後内容を精査し、規則改正してまいりますので、お配りしております資料から変更になることもありますので御了承ください。  以上、議案第94号の説明といたします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ただいま執行部の説明が終わりました。  本案につきまして質疑を求めます。  質疑はございませんか。  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  まず、横連携を、今まで縦割り行政の弊害ということでいろいろ指摘されてきたというふうには思いますけども、今回、横連携の強化ということで組織をつくっていただいたんだろうなというふうに思ってます。  そういう中で、その地域みらい戦略室、大いに期待しているところでもありますし、そこでは一般質問でもお話しましたけども、そのICT化の推進にもそこでは力を発揮してくれるものだろうというふうに思っています。  一つの横連携の仕組みとして、そういう戦略室をつくっていただいたということですけども、それぞれの部の中でも横連携が図れるような仕組みになったんだろうなというふうに思っています。  その横連携を図るための工夫としてはどういうことをしていくのか、考えがあれば教えてください。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  清水室長。 ○統合庁舎整備推進室長(清水正樹)  今回、横連携を図るため、強化を図るために各部局のほうから職員を任命しまして、特命事項に当たっていただくように考えております。ただ、上層部だけでなしに、実際に事務を進める者も含めて、そういった組織体制とするような形で整備できたらなと考えております。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  一つの部の中では、部の中でのその横連携がこれで図れるようになってきたんではないかなというふうに思っているわけで、その辺についての工夫は何か考えてますか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  清水室長。 ○統合庁舎整備推進室長(清水正樹)  それぞれの各部の中には企画取りまとめの所管をする課を設けまして、それらがこの部の中の統括をさせていただきますし、部間の連携につきましては、今ほど申しました地域みらい戦略室を通じまして連携を進めたいと考えております。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  どの組織でも一緒やと思いますけど、それぞれの組織では自分の仕事を進めるのに精いっぱいで、それがずっと続けていけば縦割り行政の弊害になってくるというようなことで、こんなんは民間の企業でも同じようなことが起こるわけでありまして、縦割りの組織を横割りの組織に変えるので、こういうことが頻繁ではないですけども、都度、都度行われてきているわけでもありますし、そういったことを私もサラリーマン時代に経験してきたところであります。  横串の組織にしても、一体何が変わるのか、何も変わらないですよ、格好は。仕事のやり方、それぞれの部署がやっている仕事変わらへんですよ。じゃあ、横連携どうやってやるのかって、これはあれですよ、そこでの管理職がどういうふうに、どういう仕事に横串を刺していくのか、その気づきが問題ではないかというふうに思うので、その辺は多分、勉強会であったり、講習会に参加するとか、そんなことも必要になってくるのではないかと思いますけども、管理職の能力開発については、どうお考えですか。何か考えがあれば。
    ○委員長・分科会長(礒谷晃)  副市長。 ○副市長(要石祐一)  これまで分庁でやってきまして、この横連携もいろいろ課題になってました。企画調整員であったり、次長級制度であったり、いろんなことをやってきましたが、現実、なかなかうまくいかなかったことも多々ございました。  今回、初めて統合庁舎で、それも広いフロアで顔が見える関係がさらに強化できると思ってますし、経験則からも年間幾つも、幾つも課題解決できると思ってないので、この年度はこれをする、しっかりめり張りと言いますか、それをしっかり持って特命事項に当たりたいと思ってますので、この職員の派遣についても各部均等とか、そんなんでなくて、本当にこの問題に解決に直結、あるいはそれに近づけるような職員、そういうようなチームにしたいと思ってますので、これまでとは変わった構えで臨みたいというふうに思っております。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  期待しておりますので、どうかよろしくお願いします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  この組織改編につきましては、過去の定例会なり、委員会協議会なりで御説明いただき、また、こちらの意見も言わさせていただいて出来上がったものと解釈しておりますが、どんなものにしろ、完全無欠なものは私ないと思うんですね。  新庁舎に行かれて組織を変えられて、不都合が出たら私は変えるべきところは変える必要があるんじゃないかと思うんですが、その点は、例えばやってみて、早期のまた組織改編が必要な場合はされるお考えがあるのかどうかお聞きをしたいと思います。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  副市長。 ○副市長(要石祐一)  先ほど説明しましたように、細部については臨機応変に対応したいと思いますし、当然、条例に関わることにつきましては、事前に現在の状況であるとか、今後を見据えた形で、また、議員の皆様とも相談したいというふうに思っておりますので、これで固まりきったというものではないと思ってますし、当然、社会の情勢も変わってまいりますので、そこら辺は適切に対応してまいりたいと思います。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ほかにございませんか。  私がちょっと質問したいので、委員長職を副委員長に代わります。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  代わりました。  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  山東支所の一番下にくらし支援部、その次に山東伊吹地域包括支援センターというのがあるんです。私はちょっとうろ覚えで申し訳ないんですが、これ委託するという、地域包括支援センターを委託するというようなことを伺ってたんですが、山東伊吹地域包括支援センターがこのようにあるのであれば、米原近江地域包括支援センターはどこにあるんですか、お尋ねしたいと思います。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  清水室長。 ○統合庁舎整備推進室長(清水正樹)  山東伊吹地域包括支援センターにつきましては、委託をする予定をされているわけでございます。米原近江のほうについては、現在、私、知識がございませんので、申し訳ございません。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  確か、北村委員もおっしゃってますけど、ふくしあさんが委託を受けたんではないかなとは思うんですけど、やっぱりこうやって山東支所の中に山東伊吹地域包括支援センターというのが、委託しようと思うのかも分かりませんけど、これは市の事業を代わってやってもらうということで、市の組織やと位置付けているんですよね。だったら、米原近江地域包括支援センターもきちっと位置付けていただかないと、あれどこにあるの、どうなっているの、高齢者は山東伊吹のほうが多いので、多くなるかも分からないので、じゃあもう米原近江は要らないんでということやったら、これ地域包括支援センターだけでいいですよね、山東伊吹なんてつけなくても。  だから、その点、福祉部門じゃないので、清水室長にお尋ねしてももうちょっと分からないと思うんですが、これこのままだったらそういう疑念がもたれますので、もう少し、これは議案の中身じゃないので、参考資料なので、また、訂正して議員の皆さんに配付していただけますか。どうですか。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  鹿取部長。 ○政策推進部長(鹿取輝之)  御指摘ありがとうございます。  確かに、これを見ると変な疑念が生じてきますので、もう少し中身整理させていただいて、新たなものをお配りさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  戻します。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  委員長職、私に戻りました。  ほかに質問はありませんか。  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  現在、政策推進部の中に庁舎の整備と支所の関係があるわけですが、今後、新しい体制になったときに支所の整備、まだ伊吹と近江の関係が残ると思うんですが、これは市民部に移行されるのか、そのほか、どちらかのほうで整備されるのか。  今、伊吹、近江の支所の関係は非常に繊細な問題を含んでいると思うんですが、どのようにされていくのか、お聞きいたしたいと思います。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  西村次長。 ○政策推進部次長・政策推進課長(西村善成)  今、御質問の近江と伊吹の支所の件でございまして、今まで地域協働課が担っておりました。  地域に出向いてのいろんな御説明等してまいったわけなんですけれども、今後は、伊吹の支所に関しては、伊吹地域協働課、近江については、基本は近江市民自治センターですけども、地域協働課のほうでも担当しながら議論を進めていきたいと、そのように考えております。  以上でございます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  今のは庁舎の整備を聞いたんですが、庁舎整備についても今の話でよろしいんですか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  西村次長。 ○政策推進部次長・政策推進課長(西村善成)  それぞれ、今、伊吹と近江のセンターの整備のことも含めまして、今後、議論が必要やと思いますので、そういった地域に根差した部分を所管するということから御説明させていただきました。  以上でございます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ほかにありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  質疑を終結いたします。  執行部の皆さん、御苦労さんでした。  暫時休憩を取りたいと思います。  再開は10時55分再開ということでお願いいたします。                 午前10時42分 休憩                 午前10時54分 再開 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。  次に、地域振興部の審査を行います。  付託を受けました議案第87号 令和2年度米原市一般会計補正予算(第10号)中、地域振興部の所管に属する事項を議題といたします。  説明者の提出を求めます。  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  それでは、地域振興部の所管に属する事項について説明いたします。  補正予算書の14、15ページをお開きください。  2款総務費、1項総務管理費、5目財産管理費の14節工事請負費につきましては、現在の分庁舎方式を統合庁舎方式に移行させることに伴い、市道などに設置しています施設案内道路標識の書換えや各庁舎に設置しています説明表示板の書換えなどを実施するための施設案内標識等改修工事費用として1,500万円の追加補正をお願いするものであります。  続いて、お戻りいただきまして5ページをお願いします。  第2表繰越明許費補正をお願いします。  2段目の統合庁舎整備事業(施設案内標識等)としまして、1,500万円を追加するものです。施設案内道路標識や施設名表示板などの書換え工事を令和3年5月6日の新庁舎開庁日に合わせて実施する必要があることから、繰越事業としてお願いするものです。  続いて、6ページの第3表債務負担行為補正をお願いします。  3段目の近江母の郷コミュニティハウス管理事業としまして、1,794万9,000円を追加するものであります。近江母の郷コミュニティハウスの指定管理を令和3年4月1日から新たに3年間指定管理者に委託し、本年度内に基本協定書を締結する必要があることから、債務負担行為を設定するものであります。  以上、説明といたします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  西出課長、申し訳ないけど、施設の案内標識等のスケジュールをちょっと言うてくれん、それでないとちょっと分からんわ。  川西課長補佐。 ○山東伊吹地域協働課長補佐(川西譲)  スケジュールでございますが、大体、表示板の作成に1か月程度かかりまして、あと、書換えに2週間ほど要する予定でございます。そのため、今回補正予算をお認めいただきましたら、その後に入札手続に入りまして、早くて2月下旬から3月上旬に業者が決まりましたら、その後、表示板の製作、あとは工事に入っていきたいというふうに考えてます。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)
     5月6日の日には、掛け替わっているというふうに解釈したらよろしいの。  川西課長補佐。 ○山東伊吹地域協働課長補佐(川西譲)  大体2週間ほどかかりますので、順次掛け替わっていくという形になろうかと思います。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ただいま執行部の説明が終わりました。  委員の皆さん、質疑を求めたいと思います。  質疑はございませんか。  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  1,500万円の補正なんですが、このうちの市道に関する標識、道案内やと思うんですけが、それの割合が分かればお願いします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  川西課長補佐。 ○山東伊吹地域協働課長補佐(川西譲)  国道・県道・市道別に場所は把握しているんですが、個別に道路別に出しておりませんので、把握はしてないんですが、トータルで35基ございます。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  川西課長補佐、今、国道やったら国土交通省所管やわな、高速道路やったらNEXCOやわな、ここの協議の中で、国土交通省や県道については、道路管理者のほうがやったろうというふうには言うてくれはれんかったんか。それについて、えらい、これも付け加えて答弁してくれる。  川西課長補佐。 ○山東伊吹地域協働課長補佐(川西譲)  県とは事前にお話はしたんですが、現有者負担でということで言われております。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ほかにありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ないようですので、分科会外委員の方、質問ございませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ないようですので、質疑を終結いたします。  次に、議案第95号 米原市市民自治センター設置条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  大澤課長。 ○山東伊吹地域協働課長(大澤信悟)  議案第95号 米原市市民自治センター設置条例の一部を改正する条例について説明いたします。  令和3年5月6日の米原市役所新庁舎の供用開始に伴い、支所を変更し、出張所を設置するため、この条例の一部を改正するものです。  新旧対照表を御覧ください。  第1条及び第2条において、地方自治法第155条第1項の規定に基づく支所として、現在の4庁舎から山東支所のみに変更します。また、同法同項の規定に基づく出張所として、新たに伊吹市民自治センター及び近江市民自治センターを位置づけます。  これに伴い、題名についても米原市役所支所および出張所設置条例に改めさせていただきます。  なお、同法同項の規定に基づく所管区域の設定については、市民の利便を優先するとともに、事務の効率化を図るため、支所および出張所共に特定しないものとしています。  付則において、施行期日は令和3年5月6日からとしています。  以上、説明とさせていただきます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ただいま執行部の説明が終わりました。  委員の皆様、質問等ございませんか。  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  ただいま説明いただきました近江なり、伊吹の出張所については、現庁舎でということなんですが、現在、その位置等について、現庁舎いつまでも使えないということで、地元と協議中やというふうに以前から話があるんですが、今現在の地元と協議の状況並びにいつまでに新出張所になるのか、そのあたりの予定を含めたお話をお聞かせいただけませんでしょうか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  伊吹また近江の市民自治センターの候補地の選定につきましては、まず、平成29年6月に策定しました米原市庁舎等基本計画では、耐震性能であるとか、施設維持管理の問題から、その両庁舎は廃止、解体ということを基本とされています。  その中で、特別委員会の中で地元の御意見を伺うということで、令和元年度におきまして、両地域の自治会長さんの代表で構成します市民自治センター検討委員会というのを組織されまして、この候補地選定、近隣の候補とかいうのも合わせて協議されたところであります。この結果、両地域におきましても、現庁舎の跡地に市民自治センターを置くことが望ましいという意見で集約されたところであります。  こういったことを受けまして、まず、今の令和2年の自治会長さんとはそういった協議はもってないわけですけれども、新庁舎の供用開始の令和3年度以降、市民自治センターの来客状況、利用状況等を見極めた上で、また対応を検討していかなければならないと考えています。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  いつまでに目標設定してあるの、これちょっと抜けてますわ。終期。  的場部長。 ○地域振興部長(的場文男)  ただいまの御質問でございますが、その終期につきましては、今ほど次長が申し上げましたように、昨年度の自治会長の話を受けて、当面、現庁舎のあるところでというふうな答えが一定出ました。  それを受けてですが、新たに今度統合庁舎ができたときに、また、その人の動き等を見定めながら、この近江自治センターと伊吹の自治センターの在り方を協議をしていく場面が訪れるであろうという想定でございます。  現時点では、その明確な終期というものが定まっているものではございませんが、一定、場所は今の庁舎のあるところというふうなところで進めていきたいというふうに思っているところでございます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  的場部長、これ決定事項みたいに言うてええのか。そこを言うたら、みんな伊吹の後に自治センターが新たにできると思わはるで。近江庁舎の後に、新たな自治センターができると思はるで。もうそれで、副市長、それでええのか。こういう答弁で。ちょっと一遍、的場部長で返すんやったら、おまえ答えないんや。 ○地域振興部長(的場文男)  僕がそういう誤解を与えてしまっている答弁ならお許しいただきたいというふうに思います。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ほんなら違うんやな、あんたの趣旨は。 ○地域振興部長(的場文男)  そうですね。そこへ建てるとか、そんな議論は一切出てございませんので、今の現庁舎がそのままあるというふうな中で、そこが望ましいというふうなところで、今の庁舎を当面利用していくというふうなところまでの議論で、その先、庁舎を壊して建てる云々かんぬんの議論はなっておりませんので、そこは明確に否定させていただきたいというふうに思います。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ほかの委員さん、どうぞ。  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  今ほどのお答えの中で、私は一番心配しますのは、伊吹市民自治センター、あるいは近江市民自治センター、これ両方とも耐震ができてないのが現状やと思うんです。そこをしばらく使う予定だということなので、安全対策について、私はあの場所であの施設を使うのはいいことだと思うんですが、もし何か大きな地震でもあれば、ひょっとしたら市民の皆さん方に被害が出る可能性もあるということを踏まえて、その安全対策はどうされるのか、特に地震等はどのようなお考えがあるのかお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  的場部長。 ○地域振興部長(的場文男)  耐震で御心配いただいているのはごもっともなところでございます。伊吹庁舎でも増築等を何回かやってる中で、耐震で構造になっている部分もあるんですが、今利用しようとしているところが耐震で不安がないと言えばうそではございませんので、そういう耐震の問題も含めて早急な問題解決を図っていくべきかなというふうには思ってございますが、まだ明確に時期が言えないというふうな状況ではございますけれども。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  一応理解はしますけれども、特に伊吹庁舎の場合は古いですし、もしそれを利活用されるんなら、なるべくというか、安全なところをキープしていただいて、そこでの利用をお願いしたいと思います。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  山脇委員。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  それに関わって、今後、地域住民の自治会長が代表するのだと思いますが、在り方については話し合っていくというふうにお考えということでよろしいんですね。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  令和元年度のときにも自治会長の中から選抜というか、代表者で組織を立ち上げていただきました。そういった場面になりましたら、そのときの自治会長の、同じような組織を立ち上げるかどうかは分かりませんけれども、そういった自治会長は地域の代表としていらっしゃいますので、そういった方々には当然、意見を聞いていきたいとは思っております。そういった場面はあるかと思っております。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ほかにございませんか。  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  本件とは関係ないんですが、今、近江長岡駅前の今工事やっていただいてますが、進捗状況だけ教えていただけたら。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  それは暫時休憩に入ってから聞いて。  一委員として尋ねたいので、委員長を副委員長に代わります。
    ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  先ほど西出課長の御説明の中に、令和2年は現の自治会の方々との接触がなかったというようなお話を聞いております。令和元年度以前にはあったんだろうと、これは私も何年か分からないんですけど、どうも地域振興部の方がどうさせてもらいましょうというて聞きに行って、そしたらどうさせてもらいましょうなら、元のあの位置に建ててくれというような流れがあったように聞き及んでますが、事実でしょうか、お伺いします。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  まず、近江も伊吹につきましても、近隣施設への移転というのを候補地と挙げておりました。その候補地の中で、どこの施設がよいかというのを議論していったわけです。そのときには、庁舎の跡地というのはその候補地には挙がっておりませんでした。その候補地を委員さんの皆さんで一つ一つ現地に行き、ここの場所はどうだろうかというのを一つ一つの施設を見て回った上で、それでもやっぱりここの庁舎の跡地にあったほうが望ましい、そういった意見で両地域が意見が集約されたということであります。最初は、施設の候補地から説明をさせていただきました。  以上です。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  最初は候補地になかったということで、例えば、それは平成30年度の役員さんなのか、元年度かちょっと分かりませんけど、詳しく検討したくないから、元の場所で建てれば何ら不満が出てこないだろう、もしくは決定に至っても自分が責められることはないだろうということの観点で、元の場所でというお願いをなさったのか。いや、いろいろ考えてみたら中心的やし、ここの部分が道路も完備されてて、ここへ行きやすいと。だから、そういうことを総合的に勘案して、元の場所でお願いできないかと言われたのか、どちらでしょうか、お尋ねをしたいと思います。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  礒谷委員がおっしゃるように、後段のほうです。各施設、それぞれ例えば施設の状況でありますとか、その接道している道路の状況でありますとか、そういうなんを全て評価の点数として表して、全て現場も見に行きました。  その上で、やはり総合的に今の現庁舎がある場所のほうが利便性、今までの地理上の利便性であるとか、地域の方々の例えば近隣にいろんな金融機関があるとか、そういったことを総合的に判断して今の現庁舎にあるほうが望ましいというふうに集約されたところであります。  以上です。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  そういうお話があるんですが、そもそも論ですがね、私は統合庁舎があって、山東支所ができると。それから、伊吹北部には吉槻のセンターが、これも移転されて残るんだろうとは思うんですが、果たして各旧町単位でそもそも論で申し訳ないんですが、自治センターが何で必要なんですか、それについてお伺いをしたいと思います。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  米原市は、今まで分庁方式を取っておりましたし、その中で行政サービスセンターもありました。四つの庁舎、四つの行政サービスセンターがこの米原市内にあることで、地域の住民の方がその近くの庁舎、行政施設のほうに赴くことができる。いろいろな各課からの申請でありますとか、それの手続、そういったことを遠くへ行かなくても近くでできるというところで、やはり、米原市の特徴であるこういったきめ細かなというか、小さな地域にそれぞれの行政の窓口があるというところで、市民自治センター、行政サービスセンターは必要でないかと考えているところです。  以上です。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  仮に、伊吹の春照の方が今の現庁舎になかって、山東支所に来られるのに何か不都合があるのか、距離的には長くなりますけど。柏原は柏原で行政サービスセンター設けてますし、そうなったら、そんなきめ細かく置かなくても私はいいような気がするんです。  もともと、これ統合庁舎、統合庁舎って、残すんだったら何を統合したんかなと思って。全てどこでもできるんなら、統合庁舎と言わんかってもええ。米原庁舎、米原市庁舎、ほかにも幾らでもあるということですわ。  あなたにちょっとこれは酷な質問かも分かりませんので、的場部長か副市長さん、統合ってどういう意味で使われているのか、それについてお尋ねしたいと思います。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  的場部長。 ○地域振興部長(的場文男)  統合庁舎という部署は、それぞれの課が配置されて専門的な業務を行います。今までは、それが四つに分かれている中で、その機能を分割してましたが、総合窓口というふうなことで、例えば住民票ですとか、戸籍の事務とか、そういうふうな窓口業務につきましては、それぞれの地域で、人口の少ない米原市において面積が広大でございますので、その簡単な事務処理というふうなところは分庁舎と権限を持ちながら四つの庁舎でもできるようにしてました。それを、事務の効率等も含めた中で、統合庁舎というふうなものを米原にこしらえさせていただくんですが、その簡単な、いつも市民さんが市役所に出向く必要がない簡単な業務については、やはり支所であったり、出張所であったりというふうな窓口を設けることで、このいわゆる出張所、近江自治センター、伊吹自治センター、その存在意義にもありますし、また、それよりもさらに行政サービスセンター、四つの行政サービスセンターがございます。そこらについても、その本庁舎に届けるようなことで済むような業務ですとか、相談というふうなところができるきめ細かい行政相談ができるような体制で、この支所、市民自治センター、あるいは行政サービスセンターの存在意義があるというふうに思うところでございます。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  となりますと、やっぱり行政サービスセンターを伊吹庁舎なり、近江庁舎の近くにどこか設ければそれでいいわけですね。自治会とのお付き合いについては、いろんな御相談ごとあると思います。それは、例えば山東・伊吹であれば、山東支所に来ていただいたらいいんではなかろうかなと思いますし、米原・近江については、米原庁舎に来ていただいたらいいんだろうと思うんです。  だから、自治センターというようなものでなくて、行政サービスセンターというものを細かく配置してるからというふうなほうが、私は分かりやすいと思うんです。何も一つ一つ拠点を置かなくても僕はいいと思うんですよ。  それについての私の考えについて、何か異論があるか、見解の相違になるかも分かりませんけど、何か御意見ございますか、お尋ねしたいと思います。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  要石副市長。 ○副市長(要石祐一)  今残っておりますのは、やはり旧4町が合併した流れもございますので、このようなことになっている部分は多々あると思います。  ただ、組織名から分かっていただきますとおり、今、委員長おっしゃいましたように、ここですと山東伊吹地域協働課という名前もつけておりますので、あくまで山東支所がこれからその役割をさらに果たすというふうな思いはしております。  ただ、現存してます旧役場と言われる部分については、これまでの経緯もございますし、今ほどのサービスセンターにつきましても、同じような形態でございますので、今後、先ほどありましたような人の流れ、特に旧の伊吹町の役場、あるいは近江町の役場、今のセンターにつきましては、建物の大きさからしても、これからあのままというわけにはいかないと思いますので、そこについても十分な検討を進めたいというふうに思います。  以上です。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  代わります。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  委員長が私に移りました。  ほかの委員の皆さん、御質問ございませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ないようですので、質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  次に、議案第109号 公の施設における指定管理者の指定について(米原市近江母の郷コミュニティハウス)を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  それでは、公の施設における指定管理者の指定について説明いたします。  この指定につきましては、米原市宇賀野840番地1の米原市近江母の郷コミュニティハウスの指定管理者の指定をしようとするものであります。  指定をしようとする団体につきましては、米原市西山205番地3、公益社団法人 米原市シルバー人材センター理事長 中川雅晴氏で、指定の期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間としております。  なお、指定管理者の選定方法につきましては、シルバー人材センターがこの施設を管理運営することによりまして、地域の人材活用として高齢者の雇用でありますとか、地域との連携、そしてまた生きがいづくりが期待できるというところから、指定管理者制度の運用に関するガイドラインに基づきまして非公募といたしました。  指定管理者の候補者の選定に当たりましては、米原市地域振興部指定管理者選定委員会を開催しまして、この団体から提出されましたこの指定管理期間におきます事業計画書、それに伴う収支計画書、団体の概要などもろもろの書類の審査を行いまして、その審査の結果、選定委員全員がシルバー人材センターがこの指定管理者の候補者として適当であると判断されたところであります。  以上、説明といたします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  西出課長、いろいろ指定管理者の議案説明資料ももらってるんやけど、これは非公募やで点数はつけないということですか。これには点数がついてないんですよ、審査員の。それは何でかということをちょっと説明してもらわないと、私らも初めてのことですさかいに分かりませんのやわ。その点お願いします。  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  この施設におきましては、非公募ということで、当然1者の特定でありました。点数をつけるというよりも、言ってみれば適当であるか否かというところで、委員さんの意見を交わした上で、言ってみれば丸かバツかというところで判定をさせていただいたところです。その結果、全員が適当であるというような結果となったところであります。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  委員の皆さん、ただいまの執行部の説明につきまして質疑を求めたいと思います。  質疑はございませんか。  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  前もって、指定管理料比較表を頂いているんですが、その中で今回の指定管理について143万2,000円の増額ということで、備考欄にJR自動券売機の清算事務を2人体制で行うための人件費および通勤費の計上によるという増というふうになっているんですが、これの理由を読んでおりますと、現在は1人体制で、今回2人体制にしなければならないようになった理由、それについてお伺いいたします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  瀧上課長補佐。 ○米原近江地域協働課長補佐(瀧上奈津代)  御質問の件についてお答えいたします。  職員体制としましては、常に1日1人体制でお2人が交代勤務をされている状況でございます。ただし、こちらの自動券売機の清算業務でお金を取り扱ってくださっている期間も、現在、お1人になっている状況で、そこの業務に取りかかる30分程度の時間を2人体制、交代職員が早めに来るというその30分を2人体制にしてほしいというシルバー人材センターからの危機管理の対応の依頼がございまして、その分、対応できるように、その30分のみ2人体制にできるように対応をしようとするものでございます。  以上でございます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  ということは、どういう勤務体制になるんですか。30分を2人体制というのは、どういう勤務体制ですか、具体的に。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  瀧上課長補佐。 ○米原近江地域協働課長補佐(瀧上奈津代)  今の点についてお答えいたします。  現在は、午前7時から午後1時まで勤務される方がお1人、午後1時から午後7時まで勤務される方がお1人という状況になっています。この中で、お金を取り扱う業務をされるのが午後0時30分から1時頃までのお時間になるんですけれども、今までそのお1人でされていたのを、その時間に関して、お金を取り扱う期間に関して、後半の方に早く来ていただき、2人体制で安全に業務を行おうとするものでございます。  以上でございます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  矢野委員。
    ○委員(矢野邦昭)  今の30分増えるだけで、この143万2,000円、これが全部それに充てられるわけではないな、どうも聞いていると。それ以外にあるんですね、その辺を御説明いただけますか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  今の30分が2人体制になる部分のほかに、通勤費の部分も増額となっております。  通勤費は今までなかったんですけれども、今回、通勤費も合わせてということになりましたので、その分が増額となっております。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  西出課長、これ地域の人材やろ、云々と書いてあるんやろう、雇用創出、これ坂田駅やで宇賀野にあるわけやな。宇賀野の周辺の人らに来てもらってるのと違うの。ひょっとして何、東京から来てもらってるの。大阪から来てもらってるの。  通勤費の定義は、坂田駅の前からここへ来はっても通勤費は払うということ。計算全然合わないやん、あんたら言うてることとやってること全然違うやないか。そこら辺ちょっと踏まえて答弁してくれる。それでないと、どんどん、どんどん、あんたら悪い方の深みにはまる可能性もあるで、その点頼んまっせ。  すぐ答えられますか。  暫時休憩します。                 午前11時32分 休憩                 午前11時34分 再開 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  通勤費につきましては、市の通勤手当の基準に基づきまして、車で通勤されている方に対して通勤費を見ているものでございます。月平均しまして7,100円というところで、1日にしますと300円くらいになるんですけれども、そういった費用を見ているために増額となったわけでございます。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  西出課長、わしさっきヒント言うたやろう、東京から来てるんか、大阪から来てるんか、ほんなら多和田から来てはるんか、その人は。通勤費の範囲内って、例えば5キロ未満は支給しないとかあるやん。そのことを言うて、何キロの方なのでこうなるんですと。ところが、これを答えたら、地域の雇用創出と当てはまらん場合もあるで、そこら辺うまいこと答弁してくださいね。  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  今の7,100円につきましては、10キロ以上15キロ未満というので積算をしております。この中で、当然、近くから来ていただく方にはこの通勤費が出るものではございませんので、こういった部分につきましては、当然、精算という形になるかと思います。今、現状でこういったところを見込んでいるというところで、積算の中に入れさせてもらったところでございます。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  西出課長、あんたらこう言うてるわけや。地域の人材活用や雇用創出が図れるいうて、坂田駅から10キロコンパスで描いてよ。それは、どこの人なんよ、10キロ超える人らは。磯でも10キロ超えへんで。伊吹の人の雇用創出を図ったわけか。あんたら、言うてることとやってることは違うやないかね。せめて、旧近江地域とか、坂田学区の人を来てもろたとか、それなら分かるで。  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  指定管理の候補者がシルバー人材センターというところで、米原市のシルバー人材センターになります。その中から、近江母の郷コミュニティハウスのほうへ行かれるので、市内のどなたが行かれるか分からないというところで、必ずしも坂田駅周辺の方ではないというところで、この10キロ以上というところで上げさせていただいたところです。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  西出課長、おまんら何を考えてんねん。選定理由で、この選定理由はテンプラ書いたんか。地域の人材活用や雇用創出が図れる言うとるんやろう、地域というのは、米原市内のこと言うてるのか。  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  地域というのは、米原市のことを指しております。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  これまた驚きましたね。よろしいわ。委員の皆さん、質問はありませんか。  山脇委員。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  業務計画の中の事業運営で、先ほど出た自販機云々の管理の仕事、これはよく分かりました。レンタサイクルの取扱い、確か、看板としてあるんですが、実際、年に何件ぐらいあるのかお分かりですか。観光案内というのも、そう行われているというふうには見にくいんですけども、この点についてもどうかお伺いしたいんですが。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  レンタサイクルの取扱いにつきましては、年間多いときで70件から100件近く、90何件ぐらいはございます。  ここ最近ですと、平成30年ですと97件、令和元年度も96件、令和2年度も80件というふうな取扱いをしているところでございます。  観光案内につきましては、観光パンフレットが置いている程度でございます。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  山脇委員。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  レンタサイクルの取扱いで100件以内、年に。数日に1回ということで、これわざわざ書くほどの事業運営になっているのか。やるんだったらもっと本当に大々的にやらなきゃ事業運営にならないと思うんです。観光案内はパンフレット置いてあるだけで、これ案内というよりも、ただ、置いてあるだけで案内の看板を設けてここで案内しますよみたいなことが行われる必要あると思うんですが、その点いかがですか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  レンタサイクルにつきましては、北琵琶湖の関係で米原市、長浜、また滋賀県と高島市でやってます鉄道を生かしたまちづくり振興会の中の、その一環として各駅にレンタサイクルの受付けができるようなシステムになってます。その一つとして、坂田駅もあるというところでお願いしているところです。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  米原駅も、柏原駅も、近江長岡駅も、コミュニティハウス建てよいやそしたら。おまんの理屈から言うたらそうやぞ。各駅にレンタサイクル設けるんやろう。ほんなら、コミュニティハウスは各駅に造ったらええじゃないかいな。何で坂田駅だけ造らなあかんねんな。  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  びわ湖環状線というところで、米原駅、そしてこちらのほうは坂田駅、長浜方面の各駅にあるというところでございます。米原市は米原駅とその坂田駅だけとなっております。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  今の山脇委員の趣旨は、2ページ、事業運営という形で施設管理はよう分かりますわ、清掃業務やらいろんなことやっててくれはるので。事業運営の中で、レンタサイクルの取扱い、観光案内というのは、1%もないわけやろう、こんなとこに書くべき問題ではないということをおっしゃっているわけよ。そしたら、これ以外に事業運営は何をなさってるんですかということよ。これについて聞いてはるわけよ。  山脇委員。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  そのとおりなんですが、言葉を失っているので、答えられるところあったらお答えいただきたいと思うんです。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  副市長。 ○副市長(要石祐一)  この施設も旧町から引き継ぎまして、今現在しっかりやっている部分もあろうかと思いますけど、公の施設で設置目的もしっかり規定している中で、非公募であること自体が少し違和感もあるところでございますので、この3年間でしっかりその辺も議論して、そして設置目的に合った事業がここでできるかどうか、あるいはすべきかどうか、その辺踏まえてしっかり3年間議論したいと思います。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  山脇委員。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  やっぱり、設置目的も、事業内容も、やっぱりこれでいいのかという問題はあるように思いますので、副市長言われましたように、3年間かけて議論は続けていっていただきたいなと思います。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  このコミュニティハウスの中に田んぼっこカフェ、シルバーさんやってますね。その奥かな、また部屋があって、そこでは時々展示会なんかもやってくれているみたいですけども、そういったことはここには上げてないように思うんですが、その辺の要は田んぼっこカフェ、これはどのような取扱いになってますか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  この田んぼっこカフェにつきましては、指定管理者の自主事業として運営をされているところであります。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  施設管理は自分ところでやって、それでそこで自主事業でやっている。そうすると、その自主事業についての、やっぱり独立採算でということでは、ひょっとしたらその自主事業分の賃料、場所貸しの賃料を取るとか、そういうことは考える必要があるんではないかと思いますけども、そこはどうお考えですか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  利用料金につきましては・・・。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  西出課長、この人は意地悪な質問してやるわけや。そんなもんにな、通り一遍のことを言うてたら深みにはまるって言うてるやろう、はっきり言うて。  要は、収益的事業をやってはるん違うかというてはるわけや。これやったら、ちゃんとそこをお借りして賃料納めてもらえと、こういうてはるわけやな。それを分かって答弁しようと思っている。  暫時休憩します。                 午前11時46分 休憩
                    午前11時49分 再開 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  答弁方よろしくお願いします。  的場部長。 ○地域振興部長(的場文男)  ただいま御意見等頂きました、御質問等頂いた部分でございます。答弁として自主事業というふうな中でなんですが、この施設、そもそもコミュニティハウス、この施設の設置目的がJR北陸本線坂田駅周辺における交通の円滑化及び利用者の利便性の向上を図るとともに、併せて地域産業と文化諸活動の推進に寄与するため、これを設けている施設でございます。  この所期の目的を達成するがために、指定管理者を選定する場面において、その設置目的の範囲内において指定管理者から自主的な提案によって、この施設の使用をする範囲で、施設の利便性を高めるというふうな趣旨のものでの事業展開ということになります。  収益というふうなところよりも、その施設の利便性を高めるというふうなところで、収益にならない部分もございます。そういったところでのこの事業展開ということで御理解いただきたいと思います。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  分かりましたけども、実はね、母の郷コミュニティセンターであったり、あとは醒井水の宿駅であったり、どっちも同じ解釈ができるんやないですか。そやから、そこをきっちり整理していっていただきたいというふうに思いますので、どうですか、副市長。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  副市長。 ○副市長(要石祐一)  様々な課題いただいておりますので、真摯に受け止め、必要な時間をかけて、しかも適切に判断したいというふうに思います。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  私も質問をしたいので、委員長職を副委員長に代わります。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  代わりました。  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  JRの自動券販売機及び切符回収箱の管理という形でやられるわけなんですが、私そもそもちょっと分からないのは、これJRの仕事をお手伝いするわけですわね。JR西日本から、おおきにすみませんな言うて、この経費のうち100万円ぐらいもらうことできませんのやろうか。この点について、ちょっと私は分からないので、不思議やと思いますので、ちょっとお尋ねをさせてもらいますわ。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  坂田駅には自動券売機、切符の自動券売機を設置しております。この自動券売機に係る規約をJR西日本と交わしておりまして、この券売の販売額の5%をこの券売機設置の使用賃借料として西日本から納入していただいているところであります。  以上です。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  そうすると、これは恐らくJR西日本はシルバー人材センターのこの管理者にはお金を払ってないんだと思うんですね。代わって市が受け取ってるわけですね。そしたら、それを補助金でここへ収支計画書に流すとかしないと、せっかく稼いでやるわけでしょう。ああそうか、そうか、500万円、600万円近く係るうちの100万円も稼いでてくれはるのか、それは御苦労さんやなと、やっぱりこういうふうに残していかなあかんのかなというふうな、委員の印象がようなるわけや。  実際、幾らもうてるの。具体的な金額教えてください。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  西出課長。 ○地域振興部次長・米原近江地域協働課長(西出始代)  昨年の令和元年度1年間でございますが、149万2,344円となっております。  以上です。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  私はようもろて100万円かなと思って、ちょっと多めに言うたんですわ。それを、あなたたちは149万2,000円と、すばらしい金額を言うてくれたわけでしょう。そしたら、この収支計画書に入れなかっても、これだけ149万2,000円の事業収入が別途ありますというぐらい、なぜ説明できないんですか。  あなたたち、何でもそうですけど、議案とか予算とか通すことに一生懸命にならなあかんのに、あんたらは通さんように一生懸命しているみたいで、ほんま私はもう笑っちゃいますわ。  これはぼやきでした。もう私これで終わります。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  代わります。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  委員長職に戻ります。  ほかに委員さんありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  なかったら、先ほど私、休憩中に川西さんに通告いたしましたけれど、副市長から前向きな答えをいただきました。3年後には恐らくもっと精査した形で上がってくることと思いますので、その質問は取りやめますので、質疑を終結したいと思います。  次に、議案第114号 財産の貸付けについて(旧米原市立東草野小中学校敷地および校舎等)を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  大澤課長。 ○山東伊吹地域協働課長(大澤信悟)  議案第114号 財産の貸付けについては、旧米原市立東草野小中学校敷地および旧米原市立東草野小中学校校舎等の一部を貸付けするため、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。  当該財産は、東草野地域の少子化による児童数の減少に伴い、平成27年度からの休校を経て、令和元年度末で廃校となり、地域の活性化や発展を期待することなどを目的として貸付事業者の公募を行いました。  それでは、別紙、旧米原市立東草野小中学校敷地および校舎等貸付事業者議案説明資料に基づき詳細を説明させていただきます。  貸付けする財産は、土地として旧東草野小中学校敷地、米原市吉槻字堀畑644番2外32筆の7,108.14平方メートルです。また、建物等として普通特別管理棟の一部となる1,293.35平方メートルをはじめ、屋内運動場の535平方メートルなどを含む、旧米原市立東草野小中学校の全ての建物等です。  1、財産の貸付範囲については、別紙1の平面図のとおりであり、滋賀県が設置する積雪観測所用地18.86平方メートルは、貸付面積から除いています。  2番の貸付けの相手方となる法人の概要については、市内でスキー場等の経営をされている奥伊吹観光株式会社です。  3の貸付期間については、令和3年4月1日から令和13年3月31日までの10年間、無償で貸付けしようとするものです。  また、4の貸付事業者の選定結果については別紙のとおりで、去る令和2年10月22日に米原市東草野小中学校利活用事業者選定委員会を開催し、事業者から事業提案をされた宿泊施設の経営については、当該施設を有効活用できると認められることから選定されました。  それでは、最初の資料にお戻りください。  5、業務計画については、小中学校校舎の2、3階及び1階の一部を宿泊施設として改修し、スポーツを通じた都市との交流促進と若者を中心とした選手の合宿場所などとしての利用や、新たに整備する食堂を活用して、月1回程度のサロンや食事会の開催により、高齢者の集いの場づくりによる地域交流の増加と支えあいのまちづくりを目指した計画とされています。  また、普通特別管理棟の施設活用予定図については、別紙1の裏面のとおりで、2、3階の全てを宿泊スペースに改修され、1階の一部に食堂及びシャワー室を整備する計画とされています。  なお、赤線囲みの部分については、市が吉槻行政サービスセンター、吉槻診療所、文化的景観ガイダンススペース等として利用する予定のため、貸付けいたしません。  最後に、6の収支計画書については、別紙記載のとおり見込まれているところでございます。  以上、説明とさせていただきます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ただいま執行部の説明が終わりました。  本案につきまして質疑を求めます。  質疑はありませんか。  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  収支計画書が初年度上がっておるんですが、10年貸し付けられるということで、10年間の収支計画書は求められておりませんのですか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  川西課長補佐。 ○山東伊吹地域協働課長補佐(川西譲)  最初に公募をさせていただく際の要綱では、10年間の収支計画提出は求めておりませんで、事業計画上、初年度見込まれる収支計画を出していただいたところでございます。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  10年間貸し付けられて、収益の関係はどうなるんですかね。収益が生まれない事業展開というような規定の中で貸し付けられているのかどうか、そのあたりお伺いいたします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ちょっと待って、収益が生まれないって、ほんまにそういうことでやっているの。否定するときは否定してな、それでないと俺らが流されてしまうで。  川西課長補佐。 ○山東伊吹地域協働課長補佐(川西譲)  実際、スケジュールとしましては、まず、来年度に事業者は改修の設計をされて、再来年度に改修工事をされるような予定で伺っております。そのため、まだ実際、具体的な事業実施にももちろん着手されておられない状況ですし、たちまち初年度は収支がトントンになればいいだろうというふうに見込んでおられるんだと思います。  ですから、事業を開始されまして、2年目、3年目、4年目以降、収益を上げていかれるとこちらも思っておりますし、そうでないと事業運営が続かないと思っておりますので、そこら辺は期待しているところでございます。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  これ、今回、無償貸付けですね、この理由を教えていただけますか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)
     これ資料を配付してくれ。この令和2年10月21日提出、総務教育常任委員会協議会資料、これを一遍閲覧してくれはる。  暫時休憩します。                 午後 0時04分 休憩                 午後 0時05分 再開 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。  川西課長補佐。 ○山東伊吹地域協働課長補佐(川西譲)  今ほど御質問ありました件についてですが、委員長がおっしゃるとおり令和2年10月21日提出の資料に書いておりますように、市としましては、主に三つの点から無償貸付けとしました。  一つ目が、地域活性化の寄与への期待。あと、学校施設でございますので、もともと国庫補助金を使って整備しております。それの返還不要の対応。あとは、施設修繕への対応ということで、無償貸付けとした次第でございます。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  無償貸付けについては条例がありますね。無償貸付けの米原市の財産に関する無償貸付けの条例ありますね。その規定に合ってますか、これ。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  副市長。 ○副市長(要石祐一)  条例上規定しておりますのは、そのように細分化して条件もつけてやっておりますが、適切な対価のこういうやり取りはないので、これについては議決案件ということで今回議会のほうに提案しているものでございます。  以上です。 ○委員(矢野邦昭)  条例の普通財産の無償譲渡ができる場合が書いてありますね。それには合致しませんね。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  矢野委員、それはあくまでも無償譲渡ではなく無償貸付けなんです。 ○委員(矢野邦昭)  貸付けや。貸付けについて規定がしてあるんや。だから、その条例に合ってないやないかということ。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  いやいや、無償譲渡、譲渡とおっしゃられるので。 ○委員(矢野邦昭)  要は、何でこんなことを言うかと言いますと、条例上、無償貸付けについては公共的団体とか、それしかできないというふうになっとるんですよ。それに今回されるのは、それに合ってないんでないかと思うんですね。  何もこれ無償、公共的団体でないから無償貸付けしてはいけないと言うてるんでなしに、県の条例で見てますと、普通財産の貸付けについては、それ以外でもできるようになっとるんですよ。ところが、米原市の条例がそのような形で改正されてないことから、それに合ってないんでないかなという趣旨でお話させていただいているんです。  何も公共団体、公共的団体でなくて、要は利益を発生しないような場合において、県の条例では貸付けができるというふうになっているので、先ほど来、利益が発生するのかどうかというのをお聞きしましたんですけど、その点はまだはっきりしないんですけど、それで無償貸付けできるんですかね。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  副市長。 ○副市長(要石祐一)  条例で規定しておりますのは、議会の議決を経ずにこのような条件の場合、譲渡してよろしいか、貸付けしてよろしいかというのを条例で規定して議決をもらっています。今回については、地方自治法の第96条で上がってます議決案件の中で、適切な対価なくしてこれを譲渡し、または貸付けることに該当すると思いますので、無償でございますので、ですから今回議案として提案して議員さんの判断を求めているものでございます。ですから、条例とはこの物件に関しては、条例に規定されているということで判断しているものではございません。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  旬菜の森の貸付けですね。このときに、確かこの条項が公共的団体であるかどうかが問題になりました。第三セクターやからええという話でしたので、そのときと今の話と違うので、ちょっと理解に苦しむんですが、今の副市長の見解やと条例に規定してない、議会にかけたらええという話ですね。  なおかつ、県条例の場合は普通財産の貸付けについては、無償貸付けについては利益を発生しないものという規定がある中で、利益が発生するか分からんけれど貸し付けると。それについて、議会の同意を得たいとこういう話ですか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  副市長。 ○副市長(要石祐一)  県の条例の判断ですので、ちょっと解釈の点で確認はしなければなりませんが、先ほど申しましたように、条例でこのような条件、例えば公共的団体であるとか、そういうとこについてはこういうことをクリアしたら議会の議決を求めずに貸すことはできますよ、あるいは譲渡することができますよという条例やと思っています。  今回は、繰り返しになりますけど、あくまで無償譲渡しますけど、営利についても含めて今回この個別の件について議決事件として提案しているものでございます。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  今、副市長がお答えになられましたけど、私もそうだと思います。条例に基づくものについては、その条例に基づいたらいいんですけど、これはやっぱりその条例とはそぐわないので別扱いという形で、地方自治法の法律に基づいてこういうふうに無償貸付けしたいんやと。だから、それについては議会の議決が要りますよということで私は上程されているものやと理解してますので、矢野委員もそのように理解していただけませんやろうか。  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  そういうふうな理解の下に議論するというのもいいんですけど、僕がこだわるのは、今回の場合は当然、地域の振興とかそういう意味は分かるんですが、どれだけ利益が発生しても無償貸付けできるのかどうか、その辺考えると、やっぱり条例の規定というか、何か方向性を定めたものがないとおかしいと思うんですよ。我々は、やっぱりどんだけの利益があって、利益があるかどうか分からん中で議論せよというのは、ちょっと酷かと思うんですけどね。ぼやっとですね、地域振興なりという意味で、今回は分かりますけれど、そのあたり、しっかりとした何か収支計画なり、何かないことには、私としては判断しがたいんですが。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  どうですか、今の件につきまして。  副市長。 ○副市長(要石祐一)  学校として活用しておりましたが、現在の状況から考えて、やはり大切な市の施設でございますので、有効活用したいという観点からこのような判断をさせていただいております。  確かに、収益について、まだまだ不透明な部分はありますが、感覚的にはやはり大きな収益を上げるというところには至るかどうか。当然、10年間貸し付けますので、その都度、その都度、内容については必要に応じて議会のほうにも報告したいというふうに思います。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  今、副市長からもありましたけど、私もこの件については、これ使っていただくことは大いにありがたいことだろうなと思うんです。  ただ、これ相手方に申し訳ないのは、市の執行部がもっときちんと押さえとかないと駄目なんやわ。  例えば、この収支計画書って初年度ですよね。これに向かうまでには、恐らく莫大な投資をされるんですよ。莫大な投資をされたら、それの減価償却が支出で上がってこなあかんのですわ。  だから、要はどれだけの改修を投資されるかということも、やっぱりおおよそ掴んでなかったら、これ相手の方に失礼な話やと思うんやわ。これだけで議論したら。この方、恐らく3,000万円、5,000万円と投資されるんだろうと思いますよ。だって、2階、3階を宿泊施設になさるんでしょう。だったら、その投資額をやっぱり、あんたたちは聞き取っているはずなんですよ。それを説明していただけると、ああこれはどんだけ、これ利益を出そうと思ったら、相当えらい、困難なんやなと、地域の活性化のためにやっててくれはるんやなということが分かるわけなんですわ。  だから、あなたたちがきちっと説明しないことには、私たちもこの頭にすっと入っていかないので、その点もし分かってたら説明願えませんか。  川西課長補佐。 ○山東伊吹地域協働課長補佐(川西譲)  説明不足のところがありまして申し訳ありません。  法人から提出していただいてます事業計画書の中では、資金調達の確実性という項目がございまして、その中で記載いただいてます。  一応、設計費用に概算ですが1,000万円使われて、あと、施設改修経費に1億円ということで計画はされています。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  そうすると、仮に1億1,000万円を10年間で戻そうと思ったら、毎年どんだけの減価償却上げなあきませんねん。利益を追求してもいいやろうけど、利益みたい出ませんで、こんなもん。出ませんと言いきったら申し訳ないけど。  やっぱり、そういう観点で、今聞いた投資額も聞いてやると、ある程度地域のための貢献やという還元策なんやなということでやったろうという気持ちが分かりますので、そこら辺をうまくあなたたちも、さっきも言いましたけど、通すためには通すだけの理由を説明してくださいよ。  それは、この方に私はそういう説明の仕方では失礼やと思いますわ。その点、またよろしくお願いしますよ。  ほかの委員の人ありますか。  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  その辺のことは、今までから事業シミュレーションやとか、あるいはビジネススキームとか、そういうものを考えてくださいというふうに、いろんな場面で、これは議会の場だけではなくて、それぞれの担当者にそういうお話もしてきたので、今回のことをきっかけにぜひそういうビジネススキームやそういったところの勉強もしてほしいと思いますけどもいかがですか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  副市長。 ○副市長(要石祐一)  今回の委員会でのやり取りも含め、いろんなことを教訓とすべき点が多々ありますので、先ほどの指定管理にしても同じようなことが言えると思いますし、一つ一つしっかり受け止めて対応してまいりたいと思います。また、その都度、その都度、御指導賜りますようお願いします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  質疑を終結したいと思いますが、よろしいか。  質疑を終結いたします。  執行部の皆様、御苦労さまでした。退席していただいて結構です。  なお、市民部は案件が少なくて、おおよそ説明と質疑等で10分ぐらいということなので、このまま継続してやらさせてもらいます。  その後、昼食の暫時休憩に入ります。  それではお願いします。  暫時休憩します。再開は25分。                 午後0時17分 休憩                 午後0時22分 再開 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。  次に、市民部の審査を行います。  付託を受けました議案第87号 令和2年度米原市一般会計補正予算(第10号)中、市民部の所管に関する事項を議題といたします。
     提出者の説明を求めます。  藤岡課長。 ○防災危機管理課長(藤岡保)  それでは、米原市一般会計補正予算(第10号)のうち、防災危機管理課の所管する事項につきまして御説明させていただきます。  補正予算書の24ページ、25ページをお願いいたします。  最下段でございます。一番下の段でございます。  歳出の9款消防費、1項消防費、5目災害対策費、10節需用費で印刷製本費500万円を増額補正するものでございます。  本市では、現在、米原市地域防災計画修正等業務により、地域防災計画の見直しや新たに災害時受援計画を定めるなど、災害時の体制の整備を進めているところで、併せまして平成25年3月に発行いたしました米原市総合防災マップについても見直しを行っているところでございます。  この総合防災マップについてですが、滋賀県により見直しが行われました、想定最大規模による河川洪水浸水想定区域図及び滋賀県地先の安全度マップを基にいたしまして、現在、本市の見直しを行っているところでございます。  来年度出水期までの令和3年5月中に市民の皆さんに配布させていただく総合防災マップ1万8,000部の印刷製本業務に係る費用でございます。  補正予算書の5ページをお願いいたします。  補正予算書5ページのとおり、今年度内の令和3年3月頃に業務の発注を予定いたしておりますが、年度内での完了が困難なことから、繰越明許により補正をお願いするものでございます。  なお、総合防災マップの詳細につきましては、令和3年2月の委員会協議会におきまして御説明させていただき、御協議させていただきますのでよろしくお願いいたします。  以上、簡単ですが説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ただいま執行部の説明が終わりました。  委員の皆様、質疑を求めたいと思いますが、質疑はありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ないようですので、分科会外委員の方、質疑はありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ないようですので、質疑を終結いたします。  次に、議案第99号 地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律の施行に伴う米原市固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  吉田次長。 ○市民部次長・税務課長(吉田裕明)  議案第99号 地域経済牽引事業の促進による地域の経済発展の基盤強化に関する法律の施行に伴う米原市固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条例につきましては、条例に引用しております省令の題名が改正されたため、本条例の一部改正を行うものです。  付則において、施行期日は公布の日からとしております。  以上、説明とさせていただきます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ただいま執行部の説明が終わりました。  委員の皆様、質疑等ございませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ないようですので、質疑を終結いたします。  これで、市民部の審査を終わります。  暫時休憩します。  再開は1時30分といたします。よろしくお願いします。                 午後0時27分 休憩                 午後1時28分 再開 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  次に、教育部の審査を行います。  付託を受けました、議案第87号 令和2年度米原市一般会計補正予算(第10号)中、教育部の所管に属する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  花部主席参事。 ○教育総務課主席参事(花部正人)  議案第87号中、教育部所管の補正予算について、教育総務課から順次説明いたします。  まず、歳出につきまして、補正予算書の26ページ、27ページをお開きください。中段になります。  10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費の17節備品購入費は、550万円の追加補正をお願いするものです。令和3年度の各小学校の学級数については、普通学級は米原小学校で一クラス増加の見込み、特別支援学級は米原小学校で二クラス、伊吹小学校及び息長小学校でそれぞれ一クラス増加する見込みです。このことから、各学校で必要となる備品の購入経費を計上しています。  まず、事務用備品については、各校のクラス数の増加に伴い増員となる職員分の公務用パソコンを購入するための増額です。  次に、施設管理用備品としては、クラス数の増加に伴う職員及び児童の机、椅子やロッカー、さらに特別支援学級を設置するために必要となる備品を購入するための増額です。  次に、同項2目教育振興費の19節扶助費は、6万2,000円の追加補正をお願いするものです。これは、特別支援教育に係る就学奨励費で増額となる要因は特別支援対象の児童数が当初予算編成時の見込み児童数より増加したことによるものです。  次に、同項3目施設整備費の14節工事請負費は、300万円の追加補正をお願いするものです。工事の内容は、伊吹小学校において令和3年度に新たに身体虚弱に係る特別支援学級を新設することから、洗面台の設置と洋式トイレへの改修を行うものです。また、米原小学校においては、1階多目的教室に間仕切りを設置し、特別支援教室に改修するための工事を行います。  次に、歳入につきまして、10ページ、11ページをお開きください。  14款国庫支出金、2項国庫補助金、5目教育費国庫補助金、1節学校教育費補助金につきましては、特別支援教育就学奨励費補助金として、3万1,000円の追加をお願いするものです。先ほど歳出で説明いたしました、特別支援教育就学奨励費については、経費の2分の1が財源として国庫補助金が充当されることから、歳出6万2,000円に対し2分の1の3万1,000円を歳入として計上いたしました。  以上、教育総務課の説明といたします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  澤田課長補佐。 ○学校教育課長補佐(澤田隆文)  続きまして、学校教育課所管の補正予算について説明いたします。  歳出について、補正予算書の26ページ、27ページをお開きください。  10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費の10節需用費の各学校の光熱水費429万円は、コロナウイルス感染予防による夏休みの授業実施や換気等により空調の使用が増えたことなどによる光熱水費の不足により増額をお願いするものです。  次に、2目教育振興費の11節役務費の手数料1万8,000円及び17節備品購入費の学校教材備品80万円は、令和3年度に米原小学校で一クラス増えることに伴い、本年度中に必要な電子黒板等の教材備品を整備するための経費及び電子黒板用パソコンの設定手数料です。また、特別支援学級備品110万円は、令和3年度に米原小学校二クラス、伊吹小学校一クラス、息長小学校一クラスが増えることに伴う備品を整備するための経費です。主な備品は、DVDプレーヤーや教室用オルガンなどです。  次に、同款3項中学校費、1目学校管理費の10節需用費の光熱水費107万円は、小学校と同様にコロナウイルス感染予防に伴う光熱水費の不足により増額をお願いするものです。  次に、2目教育振興費の11節役務費の手数料1万8,000円及び17節備品購入費の学校教材備品72万円は、令和3年度に河南中学校で一クラス増えることに伴い、本年度中に必要な電子黒板等の教材備品を整備するための経費及び電子黒板用パソコンの設定手数料です。  以上、学校教育課の説明とさせていただきます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  堀課長補佐。 ○生涯学習課長補佐(堀正彦)  続いて、生涯学習課所管の補正につきまして御説明させていただきます。  補正予算書28、29ページを御覧ください。  10款教育費、5項社会教育費、1目社会教育総務費、14節工事請負費1,270万円の増額は、伊吹薬草の里文化センタートイレ改修工事です。新型コロナウイルス感染症対策として、トイレの自動洗浄、自動水洗手洗い等の設備に変更し、接触による感染リスクの低減を図るために改修するものです。  続いて同項、3目公民館費、14節工事請負費2,300万円の増額は、山東・米原・近江の3公民館のトイレ改修工事です。当初予算において、米原公民館、山東公民館のトイレ改修を予定しておりましたが、今ほどの説明と同様に感染リスクを軽減するため改修内容を一部変更したこと。近江公民館につきましては、令和3年度での改修を予定していましたが、前倒しで改修を行うものです。  続いて、10款教育費、6項保健体育費、2目体育施設費、17節備品購入費、施設管理用備品280万円の増額は、サーモグラフィー発熱測定器を5台購入するための経費です。ホールを所有する生涯学習施設に配備を行いましたが、体育施設にも設置し、感染予防を図るものです。  次に、補正予算書5ページを御覧ください。  第2表繰越明許費補正の10款教育費、5項社会教育費の伊吹薬草の里文化センタートイレ改修事業、繰越明許額1,870万円、公民館トイレ改修事業、繰越明許額2,920万円です。先ほどのトイレ改修に係る予算の増額に伴い、年度内の工事完了が困難になることから、繰越明許を行い2月に工事発注、6月末までの工事完成を目指すものです。  次のページをお願いします。  第3表債務負担行為の補正の9段目以降ですが、山東学びあいステーション管理事業のほか、社会教育及び社会体育施設の指定管理者の指定を行うため、それぞれの施設について指定管理事業として期間及び限度額を定めるものです。期間につきましては、令和3年度から令和7年度までの5年間で、各施設の限度額は御覧のとおりです。  指定管理者の指定をお認めいただいた後、本年度中に基本協定の締結の手続を進めてまいります。  以上、生涯学習課の説明を終わります。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  田辺課長補佐。 ○学校給食課長補佐・西部給食センター所長(田辺栄樹)  続いて、学校給食課所管の説明をさせていただきます。  補正予算書28ページ、29ページをお願いします。  今回の補正予算の主なものは、令和3年度から給食センターの給食を提供する学校の管轄変更に伴い、その準備に必要となる予算をお願いするものです。  10款教育費、6項保健体育費、4目学校給食費の10節需用費の消耗品費48万円の増額は、磁器食器等の購入費です。  次に、17節備品購入費280万円の増額は、給食配送用コンテナや食缶、食器かご、調理用備品の高速度ミキサーの購入経費です。  西部給食センターが管轄する学校等の今後の給食数や施設の調理能力及び調理員の状況から、令和3年度から息長小学校分の給食について、西部から東部に変更して給食を提供することにしました。このことにより、東部給食センターの設備や給食配送車の使用に食器やコンテナ等を合わせるため購入させていただくものです。また、備品購入費280万円の増額のうち99万円は、東部給食センターの老朽化した高速度ミキサーを更新するための予算をお願いするものです。  以上で、教育部所管の補正予算の説明とします。よろしくお願いします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ただいま執行部の説明が終わりました。  本案につきまして質疑を求めます。  質疑はございませんか。  山脇委員。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  補正予算書の26、27ページで、先ほど説明にありました米原小学校、息長はじめ四つの特別支援学級が新設されるということですね。これは、新入生が特別支援学級に入るということでいいんですか。
    ○委員長・分科会長(礒谷晃)  澤田課長補佐。 ○学校教育課長補佐(澤田隆文)  今、委員おっしゃったとおりでございます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  山脇委員。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  分かりました。  もう一つなんですが、次の28、29ページにあります西部の給食センターから息長小学校は東部に移ると、そのための費用をここに上げておくと、こういうことなんですが、どうなんですかね、東部から息長、西部から息長と、その配送する時間にそれほど変わりはないんでしょうか、お聞きします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  藤田課長。 ○学校給食課長(藤田明子)  東部のほうは、おうみ認定こども園のほうに配送しておりますので、おうみ認定こども園から息長小学校の配送、回収は息長小学校からおうみ認定こども園の計画をしております。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  今のあなたの質問におうてるの。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  それを再質問しようと思って。  私が聞きたいのは、どれぐらいの時間の差があるのか、ないのかということをお聞きしたいんですが、西部から東部に変わったとして。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  あのね、息長小学校の給食の出発点が変わるわけでしょう。だから、出発点が変わったらどんだけの時間差やということをおっしゃっているわけですわ。それが、5分も10分も差があるんやったらおかしいやろうと言わはるんやろう。分数は、恐らく5分以内の話やな、正直に言うてくれたらええがな。  藤田課長。 ○学校給食課長(藤田明子)  それほど時間は変わりません。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  山脇委員。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  ということは、もう数分の差であるというふうに理解していいんですね。ほとんど影響はないと、給食の温かさ云々について。 ○学校給食課長(藤田明子)  はい、そうでございます。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  分かりました。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ほかに。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ないようですので、分科会外委員の方、質問ございませんか。  細野委員。 ○分科会外委員(細野正行)  学校給食の件なんですけど、今、変更があった、管轄変更があったというお話なんですが、なんで今回管轄変更になったのか教えていただけますか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  教育長。 ○教育長(山本太一)  私のほうから説明します。  実は、給食センターに県費負担の栄養士が配置されてます。小学校、中学校の児童生徒数が1,500食以上でないと2人配置がしてもらえないというような配置基準がございます。現在ですと、東部、西部ともに1,500食以上の配食を行っております。  実は、人数が増えている地域と人数が減っている地域というのがございまして、両方とも1,500食を維持するのが非常に厳しい状況になってきたということで、息長小学校を配送に時間がほぼ変わらないという中で、東部に、東部は給食できる食数も多いですから、そちらに多い目にして1,500食以上の県費負担職員を2人置いて、西部は県費負担が1人になると。その分、臨時職員で何とかその辺の安全・安心な給食をするための栄養士を採用するということで、今、方向性を考えました。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ほかに。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ないようですので、質疑なしと認めます。  質疑を終結します。  これ以降、説明がない方については、今から退席してくださって結構です。  次に、議案第110号 公の施設における指定管理者の指定について(米原市山東学びあいステーション、米原市山東グラウンドおよび米原市民体育館)を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  堀課長補佐。 ○生涯学習課長補佐(堀正彦)  議案第110号 公の施設における指定管理者の指定について説明いたします。  本議案は、米原市山東学びあいステーション、米原市山東グラウンド及び米原市民体育館の指定管理者の指定をお願いするものです。  当施設の指定管理期間が令和3年3月31日をもって終了するため公募を行い、米原市教育委員会指定管理者選定委員会において指定管理者の候補者として選定いただきました。  今回、指定しようとする団体は、特定非営利活動法人カモンスポーツクラブ、森田晴樹理事長で、指定の期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間です。  選定の理由として、当該施設の設置目的、管理運営について十分理解しており、本市の総合計画や教育振興基本計画などに沿って、学校との連携や青少年育成などの活動方針の下、利用者の立場に立ったサービスを提供し、効果的かつ効率的な管理運営を行う能力を十分に有すると認められることから選定したものです。  そのほか、団体の概要につきましては、指定管理者議案説明資料のとおりです。  指定管理者の選定結果については、別紙のとおりです。  以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ただいま執行部の説明が終わりました。  本案につきまして質疑を求めます。  質疑はありませんか。  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  先ほどの指定管理でも聞きましたんですが、指定管理料、比較表を提出いただいているんですが、この中で学びあいステーションだけで5年間で768万2,000円の増加、これについては、人員配置基準云々という理由なんですが、この辺を詳しく御説明いただけませんでしょうか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  堀課長補佐。 ○生涯学習課長補佐(堀正彦)  今ほど御質問いただきました山東学びあいステーションの5年間の増額分760万円の内訳について御説明させていただきます。  今回、人員配置基準及び人件費単価の見直しということで、臨時職員さんの賞与について、今までは賞与については計上をしておりませんでした。そちらにつきましては、米原市の会計年度任用職員の基準と同様に臨時職員さんについても賞与の増額をしたところです。  あと、維持管理費につきましては、実績、3年間の実績に応じて計上をさせていただいたところです。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  配置人員の変更、配置基準というのは、今の賞与の変更という意味ですか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  堀課長補佐。 ○生涯学習課長補佐(堀正彦)  今ほどの臨時職員さんの賞与の分です。  以上です。 ○委員(矢野邦昭)  ちょっと書き方間違うておられるんでないですかね。配置基準いうたら人の配置ですね。そういう意味ではないの。それは変わってないのやけど、報酬の変更であれば、報酬の変更と書いていただくと分かりやすいんやけど。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  この比較表が間違っているのか、あなたたちの答弁が正しいのか、どちらなんですか。  堀課長補佐。 ○生涯学習課長補佐(堀正彦)  人員配置基準につきましては、市のほうで指定されている人員配置基準の中に人件費の単価についても基準が変わりましたので、その分として人員配置基準および人件費の単価の見直しというふうに書かせていただきました。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  これ、及びって書いてあるのよ。ほんなら両方に係るわけやろう。あんたの言うてるのは、会計年度任用職員という形で市のほうも単価が上がってきているわけよな。それに準ずるようにやっぱり指定管理で指定管理料を受けてもろうてる方々の人件費もそれに相応して上げてきた単価の見直しなんやろう。人員基準みたい関係ないやろう、配置基準みたい。そうと違うんやろうか。  だから、及びというそんな書き方せんと、ストレートに人件費単価の見直しによる増なんやで、そう答えてくれはったらほんでええのやわ。わざと、難しいことせんといて。  ほかに。
     これが、教育部の公民館のしょっぱつですさかいに、ここでじっくり聞いといてくださいね。あとは、皆これの準用やから。  ないようでしたら、私のほうから質問させてもらいますので、委員長を副委員長と交代します。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  指定管理料の議案の説明資料の中に、収支計画書があるわけなんですが、例えば米原市山東学びあいステーション、支出の中で管理費については3,149万4,000円やと、これについては米原市学びあいステーションの施設管理をするところということなので、これは最低限これだけいってしまうという理解なんやけど、この運営費の250万円、この運営費の250万円で市が求めている、要求しているものができるとお考えなんでしょうか。私はどうもこれ少ないように思うんですね。こんだけでほんまに市が求めているものができるのかどうか疑問やというふうに思っているんですが、その点について、どういう御見解を持ってらっしゃいますか、お尋ねしたいと思います。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  堀課長補佐。 ○生涯学習課長補佐(堀正彦)  今ほどの250万円ですが、過去5年間の実績等も踏まえまして、平均的な金額で実施がしていただけるのかなというふうに思っております。  さらに、講座の経費につきましては、参加者の方からの講座の利用の経費、料金につきましても徴収をさせていただいております。そちらについては、金額の設定は各講座、各公民館のほうで設定をいただいてますので、その250万円の中で市のほうの仕様書に沿った運営がしていただけるのかなというふうに思っております。  以上です。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  次、同じところで収支計画書で収入の中で先ほども御答弁にもありましたように、受講料等を負担をいただいているということで80万円計上がされているわけなんですね。  これちょっと前に山東に限らず、学びあいステーションの条例を改正されたわけですね。一番ネックになってた社会教育法、そこで営利目的の貸館事業ができないとか、いろんな制限がかかってたものを制限をなくしたと、そういうような改正を行ったと、改正したにもかかわらず、利用料金が令和3年度から令和7年度に若干でも右上がりを示してくれるのかなというふうな期待を持ってたんですが、そういう期待はできないという理解をしてよろしいんですか、お伺いしたいと思います。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  梶田課長。 ○生涯学習課長(梶田悟)  今回、条例改正によりまして、営利を目的とした利用ができるようになります。実際、まだ先ほど申しましたように、利用の実績がない部分もございまして、どの程度の利用が実績として上がってくるかどうかということも不透明なところがございましたので、この部分については今回の条例改正に伴う部分での増額というのは含めておりません。  以上です。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  未確定な部分があるので含めなかったということなんですが、執行部としてはそういうような利用が増えてくるというふうに思ってらっしゃるのか、いや、あれは形だけの条例改正でそんなもん変わろうかいと思ってらっしゃるのか、どちらなんですか、お尋ねしたいと思います。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  梶田課長。 ○生涯学習課長(梶田悟)  いろいろなニーズ等々も踏まえた上での条例改正をさせていただいておりますので、今後、使い勝手がよくなることによって、そういった利用は増えてくるというふうに考えております。  以上です。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  私、教育部の指定管理については、初めて具体的に審査をさせてもらうわけなんですが、別紙で審査結果というのがあります。これ、いろいろ羅列されているんですけど、例えば、2番目の米原市のまちづくりの推進に対する考え方、これは米原市のまちづくりの推進に対する考え方、ほんでよろしいって答えたら20点もらえるんですか。これは、何の意味でこういうふうに書いているんですかね。地域の学習、交流拠点としての機能の考え方もそうですわ。考え方が書いてますよね。  当該施設の年間事業計画というのは、当然、立てられたものやと思いますので、ボランティアの育成と連携をどのようにするというふうに応募者はおっしゃっているんですか。利用者へのサービスの向上はどのようにするということをおっしゃっているんですか。指定管理導入の費用効果、あなたたちが示した基準額よりも、例えば3割も4割もこの方は低かったんやと、だから、10点に近い点数になってきたんやとおっしゃるのか。経費削減の取組と工夫ということで、どんな取組と工夫をなさったのか。  あとは別によろしいけど、その点についてお伺いしたいと思います。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  どなたか答弁お願いします。  堀課長補佐。 ○生涯学習課長補佐(堀正彦)  今ほどの御質問ですけれども、こちらのほう審査結果につきましては、各項目ごと当該施設の管理運営の方針であったりとか、米原市の今ほどおっしゃっていただきましたまちづくりの推進する考え方というふうに書かせていただいております。  それにつきましては、各申請者様から申請書、書類の中に各項目に当たっての書類を提出をいただいております。その書類を各審査委員の方に事前に配布をさせていただきまして、その内容に沿って審査をいただいた結果というふうに思っております。  例えば、中身ですけれども、米原市のまちづくりに対する取組内容ということで、例えば申し上げますと、その中のまたさらに設問がございます。米原生涯学習によるまちづくりに向け取り組んできた今までの実績、もしくは団体として生涯学習及び交流の推進を図り、学びを通じたまちづくりについての今後の取組という形で設問を設けさせていただいております。  それの回答としまして、例えば今まで教室や講座を行っていただきました。そういったもののサークル化を手伝う作業であったりとか、今後の取組としましては、公民館、今までの公民館で培ってきた中からボランティアを、各公民館ボランティア等になっていただける方を募っていきますというようなことが書かれております。  全てですと、かなり時間がかかりますけれども、そういった中身を申請書のほうに記入をいただいております。  以上、答弁とします。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  まず、米原市のまちづくりの推進に対する考え方、これについてはどうおっしゃっているんですか。まず、一つずつお伺いします。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  今、答えられますか。  暫時休憩します。                 午後 2時05分 休憩                 午後 2時07分 再開 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。  堀課長補佐。 ○生涯学習課長補佐(堀正彦)  まちづくりに関する取組内容ということで読まさせていただきます。  日常生活の中で自ら進んでスポーツを楽しみ、いつでも、どこでも、誰でも、いつまでも気軽にスポーツレクリエーション、文化活動に参加できる環境づくりを目的として書かれております。  生涯を通じて続けられる健康づくりの場の提供、子供の健全育成など、活動に参加することによって、会員相互の人と人との触れあい、心と心が通じ合うような地域社会の形成、すなわち地域の活性化につながる生涯学習によるまちづくりに取り組んでいきます。  学習したことを第三者に教えたり、ボランティアや地域活動に生かしていくことがさらに自分自身の学習を深めることにつながるというふうになっております。  これまで、生涯学習によるまちづくりに向けて取り組んできた実績としまして、サークル活動、地域リーダーの発掘等を行ってきております。  あと、団体として生涯学習及び地域の交流を図り、学びを通じたまちづくりについて、今後の取組としましては、地域自治会との連携の強化、この中では地域の自治会の区報、自治会の情報を一堂に会して提示をしていくということが書かれております。  さらには、イベントの参画としまして、山東の文化祭やふれあいスポーツフェスタの実施等を記入をいただいております。  あと、地域生産の農産物等の販売、学びあいの朝市等を実施をするというふうに計画をしていただいております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  私のほうも誤解をしてたかも分かりませんが、米原市のまちづくりの推進に対する考え方ですので、何か米原市のまちづくりの推進という形で定義づけられたものがあって、それに対する考え方を述べるのかなと思ったんですが、今の答弁ですとそうではないようですね。  この方たちが米原市のまちづくりの推進に対する考え方、自分自身の考えを述べるということですね。何か教科書的なもの、標準的な提示されたものがあって、それに対する考え方ではなくて、自分たちがこうしますとか、ああしますとかいうようなことをここは述べる場所でよろしいんですか、お尋ねしたいと思います。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  堀課長補佐。 ○生涯学習課長補佐(堀正彦)  今ほどおっしゃっていただきましたように、まちづくりに対する各学びあいステーションでの取組等を記入をいただいて、その取組がまちづくりに寄与するかどうかということを記入をいただいております。  以上です。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  以下ですね、そういうことだったら審査基準をそういう形で書いてもらったらいいんですわ。あなたたちは、わざと難しくしてるわけなんですね。これは、どんどん、どんどん応募者もハードル上がりますよ。これは、推進に対する考え方ということであれば、もっと形変えて、どういう事業からまちづくりの推進になるんやと。  その中の答弁の中で、市民自治センターや地域振興部の所管する部分も何とかやるようなお考えらしいんですけれど、私はまた公民館は公民館でそんなことやって、山東支所にはまた別の機能が残って、市民自治センターもいろいろ考えるということをおっしゃっているわけですよね。  これまた不思議な話で、どこまであなたたちは地域の自治会の情報を収集して、どういうような答えを返していこうと思ってらっしゃるのか、それはちょっと所管外ではなかろうかなというふうに思うわけなんですが、その点についてはどうですか。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  山本教育長。 ○教育長(山本太一)  今回の学びあいステーションの条例改正のときにおきましては、議員の方からも今後の方向性についての御質問も何回か受けました。その中で、やはり公民館というものの、やはり立つ位置が指定管理になってから、ある意味独自性を出していただいて、非常に生涯学習の場としては機能はしてきたと思います。  ただ、もう1点やっぱり地域の学びの拠点という部分はやっぱり大事にしてほしいなというところでの学びあいステーションということですので、人材育成というのも大きな社会教育、生涯学習のポイントでもあるので、そういった人材育成をこういった公民館を通して行い、その育った人材が横の連携の中で地域の活性化につながっていこうということは、やっぱり地域の情報が集まる場、そしてまた、人が交流する場としての学びあいステーションを築き上げようということで、こういったステーション条例を一部改正させていただいたというところで、地域振興部の若干、やっぱりステージと絡むとこはあろうかと思いますけども、あくまでやっぱり人材育成、学びが集い合う場ということで理解をいただきたいというふうに思っております。  以上です。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  経費削減の取組と工夫、これについて応募者はどのようにおっしゃっているわけなんですか。  それと、あなたたちが示された基準額、それとどれだけの差があったのかについてお伺いしたいと思います。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  堀課長補佐。 ○生涯学習課長補佐(堀正彦)
     経費の縮減につきましてですけれども、各公民館ごとに様々な経費の縮減を提示をいただいております。考え方としましては、今ほどの経費の縮減ですので、各施設の管理に係る委託料であったりとかを、見積りと言いますか、いろんなところから見積りをもらっていただきながら、経費の縮減をしていくというふうなことであったりとか、あと、電力料、電気の電力料を電気会社を変えていくというようなことを取り組みながら経費の縮減をしていただいております。  施設によっては、管理の委託料については、一括して1社に任すということで、かなりの金額を縮減をされているというようなところもございます。  あと、細々したことですけれども、もちろん紙の排出を抑制するとかということを書いていただいております。  最後に、経費の私たちが出しているものと指定管理者、候補者さんが出していただいている経費の縮減率ですけれども、それについては、各項目によって全体として金額が変わってきますので、全ての面でおきますと、全体としては縮減されていると、一つ一つのものではなくて、全体として縮減をされているという考え方に立っております。  以上です。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  これは恐らくこの3年間、令和3年度から3、4、5と続くわけなんですが、やっぱり令和6年度へのステップとして、私は普通思うのは、指定管理ということですから施設管理ですね。施設管理を委託するというのはまず大前提やと思うんですね。  これは、直営であろうが、応募された管理者であろうが、例えば応募した管理者が消防設備から何から全部点検できて、タダでやるさかいに、もっと安うなるんやと、こういう話は別ですわ。これは特殊例ですので、それ以外でしたら、ほとんど変わらないんですね。  ところが、事業の工夫をどういうふうにやるかによって、物すごく学びあいステーションの活発化が違ってくるわけですから、だから、本来は指定管理の部分を、あなたたちは直営でやるよりももっといいものができるという形で指定管理者でこの制度を活用してお任せするわけでしょう。本来なら、あなたたちがやらなければならないことなんですよ。それを、安い経費で、行政がやるよりも安い経費で、なおかつそれ以上の効果を期待ができるから指定管理で出すわけなんですね。  だから、その視点を見とかないと審査基準というのはあってないような、分からないんですね。あなたたちがそういうことをきちっと指定管理の応募のときに、それを見ていただいてチェックしていただいて、そのチェックしていただいたことを、この委員会で説明してくれはったら、なるほどなと分かるわけなんです。  通り一遍のことでは、本当に指定管理でよかったのか、えらい言葉は悪いですけど、あなたたちがおさぼりになるために指定管理に出しているのか分からないんですよ。  だから、その返ってくる効果という部分、どういうことをして効果を図るのかはちょっと難しい点もありますけど、それでないと活発化しませんよ。  私、今は一委員ですけど、あいつは勝手にええこと言うとるわという思い、思ってらっしゃるかも分かりませんけど、私が今お話したことに対して、あなたたちはどういう御見解をお持ちですか、これ最後にお尋ねしたいと思います。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  要石副市長。 ○副市長(要石祐一)  指定管理者制度全般にわたる御提言をいただいたと思っています。  前にも申しましたが、米原市は早くからこの制度に取り組んできて、いろんな仕様書の出し方であったり、協定の仕方、かなり前の制度設計当時のことをかなり踏襲してきました。  今回の議案の説明資料についても、当時作ったものにほぼ準拠してますので、やはり、これらのついても、当時は先例もなかったですし、今回、いろんな御指摘をいただきましたので、そのことを包含して先例も参考にしながらよりよい資料、あるいは審査に臨んでいただけるように研究をさせたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  戻します。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  委員長代わりました。  ほかに質疑はありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ないようですので、質疑を終結いたします。  次に、議案第111号 公の施設における指定管理者の指定について(米原市米原学びあいステーション)を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  堀課長補佐。 ○生涯学習課長補佐(堀正彦)  議案第111号 公の施設における指定管理者の指定について説明をいたします。  本議案は、米原市米原学びあいステーションの指定管理者の指定をお願いするものです。  当施設の指定管理期間が令和3年3月31日をもって終了するため、公募を行いまして、米原市教育委員会指定管理者選定委員会において、指定管理者の候補者として選定いただきました。  今回指定しようとする団体は、特定非営利活動法人FIELD 濱川祐次理事長 で、指定の期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間です。  選定理由として、当該施設の設置目的、管理運営について十分理解しており、市民と一体となったまちづくりの理念の下、地域の多様な人材の育成や協力などにより、利用者の立場に立ったサービスを提供し、効果的かつ効率的な管理運営を行う能力を十分に有すると認められることから選定したものです。  そのほか、団体の概要につきましては、指定管理者議案説明資料のとおりです。  指定管理者の選定結果については、別紙のとおりです。  以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ただいま執行部の説明が終わりました。  本案につきまして質疑を求めます。  質疑はありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  質疑なしと認めます。  質疑を終結します。  次に、議案第112号 公の施設における指定管理者の指定について(米原市近江学びあいステーションおよび米原市近江グラウンド)を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  堀課長補佐。 ○生涯学習課長補佐(堀正彦)  議案第112号 公の施設における指定管理者の指定について説明をさせていただきます。  本議案は、米原市近江学びあいステーションおよび米原市近江グラウンドの指定管理者の指定をお願いするものです。  当施設の指定管理期間が令和3年3月31日をもって終了するため、公募を行い、米原市教育委員会指定管理者選定委員会において、指定管理者の候補者として選定いただきました。  今回指定しようとする団体は、特定非営利活動法人 おうみ地域人権・文化・スポーツ振興会 村田輝男理事長で、指定の期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間です。  選定理由として、当該施設の設置目的、管理運営について十分理解しており、地域コミュニティや施設のボランティアとの結びつきを大切にし、連携を図ることにより利用者の立場に立ったサービスを提供し、効果的かつ効率的な管理運営を行う能力を十分に有すると認められることから選定したものです。  そのほか、団体の概要につきましては、指定管理者議案説明資料のとおりです。  指定管理者の選定結果については、別紙のとおりです。  以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ただいま執行部の説明が終わりました。  本案につきまして質疑を求めます。  質疑はありませんか。  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  この施設はですね、旧近江町時代からあります。近江町立中央公民館という名称でありまして、ここでは社会教育施設として社会教育を担っていたと。  そういう中で、この公民館の中に幾つかの団体が、その団体の事務をその公民館の職員が担っていたり、あるいはそこに団体の事務所が入ってきたりとか、そういったことが過去あったわけですけども、当然、合併してから指定管理者制度が導入されて、指定管理者がこの施設を、現在の指定管理者がこの指定管理を担うようになりました。  当然、施設の管理上、ほかの団体が入っているのはいかがなものかというふうにも思いますけども、そういった指導によらずに出ていったというか、出ていかされたというか、そういった団体があることは御存じですか、梶田課長お願いします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  梶田課長。 ○生涯学習課長(梶田悟)  私どものほうは承知しておりません。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  ありがとうございます。  合併当初のことですので御存じないということも仕方がないことだというふうにも思っています。  さて、今年そこでの放課後児童クラブ、随分、これは所管が違いますけども、話題になったわけであります。その放課後児童クラブについては、当初公設でスタートしたわけです。これが、何年か前かな、公設ではできないということで辞退されたというようなことでありました。その年には、随分、こども未来部所管課が苦労されて、学校の空き教室を使って公設の放課後児童クラブを設置された、そういったことがありました。  そして、今年のことですね。そういう中で、また新たに民設で放課後児童クラブを、この公民館を指定管理されている団体が、もう一遍整理するね。  公設やった、最初。それが、その公設ではできないということで辞退されたということで、新たな公設を学校の空き教室でつくられた。それが動き出したにもかかわらず、また、そこで民設で同じ団体が放課後児童クラブを開設された、こんなことがありました。  両方ともその段階では機能しておったわけですね、つい最近まで。ところが、今年になってから、民設でこの団体が運営していた放課後児童クラブをまた公設にするという、その方向性がこの間議会で決まりました。という理解で流れよろしいね。おうてると思います。  今、そういうことで公設が、お家笑里クラブ、今、名称はその名前はないですけど、要は公設二つが坂田小学校区であるというふうな、そういうふうな実態になっていますけども、この辺のいきさつについて、要は団体の評価というとこで、そういったことは話題になったのか、ならなかったのか、これもお伺いします。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  梶田課長。 ○生涯学習課長(梶田悟)  今回の指定管理の選定の中には、その放課後児童クラブの実施云々については対象としておりません。  以上です。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  審査の対象としてないのは分かった。  審査委員会の中で、こういう話題が出たのか、出てないのか、どっちなんや。  梶田課長。 ○生涯学習課長(梶田悟)  話題としては出ておりません。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  実は、この公民館の活動、私はすばらしいものだというふうに思っています。新聞で報道されるようないろんなイベントもやってくれてて、非常に外から見てて非常に評価がよいというふうに思っていますし、私自身もそのことについては評価したいというふうに思ってます。花嫁行列とか、そういったこともやっているし、なかなかすごいなと思います。
     放課後児童クラブについても、この指導者さんたちの評判も非常にいいです。非常にうまいこと運営やってくれているというふうに思うところであります。しかしながら、この団体について、何か二面性があるのではないかと、そのようなことを私は感じるということで、このことを指摘して私の質問は終わります。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ほかに。  今は指摘事項やから、質問ではないので、ガス抜くとこは抜かなあかんで。  ほかにございますか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  次に、議案第113号 公の施設における指定管理者の指定について(米原市米原野球場、米原市すぱーく米原および米原市息郷体育館)を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  堀課長補佐。 ○生涯学習課長補佐(堀正彦)  議案第113号 公の施設における指定管理者の指定について説明させていただきます。  本議案は、米原市米原野球場、米原市すぱーく米原および米原市息郷体育館の指定管理者の指定をお願いするものです。  当施設の指定管理期間が令和3年3月31日をもって終了するため、公募を行い、米原市教育委員会指定管理者選定委員会において、指定管理者の候補者として選定をいただきました。  今回指定しようとする団体は、特定非営利活動法人 MOSスポーツクラブ 西口善永理事長で、指定の期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間です。  選定理由として、当該施設の設置目的、管理運営について十分理解しており、利用者の立場に立ったサービスを提供しつつ、コスト削減をしながらも効果的かつ効率的な管理運営を行う能力を十分に有すると認められることから選定したものです。  そのほか、団体の概要につきましては、指定管理者議案説明資料のとおりです。  指定管理者の選定結果については、別紙のとおりです。  以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ただいま執行部の説明が終わりました。  本案につきまして質疑を求めます。  質疑はありませんか。  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  今回の議会は、大変多くの指定管理の話がありまして、議案の提案がありまして、先ほど来、副市長が申し上げられているように、今は指定管理制度の当初の計画を、当初のガイドラインなりを変更の時期やということをおっしゃってました。まさに、私もそのとおりやと思います。  今は、公民館にしろ、ほかの指定管理にしろ、公募となっておりますが、応募者がなくて競争性がない。費用の説明も当初はかなり大きな削減がありましたけれど、非常に人件費も上がってきて、そんなに館の運営と変わらないような状態になっている、これは僕の想像でしか過ぎないんですがなっているのと、配置人員なんかも、他市に比べてそんなに少なくもないし、逆に多いような面もあって、それは配置人員が多ければ、いろんな文化的な面、あるいは地域づくりの面、それに貢献しているので余裕があればそれはいいと思うんですけれど、指定管理の目的、当初の目的が達成できてないような感じがしますし、当初の目的がよかったのかどうか、非常に難しいとこやと思うんですが、取りあえず十数年も同じ指定管理者が管理されてて、人もあまり変わらない中で、マンネリ化しているような感じです。それが継続性という面でいいのか、悪いのか言いますと、いい面もあれば悪い面もあるということで、ちょっとこの辺で副市長の提案どおり、じっくりと見直しをいただきたいというふうに思います。感想でございます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ほかに。  ないようでしたら、私も発言をしたいので、委員長を山脇委員に代わります。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  代わりました。  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  この、今回の指定管理、これを見てますと、令和3年から利用料金、収支計画書の利用料金、201万7,000円という形で結構利用があるように思うんですね。  ところが、米原市の息郷体育館が入っているわけですね。ここが本当に利用があるのかどうか分からないんですけど、要は201万7,000円の応募者が出してきた内訳、どの施設に幾らなのか、まず、それについて教えていただけませんか。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  伊藤室長。 ○スポーツ推進室長(伊藤淳司)  収入につきましては、すぱーく米原が170万円、米原野球場が27万円、息郷体育館が4万7,000円という数字になっております。  以上です。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  息郷はかなり少ないということなんですね。  この収支計画書を見てみますと、支出には管理費しかないんですね。だから、運営費、運営事業費がないということで、何ら施設の管理だけをやっていただくと、こういうことだと思うんですね。これをわざわざ社会体育施設のくくりをされたのか分かりませんが、これは例えば米原の公民館と一緒にやれば、人件費も結構削減できますし、逆に米原公民館の活動をもっと幅を広げるというような、これは私の思いです。そういう思いがあるわけなんです。  なぜ、これをわざわざ別で発注をしなければならなかったのか、この点についてまずお伺いしたいと思います。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  伊藤室長。 ○スポーツ推進室長(伊藤淳司)  事業費の計上がない形ですけども、今、運営していただいているのはスポーツクラブということで、スポーツクラブのほうで事業をやりつつ、地域の子供から高齢者までのスポーツ教室、健康の増進等の活動をスポーツクラブとして実施をしていただいております。  以上です。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  じゃあ、そのスポーツクラブが運営をなさっている原資はどこから来ているんですか、お尋ねしたいと思います。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  伊藤室長。 ○スポーツ推進室長(伊藤淳司)  スポーツクラブにつきましては、会員さんの会費、それとその都度徴収される参加料等によって賄われております。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  どうも、それだけで本当に運営できるんでしょうかね。ちょっと私は疑問だと思うんですが、これについては、スポーツクラブ自身のことですので、ちょっと議案から外れると思いますので、これはいいんですが。  ただ、その方たちは、じゃあスポーツクラブとしてここを運営なさるときに、その施設を使ったら無償となっているのか、有償となっているのか、これについてお尋ねをしたいと思います。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  伊藤室長。 ○スポーツ推進室長(伊藤淳司)  スポーツクラブが指定管理を使って事業をされる場合、スポーツクラブのほうで使用料のほうは支出をされております。  以上です。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  使用料を頂いているということで、それはそれでいいんですけど、本来なら、これ指定管理ですから、本当に料金をもらうのがそのスポーツクラブとして、やっぱり自主的にやって、納めるのはありがたいですよ。ありがたいんですけれど、ここを指定管理を受ける、この方たちには何かメリットがないような気がするんです。  先ほど私が質問しましたように、米原市の学びあいステーションと一緒に、次回、発注すると、応募をかけるということは検討できますか、どうですか。これについてお尋ねしたいと思います。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  上村部長。 ○教育部長(上村浩)  今の件でございますが、検討はできるかなとは思いますが、今現状のスポーツクラブの育成という部分でのところもございますので、それとその団体の力量と言いますか、能力、スポーツも一緒にできるかどうかという部分の判断もございますので、その辺も考慮しながら、また、検討していきたいと思います。  以上です。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  礒谷委員。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  今の答弁、積極的な答弁として受けたらいいのか、いや後退的な答弁として受けたらいいのか、ちょっと分かりませんけど。  あなたたち、ひょっとしてあなたたちと密接にある関係、スポーツ振興を図る特定非営利活動法人のスポーツ、非営利活動、NPO法人ですから、あなたたち何かこの方たちに遠慮しているんじゃないですか。  従来から、先ほど委員の中にも発言がありましたけど、従来から同じ方が取られるということは、従来からの人にあなたたちが取るように仕向けている、ここまではちょっと言いたくはないんですけど、結果的にそう取られても仕方がないと思うんです。  だから、先ほど副市長からも前向きな答弁がありました。やっぱり、これ地域性なくしても僕はいいと思いますね。山東と伊吹が新たに一つのNPO法人、合併していくんやと。米原、近江も合併していくんやと。伊吹山の山麓財団、そこがもっと発展的にして、やっぱり文化スポーツ振興事業団というような形で統一的な運営を図るのも一つだと思うんです。  先ほどの上村部長の話、私はちょっとへそが曲がっているのかどうか分かりませんけど、何か相手のことを思いばかって言ってるような答弁にしか、私の耳が悪いんかも分かりません。そう思うんですね。  だから、やっぱり具体的に、これ今度は新たに指定管理全般に見直すわけですから、それともう一つは、大事なところは、公共施設のあり方委員会、これ3年度、4年度、4年度ではもう結論が出てくるわけなんですね。  それと、先ほど言いました伊吹山麓の事業団、このこともやっぱりもっとトータル的に考えて、お互いがばらばらに進むんじゃなくて、やっぱり一つの方向に向かって、どう進んでいくのかということを考えていくと、おのずと活動も活発になりますし、経費も抑えられるのではないかなと思うんです。  私はそう取ったんですが、上村部長、いや見解違うよ、あなたはへそ曲がってますよとおっしゃるのであれば、これについて御答弁、再度お願いできませんか。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)  山本教育長。 ○教育長(山本太一)  ちょっと大きな全体的な話が出ましたので、私のほうからお話させていただきますと、まず、今、礒谷委員長が言われた指定管理者との関係という部分で、我々が特につながっているとか、願っているとか、そういうことは一切ございませんので、やはり、これからの米原市の公民館、いわゆる生涯学習施設の在り方、私は統合庁舎、統合したらもう米原市役所本庁舎になろうと思いますけども、やはり、そういったところでそれぞれの地域に学びあいステーションが一つの地域の拠点になるというのは非常に大事かなというふうに思ってますのと同時に、今、伊吹山麓のスポーツの話も出ましたけども、スポーツの在り方は、やはり、今後国体も控えてますので、スポーツクラブの育成も含め、そして米原市全域での健康づくり、スポーツの在り方というのも全体的に見通した中で、今後、やはり公の施設の在り方も含め、大きく考えていく時期にきているかなということは思いますので、何が一番米原市民にとってスポーツの振興、あるいは生涯学習の学びの拠点というのが浸透していくかということを考えた上で、ちょっと整理をしていく必要があるかなというふうに思ってますので、明確な答えは今出せませんけども、一つ学びあいステーションが令和3年、4年、どうスタートして地域の拠点化になっていくのか。  そしてまた、こういったスポーツ施設も老朽化も進んでるところもございます。その辺の統合も含めてのどういう整理が必要かというのは考えていくべきかなというふうに思っておりますので、また、もうしばらく時間を頂きたいというふうに思います。  以上です。 ○副委員長・副分科会長(山脇正孝)
     戻します。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  代わりました。  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  かつて、米原公民館の管理者も合併以来、指定管理制度が導入されていろいろごたごたとあったように記憶しているんですけども、そういう段階で、一旦すぱーく米原と米原公民館一緒に管理するというような、そんな時代があったように思うんですよ。  そのとき分かれた理由というのが分かれば、今回のこうやってスポーツクラブとフィールドが分かれて管理しているというとこに、理由に行きつくんやないかと思うんですけども、その頃のことを御存じはないですか。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  上村部長。 ○教育部長(上村浩)  承知しておりません。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ほかに質疑はありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  執行部の皆さん、御苦労さまでした。  退席いただいて結構です。  委員長のほうからお諮りしたいと思います。  議会事務局の審査は、人事院勧告の関係によるものですので、見てのとおりということで審査は割愛いたしますので、それに御異議ございませんか。                  (「異議あり」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  次に、議会事務局の審査を行いますので。  それでは、議案第87号、令和2年度米原市一般会計補正予算(第10号)中、議会事務局の所管に属する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  松田次長。 ○議会事務局次長(松田輝)  今、タブレットのほうに送信をさせていただきました。  今回、議案第87号 令和2年度米原市一般会計補正予算(第10号)の議会事務局所管に関する事項でございます。  大きく2点ございます。  1点は、議案書の14ページ、1款議会費、1項議会費、1目議会費43万3,000円の減額でございます。これは、人事院勧告に伴い、今般の議会に提案されております議案第97号 米原市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第98号 米原市職員の給与に関する条例および米原市一般職の任期付職員の採用および給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の改正に伴い、議員の期末手当及び職員の期末手当の額を減額するものです。減額額の43万3,000円中、議員の皆様方の期末手当の減額は31万8,000円となっております。  もう1点、債務負担行為についてでございます。  ただいま送信させていただきました。  議案書6ページでございます。  債務負担行為の設定につきまして、議会だよりの発行業務197万2,000円でございます。令和3年度の議会だより発行業務に係る債務負担行為に伴うものでございます。議会だよりの発行につきまして、令和3年度の同業務に係る受託業者を令和2年度中に決定し、4月からの発行に速やかに対応できるようにするものでございます。  以上でございます。 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  ただいま執行部の説明が終わりました。  本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  質疑を終結いたします。  御苦労さんでした。  暫時休憩をしたいと思います。  再開は3時からということで。                 午後2時52分 休憩                 午後3時00分 再開 ○委員長・分科会長(礒谷晃)  休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。  これより順次、討論、採決を行います。  なお、予算案件につきましては、可否についての確認のみを行います。  議案第87号 令和2年度米原市一般会計補正予算(第10号)中、当分科会の所管に属する事項について、可否の確認を行います。  原案のとおり可決すべきものとすることに賛成の委員は挙手を願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  挙手全員です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと確認しました。  次に、議案第94号 米原市事務分掌条例の一部を改正する条例についてに対し、討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第94号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手を願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  挙手全員です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第95号 米原市市民自治センター設置条例の一部を改正する条例につきまして、討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第95号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  挙手全員です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第96号 米原市付属機関設置条例の一部を改正する条例についてに対し、討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第96号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  挙手全員です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第99号 地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律の施行に伴う米原市固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条例についてに対し、討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第99号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。
                      (賛成者挙手) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  挙手全員です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第109号 公の施設における指定管理者の指定について(米原市近江母の郷コミュニティハウス)に対し、討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第109号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  挙手全員です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第110号 公の施設における指定管理者の指定について(米原市山東学びあいステーション、米原市山東グラウンドおよび米原市民体育館)に対し、討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第110号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  挙手全員です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第111号 公の施設における指定管理者の指定について(米原市米原学びあいステーション)に対し、討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第111号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  挙手全員です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第112号 公の施設における指定管理者の指定について(米原市近江学びあいステーションおよび米原市近江グラウンド)に対し、討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第112号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  挙手多数です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第113号 公の施設における指定管理者の指定について(米原市米原野球場、米原市すぱーく米原および米原市息郷体育館)に対し、討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第113号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  挙手全員です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第114号 財産の貸付けについて(旧米原市立東草野小中学校敷地および校舎等)に対し、討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第114号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  挙手全員です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これで、当委員会及び分科会が付託を受けた議案の審査は終了いたしました。  委員会における審査結果については、会議規則第39条第1項の規定に基づき、委員長において本会議で報告をいたします。  また、分科会における審査結果については、分科会長において予算常任委員会全体会で報告をいたします。  閉会中の所管事務の調査に関し、当委員会の所管事項について調査終了まで継続して調査することとし、継続調査に付す事項、調査の時期などについては、委員長に一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                  (「異議なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  異議なしと認めます。  別添の所管事項に関し閉会中も継続して調査することに決定し、会議規則第111条の規定により、議長に申出いたします。  また、当委員会の所管事項の調査に関し、閉会中に調査のために委員派遣を行う必要が生じた場合、議長に対して委員派遣承認要求を行うこととし、派遣委員、日時、場所、目的、経費などの手続につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                  (「異議なし」) ○委員長・分科会長(礒谷晃)  異議なしと認めます。  閉会中に所管事項の調査に関し、委員派遣の必要が生じた場合、会議規則第106条の規定により、議長に委員派遣承認要求書を提出いたします。  これをもちまして米原市議会総務教育常任委員会及び予算常任委員会総務教育分科会を閉会します。  長時間御苦労さまでした。               午後3時09分 閉会  本委員会記録は、真正であることを認め、米原市議会委員会条例第32条第1項の規定により、ここに署名する。    令和2年12月10日           米原市議会総務教育常任委員長        礒 谷   晃           米原市議会予算常任委員会総務教育分科会長...