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07月06日-05号

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  1. 宇土市議会 2015-07-06
    07月06日-05号


    取得元: 宇土市議会公式サイト
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    平成27年 6月 定例会(第2回)        平成27年第2回宇土市議会定例会会議録 第5号           7月6日(月)午前10時55分開議1.議事日程 日程第1 地域高規格道路促進等対策特別委員長中間報告      (質疑・討論) 日程第2 各常任委員長報告     1.総務市民常任委員長報告     2.経済建設常任委員長報告     3.文教厚生常任委員長報告      (質疑・討論・採決) 日程第3 請願・陳情について      (質疑・討論・採決) 日程第4 委員会の閉会中の継続審査並びに調査について      (採決)2.本日の会議に付した事件 日程第1 地域高規格道路促進等対策特別委員長中間報告      (質疑・討論) 日程第2 各常任委員長報告     1.総務市民常任委員長報告     2.経済建設常任委員長報告     3.文教厚生常任委員長報告       (質疑・討論・採決) 日程第3 請願・陳情について      (質疑・討論・採決) 日程第4 委員会の閉会中の継続審査並びに調査について      (採決) (追加日程) 日程第5 発議第1号 労働法制規制強化安定雇用の確立を求める意見書3.出席議員(18人)    1番 今 中 真之助 君       2番 西 田 和 徳 君    3番 田 尻 正 三 君       4番 園 田   茂 君    5番 宮 原 雄 一 君       6番 嶋 本 圭 人 君    7番 柴 田 正 樹 君       8番 平 江 光 輝 君    9番 樫 崎 政 治 君      10番 野 口 修 一 君   11番 中 口 俊 宏 君      12番 藤 井 慶 峰 君   13番 芥 川 幸 子 さん     14番 山 村 保 夫 君   15番 杉 本 信 一 君      16番 村 田 宣 雄 君   17番 浜 口 多美雄 君      18番 福 田 慧 一 君4.欠席議員(なし)5.説明のため出席した者の職・氏名 市長      元 松 茂 樹 君   副市長     池 田 信 夫 君 教育長     浦 川   司 君   総務部長    益 田 輝 明 君 企画部長    荒 木 繁 男 君   市民環境部長  山 本 桂 樹 君 健康福祉部長  那 須 大 和 君   経済部長    田 川 修 一 君 建設部長    下 鶴 治 久 君   教育部長    前 田 保 幸 君 会計管理者   中 熊   聡 君   総務課長    中 川 玲 子 さん 危機管理課長  瀧 口 卓 也 君   財政課長    杉 本 裕 治 君 企画課長    石 本 尚 志 君   まちづくり推進課長                             川 上 誠 志 君6.議会事務局出席者の職・氏名 事務局長    宮 田 裕 三 君   次長兼庶務係長 西 山 祐 一 君 議事係長    清 塘 啓 史 君   議事係主事   志 垣   勲 君                午前10時55分開議             -------○------- ○議長(村田宣雄君) これから,本日の会議を開きます。             -------○------- △日程第1 地域高規格道路促進等対策特別委員長中間報告(質疑・討論) ○議長(村田宣雄君) 日程第1,地域高規格道路促進等対策特別委員会の審査の経過についてを議題といたします。 特別委員長中間報告を求めます。 地域高規格道路促進等対策特別委員長浜口多美雄君。 ◆地域高規格道路促進等対策特別委員長浜口多美雄君) おはようございます。 ただいまから,地域高規格道路促進等対策特別委員会のこれまでの経過並びに審査内容について,中間報告をいたします。 去る6月22日,執行部出席のもと本委員会を開催し,現在までの取組み状況について,執行部から説明がありましたので,ご報告申し上げます。 まず,「熊本・宇土道路」における平成27年度の国の当初予算は6億4,000万円であり,前年度より9,000万円の増で,16%の伸びであります。 用地取得の状況については,宇土市側,熊本市側共に前回の報告から進捗はあっておりません。 事業の状況についてですが,「宇土市側」では,取得した用地の管理費用として,1,800万円の予算が計上されています。 今後の工事予定としましては,排水構造物の改修などが計画されております。 また,「熊本市側」については,昨年度に実施されました,軟弱地盤対策検討委員会の結果を受けて,軟弱地盤対策の設計を進めていくとのことであります。 (仮称)緑川大橋については,下部工工事に向けて漁業補償の協議が行われていますが,交渉が難航しており,進展していないとのことでした。 次に「宇土道路」における平成27年度の国の当初予算は1億3,000万円であり,前年度より1,000万円の増額となっております。 今年度の事業内容としましては,用地補償用地単価の調査,及び起点側と終点側のJRをまたぐ橋梁部の地質調査橋梁予備設計が予定されております。7月に契約予定との説明がありました。 以上の報告を踏まえ,委員会で論議されました主な内容をご報告いたします。 まず,委員から「要望活動に際して使用しているパンフレットが古いが,新しくしてから今後の要望活動は行っていくのか。」との質疑があり,執行部から「資料の更新については,海側沿い国道における越波の写真を掲載することも含め,現在検討中である。」との答弁がありました。 次に,委員から「宇土道路用地買収は,いつ頃から始まるのか。」との質疑があり,執行部から「昨年度,城塚地区において一筆の用地買収契約が済んでいる。引き続き城塚地区側から買収を進められる予定である。また,網田地区では補償や用地単価の設定等のための調査が進められる。」との答弁がありました。 当委員会としましては,国の当初予算において昨年度を上回る額を確保できたということは,これまでの要望活動の成果であると考えておりますので,今後とも1日も早い熊本・天草幹線道路全線開通を目指して,取組んでまいりたいと思います。 以上で,地域高規格道路促進等対策特別委員会中間報告を終わります。 ○議長(村田宣雄君) 地域高規格道路促進等対策特別委員長中間報告は終わりました。 これより,ただいまの特別委員長中間報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(村田宣雄君) どなたもないようでありますので,質疑を終結いたします。 これより,討論を行います。 討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(村田宣雄君) どなたもないようでありますので,討論を終結いたします。 以上で,地域高規格道路促進等対策特別委員長中間報告を終了いたします。             -------○------- △日程第2 各常任委員長報告 ○議長(村田宣雄君) 日程第2,去る6月25日の本会議において,各常任委員会に付託をいたしました市長提出議案第43号から議案第56号までの14件並びに請願・陳情につき,審査の経過と結果について,それぞれ報告があっておりますので,これを一括して議題といたします。 順次,各常任委員長の報告を求めます。 総務市民常任委員長野口修一君。 ◆総務市民常任委員長野口修一君) おはようございます。 ただいまから,総務市民常任委員会に付託を受けました議案につきまして,去る6月29日,本委員会を開催し審査を行いましたので,その審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,条例関係5議案,予算関係1議案,専決処分の報告及び承認4議案の合計10議案であります。 まず,議案第44号,専決処分の報告及び承認を求めることについて,専決第6号,宇土市税条例等の一部を改正する条例について。これは,地方税法等の改正に伴い,条例を改正するものであります。 次に,議案第45号,専決処分の報告及び承認を求めることについて,専決第7号,宇土市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について。これは,地方税法等の改正に伴い,条例を改正するものであります。 次に,議案第46号,専決処分の報告及び承認を求めることについて,専決第8号,宇土市税特別措置条例の一部を改正する条例について。これは,半島振興法第17条の地方税の不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令の改正に伴い,条例を改正するものであります。 次に,議案第48号,宇土市情報公開条例の一部を改正する条例について。これは,独立行政法人通則法の改正に伴い,条例を改正するものであります。 次に,議案第49号,宇土市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会設置条例について。これは,宇土市まち・ひと・しごと創生総合戦略に関する事項を調査審議するための機関を設けるため,条例を制定するものであります。主な規定内容は,総合戦略の策定,検証等について調査審議し,市長に答申するものであります。 次に,議案第50号,宇土市庁舎建設検討委員会設置条例について。これは,市庁舎の建設に関する事項を調査審議するための機関を設けるため,条例を制定するものであります。主な規定内容は,新庁舎の基本構想案(位置,機能及び規模,時期などについて)及び現庁舎の活用について調査審議し,市長に答申するものであります。 次に,議案第51号,宇土市税条例の一部を改正する条例について。これは,地方税法等の改正に伴い,条例を改正するものであります。 次に,議案第52号,宇土市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について。これは,租税条約等の実施に伴う所得税法法人税法及び地方税法の特例等に関する法律の改正に伴い,条例を改正するものであります。 次に,議案第54号,平成27年度宇土市一般会計補正予算(第2号)について。当委員会所管の主なものを申し上げます。 総務費では,社会保障税番号制度導入経費などとして,828万6千円を増額補正するものであります。また,海フェスタくまもと開催事業経費を,150万円減額補正するものであります。 消防費では,消防団補償費等経費としまして,100万円の増額補正防災行政無線デジタル化整備事業経費として,5億898万7千円を増額するものであります。また,この防災行政無線デジタル化整備事業経費につきましては,年度内に事業が終了しないことから繰越明許費の設定を行うものであります。 債務負担行為の補正としまして,議会一般経費の追加を行っております。また,地方債の補正としまして,防災行政無線デジタル化整備事業債の追加を行っております。 次に議案第56号,専決処分の報告及び承認を求めることについて,専決第13号,平成27年度宇土市一般会計補正予算(第1号)について。当委員会所管の主なものについて申し上げます。 繰入金で,財政調整基金の繰入金を2,429万9千円増額するものであります。これは,6月11日大雨災害対策経費財源調整を行ったものであります。 以上が,総務市民常任委員会に付託を受けました議案の概要でありますが,議案等の審査の過程において論議されました主なものをご報告申し上げます。 議案第49号,宇土市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会設置条例について。委員から「まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会での協議した内容については,今後,議会に対して報告の予定はあるのか。」という質疑があり,執行部から「予定としては7月末に12名以内の委員で審議会を設置し,その協議内容については9月議会で報告したい。」との答弁がありました。 次に,議案第50号,宇土市庁舎建設検討委員会設置条例について。委員から「委員については7名以内で構成されるようだが,今後のスケジュールはどうなっているのか。」との質疑があり,執行部から「委員の公募について,7月号のうと広報に掲載する予定で,検討委員会については,整い次第,設置しようと考えている。」との答弁がありました。 次に,議案第56号,専決処分の報告及び承認を求めることについて,専決第13号,平成27年度宇土市一般会計補正予算(第1号)について。委員から「6月11日の大雨災害をはじめ,その後も一部避難所を開設された。ありがたいことではあるが,報道などで知った市外の知人から「宇土市は大丈夫か。」との声をよく聞くので,避難所を開設するタイミングや職員の配置体制等については,どのように行っているのか。」との質疑がありました。これに対して,執行部から「6月11日の大雨災害については,大雨洪水警報と別に土砂災害警戒情報が発表され,市内全域を対象に避難勧告を発令した。本市の地域防災計画では,国が示すガイドラインに沿って土砂災害警戒情報が発表された場合は避難勧告を発令するように変更している。職員配置については,市内7カ所の避難施設を設け,1避難所に1班3名の3班体制から5班体制で対応している。」との答弁がありました。 次に,議案以外で,プレミアム商品券について,委員から「プレミアム商品券事業終了後に,検証などされる予定はあるのか。」との質疑があり,執行部から「国のほうからも効果検証するように通達があっているので,アンケートを実施して検証する予定である。」との答弁がありました。また,委員から「商店独自の取組みなどはあるのか。」という質疑があり,執行部から「プレミアム商品券の流通を少しでも商店街へ引き込めるような,独自の取組みを検討されている。」との答弁がありました。 次に,空家調査について,委員から「宇土,花園地区の空家が少ないのはなぜか。」との質疑があり,執行部から「不動産会社が取り扱っている空家は調査対象外であるため。」との答弁がありました。また,委員から「居住可能な物件の所有者は確認できているか。」との質疑があり,執行部から「表札とゼンリン地図では確認したが,正確な所有者については,これから調査する。」との答弁がありました。 以上が,論議された主な内容でありますが,本委員会に付託を受けた議案につきまして,全会一致で全て原案のとおり承認及び可決いたしました。 次に,請願・陳情につきましてご報告申し上げます。 平成26年陳情第4号,道州制導入・労働法制改悪に反対し,最低賃金公務員賃金の改善を求める意見書の提出に関する陳情につきましては,さらに議論を深める必要があることから継続審査といたしました。 次に,平成26年陳情第6号,平成27年度税制改正に関する提言につきましては全会一致で採択であります。 次に,平成27年陳情第2号,川内原発1・2号機の再稼働にあたって,九州電力に対して住民説明会開催を申し入れることを求める陳情書につきましては,さらに議論を深める必要があることから継続審査といたしました。 次に,平成27年陳情第3号,労働法制規制強化安定雇用の確立を求める意見書の提出に関する陳情書につきましては,全会一致で採択であります。 次に,陳情第4号,「集団的自衛権」行使を具体化する「安全保障法案」に反対することを求める陳情書につきましては,賛成少数で不採択であります。 なお,本委員会所管の事務の継続事件につきましては,議席に配付のとおり決定しておりますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。 どうか議員各位におかれましては,本委員会の決定のとおりご賛同賜りますようお願い申し上げ,総務市民常任委員会の報告を終わります。 ○議長(村田宣雄君) 総務市民常任委員長の報告は終わりました。 次に,経済建設常任委員長の報告を求めます。 経済建設常任委員長嶋本圭人君。 ◆経済建設常任委員長嶋本圭人君) おはようございます。 ただいまから,経済建設常任委員会に付託を受けました議案につきまして,去る6月30日,本委員会を開催し審査を行いましたので,その審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,条例関係1議案,予算関係1議案,専決処分の報告及び承認3議案であります。 まず,議案第43号,専決処分の報告及び承認を求めることについて,専決第5-2号,平成26年度宇土市一般会計補正予算(第9号)について。これは,人・農地問題解決推進事業費について繰越明許費を設定するものであります。 次に,議案第47号,専決処分の報告及び承認を求めることについて,専決第11号,平成27年度宇土市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について。収益的収入の補正額は400万円を増額するもので,補正後の総額は9億9,895万円であります。また,収益的支出の補正額は800万円を増額するもので,補正後の総額は10億242万6千円であります。 次に,資本的収入の補正額は800万円を減額するもので,補正後の総額は2億7,640万3千円であります。また,資本的支出の補正額は800万円を減額するもので,補正後の総額は5億2,026万8千円であります。これは,事業費の組替による補正であります。 次に,議案第53号,宇土市人為による災害の防止に関する条例の一部を改正する条例について。これは,条例制定から相当の期間が経過し,条例の規定と災害の防止等のために行うべき手続に差異が生じているため,条例を改正するものであります。 次に,議案第54号,平成27年度宇土市一般会計補正予算(第2号)について。当委員会所管の主なものを申し上げます。 まず,農林水産業費では,果樹園芸振興一般経費として6,499万円,過疎地域等集落ネットワーク圏形成支援事業経費として575万円を増額するものであります。 次に,商工費では,街路灯改修事業経費として1,000万円,マリーナ振興経費として431万8千円を増額するものであります。 次に,土木費では,地方道路等整備事業経費として300万円を増額するものであります。また,地方債の補正としまして,農地耕作条件改善事業債の追加を行い,農業基盤整備促進事業債について,限度額の変更を行っております。 次に,議案第56号,専決処分の報告及び承認を求めることについて,専決第13号,平成27年度宇土市一般会計補正予算(第1号)について。当委員会所管の主なものについて申し上げます。 災害復旧費で,6月11日大雨災害対策経費として4,034万円を増額するものであります。また,地方債の補正としまして,公共土木施設災害復旧事業債及び農業用施設災害復旧事業債の追加を行っております。 以上が,経済建設常任委員会に付託を受けました議案の概要でありますが,議案等の審査の経過において論議されました主なものをご報告申し上げます。 まず,議案第54号,平成27年度宇土市一般会計補正予算(第2号)の過疎地域等集落ネットワーク圏形成支援事業について,委員から「鳥獣害対策事業に関して地元説明会は行ったか。」という質疑があり,執行部から「事業の説明会はやっていないが,熊本県の協力のもと,鳥獣対策専門委員を講師として招き,鳥獣対策について勉強会を行った。」との答弁がありました。また,委員から「今後の事業の進め方は。」という質疑があり,執行部から「今議会終了後,この事業についての勉強会を行い,各地域の防護柵の種類・必要数の要望をとりまとめ,予算の範囲において設置していく予定である。」との答弁がありました。 次に,委員から「観光発信交流促進事業の具体的な内容は。」という質疑があり,執行部から「本市のより一層の観光PRのため,ドローンを使用して御輿来海岸干潟景勝の地,ノリ養殖風景,フットパスの事業のコースなどを上空から撮影し,その画像をインターネットに配信していくことで,地域資源をアピールし,移住・定住の促進につなげていく。」との答弁がありました。 次に,議案以外で,6月11日大雨災害に伴う県道宇土不知火線路肩決壊について,委員から「網津川が増水し,石垣の隙間に水が入れば決壊する恐れがあるため,付近の住民に対して,避難勧告等の発令基準よりも早めに避難情報を伝える必要があるのではないか。」との質疑があり,執行部から「執行部内で連携を図り,早めの避難を呼び掛けていく。なお,護岸の反対側には土嚢を設置し,中に土を入れて固めるなど,熊本県が応急対策は行っている。」との答弁がありました。 次に,地籍調査の誤りの問題について,執行部より報告がありました。今年,第1回定例会で説明した内容に変更が生じているので報告します。 「新年度に入って,県を通じて国土交通省へ,本市の地籍調査の誤り問題について報告が上がっている。その結果,国からまず,登記済み部分の誤りを優先して調査するよう指示があった。なお,問題解決に向けては国・県・市の三者が協力し,スピード感を持って対応していく。」との報告がありました。 以上が,論議された主な内容でありますが,本委員会に付託を受けました議案については,全会一致で全て原案のとおり可決及び承認いたしました。 なお,本委員会所管事務継続事件につきましては,議席に配付のとおり決定しておりますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。 議員各位におかれましては,本委員会の決定のとおりご賛同賜りますようお願い申し上げまして,経済建設常任委員会の報告を終わります。 ○議長(村田宣雄君) 経済建設常任委員長の報告は終わりました。 次に,文教厚生常任委員長の報告を求めます。 文教厚生常任委員長樫崎政治君。 ◆文教厚生常任委員長樫崎政治君) おはようございます。 ただいまから,文教厚生常任委員会に付託を受けました議案につきまして,去る6月26日,本委員会を開催し審査を行いましたので,その審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,予算関係2議案,専決処分の報告及び承認1議案の合計3議案であります。 まず,議案第54号,平成27年度宇土市一般会計補正予算(第2号)について。当委員会所管の主なものについて申し上げます。 民生費では,保育所等整備事業経費として1,421万2千円。また,放課後児童健全育成事業経費として1,665万3千円を増額するものであります。 衛生費では,風しん対策事業経費として28万5千円を増額するものであります。教育費では,社会教育総務費一般会計費として160万円。社会体育施設整備事業経費として297万5千円。また,インクルーシブ教育システム構築モデル事業経費として204万4千円を増額するものであります。 また,地方債の補正としまして,武道館非構造部材耐震改修事業債の追加を行っております。 次に,議案第55号,平成27年度宇土市介護保険特別会計補正予算(第1号)について。補正額は521万6千円を増額するもので,補正後の総額は32億8,953万3千円であります。これは,地域介護予防活動支援事業経費及び生活支援体制整備事業経費増額補正となっております。 次に議案第56号,専決処分の報告及び承認を求めることについて,専決第13号,平成27年度宇土市一般会計補正予算(第1号)について。当委員会所管の主なものを申し上げます。 災害復旧費で,6月11日大雨災害対策経費として19万8千円を増額するものであります。 以上が,文教厚生常任委員会に付託を受けました議案の概要でありますが,議案の審査の過程において論議されました主なものをご報告いたします。 議案第54号,平成27年度宇土市一般会計補正予算(第2号)について,委員から,「発達障がいのある子どもが学童保育を利用されているが,学童クラブ受け入れ体制やその準備は非常に重要である。申し込み時には書類だけでなく面談もあるとのことだが,幼稚園や保育園などとの連携を深め,早めの情報把握を行うべきではないか。」との質疑があり,執行部から「申し込み時に面談で,より詳しくお話を聞くことや,学校との連携を密にとっていくなど,情報の把握や共有に努め,特性のある子ども達への対応が遅れないようにしていきたい。」との答弁がありました。 次に,議案以外として,「介護保険における介護認定」について,委員から「認定を受ける方の実態として,認定を行う調査時と日常の状態の違いが大きく,在宅介護されている方が困っている状況があると聞く。日常生活のビデオ映像などを認定の参考にするなど,より実態に即した調査ができないのか。」という質疑があり,執行部から「調査時には該当者のみではなく,ご家族の同席をお願いしており,ご本人のお話とは別に,普段の状況はどうなのか,というお話も聞いている。調査員についても,認定調査についての協議を定期的に行っており,できるだけ実態に即した適切な調査を行うことを努めている。」との答弁がありました。 また,委員から「小学校部活動の社会体育への移行,これは,これから先の重要な課題だと思う。学校側や子ども達,保護者の方々など納得のいくような形で進めていってもらいたい。」との意見がありました。 以上が,論議されました主な内容であります。本委員会に付託を受けました議案について,全会一致で,全て原案のとおり承認及び可決いたしました。 なお,本委員会所管事務継続事件につきましては,議席に配付のとおり決定しておりますので,どうかよろしくお願い申し上げます。 議員各位におかれましては,本委員会の決定のとおりご賛同賜りますようお願い申し上げまして,文教厚生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(村田宣雄君) 文教厚生常任委員長の報告は終わりました。 以上で,各常任委員長の報告は全部終了いたしました。 これから,各常任委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(村田宣雄君) どなたもないようでありますので,質疑を終結いたします。 これより,討論を行います。討論はありませんか。 18番,福田慧一君。 ◆18番(福田慧一君) おはようございます。提案されております議案第45号,専決第7号,宇土市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてであります。 この条例改正は,国民健康保険税の医療分,後期高齢者医療支援分,介護保険支援分など,全体の上限額81万円を85万円に,4万円引き上げるものであります。国保税は,今でも協会けんぽや公務員共済などと比べ負担が大きくなっております。国保加入者は年金生活者など高齢者や派遣で働く収入の少ない労働者が8割を占め,負担能力を超えて,払いたくても払えない人が増えております。社会保障のためだといって消費税を5%から8%に増税しながら,増税分は大企業などの法人税の減税に充て,社会保障にはほとんど回さないなど問題があります。国保財政が厳しいのは,国が補助金など削減をしてきたことに原因があり,補助金を元のように増やし,皆保険制度等をしっかり守り,加入者の負担軽減を図り,安心して医療が受けられるようにすべきとの立場から,引き上げに反対をいたします。 ○議長(村田宣雄君) 他に討論はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(村田宣雄君) どなたもないようでありますので,討論を終結いたします。 これより,採決をいたします。 お諮りします。 議案第43号から第44号までの2件について,一括して採決いたしたいと思います。ただいまの各常任委員長の報告は,原案のとおり承認であります。 委員長報告のとおり承認することに異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(村田宣雄君) 異議なしと認めます。 よって,議案第43号から議案第44号までの2件については,原案のとおり承認されました。 次に,お諮りします。 議案第45号について,採決をいたします。 ただいまの総務市民常任委員長の報告は,原案のとおり承認であります。 委員長報告のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。                 (賛成議員起立) ○議長(村田宣雄君) 賛成議員多数です。 よって,議案第45号については,原案のとおり承認されました。 次に,お諮りします。 議案第46号から議案第56号までの11件について,一括して採決いたしたいと思います。 ただいまの各常任委員長の報告は,原案のとおり承認及び可決であります。 委員長の報告のとおり承認及び可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(村田宣雄君) 異議なしと認めます。 よって,議案第46号から議案第56号までの11件については,原案のとおり承認及び可決されました。             -------○------- △日程第3 請願・陳情について(質疑・討論) ○議長(村田宣雄君) 日程第3,請願・陳情についてを議題といたします。 まず,総務市民常任委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(村田宣雄君) どなたもないようでありますので,質疑を終結いたします。 これより,討論を行います。 討論はありませんか。 18番,福田慧一君。 ◆18番(福田慧一君) 陳情平成26年第6号,平成27年度税制改正に関する提言についてであります。委員長報告は採択でありますが,これに反対をいたします。 これは,宇土法人会から出されているものでありますが,その内容は公益財団法人全国法人会総連合が出している27年度税制改正に関する提言を実行するように求めたものであります。この提言は,大企業などの法人税のさらなる減税を求め,国民に対しては消費税の増税,社会保障の分野では年金給付の可能な限りの抑制,負担増を求めるものとなっており,容認することはできません。税の負担については,大きな利益を上げている大企業や富裕層に税金にふさわしい応分の負担を求め,応能負担の原則を基本にする税制にする必要があります。この立場から反対をいたします。 次に,陳情平成27年第4号,「集団的自衛権」行使を具体化する「安全保障法案」に反対することを求める陳情書は,総務市民常任委員長の報告は不採択でありますが,これに反対をする立場から意見を述べます。 国会に提案されております安保法案は,審議をすればするほど憲法破壊の最悪の戦争法案であることが明らかになっております。今年は戦後70年,これまでの歴代の内閣は日本が外国から直接攻撃をされた場合に限って国を守るために必要最小限の個別的自衛権の行使ができるとし,自衛隊が外国に行って戦争支援あるいは参戦する集団的自衛権の行使は憲法違反で認められないという立場を取ってまいりました。そのため,自衛隊は外国人を一人も殺さず,自衛隊の戦死者も出しておりません。これは,憲法9条があったからであります。これに対し,安倍自公政権は日本を取り巻く安全保障環境が変わったと,そのために,これまでの歴代内閣が取ってきた方針を180度転換し,集団的自衛権行使容認の閣議決定を行い,法案を提出しているわけでありますが,内閣が代わったからといって憲法を都合の良いように解釈し,変更するなど許されません。この法案は,周辺事態,非戦闘地域などこれまでの方針を取り払いました。そのため,世界のどこでも,これまで認められなかった戦闘地域まで行って戦争をしているアメリカ軍などに武器弾薬,食糧や燃料などの補給をすると言っていますが,これは明らかに兵站活動であり,武力行使と一体のもので憲法違反であり,許されません。 また,停戦が合意されているが,まだ混乱が続いている地域の治安維持に当たることになっていますが,これまでは任務遂行のための武器使用は認められていませんでしたが,武器の使用を認めています。相手から攻撃されれば反撃し,戦闘になるわけでありますが,安倍総理は「武器の使用は身を守るためのものであり,武力行使には当たらない。」と,このように言い張っておりますが,こうしたごまかし,理屈が通用するはずがありません。自衛隊がアメリカ軍などの支援のために兵站活動や治安活動をすれば,殺し,殺される危険は格段に増大することは明らかであり,自衛隊からの戦死者が出ることは避けられません。だから,国民もこの法案の本質を見抜き,世論調査のたびごとに国民の反対の声が広がり,今では反対が5割から6割に達し,「政府は説明責任を果たしていない。」は8割にもなっているわけであります。 6月4日の憲法調査会での自民党推薦の憲法学者も含め3人全員が憲法違反を指摘しておりますし,高知市で開かれました地方公聴会でも6人の参考人の中で5人が反対を表明されております。6月20日の安保法制特別委員会では,元内閣法制局長官,2人とも憲法違反であると証言されておりますように,この法案は専門家も多くの国民も反対しており,憲法違反の法案は廃案する以外にありません。 議員の皆さんがこの不採択に反対をされ,戦争法案反対の意見書を国などに送るよう協力して頂きますようお願いをいたしまして,討論を終わります。 ○議長(村田宣雄君) 他に討論ございませんか。 7番,柴田正樹君。 ◆7番(柴田正樹君) 7番,柴田正樹です。平成27年陳情第4号について,総務市民常任委員長の報告は不採択でありますが,これに賛成の立場から討論を行います。 最近の日本を取り巻く情勢は,残念ながら決して安全だとは言えなくなっております。日本の安全を守っていくためには,周辺国だけではなく世界中の友好国との信頼関係を深める外交努力が何よりも重要であります。その上,万が一の事態,例えば周辺国からのミサイル攻撃や離島の不法占拠,国際的なテロやサイバー攻撃,そして海外で危機に巻き込まれた日本人の救出など,あらゆる事態に対応できるような隙のない構えを取っておかなければなりません。 現在の日本国憲法は,1946年,GHQの統治下に公布されたものであります。よって,自衛隊の規定というものはどこにもございませんし,安全保障に関する記述は前文に書いてあります「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して,我らの安全と生存を保持しようと決意した。」という文言と憲法9条だけであり,自衛隊法や防衛省設置法など防衛法制はありますが,これを結ぶ基本法が必要であります。日本を取り巻く安全保障の環境が大きく変化する中で,関連する法律を隙間なく点検し,抑止力をさらに高め,戦争をするのではなく,戦争を未然に防ぐための法整備,それが今回の平和安全法制の目的であります。 そのような理由から,総務市民常任委員長の報告の不採択に対し,賛成いたします。 以上です。 ○議長(村田宣雄君) 他に討論ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(村田宣雄君) どなたもないようでありますので,討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 お諮りします。 平成26年陳情第6号について,総務市民常任委員長の報告は,採択であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                 (賛成議員起立) ○議長(村田宣雄君) 賛成議員多数であります。 よって,平成26年陳情第6号については,委員長の報告のとおり採択と決定をいたしました。 次に,お諮りいたします。 平成27年陳情第3号については,総務市民常任委員長の報告は,採択であります。 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(村田宣雄君) 異議なしと認めます。 よって,平成27年陳情第3号については,委員長報告のとおり採択と決定をいたしました。 次に,お諮りいたします。 平成27年陳情第4号については,総務市民常任委員長の報告は,不採択であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                 (賛成議員起立) ○議長(村田宣雄君) 賛成議員多数であります。 よって,平成27年陳情第4号については,委員長報告のとおり不採択と決定をいたしました。 次に,お諮りいたします。 平成26年陳情第4号及び平成27年陳情第2号については,総務市民常任委員長の報告は,継続審査であります。 委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(村田宣雄君) 異議なしと認めます。 よって,平成26年陳情第4号及び平成27年陳情第2号については,委員長報告のとおり継続審査と決定いたしました。             -------○------- △日程第4 委員会の閉会中の継続審査並びに調査について ○議長(村田宣雄君) 日程第4,委員会の閉会中の継続審査並びに調査についてを議題といたします。 各常任委員長,議会運営委員長から,現在,委員会において審査中の事件並びに所管事務調査について会議規則第72条の規定により,議席に配付しております閉会中の継続審査並びに調査の申し出があっております。 お諮りいたします。 各常任委員長,議会運営委員長からの申し出のとおり,閉会中の継続審査並びに調査とすることに異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(村田宣雄君) 異議なしと認めます。 よって,各常任委員長,議会運営委員長からの申し出のとおり,閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 次に,日程についてお諮りいたします。 本日,議員提出として,発議第1号を新たに追加上程しております。この際,本日の日程に追加し,議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(村田宣雄君) 異議なしと認めます。 よって,日程に追加し,議題とすることに決定いたしました。             -------○------- △日程第5 発議第1号 労働法制規制強化安定雇用の確立を求める意見書 ○議長(村田宣雄君) 日程第5,発議第1号,労働法制規制強化安定雇用の確立を求める意見書についてを議題といたします。 まず,議案を事務局長に朗読させます。 事務局長,宮田裕三君。 ◎事務局長(宮田裕三君) 発議第1号,労働法制規制強化安定雇用の確立を求める意見書。 地方自治法第112条及び宇土市議会会議規則第13条の規定により,別紙のとおり意見書を提出する。 平成27年7月6日提出。 提出者,宇土市議会議員,藤井慶峰,野口修一浜口多美雄,杉本信一,山村保夫,柴田正樹。 宇土市議会議長,村田宣雄様。 以下,意見書につきましては,議席に配付しておりますのでご覧願います。 以上でございます。 ○議長(村田宣雄君) 事務局長の朗読が終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議第1号については,会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略し,直ちに審議したいと思います。これに異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(村田宣雄君) 異議なしと認めます。 よって,ただいまの発議第1号については,委員会付託を省略し,直ちに審議することに決定をいたしました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(村田宣雄君) どなたもないようでありますので,質疑を終結をいたします。 これより討論を行います。討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(村田宣雄君) どなたもないようでありますので,討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 お諮りいたします。 発議第1号,労働法制規制強化安定雇用の確立を求める意見書について,原案のとおり可決することに異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(村田宣雄君) ご異議なしと認めます。 よって,発議第1号については,原案のとおり可決することに決定をいたしました。 ○議長(村田宣雄君) 以上で,今定例会の日程は全部終了いたしました。 これをもって,平成27年第2回宇土市議会定例会を閉会をいたします。             -------○-------                午前11時43分閉会 ○議長(村田宣雄君) 閉会に当たりまして,一言ご挨拶を申し上げます。 去る6月19日に招集されました本定例会は,議員各位並びに執行部の皆さんのご協力によりまして,本日ここに無事閉会の運びになりましたことを,厚く御礼を申し上げます。 最後に,閉会に当たりまして,市長よりご挨拶がございます。 市長,元松茂樹君。 ◎市長(元松茂樹君) 閉会に当たりまして,一言御礼を申し上げます。 今定例会には,補正予算案をはじめ,多数の重要案件をご提案しましたが,慎重なご審議により,全て原案どおりにご決定を頂き,心から感謝申し上げます。 また,会期中に議員の皆様から頂きましたご意見,ご要望につきましては,十分にこれを尊重し,可能なものは直ちに措置を講じると共に,できる限り今後の市政運営に反映してまいる所存でございます。 昨夜,三角西港を含みます「明治日本の産業革命遺産群」が世界遺産として登録されることが決定をいたしました。関係各位,特にお隣宇城市,そして県内では荒尾市に対しまして心からお喜びを申し上げます。特に三角西港に関しましては,観光客の多くが本市を走っております57号線を経由して観光に向かわれます。そういう意味では,宇土市にとっても大きなチャンスだと捉えております。これを地域活性化の起爆剤にするよう,そしてまた交流人口の増加,地域経済への波及等を結び付けるためにも,今後力を入れてまいりたいと思っております。どうか,議員の皆様におかれましてもご理解,ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 さて,今月18日から来月の2日まで,有明海沿岸の本市を含みます7市1町で「海フェスタくまもと」が開催されます。この海フェスタは,海の恵みに感謝し,広く海に親しむことを目的に,毎年全国の主な港湾都市で開催される日本最大の海の祭典でございます。開催期間中,メイン会場の熊本港では,様々な参加・体験型のイベントや海のくまもと食フェアなどが行われる他,大型船の一般公開や体験乗船も行われます。本市におきましても,19日に古代船「海王」の乗船・漕行体験イベント,来月2日には「宇土ん見どころと海からの帆船見学・干潟観察ツアー」が両日とも宇土マリーナなどで開催されます。また,期間中は有明海周辺地域を巡る周遊ツアーも開催され,ボランティアガイド付きのものや,各地のグルメを堪能できるものなど有明海を楽しめるコースが満載となっております。議員の皆様におかれましても,ぜひ会場にお越し頂き,海の魅力を体感して頂ければと思います。 次に,毎年,全国の都市を対象に実施されております,東洋経済の「住みよさランキング2015」が先日発表をされました。宇土市は,昨年が九州内で9位,県内では2位でしたが,今年は九州内で7位,県内では合志市に次ぐ2位と,九州全体では順位を上げております。この「住みよさランキング」は,公的統計を基に,それぞれの都市が持つ都市力を,「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」「住居水準充実度」の5つの観点に分類し,採用15指標について,それぞれ平均値を50とする偏差値を算出,その単純平均を総合評価としてランキングにしたものでございます。今後も,魅力的な住みよいまちづくりを進めるために,引き続き,地域活性化につながる定住施策の総合的かつ積極的な推進に努めてまいります。 次に,今月の1日から販売が始まりました「宇土市プレミアム付き商品券」について近況をご報告をいたします。先月上旬に,該当する各世帯主宛に宇土市プレミアム付き商品券の購入引換券を発送し,30日に市県民税非課税世帯用分として無料で受領できる1冊1,000円券3枚綴りを3,791冊分発送したところでございます。昨日の5日現在で,本庁舎別館,各支所の合計になりますが,約2,000人が来場され,一般世帯用と未就学世帯用の各商品券が3,462冊,金額にしますと5日間で5,639万2千円分になり,商品券総数の約21%を販売している状況でございます。商品券の販売は12日までとなっておりますので,多くの市民の皆様に商品券を購入して頂くためにも,議員の皆様方におかれましては,ご友人やお知り合いの方にお勧め頂ければと思います。 ところで,先月上旬の梅雨入り後,県内各地で雨の日が続いておりますが,本市におきましても,先月1カ月間の積算雨量は600ミリを超え,平年よりも多くなっております。この雨で地盤も緩んでおりますので,引き続き土砂災害に警戒してまいります。 気象庁が発表している九州北部の梅雨明けの予想時期は,今月19日頃となっております。梅雨の後半を折り返しましたが,これからも雨量が増える傾向にありますので,市としましても,万全の準備を整え,引き続きの警戒を行い,万が一の災害には迅速適切な対応を心掛ける所存でございます。 これから湿度の高い日が続き,寝苦しさや食が進まないというようなことがあるかと思われます。議員各位におかれましては,体調管理に十分留意され,ますますお元気でご活躍されますことをご祈念申し上げ,閉会に当たっての挨拶といたします。 ありがとうございました。 ○議長(村田宣雄君) これをもって終了いたします。大変,本議会お疲れさまでございました。             -------○-------                午前11時51分終了地方自治法第123条第2項の規定により署名する。  平成  年  月  日          宇土市議会議長  村田宣雄          宇土市議会議員  園田 茂          宇土市議会議員  山村保夫         平成27年第2回宇土市議会定例会議決結果一覧[市長提出議案]┌─────┬───────────────────────┬──────┬──────┬─────┐| 議案  |       件       名       | 提案月日 | 議決月日 |議決の結果|| 番号  |                       |      |      |     |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第39号 |宇土市公平委員会委員の選任について      |6月19日 |6月19日 |原案同意 |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第40号 |宇土市公平委員会委員の選任について      |  〃   |  〃   |  〃  |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第41号 |宇土市公平委員会委員の選任について      |  〃   |  〃   |  〃  |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第42号 |宇土市固定資産評価審査委員会委員の選任について|  〃   |  〃   |  〃  |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第43号 |専決処分の報告及び承認を求めることについて  |      |      |     ||     | 専決第5-2号 平成26年度宇土市一般会計補|  〃   |7月6日  |原案承認 ||     | 正予算(第9号)について          |      |      |     |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第44号 |専決処分の報告及び承認を求めることについて  |      |      |     ||     | 専決第6号 宇土市税条例等の一部を改正する条|  〃   |  〃   |  〃  ||     | 例について                 |      |      |     |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第45号 |専決処分の報告及び承認を求めることについて  |      |      |     ||     | 専決第7号 宇土市国民健康保険税条例の一部を|  〃   |  〃   |  〃  ||     |改正する条例について             |      |      |     |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第46号 |専決処分の報告及び承認を求めることについて  |      |      |     ||     | 専決第8号 宇土市税特別措置条例の一部を改正|  〃   |  〃   |  〃  ||     |する条例について               |      |      |     |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第47号 |専決処分の報告及び承認を求めることについて  |      |      |     ||     | 専決第11号 平成27年度宇土市公共下水道事|  〃   |  〃   |  〃  ||     |業会計補正予算(第1号)について       |      |      |     |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第48号 |宇土市情報公開条例の一部を改正する条例について|  〃   |  〃   |原案可決 |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第49号 |宇土市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会設置|  〃   |  〃   |  〃  ||     |条例について                 |      |      |     |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第50号 |宇土市庁舎建設検討委員会設置条例について   |  〃   |  〃   |  〃  |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第51号 |宇土市税条例の一部を改正する条例について   |  〃   |  〃   |  〃  |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第52号 |宇土市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の|  〃   |  〃   |  〃  ||     |一部を改正する条例について          |      |      |     |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第53号 |宇土市人為による災害の防止に関する条例の一部を|  〃   |  〃   |  〃  ||     |改正する条例について             |      |      |     |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第54号 |平成27年度宇土市一般会計補正予算(第2号)に|6月19日 |7月6日  |原案可決 ||     |ついて                    |      |      |     |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第55号 |平成27年度宇土市介護保険特別会計補正予算(第|  〃   |  〃   |  〃  ||     |1号)について                |      |      |     |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|第56号 |専決処分の報告及び承認を求めることについて  |      |      |     ||     | 専決第13号 平成27年度宇土市一般会計補正|  〃   |  〃   |原案承認 ||     | 予算(第1号)について           |      |      |     |└─────┴───────────────────────┴──────┴──────┴─────┘ [議員提出議案]┌─────┬───────────────────────┬──────┬──────┬─────┐| 発議  |       件       名       | 提案月日 | 議決月日 |議決の結果|| 番号  |                       |      |      |     |├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼─────┤|発議第1号|労働法制規制強化安定雇用の確立を求める意見|7月6日  |7月6日  |原案可決 ||     |書                      |      |      |     |└─────┴───────────────────────┴──────┴──────┴─────┘ [報告]┌─────┬───────────────────────────────┬─────┐| 報告  |           件       名           | 報告月日 || 番号  |                               |     |├─────┼───────────────────────────────┼─────┤|第8号  |平成26年度宇土市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について |6月19日|├─────┼───────────────────────────────┼─────┤|第9号  |平成26年度宇土市国民健康保険特別会計繰越明許費繰越計算書の報|  〃  ||     |告について                          |     |├─────┼───────────────────────────────┼─────┤|第10号 |平成26年度宇土市介護保険特別会計繰越明許費繰越計算書の報告に|  〃  ||     |ついて                            |     |├─────┼───────────────────────────────┼─────┤|第11号 |平成26年度宇土市後期高齢者医療特別会計繰越明許費繰越計算書の|  〃  ||     |報告について                         |     |├─────┼───────────────────────────────┼─────┤|第12号 |平成26年度宇土市公共下水道事業会計予算繰越計算書の報告につい|  〃  ||     |て                              |     |├─────┼───────────────────────────────┼─────┤|第13号 |宇土市土地開発公社の経営状況の報告について          |  〃  |├─────┼───────────────────────────────┼─────┤|第14号 |専決処分の報告について                    |  〃  ||     | 専決第5号 損害賠償額の決定について            |     |├─────┼───────────────────────────────┼─────┤|第15号 |専決処分の報告について                    |  〃  ||     | 専決第9号 損害賠償額の決定について            |     |├─────┼───────────────────────────────┼─────┤|第16号 |専決処分の報告について                    |  〃  ||     | 専決第10号 損害賠償額の決定について           |     |├─────┼───────────────────────────────┼─────┤|第17号 |専決処分の報告について                    |  〃  ||     | 専決第12号 訴えの提起について              |     |└─────┴───────────────────────────────┴─────┘         平成27年第2回定例会請願・陳情議決結果一覧 [継続審査になっていた陳情]┌──┬──────────────┬─────────────┬─────┬─────┬────┐|受理|   陳 情 の 件 名   |   陳情者の住所・氏名  |提案月日 |議決月日 |議決結果||番号|              |             |     |     |    |├──┼──────────────┼─────────────┼─────┼─────┼────┤|平成|道州制導入・労働法制改悪に反|熊本市神水1-30-7 熊本県労|     |     |    ||26年|対し,最低賃金公務員賃金の|連            |     |     | 継続 ||  4|改善を求める意見書の提出に関|道州制阻止キャラバン熊本県|H26.12.8 |H27.7.6 |    ||  |する陳情          |実行委員会        |     |     | 審査 ||  |              |実行委員長 中原 誠   |     |     |    |├──┼──────────────┼─────────────┼─────┼─────┼────┤|平成|平成27年度税制改正に関する|一般社団法人熊本県法人会連|     |     |    ||26年|提言について        |合会           |     |     |    ||  6|              |会長 西銘生治      |H26.12.8 |H27.7.6 | 採択 ||  |              |公益社団法人 宇土法人会 |     |     |    ||  |              | 会長 岡村祐司     |     |     |    |└──┴──────────────┴─────────────┴─────┴─────┴────┘ [陳情]┌──┬──────────────┬─────────────┬─────┬─────┬────┐|受理|   陳 情 の 件 名   |  陳情者の住所・氏名  |提案月日 |議決月日 |議決結果||番号|              |             |     |     |    |├──┼──────────────┼─────────────┼─────┼─────┼────┤|平成|「川内原発1・2号機の再稼働|宇土市門内町60-2     |     |     |    ||27年|に当たって、九州電力に対して|牛乳パック回収を広める会 |H27.6.25 |H27.7.6 | 継続 ||  2|住民説明会開催を申し入れるこ| 桝田千絵        |     |     | 審査 ||  |とを求める」陳情書     |             |     |     |    |├──┼──────────────┼─────────────┼─────┼─────┼────┤|平成|労働法制規制強化安定雇用|熊本市神水1-30-7 熊本県労|     |     |    ||27年|の確立を求める意見書の提出に|連            |     |     |    ||  3|関する陳情書        |道州制阻止キャラバン熊本県|H27.6.25 |H27.7.6 | 採択 ||  |              |実行委員会        |     |     |    ||  |              |実行委員長 中原 誠   |     |     |    |├──┼──────────────┼─────────────┼─────┼─────┼────┤|平成|「集団的自衛権」行使を具体化|熊本市神水1-30-7 熊本県労|     |     |    ||27年|する「安全保障法案」に反対す|連            |     |     |    ||  4|ることを求める陳情書    |道州制阻止キャラバン熊本県|H27.6.25 |H27.7.6 |不採択 ||  |              |実行委員会        |     |     |    ||  |              |実行委員長 中原 誠   |     |     |    |└──┴──────────────┴─────────────┴─────┴─────┴────┘...